JP3175967B2 - 遅れスイッチ - Google Patents

遅れスイッチ

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JP3175967B2
JP3175967B2 JP06886092A JP6886092A JP3175967B2 JP 3175967 B2 JP3175967 B2 JP 3175967B2 JP 06886092 A JP06886092 A JP 06886092A JP 6886092 A JP6886092 A JP 6886092A JP 3175967 B2 JP3175967 B2 JP 3175967B2
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守 佐々木
秀樹 横山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二つの負荷を同時にオ
ンさせ、オフ時には一方の負荷のオフを遅延させる遅れ
スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、遅れスイッチには、例えばトイレ
の換気扇を制御するものがある。この遅れスイッチは、
トイレから出るときにスイッチを1ショット動作させ
て、その動作時から換気扇を一定時間動作させるもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら例えばト
イレの換気扇と照明負荷のように遅延動作させる負荷
と、遅延動作させないが同時的に使用する負荷とを操作
する場合、一方は遅延スイッチを、他方は通常のスイッ
チを使用し、夫々別々に操作しなければならなかった。
【0004】本発明は、上述のような点に鑑みて為され
たもので、その目的とするところは遅延動作させる負荷
と、遅延動作させないが同時的に使用する負荷とを一つ
の開閉素子の開閉操作で操作することができる遅れスイ
ッチを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、負荷電流を検出する電流検出回路と、
第1の負荷と電源との間に上記電流検出回路を介して第
1の接点を、第2の負荷と上記電源との間に上記電流検
出回路を介して第2の接点を挿入して上記両接点を同時
に開閉する開閉素子と、上記電流検出回路の検出出力の
発生から、この発生が無くなって一定時間経過するまで
出力を発生する遅延回路と、上記電流検出回路と第2の
接点との直列回路に並列に接続され、上記遅延回路の出
力が発生している間オン動作を保持するスイッチング素
子とを具備したものである。
【0006】尚上記第1の負荷がトイレの照明負荷で、
第2の負荷がトイレの換気扇であっても良い。
【0007】
【作用】而して本発明によれば、第1の接点、第2の接
点を持つ開閉素子のオフ操作で、二つの負荷を同時にオ
ン動作させ、しかもオフ操作時には第1の負荷を即断
し、第2の負荷のオフを第1の負荷のオフに対して遅延
させることができ、使用者にとって個々の負荷に対応し
たスイッチを設ける必要が無いから、設備コストが安価
な上に操作も面倒でない。
【0008】またスイッチの開閉素子が一つであるた
め、開閉機構が簡単となり、部品点数及び組み立て工数
も少なく、製作コストも安価となる。尚第1の負荷がト
イレの照明負荷で、第2の負荷がトイレの換気扇であれ
ば、トイレの使用時にはオン操作するだけで、トイレの
照明負荷と換気扇を同時に動作させることができ、また
トイレから出てオフ操作すれば照明負荷を消し、しかも
換気扇の動作を一定時間遅延させた後に止めるため、無
駄に照明負荷を点けることがなく且つ充分な換気が行な
える。
【0009】
【実施例】以下本発明を実施例により説明する。図1は
本発明の実施例の回路を示しており、この実施例の回路
では一つの開閉素子Aで開閉される第1の接点S1 、第
2の接点S2 の一方S1 を電流検出回路1を構成する変
流器CTの1次側を介して電源端子Eと第1の負荷接続
端子L1との間に接続し、他方S2 を電流検出回路1を
構成する変流器CTの1次側を介して電源端子Eと第2
の負荷接続端子L2 との間に接続している。
【0010】電源端子Eと第1の負荷接続端子L1 との
間には遅延動作させない負荷、例えばトイレの照明負荷
2と電源ACとの直列回路を、また電源端子Eと第2の
負荷接続端子L2 との間には遅延動作させる負荷、例え
ばトイレの換気扇3と電源ACとの直列回路を接続す
る。一方遅延回路Bは、上記電流検出回路1の変流器C
Tの1次側と第2の接点S 1 との直列回路にチョークL
0 を介して並列接続されたトライアックからなるスイッ
チング素子Q1 と、上記電流検出回路1の変流器CTの
2次側の検出出力が発生してから、検出出力がなくなっ
て一定時間経過するまで出力を発生するタイマ回路5
と、このタイマ回路5の出力が発生している間スイッチ
ング素子Q1 のオン動作を保持する導通保持回路4と、
後述する誤動作防止回路6とからなる。
【0011】タイマ回路5は、CRの時定数回路で構成
しており、電流検出回路1の変流器CTの2次出力をダ
イオードブリッジDB1 で整流した出力でコンデンサC
1 を充電するようにしてあり、このコンデンサC1 の両
端に接続された可変抵抗VRの設定により決まるコンデ
ンサC1 の放電時間により換気扇3の遅延動作時間を設
定するものである。ここで、導電保持回路4のダイオー
ドブリッジDB2 の整流出力は抵抗R2 とツエナダイオ
ードZDからなる電圧規制回路で波高値を規制してあ
り、この電圧規制回路の出力で逆流阻止用のダイオード
1 を介してコンデンサC1 を充電するようにしてあ
る。導通保持回路4は、ダイオードブリッジDB2 、S
CRQ2 、トランジスタQ3 、FETQ4 等を用いて構
成してあり、コンデンサC1 の充電電圧が一定電圧以上
である間、スイッチング素子Q1 を導通状態に保持す
る。
【0012】次にこの図1の回路動作を説明する。まず
開閉素子Aがオン操作されず、両接点S1 、S2 が共に
オフでタイマ回路4のコンデンサC1 が充電されていな
いとき、つまりは待機時には、FETQ4にバイアスが
かかっている(ディプレッションモード)。従って、電源
AC、抵抗R9 、ダイオードブリッジDB2 、抵抗
6 、抵抗R8 、FETQ4 、ダイオードブリッジDB
2 、チョークL0 、換気扇3の経路で電流が流れる。こ
のため、トランジスタQ3 のベース電位が引き下げら
れ、トランジスタQ3 がオフとなる。よってSCRQ2
にはゲート電流が供給されず、SCRQ2 もオフで、ス
イッチング素子Q1 を導通するトリガがかからないよう
になっている。ここで、コンデンサC1 の両端に接続さ
れたトランジスタQ5 及びこのトランジスタQ5 の導通
を制御するトランジスタQ6 は、この待機時にノイズが
コンデンサC1 に直接に重畳されて充電されないように
する誤動作防止回路6を構成する。
【0013】而して今、開閉素子Aがオン操作されて各
接点S1 、S2 がオンすると、照明負荷2と、換気扇3
とに電源ACが接続されてオン動作するとともに夫々を
通じて電源ACからの電流が電流検出回路1の変流器C
Tの1次側に流れ、2次出力、つまり検出出力が発生す
る。この2次側出力により発光ダイオードLEDが点灯
してオン動作中を表示する。またコンデンサC1 が充電
され、FETQ4 のゲート・ソース間に負電圧が印加さ
れるので、この場合にはFETQ4 がカットオフする。
【0014】このようにして、FETQ4 がオフする
と、トランジスタQ3 にオンとなるバイアスがかかり、
このトランジスタQ3 のオンによりSCRQ2 にゲート
電流が供給され、SCRQ2 がオンとなる。従って、S
CRQ2 のオンによりダイオードブリッジDB2 を介し
てスイッチング素子Q1 にトリガがかかり、スイッチン
グ素子Q1 がオンとなる。
【0015】次に開閉素子Aがオフ操作されて両接点S
1 、S2 がオフとなると、照明負荷2は電源ACが遮断
されて即消灯となるが、換気扇3にはスイッチング素子
1を通じて電源ACが供給されて動作状態を継続す
る。つまり両接点S1 、S2 のオフにより電流検出回路
1の変流器CTの2次出力がなくなるが、コンデンサC
1 の両端電圧が可変抵抗VRを介して放電し、やがてF
ETQ4 のカットオフ電圧以下に低下するまでスイッチ
ング素子Q1 のオン状態が継続する。そして一定時間経
過してコンデンサC1 の両端電圧がFETQ 4 がオンす
る電圧以下に低下すると、FETQ4 に電流が流れ、ト
ランジスタQ 3 がオフとなる。従って、SCRQ2 もオ
フとなり、スイッチング素子Q1 にトリガがかからなく
なり、換気扇3への電源ACの供給が停止され、待機状
態に戻る。なお、上述のようにFETQ4 に電流が流れ
ると、トランジスタQ5 、Q6がオンとなるので、この
際にはコンデンサC1 の充電電荷が急速に放電される。
よって、換気扇3の動作を停止する際の切換がスムーズ
に行われる。
【0016】尚ネオン管NEは電流検出回路1の変流器
CTと第2の接点S2 との直列回路又スイッチング素子
1 に限流抵抗R0 を介して並列接続されており、開閉
素子A及びスイッチング素子Q1 がオフ、つまり換気扇
3、照明負荷2が共にオフ状態のときには換気扇3及び
限流抵抗R0 を通じて電流が流れて発光し、開閉素子A
又はスイッチング素子Q1 がオン状態のときには限流抵
抗R0 とネオン管NEとの直列回路が短絡されるため発
光しない。つまり発光により換気扇3及び照明負荷2が
共にオフ状態にあることを表示するのである。一方発光
ダイオードLEDは変流器CTに2次出力が発生してい
るときに発光し、開閉素子Aがオン操作されていること
を表示する。
【0017】本実施例のスイッチ構成は所謂ピアノハン
ドル式のスイッチ構成となっており、図2乃至図4にそ
の分解斜視図を示す。開閉素子A及び遅延回路B等を内
蔵した遅延スイッチの器体7は合成樹脂製のボディ7a
と、合成樹脂製のカバー7bとで形成され、カバー7b
の対向する一対の側面から垂下したボディ係合脚10に
設けたボディ係合孔10aをボディ7aの係合突起9に
係合させて結合するようになっている。
【0018】カバー7bには更に両側面に、取付枠8の
両側片8b, 8bの縦片に穿設してある一対の係合孔8
cに夫々対応した係合爪11a, 11bを夫々一体に突
設し、一方の係合爪11bの背部にはカバー7bの外壁
を上下に貫通した孔よりなるたわみ代を得るための空間
12を形成して、係合爪11bが内側へ弾性的にたわむ
ことができるようになっている。
【0019】また、ボディ7aの中央両側に接続端子収
納部13, 14を形成し、一方の接続端子収納部13に
は電源端子Eを構成する電源端子板15、鎖錠ばね1
6、解除釦17からなる速結端子を収納し、他方の接続
端子収納部14には第1の負荷接続端子L1 を構成する
端子板18、鎖錠ばね19からなる速結端子と、第2の
負荷接続端子L2 を構成する端子板20、鎖錠ばね21
からなる速結端子と、第1、第2の負荷接続端子L1
2 に共通の解除釦22とを収納している。ボディ7a
の下面には図5に示すように各端子E、L1 、L2 に対
応する電線挿入孔71、72、73が設けられ、これら
電線挿入孔71、72、73に電線の芯線を挿入するこ
とにより速結端子からなる各端子E、L1 、L2 に電源
AC、照明負荷2、換気扇3を電気的に接続することが
できるようになっている。
【0020】端子板18は図6に示すように接続端子収
納部14の隔壁を乗り越えて中央収納部23内に延出し
てあり、この延出片18aには固定接点27aを設けて
いる。また端子板20は接続端子収納部14の隔壁の開
口から中央収納部23内に延設し、その延出片20aの
先端に固定接点27bを設けている。中央収納部23に
は上記電源端子板15に電気的に接続された支持板25
を配設しており、この支持板25上に開閉素子Aが配置
される。
【0021】上記開閉素子Aは導電板により形成してあ
り、中央収納部23内に入れられ、両端を中央収納部2
3の側壁に設けたV状凹部23a(図7に示す)にはめ
込んで下端縁が上記支持板25に接した状態でV状凹部
23aの下部を中心に回動自在となっている。そして、
開閉素子Aの上端両側に上方へ突設してある突片に設け
てある可動接点29、29が開閉素子Aの回動に応じて
固定接点27a, 27bに接触、開離して、電源端子E
と、第1, 第2の負荷接続端子L1 、L2 との間をオ
ン、オフするようになっている。つまり可動接点29と
固定接点27aとが第1の接点S 1 を、また可動接点2
9と固定接点27bとが第2の接点S2 を夫々構成す
る。
【0022】この開閉素子Aを反転駆動するのがコイル
スプリング30と、反転ハンドル31と、押釦32及び
スライドカム33等とから構成される反転機構である。
コイルスプリング30は上記開閉素子Aの中央上縁に設
けたばね座24に下部を係合させ、上部を反転ハンドル
31の下部に一体に突設させている筒部31a内に挿入
させて反転ハンドル31の両側方向への動きに応じて開
閉素子Aを反転駆動するようになっている。
【0023】反転ハンドル31はカバー7bの凹部51
の底部に開口した孔52に下方から挿入され、反転ハン
ドル31の下部の筒部31aの両側に設けた逆三角形状
の軸31bをカバー7bの内壁の軸受け50に回動自在
に枢支してあり、反転ハンドル31の上部の直方体部3
1bの両側上部には上記スライドカム33に掛合する掛
合突起34, 34を突設している。
【0024】押釦32は上記カバー7bの凹部51の両
側内壁面に形成された上下方向の係合溝35に係合突起
36, 36を係合して上下動自在に凹部51内に収納さ
れており、平片37bから下向きに開拡した2つの復帰
ばね片37a,37aを下方に向けて一体延設して構成
した復帰ばね37を平片37bに穿設した孔37dに押
釦32の下面に突設した突起32aを挿入することによ
り、押釦32の下面に取り付け、この復帰ばね37の復
帰ばね片37a、37a先端を凹部51の底面に弾接す
ることにより上方に常時付勢されている。
【0025】スライドカム33はポリアセタールのよう
な弾性に富む熱可塑性樹脂により略ロ状に成形されたも
ので、対向する側辺部の下面に上記反転ハンドル31の
掛合突起34に対応する断面逆三角形の掛合カム体(図
示せず)を突設し、更に別の側辺部の内側にはハ状に一
体突設した一対のばね片33a, 33aを備え、このば
ね片33a, 33aの先端間に押釦32の下面に形成し
ている係合部(図示せず)を挿入して押釦32の下面に
おいてスライドカム33を摺動自在に装着し且つばね片
33a, 33aの弾性によって反摺動方向への復帰力を
与えるようになっている。
【0026】プリント基板60は上記の遅延回路B等を
構成する電子部品を実装したものであって、ボディ7a
の上面開口部に載置されてタッピングねじ61にて固定
され、両端下面に実装した部品をボディ7aの両端に設
けた部品収納部62、63に図8に示すように収納され
る。またプリント基板60の中央の窓孔64は反転ハン
ドル31の筒部31aが上部からボディ7a内に挿入す
るための孔である。
【0027】ランプカバー65はプリント基板60に実
装されている上記回路における発光ダイオードLED及
びネオン管NEを図7に示すように被蔽するためのもの
で、カバー7bの中央片側に設けた窓66に被着するよ
うになっている。このように構成した遅れスイッチは金
属製の取付枠8の窓孔8aに下方から器体7を嵌めるよ
うにして、取付枠8の一方の側片2bの縦辺の下端をカ
バー7bの周辺上面に当接した状態でこの当接点を支点
として回動させれば支点側の係合爪11aが係合孔8c
に係入し、他方の側片2bの縦辺の下端が空間12のた
わみ代と、カバー7bの材質の弾性力によって内方向に
押圧させて係合爪11bを乗り越え、係合爪11bを係
合孔8cに係入する。係合爪11b, 11bを係合孔8
c, 8cに夫々係入させて係合固定された状態では図
8、図9に示すように押釦32が取付枠8の窓孔8aよ
り突出することになる。
【0028】図10に示すように取付枠8に取り付けた
状態で、ピアノハンドル43を取り付ければピアノハン
ドル式の遅れスイッチが完成する。このピアノハンドル
43は一側縁に設けた支点リブ43bをカバー7bの一
側部の凹部54に回動自在に係合し、また、ピアノハン
ドル43の他側縁に形成した係合足43aをカバー7b
の他側部の空間12に上下動自在に係合して装着されて
いる。この際ピアノハンドル43の中央片側の透光部4
3cに上記ランプカバー65が臨み、ランプカバー65
を通じた発光ダイオードLED及びネオン管NEの光で
照光されるようになっている。
【0029】またピアノハンドル43は支点リブ43b
の部分を支点として回動自在となっており、該ピアノハ
ンドル43を押し回動させることにより押釦32を押し
駆動することができるのである。
つまりピアノハンドル43を押し下げると、押釦32
を復帰ばね片37aに抗して押し下げ、押釦32の押し
下げによりスライドカム33が下降してスライドカム3
3の一側部下面の掛合カム体(図示せず)の内側傾斜面
の基部付近が、傾いた状態にある反転ハンドル31の上
側の掛合突起34に当たり、更に押釦32を押すと掛合
カム体38の内側傾斜面に沿うように掛合突起34が押
し下げられて反転ハンドル31が反転回動する。
【0030】上記のようにして反転ハンドル31を反転
回動させるとコイルスプリング30が反転揺動して開閉
素子Aを反転させ、可動接点29,29が固定接点27
a、27bに接触するのである。この反転後ピアノハン
ドル43の押し下げ力を解除すると、復帰ばね37の復
帰ばね片37aで押釦32が押し上げられて、ピアノハ
ンドル43も元の状態に戻ることになる。同時にスライ
ドカム33もばね片33aのばね力で中央部位に摺動復
帰する。この状態でピアノハンドル43を押し下げれば
上述と同様な操作によって開閉素子Aが反転して、可動
接点29,29が固定接点27a、27bから開離する
ことになる。この反転後においてピアノハンドル43の
押し下げ力を解除すれば元の状態に戻ることになる。
【0031】このように本発明遅れスイッチはピアノハ
ンドル43の操作で開閉素子AWO駆動して接点S1
2 をオンオフすることができるのある。尚上記実施例
は上記の照明負荷2、換気扇3を用いているがこの負荷
の組み合わせに特に限定されない。
【0032】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成しているの
で、、第1の接点、第2の接点を持つ開閉素子の開閉操
作で、二つの負荷を同時にオン動作させるとともに、オ
フ時には第2の負荷のオフを遅延させることができ、使
用者にとって個々の負荷に別個にスイッチを設ける必要
が無いため、設備コストが安価な上に操作も面倒でな
く、しかもスイッチの開閉素子が一つであるため、スイ
ッチ機構が簡単となり、部品点数及び組み立て工数も少
なく、製作コストも安価となるという効果がある。
【0033】また第1の負荷がトイレの照明負荷で、第
2の負荷がトイレの換気扇とすれば、トイレの使用時に
は開閉素子をオン操作するだけで、トイレの照明負荷と
換気扇を同時に動作させることができ、またトイレから
出てオフ操作すれば照明負荷を消し、しかも換気扇を一
定時間後に止めることができるため、無駄な照明負荷が
なく且つ充分な換気が行なえるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路図である。
【図2】同上の一部省略した分解斜視図である。
【図3】同上の一部省略した分解斜視図である。
【図4】同上の一部省略した分解斜視図である。
【図5】同上の器体の裏面図である。
【図6】同上のボディの上面図である。
【図7】同上のピアノハンドルを取り付けていない状態
の断面図である。
【図8】同上の取付枠に取り付けた状態で且つピアノハ
ンドルを取り付けていない状態の一部破断せる側面図で
ある。
【図9】同上の取付枠に取り付けた状態で且つピアノハ
ンドルを取り付けていない状態の正面図である。
【図10】同上の側面図である。
【符号の説明】
1 電流検出回路 2 照明負荷 3 換気扇 4 導通保持回路 5 タイマ回路 A 開閉素子 S1 第1の接点 S2 第2の接点 Q1 スイッチング素子 AC 電源
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−87117(JP,A) 特開 平3−194823(JP,A) 特開 平1−320724(JP,A) 特開 昭59−5528(JP,A) 特開 平5−182569(JP,A) 実開 昭58−168034(JP,U) 実開 昭58−168033(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 43/04 H01H 23/22 H05B 37/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷電流を検出する電流検出回路と、第1
    の負荷と電源との間に上記電流検出回路を介して第1の
    接点を、第2の負荷と上記電源との間に上記電流検出回
    路を介して第2の接点を挿入して上記両接点を同時に開
    閉する開閉素子と、上記電流検出回路の検出出力の発生
    から、この発生が無くなって一定時間経過するまで出力
    を発生する遅延回路と、上記電流検出回路と第2の接点
    との直列回路に並列に接続され、上記遅延回路の出力が
    発生している間オン動作を保持するスイッチング素子と
    を具備したことを特徴とする遅れスイッチ。
  2. 【請求項2】上記第1の負荷がトイレの照明負荷で、第
    2の負荷がトイレの換気扇であることを特徴とする請求
    項1記載の遅れスイッチ。
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