JP3048417B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置、中でも
特にDRAMのメモリセルのストレージ電極を中心とし
た製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のDRAMに用いられるスタック型
のメモリセルの構造を図5に示し、以下、製造工程も折
り込んで説明する。
【0003】先ず、シリコン基板1上にフィールド酸化
膜2、ゲート酸化膜3を形成し、ワード線となるトラン
スファーゲート4を形成する。そしてソース、ドレイン
となる拡散層5を形成した後、第1の中間絶縁膜6を形
成し、キャパシタと導通するためのコンタクト(キャパ
シタコンタクトあるいはセルコンタクトと称す)7を開
孔する。そのコンタクト孔7を含め、ストレージ電極と
なるポリシリコン8を成長させ、その部分が図に示すよ
うにT字形になるようパターニングする。次いでその上
に薄い絶縁膜9、セルプレート電極10を形成する。以
後、第2の絶縁膜11を形成し、データ線のコンタクト
12を開孔し、ビット線13を形成して図5の構造を得
る。
【0004】図5でビット線13からのデータは、周知
のようにトランスファーゲート4をオンすることにより
セル内に書き込まれる。書き込まれたデータはストレー
ジ電極8と、通常1/2VCCにバイアスされたセルプレ
ート電極10間のキャパシタ(絶縁膜9)に蓄えられ
る。この容量(以下Cs と記す)は大きいほど蓄えられ
る電荷量が大きくなることは言うまでもない。この蓄え
られた電荷は、再度トランスファーゲート4をオンする
ことによりビット線13に読み出すことができる。この
場合もCs が大きいほどビット線13に出てくる信号も
大きくなり、データの読み出しが容易となる。周知のよ
うにキャパシタの容量を大きくするには、その電極の面
積を大きくした方がよい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
構造では素子の微細化、高集積化に伴ってセルサイズを
小さくしてゆくと、キャパシタ電極の面積が十分とれな
くなり、Cs が大きくできないという欠点があった。
【0006】本発明は、その欠点をなくすためにストレ
ージ電極の形状を複数のストレージ電極が積層された構
造とし、面積を広くとれるようにして、Csを増加させ
るようにすることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の目的達成のために
本発明では、ポリシリコンによるストレージ電極を、そ
のポリシリコンを2回成長させ、エッチングにより積層
構造にするものである。また、そのストレージ電極の表
面を凹凸状にしてさらに面積を広げ、大きなCs がとれ
るようにした。
【0008】
【作用】前述のように本発明では、ストレージ電極の面
積を広くするようにしたので、微細化されても十分なC
s がとれる。
【0009】
【実施例】図1に本発明の第1の実施例の構造を、図2
にその製造工程を示し以下同図に従って説明する。
【0010】先ず、従来同様図2(a)に示すように、
シリコン基板21上にフィールド酸化膜22を2000
〜8000Åの厚さ形成し、ゲート酸化膜23を熱酸化
膜法で60〜300Åの厚さ形成する。次いでポリシリ
コンを成長させてリンなどの不純物を注入してトランス
ファーゲート24を形成する。その後、やはり従来同様
ソース、ドレインとなる拡散層25を形成した後、CV
D法により第1の中間絶縁膜26となるシリコン酸化膜
またはPSG、BPSGなどを成長させ、キャパシタコ
ンタクト(セルコンタクト)となるコンタクト孔27を
開孔する。そこを含めてストレージ電極となる第1のポ
リシリコンを全面に500〜3000Å成長させ、パタ
ーニングして図2(a)に示す構造のストレージ電極2
8を形成する。
【0011】この後、HF(フッ酸)などを含む溶液で
中間絶縁膜26を等方性エッチングして図2(b)のよ
うに前記ストレージ電極28の上部を浮き上がらせた形
状とする。
【0012】次いで図2(c)のように、再度ポリシリ
コン(第2のポリシリコン)29を500〜3000Å
成長させ、リンやAsなどの不純物を注入する。
【0013】この後、前記ポリシリコン29の膜厚分だ
け全面エッチングすると図2(d)のように積層構造の
ストレージ電極30がホトリソグラフィ・エッチングを
使わないで得られる。即ち、第1のポリシリコン28と
第2のポリシリコン29で全体として積層構造のストレ
ージ電極30(図2(e))となるのである。
【0014】その後は従来同様、前記ストレージ電極3
0表面に薄い絶縁膜31、セルプレート電極32を形成
すると、図2(e)のような形状のキャパシタ部を得
る。
【0015】この後、第2の中間絶縁膜33を成長さ
せ、ビット線のコンタクト34を開孔し、ビット線とし
てアルミニウムなどの配線35を形成すると図1に示す
構造のメモリセルが得られる。
【0016】ちなみに、64Mb DRAMの場合セルサ
イズは約1.5μm2 であり、図5の従来例ではその蓄
積容量Cs は約15fF(酸化膜換算膜厚45Åの場
合)と見積もられるが、図1の本実施例の場合Cs は約
35fF(条件前記と同じ)と2倍以上の容量が確保で
きる。
【0017】次ぎに、本発明の第2の実施例を図3、図
4に示し説明する。図3はその構造図であり、図4は製
造工程を示すものである。
【0018】第1の実施例と同じ部分には同じ記号が付
してあり、製法も同様の部分は説明を簡単にする。
【0019】先ず、図4(a)に示すように第1の実施
例同様、シリコン基板21にフィールド酸化膜22、ゲ
ート酸化膜23、トランスファゲート24、ソース・ド
レインとなる拡散層25を形成する。
【0020】その後、中間絶縁膜として、CVD法によ
りシリコン酸化膜26を3000Å、シリコン窒化膜4
1を200Å、シリコン酸化膜42を4000Å程度順
次積層させ図4(a)に示す構造とする。このシリコン
窒化膜41は後述するようにエッチング時のストッパー
の役目を持つ。
【0021】次いで図4(b)のように、キャパシタコ
ンタクト(セルコンタクト)27を開孔し、第1の実施
例同様、ストレージ電極となる第1のポリシリコン28
を成長させ、パターニングする。
【0022】次ぎにやはり第1の実施例同様中間絶縁膜
をエッチングするのであるが、ここで前述したシリコン
窒化膜41がそのストッパーとなり、シリコン酸化膜4
2の部分が除去され図4(c)の形状を得る。即ち、第
1の実施例と同様にストレージ電極28の上部が浮き上
がった形となる。
【0023】次ぎに図4(d)のように、LPCVD法
によりシランガス(SiH4 )を用いて、アモルファス
状態からポリシリコンに変わる遷移温度(例えば570
℃)でデポジションすれば、表面に凹凸を有するポリシ
リコン膜44が形成される。その厚さはほぼ1000Å
であり、これが第1の実施例と同じようにエの字形とな
る。
【0024】その後、全面を異方性エッチングすれば、
図4(e)のように積層構造を有し、かつその表面が凹
凸状になっているストレージ電極30を得る。
【0025】その後は第1の実施例同様、ストレージ電
極30の上に絶縁膜31、その上にセルプレート電極3
2を形成すれば図4(f)の構造を得、次いで第2の中
間絶縁膜33、ビット線35を形成すれば図3の構造の
メモリセルを得る。
【0026】この構造では、前述したようにストレージ
電極30に凹凸形状を有するので、第1の実施例よりさ
らにその面積が広くなり、より大きなCs を得られる。
筆者らの例では従来例の約5倍のCs が得られた。
【0027】上記各実施例はすべてストレージ電極が2
層構造となっているが、本願はこれに限定されるもので
はなく、3層以上ストレージ電極を形成することも可能
である。その場合、前記実施例における下部ストレージ
電極形成工程を繰り返すだけで多層構造のストレージ電
極を形成することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の製法によ
ればメモリセルのキャパシタ部のストレージ電極の形状
を積層構造にし、またその表面を凹凸状にできるので、
その面積が非常に増え、キャパシタ容量Cs を従来構造
の2〜5倍とすることができ、微細化、高集積化しても
十分なCs を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構造図
【図2】本発明の第1の実施例の製造工程
【図3】本発明の第2の実施例の構造図
【図4】本発明の第2の実施例の製造工程
【図5】従来例の構造図
【符号の説明】
21 シリコン基板 22 フィールド酸化膜 23 ゲート酸化膜 24 トランスファーゲート 25 ソース・ドレイン拡散層 26 第1の中間絶縁膜 27 キャパシタコンタクト 28〜30 ストレージ電極 31 絶縁膜 32 セルプレート電極
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/108 H01L 21/8242

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に下層導電層を形成する工
    程と、 前記下層導電層上に中間絶縁膜を形成した後に前記中間
    絶縁膜に開孔部を形成し、前記開孔部に前記下層導電層
    の一部を露出させる工程と、 前記開孔部を含めた前記半導体基板上に第1のストレー
    ジ電極となる第1のポリシリコンをパターニングする工
    程と、 前記中間絶縁膜をエッチングして前記中間絶縁膜の膜厚
    を減少させ、前記第1のストレージ電極の下部を露出さ
    せる工程と、 前記第1のストレージ電極表面を含めた前記半導体基板
    上に、アモルファス状態からポリシリコンに変わる遷移
    温度でデポジションすることにより表面に凹凸を有する
    第2のポリシリコンを形成し、前記第2のポリシリコン
    を前記第1のストレージ電極をマスクとしてエッチング
    して前記第1のストレージ電極の下方の前記中間絶縁膜
    上に第2のストレージ電極を形成する工程とを有するこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、前記中間絶縁膜をシリコン酸化膜、シリコン窒
    化膜、シリコン酸化膜を順次積層して成る3層構造の膜
    とし、前記中間絶縁膜中のシリコン窒化膜をエッチング
    時のストッパーとすることを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
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