JP2547006B2 - 誤訂正の防止方法 - Google Patents

誤訂正の防止方法

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JP2547006B2
JP2547006B2 JP62033480A JP3348087A JP2547006B2 JP 2547006 B2 JP2547006 B2 JP 2547006B2 JP 62033480 A JP62033480 A JP 62033480A JP 3348087 A JP3348087 A JP 3348087A JP 2547006 B2 JP2547006 B2 JP 2547006B2
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修 加藤
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Matsushita Communication Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光ディスク等記憶装置やディジタル通信等
に使用される誤り訂正符号の復号における誤訂正の防止
方法に関する。
(従来の技術) RS(Reed Solomon)符号を用いた誤り訂正符号では、
その符号語の検査シンボル数をm(=2t)として、t重
誤りまでは必ず正しく訂正できるが、t+1重以上の誤
りでは、t+1重以上の誤りであることを何らかの方法
で検出して訂正を中止するようにしないならば、必ず誤
訂正が行われる。
従来、t+1重以上の誤りがあることを検出する方法
としては、誤り位置多項式σ(x)のσ(x)=0の解
が、符号語に存在しない位置のものを持つ場合がt+1
重以上であるとして検出を行っていた。
しかし、t+1重以上の誤りがある場合でも、σ
(x)=0の解が符号語に存在しない位置のものを持つ
確率は高くなく、例えばGF(28)上のRS符号(符号長n
=120,検査シンボル数m=2t=8)に5重〜8重の誤り
を生じさせたシミュレーション結果では、上記確率は40
%程度しかなかった。
このため、t+1重以上の誤りに対しては誤訂正を行
う確率が非常に高かった。
第4図に従来の誤訂正防止方法による復号アルゴリズ
ムの例を示す。σ(x)=0の解が符号語に存在する位
置かどうかで訂正を行うか中止するかを判定するため、
t+1重以上の誤りでも高い確率で訂正処理(誤訂正)
を行うことになる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来のt+1重以上の誤りがある
ことの検出方法では、相当高い確率でt+1重以上の誤
りがあることが検出できずに誤訂正を行ってしまうとい
う問題があった。
本発明は、このような従来の問題を解決するものであ
り、t+1重以上の誤りがあることを非常に高い確率で
検出し、その結果として誤訂正の確率を非常に低く抑え
ることのできる優れた誤訂正の防止方法を提供すること
を目的とするものである。
また、本発明は、t+1重以上の誤りが生じても誤訂
正せず、訂正中止としてしまう確率を高くする誤訂正の
防止方法を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するために、RS(Reed Sol
omon)符号を用いた誤り訂正符号の復号における誤り訂
正処理において、誤り位置多項式のσ(x)の次数とσ
(x)=0の解の個数とを比較し、それが異なる場合
か、またはσ(x)=0の解に符号語に存在しない位置
のものがある場合かの少なくともどちらか一方が生じた
場合に、t+1重以上の誤りがあったとして訂正を中止
するものである。
(作 用) t+1重以上の誤りがある場合でも、σ(x)の次数
とσ(x)=0の解の個数が一致することはある。しか
し、一致しない確率は高く、例えばGF(28)上のRS符号
(符号長n=120,検査シンボル数m=2t=8)に5重〜
8重の誤りを生じさせたシミュレーション結果では、上
記一致しない確率は約96%であった。
さらに、σ(x)の次数とσ(x)=0の解の個数が
異なるか、またはσ(x)=0の解に符号語に存在しな
い位置のものがある場合のどちらか一方が生じるのは、
上記シミュレーション結果では99.8%とより高い値であ
った。
したがって、本発明によれば、t+1重以上の誤りが
あることの検出を、96%あるいは99.8%という高い確率
で行うことができ、誤訂正を高い確率で防止できるとい
う効果を有する。
(実施例) 第1図は、本発明の誤訂正防止方法による復号アルゴ
リズムの例を示す。σ(x)=0のすべての解が符号語
に存在する位置かどうかの判定と、σ(x)の次数とσ
(x)=0の解の個数が等しいかどうかの判定とを行
い、訂正を行うか訂正中止にするかを決定する。そのた
め、t+1重以上の誤りがあるにもかかわらず、訂正
(誤訂正)を行う確率は非常に低く抑えることができ
る。
次に、誤訂正が行われるとどのような障害が生じるか
について、2つの実例を示す。
第2図は、誤り個数に応じて復号方式を分ける復号の
フロー図である。ここで誤り訂正符号はRS符号とし、符
号語の検査シンボル数はM=2tとする。すなわち、t重
誤り訂正可能な符号とする。
t′<tなる整数をt′とする。誤り個数KがK≦
t′の場合にはt′重誤り訂正復号処理を、K≧t′+
1の場合にはt重誤り訂正復号処理をそれぞれ行うとい
うように、誤り個数に応じて復号方式を場合分けする。
このようにする目的は、一般に誤り訂正数が多くなると
誤り訂正を行う専用プロセッサの規模が大きくなり、か
つ処理にかかる時間が長くなるためである。そして、小
さなt′重以下の誤りの場合は、専用プロセッサで実時
間訂正を行い、大きなt′+1以上t以下の誤りの場合
は、汎用マイコンのソフト等で非実時間訂正を行うとい
うようにすることである(同日出願の「誤り訂正方法」
参照)。
誤り個数KがK≦t′であるかどうかの判定には、シ
ンドロームを用いた行列式の計算等があるが、K≦t′
とK≧t′+1の場合を完全に分離することは不可能
(時間が多大にかかり、非実現的)である(同日出願の
「誤り個数判定方法」参照)。すなわち、K≧t′+1
であっても、K≦t′に対応するt′重誤り訂正処理の
方で処理される可能性がある。t′重誤り訂正処理で
は、t′+1重以上の誤りは訂正できないため、誤訂正
かあるいは訂正中止となる。ここで訂正中止となる場合
は、t重誤り訂正処理へ移行し、Kがt′+1≦K≦t
の場合には正しく訂正が行われる。すなわち、本来この
符号が持っている訂正能力であるt重以下の誤りは、完
全に正しく訂正される。しかし、t′重誤り訂正処理に
おいて誤訂正となった場合には、たとえ、それがt′+
1≦K≦tの誤りたったとしても誤訂正されたままとな
る。この場合、例えば光ディスク装置の書込み・照合
(WRITE AND VERIFY)時には、その符号語を含むセクタ
はCRC(cyclic redundancy check)で誤訂正があったこ
とが検出され使用不能となり、別のセクタに再度書込み
・照合が行われることになる。また、英ディスク装置の
再生時にCRCで誤訂正があったことが検出された場合に
は、そのセクタのデータは再生不可能となってしまう。
第5図に、光ディスク装置の記録媒体への記録単位で
あるセクタのフォーマットの例を示す。媒体上への記録
順序は、左上D0から下へ行き、D9の次は次の列の最上位
であるD10という順番である。P0.0〜P9.15は誤り訂正
(ECC)用の検査シンボルであり、それぞれの行の16個
のECC検査シンボルは、同じ行の104個の情報シンボル
(D0〜D1023の他にCTL0〜CTL11およびCRC0〜CRC3を含
む)より一意的に決定される。
CTL0〜CTL11は、セクタのアドレス等を記録するため
のコントロールデータである。
CRC0〜CRC3は、D0〜D1023およびCTL0〜CTL11の1036バ
イトに対して一意的に決定される4バイトであり、照合
あるいは再生時にECC検査シンボルを用いて誤り訂正を
行った後のD0〜D1023,CTL0〜CTL11,CRC0〜CRC3のいずれ
かに誤りがある場合に、それを検出することを可能にす
るものである。
したがって、t′+1以上の誤りがあることをt′重
誤り訂正処理において検出し、訂正中止としてしまう確
率が高いほど、復号全体としての訂正能力は高くなる。
第3図は、セクタフォーマットの列方向(C1方向)お
よび行方向(C2方向)の両方に検査シンボルを付加する
積符号の復号のフロー図である。第6図に、セクタフォ
ーマットの例を示す。C1符号の訂正能力をt1重以下とす
ると、t1+1重以上の誤りは誤訂正となるか、または訂
正中止となる。C1符号の復号において訂正を行った場
合、または訂正中止となった場合には、その列にC1フラ
グを立てる。
C2符号の訂正能力をt2重以下にすると、t2重以下の訂
正に加えてC1フラグを利用した2t2重以下の訂正が行わ
れる。
C1符号の訂正において、誤訂正が行われた場合には、
そのC1方向の符号語内の誤り数が訂正前よりも増加する
ことになり、C2符号において、訂正中止あるいは誤訂正
となる確率が増大する。
このように、積符号の誤り訂正においては、誤訂正せ
ずに訂正中止としてしまう確率が高いほど、復号全体と
しての訂正能力が高くなる。
(発明の効果) 本発明は、上記実施例より明らかなように、σ(x)
=0の解に符号語に存在しない位置のものがある場合の
他に、σ(x)の次数とσ(x)=0の解の個数が異な
る場合にも、t+1重以上の誤りがあったとして訂正を
中止するために、誤訂正となる確率を非常に低く抑える
ことができる。
また、本発明は、できるだけ高い確率で誤訂正を行わ
ずに訂正を中止するので、次の誤り訂正処理で正しい訂
正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の誤訂正防止方法による復号アルゴリ
ズムの例、第2図は、誤訂正確率を低減することの有効
性を示す実例1(誤り個数に応じて復号方式を分ける方
法)、第3図は、誤訂正確率を低減することの有効性を
示す実例2(積符号C1×C2復号)、第4図は、従来の誤
訂正防止方法による復号アルゴリズムの例、第5図は、
光ディスク装置の記録単位(セクタ)のフォーマットの
例(セクタおよびCRCの説明をするための図)、第6図
は、光ディスク装置の記録単位(セクタ)のフォーマッ
トの例(積符号のフォーマット:積符号の説明をするた
めの図)である。 σ(x)……誤り位置多項式、η(x)……誤り数値多
項式、t……誤り訂正符号の最大訂正可能数、t′……
誤り訂正符号の最大訂正可能数tより小さな正整数、CR
C……セクタ内の誤り訂正後のデータが、記憶時のデー
タと等しい(正しいデータである)かどうかを判定する
手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−203014(JP,A) 特開 昭61−214035(JP,A) 特開 昭62−234425(JP,A) 特開 昭64−22116(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】RS(Reed Solomon)符号を用いた誤り訂正
    符号の復号における誤り訂正処理において、誤り位置多
    項式のσ(x)の次数とσ(x)=0の解の個数とを比
    較し、それが異なる場合か、またはσ(x)=0の解に
    符号語に存在しない位置のものがある場合かの少なくと
    もどちらか一方が生じた場合に、t+1重以上の誤りが
    あったとして訂正を中止することを特徴とする誤訂正の
    防止方法。
JP62033480A 1987-02-18 1987-02-18 誤訂正の防止方法 Expired - Lifetime JP2547006B2 (ja)

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