JPH05275362A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH05275362A
JPH05275362A JP4067385A JP6738592A JPH05275362A JP H05275362 A JPH05275362 A JP H05275362A JP 4067385 A JP4067385 A JP 4067385A JP 6738592 A JP6738592 A JP 6738592A JP H05275362 A JPH05275362 A JP H05275362A
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JP
Japan
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ion implantation
heat treatment
temperature
diffusion
semiconductor device
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JP4067385A
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English (en)
Inventor
Masataka Kase
正隆 加勢
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】イオン注入層のアニール処理方法に関し、アニ
ール処理でイオン注入直後の不純物分布が変化すること
なく、浅い拡散層を精度よく形成する。 【構成】半導体結晶基板にアモルファス領域を形成しな
い条件での一次イオン注入を行う第1工程と、800℃
以上900℃以下の温度の熱処理を含む第2工程と、前
記第1工程における一次イオン注入に対し基板に与える
ダメージがほぼ同じ、またはそれよりダメージの小さい
二次イオン注入を行う第3工程とを含む。また半導体結
晶基板にアモルファス領域を形成する条件でイオンを注
入する第1工程と、200℃を超え700℃を超えない
温度の熱処理を含む第3工程の前に行う、700℃以上
の温度の熱処理を含む第2工程を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
に関する。詳しくは、イオン注入層のアニール処理方法
に関する。近年、VLSI製造工程において、イオン注
入は不純物を半導体基板に導入する工程等に広く使用さ
れている。これは、イオン注入法が不純物注入量や注入
深さに関して、その制御性、再現性が高いためである。
【0002】イオン注入は、Si結晶基板に不純物イオ
ンを注入する作用の他に、Si結晶構造を壊す作用も持
つ。 その破壊された結晶構造を回復させるために、あ
る一定温度以上でのアニール処理が必要となる。
【0003】
【従来の技術】上記のアニール処理において、注入され
た不純物が拡散現象によって動き、注入直後の不純物分
布が保たれないことがある。MOSFETの短チャネル
効果やバイポーラトランジスタの高速化のために、浅い
拡散層形成が要求されており、この意味からイオン注入
された不純物の分布は、注入直後の分布を保つことが要
求される。
【0004】このため、従来よりアニール処理の温度の
低下や短時間化が要求されており、通常の熱処理温度は
900℃〜1000℃であり、特殊な用途おいては、1
200℃程度まで使用される。アニール処理時間は、処
理温度にもよって各種さまざまであるが、十数分から数
時間にまでおよぶ。特殊な用途においては、数秒程度の
短時間熱処理法が使用される場合もある。
【0005】また、特にイオン注入の欠陥回復工程のた
めのアニール処理の他に、化学気相堆積法(CVD法)
による工程中に、処理温度が400℃〜900℃程度に
上昇することで、加熱される場合もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】イオン注入により壊さ
れた結晶構造には、大きく分けて次の3種類あることが
明らかになった。アモルファス領域が形成されない構
造、アモルファス領域とダメージが導入された結晶領
域が混在する構造と、結晶構造を完全に失ったアモル
ファス層が形成される構造の3種類である。注入直後の
第1熱処理において、ある温度範囲の温度処理が成され
ると、その後の第2熱処理において拡散が増長される現
象が明らかになった。これは、第1熱処理により、イオ
ン注入ダメージが十分回復されていない、または、ダメ
ージより形成された欠陥が、不純物拡散を増長すること
が原因である。
【0007】第1熱処理で、イオン注入ダメージは十分
回復される温度は、前述の3種類のダメージ構造ごとに
異なる。この場合、十分に回復されると言う意味は、そ
のダメージやダメージより形成された欠陥が不純物拡散
に影響を与えないことを言う。また、熱処理条件によっ
ては、不純物拡散を増長する欠陥を発生させる場合もあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法は、半導体結晶基板にアモルファス領域を形成し
ない条件での一次イオン注入を行う第1工程と、800
℃以上900℃以下の温度の熱処理を含む第2工程と、
前記第1工程における一次イオン注入に対し基板に与え
るダメージがほぼ同じ、またはそれよりダメージの小さ
い二次イオン注入を行う第3工程とを、含むことを特徴
とする。
【0009】また、半導体結晶基板にアモルファス領域
を形成する条件でイオンを注入する第1工程と、200
℃を超え、700℃を超えない温度の熱処理を含む第3
工程の前に行う、700℃以上の温度の熱処理を含む第
2工程を、含むことを特徴とする。更に、半導体結晶基
板に完全なアモルファス領域を形成しない一次イオン注
入を行う第1工程と、800℃を超えない温度の熱処理
を含む第2工程と、前記一次イオン注入工程での注入領
域の全部または一部を改質する二次イオン注入を行う第
3工程と、200℃を超え、700℃を超えない温度の
熱処理を含む第5工程の前に行う700℃以上の温度の
熱処理を含む第4工程を、含むことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記の如く、第1熱処理の温度を上げること、
または、第1熱処理の前に、ある温度範囲以上の熱処理
を行うことで、イオン注入で発生した不純物拡散を増長
する作用を持つ種類の結晶欠陥の量が制御され、その後
の増速拡散が防止できる。また追加イオン注入を行うこ
とでダメージ構造が変化し、所望の第1熱処理におい
て、拡散が増長されない。
【0011】
【実施例】アモルファス領域が形成されない構造、
アモルファス領域とダメージが導入された結晶領域が混
在する構造と、結晶構造を完全に失ったアモルファス
層が形成される構造の3種類のSi基板を作製し、アニ
ールを行った後、その基板内での不純物拡散状態の分析
を行った。
【0012】プロセス条件を以下に示す。 CZ−Si <100> n型 10Ωcm ダメージ形成イオン注入(第1イオン注入) Si+ 40 keV 1×1014cm-2、3×1014cm-2、1
×1015cm-2 (アモルファス領域なし、部分的になし、アモルファス
領域あり) ダメージ回復アニール処理(第1熱処理) 200〜
1000℃ 60分 不純物導入イオン注入 (第2イオン注入) BF2 + 10 keV 3×1013cm-2 不純物拡散アニール処理 (第2熱処理) 800℃
30分 B(ボロン)分布分析 2次イオン質量分析(SIM
S) 2次イオン質量分析法(SIMS)によるB分布を図1
〜4に示す。図1は、ダメージ形成イオン注入(Si+
入)なしのサンプルで、点線が注入直後、実線が不純物
拡散アニール処理(800℃30分)後のB分布であ
る。図2〜4はダメージ形成イオン注入がSi+ 40 ke
V それぞれ、1×1014cm-2、3×101 4cm-2、1×
1015cm-2の場合である。 それぞれの条件は、前述の
ダメージ構造の〜に対応する。BF2 +注入後のアニー
ル処理が同じであるにも係わらず、拡散状況が大きく異
なる。
【0013】Bの拡散深さとプリアニールの温度の関係
を図5に示す。この図5は図2〜4のデータを含む各温
度での熱処理を行った場合の測定結果を基に作成したも
のである。Bの拡散深さは、その濃度が5×1016cm-3
になった深さを定義した。黒丸(●)は、Si注入を行わ
ずBF2 +注入し、アニール処理800℃30分行った場合
のB拡散深さである。この深さを標準深さと呼ぶ。
【0014】この標準深さよりBの拡散深さが深い時
は、Si注入とプリアニールにより形成された欠陥が、B
の拡散を増長させていることになる。この標準深さより
Bの拡散深さが浅い時は、Si注入とプリアニールにより
形成された欠陥が、Bの拡散を抑止していることにな
る。先ず、アモルファス領域が形成されない場合のイオ
ン注入ダメージの熱処理との関係について述べる。
【0015】実線は、Si+ 40keV 1×1014cm-2注入
したサンプルのB拡散深さである。700℃までは、B
の拡散深さが標準深さより深く、Si+ 注入ダメージによ
り、Bの増速拡散が起こっている。この時、ダメージ
は、B拡散を増長する格子間シリコン点欠陥を熱処理中
に発生させるためと考えられる。しかし、800℃に熱
処理温度を上げると、B拡散深さは標準深さと同じにな
っている。すなわち、800℃を越える温度処理で、ア
モルファス領域が形成されない場合のダメージ起因によ
る増速拡散は防止できることを示している。
【0016】このことから、アモルファス領域を形成し
ない場合にのイオン注入を行ったあとに、800℃の温
度で熱処理すると、ダメージ起因の拡散は防止されるこ
とが分かる。すなわち、半導体結晶基板にアモルファス
領域を形成しない条件でイオンを注入した後、そのイオ
ン注入より基板に与えるダメージがほぼ同じイオン注
入、または、ダメージがより小さいイオン注入を行うイ
オン注入を行う場合、その間に800℃以上の温度の熱
処理を行えば、1回目のイオン注入のダメージは、2回
目のイオン注入の不純物拡散に影響を与えなくなり、浅
い拡散層形成に有利である。その時、2回目のイオン注
入は、1回目のイオン注入と比較し、ドーズ量が同等す
なわち3倍程度を超えた場合には2回目のイオン注入ダ
メージが大きくなり、熱処理の効果はほとんどなくなる
と考えられる。
【0017】また、これらの欠陥起因の拡散現象は、不
純物拡散の温度が900℃以下、特に750℃〜850
℃において顕著であるとされる。温度が高いと不純物自
信の持つ真性拡散係数項が大きくなるためである。次
に、アモルファス領域とダメージが導入された結晶領域
が混在する構造を持つ場合について述べる。
【0018】図5中の破線は、Si+ 40keV 3×1014
cm-2注入したサンプルのB拡散深さである。このSi+
オン注入の条件では完全なアモルファス層は形成され
ず、アモルファス領域とダメージが導入された結晶領域
が混在する構造を持つことが明らかになっている。第1
熱処理なし(図中no-preANL)や200 ℃の熱処理、700
℃〜900℃の熱処理で、B拡散深さは、標準深さより
浅くなっている。浅くなっているのは、ダメージにより
形成された欠陥が、Bの拡散を防止するためである。こ
の欠陥は格子間シリコンの溜まり(sink)として作
用するため、B拡散を増長する格子間シリコン点欠陥の
量を減らす。従って、格子間シリコン点欠陥とBとの相
互作用による増速拡散を防止する。
【0019】また、1000℃の熱処理ではB拡散深さ
は標準深さとほぼ同じになっている。これは、1000
℃以上の熱処理でダメージが回復し、B拡散に影響を及
ぼさないためである。400℃〜600℃の第1熱処理
によりBの拡散深さが標準深さより深くなっている。こ
れは、第1熱処理により、B拡散を抑止する成分の欠
陥、具体的には、多重型の空孔欠陥のみ回復されること
による。このため相対的に格子間シリコン点欠陥の量が
増えるため、拡散が増速される。
【0020】すなわち、400℃〜600℃の熱処理に
より空孔欠陥と格子間シリコン点欠陥の量的なバランス
を崩すことが増速拡散の原因である。従って、アモルフ
ァス領域とダメージが導入された結晶領域が混在する構
造を形成する場合には、200℃を超え、700℃を超
えない温度の熱処理を含む工程を行う前に、700℃以
上の温度の熱処理を含む工程を行えば、不純物の増速拡
散を防止することができる。
【0021】また、Si+ 注入3×1014cm-2で拡散が防
止できるので、1×1014cm-2以下の注入の場合、更
に、イオン注入することでダメージ層の性質を改良する
ことができる。その時のドーズ量は積算して1×1014
cm-2を超え、1×1015cm-2を超えない量に設定する。
この時、現象を支配しているのは注入されたSi+ ではな
く、そのSi+ により動かされた格子中のSi原子である。
このため、第1イオン注入であるSi+ 注入は、どの様な
イオン種でも同じ効果が得られる。実用上は、SiやGe,C
の様な4 族元素、ハロゲンであるF等が使いやすい。
【0022】また、第2イオン注入において注入される
イオンの導電型の反対導電型イオンのうち、質量の重い
イオンを選び少量注入することも有効である。第1イオ
ン種が重いイオンの場合、比較的少量でも基板にダメー
ジを与え、アモルファス領域形成のためのドーズ量も少
ない。第2イオン注入量の半分以下であれば、通常問題
なくその拡散層は使用できる。
【0023】また、本実施例の条件である、シリコン注
入を40keV 3×1014cm-2で注入したのち、700℃
以上の温度の熱処理を含む工程を行い拡散を抑止する欠
陥を形成しておく。そののち、 BF2 + やP+ 等のイオン
を注入し、それらの拡散移動する温度、例えば、900
℃以下、特に750℃〜850℃における熱処理を行っ
たとき、それらの拡散は抑止される。
【0024】次に、結晶構造を完全に失ったアモルファ
ス層が形成される構造について述べる。図5中の2点破
線は、Si+ 40keV 1×1015cm-2注入したサンプルの
B拡散深さである。欠陥のB拡散への影響は、原理的に
は、Si+ 注入3×1014cm-2の場合と同じであるが、B
拡散深さは深くなっている。
【0025】これは、アモルファス化されることにより
形成されたアモルファス結晶界面(A/C界面)起因の
欠陥が、不純物を捕獲する作用を持つため、その欠陥の
ある深さにBのピークを発生させていることによる。A
/C界面欠陥は従来より格子間シリコン点欠陥を捕獲し
て、Bの増速拡散を防止するとされている。しかしなが
ら、この場合の様にA/C界面内にBが進入してしまう
と、その付近での拡散係数が低くなるため、Bは捕獲さ
れる。Si+ 40keV 1×1015cm-2の場合、捕獲位置が
80nm付近になるのでB拡散深さが深く見えてしま
う。すなわち、700℃〜900℃熱処理で発生した欠
陥は、その作用としてはBの拡散を抑止しているが、そ
の位置が深いため、Si+ 3×1014cm-2の場合より深く
見えている。
【0026】B拡散深さを浅くするには、更にエネルギ
ーを低くし、A/C界面の深さを浅くすることが有効で
ある。1000℃の場合は、明らかに拡散が増速されて
おり、B拡散を増長する欠陥が残留していると考えられ
る。
【0027】
【効果】第1熱処理の温度を上げること、または、第1
熱処理の前に、ある温度範囲以上の熱処理を行うこと
で、イオン注入で発生した不純物拡散を増長する作用を
持つ種類の結晶欠陥の量を制御し、その後の増速拡散を
防止する。追加イオン注入を行うことでダメージ構造を
変化させ、所望の第1熱処理において、拡散が増長され
ていようにする。 増速拡散が防止された拡散層によ
り、MOSFETのソースドレイン層やバイポーラトラ
ンジスタのベース層を浅く形成することが可能となり、
超LSIの製造が容易になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】BF2 + 注入と800℃熱処理により形成された
Bの深さ分布を示すグラフである。
【図2】Si+ 40keV 1×1014cm-2注入とプリアニー
ルの後、 BF2 + 注入と800℃熱処理で形成されたBの
深さ分布を示すグラフである。
【図3】Si+ 40keV 3×1014cm-2注入とプリアニー
ルの後、 BF2 + 注入と800℃熱処理で形成されたBの
深さ分布を示すグラフである。
【図4】Si+ 40keV 1×1015cm-2注入とプリアニー
ルの後、 BF2 + 注入と800℃熱処理で形成されたBの
深さ分布を示すグラフである。
【図5】プリアニール処理とBの拡散深さの関係を示す
グラフである。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体結晶基板にアモルファス領域を形成
    しない条件での一次イオン注入を行う第1工程と、80
    0℃以上900℃以下の温度の熱処理を含む第2工程
    と、前記第1工程における一次イオン注入に対し基板に
    与えるダメージがほぼ同じ、またはそれよりダメージの
    小さい二次イオン注入を行う第3工程とを、含むことを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】前記第3工程における二次イオン注入のド
    ーズ量が、前記第1工程における一次イオン注入のドー
    ズ量の3倍を超えないことを特徴とする請求項1記載の
    半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】半導体結晶基板にアモルファス領域を形成
    する条件でイオンを注入する第1工程と、200℃を超
    え、700℃を超えない温度の熱処理を含む第3工程の
    前に行う、700℃以上の温度の熱処理を含む第2工程
    を、含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】前記第2工程における熱処理を700℃以
    上900℃以下の温度で行うことを特徴とする請求項3
    記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】半導体結晶基板にアモルファス領域を形成
    する一次イオン注入を行う第1工程と、700℃以上の
    温度の熱処理を含む第2工程と、該半導体中で電気的に
    活性な元素やそれを含むイオンを注入する二次イオン注
    入を行う第3工程と、二次イオン注入で注入されたイオ
    ンが該半導体中で拡散移動する温度における熱処理を含
    む第4工程を、含むことを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
  6. 【請求項6】前記第1工程における一次イオン注入工程
    のイオン種がシリコンイオンであり、前記第4工程の温
    度が900℃以下であることを特徴とする請求項5記載
    の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】半導体結晶基板に完全なアモルファス領域
    を形成しない一次イオン注入を行う第1工程と、800
    ℃を超えない温度の熱処理を含む第2工程と、前記一次
    イオン注入工程での注入領域の全部または一部を改質す
    る二次イオン注入を行う第3工程と、200℃を超え、
    700℃を超えない温度の熱処理を含む第5工程の前に
    行う700℃以上の温度の熱処理を含む第4工程を、含
    むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】前記第3工程における二次イオン注入工程
    のイオン種がシリコンイオンまたは、ゲルマニウムイオ
    ン、または、炭素イオン、または、フッ素イオンである
    ことを特徴とする請求項7記載の半導体装置の製造方
    法。
  9. 【請求項9】前記第4工程における熱処理が700℃以
    上900℃以下の温度で行われることを特徴とする請求
    項7または8記載の半導体装置の製造方法。
JP4067385A 1992-03-25 1992-03-25 半導体装置の製造方法 Withdrawn JPH05275362A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07111251A (ja) * 1993-10-12 1995-04-25 Nippondenso Co Ltd 不純物の活性化方法
US6372591B1 (en) 1997-12-03 2002-04-16 Nec Corporation Fabrication method of semiconductor device using ion implantation
JP2018029128A (ja) * 2016-08-18 2018-02-22 株式会社Screenホールディングス ドーパント導入方法

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