JPH05274552A - 商品売上登録装置 - Google Patents

商品売上登録装置

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Publication number
JPH05274552A
JPH05274552A JP4067992A JP6799292A JPH05274552A JP H05274552 A JPH05274552 A JP H05274552A JP 4067992 A JP4067992 A JP 4067992A JP 6799292 A JP6799292 A JP 6799292A JP H05274552 A JPH05274552 A JP H05274552A
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JP
Japan
Prior art keywords
product
cover
shopping bag
bag
commodity
Prior art date
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Application number
JP4067992A
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English (en)
Inventor
Naoki Ito
直樹 伊藤
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本体ハウジングの商品投入孔の下方に買物袋
を保持しておき、この買物袋内に登録処理した商品を投
入し、この商品が投入された買物袋を本体ハウジングの
袋搬出孔まで搬送してから会計実行部で会計処理を行な
う商品売上登録装置において、例えば、登録処理してい
ない商品を顧客が買物袋内に自由に投入するような不正
を簡易に防止できるようにする。 【構成】 商品投入孔34の下方に位置する買物袋に商
品が投入されたことを検知する投入検知手段を設け、商
品情報が登録処理されると開閉カバー36を開放して投
入検知手段が商品投入を検知すると開閉カバー36を閉
止するカバー制御手段を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報入力部の近傍に配
置された買物袋を顧客の移動領域に対向する袋搬出孔ま
で搬送する商品売上登録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、チェックアウトカウンタ等の商品
売上登録装置は、例えば、情報入力部を形成するECR
(Electronic Cash Register)を細長いサッカー台
の上面に積載し、このサッカー台の両側に店員と顧客と
の位置を振り分けた構造などとなっている。この場合、
商品を格納した買物カゴを顧客がサッカー台の一端から
ECRの位置まで順次搬送すると、このECRで店員が
商品情報の登録処理や会計処理を実行することになる。
そして、この店員がサッカー台上にECRを中心に買物
カゴとは逆側に予め載置した買物袋に商品を投入する
と、サッカー台に沿って移動した顧客は買物袋を持ち帰
ることになる。
【0003】しかし、これでは商品を格納した重い買物
袋をサッカー台に沿って店員が手作業で搬送する必要が
あるため、店員の作業負担が増大して好ましくない。そ
こで、このような課題を解決した商品売上登録装置を、
本出願人が特開昭61-128381号公報に開示している。
【0004】そこで、ここでは上記公報に開示されたチ
ェックアウトカウンタを商品売上登録装置の先行技術と
して図12に基づいて説明する。まず、例示するチェッ
クアウトカウンタ1は、支持台が端面に突設されたサッ
カー台状の本体ハウジング2の先端部の上面にはキーボ
ード3やオーバーヘッドスキャナ4等からなる情報入力
部5が設けられており、この情報入力部5に隣接した前
記本体ハウジング2の上面に商品投入孔6が形成されて
いる。そして、この商品投入孔6内には上面が開口した
買物袋(図示せず)を上下方向に移動自在に保持する袋保
持機構であるリフト7が設けられており、このリフト7
の最下位置と連続する位置に袋搬送機構であるベルトコ
ンベヤ8が設けられている。つまり、このベルトコンベ
ヤ8はチェックアウトカウンタ1の本体ハウジング2に
内蔵されており、この本体ハウジング2の末端部の内部
には前記ベルトコンベヤ8で搬送された買物袋が積載さ
れる保持部9が設けられている。ここで、この保持部9
は前記本体ハウジング2の末端部に設けられた開閉カバ
ー10に一体化されており、これら開閉カバー10と保
持部9とで袋搬出孔11が形成されている。なお、この
チェックアウトカウンタ1では、前記袋搬出孔11上に
位置する前記本体ハウジング2の上面に顧客用の情報入
力部12が設けられており、この情報入力部12はキー
ボード13とディスプレイ14及びカードリーダ15等
で形成されている。また、このチェックアウトカウンタ
1では、前記商品投入孔6に開閉自在な開閉カバー16
が設けられており、これは一人の顧客に対する登録処理
の開始時に開放されて登録処理の完了時に閉止されるよ
うになっている。
【0005】このような構成において、このチェックア
ウトカウンタ1では、図中において本体ハウジング2の
手前側に店員が位置して奥側を顧客が移動するようにな
っており、本体ハウジング2は顧客の移動方向と平行に
細長くなっている。また、このチェックアウトカウンタ
1では、例えば、予め店員はキーボード3の手動操作で
商品投入孔6の開閉カバー16を開放させるなどして商
品投入孔6内のリフト7上に買物袋(図示せず)をセット
し、このセット完了後にキーボード3の手動操作で開閉
カバー16を閉止して不正を防止するようになってい
る。なお、このような買物袋のセットを登録処理の開始
時に行なうことも可能である。
【0006】そこで、購入する商品を格納した買物カゴ
を顧客が本体ハウジング2の先端部の支持台上に載置す
ると、店員はキーボード3の手動操作で登録処理の開始
を入力して商品投入孔6の開閉カバー16を開放する。
そこで、この店員は買物カゴから商品を取出して情報入
力部5のキーボード3の手動操作やオーバーヘッドスキ
ャナ4のバーコード読取で登録処理し、この登録処理が
完了した商品は商品投入孔6内に投入されることにな
る。このようにすることで、商品情報が登録処理された
商品がリフト7上に位置する買物袋内に格納されるの
で、このチェックアウトカウンタ1では、バーコードで
操作入力された商品情報内の重量値と、リフト7が実測
した重量値とを比較して商品の整合を確認するようにな
っている。そして、このような作業が全商品に対して完
了すると、店員はキーボード3の手動操作で登録処理の
完了を入力して商品投入孔6の開閉カバー16を閉止す
る。
【0007】すると、商品を格納した買物袋はリフト7
で本体ハウジング2の底部に移動してからベルトコンベ
ヤ8で袋搬出孔11まで搬送されて保持部9上に載置さ
れるが、この状態では保持部9と一体化された開閉カバ
ー10はロックされている。そこで、この開閉カバー1
0上に位置するディスプレイ14には合計金額が表示さ
れるので、この合計金額を視認した顧客がクレジットカ
ード(図示せず)をカードリーダ15に挿入してキーボー
ド13で暗証番号等を操作入力すると、開閉カバー10
は開閉自在となって顧客は保持部9上の買物袋を取出す
ことができるようになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなチェック
アウトカウンタ1では、商品を格納した買物袋はリフト
7やベルトコンベヤ8で袋搬出孔11まで搬送されるの
で、店員の作業負担が軽減されて作業能率が向上するこ
とになる。そして、このチェックアウトカウンタ1で
は、商品投入孔6の開閉カバー16を一人の顧客に対す
る登録処理の開始と完了とに同期させて開閉すること
で、登録処理の開始以前や完了以後に顧客が買物袋に商
品を投入するような不正を防止するようになっている。
【0009】しかし、実際には一人の顧客に対する登録
処理の最中に店員が他所に移動するようなことがあり、
この場合は店員がキーボード3の手動操作で開閉カバー
16を閉止してから他所に移動し、帰還した店員がキー
ボード3の手動操作で開閉カバー16を開放してから登
録処理を再開することになる。しかし、これでは店員の
操作が煩雑で作業負担の増大や作業能率の低下を招くこ
とになるので好ましくない。
【0010】特に現在では商品情報の登録処理や商品の
買物袋への投入を顧客が行なうセルフスキャニングシス
テムも提案されており、この場合は買物袋に自由に商品
が投入できると不正を誘発することになって望ましくな
い。
【0011】
【課題を解決するための手段】本体ハウジングの先端部
の近傍に商品情報の登録処理を実行する情報入力部を設
け、この情報入力部の近傍の前記本体ハウジングの上面
に開閉自在な開閉カバーが装着された商品投入孔を設
け、この商品投入孔の下方に上面が開口した買物袋を保
持する袋保持機構を設け、この袋保持機構で保持された
前記買物袋を前記本体ハウジングの末端部に位置する袋
搬出孔まで搬送する袋搬送機構を設け、前記情報入力部
で順次登録された商品情報を一時記憶して会計処理を実
行する会計実行部を設けた商品売上登録装置において、
前記商品投入孔の下方に位置する前記買物袋に商品が投
入されたことを検知する投入検知手段を設け、前記情報
入力部が商品情報を登録処理すると前記開閉カバーを開
放して前記投入検知手段が商品投入を検知すると前記開
閉カバーを閉止するカバー制御手段を設けた。
【0012】
【作用】商品が登録処理されるまでは商品投入孔の開閉
カバーは開放されず、この開閉カバー下の買物袋への商
品の投入が検知されると開閉カバーは閉止されるので、
例えば、登録処理していない商品を顧客が買物袋内に自
由に投入するような不正を防止することができ、しか
も、このような開閉カバーの開閉は自動的に行なわれる
ので、店員の操作は簡易で作業負担の軽減や作業能率の
向上に寄与することができる。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を図1ないし図11に基づい
て説明する。まず、この商品売上登録装置であるチェッ
クアウトカウンタ17は、商品情報の登録処理は顧客が
行なって店員は会計処理のみを行なうセルフスキャニン
グシステムとなっており、図1に例示するように、ここ
では相対向するように配置した二台のチェックアウトカ
ウンタ17を一人の店員が担当するようになっている。
そして、このチェックアウトカウンタ17は、顧客の移
動方向に従ってカートスケール18と情報入力部である
バーコードスキャナ19及び商品包装機20を並設し、
この商品包装機20の後方にサッカー台21と会計実行
部である電子キャッシュレジスタ22とを順次配置した
形態となっている。
【0014】ここで、この電子キャッシュレジスタ22
は、図2に例示するように、キーボード23とディスプ
レイ24及びR/J(Receipt/Journal)プリンタ25
が一体に設けられてハンドスキャナ26が接続された本
体ハウジング27をドロワ28上に一体に設置した構造
となっており、前記バーコードスキャナ19と前記商品
包装機20及び操作パネル29が接続されている。ここ
で、この操作パネル29は、ディスプレイ30下にスタ
ートキー31とエンドキー32とを並設した構造となっ
ており、前記バーコードスキャナ19の後方に立設され
ている。
【0015】また、前記商品包装機20は、図3に例示
するように、本体ハウジング33の上面の先端部と末端
部とに商品投入孔34と袋搬出孔35とが各々形成され
ており、前記バーコードスキャナ19に近接した前記商
品投入孔34内には開閉カバーである一対のフラップ3
6が開閉自在に装着されると共に投入検知手段である光
センサ37が設けられている。さらに、この商品包装機
20は、図4に例示するように、前記商品投入孔34の
下方に一対のクランプアーム38や多数のベルトコンベ
ヤ39等が設けられており、このベルトコンベヤ39と
前記クランプアーム38とで袋保持機構40が形成され
ている。ここで、この袋保持機構40が搬送して保持す
る買物袋41は、同図及び図5に例示するように、ミシ
ン目42で分割自在に連続したシート体としてロール状
に巻回されており、ここでは前記本体ハウジング33の
末端底部に逆送自在に軸支されている。そして、図3に
例示したように、前記袋保持機構40が保持した買物袋
41を前記袋搬出孔35まで搬送する袋搬送機構がベル
トコンベヤ43で形成されており、このベルトコンベヤ
43と前記袋保持機構40及び前記フラップ36の作動
を強制的に開始する駆動スイッチ44が前記商品投入孔
34の近傍に設けられている。
【0016】さらに、前記サッカー台21は、図1に例
示したように、ベルトコンベヤ45とローラコンベヤ4
6とが本体ハウジング47の上面に設けられており、こ
の本体ハウジング47の裏側には前記ベルトコンベヤ4
5の駆動を制御するフットスイッチ48が設けられてい
る。
【0017】また、前記電子キャッシュレジスタ22
は、回路的には図6に例示するように、CPU(Centra
l Processing Unit)49に、前記キーボード23、
前記ディスプレイ24、前記R/Jプリンタ25、前記
ドロワ28、ROM(Read Only Memory)50、R
AM(Random Access Memory)51、タイミングク
ロック52、伝送コネクタ53等を配線した構造となっ
ており、この伝送コネクタ53に、前記カートスケール
18、前記バーコードスキャナ19、前記商品包装機2
0、前記ハンドスキャナ26、前記操作パネル29等が
接続コード54などで結線されている。ここで、前記R
AM51内には各種の商品情報55を更新自在に格納し
たPLU(Price Look Up)メモリ56が設けられて
おり、図7に例示するように、このPLUメモリ56に
格納された商品情報55は、商品コード57、商品名称
58、部門59、単価60、重量61等の情報で形成さ
れている。
【0018】そして、このチェックアウトカウンタ17
では、前記バーコードスキャナ19が商品情報55を登
録処理すると前記商品包装機20のフラップ36を開放
し、前記商品包装機20の光センサ37が商品投入を検
知すると前記フラップ36を閉止するカバー制御手段
が、前記電子キャッシュレジスタ22のCPU49等で
形成されている。
【0019】このような構成において、このチェックア
ウトカウンタ17では、前述したようにバーコードスキ
ャナ19での登録処理を顧客が行なって電子キャッシュ
レジスタ22での会計処理を店員が行なうセルフスキャ
ニングシステムとして形成されている。そこで、このチ
ェックアウトカウンタ17による販売業務の処理動作
を、図9のフローチャートで例示する商品包装機20の
処理動作と、図10及び図11のフローチャートで例示
する電子キャッシュレジスタ22の処理動作とで以下に
詳述する。
【0020】まず、このチェックアウトカウンタ17で
は、図1に例示したように、顧客は商品を積載したカー
ト62をカートスケール18上に載置するようになって
おり、このようにすることでカート62内の商品の重量
が測定されるようになっている。そこで、図10に例示
するように、動作モードが登録モードであることを確認
した電子キャッシュレジスタ22は操作パネル29のデ
ィスプレイ30に“スタートキーを押して下さい”と云
うメッセージを表示させており、このメッセージを視認
した顧客が操作パネル29のスタートキー31を操作す
るとカートスケール18から商品の重量を読出すことに
なる。そして、このようにして重量を読出した電子キャ
ッシュレジスタ22は、ディスプレイ30に“商品をス
キャンして下さい”と云うメッセージを表示させると共
に、バーコードスキャナ19にイネーブル信号を送信す
る。
【0021】そこで、バーコードスキャナ19はイネー
ブル信号を受信するとバーコードを読取可能となるの
で、ディスプレイ30のメッセージを視認した顧客はカ
ート62内の商品を個々に取出してバーコードスキャナ
19で登録処理することになる。この時、カート62か
ら商品を取出すことでカートスケール18が実測する重
量は減少するので、この減少値が商品の実測重量として
電子キャッシュレジスタ22に送信されることになる。
【0022】そして、この電子キャッシュレジスタ22
は、バーコードスキャナ19がバーコードから読取走査
したスキャナデータを受信すると、ディスエーブル信号
の送信でバーコードスキャナ19の動作を一時停止さ
せ、図11(a)に例示するように、スキャナデータ内の
商品コードによる検索でPLUメモリ56から商品情報
55を選出して重量61とカートスケール18が実測し
た重量との一致を確認する。この時、これらの重量の一
致が確認されない場合は、この電子キャッシュレジスタ
22は、ディスプレイ24に“商品をコンベヤに乗せて
下さい”と云うメッセージを表示させ、この表示時間が
五秒を経過するとディスプレイ24に“商品をスキャン
して下さい”と云うメッセージを表示させてバーコード
スキャナ19にイネーブル信号を送信する状態に復帰す
る。そして、重量の一致が確認された場合は、この電子
キャッシュレジスタ22は、操作パネル29のディスプ
レイ24に商品名称58と単価60とを表示させ、登録
処理を実行してから商品包装機20にオープンコマンド
を送信することになる。
【0023】そこで、図9に例示するように、このオー
プンコマンドを受信した商品包装機20は、フラップ3
6を開放して商品投入孔34内に商品を投入できる状態
とし、この状態で光センサ37のオンオフを順次検知す
ると電子キャッシュレジスタ22のCPU49の制御で
フラップ36が閉止されることになる。そこで、このフ
ラップ36を閉止した商品包装機20は一つの商品の登
録完了を示す完了コマンドを電子キャッシュレジスタ2
2に送信して初期状態に復帰することになり、図11
(a)及び図10に例示するように、完了コマンドを受信
した電子キャッシュレジスタ22も、ディスプレイ24
に“商品をスキャンして下さい”と云うメッセージを表
示させてバーコードスキャナ19にイネーブル信号を送
信する状態に復帰する。
【0024】そこで、このチェックアウトカウンタ17
では、上述のようにしてカート62内の各種の商品がバ
ーコードスキャナ19で登録処理されて商品包装機20
の商品投入孔34下の買物袋41内に順次投入されるこ
とになる。そして、このチェックアウトカウンタ17で
は、もしも買物袋41が投入される商品で一杯になった
場合は、顧客は商品投入孔34の側方の駆動スイッチ4
4を操作するようになっている。すると、図9に例示す
るように、駆動スイッチ44の操作を検知した商品包装
機20はフラップ36の閉止を確認し、これが確認され
ない場合は光センサ37がオンでないことを確認してか
らフラップ36を閉止する。なお、このフラップ36を
閉止する際に光センサ37がオンであると、これは買物
袋41内に投入された多数の商品が商品投入孔34の位
置まで突出してフラップ36が閉止不能であると判定す
る。そして、フラップ36の閉止完了を確認すると、袋
保持機構40で商品投入孔34下に保持されていた買物
袋41をベルトコンベヤ43で袋搬出孔35に搬出し、
次の買物袋41を袋保持機構40で商品投入孔34下に
セットすることになる。
【0025】ここで、このような袋保持機構40による
買物袋41のセット方法を図8に基づいて以下に詳述す
る。まず、同図(a)に例示するように、シート状に巻回
されて扁平な買物袋41をベルトコンベヤ39で商品投
入孔34下に配送し、この状態で買物袋41の上端部を
クランプアーム38でキャッチしてからベルトコンベヤ
39を逆転させる。このようにすることで、同図(b)に
例示するように、クランプアーム38で保持された一番
目の買物袋41はミシン目42で二番目以下の買物袋4
1から切断されるので、同図(c)に例示するように、こ
の状態でクランプアーム38が両側に移動することで買
物袋41は開口した状態で商品投入孔34下に保持され
ることになる。
【0026】そして、このチェックアウトカウンタ17
では、上述のようにしてバーコードスキャナ19で登録
処理されて商品包装機20の商品投入孔34下の買物袋
41内への商品の投入が終了すると、顧客は操作パネル
29のエンドキー32を操作するようになっている。す
ると、図10に例示するように、このエンドキー32が
操作された操作パネル29はエンドコマンドを電子キャ
ッシュレジスタ22に送信するので、この電子キャッシ
ュレジスタ22はエンドコマンドを商品包装機20に送
信すると共にディスエーブル信号をバーコードスキャナ
19に送信することになる。
【0027】すると、図9に例示するように、エンドコ
マンドを受信した商品包装機20は前述したようにフラ
ップ36の閉止を確認してから買物袋41を袋搬出孔3
5に配送することになり、図11(b)に例示するよう
に、ディスエーブル信号を受信したバーコードスキャナ
19は一時停止することになる。この時、サッカー台2
1のベルトコンベヤ45上には登録処理に動作不良が発
生した商品が載置されているので、“お待ち下さい”の
メッセージが操作パネル29のディスプレイ30で顧客
に表示され、その商品は店員がハンドスキャナ26かキ
ーボード23で登録処理することになる。そこで、この
ような登録処理が完了すると、店員はキーボード23の
締めキー(図示せず)を操作するので、この操作を検知し
た電子キャッシュレジスタ22はR/Jプリンタ25で
レシートを発行すると共にドロワ28を開放して会計処
理を実行することになる。
【0028】このようにすることで、このチェックアウ
トカウンタ17では、登録処理する商品が重量で確認さ
れるまでは商品包装機20の商品投入孔34のフラップ
36は開放されず、このフラップ36下の買物袋41へ
の商品の投入が検知されるとフラップ36は閉止される
ので、例えば、登録処理していない商品を顧客が買物袋
41内に自由に投入するような不正を防止することがで
き、上述のようにフラップ36の開閉は自動的に行なわ
れるので店員の操作は簡易で作業負担の軽減や作業能率
の向上に寄与することができる。
【0029】なお、本実施例では各々個別に形成された
バーコードスキャナ19と商品包装機20及びサッカー
台21等を接続してチェックアウトカウンタ17を形成
することを例示したが、本発明は上記構造に限定される
ものではなく、上述のような各種装置を一体化した商品
売上登録装置(図示せず)なども実施可能である。
【0030】さらに、本実施例では商品売上登録装置と
してセルフスキャニングシステムのチェックアウトカウ
ンタ17を例示して顧客が登録処理する商品を重量で確
認するまではフラップ36を開放しないことを例示した
が、本発明は上記形式に限定されるものでもなく、例え
ば、登録処理を店員が行なう商品売上登録装置などにも
利用可能である。この場合、一人の顧客に対する登録処
理の実行中に店員が商品売上登録装置から離反しても、
自動的に開閉カバーが閉止されて顧客が買物袋に商品を
投入することができず、商品の登録処理を再開すると開
閉カバーは自動的に開放されるので、煩雑な作業を要す
ることなく簡易に不正を防止することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明は上述のように、本体ハウジング
の先端部の近傍に商品情報の登録処理を実行する情報入
力部を設け、この情報入力部の近傍の前記本体ハウジン
グの上面に開閉自在な開閉カバーが装着された商品投入
孔を設け、この商品投入孔の下方に上面が開口した買物
袋を保持する袋保持機構を設け、この袋保持機構で保持
された前記買物袋を前記本体ハウジングの末端部に位置
する袋搬出孔まで搬送する袋搬送機構を設け、前記情報
入力部で順次登録された商品情報を一時記憶して会計処
理を実行する会計実行部を設けた商品売上登録装置にお
いて、前記商品投入孔の下方に位置する前記買物袋に商
品が投入されたことを検知する投入検知手段を設け、前
記情報入力部が商品情報を登録処理すると前記開閉カバ
ーを開放して前記投入検知手段が商品投入を検知すると
前記開閉カバーを閉止するカバー制御手段を設けたこと
により、商品が登録処理されるまでは商品投入孔の開閉
カバーは開放されず、この開閉カバー下の買物袋への商
品の投入が検知されると開閉カバーは閉止されるので、
例えば、登録処理していない商品を顧客が買物袋内に自
由に投入するような不正を防止することができ、しか
も、このような開閉カバーの開閉は自動的に行なわれる
ので、店員の操作は簡易で作業負担の軽減や作業能率の
向上に寄与することができる等の効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す平面図である。
【図2】会計実行部である電子キャッシュレジスタを示
す斜視図である。
【図3】商品包装機を示す斜視図である。
【図4】縦断側面図である。
【図5】買物袋のシート体を示す正面図である。
【図6】全体の回路構造を示すブロック図である。
【図7】PLUメモリの記憶構造を示すメモリマップで
ある。
【図8】袋保持機構の動作工程を示す斜視図である。
【図9】バーコードスキャナと商品包装機との処理動作
を示すフローチャートである。
【図10】電子キャッシュレジスタの処理動作を示すフ
ローチャートである。
【図11】電子キャッシュレジスタの処理動作を示すフ
ローチャートである。
【図12】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
17 商品売上登録装置 19 情報入力部 22 会計実行部 33 本体ハウジング 34 商品投入孔 35 袋搬出孔 36 開閉カバー 37 投入検知手段 40 袋保持機構 41 買物袋 43 袋搬送機構 49 カバー制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ハウジングの先端部の近傍に商品情
    報の登録処理を実行する情報入力部を設け、この情報入
    力部の近傍の前記本体ハウジングの上面に開閉自在な開
    閉カバーが装着された商品投入孔を設け、この商品投入
    孔の下方に上面が開口した買物袋を保持する袋保持機構
    を設け、この袋保持機構で保持された前記買物袋を前記
    本体ハウジングの末端部に位置する袋搬出孔まで搬送す
    る袋搬送機構を設け、前記情報入力部で順次登録された
    商品情報を一時記憶して会計処理を実行する会計実行部
    を設けた商品売上登録装置において、前記商品投入孔の
    下方に位置する前記買物袋に商品が投入されたことを検
    知する投入検知手段を設け、前記情報入力部が商品情報
    を登録処理すると前記開閉カバーを開放して前記投入検
    知手段が商品投入を検知すると前記開閉カバーを閉止す
    るカバー制御手段を設けたことを特徴とする商品売上登
    録装置。
JP4067992A 1992-03-26 1992-03-26 商品売上登録装置 Pending JPH05274552A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60263295A (ja) * 1984-06-12 1985-12-26 オムロン株式会社 セルフチエツクアウトゲ−ト
JPH03187825A (ja) * 1989-11-21 1991-08-15 Awax Progettazione & Ric Srl 袋を取出すための装置と、袋を開口するための装置と、購入物品を袋に詰めるための装置とが備えられた、スーパーマーケットのための精算台

Patent Citations (2)

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