JPH0527604Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0527604Y2 JPH0527604Y2 JP19284886U JP19284886U JPH0527604Y2 JP H0527604 Y2 JPH0527604 Y2 JP H0527604Y2 JP 19284886 U JP19284886 U JP 19284886U JP 19284886 U JP19284886 U JP 19284886U JP H0527604 Y2 JPH0527604 Y2 JP H0527604Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exterior
- ventilation hole
- recess
- joiner
- materials
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 25
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 19
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 3
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000010425 asbestos Substances 0.000 description 1
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 1
- 229910010293 ceramic material Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005253 cladding Methods 0.000 description 1
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- 229910052895 riebeckite Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［技術分野］
本考案は外壁本体の外面側に隙間を介して外装
材を張つた外壁における外装材の接続部の構造に
関するものである。
材を張つた外壁における外装材の接続部の構造に
関するものである。
［背景技術］
従来、外壁本体１の外面側に横胴縁２を介して
複数枚の外装材３を張り並べて外壁を形成した場
合、外装材３の側端同士は第５図、第６図に示す
ように接続されている。第５図に示すものはジヨ
イナー板４′を外装材３の側端間の背面側に配置
し、ジヨイナー板４′に設けた突部ａを外装材３
の側端間に挟み、外装材３の側端間にコーキング
材ｂを充填している。第６図に示すものではジヨ
イナー板４″の両側に設けた嵌着部ｃに外装材３
の側端を嵌着している。しかしかかる従来例にあ
つては、ジヨイナー板４′，４″が外気にて冷却さ
れ、外装材３と外壁本体１との間の湿気が矢印の
ように流れて第５図や第６図のＡ部分で湿気が温
度低下して結露となるという欠点があつた。
複数枚の外装材３を張り並べて外壁を形成した場
合、外装材３の側端同士は第５図、第６図に示す
ように接続されている。第５図に示すものはジヨ
イナー板４′を外装材３の側端間の背面側に配置
し、ジヨイナー板４′に設けた突部ａを外装材３
の側端間に挟み、外装材３の側端間にコーキング
材ｂを充填している。第６図に示すものではジヨ
イナー板４″の両側に設けた嵌着部ｃに外装材３
の側端を嵌着している。しかしかかる従来例にあ
つては、ジヨイナー板４′，４″が外気にて冷却さ
れ、外装材３と外壁本体１との間の湿気が矢印の
ように流れて第５図や第６図のＡ部分で湿気が温
度低下して結露となるという欠点があつた。
［考案の目的］
本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであつ
て、本考案の目的とするところはジヨイナー板の
部分で通気孔を介して通気できて結露を生じな
く、しかもジヨイナー板に通気孔があつても屋外
側からの雨水の浸入がない外壁の外装材の接続部
の構造を提供するにある。
て、本考案の目的とするところはジヨイナー板の
部分で通気孔を介して通気できて結露を生じな
く、しかもジヨイナー板に通気孔があつても屋外
側からの雨水の浸入がない外壁の外装材の接続部
の構造を提供するにある。
［考案の開示］
本考案外壁の外装材の接続部の構造は、外壁本
体１の外面側に隙間Ｓを介して複数枚の外装材３
を張り並べると共に隣合う外装材３の側端間に間
隙を隔て、ジヨイナー板４の両側に設けたコ字状
の嵌着部５を外装材３の側端に嵌合し、ジヨイナ
ー板４の両側の嵌着部５間に外壁本体１側に凹没
した凹部６をジヨイナー板４の長手方向に設け、
凹部６の底面の適所を屋外側に切り起こして通気
孔７を形成すると共に切り起こし片８を斜め下方
に傾斜させて通気孔７の屋外側を覆つたものであ
つて、上述のように構成することにより従来例の
欠点を解決したものである。つまり、ジヨイナー
板４に通気孔７を設けたことにより、通気孔７を
介して通気できて結露が生じるのを防止できるよ
うになり、しかも凹部６の底面に通気孔７を設け
たことと、斜め下方に傾斜した切り起し片８にて
通気孔７を覆つたことにより、通気孔７から雨水
が浸入するのを防止できるようになつた。
体１の外面側に隙間Ｓを介して複数枚の外装材３
を張り並べると共に隣合う外装材３の側端間に間
隙を隔て、ジヨイナー板４の両側に設けたコ字状
の嵌着部５を外装材３の側端に嵌合し、ジヨイナ
ー板４の両側の嵌着部５間に外壁本体１側に凹没
した凹部６をジヨイナー板４の長手方向に設け、
凹部６の底面の適所を屋外側に切り起こして通気
孔７を形成すると共に切り起こし片８を斜め下方
に傾斜させて通気孔７の屋外側を覆つたものであ
つて、上述のように構成することにより従来例の
欠点を解決したものである。つまり、ジヨイナー
板４に通気孔７を設けたことにより、通気孔７を
介して通気できて結露が生じるのを防止できるよ
うになり、しかも凹部６の底面に通気孔７を設け
たことと、斜め下方に傾斜した切り起し片８にて
通気孔７を覆つたことにより、通気孔７から雨水
が浸入するのを防止できるようになつた。
以下本考案を実施例により詳述する。
第１図に示すように外壁本体１は間柱８間にグ
ラスウールのような断熱材９を充填し、屋内側で
ある内面に内装板を貼つて形成されている。この
外壁本体１の屋外側である外面には通気性防水シ
ート１０を張つてあり、通気性防水シート１０の
外面には横胴縁２を配置して横胴縁２を間柱８に
固定してある。外装材３は石綿セメントのような
窯業系材料にて形成され、外装材３が横胴縁２の
外面側に複数枚並べて張られる。ジヨイナー板４
は第３図に示すように金属板を板金成形して形成
されるもので、両側にコ字状の嵌着部５を有し、
嵌着部５間に凹部６を設けてある。ジヨイナー板
４の嵌着部５の屋内側に取り付けられる片は水切
り片１２となつており、水切り片１２の側端に水
切り突部１３を設けてある。凹部６底面には上下
方向に適当な間隔でＵ字状の切り込みを入れて屋
外側に起こすことにより上下に複数個の通気孔７
を形成してあり、切り起こし片８が屋外側に斜め
下方に傾斜している。このジヨイナー板４は外装
材３の側端間の間隙に配置され、嵌着部５を外装
材３の側端に嵌着することにより取り付けられ
る。しかして横胴縁２で形成される外装材３と外
壁本体１との隙間Ｓの湿気は第１図、第３図及び
第４図の矢印イに示すように通気され、湿気がこ
もらず結露が生じない。また第４図の矢印ロに示
すように雨が降つても切り起こし片８にて遮断さ
れて通気孔７から雨水が浸入しない。
ラスウールのような断熱材９を充填し、屋内側で
ある内面に内装板を貼つて形成されている。この
外壁本体１の屋外側である外面には通気性防水シ
ート１０を張つてあり、通気性防水シート１０の
外面には横胴縁２を配置して横胴縁２を間柱８に
固定してある。外装材３は石綿セメントのような
窯業系材料にて形成され、外装材３が横胴縁２の
外面側に複数枚並べて張られる。ジヨイナー板４
は第３図に示すように金属板を板金成形して形成
されるもので、両側にコ字状の嵌着部５を有し、
嵌着部５間に凹部６を設けてある。ジヨイナー板
４の嵌着部５の屋内側に取り付けられる片は水切
り片１２となつており、水切り片１２の側端に水
切り突部１３を設けてある。凹部６底面には上下
方向に適当な間隔でＵ字状の切り込みを入れて屋
外側に起こすことにより上下に複数個の通気孔７
を形成してあり、切り起こし片８が屋外側に斜め
下方に傾斜している。このジヨイナー板４は外装
材３の側端間の間隙に配置され、嵌着部５を外装
材３の側端に嵌着することにより取り付けられ
る。しかして横胴縁２で形成される外装材３と外
壁本体１との隙間Ｓの湿気は第１図、第３図及び
第４図の矢印イに示すように通気され、湿気がこ
もらず結露が生じない。また第４図の矢印ロに示
すように雨が降つても切り起こし片８にて遮断さ
れて通気孔７から雨水が浸入しない。
［考案の効果］
本考案は叙述のようにジヨイナー板に通気孔を
設けているので、外装材と外壁本体との間の隙間
の湿気が通気孔から通気されて湿気がこもらず結
露を生じないものであり、しかも通気孔が凹部の
底部に設けてあると共に屋外側に斜め下方に傾斜
せる切り起し片にて通気孔を覆つているので、屋
外側から通気孔を介して雨水が浸入する虞れのな
いものである。
設けているので、外装材と外壁本体との間の隙間
の湿気が通気孔から通気されて湿気がこもらず結
露を生じないものであり、しかも通気孔が凹部の
底部に設けてあると共に屋外側に斜め下方に傾斜
せる切り起し片にて通気孔を覆つているので、屋
外側から通気孔を介して雨水が浸入する虞れのな
いものである。
第１図は本考案の一実施例の平断面図、第２図
は同上の側断面図、第３図は同上のジヨイナー板
の斜視図、第４図は同上の切り起し片の作用を説
明する説明図、第５図及び第６図は従来例の平断
面図であつて、１は外壁本体、３は外装材、４は
ジヨイナー板、５は嵌着部、６は凹部、７は通気
孔、８は切り起し片である。
は同上の側断面図、第３図は同上のジヨイナー板
の斜視図、第４図は同上の切り起し片の作用を説
明する説明図、第５図及び第６図は従来例の平断
面図であつて、１は外壁本体、３は外装材、４は
ジヨイナー板、５は嵌着部、６は凹部、７は通気
孔、８は切り起し片である。
Claims (1)
- 外壁本体の外面側に隙間を介して複数枚の外装
材を張り並べると共に隣合う外装材の側端間に間
隙を隔て、ジヨイナー板の両側に設けたコ字状の
嵌着部を外装材の側端に嵌合し、ジヨイナー板の
両側の嵌着部間に外壁本体側に凹没した凹部をジ
ヨイナー板の長手方向に設け、凹部の底面の適所
を屋外側に切り起こして通気孔を形成すると共に
切り起こし片を斜め下方に傾斜させて通気孔の屋
外側を覆つて成る外壁の外装材の接続部の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19284886U JPH0527604Y2 (ja) | 1986-12-15 | 1986-12-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19284886U JPH0527604Y2 (ja) | 1986-12-15 | 1986-12-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6396106U JPS6396106U (ja) | 1988-06-21 |
| JPH0527604Y2 true JPH0527604Y2 (ja) | 1993-07-14 |
Family
ID=31148316
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19284886U Expired - Lifetime JPH0527604Y2 (ja) | 1986-12-15 | 1986-12-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0527604Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07566Y2 (ja) * | 1987-12-03 | 1995-01-11 | 東陶機器株式会社 | 空気調整装置の吹き出し口付目地構造 |
| JP7058969B2 (ja) * | 2017-10-06 | 2022-04-25 | 城東テクノ株式会社 | 目地ジョイナー及びこれを用いた外壁構造 |
-
1986
- 1986-12-15 JP JP19284886U patent/JPH0527604Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6396106U (ja) | 1988-06-21 |
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