JPH05274973A - 動作表示灯付きタイマスイッチ - Google Patents

動作表示灯付きタイマスイッチ

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JPH05274973A
JPH05274973A JP4068861A JP6886192A JPH05274973A JP H05274973 A JPH05274973 A JP H05274973A JP 4068861 A JP4068861 A JP 4068861A JP 6886192 A JP6886192 A JP 6886192A JP H05274973 A JPH05274973 A JP H05274973A
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守 佐々木
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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】負荷の動作状態を示すことができる動作表示灯
付きタイマスイッチを提供する。 【構成】電源ACと照明負荷2との間に第1の接点S1
を挿入する。また、電源ACを換気扇3との間に第2の
接点S2 を挿入する。第1の接点S1 と第2の接点S2
とはオン・オフが連動する。電流検出回路1は第2の接
点S2 がオンである期間を検出する。遅延回路Bは第2
の接点S2 がオフになってからスイッチング素子Q1
一定時間オンに維持する。スイッチング素子Q1 に第2
の接点S2およびスイッチング素子Q1 がともにオフで
あるときに点灯するネオンランプNEを並列接続する。
また、電流検出回路1により照明負荷2および換気扇3
への負荷電流が検出されている期間に点灯する発光ダイ
オードLEDを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2つの負荷が接続さ
れ、オン操作時には両負荷を同時にオンにし、オフ操作
時には一方の負荷を瞬時にオフにするとともに他方の負
荷を一定時間後にオフにするようにした動作表示灯付き
タイマスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、たとえば、トイレを照明する
照明負荷とトイレの換気をする換気扇とを負荷としてオ
ン・オフするためのタイマスイッチとして、オン操作時
には両負荷を同時にオンにし、オフ操作時には一方の負
荷を瞬時にオフにするとともに他方の負荷を一定時間後
にオフにするタイマスイッチが知られている。すなわ
ち、トイレに入るときにはオン操作によって照明負荷と
換気扇とを同時にオンにし、トイレから出るときにはオ
フ操作によって照明負荷をオフにした後も一定時間は換
気扇を動作させるのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のタ
イマスイッチでは、負荷がともにオフである状態と、と
もにオンである状態と、一方のみがオンである状態との
3状態があるが、タイマスイッチの操作部はオン・オフ
の2状態しか示すことができないのが普通であるから、
負荷の動作状態を操作部で確認することができないとい
う問題がある。また、操作部が押釦形のものであると、
負荷の動作状態を操作部で認識することは不可能にな
る。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、負荷の3つの動作状態を示すことができるよ
うにして、負荷の動作状態を操作部で確認できるように
した動作表示灯付きタイマスイッチを提供しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、電源と第1の負荷との間に挿
入された第1の接点と、電源と第2の負荷との間に挿入
された第2の接点と、少なくとも第2の負荷への負荷電
流を検出する電流検出回路と、第2の接点と電流検出回
路との直列回路に並列に接続されたスイッチング素子
と、第2の接点のオンに伴って電流検出回路により第2
の負荷への負荷電流が検出されるとスイッチング素子を
オンにし第2の接点のオフに伴って電流検出回路により
第2の負荷への負荷電流が検出されなくなると限時動作
を開始して一定時間の経過後にスイッチング素子をオフ
にする遅延回路と、第1の接点と第2の接点とを連動さ
せてオン・オフさせるスイッチ機構部と、スイッチング
素子に並列に接続され第2の接点およびスイッチング素
子がともにオフであるときに点灯する第1の動作表示灯
と、電流検出回路により第2の負荷への負荷電流が検出
されている期間に点灯する第2の動作表示灯とを備えて
いるのである。
【0006】請求項2の発明では、第1の負荷はトイレ
を照明する照明負荷であり、第2の負荷はトイレの換気
を行う換気扇である。
【0007】
【作用】請求項1の構成によれば、第1の接点と連動す
る第2の接点およびスイッチング素子がともにオフであ
るときに点灯する第1の動作表示灯と、電流検出回路に
より第2の負荷への負荷電流が検出されている期間に点
灯する第2の動作表示灯とを備えているので、第1の動
作表示灯が点灯していれば、第1の接点と第2の接点と
スイッチング素子とがともにオフであって、両負荷がオ
フであることを示すことになる。また、負荷がオフであ
るときに第1の動作表示灯が点灯することによって周囲
が暗くてもタイマスイッチの場所を示すことができる。
さらに、第1の接点と連動する第2の接点と電流検出回
路との直列回路に並列接続されたスイッチング素子に並
列に第1の動作表示灯が接続されているので、第1の動
作表示灯が消灯していれば、第1の接点と第2の接点と
スイッチング素子との少なくとも一つがオンであること
がわかる。ここで、第2の動作表示灯が点灯していれば
電流検出回路によって電流が検出されている状態である
から、第2の接点がオンであることに対応するのであっ
て、第2の接点は第1の接点に連動するから、第1の動
作表示灯が消灯していて第2の動作表示灯が点灯してい
れば、第1の負荷と第2の負荷とがともにオンであるこ
とになる。さらに、第1の動作表示灯と第2の動作表示
灯とがともに消灯していれば、第2の接点がオフである
から、第1の接点もオフであって、スイッチング素子の
みがオンである状態を示しているこになり、結果的に第
2の負荷が遅延回路の限時動作によってオンに保たれて
いる状態であることがわかる。
【0008】要するに、第1の動作表示灯が点灯してい
れば両負荷がともにオフ、第1の動作表示灯が消灯して
いて第2の動作表示灯が点灯していれば両負荷がともに
オン、第1の動作表示灯と第2の動作表示灯とがともに
消灯していれば第1の負荷がオフで第2の負荷がオンで
あることが示されるのである。請求項2の構成は、望ま
しい実施態様であって、オン操作時に照明負荷と換気扇
とが同時にオンになり、オフ操作時に照明負荷のみ瞬時
にオフにして換気扇を一定時間後にオフにすることにな
る。すなわち、トイレの環境として照明負荷を不必要に
長く点灯させることがなく、かつ十分な換気を行うこと
ができるのである。
【0009】
【実施例】以下の実施例では、トイレを照明する照明負
荷と、トイレを換気する換気扇とを負荷とする場合につ
いて説明するが、負荷の種類は必ずしもこれに限定され
るものではなく、オフ操作時に瞬時にオフにすべき負荷
と一定時間後にオフにすべき負荷とを同時に操作する場
合であれば、本発明の技術思想を適用することが可能で
ある。
【0010】図1に本発明の実施例の回路を示す。この
回路では1つの操作部で開閉される第1の接点S1 と第
2の接点S2 とを備える。すなわち、第1の接点S1
第2の接点S2 とは連動してオン・オフする。第1の接
点S1 は電流検出回路1を構成する変流器CTの1次側
に直列接続され、この直列回路は電源端子Eと第1の負
荷接続端子L1 との間に接続される。また、第2の接点
2 は変流器CTの1次側に直列接続され、この直列回
路は電源端子Eと第2の負荷接続端子L2 との間に接続
される。また、第2の接点S2 と変流器CTの1次側と
の直列回路には、チョークコイルL0 とトライアックよ
りなるスイッチング素子Q1 との直列回路が並列に接続
される。電源端子Eと第1の負荷接続端子L1 との間に
は照明負荷2と電源ACとの直列回路を接続し、電源端
子Eと第2の負荷接続端子L2 との間には換気扇3と電
源ACとの直列回路を接続する。したがって、第1の接
点S1 および第2の接点S2 がオンであれば、照明負荷
2と換気扇3とがともにオンであり、第1の接点S1
よび第2の接点S2 がオフであってスイッチング素子Q
1 がオンであれば、換気扇3のみがオンになる。第1の
接点S1 および第2の接点S2 とスイッチング素子Q1
とがすべてオフであれば、照明負荷2と換気扇3とはオ
フになる。
【0011】変流器CTの2次側は、遅延回路Bに接続
される。遅延回路Bは、変流器CTの2次側の検出出力
の停止後に一定時間の限時動作を行うタイマ回路5と、
このタイマ回路5の限時動作中の出力によってスイッチ
ング素子Q1 をオン状態に保持する導通保持回路4と、
誤動作防止回路6とからなる。誤動作防止回路6につい
ては後述する。
【0012】タイマ回路5は、変流器CTの2次側の出
力を整流するダイオードブリッジDB1 を備える。ダイ
オードブリッジDB1 の出力は、抵抗R2 とツェナダイ
オードZDとによって波高値が制限され、逆流阻止用の
ダイオードD1 を介してコンデンサC1 を充電する。コ
ンデンサC1 には放電用の可変抵抗器VRが並列接続さ
れ、この可変抵抗器VRの抵抗値を調節することによっ
てコンデンサC1 の電荷の放電時間が調節される。すな
わち、コンデンサC1 と可変抵抗器VRとによって構成
された時定数回路の放電時間により限時動作の期間が決
定される。
【0013】導通保持回路4は、ダイオードブリッジD
2 、サイリスタQ2 、トランジスタQ3 、デプレッシ
ョン形の電界効果トランジスタQ4 等を用いて構成して
あり、コンデンサC1 の充電電圧が一定電圧以上である
期間、スイッチング素子Q1を導通状態に保持する。第
2の接点S2 と変流器CTの1次側との直列回路(すな
わち、チョークコイルL0 とスイッチング素子Q1 との
直列回路には、第1の動作表示灯であるネオンランプN
Eと限流抵抗R0 との直列回路が並列接続される。した
がって、第1の接点S1 と第2の接点S2 とがともにオ
フであるときに、すなわち照明負荷2と換気扇3とがと
もにオフであるときには、換気扇3および限流抵抗R0
を通してネオンランプNEに電流が流れて点灯する。ま
た、第1の接点S1 および第2の接点S2 がオンである
かスイッチング素子Q1 がオンであるとき、すなわち換
気扇3または照明負荷2がオンであるときには、ネオン
ランプNEの両端間に十分な電圧が印加されないからネ
オンランプNEは消灯する。要するに、ネオンランプN
Eが点灯していれば、照明負荷2と換気扇3とがともに
オフであり、ネオンランプNEが消灯していれば、照明
負荷2と換気扇3との少なくとも一方がオンであること
を示す。
【0014】一方、変流器CTの2次側には第2の動作
表示灯である発光ダイオードLEDが接続され、発光ダ
イオードLEDは変流器CTの2次側に出力が発生して
いるときに点灯する。すなわち、発光ダイオードLED
は、第1の接点S1 および第2の接点S2 がオンである
ときに点灯する。次に、上記回路の動作を説明する。第
1の接点S1 および第2の接点S2 がともにオフであっ
てタイマ回路5のコンデンサC1 が充電されていないと
きは、デプレッション形である電界効果トランジスタQ
4 はオンになっている。したがって、電源AC−抵抗R
9 −ダイオードブリッジDB2 −抵抗R6 −抵抗R8
電界効果トランジスタQ4 −ダイオードブリッジDB2
−チョークコイルL0 −換気扇3−電源ACという経路
で電流が流れる。上記経路で電流が流れると、トランジ
スタQ3 のベース電位が引き下げられて、トランジスタ
3 はオフになる。したがって、サイリスタQ2 にはゲ
ート電流が流れずサイリスタQ2 はオフになり、結果的
に、スイッチング素子Q1 には十分なゲート電流が流れ
ず、スイッチング素子Q1 はオフに保たれる。
【0015】第1の接点S1 および第2の接点S2 がオ
ンになると、照明負荷2と換気扇3とに電源ACが接続
されてオンになり、また、電流検出回路1の変流器CT
の1次側に電流が流れ、変流器CTの2次側に出力が発
生する。この出力により発光ダイオードLEDが点灯し
て照明負荷2と換気扇3とがオンであることを示す。ま
た、このときコンデンサC1 が充電されて電界効果トラ
ンジスタQ4 のゲートがソースに対して負電位になり、
電界効果トランジスタQ4 がオフになる。電界効果トラ
ンジスタQ4 のドレインには、誤動作防止回路6を構成
するトランジスタQ6 のベースが接続されており、電界
効果トランジスタQ4 がオフになると、トランジスタQ
6 もオフになる。したがって、トランジスタQ3 にバイ
アスがかかってオンになり、トランジスタQ3 がオンに
なるとサイリスタQ2 にゲート電流が供給されてサイリ
スタQ2 がオンになる。サイリスタQ2 がオンになれば
ダイオードブリッジDB2 を介してスイッチング素子Q
1 にトリガがかかり、スイッチング素子Q1 がオンにな
る。つまり、第1の接点S1 および第2の接点S2がオ
ンになれば、スイッチング素子Q1 がオンになるのであ
る。
【0016】一方、第1の接点S1 および第2の接点S
2 がオフになると、照明負荷2は電源ACが遮断されて
ただちにオフになるが、換気扇3にはスイッチング素子
1を通じて電源ACが供給されて動作状態を継続す
る。すなわち、第1の接点S1および第2の接点S2
オフになるから変流器CTの2次側の出力が停止し、コ
ンデンサC1 の電荷が可変抵抗器VRを介して放電す
る。コンデンサC1 の両端電圧が所定電圧に低下するま
では電界効果トランジスタQ4 はオフに保たれるから、
スイッチング素子Q1 はコンデンサC1 と可変抵抗器V
Rとにより決定される限時動作の期間だけオンに維持さ
れる。第1の接点S1 および第2の接点S2がオフにな
ってから一定時間が経過してコンデンサC1 の両端電圧
が所定電圧以下になると、電界効果トランジスタQ4
オンになってトランジスタQ3 がオフになる。その結
果、サイリスタQ2 がオフになり、スイッチング素子Q
1 にトリガがかからなくなって、換気扇3への電源AC
の供給が停止される。
【0017】コンデンサC1 の両端間にはトランジスタ
5 のエミッタ−コレクタが並列に接続され、このトラ
ンジスタQ5 とトランジスタQ6 とにより、コンデンサ
1にノイズが重畳されて充電されないようにするため
の誤動作防止回路6が構成される。ところで、第1の接
点S1 および第2の接点S2 の操作部は、いわゆるピア
ノハンドル式のスイッチとして構成されている。図2な
いし図4に分解斜視図を示す。第1の接点S1 および第
2の接点S2 を開閉するスイッチ機構部は合成樹脂製の
ボディ7aと、合成樹脂製のカバー7bとで形成された
器体7に収納される。ボディ7aとカバー7bとは、カ
バー7bの対向する一対の側面に垂設したボディ係合脚
10に設けたボディ係合孔10aをボディ7aの係合突
起9に係合させて結合される。
【0018】カバー7bの両側面には、取付枠8の両側
片8b, 8bの縦片に穿設してある一対の係合孔8cに
それぞれ対応した結合爪11a, 11bがそれぞれ一体
に突設され、一方の結合爪11bの背部にはカバー7b
の外壁を上下に貫通した孔よりなるたわみ代を得るため
の空間12が形成されていて、結合爪11bを内側へ弾
性的に押し込むことができるようになっている。
【0019】ボディ7aの中央両側部には接続端子収納
部13, 14が形成され、一方の接続端子収納部13に
は電源端子Eを構成する電源端子板15、鎖錠ばね1
6、解除釦17からなる速結端子が収納され、他方の接
続端子収納部14には第1の負荷接続端子L1 を構成す
る端子板18、鎖錠ばね19、および第2の負荷接続端
子L2 を構成する端子板20、鎖錠ばね21が収納され
る。また、接続端子収納部14には第1の負荷接続端子
1 および第2の負荷接続端子L2 に共通の解除釦22
が収納される。ボディ7aの下面には、図5に示すよう
に、電源端子E、第1の負荷接続端子L1 、第2の負荷
接続端子L2 に対応する電線挿入孔71,72,73が
設けられ、各電線挿入孔71,72,73に電線の芯線
を挿入することにより速結端子を構成している電源端子
E、第1の負荷接続端子L1 、第2の負荷接続端子L2
に、電源AC、照明負荷2、換気扇3をそれぞれ電気的
に接続することができるようになっている。
【0020】端子板18は、接続端子収納部14の隔壁
を乗り越えて中央収納部23内に延出する延出片18a
を備え(図4参照)、延出片18aには固定接点27a
が設けられる。また、端子板20は接続端子収納部14
の隔壁の開口から中央収納部23内に延出する延出片2
0aを備え、延出片20aの先端に固定接点27bが設
けられる。
【0021】中央収納部23には電源端子板15に電気
的に接続された支持板25が配設され、支持板25の上
には可動子Aが配置される。可動子Aは導電板により形
成されていて、中央収納部23内に納装され、両端部が
中央収納部23の側壁に設けたV状凹部23a(図7参
照)に嵌め込まれ、下端縁が上記支持板25に接した状
態でV状凹部23aの下部を中心に回動するようになっ
ている。可動子Aの上端両側部において上方へ突設して
ある突片の表裏両面にはそれぞれ可動接点29が設けら
れ、可動子Aの回動に応じて可動接点29が固定接点2
7a, 27bに離接して、電源端子Eと、第1の負荷接
続端子L1 および第2の負荷接続端子L 2 との間をオン
・オフするようになっている。すなわち、可動接点29
と固定接点27aとが第1の接点S1 を構成し、可動接
点29と固定接点27bとが第2の接点S2 を構成す
る。
【0022】可動子Aは、コイルスプリングよりなる反
転ばね30、反転ハンドル31、押釦ハンドル32、ス
ライドカム33等により構成された反転機構により反転
駆動される。反転ばね30は、可動子Aの中央上縁に設
けたばね座24に下部が係合し、上部が反転ハンドル3
1の下部に一体に突設させている筒部31a内に挿入さ
れて反転ハンドル31の両側方向への動きに応じて可動
子Aを反転駆動する。反転ハンドル31は、カバー7b
の凹部51の底部に開口した孔52に下方から挿入さ
れ、反転ハンドル31の下部の筒部31aの両側に設け
た逆三角形状の軸31cがカバー7bの内壁の軸受け5
0に回動自在に支承される。反転ハンドル31の上部の
直方体部31bの両側上部には上記スライドカム33に
掛合する一対の掛合突起34が突設される。
【0023】押釦ハンドル32はカバー7bの凹部51
の両側内壁面に形成された上下方向の係止溝35に係止
突起36を挿入して上下動自在に凹部51内に収納され
ている。押釦ハンドル32の下面には復帰ばね37が取
り付けられる。復帰ばね37は、平片37bから下部ほ
ど互いの距離を広げる一対の復帰ばね片37aを下方に
向けて一体に延設したものであって、平片37bに対し
て押釦ハンドル32の下面に突設した突起32a(図7
参照)を挿入することにより、押釦ハンドル32下面に
取り付けられる。復帰ばね37の復帰ばね片37aの先
端部を凹部51の底面に弾接させることにより押釦ハン
ドル32は上方に常時付勢される。
【0024】スライドカム33は、ポリアセタールのよ
うな弾性に富む熱可塑性樹脂により略ロ形に成形された
ものであり、復帰ばね37の平片37bと押釦ハンドル
32の下面との間に挟装され、反転ハンドル31の揺動
方向においてスライド自在になるように保持される。ス
ライドカム33においてスライド方向の両端部下面に
は、反転ハンドル31に設けた一対の掛合突起34に対
応する一対の掛合突起(図示せず)が突設される。ま
た、スライドカム33の側辺部の中央部には先端ほど互
いの距離を狭くするように突設された一対のばね片33
aが設けられる。両ばね片33aの間には押釦ハンドル
32の下面に形成された凸部が挿入され、押釦ハンドル
32に押力を作用させていない状態では、ばね片33a
のばね力によってスライドカム33が定位置に復帰する
ようになっている。反転ハンドル32の一対の掛合突起
34のうちで、上方に位置している掛合突起34は対応
する掛合カム33よりも中央寄りに位置する。押釦ハン
ドル32に押力を作用させると、掛合カム33に当接し
た掛合突起34は反転ハンドル31の回転に伴ってスラ
イドカム33をスライドさせ、他方の掛合突起34がス
ライドカム33よりも上方まで移動できるように押釦ハ
ンドル32の下面に空間部を形成する。すなわち、押釦
ハンドル32を押すことによって両掛合突起34の上下
位置を逆転させることができ、反転ハンドル31を反転
させることができるのである。
【0025】上記遅延回路B等を構成する電子部品はプ
リント基板60に実装される。プリント基板60は、ボ
ディ7aの上面開口部に載置されてタッピングねじ61
により固定される。遅延回路B等を構成する電子部品
は、プリント基板60の両端部において実装されてお
り、プリント基板60に実装された電子部品はボディ7
aの両端部に設けた部品収納部62、63に図8に示す
ように収納される。プリント基板60の中央部には反転
ハンドル31の筒部31aをボディ7a内に挿入するた
めのの窓孔64が形成される。プリント基板60に装着
された発光ダイオードLEDおよびネオンランプNE
は、図7に示すように、カバー7bの中央片側に設けた
窓66(図3参照)から露出するランプカバー65によ
り覆われる。
【0026】器体7は金属製の取付枠8に取着される。
すなわち、取付枠8の窓孔8aに下方からカバー7bを
嵌めるようにして取付枠8の一方の側片2bの縦辺下端
をカバー7bの周辺上面に当接させ、この当接点を支点
として回動させることによって、支点側の結合爪11a
が結合孔8cに係入される。またこのとき、他方の側片
2bの縦辺の下縁は、空間12によるたわみ代とカバー
7bの材質の弾性力とによって結合爪11bを内方向に
押圧する。このようにして、結合爪11bが側片2bの
縦辺の下端を乗り越えると、結合爪11bが係合孔8c
に係入される。器体7は、結合爪11a, 11bが係合
孔8c, 8cにそれぞれ係入されて取付枠8に取着され
た状態で、図8および図9に示すように、押釦ハンドル
32を取付枠8の窓孔8aより突出させる。
【0027】図10に示すように、取付枠8に取り付け
た押釦スイッチ7にはピアノハンドル43が付設され
る。ピアノハンドル43は一側縁に設けた支点リブ43
bをカバー7bの一側部の凹部54に回動自在に係合
し、また、ピアノハンドル43の他側縁に形成した係止
足43aをカバー7bに形成した空間12に連通する係
止孔12aに上下動自在に係止して装着される。ピアノ
ハンドル43の中央片側の透光部43cにはランプカバ
ー65が臨み、ランプカバー65を通った発光ダイオー
ドLEDおよびネオンランプNEの光が透孔部43cを
透過するようになっている。
【0028】ピアノハンドル43は他側部を押操作する
ことで、支点リブ43bの部分を支点として回動自在と
なっており、ピアノハンドル43を押し回動させること
により押釦ハンドル32を押し駆動できるようになって
いる。すなわち、ピアノハンドル43を押し下げると、
押釦ハンドル32を復帰ばね片37aのばね力に抗して
押し下げ、押釦ハンドル32の押し下げにより上述した
動作によって反転ハンドル31が反転回動する。反転ハ
ンドル31を反転回動させるとコイルスプリング30が
反転揺動して可動子Aが反転し、可動接点29が固定接
点27a,27bに接触する。
【0029】可動子Aの反転後にピアノハンドル43の
押し下げ力を解除すると、復帰ばね37の復帰ばね片3
7aのばね力で押釦ハンドル32が押し上げられて、ピ
アノハンドル43も元の位置に復帰する。また同時に、
スライドカム33もばね片33aのばね力で中央部位に
復帰する。この状態でピアノハンドル43を押し下げれ
ば上述と同様な操作によって可動子Aが反転し、可動接
点29が固定接点27a、27bから離れるのである。
可動子Aの反転後にピアノハンドル43の押し下げ力を
解除すれば元の状態に戻ることになる。要するに、ピア
ノハンドル43を1回押し下げるたびに可動子Aが反転
するのである。
【0030】
【発明の効果】本発明は上述のように、第1の接点と連
動する第2の接点およびスイッチング素子がともにオフ
であるときに点灯する第1の動作表示灯と、電流検出回
路により第2の負荷への負荷電流が検出されている期間
に点灯する第2の動作表示灯とを備えているので、第1
の動作表示灯が点灯していれば両負荷がともにオフ、第
1の動作表示灯が消灯していて第2の動作表示灯が点灯
していれば両負荷がともにオン、第1の動作表示灯と第
2の動作表示灯とがともに消灯していれば第1の負荷が
オフで第2の負荷がオンであることが示されるのであ
る。すなわち、負荷の3つの動作状態を示すことがで
き、負荷の動作状態を操作部で確認できるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す回路図である。
【図2】実施例の一部省略した分解斜視図である。
【図3】実施例の一部省略した分解斜視図である。
【図4】実施例の一部省略した分解斜視図である。
【図5】実施例のボディの背面図である。
【図6】実施例のカバーおよびプリント基板を外した状
態の正面図である。
【図7】実施例を示す断面図である。
【図8】実施例の取付枠に取り付けた状態の一部破断し
た側面図である。
【図9】実施例の取付枠に取り付けた状態の正面図であ
る。
【図10】実施例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 電流検出回路 2 照明負荷 3 換気扇 AC 電源 B 遅延回路 LED 発光ダイオード NE ネオンランプ Q1 スイッチング素子 S1 第1の接点 S2 第2の接点

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源と第1の負荷との間に挿入された第
    1の接点と、電源と第2の負荷との間に挿入された第2
    の接点と、少なくとも第2の負荷への負荷電流を検出す
    る電流検出回路と、第2の接点と電流検出回路との直列
    回路に並列に接続されたスイッチング素子と、第2の接
    点のオンに伴って電流検出回路により第2の負荷への負
    荷電流が検出されるとスイッチング素子をオンにし第2
    の接点のオフに伴って電流検出回路により第2の負荷へ
    の負荷電流が検出されなくなると限時動作を開始して一
    定時間の経過後にスイッチング素子をオフにする遅延回
    路と、第1の接点と第2の接点とを連動させてオン・オ
    フさせるスイッチ機構部と、スイッチング素子に並列に
    接続され第2の接点およびスイッチング素子がともにオ
    フであるときに点灯する第1の動作表示灯と、電流検出
    回路により第2の負荷への負荷電流が検出されている期
    間に点灯する第2の動作表示灯とを備えたことを特徴と
    する動作表示灯付きタイマスイッチ。
  2. 【請求項2】 第1の負荷はトイレを照明する照明負荷
    であり、第2の負荷はトイレの換気を行う換気扇である
    ことを特徴とする請求項1記載の動作表示灯付きタイマ
    スイッチ。
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