JPH05275631A - バイポーラ集積回路装置 - Google Patents
バイポーラ集積回路装置Info
- Publication number
- JPH05275631A JPH05275631A JP4067862A JP6786292A JPH05275631A JP H05275631 A JPH05275631 A JP H05275631A JP 4067862 A JP4067862 A JP 4067862A JP 6786292 A JP6786292 A JP 6786292A JP H05275631 A JPH05275631 A JP H05275631A
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- type semiconductor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】NPNトランジスタのラッチアップ耐量を低下
させることなくスイッチング特性を改善する。 【構成】P型のベース領域2の周囲を高不純物濃度のN
+ 型の半導体拡散領域(コレクタの一部3)で取り囲ん
だトランジスタにおいて、P型のベース領域2とN+ 型
の半導体拡散領域3との間にこれらの領域の電位よりも
低い電位のP型の半導体拡散領域4を設ける。 【効果】P型のベース領域2をエミッタ、N- 型のエピ
タキシャル層をベース、このP型の半導体拡散領域4を
コレクタとする寄生PNPトランジスタ6が形成され、
これによりNPNトラジスタがON状態からOFF状態
へ移行する時にベース−コレクタ接合に蓄積された電荷
を寄生PNPトランジスタ6を使用して放電することが
できるからNPNトラジスタのスイッチング特性が改善
される。
させることなくスイッチング特性を改善する。 【構成】P型のベース領域2の周囲を高不純物濃度のN
+ 型の半導体拡散領域(コレクタの一部3)で取り囲ん
だトランジスタにおいて、P型のベース領域2とN+ 型
の半導体拡散領域3との間にこれらの領域の電位よりも
低い電位のP型の半導体拡散領域4を設ける。 【効果】P型のベース領域2をエミッタ、N- 型のエピ
タキシャル層をベース、このP型の半導体拡散領域4を
コレクタとする寄生PNPトランジスタ6が形成され、
これによりNPNトラジスタがON状態からOFF状態
へ移行する時にベース−コレクタ接合に蓄積された電荷
を寄生PNPトランジスタ6を使用して放電することが
できるからNPNトラジスタのスイッチング特性が改善
される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバイポーラ集積回路装置
に係わり、特にラッチアップ対策を行ったNPNバイポ
ーラトランジスタ(以下、NPNトランジスタ、とい
う)のスイッチング特性を改良したバイポーラ集積回路
装置に関する。
に係わり、特にラッチアップ対策を行ったNPNバイポ
ーラトランジスタ(以下、NPNトランジスタ、とい
う)のスイッチング特性を改良したバイポーラ集積回路
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のラッチアップ対策を行ったNPN
トランジスタを図2に示す。図2において(A)は平面
図であり、(B)は(A)のB−B部の断面図である。
トランジスタを図2に示す。図2において(A)は平面
図であり、(B)は(A)のB−B部の断面図である。
【0003】P型の半導体基体9の上に低不純物濃度の
N- 型のエピタキシャル層7が設けられ、半導体基体9
とエピタキシャル層7との境界に高不純物濃度のN+ 型
の半導体埋込み領域8が設けられ、エピタキシャル層7
のトランジスタ形成領域はP型の半導体絶縁分離領域1
0によって囲まれている。半導体埋込み領域8上のエピ
タキシャル層7内にはP型のベース領域2が、またこの
P型のベース領域2内にはN+ 型のエミッタ領域1が設
けられている。そしてラッチアップ対策として、P型の
ベース領域2の周囲を囲むようにN- 型のエピタキシャ
ル層7に高不純物濃度のN+ 型の半導体拡散領域3が設
けられており、その表面部分にはエミッタ領域1と同時
に形成されたN+ 型のコレクタコンタクト領域13が設
けられている。またエピタキシャル層7上の絶縁膜11
に形成されたコンタクト孔12を通してそれぞれの領域
に電極(図示省略)が接続されそれぞれ所定の電位とな
っている。
N- 型のエピタキシャル層7が設けられ、半導体基体9
とエピタキシャル層7との境界に高不純物濃度のN+ 型
の半導体埋込み領域8が設けられ、エピタキシャル層7
のトランジスタ形成領域はP型の半導体絶縁分離領域1
0によって囲まれている。半導体埋込み領域8上のエピ
タキシャル層7内にはP型のベース領域2が、またこの
P型のベース領域2内にはN+ 型のエミッタ領域1が設
けられている。そしてラッチアップ対策として、P型の
ベース領域2の周囲を囲むようにN- 型のエピタキシャ
ル層7に高不純物濃度のN+ 型の半導体拡散領域3が設
けられており、その表面部分にはエミッタ領域1と同時
に形成されたN+ 型のコレクタコンタクト領域13が設
けられている。またエピタキシャル層7上の絶縁膜11
に形成されたコンタクト孔12を通してそれぞれの領域
に電極(図示省略)が接続されそれぞれ所定の電位とな
っている。
【0004】このようにP型のベース領域2の周囲を高
不純物濃度のN+ 型の半導体拡散領域(コレクタの一部
3)で取り囲むことによって寄生トランジスタ5のhFE
(電流増幅率)を0.1〜0.001に低下させラッチ
アップ耐量を向上させている。
不純物濃度のN+ 型の半導体拡散領域(コレクタの一部
3)で取り囲むことによって寄生トランジスタ5のhFE
(電流増幅率)を0.1〜0.001に低下させラッチ
アップ耐量を向上させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のラ
ッチアップ対策を行なった図2のNPNトランジスタで
は、図4に示す様にNPNトランジスタがONの状態
(ベース電位(信号)がHighでコレクタ電位がLo
w)からOFFの状態(ベース電位(信号)がLowで
コレクタ電位がHigh)へ移行する時に印加されるベ
ース電位の変化に応答してコレクタ電位が変化する時間
が、図3に示すラッチアップ対策無しのNPNトランジ
スタに比べて数100nsec(ナノセコンド)遅れる
という不都合があった。
ッチアップ対策を行なった図2のNPNトランジスタで
は、図4に示す様にNPNトランジスタがONの状態
(ベース電位(信号)がHighでコレクタ電位がLo
w)からOFFの状態(ベース電位(信号)がLowで
コレクタ電位がHigh)へ移行する時に印加されるベ
ース電位の変化に応答してコレクタ電位が変化する時間
が、図3に示すラッチアップ対策無しのNPNトランジ
スタに比べて数100nsec(ナノセコンド)遅れる
という不都合があった。
【0006】尚、ラッチアップ対策無しのNPNトラン
ジスタの図3において、(A)は平面図であり、(B)
は(A)のC−C部の断面図である。またこの図3にお
いて図2と同一の機能の箇所は同じ符号で示してある。
図2のトランジスタとの相違は、図3のトランジスタで
はラッチアップ対策の高不純物濃度のN+ 型の半導体拡
散領域3が設けられていないことである。
ジスタの図3において、(A)は平面図であり、(B)
は(A)のC−C部の断面図である。またこの図3にお
いて図2と同一の機能の箇所は同じ符号で示してある。
図2のトランジスタとの相違は、図3のトランジスタで
はラッチアップ対策の高不純物濃度のN+ 型の半導体拡
散領域3が設けられていないことである。
【0007】この遅れの原因は、NPNトランジスタが
ONしている時にコレクタ−ベース接合に蓄積された電
荷が寄生PNPトランジスタによって放電されるのに時
間がかかるからであるが、ラッチアップ対策を行なった
図2のNPNトランジスタでは、ラッチアップ耐量向上
のための高不純物濃度のN+ 型の半導体拡散領域3の存
在により寄生PNPトランジスタ5のhFEを0.1〜
0.001に低下させているからである。この為に、ラ
ッチアップ対策無しの図3のNPNトランジスタ(N+
型の半導体拡散領域3が存在しないから寄生PNPトラ
ンジスタ15のhFEは30〜200となる)に比べて数
100nsec遅れるという問題点があった。
ONしている時にコレクタ−ベース接合に蓄積された電
荷が寄生PNPトランジスタによって放電されるのに時
間がかかるからであるが、ラッチアップ対策を行なった
図2のNPNトランジスタでは、ラッチアップ耐量向上
のための高不純物濃度のN+ 型の半導体拡散領域3の存
在により寄生PNPトランジスタ5のhFEを0.1〜
0.001に低下させているからである。この為に、ラ
ッチアップ対策無しの図3のNPNトランジスタ(N+
型の半導体拡散領域3が存在しないから寄生PNPトラ
ンジスタ15のhFEは30〜200となる)に比べて数
100nsec遅れるという問題点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、P型の
半導体基体の上に設けられた低不純物濃度のN- 型のエ
ピタキシャル層と、前記半導体基体と前記エピタキシャ
ル層との境界に設けられた高不純物濃度のN+ 型の半導
体埋込み領域と、前記半導体埋込み領域上の前記エピタ
キシャル層に設けられたNPNトランジスタのP型のベ
ース領域と、前記ベース領域内に設けられた該NPNト
ランジスタのN+ 型のエミッタ領域と、前記ベース領域
の周囲を囲むように前記エピタキシャル層に設けられた
高不純物濃度のN+ 型の半導体拡散領域とを有したバイ
ポーラ集積回路装置において、前記P型のベース領域と
前記N+ 型の半導体拡散領域との間の前記N- 型のエピ
タキシャル層の部分に該P型のベース領域および該N+
型の半導体拡散領域のいずれの領域の電位よりも低い電
位でバイアスされるP型の半導体拡散領域を設けたバイ
ポーラ集積回路装置にある。
半導体基体の上に設けられた低不純物濃度のN- 型のエ
ピタキシャル層と、前記半導体基体と前記エピタキシャ
ル層との境界に設けられた高不純物濃度のN+ 型の半導
体埋込み領域と、前記半導体埋込み領域上の前記エピタ
キシャル層に設けられたNPNトランジスタのP型のベ
ース領域と、前記ベース領域内に設けられた該NPNト
ランジスタのN+ 型のエミッタ領域と、前記ベース領域
の周囲を囲むように前記エピタキシャル層に設けられた
高不純物濃度のN+ 型の半導体拡散領域とを有したバイ
ポーラ集積回路装置において、前記P型のベース領域と
前記N+ 型の半導体拡散領域との間の前記N- 型のエピ
タキシャル層の部分に該P型のベース領域および該N+
型の半導体拡散領域のいずれの領域の電位よりも低い電
位でバイアスされるP型の半導体拡散領域を設けたバイ
ポーラ集積回路装置にある。
【0009】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例のNPNトランジスタを示
す図であり、同図において(A)は平面図であり、
(B)は(A)のA−A部の断面図である。
る。図1は本発明の一実施例のNPNトランジスタを示
す図であり、同図において(A)は平面図であり、
(B)は(A)のA−A部の断面図である。
【0010】接地電位(0V)となっているP型の半導
体基体9の上に低不純物濃度のN-型のエピタキシャル
層7が設けられ、半導体基体9とエピタキシャル層7と
の境界に高不純物濃度のN+ 型の半導体埋込み領域8が
設けられ、エピタキシャル層7のトランジスタ形成領域
は接地電位(0V)となっているP型の半導体絶縁分離
領域10によって囲まれている。半導体埋込み領域8上
のエピタキシャル層7内にはP型のベース領域2が、ま
たこのP型のベース領域2内にはN+ 型のエミッタ領域
1が設けられている。そしてラッチアップ対策として、
P型のベース領域2の周囲を囲むようにN- 型のエピタ
キシャル層7に高不純物濃度のN+ 型の半導体拡散領域
3が設けられており、その表面部分にはエミッタ領域1
と同時に形成されたN+ 型のコレクタコンタクト領域1
3が設けられている。またエピタキシャル層7上の絶縁
膜11に形成されたコンタクト孔12を通してそれぞれ
の領域に電極(図示省略)が接続され、コレクタコンタ
クト領域13、N+ 型の半導体拡散領域3およびN- 型
のエピタキシャル層7は+4.3V(ON時)から7.
0V(OFF時)のコレクタ電位となり、またP型のベ
ース領域2に+5.0V(ON時)から4.8V(OF
F時)のベース電位をあたえ、N+ 型のエミッタ領域1
に+4.3Vのエミッタ電位をあたえている。この様に
P型のベース領域2の周囲を高不純物濃度のN+ 型の半
導体拡散領域(コレクタの一部)3で取り囲むことによ
って図2のトランジスタと同様に、寄生トランジスタ5
のhFE(電流増幅率)を0.1〜0.001に低下させ
ラッチアップ耐量を向上させる。本実施例ではさらに、
P型のベース領域2とN+ 型の半導体拡散領域3との間
のN- 型のエピタキシャル層の部分にP型の半導体拡散
領域4を設けている。そして他の領域と同様にエピタキ
シャル層7上の絶縁膜11に形成されたコンタクト孔1
2を通して電極(図示省略)が接続されて、このP型の
半導体拡散領域4にP型のベース領域2の電位(+4.
8Vから+5.0V)およびN+ 型の半導体拡散領域の
電位(+4.3Vから+7.0V)のONおよびOFF
時におけるいずれの状態の電位よりも低い電位である+
3.0Vのバイアス電圧が常時印加される。
体基体9の上に低不純物濃度のN-型のエピタキシャル
層7が設けられ、半導体基体9とエピタキシャル層7と
の境界に高不純物濃度のN+ 型の半導体埋込み領域8が
設けられ、エピタキシャル層7のトランジスタ形成領域
は接地電位(0V)となっているP型の半導体絶縁分離
領域10によって囲まれている。半導体埋込み領域8上
のエピタキシャル層7内にはP型のベース領域2が、ま
たこのP型のベース領域2内にはN+ 型のエミッタ領域
1が設けられている。そしてラッチアップ対策として、
P型のベース領域2の周囲を囲むようにN- 型のエピタ
キシャル層7に高不純物濃度のN+ 型の半導体拡散領域
3が設けられており、その表面部分にはエミッタ領域1
と同時に形成されたN+ 型のコレクタコンタクト領域1
3が設けられている。またエピタキシャル層7上の絶縁
膜11に形成されたコンタクト孔12を通してそれぞれ
の領域に電極(図示省略)が接続され、コレクタコンタ
クト領域13、N+ 型の半導体拡散領域3およびN- 型
のエピタキシャル層7は+4.3V(ON時)から7.
0V(OFF時)のコレクタ電位となり、またP型のベ
ース領域2に+5.0V(ON時)から4.8V(OF
F時)のベース電位をあたえ、N+ 型のエミッタ領域1
に+4.3Vのエミッタ電位をあたえている。この様に
P型のベース領域2の周囲を高不純物濃度のN+ 型の半
導体拡散領域(コレクタの一部)3で取り囲むことによ
って図2のトランジスタと同様に、寄生トランジスタ5
のhFE(電流増幅率)を0.1〜0.001に低下させ
ラッチアップ耐量を向上させる。本実施例ではさらに、
P型のベース領域2とN+ 型の半導体拡散領域3との間
のN- 型のエピタキシャル層の部分にP型の半導体拡散
領域4を設けている。そして他の領域と同様にエピタキ
シャル層7上の絶縁膜11に形成されたコンタクト孔1
2を通して電極(図示省略)が接続されて、このP型の
半導体拡散領域4にP型のベース領域2の電位(+4.
8Vから+5.0V)およびN+ 型の半導体拡散領域の
電位(+4.3Vから+7.0V)のONおよびOFF
時におけるいずれの状態の電位よりも低い電位である+
3.0Vのバイアス電圧が常時印加される。
【0011】このようにP型のベース領域2とN+ 型の
半導体拡散領域3との間にこれらの領域の電位よりも低
い電位(+3.0V)がバイアスされたP型の半導体拡
散領域4を設けているから、P型のベース領域2をエミ
ッタ、N- 型のエピタキシャル層をベース、このP型の
半導体拡散領域4をコレクタとする寄生PNPトランジ
スタ6(hFE=30〜150)が形成される。
半導体拡散領域3との間にこれらの領域の電位よりも低
い電位(+3.0V)がバイアスされたP型の半導体拡
散領域4を設けているから、P型のベース領域2をエミ
ッタ、N- 型のエピタキシャル層をベース、このP型の
半導体拡散領域4をコレクタとする寄生PNPトランジ
スタ6(hFE=30〜150)が形成される。
【0012】この為、図1のNPNトラジスタがON状
態からOFF状態へ移行する時にベース−コレクタ接合
に蓄積された電荷を寄生PNPトランジスタ6を使用し
て放電することができるからNPNトラジスタのスイッ
チング特性は図4に示すように改善され、かつ、寄生P
NPトランジスタ5のhFEが低下しているからNPNト
ラジスタのラッチアップ耐量は大となっている。
態からOFF状態へ移行する時にベース−コレクタ接合
に蓄積された電荷を寄生PNPトランジスタ6を使用し
て放電することができるからNPNトラジスタのスイッ
チング特性は図4に示すように改善され、かつ、寄生P
NPトランジスタ5のhFEが低下しているからNPNト
ラジスタのラッチアップ耐量は大となっている。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明のバイポーラ
集積回路装置は、ラッチアップ対策用トランジスタのP
型のベース領域2とN+ 型の半導体拡散領域3との間に
これらの領域の電位よりも低い電位のP型の半導体拡散
領域4を設け、P型のベース領域2をエミッタ、N- 型
のエピタキシャル層をベース、P型の半導体拡散領域4
をコレクタとする寄生PNPトランジスタ6を形成した
ので、NPNトラジスタのベース−コレクタ接合に蓄積
された電荷を寄生PNPトランジスタ6によって放電す
ることができ、ラッチアップ耐量を低下させることなく
スイッチング特性を改善することができる。
集積回路装置は、ラッチアップ対策用トランジスタのP
型のベース領域2とN+ 型の半導体拡散領域3との間に
これらの領域の電位よりも低い電位のP型の半導体拡散
領域4を設け、P型のベース領域2をエミッタ、N- 型
のエピタキシャル層をベース、P型の半導体拡散領域4
をコレクタとする寄生PNPトランジスタ6を形成した
ので、NPNトラジスタのベース−コレクタ接合に蓄積
された電荷を寄生PNPトランジスタ6によって放電す
ることができ、ラッチアップ耐量を低下させることなく
スイッチング特性を改善することができる。
【図1】本発明の一実施例のNPNトランジスタを示す
図であり、(A)は平面図、(B)は(A)のA−A部
における断面図である。
図であり、(A)は平面図、(B)は(A)のA−A部
における断面図である。
【図2】ラッチアップ対策を行なった従来のNPNトラ
ンジスタを示す図であり、(A)は平面図、(B)は
(A)のB−B部における断面図である。
ンジスタを示す図であり、(A)は平面図、(B)は
(A)のB−B部における断面図である。
【図3】ラッチアップ対策が無い従来のNPNトランジ
スタを示す図であり、(A)は平面図、(B)は(A)
のC−C部における断面図である。
スタを示す図であり、(A)は平面図、(B)は(A)
のC−C部における断面図である。
【図4】図1、図2および図3に示す各NPNトランジ
スタのスイッチング特性を比較して示した図である。
スタのスイッチング特性を比較して示した図である。
1 N+ 型のエミッタ領域 2 P型のベース領域 3 N+ 型の半導体拡散領域 4 P型の半導体拡散領域 5,15 ラッチアップ耐量を増加させる寄生PNP
トランジスタ 6 スイッチング特性を改善させる寄生PNPトラン
ジスタ 7 N- 型のエピタキシャル層 8 N+ 型の半導体埋込み領域 9 P型の半導体基体 10 半導体絶縁分離領域 11 絶縁膜 12 コンタクト孔 13 N型のコレクタコンタクト領域
トランジスタ 6 スイッチング特性を改善させる寄生PNPトラン
ジスタ 7 N- 型のエピタキシャル層 8 N+ 型の半導体埋込み領域 9 P型の半導体基体 10 半導体絶縁分離領域 11 絶縁膜 12 コンタクト孔 13 N型のコレクタコンタクト領域
Claims (1)
- 【請求項1】 P型の半導体基体の上に設けられた低不
純物濃度のN- 型のエピタキシャル層と、前記半導体基
体と前記エピタキシャル層との境界に設けられた高不純
物濃度のN+ 型の半導体埋込み領域と、前記半導体埋込
み領域上の前記エピタキシャル層に設けられたバイポー
ラトランジスタのP型のベース領域と、前記ベース領域
内に設けられた該バイポーラトランジスタのN+ 型のエ
ミッタ領域と、前記ベース領域の周囲を囲むように前記
エピタキシャル層に設けられた高不純物濃度のN+ 型の
半導体拡散領域とを有したバイポーラ集積回路装置にお
いて、前記P型のベース領域と前記N+ 型の半導体拡散
領域との間の前記N- 型のエピタキシャル層の部分に該
P型のベース領域および該N+ 型の半導体拡散領域のい
ずれの領域の電位よりも低い電位でバイアスされるP型
の半導体拡散領域を設けたことを特徴とするバイポーラ
集積回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4067862A JP2833913B2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | バイポーラ集積回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4067862A JP2833913B2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | バイポーラ集積回路装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05275631A true JPH05275631A (ja) | 1993-10-22 |
JP2833913B2 JP2833913B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=13357171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4067862A Expired - Fee Related JP2833913B2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | バイポーラ集積回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2833913B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6734522B2 (en) | 2000-07-25 | 2004-05-11 | Sharp Kabushiki Kaisha | Transistor |
-
1992
- 1992-03-26 JP JP4067862A patent/JP2833913B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6734522B2 (en) | 2000-07-25 | 2004-05-11 | Sharp Kabushiki Kaisha | Transistor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2833913B2 (ja) | 1998-12-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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