JP2712926B2 - 半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は 半導体記憶装置に関
し、特にDRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス
・メモリ)においてスイッチングトランジスタ及びビッ
ト線の上部に記憶容量を形成する構成のスタック型メモ
リセルの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高密度DRAM用メモリセルとして、1
トランジスタと1個の記憶容量から構成される「1トラ
ンジスタ、1キャパシタ」型メモリセルは、構成要素が
少なく、セル面積の微小化が容易であるため、広く使用
されている。特に素子のより一層の微細化の要求に答え
るため、スイッチングトランジスタの上部に記憶容量を
形成するスタック型メモリセルが有力な候補の一つとな
っている。
【0003】図2は半導体記憶装置の上面図、図4及び
図5は図2に示した半導体記憶装置の従来の製造方法の
工程断面図を示し、図2のA−A面に於ける断面図を示
したものである。以下、第1の従来例として特願平2−
207442に出願された従来技術について図2及び図
4を用いて説明する。
【0004】図2、図4において、スイッチングトラン
ジスタの活性領域21がSiO2膜2によって電気的に
分離され、その上部にワード線20、ビット線6、電荷
蓄積電極9、容量絶縁膜10、プレート電極11が順に
形成されている。活性領域21はビット線コンタクト2
2によってビット線6と、また電荷蓄積電極コンタクト
23によって電荷蓄積電極9と各々接続されている。活
性領域21、ビット線6、電荷蓄積電極9は、各々のコ
ンタクト部以外では絶縁膜によって相互に電気的に絶縁
されている。
【0005】図4(a)では、p型半導体基板1上にま
ずLOCOS法によってSiO2膜2を形成する。その
後公知技術を用いてスイッチングトランジスタ及びビッ
ト線6を形成する。ここで7はスイッチングトランジス
タのソース/ドレインであるn+型の拡散層、3は第1
の絶縁膜、6はビット線である。次に電荷蓄積電極9と
拡散層7との接続を行うためにレジストパターン17を
マスクとして異方性エッチングによって第1の絶縁膜3
に開口部13を設けることにより拡散層を露出させる。
この時、素子が微細化するに従ってリソグラフィー工程
に於ける合わせずれにより簡単にビット線が露出してし
まう。そこで、次に図4(b)のように第2の絶縁膜8
で開口部13の側壁を被覆した後、図4(c)のように
電荷蓄積電極9を形成する。
【0006】次に第2の従来技術として図5を用いて説
明する。素子の高密度化にともない十分な電荷蓄積容量
を得るために、電荷蓄積電極の底面も電極面として利用
する構造がいくつか提案されているが、その一例として
弗化水素酸溶液を用いたウエットエッチングで第1の絶
縁膜3の一部を除去して第1の絶縁膜3と電荷蓄積電極
9の間に空間を設ける方法がある。
【0007】図5(a)では第1の絶縁膜3上に第2の
絶縁膜8として窒化珪素膜、さらに第3の絶縁膜31と
して酸化珪素膜を順に堆積後、レジストパターン17を
マスクに、第3の絶縁膜31、第2の絶縁膜8、第1の
絶縁膜3を異方性エッチングにより除去し、開口部13
を開口する。次に、図5(b)ではビット線6と後に形
成する電荷蓄積電極との絶縁を確保するために第4の絶
縁膜33でサイドウオールを形成する。その後、図5
(c)のように第1の導電膜32として多結晶シリコン
を堆積後図5(d)のように電荷蓄積電極のパターニン
グを行なう。そして図5(e)のように第3の絶縁膜3
1である酸化珪素膜を弗化水素酸溶液を用いて除去し、
電荷蓄積電極9の底面と第2の絶縁膜8との間に空間1
4を形成しこの空間14により露出した電荷蓄積電極面
も電極として使用して十分な蓄積容量が得られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、以下のような問題点を有していた。ま
ず、第1の従来技術では、ビット線6の露出幅が第2の
絶縁膜8の膜厚より大きければ、第2の絶縁膜8の側壁
保護膜を形成後もビット線露出部15が残ってしまう。
従って、図4(c)のように電荷蓄積電極9形成後にビ
ット線6と電荷蓄積電極9がショートしてしまうという
問題点を有していた。16はショート箇所を示す。
【0009】かかる点に鑑み本発明の第1の目的は、リ
ソグラフィー工程に於ける合わせずれによって開口部を
設けた際にビット線が大きく露出した場合においても、
ビット線と電荷蓄積電極との電気的絶縁を確保すること
が出来る半導体記憶装置の製造方法を提供することを目
的とする。
【0010】次に第2の従来技術ではウエットエッチン
グの際に図5(d)のように第4の絶縁膜33のサイド
ウオールを介して第1の絶縁膜3もエッチングされて再
びビット線が露出してしまう。この状態で、容量絶縁
膜、プレート電極を形成すると、ビット線−プレート電
極間の容量が増大する等、素子の安定動作に不都合が生
じるという問題点を有していた。
【0011】そこで、本発明の第2の目的は、絶縁膜の
サイドウオールを用いても、電荷蓄積電極の底面も電極
面として用いる半導体記憶装置を、第1の絶縁膜をエッ
チングすることなく安定に製造できる半導体記憶装置の
製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の第1の発明は、スイッチングトランジスタ
の拡散層と電荷蓄積電極との電気的接続を行なう為に、
前記ビット線が露出するまで第1の絶縁膜の一部をエッ
チングする工程と、露出したビット線をエッチングする
工程と、残存する前記第1の絶縁膜をエッチングして開
口部を設ける工程と、この開口部が被覆されるように第
2の絶縁膜を堆積する工程と、この第2の絶縁膜を少な
くとも堆積された膜厚分だけ異方性エッチング法でエッ
チバックする工程とを備え、ビット線と前記電荷蓄積電
極との電気的絶縁を確保する事を特徴とする半導体記憶
装置の製造方法である。
【0013】また、本発明の第2の発明は、第1の絶縁
膜上に第2の絶縁膜、第3の絶縁膜、さらに電荷蓄積電
極の底部となる第1の導電膜を堆積する工程と、前記ス
イッチングトランジスタの拡散層と電荷蓄積電極との電
気的接続を行なう為に、前記第1の導電膜をエッチング
する工程と、第3の絶縁膜、第2の絶縁膜及び第1の絶
縁膜をエッチングして開口部を設ける工程と、この開口
部が被覆されるように第4の絶縁膜を堆積する工程と、
この第4の絶縁膜で前記第1の絶縁膜断面の一部が露出
し、且つビット線断面が被覆されるように異方性エッチ
ング法でエッチバックする工程と、前記スイッチングト
ランジスタの拡散層と前記第1の導電膜と電気的に接続
されるように第2の導電膜を堆積後、電荷蓄積電極を形
成する工程と、前記第1及び第2の導電膜と第2の絶縁
膜に対して第3の絶縁膜のエッチングレートが十分に大
きなエッチング条件で第3の絶縁膜を選択的に除去する
工程を備え、ビット線と前記電荷蓄積電極との電気的絶
縁を確保し、且つ電荷蓄積電極の底面も電極として利用
する事を特徴とする半導体記憶装置の製造方法である。
【0014】
【作用】本発明は上記した第1の構成によって第1の絶
縁膜に開口部を設けた際にビット線が大きく露出して
も、露出したビット線をエッチングする工程を追加する
事により垂直な開口部断面が得られるため、後の第2の
絶縁膜のサイドウオール形成後もビット線が露出するこ
となく、ビット線と電荷蓄積電極の絶縁を確保すること
ができる。
【0015】また、上記した第2の構成によって第3の
絶縁膜の開口部に於ける断面は第2の導電膜で完全に被
覆されるために、電荷蓄積電極形成後のウエットエッチ
ング時にエッチング液は第2の絶縁膜より下には浸入せ
ずに、第1の絶縁膜及び第4の絶縁膜がエッチングされ
ることはない。従って、ビット線と電荷蓄積電極との電
気的絶縁を確保し、且つ電荷蓄積電極の底面も電極とし
て利用してもプレート電極とビット線の間に十分な絶縁
膜を確保することができることとなる。
【0016】
【実施例】以下本発明の一実施例の半導体記憶装置の製
造方法について、図面を参照しながら説明する。
【0017】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例
における半導体記憶装置の製造方法の工程断面図を示す
ものであり、断面は図2のA−A面に沿ったものであ
る。
【0018】図1(a)では、p型半導体基板1上にま
ずLOCOS法によってSiO2膜2を形成する。その
後、公知技術を用いてスイッチングトランジスタ及びビ
ット線6を形成する。ここで7はスイッチングトランジ
スタのソース/ドレインであるn+型の拡散層、3は第
1の絶縁膜、6はビット線である。次に電荷蓄積電極9
と拡散層7との接続を行うためにレジストパターン17
をマスクとして異方性エッチングによって第1の絶縁膜
3をビット線の一部が露出するまで異方性エッチングを
行なう。図1(a)は、リソグラフィー工程に於ける合
わせずれによりビット線が200nm露出した場合を示
す。
【0019】次に図1(b)では引続きレジストパター
ン7をマスクに露出したビット線6をエッチング除去
後、残存する第1の絶縁膜3をエッチング除去して垂直
な断面形状を持つ開口部13を開口する。
【0020】次に図1(c)では開口部13を設けた後
レジストパターン17を除去後、高温CVD酸化珪素膜
(以下HTOとする)よりなる第2の絶縁膜8を150
nm堆積後、堆積膜厚に対して30%のオーバーエッチ
ングで第2の絶縁膜8をエッチングバックしてサイドウ
オールを形成する。
【0021】その後図1(d)では、多結晶シリコンよ
りなる電荷蓄積電極9、窒化酸化シリコンよりなる容量
絶縁膜10、多結晶シリコンよりなるプレート電極11
を形成する。電荷蓄積電極9、容量絶縁膜10、及びプ
レート電極11より記憶容量が形成される。
【0022】以上のように本実施例によれば、開口部1
3を開口する際にビット線6が大きく露出しても、露出
したビット線6をエッチングする工程を追加することに
より垂直な断面形状を持つ開口部13を形成することが
可能で、第2の絶縁膜のサイドウォールでビット線6と
電荷蓄積電極9を電気的に絶縁することが可能である。
【0023】第1の絶縁膜3とビット線6のエッチング
条件はそれぞれCH2F2/CF4ガスを用いた反応性
イオンエッチングと、HCl/HBr/SF6/O2を
用いた反応性イオンエッチングで、各々の処理室を備え
たマルチチャンバ方式の装置を用いてウエハを大気にさ
らすことなく3段階のエッチングで開口部13を開口し
た。
【0024】尚、本実施例においてはマルチチャンバ方
式のエッチング装置で3段階のエッチングを行なった
が、同一処理室内で処理条件を変えて3段階のエッチン
グを行なってもよい。
【0025】(実施例2)図3は本発明の第2の実施例
における半導体記憶装置の製造方法の工程断面図を示す
ものであり、断面は図2のA−A面に沿ったものであ
る。図3(a)では、p型半導体基板1上にまずLOC
OS法によってSiO2膜2を形成する。その後、公知
技術を用いてスイッチングトランジスタ及びビット線6
を形成する。ここで7はスイッチングトランジスタのソ
ース/ドレインであるn+型の拡散層、3は第1の絶縁
膜である。次に第1の絶縁膜3上に第2の絶縁膜8とし
て窒化シリコンを30nm、第3の絶縁膜31としてH
TO30nm、さらに第1の導電膜32としてn+多結
晶シリコンを順次堆積後、レジストパターン7をマスク
として異方性エッチングによって第1の導電膜32をエ
ッチング後、第3の絶縁膜31、第2の絶縁膜8、第1
の絶縁膜3を順次エッチング除去し、開口部13を開口
する。
【0026】図3(b)では開口部13を設けた後レジ
ストパターン17を除去後、高温CVD酸化珪素膜(以
下HTOとする)よりなる第4の絶縁膜33を150n
m堆積後、第3の絶縁膜の断面が完全に露出するまで第
4の絶縁膜33をエッチングバックしてサイドウオール
を形成する。
【0027】図3(c)ではn+拡散層7と第1の導電
層32とに電気的に接続するように第2の導電膜34と
してn+多結晶シリコンを堆積する。
【0028】図3(d)では第2の導電膜34及び第1
の導電膜32をエッチングして電荷蓄積電極のパターニ
ングを行なう。
【0029】図3(e)では弗化水素酸と弗化アンモニ
ウムの混合溶液で第3の絶縁膜31をエッチング除去し
た後、窒化酸化シリコンよりなる容量絶縁膜10、多結
晶シリコンよりなるプレート電極11を形成する。電荷
蓄積電極9、容量絶縁膜10、及びプレート電極11よ
り記憶容量が形成される。
【0030】上記ウエットエッチング時には、電荷蓄積
電極9と、窒化シリコンよりなる第2の絶縁膜8がほと
んどエッチングされないために、エッチングストパーと
して働き、第3の絶縁膜31のみが選択的に除去でき
る。
【0031】以上のように本実施例によれば、開口部1
3に於ける第3の絶縁膜断面が第2の導電膜34で完全
に被覆されるため、後のウエットエッチング時に第1の
絶縁膜3を損失することなく電荷蓄積電極の底面も電極
面として利用できる半導体記憶装置の製造が可能とな
る。また、第4の絶縁膜33のエッチングバック時に
は、第1の導電膜32がエッチングストッパーとなり層
間絶縁膜の膜減りを防止できる。
【0032】第3の絶縁膜31、第2の絶縁膜8及び第
1の絶縁膜3と第1の導電膜32及びビット線6のエッ
チング条件はそれぞれCH2F2/CF4ガスを用いた
反応性イオンエッチングと、HCl/HBr/SF6/
O2を用いた反応性イオンエッチングで、各々の処理室
を備えたマルチチャンバ方式の装置を用いてウエハを大
気にさらすことなく4段階のエッチングで開口部13を
開口した。
【0033】なお、本実施例においてはマルチチャンバ
方式のエッチング装置で3段階のエッチングを行なった
が、同一処理室内で処理条件を変えて4段階のエッチン
グを行なってもよい。
【0034】なお、、本実施例では、開口部13の開口
時にビット線6が露出しない場合を示したが、ビット線
6が露出した場合は第1の実施例の如くビット線エッチ
ングの工程を追加すれば、ビット線6と電荷蓄積電極9
との絶縁を確保して、且つ第1の絶縁膜3を損失するこ
となく電荷蓄積電極の底面も電極面として利用できる半
導体記憶装置の製造が可能となる。
【0035】また、本実施例に於ては電荷蓄積電極9は
単純なブロック型を示したが、もっと複雑な3次元構造
を実現するために酸化シリコンと多結晶シリコンの多層
構造を形成した後、酸化シリコン膜を除去するような電
荷蓄積電極の場合についても適用が可能である。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の発明は第1
の絶縁膜に開口部を設けた際にビット線が大きく露出し
ても、露出したビット線をエッチングする工程を追加す
る事により垂直な開口部断面が得られるため、後の第2
の絶縁膜のサイドウオール形成後もビット線が露出する
ことなく、ビット線と電荷蓄積電極の絶縁を確保するこ
とができ、その実用的効果は大きい。
【0037】また、本発明の第2の発明によれば、開口
部に於ける第3の絶縁膜の断面は第2の導電膜で完全に
被覆されるために、電荷蓄積電極形成後のウエットエッ
チング時にエッチング液は第2の絶縁膜より下には浸入
せずに、第1の絶縁膜及び第4の絶縁膜がエッチングさ
れることはない。従って、ビット線と電荷蓄積電極との
電気的絶縁を確保し、且つ電荷蓄積電極の底面も電極と
して利用してもプレート電極とビット線の間に十分な絶
縁膜を確保することができ、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における工程断面図
【図2】同実施例におけるメモリセルの表面図
【図3】本発明の第2の実施例における工程断面図
【図4】第1の従来技術の工程断面図
【図5】第2の従来技術の工程断面図
【符号の説明】
2 SiO2膜 6 ビット線 7 n+拡散層

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上にスイッチングトランジスタ
    及びその上部に形成されたビット線、さらにその上に形
    成された記憶容量より構成されるDRAMの半導体記憶
    装置において、前記スイッチングトランジスタの拡散層
    と電荷蓄積電極との電気的接続を行なう為に、前記ビッ
    ト線が露出するまで第1の絶縁膜の一部をエッチングす
    る工程と、露出したビット線をエッチングする工程と、
    残存する前記第1の絶縁膜をエッチングして開口部を設
    ける工程と、この開口部が被覆されるように第2の絶縁
    膜を堆積する工程と、この第2の絶縁膜を少なくとも堆
    積された膜厚分だけ異方性エッチング法でエッチバック
    する工程とを備え、前記ビット線と電荷蓄積電極との電
    気的絶縁を確保する事を特徴とする半導体記憶装置の製
    造方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の第1の絶縁膜とビット線の
    エッチングを絶縁膜エッチング処理室とビット線エッチ
    ング処理室とを備えたマルチチャンバー方式のエッチン
    グ装置を用いて3段階のマルチステップエッチングで行
    なうことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置の
    製造方法。
  3. 【請求項3】半導体基板上にスイッチングトランジスタ
    及びその上部に形成された記憶容量より構成されるDR
    AMの半導体記憶装置において、第1の絶縁膜上に第2
    の絶縁膜、第3の絶縁膜、さらに電荷蓄積電極の底部と
    なる第1の導電膜を堆積する工程と、前記スイッチング
    トランジスタの拡散層と電荷蓄積電極との電気的接続を
    行なう為に、前記第1の導電膜をエッチングする工程
    と、第3の絶縁膜、第2の絶縁膜及び第1の絶縁膜をエ
    ッチングして開口部を設ける工程と、この開口部が被覆
    されるように第4の絶縁膜を堆積する工程と、この第4
    の絶縁膜で前記第1の絶縁膜断面の一部が露出し、且つ
    ビット線断面が被覆されるように異方性エッチング法で
    エッチバックする工程と、前記スイッチングトランジス
    タの拡散層と前記第1の導電膜と電気的に接続されるよ
    うに第2の導電膜を堆積後、電荷蓄積電極を形成する工
    程と、前記第1及び第2の導電膜と第2の絶縁膜に対し
    て第3の絶縁膜のエッチングレートが十分に大きなエッ
    チング条件で第3の絶縁膜を選択的に除去する工程を備
    え、ビット線と前記電荷蓄積電極との電気的絶縁を確保
    し、且つ電荷蓄積電極の底面も電極として利用する事を
    特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  4. 【請求項4】請求項3記載の第1の導電膜と、第3、第
    2及び第1の絶縁膜のエッチングを導電膜のエッチング
    処理室と絶縁膜エッチング処理室とを備えたマルチチャ
    ンバー方式のエッチング装置を用いて2段階のマルチス
    テップエッチングで行なうことを特徴とする請求項3記
    載の半導体記憶装置の製造方法。
  5. 【請求項5】請求項3記載の第1及び第2の導電膜が多
    結晶シリコンで、第2の絶縁膜が窒化珪素膜で、第3の
    絶縁膜が酸化珪素膜であることを特徴とする請求項3記
    載の半導体記憶装置の製造方法。
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