JP3249640B2 - 携帯用照明装置 - Google Patents

携帯用照明装置

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JP3249640B2
JP3249640B2 JP15578993A JP15578993A JP3249640B2 JP 3249640 B2 JP3249640 B2 JP 3249640B2 JP 15578993 A JP15578993 A JP 15578993A JP 15578993 A JP15578993 A JP 15578993A JP 3249640 B2 JP3249640 B2 JP 3249640B2
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bulb
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一矢 向井
清幸 奥田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蓄電池を電源とする電
球を備えた携帯用照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯用照明装置においては、電球
の点灯回路をオン/オフするスイッチを操作するスイッ
チ操作体を照明装置本体から一部突出させて設けてあっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来構成では、
携帯中に不用意にスイッチ操作体が操作されて電源が入
り放しになるという問題があった。さらに、従来の携帯
用照明装置の中には、スイッチ操作体をオン位置または
オフ位置に保持せずに、一回のオン動作あるいはオフ動
作により点灯回路のオン/オフを行うものがあり、この
ような照明装置では、上述の携帯用照明装置に比べて携
帯中に不用意にスイッチ操作体が操作されて電源が入り
放しになる可能性が高くなるという問題があった。
【0004】また、従来の携帯用照明装置では、レンズ
の周縁部にタップを設けて本体に螺着していたので、電
球を交換する際にレンズを外すのに手間がかかるという
問題があった。本発明は上記問題点の解決を目的とする
ものであり、不用意に電球が点灯するのを防止するとと
もに電球の交換が容易な携帯用照明装置を提供しようと
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、蓄電池と蓄電池の充電回路と蓄
電池を電源とする電球の点灯回路とを収納し電球を前面
から着脱自在に装着する本体と、本体の前面に着脱自在
に被着して電球を保護する電球カバーと、電球の光を集
光するレンズと、本体に配設され点灯回路をオン/オフ
するスイッチを操作するスイッチ操作体と、スイッチ操
作体の操作位置をロックするロック手段とを備え、上記
ロック手段は、点灯回路をオン/オフするスイッチを開
閉する操作片と本体に設けた開口部から突出する押釦部
とを背向する面にそれぞれ設けて成るスイッチ操作体を
本体に摺動自在かつ内方へ押動自在に付設するとともに
外方へばね付勢し、本体の内面に突設したロック用突起
部と係合し押釦部が内方へ押されたときに上記ロック用
突起部と離脱する深さのロック用溝部をスイッチ操作体
の押釦部を設けた面に備えて成ることを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、上記目的を達成するた
めに、蓄電池と蓄電池の充電回路と蓄電池を電源とする
電球の点灯回路とを収納し電球を前面から着脱自在に装
着する本体と、本体の前面に被着して電球を保護する電
球カバーと、電球の光を集光するレンズと、本体に配設
され点灯回路をオン/オフするスイッチを操作するスイ
ッチ操作体と、スイッチ操作体の操作位置をロックする
ロック手段とを備え、上記ロック手段は、点灯回路をオ
ン/オフするスイッチを開閉する操作部と本体に設けた
開口部から突出する押釦部とを背向する面にそれぞれ設
けて成るスイッチ操作体の対向する一対の側面にそれぞ
れ長さの異なる軸を設け、これらの軸を本体の内面に設
けた軸受部で枢支してスイッチ操作体を本体に揺動自在
かつ軸の方向に摺動自在に付設し、短い方の軸が枢支さ
れる軸受部の長さを、スイッチ操作体を摺動させてロッ
ク位置にしたときに、この軸受部とスイッチ操作体の内
方面とが当接する長さにして成ることを特徴とする。
【0007】
【0008】
【0009】
【作用】請求項1の発明の構成では、蓄電池と蓄電池の
充電回路と蓄電池を電源とする電球の点灯回路とを収納
し電球を前面から着脱自在に装着する本体と、本体の前
面に着脱自在に被着して電球を保護する電球カバーと、
電球の光を集光するレンズと、本体に配設され点灯回路
をオン/オフするスイッチを操作するスイッチ操作体
と、スイッチ操作体の操作位置をロックするロック手段
とを備え、上記ロック手段は、点灯回路をオン/オフす
るスイッチを開閉する操作片と本体に設けた開口部から
突出する押釦部とを背向する面にそれぞれ設けて成るス
イッチ操作体を本体に摺動自在かつ内方へ押動自在に付
設するとともに外方へばね付勢し、本体の内面に突設し
たロック用突起部と係合し押釦部が内方へ押されたとき
に上記ロック用突起部と離脱する深さのロック用溝部を
スイッチ操作体の押釦部を設けた面に備えたので、スイ
ッチ操作体のロック用溝部にロック用突起部を係合する
ことによりスイッチ操作体の操作位置をロックすること
ができ、スイッチ操作体が不用意に操作されるのを防止
することができる。
【0010】請求項2の発明の構成では、蓄電池と蓄電
池の充電回路と蓄電池を電源とする電球の点灯回路とを
収納し電球を前面から着脱自在に装着する本体と、本体
の前面に被着して電球を保護する電球カバーと、電球の
光を集光するレンズと、本体に配設され点灯回路をオン
/オフするスイッチを操作するスイッチ操作体と、スイ
ッチ操作体の操作位置をロックするロック手段とを備
え、上記ロック手段が、点灯回路をオン/オフするスイ
ッチを開閉する操作部と本体に設けた開口部から突出す
る押釦部とを背向する面にそれぞれ設けて成るスイッチ
操作体の対向する一対の側面にそれぞれ長さの異なる軸
を設け、これらの軸を本体の内面に設けた軸受部で枢支
してスイッチ操作体を本体に揺動自在かつ軸の方向に摺
動自在に付設し、短い方の軸が枢支される軸受部の長さ
を、スイッチ操作体を摺動させてロック位置にしたとき
に、この軸受部とスイッチ操作体の内方面とが当接する
長さにして成るので、スイッチ操作体の内方面を本体の
軸受部に当接させることでスイッチ操作体の操作位置を
ロックすることができ、スイッチ操作体が不用意に操作
されるのを防止することができる。
【0011】
【0012】
【0013】
【実施例】
(実施例1)本実施例の携帯用照明装置の分解斜視図を
図2に示す。図2に示すように、携帯用照明装置の本体
1は、前面が開口し略函形に形成されたボディ2とこの
ボディ2の前面に嵌着されるカバー3とから成る。ボデ
ィ2の後面にはニッカド電池4等の蓄電池を収納する電
池収納凹部2aが設けてあり、この電池収納凹部2aの
中にニッカド電池4を収納し電池カバー5で上記電池収
納凹部2aを密閉する。上記電池カバー5の上端の両端
に係止爪5aを突設し、この係止爪5aと係合する係合
孔2bをボディ2の電池収納凹部2aの上端に設けてあ
る。さらに、電池カバー5の下端の両端にはボディ2に
設けた嵌合孔(図示せず)と嵌合する突起5bを突設し
ており、この突起5bをボディ2の嵌合孔に嵌合し、上
記係止爪5aをボディ2の係合孔2bに係合して電池カ
バー5をボディ2に固定している。
【0014】また、ニッカド電池4の充電回路及びこの
ニッカド電池4を電源とする電球6の点灯回路を実装し
た回路基板7と、ニッカド電池4の充電中に点灯する発
光ダイオード8とその駆動回路とを実装したLED基板
9とを本体1に収納している。カバー3の前面には、略
半球状に形成され中央部分に電球6の口金部6aを貫挿
するための挿入孔10aを設けた反射体10を嵌着する
ために、反射体10の形状に沿った略半球状の凹所3a
が設けてある。上記略半球状の凹所3aの中央には、電
球6の口金部6aを貫挿するための挿入孔3bを設けて
いる。この挿入孔3bの上方に設けた孔3cにタッピン
グねじ11を貫挿してボディ2に設けたねじ孔2dに上
記タッピングねじ11を螺合し、ボディ2とカバー3と
を固定している。
【0015】ところで、反射体10の挿入孔10aの周
縁は電球6の口金部6aに設けたタップ6bと螺合する
ので、電球6を上記挿入孔10aに回転挿入することに
より電球6を反射体10に固定することができる。反射
体10に固定された電球6の口金部6aはカバー3の挿
入孔3bを貫挿し、回路基板7に設けた接触端子ばね7
aと当接し接触導通させる。
【0016】また、カバー3の前面に被着する電球カバ
ー12には、略半球状に形成され電球6の光を集光する
レンズ13の外径よりも僅かに小さい径の略円状の開口
12aを設けてある。したがって、電球カバー12とカ
バー3の前面の凹所3aに嵌着した反射体10との間に
上記レンズ13を置いて電球カバー12をカバー3の前
面に被着することにより、電球カバー12の開口12a
の周縁でレンズ13を支持することができる。
【0017】さらに、ボディ2の後面には、商用電源コ
ンセントに差し込んで回路基板7に実装した充電回路に
電源を供給するための電源プラグ14が回転収納自在に
設けてある。そして、ボディ2及びカバー3の側面には
スイッチ操作体15を挟持するための切り欠き部2c,
3dがそれぞれ設けてあって、ボディ2とカバー3とを
嵌着してスイッチ操作体15を上記切り欠き部2c,3
dで挟持することにより、図3に示すように、スイッチ
操作体15を本体1に摺動自在に付設している。このス
イッチ操作体15を操作することにより、回路基板7に
実装した点灯回路をオンするオンスイッチ7b及びオフ
スイッチ7cを開閉して電球6を点灯/消灯することが
できる。
【0018】また、上記スイッチ操作体15は、図1
(a)に示すように、略U字状に形成した弾発力を有す
る操作片16を裏面の両端に互いに対向させて立設し、
上記の切り欠き部2c,3dから成る本体1の開口部1
aから突出する押釦部17を操作片16を立設した裏面
に背向する表面に設けて形成されている。押釦部17に
は略中央に突条部17aが設けてあり、さらに、スイッ
チ操作体15の両側面には一対のロック用溝部15aが
設けてある。このロック用溝部15aの両側にもロック
用溝部15aよりも浅い溝15bが設けてある。
【0019】図1(b)に、上記スイッチ操作体15を
本体1の開口部1aに配設した状態を示す。2つの操作
片16,16はそれぞれ回路基板7に実装された押釦ス
イッチから成るオンスイッチ7bとオフスイッチ7cと
に対向して操作可能な位置にあり、操作片16の端部に
近い面はそれぞれ本体1に圧接している。そして、スイ
ッチ操作体15の裏面には復帰ばね19が当接し、スイ
ッチ操作体15を外方へばね付勢しており、スイッチ操
作体15は本体1の内方へ押動自在になっている。ま
た、ボディ2及びカバー3の各切り欠き部2c,3dの
近傍には、スイッチ操作体15に設けたロック用溝部1
5に係合するロック用突起部18がそれぞれ内方へ向け
て突設してある。さらに、スイッチ操作体15の裏面と
当接してスイッチ操作体15の押動範囲を規制する規制
突起部20を、ボディ2及びカバー3の各切り欠き部2
c,3dの近傍であって、オンスイッチ7b及びオフス
イッチ7cとスイッチ操作体15の裏面との間の位置に
設けてある。そして、上記ロック用溝部15aの深さ
は、押釦部17が押動されてスイッチ操作体15が内方
へ移動した時に、ロック用突起部18とロック用溝部1
5aとが離脱するような深さに設定しており、上記ロッ
ク用突起部18とロック用溝部15aとでロック手段が
構成されている。
【0020】上記構成では、図5(a)に示すように、
通常はスイッチ操作体15のロック用溝部15aにロッ
ク用突起部18が係合して摺動動作しないロック状態に
してある。この状態から、図5(b)に示すように、押
釦部17を押動してロック用溝部15aからロック用突
起部18を離脱させれば、図5(c)に示すように、ス
イッチ操作体15は摺動可能な状態となり、押釦部17
を押した状態で左右いづれかに移動させれば、スイッチ
操作体15の摺動に伴って操作片16がオンスイッチ7
b及びオフスイッチ7cの何れか(図5ではオンスイッ
チ7b)に当接して上記オンスイッチ7bを押操作する
ことができる。また、押釦部17に加える力を取り除く
と、オンスイッチ7bに当接しない方の操作片16は本
体1に圧接されているので、圧接された操作片16の弾
発力と復帰ばね19の弾発力により、スイッチ操作体1
5は、図5(d)に示すように、もとのロック状態すな
わちロック用溝部15aにロック用突起部18が係合し
た状態に戻る。
【0021】以下に、本実施例の携帯用照明装置の動作
を図4の回路構成図により説明する。まず、ニッカド電
池4を充電する場合から説明する。電源プラグ14を電
源コンセントに接続すれば、図4に示すように、商用電
源38からトランスTの1次側に交流100Vの電圧が
供給される。トランスTの1次側には電源コンセントか
らのサージ電圧を吸収して回路を保護するサージ吸収素
子39が挿入してある。上記交流100Vの電圧は、ト
ランスTと、ダイオードD1 及びダイオードD 2 から成
る全波整流回路により全波整流されてニッカド電池4を
充電する。ダイオードD1 のアノードに接続したダイオ
ードD3 と電界コンデンサC1 とで整流平滑回路を形成
している。この整流平滑回路の電界コンデンサC1 に並
列接続してある発光ダイオード8は、電界コンデンサC
1 の両端電圧が一定値以上になると発光し充電状態であ
ることを知らせる。
【0022】一方、上記整流平滑回路の出力でトランジ
スタQ1 がオンとなり、サイリスタSCRのゲート回路
がバイパスされる。したがって、ニッカド電池4を充電
中はトランジスタQ1 はオン状態となり上記サイリスタ
SCRのゲート回路がバイパスされるので、オンスイッ
チ7bを閉じてもゲート電流は流れないのでサイリスタ
SCRはターンオンせず電球6は点灯しない。
【0023】仮に、ニッカド電池4を充電中に停電した
場合には、トランジスタQ1 がオフした後ニッカド電池
4から電界コンデンサC2 に流れる充電電流がサイリス
タSCRのゲート電流となり、サイリスタSCRがター
ンオンし、トランジスタQ2にベース電流が流れてトラ
ンジスタQ2 がオンとなるので電球6がニッカド電池4
を電源として点灯し、非常灯の役目を果たすことができ
る。この場合、オフスイッチ7cを閉じるとサイリスタ
SCRのアノード・カソード間がトランジスタQ2 のベ
ース・エミッタを介して短絡されるので、サイリスタS
CRに電流が流れなくなってサイリスタSCRはターン
オフし、しかも電界コンデンサC2 は既に完全に充電さ
れているので、オフスイッチ7cが開離しても充電電流
は流れず、オンスイッチ7bが閉じられるまでサイリス
タSCRが再びターンオンすることはない。
【0024】次に、通常のニッカド電池4を充電してい
ない場合について説明する。この場合には、オンスイッ
チ7bを閉じるとニッカド電池4からオンスイッチ7b
を介してサイリスタSCRのゲートにゲート電流が供給
されるので、サイリスタSCRがターンオンしてトラン
ジスタQ2 をオン状態にしてニッカド電池4を電源とし
て電球6が点灯する。しかも、一旦ターンオンしたサイ
リスタSCRは、オンスイッチ7bが開いてゲート電流
が供給されなくなっても、アノード・カソード間に電流
が流れている限りターンオフしないので、オンスイッチ
7bは瞬間的に閉じるだけで閉成状態を保持する必要は
ない。一方、電球6を消灯する場合には、オフスイッチ
7cを瞬間的に閉じてやると、サイリスタSCRのアノ
ード・カソード間に電流が流れなくなるので、サイリス
タSCRはターンオフし電球6は消灯する。
【0025】(実施例2)本実施例の携帯用照明装置の
分解斜視図を図6に外観の斜視図を図7に示す。本実施
例においては、基本的な構成は実施例1と共通であり異
なるのはスイッチ操作体21だけであるので、共通する
部分の構成及び動作については説明を省略する。
【0026】本実施例におけるスイッチ操作体21は、
図8及び図9に示すように、突起状の操作部22を裏面
の両端に突設するとともに、本体1の開口部1aから突
出する押釦部23を操作部22を立設した裏面に背向す
る表面に設けて形成されている。このスイッチ操作体2
1の長手方向に沿って対向する一対の側面にそれぞれ長
さの異なる軸24,25を設けている。また、上記軸2
4,25を設けた側面と異なる両側面には復帰ばね26
がそれぞれ突設してある。さらに、スイッチ操作体21
の裏面には切換リブ27が立設してある。
【0027】上記スイッチ操作体21の押釦部23を本
体1の開口部1aから突出させて、スイッチ操作体21
を本体1に付設した状態を図10及び図11に示す。図
10及び図11に示すように、スイッチ操作体21に設
けた長短2つの軸24,25に対応するように、上記2
つの軸24,25をそれぞれ本体1に設けた軸受部2
8,29に枢支して、スイッチ操作体21を本体1に対
して揺動自在に付設している。また、開口部1aの端面
と押釦部23との間には軸24,25の方向に隙間を設
けてあり、スイッチ操作体21は軸24,25の方向に
摺動自在にしてある。さらに、本体1からスイッチ操作
体21の裏面に設けた切換リブ27に向けて位置決め用
リブ30が突設してあり、この位置決め用リブ30の先
端にはスイッチ操作体21の方へ向けて止め部30aが
設けてある。
【0028】上記構成では、図9に示すように、スイッ
チ操作体21が操作位置(図10に示す位置)にあると
きには、2つの操作部23,23の下にオンスイッチ7
b及びオフスイッチ7cがそれぞれ位置するようにスイ
ッチ操作体21を本体1に付設しており、押釦部23の
両端部の一方を押せばスイッチ操作体21が揺動して、
押された押釦部23の側の操作部22がオンスイッチ7
bあるいはオフスイッチ7cのうち対応する方のスイッ
チを操作する。また、スイッチ操作体21が揺動すれ
ば、スイッチ操作体21の側面に設けた復帰ばね26が
本体1の裏面に当接してたわむので、押釦部23が押さ
れなくなれば上記復帰ばね26の弾発力により、スイッ
チ操作体21は元の状態に復帰する。なおこの時、図1
0(b)に示すように、切換リブ27の先端が位置決め
用リブ30の先端に設けた止め部30aに当接して操作
位置の位置決めがなされる。一方、スイッチ操作体21
を上記操作位置からロック位置(図11に示す位置)へ
摺動させると、図11(b)に示すように、位置決め用
リブ30がたわんで切換リブ27の先端が止め部30a
を乗り越え、スイッチ操作体21がロック位置に切り換
わる。スイッチ操作体21がロック位置にあるときに
は、図11(b),(c)に示すように、短い方の軸2
5が枢支される軸受部29の上面とスイッチ操作体21
の裏面とが当接して、スイッチ操作体21の揺動を妨げ
ることによって、スイッチ操作体21をロック状態に保
持している。
【0029】(実施例3)本実施例は、図12に示すよ
うに、実施例1の構成においてレンズ13を電球カバー
12と一体に形成したものである。レンズ部31aを備
えた電球カバー31は本体1の前面に被着されるが、本
体1の前面に対向する電球カバー31の裏面には3種類
の係合凸部が設けてある。上記以外の構成は実施例1と
共通であるので説明は省略する。
【0030】まず、ずれ防止係合凸部32は電球カバー
31の裏面のレンズ部31aの両側に対向させて2つ突
設してある。次に、レンズ部31aの上方の電球カバー
31の裏面には、図13に示すように、レンズ部31a
の方へ向けて突出する係止部33aを備えた止め用係合
凸部33を立設している。さらに、電球カバー31の下
端から固定用係合凸部34が下方に向けて突設してあ
る。一方、本体1の前面には上記3種類の係合凸部にそ
れぞれ対応する係合凹部が設けてある。
【0031】上記構成において電球カバー31を本体1
の前面に被着するには、図12(a)〜(c)に示すよ
うに行う。まず、固定用係合凸部34を本体1の前面に
設けた固定用係合凹部35に係合させる。次に電球カバ
ー31を本体1の方へ押しながらずれ防止用係合凸部3
2を本体1の前面に設けたずれ防止用係合凹部36に係
合させ、最後に止め用係合凸部33を本体1の前面に設
けた止め用係合凹部37に係合させ、止め用係合凸部3
3の係止部33aを本体1に係止して抜け止めを行って
いる。
【0032】
【発明の効果】請求項1の発明は、蓄電池と蓄電池の充
電回路と蓄電池を電源とする電球の点灯回路とを収納し
電球を前面から着脱自在に装着する本体と、本体の前面
に着脱自在に被着して電球を保護する電球カバーと、電
球の光を集光するレンズと、本体に配設され点灯回路を
オン/オフするスイッチを操作するスイッチ操作体と、
スイッチ操作体の操作位置をロックするロック手段とを
備え、上記ロック手段は、点灯回路をオン/オフするス
イッチを開閉する操作片と本体に設けた開口部から突出
する押釦部とを背向する面にそれぞれ設けて成るスイッ
チ操作体を本体に摺動自在かつ内方へ押動自在に付設す
るとともに外方へばね付勢し、本体の内面に突設したロ
ック用突起部と係合し押釦部が内方へ押されたときに上
記ロック用突起部と離脱する深さのロック用溝部をスイ
ッチ操作体の押釦部を設けた面に備えたので、スイッチ
操作体をロック位置にしておけばロック手段によりロッ
クされてスイッチ操作体は操作できない。その結果、ス
イッチ操作体が不用意に操作されるのを防止し、誤動作
により蓄電池が消耗するのを防止することができるとい
う効果がある。しかも、スイッチ操作体のロック用溝部
にロック用突起部を係合することによりスイッチ操作体
の操作位置をロックすることができるから、スイッチ操
作体が不用意に操作されるのを防止できるとともに、ロ
ック位置から操作位置へは不用意に切り換わらず、かつ
ロック位置と操作位置との切り換えが容易に行えるとい
う効果がある。
【0033】請求項2の発明は、蓄電池と蓄電池の充電
回路と蓄電池を電源とする電球の点灯回路とを収納し電
球を前面から着脱自在に装着する本体と、本体の前面に
被着して電球を保護する電球カバーと、電球の光を集光
するレンズと、本体に配設され点灯回路をオン/オフす
るスイッチを操作するスイッチ操作体と、スイッチ操作
体の操作位置をロックするロック手段とを備え、上記ロ
ック手段が、点灯回路をオン/オフするスイッチを開閉
する操作部と本体に設けた開口部から突出する押釦部と
を背向する面にそれぞれ設けて成るスイッチ操作体の対
向する一対の側面にそれぞれ長さの異なる軸を設け、こ
れらの軸を本体の内面に設けた軸受部で枢支してスイッ
チ操作体を本体に揺動自在かつ軸の方向に摺動自在に付
設し、短い方の軸が枢支される軸受部の長さを、スイッ
チ操作体を摺動させてロック位置にしたときに、この軸
受部とスイッチ操作体の内方面とが当接する長さにして
成るので、スイッチ操作体をロック位置にしておけばス
イッチ操作体は操作できない。その結果、スイッチ操作
体が不用意に操作されるのを防止し、誤動作により蓄電
池が消耗するのを防止することができるという効果があ
る。しかも、スイッチ操作体の内方面を本体の軸受部に
当接させることでスイッチ操作体の操作位置をロックす
ることができるから、スイッチ操作体が不用意に操作さ
れるのを防止できるとともに、ロック位置から操作位置
へは不用意に切り換わらず、かつロック位置と操作位置
との切り換えが容易に行えるという効果がある。
【0034】
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す図であり、(a)はスイッチ操
作体の外観斜視図、(b)はスイッチ操作体を本体に付
設した状態を示す一部破断した図である。
【図2】同上を示す分解斜視図である。
【図3】同上を示す外観斜視図である。
【図4】同上を示す概略回路図である。
【図5】同上を示すものであり、スイッチ操作体の操作
方法を説明する図である。
【図6】実施例2を示す分解斜視図である。
【図7】同上を示す外観斜視図である。
【図8】同上を示すスイッチ操作体の外観斜視図であ
る。
【図9】同上を示すものであり、スイッチ操作体を本体
に付設した状態を示す一部破断した図である。
【図10】同上を示すものであり、スイッチ操作体が操
作位置にある状態を示すもので、(a)は平面図、
(b)は同図(a)のA−A線断面図、(c)は同図
(b)のB−B線矢視図である。
【図11】同上を示すものであり、スイッチ操作体がロ
ック位置にある状態を示すもので、(a)は平面図、
(b)は同図(a)のA−A線断面図、(c)は同図
(b)のB−B線矢視図である。
【図12】実施例3を示すものであり、(a)は本体か
ら電球カバーを外している状態を示す斜視図、(b)は
本体に電球カバーを被着しようとしている状態を示す斜
視図、(c)は本体に電球カバーを被着した状態を示す
斜視図である。
【図13】同上の電球カバーに設けた止め用係合凸部の
斜視図である。
【符号の説明】
1 本体 2 ボディ 3 カバー 4 ニッカド電池 7b オンスイッチ 7c オフスイッチ 12 電球カバー 13 レンズ 15 スイッチ操作体 15a ロック用溝部 16 操作片 17 押釦部 18 ロック用突起部 19 復帰ばね
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21L 4/00 H01H 15/02 H01H 15/06 H01H 23/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄電池と蓄電池の充電回路と蓄電池を電
    源とする電球の点灯回路とを収納し電球を前面から着脱
    自在に装着する本体と、本体の前面に被着して電球を保
    護する電球カバーと、電球の光を集光するレンズと、本
    体に配設され点灯回路をオン/オフするスイッチを操作
    するスイッチ操作体と、スイッチ操作体の操作位置をロ
    ックするロック手段とを備え、上記ロック手段は、点灯
    回路をオン/オフするスイッチを開閉する操作片と本体
    に設けた開口部から突出する押釦部とを背向する面にそ
    れぞれ設けて成るスイッチ操作体を本体に摺動自在かつ
    内方へ押動自在に付設するとともに外方へばね付勢し、
    本体の内面に突設したロック用突起部と係合し押釦部が
    内方へ押されたときに上記ロック用突起部と離脱する深
    さのロック用溝部をスイッチ操作体の押釦部を設けた面
    に備えて成ることを特徴とする携帯用照明装置。
  2. 【請求項2】 蓄電池と蓄電池の充電回路と蓄電池を電
    源とする電球の点灯回路とを収納し電球を前面から着脱
    自在に装着する本体と、本体の前面に被着して電球を保
    護する電球カバーと、電球の光を集光するレンズと、本
    体に配設され点灯回路をオン/オフするスイッチを操作
    するスイッチ操作体と、スイッチ操作体の操作位置をロ
    ックするロック手段とを備え、上記ロック手段は、点灯
    回路をオン/オフするスイッチを開閉する操作部と本体
    に設けた開口部から突出する押釦部とを背向する面にそ
    れぞれ設けて成るスイッチ操作体の対向する一対の側面
    にそれぞれ長さの異なる軸を設け、これらの軸を本体の
    内面に設けた軸受部で枢支してスイッチ操作体を本体に
    揺動自在かつ軸の方向に摺動自在に付設し、短い方の軸
    が枢支される軸受部の長さを、スイッチ操作体を摺動さ
    せてロック位置にしたときに、この軸受部とスイッチ操
    作体の内方面とが当接する長さにして成ることを特徴と
    る携帯用照明装置
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