JPH0817201A - 携帯用照明装置 - Google Patents

携帯用照明装置

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JPH0817201A
JPH0817201A JP14519094A JP14519094A JPH0817201A JP H0817201 A JPH0817201 A JP H0817201A JP 14519094 A JP14519094 A JP 14519094A JP 14519094 A JP14519094 A JP 14519094A JP H0817201 A JPH0817201 A JP H0817201A
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JP
Japan
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switch
main body
storage battery
lens
light bulb
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP14519094A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Mukai
一矢 向井
Kiyoyuki Okuda
清幸 奥田
Nobuyuki Shibue
伸之 渋江
Toshiyuki Masuda
敏行 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ランプを確実に消灯することができる携帯用照
明装置を提供する。 【構成】蓄電池2は商用電源ACから電源供給を受けた
充電回路3により充電される。商用電源ACからの電源
供給がストップすると、電球4に並列に挿入された点灯
回路5のサイリスタSCRがターンオンし、蓄電池2に
よって電球4が点灯する。点灯回路5をオフして電球4
を消灯させるオフスイッチ9bは、サイリスタSCRの
アノード・カソード間に挿入してある。したがって、オ
フスイッチ9bを閉じればサイリスタSCRを確実にタ
ーンオフさせて電球4を消灯させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蓄電池を電源とする電
球を備えた携帯用照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯用照明装置においては、電球
の点灯回路をオンするオンスイッチと、点灯回路をオフ
するオフスイッチとを各別に操作するスイッチ操作体を
照明装置の本体から一部突出させて設けてあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来構成では、
点灯回路をオフさせるオフスイッチをスイッチング素子
の制御端子に接続していたが、このような構成であると
点灯回路を確実にオフできない場合があるという問題が
あった。また、従来の携帯用照明装置の中には、スイッ
チ操作体をオン位置またはオフ位置に保持せずに、一回
のオン動作あるいはオフ動作により点灯回路のオン/オ
フを行うものがあり、このような照明装置では、上述の
携帯用照明装置に比べて携帯中に不用意にスイッチ操作
体が操作されて電源が入り放しになる可能性が高くなる
という問題があった。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、ランプを確実に消灯することができるととも
に誤動作を防止した携帯用照明装置を提供しようとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、蓄電池と蓄電池の充電回路と蓄
電池を電源とする電球の点灯回路とを収納し電球を前面
から着脱自在に装着する本体と、本体の前面に被着され
て電球の光を集光するレンズと、点灯回路をオンさせる
オンスイッチと、点灯回路をオフさせるオフスイッチ
と、本体に可動自在に配設されオンスイッチ及びオフス
イッチを各別に操作するスイッチ操作体とを備える携帯
用照明装置において、蓄電池から電球への電源供給をオ
ン・オフするスイッチング素子を点灯回路に設け、オン
スイッチをスイッチング素子の制御端子と蓄電池との間
に接続するとともに、オフスイッチをスイッチング素子
の被制御端子間に接続したことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、蓄電池と蓄電池の充電
回路と蓄電池を電源とする電球の点灯回路とを収納し電
球を前面から着脱自在に装着する本体と、本体の前面に
被着されて電球の光を集光するレンズと、点灯回路をオ
ンさせるオンスイッチと、点灯回路をオフさせるオフス
イッチと、本体に可動自在に配設されオンスイッチ及び
オフスイッチを各別に操作するスイッチ操作体とを備え
る携帯用照明装置において、商用電源のコンセントに挿
入されて充電回路への電源供給を可能とする栓刃の後端
に回動軸を突設し、この回動軸を本体背面に回動自在に
軸支して栓刃を本体に収納自在に配設し、一端が充電回
路や点灯回路に接続されるとともに他端には栓刃の回動
軸を挟むようにして栓刃の導電部と接触する略コ字形の
端子片を有する電源端子板を備えたことを特徴とする。
【0007】請求項3の発明は、蓄電池と蓄電池の充電
回路と蓄電池を電源とする電球の点灯回路とを収納し電
球を前面から着脱自在に装着する本体と、本体の前面に
被着されて電球の光を集光するレンズと、点灯回路をオ
ンさせるオンスイッチと、点灯回路をオフさせるオフス
イッチと、本体に可動自在に配設されオンスイッチ及び
オフスイッチを各別に操作するスイッチ操作体とを備え
る携帯用照明装置において、スイッチ操作体の操作位置
をロックするロック手段を具備して成ることを特徴とす
る。
【0008】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、オンスイッチ及びオフスイッチを操作する操作片を
具備してなるスイッチ操作体を本体に摺動自在に付設
し、本体に設けられてスイッチ操作体の摺動を規制する
ロック用リブと、スイッチ操作体に押動自在に取着され
て押操作時にロック用リブを解除方向に撓ませるロック
つまみとでロック手段を構成したことを特徴とする。
【0009】請求項5の発明は、請求項3の発明におい
て、オンスイッチ及びオフスイッチを操作する操作片
と、本体に設けた開口部から突出する押釦部とを具備し
てなるスイッチ操作体を本体に摺動自在かつ内方へ押動
自在に付設し、本体の内面に突設したロック用突起部と
係合し押釦部が内方へ押されたときにロック用突起部と
離脱する深さのロック用溝部をスイッチ操作体の押釦部
を設けた面に形成し、スイッチ操作体を外方へ弾性付勢
する復帰用舌片をスイッチ操作体の対称な位置に複数設
け、ロック用突起部とロック用溝部とでロック手段を構
成したことを特徴とする。
【0010】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、復帰用舌片を金属製の板ばねにより形成したことを
特徴とする。請求項7の発明は、請求項1乃至請求項6
の発明において、本体前面に開口する開口窓の周縁近傍
にレンズの周縁と係合する係合爪を有する突起部を内側
へ向けて複数突設し、電球の光を反射する反射板をレン
ズの内側に配置するとともに反射板を所定の方向に回転
させて反射板の周縁を突起部の係合爪に係合させ反射板
及びレンズを本体の前面に着脱自在に取着し、反射板と
対向する側のレンズの面に反射板と当接する突起を設け
るとともに、反射板の周縁に形成された回り止めリブと
嵌合する凹部をレンズの周縁に設けたことを特徴とす
る。
【0011】
【作用】請求項1の発明の構成では、蓄電池から電球へ
の電源供給をオン・オフするスイッチング素子を点灯回
路に設け、オンスイッチをスイッチング素子の制御端子
と蓄電池との間に接続するとともに、オフスイッチをス
イッチング素子の被制御端子間に接続したので、スイッ
チング素子を確実にオフさせることができるものであ
る。
【0012】請求項2の発明の構成では、商用電源のコ
ンセントに挿入されて充電回路への電源供給を可能とす
る栓刃の後端に回動軸を突設し、この回動軸を本体背面
に回動自在に軸支して栓刃を本体に収納自在に配設し、
一端が充電回路や点灯回路に接続されるとともに他端に
は栓刃の回動軸を挟むようにして栓刃の導電部と接触す
る略コ字形の端子片を有する電源端子板を備えたので、
栓刃と、電源端子板とは略コ字形の端子片により複数箇
所で接触することになり、両者の接触信頼性を向上させ
ることができるものである。
【0013】請求項3の発明の構成では、スイッチ操作
体の操作位置をロックするロック手段を具備したので、
スイッチ操作体が不用意に操作されるのを防止すること
ができるものである。請求項4の発明の構成では、オン
スイッチ及びオフスイッチを操作する操作片を具備して
なるスイッチ操作体を本体に摺動自在に付設し、本体に
設けられてスイッチ操作体の摺動を規制するロック用リ
ブと、スイッチ操作体に押動自在に取着されて押操作時
にロック用リブを解除方向に撓ませるロックつまみとで
ロック手段を構成したので、ロック用リブによってスイ
ッチ操作体の操作位置をロックし、スイッチ操作体が不
用意に操作されるのを防止することができるものであ
る。
【0014】請求項5の発明の構成では、オンスイッチ
及びオフスイッチを操作する操作片と、本体に設けた開
口部から突出する押釦部とを具備してなるスイッチ操作
体を本体に摺動自在かつ内方へ押動自在に付設し、本体
の内面に突設したロック用突起部と係合し押釦部が内方
へ押されたときにロック用突起部と離脱する深さのロッ
ク用溝部をスイッチ操作体の押釦部を設けた面に形成
し、スイッチ操作体を外方へ弾性付勢する復帰用舌片を
スイッチ操作体の対称な位置に複数設け、ロック用突起
部とロック用溝部とでロック手段を構成したので、スイ
ッチ操作体のロック用溝部にロック用突起部を係合する
ことにより、スイッチ操作体の操作位置をロックし、ス
イッチ操作体の対称な位置に設けた複数の復帰用舌片に
よって、押動時のスイッチ操作体のねじれや傾きを抑え
ることができるものである。
【0015】請求項6の発明の構成では、復帰用舌片を
金属製の板ばねにより形成したので、復帰用舌片の弾発
力をより強くすることができるものである。請求項7の
発明の構成では、本体前面に開口する開口窓の周縁近傍
にレンズの周縁と係合する係合爪を有する突起部を内側
へ向けて複数突設し、電球の光を反射する反射板をレン
ズの内側に配置するとともに反射板を所定の方向に回転
させて反射板の周縁を突起部の係合爪に係合させ反射板
及びレンズを本体の前面に着脱自在に取着し、反射板と
対向する側のレンズの面に反射板と当接する突起を設け
るとともに、反射板の周縁に形成された回り止めリブと
嵌合する凹部をレンズの周縁に設けたので、反射板を本
体に圧入せずに本体前面に確実に取着することができる
ために削り粉が発生せず、また、振動や衝撃によってレ
ンズや反射板が本体前面より容易に外れてしまうのを防
ぐことができるものである。
【0016】
【実施例】
(実施例1)本発明の一実施例を図1〜図36により詳
細に説明する。図2及び図3に示すように、携帯用照明
装置の本体1は、前面が開口し略函形に形成されたボデ
ィ10と、ボディ10の前面に嵌着されるカバー20
と、カバー20の前面に被着されるランプカバー30と
で構成される。
【0017】図5に示すように、カバー20の前面下部
には、ニッカド電池のような蓄電池2を収納する電池収
納凹部21と、この電池収納凹部21内に収納された蓄
電池2を保持する保持片21aとが設けてある。また、
図4に示すように、ボディ10の底面には、後述する蓄
電池2の充電回路3と、蓄電池2を電源とする電球4の
点灯回路5と、蓄電池2の充電中に点灯する発光ダイオ
ードLEDとを実装した回路基板6が取り付けられる際
の位置決め用の位置決め突起11が2箇所に設けてあ
る。
【0018】図7及び図8に示すように、カバー20の
前面には、中央に電球4の口金部4aが螺着されるソケ
ット部22aを有する略半球状の凹所22が設けてあ
る。さらに、この凹所22の上部にはねじ挿通孔23が
設けてあって、タッピングねじ7をこのねじ挿通孔23
に挿通し、ボディ10底部より立設したボス12のねじ
孔12bに螺合し、ボディ10とカバー20とを固定し
ている。また、カバー20の背面側下部より一対のカバ
ー取付用係止爪24が突設してあって(図5参照)、図
9に示すように、ボディ10の下部に設けたカバー取付
用凹部13に係合されるようになっている。さらに、カ
バー20の前面には回路基板6に実装された発光ダイオ
ードLEDの光を前方へ投射する投射レンズ8が付設し
てある。
【0019】図6に示すように、カバー20の前面に被
着されるランプカバー30には、その中央部にレンズ5
0の前面を露出させる開口窓31が設けてある。そし
て、この開口窓31の裏面側周縁には、図6及び図10
に示すように、係合爪32aを有する3つの突起部32
が略等間隔で裏面側に突設してある。これらの突起部3
2は、カバー20の前面において3つの突起部32と各
々対応する位置に形成された3つの係止孔25に係止さ
れ、ランプカバー30がカバー20の前面に着脱自在に
被着される。また、レンズカバー30には、カバー20
の前面に設けた投射レンズ8の先端部が挿入される透孔
33が設けてある。
【0020】図11に示すように、反射板40は金属製
であって、フランジ部41を有する椀形に形成してあ
る。椀形の部分の底部には電球4を挿通するための挿通
孔42が設けてある。また、フランジ部41の周縁に
は、ランプカバー30の3つの突起部32に各々対応し
た位置に切欠部43が設けてあり、その内の1つの切欠
部43の端部を切り起こして回り止めリブ44が形成し
てある。
【0021】一方、図12に示すように、レンズ50は
透明なアクリル樹脂により丸形のすり鉢上に形成してあ
り、その周縁には、ランプカバー30の3つの突起部3
2に各々対応した位置に略矩形の切欠部51が設けてあ
る。さらに、レンズ50の裏面側周縁部には、半球状の
突起52が円周方向に等間隔で3つ突設してある。ここ
で、反射板40及びレンズ50をランプカバー30に取
り付けるには次のように行う。まず、レンズ50の切欠
部51をランプカバー30の突起部32に位置合わせし
(図13(a)参照)、レンズ50を所定の方向に回動
すれば、突起部32の係止爪32aにレンズ50の周縁
が係止され、レンズ50がランプカバー30に取り付け
られる(図13(b)参照)。
【0022】次に、反射板40の切欠部43を同じよう
にランプカバー30の突起部32に位置合わせし(図1
3(c)参照)、反射板40を所定の方向に回動すれ
ば、突起部32の係止爪32aに反射板40のフランジ
部41の周縁が係止され、反射板40がレンズ50の裏
側からランプカバー30に取り付けられる(図13
(d)参照)。
【0023】ここで、図14に示すように、レンズ50
の裏面側周縁部に突設した突起52と反射板40が圧接
し、反射板40は自身の弾性により突起部32の係止爪
32aの方へ弾性付勢される。その結果、ランプカバー
30に取り付けられた状態において、弾性を有する反射
板40によってレンズ50はランプカバー30の側へ押
しつけられ、反対に反射板40は係止爪32aの方へ押
し返されるから、レンズ50と反射板40とはしっかり
と固定されてがたつくことがないものである。しかも、
従来は反射板40をカバー20に圧入していたため、反
射板40によってカバー20が削られてしまい、削り粉
が生じるという不具合があったが、上記構成であれば、
このような削り粉が生じるのを防ぐことができる。
【0024】また、反射板40に設けられた回り止めリ
ブ44は、図15に示すように、反射板40を取付方向
に回動したときにレンズ50の周縁部に設けた矩形の係
止凹部53に入り込み、逆方向に回動されるのを規制す
るものである。ところで、本実施例の携帯用照明装置に
おいては、電源コンセントに接続される一対の栓刃61
を備えた栓刃ブロック60が収納自在に本体1に取着し
てある。この栓刃ブロック60は、図16に示すよう
に、一対の栓刃61の後端に熱可塑性樹脂から成る成形
体62を同時成形してあり、成形体62の両側面には円
筒状の回動軸63が突設してある。また、この成形体6
2の栓刃61の反対側の面の中央に、断面形状が半円状
の中央突起64が突設してある。さらに、栓刃61の後
端には突部61aが設けてあって、この突部61aは成
形体62から突出させてある。
【0025】一方、ボディ10の背面には、栓刃ブロッ
ク60の形状に合わせた収納用凹部14が設けてある
(図4(e)参照)。この収納用凹部14の下部、すな
わち栓刃ブロック60の成形体62に対応する位置に
は、成形体62が挿入される挿入孔14aが設けてあ
る。さらに、カバー20の背面の上記挿入孔14aと対
向する位置には、栓刃ブロック60の成形体62に突設
された回動軸63が回動自在に軸支される軸受溝26a
を備えた一対の軸受突起部26が背方へ突設してある
(図7参照)。したがって、図17及び図18に示すよ
うに、カバー20とボディ10とを組み立てた状態で、
ボディ10の挿入孔14aから挿入された栓刃ブロック
60の成形体62は、カバー20に突設された一対の軸
受突起部26の軸受溝26aに回動軸63が軸支され、
栓刃ブロック60が本体1に回動自在に取り付けられ
る。よって、使用時以外は栓刃ブロック60をボディ1
0の収納用凹部14に収納しておき、使用時には栓刃ブ
ロック60を回動して収納用凹部14から引き出し、栓
刃61をボディ10より突出させることができる。
【0026】ここで、図19及び図20に示すように、
カバー20の背面には、2個の突起27aが先端に列設
された柱体27が、一対の軸受突起部26の略中間の位
置に立設してある。これらの突起27aは、栓刃ブロッ
ク60の成形体62に突設された中央突起64と係合す
るものである。すなわち、栓刃ブロック60を収納用凹
部14に収納した状態では、栓刃ブロック60の中央突
起64は上記突起27aと係合していないが、栓刃ブロ
ック60を回動して収納用凹部14から引き出す際に、
栓刃ブロック60の中央突起64がカバー20の下側の
突起27aを乗り越えて2つの突起27aの間に移動
し、係止される。ここで、中央突起64が下側の突起2
7aを乗り越える時にクリック感を出すことができ、ま
た、図21及び図22に示すように、栓刃ブロック60
を引き出した状態では、中央突起64と2つの突起27
aとの係合により、栓刃ブロック60を保持することが
できる。
【0027】また、栓刃ブロック60の栓刃61と、回
路基板6とを電気的に接続するための電源端子板8
1 ,802 が設けてある。この電源端子板801 ,8
2 は、図23及び図24に示すように、板状に形成さ
れた主片811 ,812 と、主片811 ,812 の一端
を屈曲して形成され、栓刃ブロック60の側面より栓刃
61の導電部分と接触導通される略コ字形の端子片82
1 ,822 とから成るものである。端子片821 ,82
2 の先端部は略へ字形に屈曲させてあり、図25及び図
26に示すように、端子片821 ,822 で栓刃ブロッ
ク60の回動軸63を挟むようにして、この屈曲させた
部分を栓刃61に接触させてある。そして、主片8
1 ,812 の他端が回路基板6に形成された回路パタ
ーンに接続され、栓刃61と回路基板6とが電気的に接
続される。
【0028】ここで、電源端子板801 ,802 の端子
片821 ,822 に近い主片811,812 端部には、
2つの突起83が列設してあって、栓刃61の後端の突
部61aと接離するようにしてある。すなわち、栓刃ブ
ロック60を収納用凹部14に収納した状態では、上記
突部61aは電源端子板801 ,802 の突起83と係
合していないが、栓刃ブロック60を回動して収納用凹
部14から引き出す際に、突部61aが電源端子板80
1 ,802 の下側の突起83aを乗り越えて2つの突起
83a,83bの間に移動し、係止される。栓刃61の
後端の突部61aが電源端子板801 ,802 の下側の
突起83aを乗り越える時にクリック感を出すことがで
き、また、栓刃ブロック60を引き出した状態では、図
27及び図28に示すように、栓刃61の後端の突部6
1aと2つの突起83a,83bとの係合により、栓刃
ブロック60を保持するとともに、突部61aと2つの
突起83a,83bとが接触して導通を得ることができ
る。
【0029】したがって、栓刃ブロック60の保持、及
び回動し引き出す際のクリック感を出すのは、上記のよ
うに栓刃ブロック60の中央突起64と、栓刃61の後
端の突部61aとで行っており、栓刃ブロック60の保
持が確実に行えるとともに、使用によるクリック感の低
下を抑制することができるという利点がある。また、栓
刃61と電源端子板80との導通接触も、端子片82と
突起83とで得ているので、接触信頼性を向上させるこ
とができるという利点がある。
【0030】ところで、本実施例の携帯用照明装置の本
体1側面には、後述する点灯回路5をオンするオンスイ
ッチ9a及びオフするオフスイッチ9bを操作するスイ
ッチ操作体70が可動自在に取り付けられる取付孔1a
が設けてある。この取付孔1aは、ボディ10、カバー
20及びランプカバー30のそれぞれの側面に形成され
た矩形の切欠部15,28,34により形成されてい
る。
【0031】スイッチ操作体70は、図29に示すよう
に、円弧状に湾曲した板状の主部71と、主部71の両
端より突出した略U形の操作片72と、主部71の中央
において操作片72と反対側に突出した押釦部73とを
合成樹脂で一体に形成したものである。押釦部73の内
部には、後述するロックつまみ74が収納される凹所7
3aが形成され、この凹所73aと連通する長孔73b
が押釦部73の略中央に設けてある。
【0032】また、上記ロックつまみ74は、図30に
示すように、合成樹脂により、突条部74aを備えて断
面略T形に形成され、突条部74aを押釦部73の長孔
73bより突出させるようにして、押釦部73の凹所7
3a内に収納される(図31及び図32参照)。そし
て、上記のように構成されたスイッチ操作体70は、ボ
ディ10及びカバー20の背面側周縁近傍に各々突設さ
れたガイドリブ19,29と、ボディ10及びカバー2
0の周壁との間に形成された隙間に主部71が挿入さ
れ、ボディ10及びカバー20の周壁とガイドリブ1
9,29とに沿って摺動自在に本体1に取り付けてあ
る。
【0033】また、スイッチ操作体70の操作片72
は、図33及び図34に示すように、ガイドリブ29の
両側にカバー20の周壁より突設された係止リブ20b
に係止してあり、一方の操作片72は、互いの押釦91
aを対向させて回路基板6に実装された押釦スイッチ装
置91からなるオンスイッチ9aとオフスイッチ9bと
の間に配置してある。さらに、ガイドリブ29に挟まれ
るようにしてロック用リブ90がカバー20の裏面より
突設してある。
【0034】一方、スイッチ操作体70の主部71のガ
イドリブ29と対向する側の面には、一対のストッパリ
ブ75が間隔をおいて突設してあり(図29参照)、こ
の一対のストッパリブ75の間にロック用リブ90が位
置し、ロック用リブ90と一対のストッパリブ75とが
干渉することで、スイッチ操作体70の操作位置がロッ
クされるようにしてある(図31参照)。また、ロック
用リブ90は、スイッチ操作体70の押釦部73の凹所
73a内に収納されたロックつまみ74と近接させてあ
る。そして、図32に示すように、押釦部73の長孔7
3aから突出したロックつまみ74の突条部74aを内
方へ押し込めば、ロックつまみ74によってロック用リ
ブ90が内方へ撓ませられてストッパリブ75と干渉し
なくなり、スイッチ操作体70を摺動させることができ
るのである。
【0035】図35及び図36はスイッチ操作体70を
操作して、オンスイッチ9a又はオフスイッチ9bを開
閉する場合の操作手順を示すものである。上述のよう
に、通常はスイッチ操作体70はロック用リブ90によ
って操作位置がロックされており(図35(a)及び図
36(a)参照)、押釦部73を何れの方向に押しても
スイッチ操作体70は動かず、オンスイッチ9aあるい
はオフスイッチ9bも開閉されない。ここで、押釦部7
3の長孔73aから突出したロックつまみ74の突条部
74aを押し込んでロック用リブ90を撓ませれば(図
35(b)及び図36(b)参照)、スイッチ操作体7
0を摺動させることができる。そして、押釦部73を押
してオン方向あるいはオフ方向に操作すれば、押釦スイ
ッチ装置91に挟まれた方の操作片72aがオンスイッ
チ9aあるいはオフスイッチ9bを構成する押釦スイッ
チ装置911 ,912 の押釦91aを各別に押動する
(図35(c)及び図36(c)参照)。
【0036】そして、ロックつまみ74の突条部74a
を押し込んでいた指を離すと、ロック用リブ90の弾発
力によってロックつまみ74は押釦部73の凹所73a
内に押し込まれ、それと同時にスイッチ操作体70が摺
動されることによって撓ませられていた方の操作片72
bが自らの弾性によって復帰し、スイッチ操作体70を
反操作方向に押し戻す(図35(d)及び図36(d)
参照)。その結果、スイッチ操作体70が元の位置に戻
ってロック用リブ90が再度ストッパリブ75の間に入
り込み、スイッチ操作体70の操作位置がロックされる
のである。
【0037】したがって、上記構成であれば、スイッチ
操作体70は通常の状態で操作位置がロックされている
ため、携帯用照明装置を鞄に入れて持ち運ぶような際に
スイッチ操作体70が不用意に動いて点灯回路5がオン
され、蓄電池2が放電して実際に使用する時に蓄電池2
の電池容量が無くなってしまって使用できなくなるとい
うようなことを防止することができるのである。
【0038】図1は本実施例の携帯用照明装置の回路構
成を示す図である。図1に示すように、本体1に設けら
れた栓刃61を介して供給される商用電源ACの交流電
圧をダイオードブリッジDBを有する充電回路3で全波
整流して蓄電池2を充電している。ダイオードブリッジ
DBの出力端間には停電検知用のディジタルトランジス
タQ1 が接続してあって、商用電源ACからの電源供給
がされている間はこのディジタルトランジスタQ1 がオ
ンしている。
【0039】また、ディジタルトランジスタQ1 のベー
スには通電表示用の発光ダイオードLEDと、コンデン
サC1 とがエミッタと並列に接続してある。発光ダイオ
ードLEDは商用電源ACから電源供給されていること
を表示するためのものであり、停電等によって商用電源
ACから電源供給が行われなくなると消灯するものであ
る。コンデンサC1 は、ディジタルトランジスタQ1
ベース電圧を平滑するとともに、商用電源ACからの電
源供給がごく短い時間ストップするような瞬時停電が発
生した場合に、ディジタルトランジスタQ1 がオフにな
らないようにするためのものである。
【0040】発光ダイオードLEDと並列に接続された
ツェナーダイオードZDは、蓄電池2の電池容量が無く
なった時のダイオードブリッジDB出力端間の電圧上昇
を防ぐものである。また、ダイオードブリッジDBで整
流された電圧は逆流阻止用のダイオードD 1 を介して蓄
電池2及び電球4に供給されている。蓄電池2の両端に
は、電球4とスイッチングトランジスタQ2 との直列回
路と、スイッチング素子としてのサイリスタSCRとが
並列に接続してある。そして、スイッチングトランジス
タQ 2 のベースがサイリスタSCRのカソードに接続し
てあり、サイリスタSCRによってスイッチングトラン
ジスタQ2 がオン・オフされるようになっている。
【0041】サイリスタSCRのゲートは、オンスイッ
チ9a、ダイオードD2 、コンデンサC2 の並列回路を
介してトランジスタQ1 のコレクタに接続してある。ま
た、サイリスタSCRのアノード・カソード間にはオフ
スイッチ9bが挿入してある。すなわち、スイッチング
トランジスタQ2 やサイリスタSCRなどで点灯回路5
が構成してある。
【0042】そして、商用電源ACから電源供給を受け
ている間はダイオードブリッジDBなどからなる充電回
路3により蓄電池2が充電され、その間は電球4は消灯
している。一方、停電が発生したり、携帯用照明装置の
栓刃61が電源コンセントから引き抜かれて商用電源A
Cからの電源供給がストップすると、停電検知用のトラ
ンジスタQ1 がオフとなり、蓄電池2からサイリスタS
CRにゲート電流が供給され、サイリスタSCRがター
ンオンする。そして、スイッチングトランジスタQ2
オンされて蓄電池2から電球4に電源が供給されて電球
4が点灯する。
【0043】電球4が点灯している状態において、オフ
スイッチ9bを閉じると、サイリスタSCRのアノード
・カソード間が短絡されるから、サイリスタSCRはタ
ーンオフし、スイッチングトランジスタQ2 もオフにな
って電球4は消灯する。つまり、サイリスタSCRのア
ノード・カソード間をオフスイッチ9bを閉じることで
短絡させ、サイリスタSCRの両端電圧を略ゼロにして
サイリスタSCRを確実にターンオフさせることができ
る。
【0044】また、栓刃61を電源コンセントに接続せ
ずに携帯している場合に、オンスイッチ9aを閉じる
と、蓄電池2からサイリスタSCRのゲートにオンスイ
ッチ9aを介してゲート電流が供給されてサイリスタS
CRがターンオンし、電球4を点灯させることができ
る。上記構成によれば、スイッチ操作体70を操作する
ことによって、オンスイッチ9aあるいはオフスイッチ
9bを開閉し、電球4を点灯させる点灯回路5を確実に
オン・オフさせることができ、誤動作を防止することが
できる。
【0045】(実施例2)本実施例を図37〜図42を
参照して説明する。なお、本実施例における携帯用照明
装置の基本構成は実施例1のものと共通であり、共通す
る部分については同一の符号を付して説明は省略し、本
実施例の特徴となる部分についてのみ説明する。
【0046】本実施例はスイッチ操作体100の構造に
特徴を有するものである。本実施例におけるスイッチ操
作体100は、図37〜図39に示すように、略U字状
に形成した弾発力を有する操作片101を裏面の両端に
互いに対向させて立設し、本体1の取付孔1aから突出
する押釦部102を操作片101を立設した裏面と背向
する表面に設けて合成樹脂により形成してある。
【0047】押釦部102の略中央に突条部103が設
けてあり、さらに、スイッチ操作体100の両側面には
ロック用溝部105が形成された段部104が設けてあ
る。このロック用溝部105の両側にもロック用溝部1
05よりも浅い溝106が設けてある。また、段部10
4の両側からは略ヘ字形の合成樹脂製の復帰舌片107
が一体に突設してある。
【0048】図40に上記スイッチ操作体100を本体
1の取付孔1aに配設した状態を示す。2つの操作片1
01,101はそれぞれ回路基板6に実装された押釦ス
イッチ装置91から成るオンスイッチ9aとオフスイッ
チ9bとに対向して操作可能な位置にあり、操作片10
1の端部に近い面はそれぞれ本体1に圧接してある。ま
た、スイッチ操作体100の押釦部102は、本体1の
取付孔1aから突出させてあり、スイッチ操作体100
の段部104から突設された復帰舌片107が本体1に
設けた取付板1bに当接してあり、スイッチ操作体10
0は本体1の内方へ押動自在になっている。
【0049】また、本体1の取付孔1aの近傍には、ス
イッチ操作体100に設けたロック用溝部105に係合
するロック用突起部92がそれぞれ内方へ向けて突設し
てあり、スイッチ操作体100が操作されていない状態
では、図40に示すように、このロック用突起部92が
ロック用溝部105に係合し、スイッチ操作体100の
操作位置がロックされている。なお、ロック用溝部10
5の深さは、押釦部102が押動されてスイッチ操作体
100が内方へ移動した時に、ロック用突起部92とロ
ック用溝部105とが離脱するような深さに設定してお
り、ロック用突起部92とロック用溝部105とでロッ
ク手段が構成されている。
【0050】上記構成では、図41(a)及び図42
(a)に示すように、通常はスイッチ操作体100のロ
ック用溝部105にロック用突起部92が係合して摺動
動作しないロック状態にしてある。この状態から、図4
1(b)及び図42(b)に示すように、押釦部102
を押動してロック用溝部105からロック用突起部92
を離脱させれば、図41(c)及び図42(c)に示す
ように、スイッチ操作体100は摺動可能な状態とな
り、押釦部102を押した状態で左右いづれかに移動さ
せれば、スイッチ操作体100の摺動に伴って操作片1
01がオンスイッチ9a及びオフスイッチ9bの何れか
に当接して上記オンスイッチ9aを押操作することがで
きる。
【0051】また、押釦部102に加える力を取り除く
と、オンスイッチ9aに当接しない方の操作片101は
本体1に圧接されているので、圧接された操作片101
の弾発力と復帰舌片107の弾発力により、スイッチ操
作体100は、図41(d)及び図42(d)に示すよ
うに、もとのロック状態すなわちロック用溝部105に
ロック用突起部92が係合した状態に戻る。したがっ
て、スイッチ操作体100は通常の状態で操作位置がロ
ックされているため、携帯用照明装置を持ち運ぶ際にス
イッチ操作体100が不用意に動いて点灯回路5がオン
されるのを防止することができるのである。しかも、4
つの復帰舌片107がスイッチ操作体100に対して対
称な位置に設けてあるから、スイッチ操作体100が押
動される時にスイッチ操作体100のねじれや傾きが生
じるのを防ぐことができ、スイッチ操作体100の操作
性を向上させることができるのである。
【0052】(実施例3)本実施例を図44〜図48を
参照して説明する。なお、本実施例における携帯用照明
装置の基本構成は実施例1及び実施例2のものと共通で
あり、共通する部分については同一の符号を付して説明
は省略し、本実施例の特徴となる部分についてのみ説明
する。
【0053】本実施例は、実施例2においてスイッチ操
作体100に一体に形成された復帰舌片107の代わり
に、金属製の板ばねによって別体に形成した復帰舌片ブ
ロック108をスイッチ操作体100の裏面に取着する
ようにしたことを特徴とするものである。復帰舌片ブロ
ック108は、矩形板状に形成された主部108aの四
隅から略へ字形の復帰舌片108bを突設したものであ
り、弾性を有する金属材料により形成してある。
【0054】上記構成では、図47(a)及び図48
(a)に示すように、通常はスイッチ操作体100のロ
ック用溝部105にロック用突起部92が係合して摺動
動作しないロック状態にしてある。この状態から、図4
7(b)及び図48(b)に示すように、押釦部102
を押動してロック用溝部105からロック用突起部92
を離脱させれば、図47(c)及び図48(c)に示す
ように、スイッチ操作体100は摺動可能な状態とな
り、押釦部102を押した状態で左右いづれかに移動さ
せれば、スイッチ操作体100の摺動に伴って操作片1
01がオンスイッチ9a及びオフスイッチ9bの何れか
に当接して上記オンスイッチ9aを押操作することがで
きる。
【0055】また、押釦部102に加える力を取り除く
と、オンスイッチ9aに当接しない方の操作片101は
本体1に圧接されているので、圧接された操作片101
の弾発力と復帰舌片108bの弾発力により、スイッチ
操作体100は、図47(d)及び図48(d)に示す
ように、もとのロック状態すなわちロック用溝部105
にロック用突起部92が係合した状態に戻る。したがっ
て、スイッチ操作体100は通常の状態で操作位置がロ
ックされているため、携帯用照明装置を持ち運ぶ際にス
イッチ操作体100が不用意に動いて点灯回路5がオン
されるのを防止することができるのである。しかも、本
実施例においては復帰舌片108bが金属製の板ばねに
より形成されているから、実施例2の合成樹脂製の復帰
舌片107に比較してその弾発力が大きくなり、スイッ
チ操作体100の操作性をより向上させることができる
のである。
【0056】
【発明の効果】請求項1の発明は、蓄電池と蓄電池の充
電回路と蓄電池を電源とする電球の点灯回路とを収納し
電球を前面から着脱自在に装着する本体と、本体の前面
に被着されて電球の光を集光するレンズと、点灯回路を
オンさせるオンスイッチと、点灯回路をオフさせるオフ
スイッチと、本体に可動自在に配設されオンスイッチ及
びオフスイッチを各別に操作するスイッチ操作体とを備
える携帯用照明装置において、蓄電池から電球への電源
供給をオン・オフするスイッチング素子を点灯回路に設
け、オンスイッチをスイッチング素子の制御端子と蓄電
池との間に接続するとともに、オフスイッチをスイッチ
ング素子の被制御端子間に接続したので、スイッチ操作
体を操作することによってスイッチング素子を確実にオ
フさせることができ、誤動作を防止できるという効果が
ある。請求項2の発明は、蓄電池と蓄電池の充電回路と
蓄電池を電源とする電球の点灯回路とを収納し電球を前
面から着脱自在に装着する本体と、本体の前面に被着さ
れて電球の光を集光するレンズと、点灯回路をオンさせ
るオンスイッチと、点灯回路をオフさせるオフスイッチ
と、本体に可動自在に配設されオンスイッチ及びオフス
イッチを各別に操作するスイッチ操作体とを備える携帯
用照明装置において、商用電源のコンセントに挿入され
て充電回路への電源供給を可能とする栓刃の後端に回動
軸を突設し、この回動軸を本体背面に回動自在に軸支し
て栓刃を本体に収納自在に配設し、一端が充電回路や点
灯回路に接続されるとともに他端には栓刃の回動軸を挟
むようにして栓刃の導電部と接触する略コ字形の端子片
を有する電源端子板を備えたので、栓刃と、電源端子板
とは略コ字形の端子片により複数箇所で接触することに
なり、両者の接触信頼性を向上させることができるとい
う効果がある。
【0057】請求項3の発明は、蓄電池と蓄電池の充電
回路と蓄電池を電源とする電球の点灯回路とを収納し電
球を前面から着脱自在に装着する本体と、本体の前面に
被着されて電球の光を集光するレンズと、点灯回路をオ
ンさせるオンスイッチと、点灯回路をオフさせるオフス
イッチと、本体に可動自在に配設されオンスイッチ及び
オフスイッチを各別に操作するスイッチ操作体とを備え
る携帯用照明装置において、スイッチ操作体の操作位置
をロックするロック手段を具備したので、スイッチ操作
体が不用意に操作されるのを防止することができ、蓄電
池の不要な放電が起こらず、使い勝手を向上させること
ができるという効果がある。
【0058】請求項4の発明は、オンスイッチ及びオフ
スイッチを操作する操作片を具備してなるスイッチ操作
体を本体に摺動自在に付設し、本体に設けられてスイッ
チ操作体の摺動を規制するロック用リブと、スイッチ操
作体に押動自在に取着されて押操作時にロック用リブを
解除方向に撓ませるロックつまみとでロック手段を構成
したので、ロック用リブによってスイッチ操作体の操作
位置をロックし、スイッチ操作体が不用意に操作される
のを防止することができ、蓄電池の不要な放電が起こら
ず、使い勝手を向上させることができるという効果があ
る。
【0059】請求項5の発明は、オンスイッチ及びオフ
スイッチを操作する操作片と、本体に設けた開口部から
突出する押釦部とを具備してなるスイッチ操作体を本体
に摺動自在かつ内方へ押動自在に付設し、本体の内面に
突設したロック用突起部と係合し押釦部が内方へ押され
たときにロック用突起部と離脱する深さのロック用溝部
をスイッチ操作体の押釦部を設けた面に形成し、スイッ
チ操作体を外方へ弾性付勢する復帰用舌片をスイッチ操
作体の対称な位置に複数設け、ロック用突起部とロック
用溝部とでロック手段を構成したので、スイッチ操作体
のロック用溝部にロック用突起部を係合することによ
り、スイッチ操作体の操作位置をロックし、スイッチ操
作体の対称な位置に設けた複数の復帰用舌片によって、
押動時のスイッチ操作体のねじれや傾きを抑えることが
でき、スイッチ操作体の操作性を向上させることができ
るという効果がある。
【0060】請求項6の発明は、復帰用舌片を金属製の
板ばねにより形成したので、復帰用舌片の弾発力をより
強くすることができ、スイッチ操作体の操作性を向上さ
せることができるという効果がある。請求項7の発明
は、本体前面に開口する開口窓の周縁近傍にレンズの周
縁と係合する係合爪を有する突起部を内側へ向けて複数
突設し、電球の光を反射する反射板をレンズの内側に配
置するとともに反射板を所定の方向に回転させて反射板
の周縁を突起部の係合爪に係合させ反射板及びレンズを
本体の前面に着脱自在に取着し、反射板と対向する側の
レンズの面に反射板と当接する突起を設けるとともに、
反射板の周縁に形成された回り止めリブと嵌合する凹部
をレンズの周縁に設けたので、反射板を本体に圧入せず
に本体前面に確実に取着することができるために削り粉
が発生せず、また、振動や衝撃によってレンズや反射板
が本体前面より容易に外れてしまうのを防ぐことができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の具体回路構成を示す回路図である。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】同上を示すものであり、(a)は平面図、
(b)は上面図、(c)は側面断面図、(d)は一部破
断した背面図、(e)は要部平面図である。
【図4】同上のボディを示すものであり、(a)は平面
図、(b)は同図(a)のA−A線断面図、(c)は同
図(a)のB−B線断面図、(d)は同図(a)のC−
C線断面図、(e)は背面図、(f)は同図(a)のD
−D線断面図である。
【図5】同上のカバーを示すものであり、(a)は平面
図、(b)は上面図、(c)は左側面図、(d)は右側
面図、(e)は正面図、(f)は下面図である。
【図6】同上のランプカバーを示すものであり、(a)
は平面図、(b)は同図(a)のA−A線断面図、
(c)は同図(a)のB−B線断面図、(d)は側面
図、(e)は同図(a)のC−C線断面図背面図、
(f)は正面図である。
【図7】同上のカバーの側面断面図である。
【図8】同上のカバーのソケット部を示す断面図であ
る。
【図9】同上のボディの要部断面図である。
【図10】同上の要部を示す平面図である。
【図11】同上の反射板を示すものであり、(a)は平
面図、(b)は一部破断した側面図、(c)は要部の側
面図である。
【図12】同上のレンズを示すものであり、(a)は平
面図、(b)は側面図、(c)は背面図、(d)は側面
断面図である。
【図13】同上のレンズと反射板との取付手順を説明す
る図である。
【図14】同上の要部を示す斜視図である。
【図15】同上の要部を示す斜視図である。
【図16】同上の栓刃ブロックを示すものであり、
(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は側面断面
図、(d)は背面図である。
【図17】同上の一部破断した正面図である。
【図18】同上の要部を示す一部破断した平面図であ
る。
【図19】同上のカバーの要部を示す平面図である。
【図20】同上のカバーの要部を示す側面断面図であ
る。
【図21】同上の要部を示す断面図である。
【図22】同上の栓刃ブロックの操作を説明する図であ
る。
【図23】(a)〜(d)は同上の電源端子板を示す図
である。
【図24】(a)〜(d)は同上の電源端子板を示す図
である。
【図25】同上の要部を示す断面図である。
【図26】(a)及び(b)は同上の栓刃と電源端子板
との接触状態を示す図である。
【図27】同上の要部を示す断面図である。
【図28】同上の要部を示す断面図である。
【図29】(a)〜(e)は同上のスイッチ操作体を示
す図である。
【図30】(a)及び(b)は同上のロックつまみを示
す図である。
【図31】同上の要部を示す断面図である。
【図32】同上の要部を示す断面図である。
【図33】同上のカバーの要部を示す断面図である。
【図34】同上のカバーの要部を示す平面図である。
【図35】(a)〜(d)は同上の動作を説明する図で
ある。
【図36】(a)〜(d)は同上の動作を説明する図で
ある。
【図37】実施例2を示す分解斜視図である。
【図38】同上のスイッチ操作体を示す斜視図である。
【図39】同上のスイッチ操作体を示す平面図である。
【図40】同上の要部を示す断面図である。
【図41】同上の動作を説明する図である。
【図42】同上の動作を説明する図である。
【図43】実施例3を示す分解斜視図である。
【図44】同上のスイッチ操作体を示す分解斜視図であ
る。
【図45】同上のスイッチ操作体を示す平面図である。
【図46】同上の要部を示す断面図である。
【図47】同上の動作を説明する図である。
【図48】同上の動作を説明する図である。
【符号の説明】
2 蓄電池 3 充電回路 4 電球 5 点灯回路 9a オンスイッチ 9b オフスイッチ SCR サイリスタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年4月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】一方、図12に示すように、レンズ50は
透明なアクリル樹脂により丸形のすり鉢上に形成してあ
り、その周縁には、ランプカバー30の3つの突起部3
2に各々対応した位置に略矩形の切欠部51が設けてあ
る。さらに、レンズ50の裏面側周縁部には、半球状の
突起52が円周方向に等間隔で3つ突設してある。ここ
で、反射板40及びレンズ50をランプカバー30に取
り付けるには次のように行う。まず、レンズ50の切欠
部51をランプカバー30の突起部32に位置合わせし
(図13(a)参照)、レンズ50を押し込めば、突起
部32の係止爪32aにレンズ50の周縁が係止され、
レンズ50がランプカバー30に取り付けられる(図1
3(b)参照)。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図23
【補正方法】変更
【補正内容】
【図23】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図24
【補正方法】変更
【補正内容】
【図24】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増田 敏行 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄電池と蓄電池の充電回路と蓄電池を電
    源とする電球の点灯回路とを収納し電球を前面から着脱
    自在に装着する本体と、本体の前面に被着されて電球の
    光を集光するレンズと、点灯回路をオンさせるオンスイ
    ッチと、点灯回路をオフさせるオフスイッチと、本体に
    可動自在に配設されオンスイッチ及びオフスイッチを各
    別に操作するスイッチ操作体とを備える携帯用照明装置
    において、蓄電池から電球への電源供給をオン・オフす
    るスイッチング素子を点灯回路に設け、オンスイッチを
    スイッチング素子の制御端子と蓄電池との間に接続する
    とともに、オフスイッチをスイッチング素子の被制御端
    子間に接続したことを特徴とする携帯用照明装置。
  2. 【請求項2】 蓄電池と蓄電池の充電回路と蓄電池を電
    源とする電球の点灯回路とを収納し電球を前面から着脱
    自在に装着する本体と、本体の前面に被着されて電球の
    光を集光するレンズと、点灯回路をオンさせるオンスイ
    ッチと、点灯回路をオフさせるオフスイッチと、本体に
    可動自在に配設されオンスイッチ及びオフスイッチを各
    別に操作するスイッチ操作体とを備える携帯用照明装置
    において、商用電源のコンセントに挿入されて充電回路
    への電源供給を可能とする栓刃の後端に回動軸を突設
    し、この回動軸を本体背面に回動自在に軸支して栓刃を
    本体に収納自在に配設し、一端が充電回路や点灯回路に
    接続されるとともに他端には栓刃の回動軸を挟むように
    して栓刃の導電部と接触する略コ字形の端子片を有する
    電源端子板を備えたことを特徴とする携帯用照明装置。
  3. 【請求項3】 蓄電池と蓄電池の充電回路と蓄電池を電
    源とする電球の点灯回路とを収納し電球を前面から着脱
    自在に装着する本体と、本体の前面に被着されて電球の
    光を集光するレンズと、点灯回路をオンさせるオンスイ
    ッチと、点灯回路をオフさせるオフスイッチと、本体に
    可動自在に配設されオンスイッチ及びオフスイッチを各
    別に操作するスイッチ操作体とを備える携帯用照明装置
    において、スイッチ操作体の操作位置をロックするロッ
    ク手段を具備して成ることを特徴とする携帯用照明装
    置。
  4. 【請求項4】 オンスイッチ及びオフスイッチを操作す
    る操作片を具備してなるスイッチ操作体を本体に摺動自
    在に付設し、本体に設けられてスイッチ操作体の摺動を
    規制するロック用リブと、スイッチ操作体に押動自在に
    取着されて押操作時にロック用リブを解除方向に撓ませ
    るロックつまみとでロック手段を構成したことを特徴と
    する請求項3記載の携帯用照明装置。
  5. 【請求項5】 オンスイッチ及びオフスイッチを操作す
    る操作片と、本体に設けた開口部から突出する押釦部と
    を具備してなるスイッチ操作体を本体に摺動自在かつ内
    方へ押動自在に付設し、本体の内面に突設したロック用
    突起部と係合し押釦部が内方へ押されたときにロック用
    突起部と離脱する深さのロック用溝部をスイッチ操作体
    の押釦部を設けた面に形成し、スイッチ操作体を外方へ
    弾性付勢する復帰用舌片をスイッチ操作体の対称な位置
    に複数設け、ロック用突起部とロック用溝部とでロック
    手段を構成したことを特徴とする請求項3記載の携帯用
    照明装置。
  6. 【請求項6】 復帰用舌片を金属製の板ばねにより形成
    したことを特徴とする請求項5記載の携帯用照明装置。
  7. 【請求項7】 本体前面に開口する開口窓の周縁近傍に
    レンズの周縁と係合する係合爪を有する突起部を内側へ
    向けて複数突設し、電球の光を反射する反射板をレンズ
    の内側に配置するとともに反射板を所定の方向に回転さ
    せて反射板の周縁を突起部の係合爪に係合させ反射板及
    びレンズを本体の前面に着脱自在に取着し、反射板と対
    向する側のレンズの面に反射板と当接する突起を設ける
    とともに、反射板の周縁に形成された回り止めリブと嵌
    合する凹部をレンズの周縁に設けたことを特徴とする請
    求項1乃至請求項6記載の携帯用照明装置。
JP14519094A 1994-06-27 1994-06-27 携帯用照明装置 Withdrawn JPH0817201A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011148196A (ja) * 2010-01-22 2011-08-04 Oki Data Corp 駆動回路、駆動装置及び画像形成装置
KR20170060807A (ko) * 2015-11-25 2017-06-02 현대자동차주식회사 클러스터 조명 제어 방법 및 장치

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