JPH05274820A - 誤り訂正装置 - Google Patents
誤り訂正装置Info
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- JPH05274820A JPH05274820A JP4097013A JP9701392A JPH05274820A JP H05274820 A JPH05274820 A JP H05274820A JP 4097013 A JP4097013 A JP 4097013A JP 9701392 A JP9701392 A JP 9701392A JP H05274820 A JPH05274820 A JP H05274820A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】チェンサ−チの処理の高速化を図った誤り訂正
装置を提供することを目的とする。 【構成】所定のデ−タと冗長部を入力してデ−タのシン
ドロ−ムを生成するシンドロ−ム算出回路10と、誤り
位置多項式及び誤り数値多項式を算出するユ−クリッド
演算回路20と、チェンサ−チを行なうチェンサ−チ回
路30と、誤り訂正を実行する誤り訂正実行回路40
と、前記所定のデ−タのバ−ストエラ−を検出するバ−
ストエラ−検出回路50と、バ−ストエラ−検出回路5
0の結果に基づいてバ−ストエラ−の発生している位置
を算出し、記憶するサ−チ開始位置算出・記憶回路60
からなり、バ−ストエラ−が生じていると判断された場
合に、チェンサ−チ回路30は、サ−チ開始位置算出・
記憶回路60に記憶された位置からチェンサ−チを行な
う。
装置を提供することを目的とする。 【構成】所定のデ−タと冗長部を入力してデ−タのシン
ドロ−ムを生成するシンドロ−ム算出回路10と、誤り
位置多項式及び誤り数値多項式を算出するユ−クリッド
演算回路20と、チェンサ−チを行なうチェンサ−チ回
路30と、誤り訂正を実行する誤り訂正実行回路40
と、前記所定のデ−タのバ−ストエラ−を検出するバ−
ストエラ−検出回路50と、バ−ストエラ−検出回路5
0の結果に基づいてバ−ストエラ−の発生している位置
を算出し、記憶するサ−チ開始位置算出・記憶回路60
からなり、バ−ストエラ−が生じていると判断された場
合に、チェンサ−チ回路30は、サ−チ開始位置算出・
記憶回路60に記憶された位置からチェンサ−チを行な
う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リ−ドソロモン符号を
用いたデ−タ系列を誤り訂正する誤り訂正装置に関する
もので、特に、チェンサ−チを高速に行なう誤り訂正装
置に関するものである。
用いたデ−タ系列を誤り訂正する誤り訂正装置に関する
もので、特に、チェンサ−チを高速に行なう誤り訂正装
置に関するものである。
【0002】
【従来技術】光ディスク等の光学式情報再生装置にあっ
ては、一般的に読み取られたデ−タの誤りを訂正するた
めにリ−ドソロモン(RS)符号が用いられている。か
かるリ−ドソロモン符号はバイト誤り訂正符号の一種で
あり、誤り訂正はガロア体のrビットの元に1ワ−ドを
対応させ、このワ−ド単位で訂正処理を行なうものであ
る。
ては、一般的に読み取られたデ−タの誤りを訂正するた
めにリ−ドソロモン(RS)符号が用いられている。か
かるリ−ドソロモン符号はバイト誤り訂正符号の一種で
あり、誤り訂正はガロア体のrビットの元に1ワ−ドを
対応させ、このワ−ド単位で訂正処理を行なうものであ
る。
【0003】ここで、図2は従来の誤り訂正装置の構成
を示すブロック図である。同図に示すようにこの誤り訂
正装置は、シンドロ−ム算出回路10、ユ−クリッド演
算回路20、チェンサ−チ回路30及び誤り訂正実行回
路40からなる。光ディスク等の記録媒体から読みださ
れた信号は通常(2,7)RLL変調等されたものであ
るため、かかる信号は図示しない復調回路において、N
RZ(Non Return to Zero)信号に復調され、誤り訂正装
置のシンドロ−ム算出回路10に入力される。
を示すブロック図である。同図に示すようにこの誤り訂
正装置は、シンドロ−ム算出回路10、ユ−クリッド演
算回路20、チェンサ−チ回路30及び誤り訂正実行回
路40からなる。光ディスク等の記録媒体から読みださ
れた信号は通常(2,7)RLL変調等されたものであ
るため、かかる信号は図示しない復調回路において、N
RZ(Non Return to Zero)信号に復調され、誤り訂正装
置のシンドロ−ム算出回路10に入力される。
【0004】シンドロ−ム算出回路10において算出さ
れたシンドロ−ムが0でないときに誤りが発生している
ため、求められたシンドロ−ムから、ユ−クリッド演算
回路20はユ−クリッドのアルゴリズムを用いて、誤り
位置多項式σ(z)及び誤り数値多項式η(z)を求める。
れたシンドロ−ムが0でないときに誤りが発生している
ため、求められたシンドロ−ムから、ユ−クリッド演算
回路20はユ−クリッドのアルゴリズムを用いて、誤り
位置多項式σ(z)及び誤り数値多項式η(z)を求める。
【0005】一般に誤り位置多項式σ(z)は誤りがL個
j1,j2,・・・jLの位置に生じたとすると、下記の数1
の(1)式で表すことができる。従って、該σ(z)の根は数
1の(2)式に示したようなものとなり、誤り位置情報を
与える。
j1,j2,・・・jLの位置に生じたとすると、下記の数1
の(1)式で表すことができる。従って、該σ(z)の根は数
1の(2)式に示したようなものとなり、誤り位置情報を
与える。
【0006】
【数1】
【0007】実際にユ−クリッド演算回路20において
計算される誤り位置多項式は(1)式のような形ではな
く、完全に展開された形式の式となっている。従ってチ
ェンサ−チ回路30において、チェンサ−チのアルゴリ
ズムを用いて逐次的に根を求めている。即ち、チェンサ
−チ回路30では、誤り位置多項式σ(z)に、 z=α0,α1,α2,・・・ を順次代入し、σ(z)=0となるような根を求めてい
る。
計算される誤り位置多項式は(1)式のような形ではな
く、完全に展開された形式の式となっている。従ってチ
ェンサ−チ回路30において、チェンサ−チのアルゴリ
ズムを用いて逐次的に根を求めている。即ち、チェンサ
−チ回路30では、誤り位置多項式σ(z)に、 z=α0,α1,α2,・・・ を順次代入し、σ(z)=0となるような根を求めてい
る。
【0008】例えば、σ(z)=0の根が、数2の(3)式に
示すようなものであったとすると、上記(1)式におい
て、第jk番目(次)の位置に誤りが発生しているとみ
ることができる。
示すようなものであったとすると、上記(1)式におい
て、第jk番目(次)の位置に誤りが発生しているとみ
ることができる。
【数2】
【0009】最後に、誤り訂正実行回路40が、チェン
サ−チ回路30において求められた誤り位置における誤
りの大きさを求めて訂正を実行し、訂正されたデ−タを
出力する。
サ−チ回路30において求められた誤り位置における誤
りの大きさを求めて訂正を実行し、訂正されたデ−タを
出力する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の誤り訂正装置にあっては以下のような問題点があっ
た。チェンサ−チ回路30では、誤り位置多項式σ(z)
に、ガロア体における元を順に代入してσ(z)=0なる
根をさがしているので、代入すべき元が多い場合に処理
時間が非常に長くなる。誤り訂正符号の符号長が長くな
る(例えば、5.25インチ,512バイトフォ−マッ
トの光磁気ディスク装置にあっては、符号長は122で
ある。)につれて、代入すべき元の個数は増加するた
め、最初の元から順番にサ−チするのは処理上不利にな
る。
来の誤り訂正装置にあっては以下のような問題点があっ
た。チェンサ−チ回路30では、誤り位置多項式σ(z)
に、ガロア体における元を順に代入してσ(z)=0なる
根をさがしているので、代入すべき元が多い場合に処理
時間が非常に長くなる。誤り訂正符号の符号長が長くな
る(例えば、5.25インチ,512バイトフォ−マッ
トの光磁気ディスク装置にあっては、符号長は122で
ある。)につれて、代入すべき元の個数は増加するた
め、最初の元から順番にサ−チするのは処理上不利にな
る。
【0011】本発明は上述した問題点に鑑みてなされた
もので、チェンサ−チの処理の高速化を図った誤り訂正
装置を提供することを目的とする。
もので、チェンサ−チの処理の高速化を図った誤り訂正
装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、所定のデ−タと冗長部を入力して前記デ−
タのシンドロ−ムを生成するシンドロ−ム生成手段と、
シンドロ−ム生成手段において生成されたシンドロ−ム
から、誤り位置多項式及び誤り数値多項式を算出する誤
り多項式生成手段と、誤り位置多項式の根を求めるため
のチェンサ−チを行なうチェンサ−チ手段と、誤り多項
式生成手段の結果及びチェンサ−チ手段の結果に基づい
て誤り訂正を実行する誤り訂正実行手段を有する誤り訂
正装置において、前記所定のデ−タのバ−ストエラ−を
検出するバ−ストエラ−検出手段と、バ−ストエラ−検
出手段の結果に基づいてバ−ストエラ−の発生している
位置を算出し、記憶するバ−ストエラ−位置算出・記憶
手段を具備し、バ−ストエラ−検出手段によってバ−ス
トエラ−が生じていると判断された場合に、チェンサ−
チ手段は、バ−ストエラ−位置算出・記憶手段に記憶さ
れた位置からチェンサ−チを行なう構成とした。
に本発明は、所定のデ−タと冗長部を入力して前記デ−
タのシンドロ−ムを生成するシンドロ−ム生成手段と、
シンドロ−ム生成手段において生成されたシンドロ−ム
から、誤り位置多項式及び誤り数値多項式を算出する誤
り多項式生成手段と、誤り位置多項式の根を求めるため
のチェンサ−チを行なうチェンサ−チ手段と、誤り多項
式生成手段の結果及びチェンサ−チ手段の結果に基づい
て誤り訂正を実行する誤り訂正実行手段を有する誤り訂
正装置において、前記所定のデ−タのバ−ストエラ−を
検出するバ−ストエラ−検出手段と、バ−ストエラ−検
出手段の結果に基づいてバ−ストエラ−の発生している
位置を算出し、記憶するバ−ストエラ−位置算出・記憶
手段を具備し、バ−ストエラ−検出手段によってバ−ス
トエラ−が生じていると判断された場合に、チェンサ−
チ手段は、バ−ストエラ−位置算出・記憶手段に記憶さ
れた位置からチェンサ−チを行なう構成とした。
【0013】また、誤り多項式生成手段は、ユ−クリッ
ドアルゴリズムを用いて誤り位置多項式及び誤り数値多
項式を生成し、誤り多項式生成手段における演算の結果
得られる誤りの個数を記憶する誤り個数記憶手段を具備
し、チェンサ−チ手段は、チェンサ−チによって得られ
た誤り位置多項式の根の個数と、誤り個数記憶手段に記
憶された誤りの個数が一致した場合にチェンサ−チを終
了することとした。
ドアルゴリズムを用いて誤り位置多項式及び誤り数値多
項式を生成し、誤り多項式生成手段における演算の結果
得られる誤りの個数を記憶する誤り個数記憶手段を具備
し、チェンサ−チ手段は、チェンサ−チによって得られ
た誤り位置多項式の根の個数と、誤り個数記憶手段に記
憶された誤りの個数が一致した場合にチェンサ−チを終
了することとした。
【0014】
【作用】本発明は誤り訂正装置を上述のごとく構成し、
バ−ストエラ−検出手段によってバ−ストエラ−が発生
していると判断された場合に、当該バ−ストエラ−が発
生していると思われる位置からチェンサ−チが開始され
るため、代入すべき元の個数を減少せしめることがで
き、チェンサ−チの時間を短縮することができる。
バ−ストエラ−検出手段によってバ−ストエラ−が発生
していると判断された場合に、当該バ−ストエラ−が発
生していると思われる位置からチェンサ−チが開始され
るため、代入すべき元の個数を減少せしめることがで
き、チェンサ−チの時間を短縮することができる。
【0015】また、チェンサ−チ手段は、誤りの個数と
同じ数だけ根を得られると、その時点でチェンサ−チを
終了するため、チェンサ−チの動作を早く終了させるこ
とができる。
同じ数だけ根を得られると、その時点でチェンサ−チを
終了するため、チェンサ−チの動作を早く終了させるこ
とができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図1は本発明にかかる誤り訂正装置の構成を示す
ブロック図である。同図中、10はシンドロ−ム算出回
路、20はユ−クリッド演算回路、25は誤り個数記憶
部、30はチェンサ−チ回路、40は誤り訂正実行回
路、50はバ−ストエラ−検出回路、60はサ−チ開始
位置演算・記憶回路、70は切換制御回路である。な
お、従来の誤り訂正装置と同一部分については同一符号
を付し、その説明は省略する。なお、誤り個数記憶部2
5は、ユ−クリッド演算回路20におけるユ−クリッド
アルゴリズムの実行の結果、誤りの個数、即ち誤り位置
多項式の根の個数がわかるため、該誤りの個数を記憶し
ておくものである。
する。図1は本発明にかかる誤り訂正装置の構成を示す
ブロック図である。同図中、10はシンドロ−ム算出回
路、20はユ−クリッド演算回路、25は誤り個数記憶
部、30はチェンサ−チ回路、40は誤り訂正実行回
路、50はバ−ストエラ−検出回路、60はサ−チ開始
位置演算・記憶回路、70は切換制御回路である。な
お、従来の誤り訂正装置と同一部分については同一符号
を付し、その説明は省略する。なお、誤り個数記憶部2
5は、ユ−クリッド演算回路20におけるユ−クリッド
アルゴリズムの実行の結果、誤りの個数、即ち誤り位置
多項式の根の個数がわかるため、該誤りの個数を記憶し
ておくものである。
【0017】復調回路(図示せず)において復調された
NRZ信号は、シンドロ−ム算出回路10の他、バ−ス
トエラ−検出回路50に対しても出力される。バ−スト
エラ−検出回路50は入力した信号からバ−ストエラ−
を検出するものである。ここでバ−ストエラ−とは、あ
る範囲のビットに集中して発生する誤りのことをいう。
以下、バ−ストエラ−検出回路50及びサ−チ開始位置
演算・記憶回路60の動作を説明する。
NRZ信号は、シンドロ−ム算出回路10の他、バ−ス
トエラ−検出回路50に対しても出力される。バ−スト
エラ−検出回路50は入力した信号からバ−ストエラ−
を検出するものである。ここでバ−ストエラ−とは、あ
る範囲のビットに集中して発生する誤りのことをいう。
以下、バ−ストエラ−検出回路50及びサ−チ開始位置
演算・記憶回路60の動作を説明する。
【0018】図3は光磁気ディスク等の記憶媒体で用い
られるデ−タフォ−マットの一例を示す図である。同図
中、100−1〜100−5はインタ−リ−ブ、SB1〜S
B3は同期(シンク)コ−ド、D0〜Dnはバイトデ−タ、RS
1〜RSmは再同期(リシンク)コ−ドである。また、バイ
トデ−タD0〜Dnの次には、冗長部(図示せず)が付加さ
れている。同図に示すとおり、デ−タの記録方向と、誤
りの訂正方向は垂直となっており、また、バイトデ−タ
D0〜Dnは5つのインタ−リ−ブ100−1〜100−5
に分割され、インタ−リ−ブ毎に訂正が行なわれるよう
になっている。本実施例では、再同期コ−ドRSを検出す
ることによって、バ−ストエラ−の発生を検出してい
る。即ち、再同期コ−ドRSnを検出できなかった場合
に、その付近のデ−タにバ−ストエラ−が生じているも
のとして、サ−チ開始位置演算・記憶回路60に検出で
きなかった再同期コ−ドを知らせる。
られるデ−タフォ−マットの一例を示す図である。同図
中、100−1〜100−5はインタ−リ−ブ、SB1〜S
B3は同期(シンク)コ−ド、D0〜Dnはバイトデ−タ、RS
1〜RSmは再同期(リシンク)コ−ドである。また、バイ
トデ−タD0〜Dnの次には、冗長部(図示せず)が付加さ
れている。同図に示すとおり、デ−タの記録方向と、誤
りの訂正方向は垂直となっており、また、バイトデ−タ
D0〜Dnは5つのインタ−リ−ブ100−1〜100−5
に分割され、インタ−リ−ブ毎に訂正が行なわれるよう
になっている。本実施例では、再同期コ−ドRSを検出す
ることによって、バ−ストエラ−の発生を検出してい
る。即ち、再同期コ−ドRSnを検出できなかった場合
に、その付近のデ−タにバ−ストエラ−が生じているも
のとして、サ−チ開始位置演算・記憶回路60に検出で
きなかった再同期コ−ドを知らせる。
【0019】サ−チ開始位置演算・記憶回路60は、再
同期コ−ドが検出されなかった場合に、その直前に検出
された再同期コ−ドの直後のデ−タから、バ−ストエラ
−が発生しているものと考える。例えば、図3において
RS2が検出されなかった旨をバ−ストエラ−検出回路5
0から通知された場合、各インタリ−ブ100−1〜1
00−5について、3*(a−1)+1なる式のaに、再
同期コ−ドの番号である2を代入した値である4番目の
元からバ−ストエラ−が発生しているとして、この値を
記憶する。
同期コ−ドが検出されなかった場合に、その直前に検出
された再同期コ−ドの直後のデ−タから、バ−ストエラ
−が発生しているものと考える。例えば、図3において
RS2が検出されなかった旨をバ−ストエラ−検出回路5
0から通知された場合、各インタリ−ブ100−1〜1
00−5について、3*(a−1)+1なる式のaに、再
同期コ−ドの番号である2を代入した値である4番目の
元からバ−ストエラ−が発生しているとして、この値を
記憶する。
【0020】また、バ−ストエラ−検出回路50におい
てバ−ストエラ−が検出されたときは、切換制御回路7
0にコントロ−ル信号を発し、サ−チ開始位置演算・記
憶回路60のデ−タが所定のタイミングでチェンサ−チ
回路30に出力されるようにする。
てバ−ストエラ−が検出されたときは、切換制御回路7
0にコントロ−ル信号を発し、サ−チ開始位置演算・記
憶回路60のデ−タが所定のタイミングでチェンサ−チ
回路30に出力されるようにする。
【0021】ユ−クリッド演算回路20で求められた誤
り位置多項式σ(z)の根の個数pは、前述の通り誤り個
数記憶部25に記憶される。続いて、もし切換制御回路
70からの信号がチェンサ−チ回路30に入力されてい
る場合、切換制御回路70から送られた値、即ち、サ−
チ開始位置演算・記憶回路60に記憶されている番号に
該当する元からサ−チを開始する。例えば前述したよう
に、バ−ストエラ−検出回路50においてRS2が検出さ
れなかった場合には、各インタリ−ブについて第4番目
の元、即ち図3の矢印Aに示したとおり、インタリ−ブ
100−1においてはD15,インタリ−ブ100−2
においてはD16,・・・から、チェンサ−チが開始され
る。
り位置多項式σ(z)の根の個数pは、前述の通り誤り個
数記憶部25に記憶される。続いて、もし切換制御回路
70からの信号がチェンサ−チ回路30に入力されてい
る場合、切換制御回路70から送られた値、即ち、サ−
チ開始位置演算・記憶回路60に記憶されている番号に
該当する元からサ−チを開始する。例えば前述したよう
に、バ−ストエラ−検出回路50においてRS2が検出さ
れなかった場合には、各インタリ−ブについて第4番目
の元、即ち図3の矢印Aに示したとおり、インタリ−ブ
100−1においてはD15,インタリ−ブ100−2
においてはD16,・・・から、チェンサ−チが開始され
る。
【0022】なお、チェンサ−チ回路30に切換制御回
路70からの信号が入力されていない場合には、バ−ス
トエラ−は発生していないと判断し、各インタリ−ブ1
00−1〜100−5について、先頭の元から順番にチ
ェンサ−チを行なう。
路70からの信号が入力されていない場合には、バ−ス
トエラ−は発生していないと判断し、各インタリ−ブ1
00−1〜100−5について、先頭の元から順番にチ
ェンサ−チを行なう。
【0023】また、チェンサ−チ回路30は、誤り個数
記憶部25に記憶されていた誤りの個数pと、チェンサ
−チを行なうことによって求められた誤り位置多項式の
根の個数が一致した時点で処理を終了し、誤り位置多項
式の根を誤り訂正実行回路40に知らせる。
記憶部25に記憶されていた誤りの個数pと、チェンサ
−チを行なうことによって求められた誤り位置多項式の
根の個数が一致した時点で処理を終了し、誤り位置多項
式の根を誤り訂正実行回路40に知らせる。
【0024】誤り訂正実行回路40における処理は従来
の誤り訂正装置のものと同一であり、チェンサ−チ回路
30において求められた誤り位置における誤りの大きさ
を求め訂正を実行し、訂正済みのデ−タを得る。
の誤り訂正装置のものと同一であり、チェンサ−チ回路
30において求められた誤り位置における誤りの大きさ
を求め訂正を実行し、訂正済みのデ−タを得る。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば以
下のような優れた効果を得ることができる。 (1)バ−ストエラ−検出手段がバ−ストエラ−が発生し
ていると判断した場合に、サ−チ開始位置演算・記憶手
段がバ−ストエラ−が発生していると思われる位置を算
出し、チェンサ−チ手段が当該位置からチェンサ−チを
開始するため、簡単な回路構成で、チェンサ−チにおい
て代入すべき元の個数を減少せしめることができ、チェ
ンサ−チの時間を短縮することができる。
下のような優れた効果を得ることができる。 (1)バ−ストエラ−検出手段がバ−ストエラ−が発生し
ていると判断した場合に、サ−チ開始位置演算・記憶手
段がバ−ストエラ−が発生していると思われる位置を算
出し、チェンサ−チ手段が当該位置からチェンサ−チを
開始するため、簡単な回路構成で、チェンサ−チにおい
て代入すべき元の個数を減少せしめることができ、チェ
ンサ−チの時間を短縮することができる。
【0026】(2)誤り個数記憶手段に記憶された誤りの
個数と同じ数だけ根を得られると、その時点でチェンサ
−チを終了するため、チェンサ−チの動作を早く終了さ
せることができる。
個数と同じ数だけ根を得られると、その時点でチェンサ
−チを終了するため、チェンサ−チの動作を早く終了さ
せることができる。
【図1】本発明にかかる誤り訂正装置の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】従来の誤り訂正装置の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図3】光磁気ディスク等の記憶媒体で用いられるデ−
タフォ−マットの一例を示す図である。
タフォ−マットの一例を示す図である。
10 シンドロ−ム算出回路 20 ユ−クリッド演算回路 25 誤り個数記憶部 30 チェンサ−チ回路 40 誤り訂正実行回路 50 バ−ストエラ−検出回路 60 サ−チ開始位置演算・記憶回路 70 切換制御回路
Claims (2)
- 【請求項1】所定のデ−タと冗長部を入力して前記デ−
タのシンドロ−ムを生成するシンドロ−ム生成手段と、 前記シンドロ−ム生成手段において生成されたシンドロ
−ムから、誤り位置多項式及び誤り数値多項式を算出す
る誤り多項式生成手段と、 前記誤り位置多項式の根を求めるためのチェンサ−チを
行なうチェンサ−チ手段と、 前記誤り多項式生成手段の結果及びチェンサ−チ手段の
結果に基づいて誤り訂正を実行する誤り訂正実行手段を
有する誤り訂正装置において、 前記所定のデ−タのバ−ストエラ−を検出するバ−スト
エラ−検出手段と、 前記バ−ストエラ−検出手段の結果に基づいてバ−スト
エラ−の発生している位置を算出し、記憶するバ−スト
エラ−位置算出・記憶手段を具備し、 前記バ−ストエラ−検出手段によってバ−ストエラ−が
生じていると判断された場合に、前記チェンサ−チ手段
は、前記バ−ストエラ−位置算出・記憶手段に記憶され
た位置からチェンサ−チを行なうことを特徴とする誤り
訂正装置。 - 【請求項2】請求項1記載の誤り訂正装置において、 前記誤り多項式生成手段は、ユ−クリッドアルゴリズム
を用いて誤り位置多項式及び誤り数値多項式を生成し、 前記誤り多項式生成手段における演算の結果得られる誤
りの個数を記憶する誤り個数記憶手段を具備し、 前記チェンサ−チ手段は、チェンサ−チによって得られ
た誤り位置多項式の根の個数と、前記誤り個数記憶手段
に記憶された誤りの個数が一致した場合にチェンサ−チ
を終了することを特徴とする誤り訂正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09701392A JP3158260B2 (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 誤り訂正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09701392A JP3158260B2 (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | 誤り訂正装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05274820A true JPH05274820A (ja) | 1993-10-22 |
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---|---|---|---|---|
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KR100425083B1 (ko) * | 1996-12-31 | 2004-06-16 | 엘지전자 주식회사 | 이종 광 디스크 에러정정 회로 |
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