JPH0527546U - 空気調和機の風向変更装置 - Google Patents

空気調和機の風向変更装置

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JPH0527546U
JPH0527546U JP084281U JP8428191U JPH0527546U JP H0527546 U JPH0527546 U JP H0527546U JP 084281 U JP084281 U JP 084281U JP 8428191 U JP8428191 U JP 8428191U JP H0527546 U JPH0527546 U JP H0527546U
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JP
Japan
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motor
pair
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air conditioner
changing device
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一弘 鈴木
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータ17の本体10への取付構造を簡素化し
て、取付作業を容易にするとともにそのコストを低減す
る。 【構成】 モータ17をケース30内に収容し舌片19をモー
タ用爪31に嵌め込むことにより固定する。そして、一対
のガイド32を案内部材33の溝34に嵌挿し、係止爪35を係
合部36に係止することによってモータ17を本体10に装着
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は空気調和機の風向変更装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の壁掛型空気調和機の縦断面図が図2に示されている。 図2において、1は空気調和機の本体で、ケーシング13、前面パネル2、吹出 グリル10、ベース14等からなる。3は本体1の内部に設置されて上下に伸びる熱 交換器、4は熱交換器3の後流側下方にほぼ水平に設置された貫流ファン、5は 吹出グリル10に限界された吹出口、6は吹出口5に配設されたルーバ、7は熱交 換器3の下に配設されたスタビライザを兼ねるドレンパン、9は前面パネル2に 形成された吸込口、8は吸込口9の背後に配設されたエアフイルタである。
【0003】 空気調和機の運転時、貫流ファン4が回転し、熱交換器3には図示しない室外 ユニットからの冷媒が循環する。 すると、室内空気が、実線矢印で示すように、吸込口9を通って本体1内に吸 入され、エアフイルタ8を流過することによってその中に含まれる塵埃が除去さ れた後、熱交換器3を流過する過程で冷媒と熱交換することによって冷却又は加 熱される。次いで、貫流ファン4によって付勢された後、吹出口5から多数のル ーバ6に案内されて室内に吹き出される。
【0004】 各ルーバ6は、図3に示すように、吹出グリル10に軸6aまわりに回動自在に支 持され、かつ、ロッド11にピン12を介して連動連結されている。ロッド11は吹出 グリル10の端壁10a に穿設された穴25を貫通してその突出端はピン15を介してア ーム16の先端に枢支されている。アーム16の基端はモータ17の出力軸18に固定さ れている。モータ17の外周面には、図4に示すように、互いに対向するように一 対の舌片19が突設され、この舌片19は螺子20によってブラケット21に締結される 。そして、ブラケット21は螺子22によって端壁10a から突出する一対のボス23の 先端に締結されている。 かくして、モータ17を回転させると、その回転力は出力軸18、アーム16、ピン 15、ロッド11、ピン12を介して各ルーバ6に伝達され、ルーバ6は軸6aまわりに 回動して吹出口5から吹出される風向を左右に変更する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の装置においては、モータ17を吹出グリル10に取り付けるためには、 一対のボス23に螺子22によってブラケット21を締結するとともにこのブラケット 21に一対の舌片19を螺子20によって締結しなければならないので、部品点数及び 組立工数が多くなり、コストが嵩むという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するために提案されたものであって、その要旨とする ところは、吹出口に配設されたル−バを本体に取り付けられたモータにより回動 して風向を変更する空気調和機の風向変更装置において、上記本体に平行に伸び る一対の案内部材と係合部を設け、かつ、上記モータを収容するケースに上記モ ータの舌片と係合するモータ用爪と、上記一対の案内部材の対向する側面に設け られた溝内に嵌挿される一対のガイドと、上記係合部に係止される係止爪を設け たことを特徴とする空気調和機の風向変更装置にある。
【0007】
【作用】
本考案においては、上記構成を具えているため、モータをケース内に嵌め込ん で舌片をモータ用爪と係合させることによりその抜出しを阻止する。そして、ガ イドを案内部材の溝に嵌挿し、係止爪を係合部に係止する。
【0008】
【実施例】
本考案の1実施例が図1に示されている。 モータ17を収容する椀状のケース30の上端縁には一対のモータ用爪31が突設さ れている。また、ケース30の外周面の両側には一対のガイド32が突設され、かつ 、端壁10a と対向する側には一ケの係止爪35が突設されている。 一方、吹出グリル10の端壁10a には一対の案内部材33が互いに間隔を隔てて平 行に突設され、これら案内部材33の対向する側面にはそれぞれ溝34が形成されて いる。また、端壁10a には一対の案内部材33の間に位置するように係合部36が設 けられている。
【0009】 しかして、モータ17をケース30内にその上部開口から嵌め込んで収容し、モー タ17の外周面から外方に突出する一対の舌片19をそれぞれモータ用爪31に嵌め込 むことによりモータ17の抜け出しを阻止すると同時にモータ17がケース30内で回 動するのを阻止する。しかる後、一対のガイド32を案内部材33の溝34内に嵌挿し て端壁10a に向かって押推することによりスライドさせ、次いで、係止爪33を係 合部36に挿入してこれと係合させる。 しかして、従来のように、ブラケット21や4つの螺子20、22を要しないため、 部品点数及び工数が少なくなり、簡単、かつ、容易にモータ17を組み付けること ができるとともにそのコストを低減できる。
【0010】
【考案の効果】
本考案においては、モータをケース内に嵌め込んで舌片をモータ用爪と係合さ せ、ガイドを案内部材の溝に嵌挿して係止爪を係合部に係止することによってモ ータを本体に装着できる。 この結果、部品点数及び工数が少なくなるのでコストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示す分解斜視図である。
【図2】従来の空気調和機の縦断面図である。
【図3】従来のモータの取付構造を示す正面図である。
【図4】従来のモータの取付構造を示す分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 本体 17 モータ 30 ケース 19 舌片 31 モータ用爪 33 案内部材 34 溝 32 ガイド 35 係止爪 36 係合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吹出口に配設されたル−バを本体に取り
    付けられたモータにより回動して風向を変更する空気調
    和機の風向変更装置において、上記本体に平行に伸びる
    一対の案内部材と係合部を設け、かつ、上記モータを収
    容するケースに上記モータの舌片と係合するモータ用爪
    と、上記一対の案内部材の対向する側面に設けられた溝
    内に嵌挿される一対のガイドと、上記係合部に係止され
    る係止爪を設けたことを特徴とする空気調和機の風向変
    更装置。
JP1991084281U 1991-09-19 1991-09-19 空気調和機の風向変更装置 Expired - Fee Related JP2516805Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001224145A (ja) * 2000-02-09 2001-08-17 Sato Corp モータの固定構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001224145A (ja) * 2000-02-09 2001-08-17 Sato Corp モータの固定構造
JP4521915B2 (ja) * 2000-02-09 2010-08-11 株式会社サトー モータの固定構造

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