JPH05275649A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH05275649A
JPH05275649A JP4241818A JP24181892A JPH05275649A JP H05275649 A JPH05275649 A JP H05275649A JP 4241818 A JP4241818 A JP 4241818A JP 24181892 A JP24181892 A JP 24181892A JP H05275649 A JPH05275649 A JP H05275649A
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JP
Japan
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spacer
electrode
cell array
memory cell
array region
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Application number
JP4241818A
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English (en)
Inventor
Tatsuyuki Yutsugi
達之 湯次
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スタック型半導体記憶装置のメモリセルアレ
イ領域の境界での段差を小さくして、金属配線の加工を
容易に行えるようにする。 【構成】 半導体基板10上でメモリセルアレイ領域の
外側に隣接して、ワード線WLと同一層をなすスペーサ
配線WL’と蓄積電極SEと同一層をなすスペーサ電極
SE’とを、互いに重ならない状態で設ける。上記スペ
ーサ配線WL’とスペーサ電極SE’のいずれか一方を
設けるだけでもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体記憶装置に関
し、より詳しくは、スタック型DRAM(ダイナミック
・ランダム・アクセス・メモリ)などの多層配線を有す
る半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多層配線を有する半導体記憶装置
として、図5に示すようなスタック型DRAMが知られ
ている。図5に示すスタック型DRAMは、蓄積電極S
Eが、ワード線WLおよびビット線BLより上にあるC
OB(Capacitor Over Bitlin
e)構造をとっている。すなわち、シリコン基板100
上に、ワード線WLをパターン形成した後、層間絶縁膜
(SiO2 膜)111を全面に堆積して平坦化し、この
上にビット線BLをパターン形成している。さらに、層
間絶縁膜(SiO2 膜)112を全面に堆積して平坦化
し、この上に蓄積電極SEをパターン形成している。上
記ワード線WLと蓄積電極SEとは、いずれもメモリセ
ルアレイ領域の端部にまで配されている。さらに、この
蓄積電極SEの表面にキャパシタ絶縁膜113を形成し
た後、この上にプレート電極PLをパターン形成してい
る。上記蓄積電極SE,キャパシタ絶縁膜113および
プレート電極PLによって、メモリセルアレイのキャパ
シタCを構成している。層間絶縁膜(SiO2 膜および
BPSG(ボロン・リン・シリケート・ガラス)膜)1
14を全面に堆積してアニールを行った後、金属配線M
Rを堆積し、以後、従来の技術により半導体記憶装置が
形成される。上記スタック型DRAMにおいて、ビット
線とシリコン基板とのコンタクト、蓄積電極とシリコン
基板とのコンタクト、金属配線のコンタクト、トランジ
スターのソース・ドレインとなるべき拡散領域について
は、明白なため省略しており、図5にも示していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年の半導
体記憶装置の高集積化、大容量化に伴って、半導体記憶
装置の単位メモリセルの平面パターンは次第に縮小され
つつある。しかしながら、上記キャパシタCを構成する
蓄積電極SEの厚さは、蓄積容量を確保するために、む
しろ厚くなる傾向にある。このため、上記従来のスタッ
ク型DRAMでは、メモリセルアレイ領域の境界に大き
な段差Δ を生じる。
【0004】以下に、従来のスタック型DRAMにおい
てメモリセルアレイ領域の境界の段差Δ の概算を行
う。
【0005】概算の前提として、ワード線WL高さを
0.2μm,ビット線BL高さを0.2μm,プレート
電極PL高さを0.2μm,蓄積電極SE高さを0.4
μm,ワード線WL下のゲート絶縁膜およびキャパシタ
絶縁膜の高さを、薄膜のため0μmとする。
【0006】従来のスタック型DRAMでの段差Δ
は、Δ1とΔ2の2つの段差より構成され、その概算値
は、以下の通りとなる。
【0007】 Δ1=(WLの高さ)+(SEの高さ) =0.2μm+0.4μm=0.6μm Δ2=(PLの高さ)=0.2μm Δ =Δ1+Δ2=0.8μm 従って、Δ1の段差が最も大きくおよそ0.6μmとな
る。
【0008】その結果、メモリセルアレイ領域の境界に
大きな段差Δ1が生じるため、後工程での金属配線MR
のパターン加工が困難となっている。すなわち、段差Δ
1部分でパターンがくびれたり、エッチング残りを生じ
たりしている。
【0009】そこで、この発明の目的は、メモリセルア
レイ領域の境界での段差を小さくでき、後工程での金属
配線の加工を容易に行うことができる半導体記憶装置を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、半導体基板上のメモリセルアレイ領域
に、ワード線と、下側層間絶縁膜と、キャパシタを構成
する蓄積電極と、プレート電極と、上側層間絶縁膜と、
金属配線とが順に積層され、上記金属配線が上記メモリ
セルアレイ領域の外側へ延びている半導体記憶装置にお
いて、上記半導体基板上で、上記メモリセルアレイ領域
の外側に隣接して、上記ワード線と同一層をなすスペー
サ配線と上記蓄積電極と同一層をなすスペーサ電極のい
ずれか一方、または、互いに重ならない状態で、上記ス
ペーサ配線とスペーサ電極との両方を有すること、ある
いは、プレート電極が少なくともスペーサ電極をおおう
ことを特徴としている。
【0011】上記メモリセルアレイ領域は、上記半導体
基板表面を凹状に陥没させて規定されたウェル領域に含
まれ、上記スペーサ配線とスペーサ電極は、上記メモリ
セルアレイ領域の境界と上記ウエル領域の境界との隙間
に設けられているのが望ましい。
【0012】
【作用】上記半導体基板上で、メモリセルアレイ領域の
外側に隣接して、スペーサ配線とスペーサ電極のいずれ
か一方、または互いに重ならない状態で両方が設けられ
ているので、メモリセルアレイ領域の境界から外側へ向
かって表面が階段状に形成される。すなわち、トータル
の段差が分割されて、個々の小さな段差となる。従っ
て、上記金属配線の加工が容易になる。
【0013】また、上記メモリセルアレイ領域が、上記
半導体基板表面を凹状に陥没させて規定されたウェル領
域に含まれている場合、上記メモリセルアレイ領域の高
さは、上記ウェル領域が陥没している分だけ、ウェル領
域の外側に対して相対的に低くなる。すなわち、上記ウ
エル領域が陥没している分だけ、トータルの段差が小さ
くなる。従って、上記スペーサ配線とスペーサ電極を上
記メモリセルアレイ領域の境界と上記ウエル領域の境界
との隙間に設けることによって、さらに個々の段差が小
さくなる。従って、上記金属配線の加工がさらに容易に
なる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の半導体記憶装置を実施例に
より詳細に説明する。
【0015】図1(c)は、第1の実施例の半導体記憶
装置の断面構造を示している。この半導体記憶装置は、
P型シリコン基板10の表面のメモリセルアレイ領域
に、ワード線WLと、下側層間絶縁膜1と、ビット線B
Lと、中間層間絶縁膜2と、キャパシタCと、上側層間
絶縁膜4と、このメモリセルアレイ領域の外側へ延びる
金属配線MRとを順に備えている。上記メモリセルアレ
イ領域は、基板表面を凹状に陥没させて規定されたウエ
ル領域に含まれている。また、スペーサ電極SE’とス
ペーサ配線WL’が、上記メモリセルアレイ領域の境界
と上記ウエル領域の境界との隙間に、メモリセルアレイ
領域の外側に隣接して、かつ、互いに重ならない状態で
設けられ、プレート電極PLがスペーサ配線WL’の一
部をおおった状態で設けられている。
【0016】この半導体記憶装置は次のようにして作製
される。
【0017】まず、図1(a)に示すように、P型シリ
コン基板10の表面SiO2 膜(膜厚600Å)11、
Si34膜(膜厚1200Å)12を形成し、フォトを
行って所定パターンのレジスト13を設ける。上記Si
34膜12を選択的にエッチングして除去した後、上記
レジスト13をマスクして、硼素イオン11+を加速エ
ネルギ40keVでイオン注入する。図1(b)に示す
ように、レジスト13を除去し、続いて、ロコス酸化を
行う。これにより、膜厚6000Åのロコス酸化膜14
を形成するとともに、その下に P型ウェル15を表面
が凹状に約0.3μmだけ陥没した状態に形成する。
【0018】次に、残っているSi34膜12を除去し
た後、P型ウエル領域の外側に隣イオン31+を加速エ
ネルギ150KeVでイオン注入し、続いて、図1
(c)に示すように、ウエルドライブを行ってN型ウエ
ル16を形成する。
【0019】次に、基板10表面の酸化膜11,14を
全面剥離する。そして、上記P型ウェル15を形成した
領域(以下、「P型ウエル領域」という。)内のメモリ
セルアレイ領域に、ワード線WLをパターン形成する。
同時に、メモリセルアレイ領域の境界とP型ウエル領域
の境界との隙間に、スペーサ配線WL’をパターン形成
する。
【0020】この後、下側層間絶縁膜(SiO2膜)1
を全面に堆積して平坦化し、この上にビット線BLをパ
ターン形成する。
【0021】次に、中間層間絶縁膜(SiO2膜)2を
全面に堆積して平坦化し、さらに、上記メモリセルアレ
イ領域内に蓄積電極SEをパターン形成する。同時に、
上記メモリセルアレイ領域の境界と上記P型ウエル領域
の境界との隙間に、上記スペーサ配線WL’と重ならな
い状態でスペーサ電極SE’をパターン形成する。な
お、上記ワード線WLと蓄積電極SEとは、従来と同様
に、いずれもメモリセルアレイ領域の端部にまで配して
いる。
【0022】さらに、この蓄積電極SE、スペーサ電極
SE’の表面にキャパシタ絶縁膜3,3’を形成した
後、この上にプレート電極PLをパターン形成する。上
記蓄積電極SE、キャパシタ絶縁膜3及びプレート電極
PLによって、メモリセルのキャパシタCを構成する。
【0023】最後に、上記層間絶縁膜(SiO2膜及び
BPSG(ボロン・リン・シリケート・ガラス)膜)4
を全面に堆積してアニールを行った後、金属配線MRを
堆積、パターン形成され、以後、従来技術により半導体
記憶装置が形成される。本発明の上記実施例において、
ビット線とシリコン基板とのコンタクト、蓄積電極とシ
リコン基板とのコンタクト、金属配線のコンタクト、ト
ランジスターのソース・ドレインとなるべき拡散領域に
ついては、明白なため省略しており、図1において示し
ておらず、以下の実施例についても同様とする。また、
第1の実施例においては、P型ウエル領域作製工程と、
半導体基板表面を凹状にする工程を兼ねているが別々に
作製してもよい。
【0024】上に述べたように、この半導体記憶装置
は、メモリセルアレイ領域をP型ウエル領域の内部に設
けているので、メモリセルアレイ領域とN型ウエル16
を設けた領域(以下、「N型ウエル領域」という。)と
のトータルの段差を従来に比して小さくできる。しか
も、上記メモリセルアレイ領域の境界とP型ウエル領域
の境界との隙間に、スペーサ電極SE’とスペーサ配線
WL’とを互いに重ならない状態で設けているので、メ
モリセルアレイ領域の境界から外側へ向かって表面を階
段状に形成できる。すなわち、メモリセルアレイ領域と
N型ウエル領域との間のトータル段差を分割して、個々
の小さな段差にすることができる。
【0025】以下に、図1(c)での段差Δ の概算を
行う。概算の前提として、簡単のため、ワード線WL,
スペーサ配線WL’高さを0.2μm、ビット線BL高
さを0.2μm、プレート電極PL高さを0.2μm、
蓄積電極SE,スペーサ電極SE’高さを0.4μm、
ワード線WL下のゲート絶縁膜及びキャパシタ絶縁膜の
高さを、薄膜のため、0μm、また、リフロー性のある
層間絶縁膜を使用しても、各配線上の膜厚は変化しない
とする。図1(c)での段差Δは、Δ1とΔ2の2つの
段差より構成され、その概算値は、以下の通りとなる。
【0026】 Δ1=(WLの高さ)=0.2μm Δ2=(SE’の高さ)+(PLの高さ)−(ウエル凹
部の段差)=0.4μm+0.2μm−0.3μm=
0.3μm Δ =Δ1+Δ2=0.5μm 以上より、従来技術より、小さな個々の段差にできてお
り、金属配線MRをパターンくびれやエッチング残りを
生じない状態で、容易に加工することができる。
【0027】第2の実施例を図2に示す。本実施例は、
第1の実施例において平坦なP型シリコン基板20の表
面に、ワード線WLとスペーサ配線WL’と、下側層間
絶縁膜21と、ビット線BLと、中間層間絶縁膜22
と、キャパシタ蓄積電極SEとスペーサ電極SE’と、
キャパシタ絶縁膜23,23′と、プレート電極PL
と、上側層間絶縁膜24と、金属配線MRとが順に積層
され、プレート電極PLが部分的に、スペーサ配線W
L’をおおって構成されている。
【0028】第2の実施例において、同様にして、段差
Δの概算を行う。図2での段差Δは、Δ1〜Δ4の4つ
の段差より構成され、その概算値は、以下の通りとな
る。
【0029】 Δ1=(WLの高さ)=0.2μm Δ2=(SE’の高さ)−(WL’の高さ) =0.4μm−0.2μm=0.2μm Δ3=(PLの高さ)=0.2μm Δ4=(WL’の高さ)=0.2μm Δ =Δ1+Δ2+Δ3+Δ4=0.2μm+0.2μ
m+0.2μm+0.2μm=0.8μm 以上より、従来技術より小さな個々の段差にすることが
できる。
【0030】第3の実施例を図3に示す。本実施例は、
平坦なP型シリコン基板30の表面に、ワード線WLと
スペーサ配線WL’と、下側層間絶縁膜31と、ビット
線BLと、中間層間絶縁膜32と、キャパシタ蓄積電極
SEとスペーサ電極SE’とキャパシタ絶縁膜33,3
3′と、プレート電極PLと、上側層間絶縁膜34と、
金属配線MRとが順に積層されており、プレート電極P
Lが完全に、スペーサ配線WL’をおおって構成されて
いる。
【0031】第3の実施例において、同様にして、段差
Δの概算を行う。図3での段差は、Δ1〜Δ4の4つ
の段差より構成され、その概算値は、以下の通りとな
る。
【0032】 Δ1=(WLの高さ)=0.2μm Δ2=(SE’の高さ)−(WL’の高さ) =0.4μm−0.2μm=0.2μm Δ3=(WL’の高さ)=0.2μm Δ4=(PLの高さ)=0.2μm Δ =Δ1+Δ2+Δ3+Δ4=0.2μm+0.2μ
m+0.2μm+0.2μm=0.8μm 以上より、従来技術より、小さな個々の段差にすること
ができる。
【0033】第4の実施例を図4に示す。本実施例は、
平坦なP型シリコン基板40の表面に、ワード線WLと
スペーサ配線WL’と、下側層間絶縁膜41とビット線
BLと、中間層間絶縁膜42と、キャパシタ蓄積電極S
Eとスペーサ電極SE’とキャパシタ絶縁膜43,4
3′と、プレート電極PLと、上側層間絶縁膜44と、
金属配線MRとが順に積層されており、プレート電極P
Lがスペーサ配線WL’をおおわずに構成されている。
【0034】第4の実施例において、同様にして、段差
Δの概算を行う。図4での段差は、Δ1〜Δ3の3つ
の段差より構成され、その概算値は、以下の通りとな
る。
【0035】 Δ1=(WLの高さ)=0.2μm Δ2=(SE’の高さ)+(PLの高さ)−(WL’の
高さ) =0.4μm+0.2μm−0.2μm=0.4μm Δ3=(WL’の高さ)=0.2μm Δ =Δ1+Δ2+Δ3=0.2μm+0.4μm+
0.2μm=0.8μm 以上より、従来技術より、小さな個々の段差にすること
ができる。なお、ワード線WL,スペーサ配線WL’の
膜厚としては、0.05〜0.3μm、ビット線BL線
の膜厚としては、0.05〜0.5μm、蓄積電極膜厚
SE,スペーサ電極SE’としては、0.3〜1.2μ
m、プレート電極PLとしては、0.05〜0.3μm
の厚さが望ましい。また、下側層間絶縁膜、中間層間絶
縁膜は、リフロー性のある絶縁膜を使用してもよく、必
ずしも実施例で示したように平坦化する必要もない。以
上、詳述したように、上記スペーサ電極SE’とスペー
サ配線WL’とは、いずれか一方を設けるだけでも同様
の効果を奏することができる。また、当然ながら、上記
スペーサ電極SE’とスペーサ配線WL’は電気的に動
作させることは任意であり、スペーサ電極SE’の幅、
及びスペーサ配線WL’の幅についても任意である。
【0036】さらに、この実施例では、ビット線BLを
ワード線WLの層とキャパシタCの層との間に設けた
が、これに限られるものではなく、ビット線BLをキャ
パシタCの層と金属配線MRの層との間に設けてもよ
く、この場合には、金属配線MRのみならず、ビット線
BLの加工も容易に行うことができる。
【0037】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明の半
導体記憶装置は、半導体基板上で、メモリセルアレイ領
域の外側に隣接して、スペーサ配線とスペーサ電極のい
ずれか一方、または、互いに重ならない状態で両方を設
けているので、メモリセルアレイ領域の境界から外側へ
向かって表面を階段状にして、トータルの段差を個々の
小さな段差にすることができる。
【0038】あるいは、メモリセルアレイ領域の外側に
隣接して、スペーサ電極、または互いに重ならない状態
でスペーサ配線とスペーサ電極との両方を設け、かつ少
なくともスペーサ電極をおおうようにプレート電極を設
けているので、メモリセルアレイ領域の境界から外側へ
向かって表面を階段上にして、トータルの段差を個々の
小さな段差にすることができ、金属配線の加工が容易と
なる。
【0039】また、上記メモリセルアレイ領域が上記半
導体基板表面を凹状に陥没させて規定されたウエル領域
に含まれている場合、上記ウエル領域が陥没している分
だけトータルの段差を小さくでき、したがって、上記金
属配線の加工をさらに容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の半導体記憶装置の作
製過程を示す断面図である。
【図2】この発明の第2の実施例の半導体記憶装置の断
面図である。
【図3】この発明の第3の実施例の半導体記憶装置の断
面図である。
【図4】この発明の第4の実施例の半導体記憶装置の断
面図である。
【図5】従来技術の半導体記憶装置の断面図である。
【符号の説明】
BL ビット線 C キャパシタ MR 金属配線 SE 蓄積電極 SE’ スペーサ電極 WL ワード線 WL’ スペーサ配線 PL プレート電極 1,21,31,41 下側層間絶縁膜 2,22,32,42 中間層間絶縁膜 3,23,33,43 キャパシタ絶縁膜 4,24,34,44 上側層間絶縁膜 10,20,30,40 P型シリコン基板 15 P型ウエル 16 N型ウエル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上のメモリセルアレイ領域
    に、ワード線と、下側層間絶縁膜と、キャパシタを構成
    する蓄積電極と、上側層間絶縁膜と、金属配線とが順に
    積層され、上記金属配線が上記メモリセルアレイ領域の
    外側へ延びている半導体記憶装置において、 上記半導体基板上で上記メモリセルアレイ領域の外側に
    隣接して、上記ワード線と同一層をなすスペーサ配線と
    上記蓄積電極と同一層をなすスペーサ電極のいずれか一
    方、または互いに重ならない状態で上記スペーサ配線と
    スペーサ電極との両方を有することを特徴とする半導体
    記憶装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板上のメモリセルアレイ領域
    に、ワード線と、下側層間絶縁膜と、キャパシタを構成
    する蓄積電極と、該蓄積電極の対向電極であるプレート
    電極と、上側層間絶縁膜と、金属配線とが順に積層さ
    れ、上記金属配線が上記メモリセルアレイ領域の外側へ
    延びている半導体記憶装置において、 上記半導体基板上で上記メモリセルアレイ領域の外側に
    隣接して、上記蓄積電極と同一層をなすスペーサ電極、
    または互いに重ならない状態で、上記ワード線と同一層
    をなすスペーサ配線と上記スペーサ電極との両方を有
    し、上記プレート電極が少なくとも上記スペーサ電極を
    おおうことを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 上記メモリセルアレイ領域は、上記半導
    体基板表面を凹状に陥没させて規定されたウェル領域に
    含まれ、 上記スペーサ配線とスペーサ電極は、上記メモリセルア
    レイ領域の境界と上記ウェル領域の境界との隙間に設け
    られていることを特徴とする請求項1、または、請求項
    2に記載の半導体記憶装置。
JP4241818A 1992-01-31 1992-09-10 半導体記憶装置 Pending JPH05275649A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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JP4-16069 1992-01-31
JP1606992 1992-01-31

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JP4241818A Pending JPH05275649A (ja) 1992-01-31 1992-09-10 半導体記憶装置

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JP (1) JPH05275649A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0685201A (ja) * 1992-02-25 1994-03-25 Samsung Electron Co Ltd 半導体装置の製造方法
KR100307989B1 (ko) * 1997-11-05 2001-11-22 가네꼬 히사시 메모리셀영역 및 주변회로영역을 구비한 반도체 메모리장치
US10998318B2 (en) 2018-07-02 2021-05-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor memory device

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JPH0685201A (ja) * 1992-02-25 1994-03-25 Samsung Electron Co Ltd 半導体装置の製造方法
KR100307989B1 (ko) * 1997-11-05 2001-11-22 가네꼬 히사시 메모리셀영역 및 주변회로영역을 구비한 반도체 메모리장치
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