JPH06266955A - セルフスキャニング装置 - Google Patents

セルフスキャニング装置

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JPH06266955A
JPH06266955A JP5703493A JP5703493A JPH06266955A JP H06266955 A JPH06266955 A JP H06266955A JP 5703493 A JP5703493 A JP 5703493A JP 5703493 A JP5703493 A JP 5703493A JP H06266955 A JPH06266955 A JP H06266955A
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JP
Japan
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product
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unit
open
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Application number
JP5703493A
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English (en)
Inventor
Mitsunori Kono
光則 紅野
Hiromochi Shimoyama
浩以 下山
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】不正行為を防止可能とする。 【構成】商品置場(5)とスキャンユニット10とスト
ック部20とをこの順序で商品流れ方向に配設し、この
ストック部20を投入口(22A)と取出口(23A)
とを有しかつ投入口(22A)および取出口(23A)
のそれぞれに開閉フタ(22A1,22A2、23A
1,23A2)を装着した商品収納室(21A)から形
成するとともに、制御部(11,12,19)を商品デ
ータ処理の進行に伴って開閉駆動装置(22MA等)に
制御信号を送り投入口用開閉フタ(22A1,22A
2)および取出口用開閉フタ(23A1,23A2)の
それぞれを適時に開閉制御可能に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、顧客自身に自己買上商
品のスキャニングを行わせるセルフスキャニング装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、スーパーマーケットに供される
チェックアウト装置の中には、買上商品の商品データ
(商品コード)のスキャニングはセルフスキャニングユ
ニットを用いて顧客自身に行わせ、金銭授受を含む精算
業務は電子キャッシュレジスタを用いてオペレータ(キ
ャッシャー)が行うように構成したセルフスキャニング
方式のものがある。
【0003】図10に、このセルフスキャニング方式で
2レーン(1A,1B)型の従来チェックアウト装置の
構成を示す。同図において、セルフスキャニングユニッ
トは、顧客がスキャニング操作する操作部30と,搬入
・計量部40と,搬出部50と,ストック・袋詰部60
とを商品流れ方向に列配設してなる。操作部30には、
商品に付されたバーコードを読取るための固定型スキャ
ナ31とスタートボタン等の各種スイッチや表示器を含
む入力・表示ユニット32とが設けられている。また、
搬入・計量部40は、セルフスキャニングされた商品を
矢印方向に搬入する搬入コンベア41とこの搬入コンベ
ア41に載置された商品の重量を計量する計量器42と
を含み形成されている。43は商品の検出センサであ
る。搬出部50は、搬出コンベア51と傾斜シュータ5
2とを含み、精算後の商品のストック場所61を有する
ストック・袋詰部60に搬出するものと形成されてい
る。
【0004】ここに、電子キャッシュレジスタ10A,
10Bは、精算部110を形成するもので、各レーン1
A,1Bごとに搬入・計量部40と搬出部50との中間
に設けられている。各電子キャッシュレジスタ10A
(10B)は、CPU,ROM,RAM等からなる制御
部と,キーボード,ハンドスキャナ,プリンタ,キャッ
シャー用表示器28および顧客用表示器29等を含み形
成されている。
【0005】かかるチェックアウト装置では、例えばレ
ーン1Aに関し、顧客自身が操作部30において自己の
買上商品について固定型スキャナ31を用いてスキャン
すると、それら商品データは電子キャッシュレジスタ1
0Aの売上登録ファイルに登録され、登録後の商品は搬
入コンベア41,搬出コンベア51を通しストック・袋
詰部60に搬送される。したがって、キャッシャーは、
精算部110において当該電子キャッシュレジスタ10
Aを用いて、スキャニング後の顧客に対して精算業務だ
けを行えばよい。その後、顧客はストック場所61にお
いて袋詰することになる。
【0006】よって、顧客は長蛇の列を待つことなく自
己がセルフスキャニングするので楽しく迅速な買物がで
きる。一方、キャッシャーは精算業務のみに専念できる
から業務能率が向上する。しかも、全体としてキャッシ
ャーの兼任により2レーン1A,1B用の両電子キャッ
シュレジスタ10A,10Bを1人のキャッシャーが取
扱うので、一段と精算業務能率を高められる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来装置には、次のような問題点がある。 固定型スキャナ31と精算部110(電子キャッシ
ュレジスタ10A,10B)とが離れているので、キャ
ッシャーが操作部30の近傍における搬入コンベア41
上に未スキャニングの商品を載置したり、未スキャニン
グ商品とのすり替え等の不正防止を完全に監視すること
は実際上困難である。したがって、商品重量チェック機
能,搬入コンベア41の停止機能等々の不正防止策を講
じなければならないから、精算部110を含む全体とし
てコスト高となるばかりか、制御が複雑となりかつチェ
ックアウトまでに長時間を要する。 しかも、精算部110に居るキャッシャーが不正行
為等を監視できるのは、せいぜい2台のセルフスキャニ
ングユニットが限度である。しかるに、なお一層のチェ
ックアウトの業務能率を高めるために3台以上のセルフ
スキャニングユニットを1人のキャッシャー等で監視さ
せたいとの要請があるが、従来例ではこの実現が不可能
である。 さらに、プリペードカード等が普及するに至り、ス
キャニングおよび精算を無人化したいという要請も出現
しつつある。
【0008】本発明の目的は、上記事情に鑑み、不正行
為を完全に防止できかつ無人チェックアウト装置の確立
にも利用できるセルフスキャニング装置を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るセルフスキ
ャニング装置は、商品置場と、制御部に接続されたスキ
ャナを含むスキャンユニットと、ストック部とをこの順
序で商品流れ方向に配設し、該ストック部をスキャンユ
ニット側に向う商品の投入口とこれと反対側に向う取出
口とを有する商品収納室から形成するとともに、投入口
および取出口のそれぞれに開閉駆動装置で開閉駆動され
る開閉フタを装着し、該制御部を商品データ処理の進行
に伴って各開閉駆動装置に制御信号を送り投入口用開閉
フタおよび取出口用開閉フタのそれぞれを適時に開閉制
御可能に形成したことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成による本発明にあっては、顧客は自己
買上商品を商品置場に置いた後にスキャンユニットの前
に立つ。そして、スキャンユニットのスキャナを用いて
商品を1つずつスキャニングする。すると、制御部は、
例えばカードをカードリーダーに挿入したときあるいは
商品がスキャニングされるごとに開閉駆動装置に制御信
号を送り投入口用開閉フタのみを開放させる。したがっ
て、顧客はスキャニング済の商品を商品収納室に投入す
ることができる。
【0011】ここに、全ての買上商品についてのスキャ
ニングが終了し、例えばカードリーダーからカードを引
抜きあるいは締め操作を行うと、制御部は開閉駆動装置
に制御信号を送り、今度は取出口用開閉フタを開放させ
る。したがって、顧客はスキャニング済の自己買上商品
を商品収納室から取出せる。
【0012】よって、顧客に商品のスキャニングを迅速
に行わせることができ、キャッシャーが監視していなく
とも不正行為を防止できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (第1実施例)この実施例は、図1〜図5に示される。
本セルフスキャニング装置は、図1に示す如く、商品置
場(5)とスキャンユニット10とストック部20と
を、この順序に商品流れ方向(図1で右→左)へ配設
し、かつスキャンユニット10内の制御部(11,1
2,13,19)で図2に示す開閉駆動装置に制御信号
を送って、ストック部20の投入口用開閉フタ(例え
ば、22A1,22A2)と取出口用開閉フタ(例え
ば、23A1,23A2)とを適時に開閉させる構成と
されている。
【0014】図1において、商品置場は、顧客が買上商
品を一旦保留させるためのもので、この実施例では買物
カゴBを保持する保持台5から形成されている。走行可
能カートを用いる場合には、走行可能カート自体を位置
づけすることにより商品置場とすることができる。
【0015】また、スキャンユニット10は、図1に示
すようにカウンターテーブル1の奥に配設され、その構
成は図3に示す如く、縦型本体に組込まれたCPU1
1,ROM12,RAM13,各種コントローラおよび
入出力ポート19等を含む制御部と、固定型のスキャナ
14,プリンタ15,プリペードカード用のリーダライ
ター16,タッチパネル17およびカードリーダ18等
の機器部とから形成されている。タッチパネル17は、
キーボード17Kと表示器17Iとを形成する。なお、
スキャナ14はハンド型としてもよい。
【0016】このスキャンユニット10のもつ基本的機
能としては、図4,図5に示すように、電源が投入(O
N)されるとセットアップ処理(図4のST10)を行
う。そして、プリペードカードがそのリーダライター1
6に挿入される(ST12のYES)と、その記憶内容
を読取るとともに残金があるか否かをチェックする(S
T13)。残金なしの場合(ST13のNO)は、表示
器17Iに表示する(ST14)。
【0017】残金が有る(ST13のYES)と判別さ
れると、固定型スキャナ14でスキャニング(ST18
のYES)された商品コードを元に、商品データ(単価
等)を検索しカード残高で購入可能か否かをチェックす
る(ST19)。購入可能である場合(ST19のYE
S)は登録(ST20)し、不可能である場合(ST1
9のNO)はエラー表示する(ST21)。そして、キ
ーボード17Kのキータッチにより締め操作をする(図
5のST27のYES)と、集計処理がなされプリペー
ドカードの記憶内容(残高)も変更される(ST2
8)。
【0018】以上は、ROM12に格納されたスキャン
プログラムに基づきCPU11によって実行される。
【0019】次に、ストック部20は、図1に示す如
く、大別して基礎台28と3区分された商品収納室21
A,21B,21Cと取出した商品の載置台29とから
なる。各商品収納室21A,21B,21Cのスキャン
ユニット10側に向う面には商品を投入するための投入
口22A,22B,22Cが設けられ、かつその反対側
の面には商品を取出すための取出口23A,23B,2
3Cが設けられている。
【0020】そして、投入口22Aには一対の開閉フタ
22A1,22A2が設けられ、対応する取出口23A
にも一対の開閉フタ23A1,23A2が設けられてい
る。他の投入口22B,22Cおよび取出口23B,2
3Cについても同様である。したがって、例えば商品収
納室22Aでいえば、投入口22Aの開閉フタ22A
1,22A2が開いている場合にはスキャニング済の商
品を投入でき、取出口23Aの開閉フタ23A1,23
A2が開いている場合にのみ商品を取出せる。
【0021】開閉駆動装置は、投入口22Aの両開閉フ
タ22A1,22A2について示した図2に示す如く、
基礎台28と一体的なブラケット22BLKに固定され
たモータ22MAと、このモータ22MAのシャフトに
取付けられた駆動用のリンク26と、各開閉フタ22A
1,22A2と一体的なシャフト24,24と駆動リン
ク26とを連結する中継用のリンク25,25および従
動用のリンク24L,24Lとからなり、モータ22M
Aを回動させれば両開閉フタ22A1,22A2を同期
させて開閉できるように形成されている。
【0022】他の開閉フタについても同様である。かく
して、各モータ22MA,23MA、22MB,23M
B、22MC,23MCは、各ドライバ(DRV)を介
して図3に示すように制御部(10)へ接続されてい
る。
【0023】ここに、各開閉駆動装置を適時に開閉制御
させる制御部は、上記CPU11,ROM12および入
出力ポート19とから形成されている。具体的には、ス
キャンユニット10の電源を投入する(図4)と、CP
U11はセットアップ処理(ST10)後に各ドライバ
(DRV)に制御信号を送り、全ての投入口22A,2
2B,22Cと取出口23A,23B,23Cに装着さ
れた開閉フタ22X1,22X2、23X1,23X2
を閉じる(ST11)。プリペードカードが挿入された
場合(ST12のYES)も同様である(ST15)。
【0024】そして、CPU11は、商品ストック場
所、つまり顧客がこれからスキャンする商品を投入しよ
うとする商品収納室21A,21B,21Cのいずれか
を選択すべき方法を表示器17Iに表示する(ST1
6)。顧客が図3に示す選択スイッチ13Sにより選択
すると、CPU11はこれをリード(ST17)しRA
M13のワークエリアに一時記憶する。
【0025】その後、商品データが登録される(ST2
0)と、CPU11は制御信号を送って選択記憶されて
いた投入口(例えば、22A)の開閉フタ(22A1,
22A2)を開く(図5のST22)。この実施例では
スキャンされた商品を1つ投入するごとに開閉させるよ
うに形成されているので、選択された投入口(22A)
に商品が投入されたか否かをチェックする(ST2
3)。このチェックは、当該商品収納室21A内に配設
された図3に示すセンサ27Aによって検出される。検
出されると、開閉駆動装置(22MA)を逆転させて当
該開閉フタ(22A1,22A2)を閉じる(ST2
4)。
【0026】選択スイッチ13Sによる商品ストック場
合の切替えも認められる(ST25,26)。いずれに
しても、全ての商品についてスキャンした後に締め操作
が行われる(ST27のYES)まで、繰返して開閉駆
動する(ST27のNO−図4のST12〜20−図5
のST22〜27)。
【0027】締め操作(ST27のYES)後に、プリ
ペードカードが抜かれると、一定時間経過後に当該取出
口(23A)の開閉フタ(23A1,23A2)を開く
(ST30)。したがって、顧客はスキャン済の自己買
上商品を取出せる。換言すれば、スキャン未了の商品を
勝手に持出すことができないから、無人でも不正防止で
きる。
【0028】次に、この第1実施例の作用を説明する。
顧客は自己買上商品を商品置場を形成する保持台5の買
物カゴB内に一旦納める。そして、スキャンユニット1
0の前に立ち、プリペードカードをそのリーダライター
16に投入する(図4のST12のYES)。
【0029】この状態までには、ストック部20の全て
の投入口用開閉フタおよび取出口用開閉フタは閉じられ
ている(ST11)。残金チェックがなされた(ST1
3)後に、CPU11は表示器17Iに商品ストック場
所の選択方法を表示する(ST16)。
【0030】ここで、顧客が選択スイッチ13Sを用い
て商品収納室21Aを選択したとする。CPU11は、
この選択をリード(ST17)しRAM13のワークエ
リアに記憶する。商品コードが固定型のスキャナ14で
スキャニングされる(ST18のYES)と、残高チェ
ックがなされ購入可能と判別される(ST19のYE
S)と、登録される(ST20)。
【0031】ここに、制御部(11,12,19)は、
当該開閉駆動装置(22MA)に制御信号を送り投入口
22Aの開閉フタ22A1,22A2を開く(図5のS
T22)。そして、センサ27Aで投入確認がされる
(ST23のYES)と、モータ22MAを逆転させて
開閉フタ22A1,22A2を閉じる(ST24)。全
ての商品について繰返し行われる。
【0032】そして、キーボード17Kのタッチにより
締め操作を行い(ST27のYES)かつ集計処理等
(ST28)が行われた後にカードを抜く(ST29の
YES)と、制御部(11,12)は対応する取出口2
3Aの開閉フタ23A1,23A2を開かせる(ST3
0)。したがって、載置台29側から商品を取出せる。
【0033】しかして、この実施例によれば、商品置場
(5)とスキャンユニット10とストック部20とをこ
の順序で商品流れ方向に配設し、このストック部20を
投入口(例えば、22A)と取出口(例えば、23A)
とを有しかつ投入口(例えば、22A)および取出口
(例えば、23A)のそれぞれに開閉フタ(例えば、2
2A1,22A2、23A1,23A2)を装着した商
品収納室(例えば、21A)から形成するとともに、制
御部(11,12,19)を商品データ処理の進行に伴
って開閉駆動装置(22MA,23MA等)に制御信号
を送り投入口用開閉フタ(例えば、22A1,22A
2)および取出口用開閉フタ(例えば、23A1,23
A2)のそれぞれを適時に開閉制御可能に形成したもの
であるから、不正行為を完全に防止でき、かつチェック
アウト装置の無人化にも利用できるセルフスキャニング
装置を提供できる。
【0034】また、スキャンユニット10は、縦型本体
に制御部(11,12,13,19等)と機器部(1
4,15,16,17,18等)とを組込み形成され、
かつカウンターテーブル1の奥に配設されているので取
扱が容易である。“残金なし”の表示(図4のST1
4)、“商品ストック場所の選択方法”の表示(ST1
6)、“エラー”の表示(ST21)が表示器17Iに
適時に行われることもなお一段と取扱の簡単化を助長す
る。
【0035】また、スキャンユニット10にはプリペー
ドカードのリーダライター16が設けられているので、
ストック部20の不正防止機能を加味すれば、このまま
で無人のチャックアウト装置としても利用できる。
【0036】また、ストック部20は開閉フタ付きとさ
れ投入口(22A)と取出口(23A)とが反対側に配
設されているので、未だスキャンされていない商品が持
出される等の不正を確実に防止できる。
【0037】また、ストック部20には、複数(3つ)
の商品収納部21A,21B,21Cが設けられている
ので、同一人が商品を大量に購入した場合でも、複数人
の顧客が経時的に現れても、それらを選択することによ
り商品の混同がさけられる。
【0038】また、開閉駆動装置は、モータ(22M
A)とリンク機構(26,25,24L,24)とから
形成されているので、小型で開閉動作を確実かつ迅速に
行える。
【0039】また、制御部(11,12,19)が1つ
の商品をスキャニングしその商品コードが正常(図4の
ST18のYES)で残高が有り(ST19のYES)
かつ登録(ST20)された後に、選択された投入口
(22A)用の開閉フタ(22A1,22A2)を開く
(図5のST22のYES)ものとされ、かつ商品投入
が検出された(ST23のYES)ことを条件に当該開
閉フタ(22A1,22A2)を閉じる制御信号を発生
出力するものとされているので、スキャニング済の商品
のみを当該商品収納部21A内に投入することができ、
この点からも不正行為を一段と確実に防止できる。
【0040】また、取出口用開閉フタ(22A1,22
A2)はプリペードカードが抜かれ(図5のST29の
YES)た後で一定時間経過後、つまり顧客が取出口2
3Aに廻った頃を見計らって開く(ST30)ものとさ
れているので、顧客以外の他人の不正行為(持逃げ)も
防止できる。
【0041】(第2実施例)この第2実施例は、基本的
構成(5,10,20)が第1実施例(図1〜図3)の
場合と同じとされているが、レイアウトに基づく不正行
為介在困難性とストック部20の不正行為防止性の優れ
た点を一段と活用しかつ各開閉フタ(22A1,22A
2等)の開閉動作回数の減少化のために、選択スイッチ
13Sを用いて商品収納室(ストック場所)が選択され
る(図6のST17)と、選択された投入口(例えば、
21A)用の開閉フタ(22A1,22A2)を開きか
つ対応する取出口(23A)用の開閉フタ(23A1,
23A2)を閉じる(ST18)ものとし、かつ締め操
作(図7のST25のYES)をしたら逆動作(ST2
6)させるように形成している。
【0042】そして、集計処理等(図7のST27)が
終了した後に一定時間経過する(ST28のYES)と
再び全ての開閉フタを閉じる(図6のST11)ものと
している。つまり、顧客の選択動作により投入口側の開
閉フタを開き、スキャン終了後の締め操作によって閉じ
かつ対応する取出口側の開閉フタを逆動作させるものと
形成している。
【0043】しかして、この第2実施例の場合も第1実
施例の場合と同様な作用効果を奏する他、さらに開閉駆
動装置の開閉動作回数を減らすことができるから制御部
(11,12)の負担も小さく、顧客によっては一段と
取扱いが容易となる。
【0044】(第3実施例)この第3実施例は図8,図
9に示される。本実施例は、図8に示す如く、出口9を
有する壁8で囲われた店舗内に複数(3台)のスキャン
ユニット(5,10,20)を配列し、かつ出口9側の
テーブル7上にプリンタ6を設け、制御部(11,1
2,19)がスキャンユニット(5,10,20)内の
プリンタ15からレシートを発行する際に、そのプリン
タ6にも同一のレシートを発行させるように構成されて
いる。
【0045】また、レシートには、図9に示す2点鎖線
枠内に示す通常の印字内容の他に、見出(例えばAI
等)を拡大プリントされるものと形成されている。そし
て、係員が持つレシートと出口9に向う顧客が持参した
レシートとを係員が照合するものとしている。
【0046】かくして、一段と不正行為を防止できると
ともに1人の係員を除けばチェックアウト装置の無人化
の確立を一段と助長できる。もっとも、係員が顧客1人
1人について照合しなくとも、かかるシステムとするだ
けで心理的に不正行為をしようとする気持ちを起させな
いことも期待するシステムである。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、商品置場と、制御部に
接続されたスキャナを含むスキャンユニットと、ストッ
ク部とをこの順序で商品流れ方向に配設し、該ストック
部をスキャンユニット側に向う商品の投入口とこれと反
対側に向う取出口とを有する商品収納室から形成すると
ともに、投入口および取出口のそれぞれに開閉駆動装置
で開閉駆動される開閉フタを装着し、該制御部を商品デ
ータ処理の進行に伴って各開閉駆動装置に制御信号を送
り投入口用開閉フタおよび取出口用開閉フタのそれぞれ
を適時に開閉制御可能に形成したので、不正行為を完全
に防止できかつ無人チェックアウト装置の確立にも利用
できるセルフスキャニング装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す外観斜視図である。
【図2】同じく、開閉フタと開閉駆動装置とを説明する
ための分解斜視図である。
【図3】同じく、制御部を説明するためのブロック図で
ある。
【図4】同じく、動作を説明するためのフローチャート
(1)である。
【図5】同じく、動作を説明するためのフローチャート
(2)である。
【図6】第2実施例の動作を説明するためのフローチャ
ート(1)である。
【図7】同じく、動作を説明するためのフローチャート
(2)である。
【図8】第3実施例を説明するための図である。
【図9】同じく、レシートを説明するための図である。
【図10】従来例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 カウンターテーブル 5 保持台(商品置場) 6 プリンタ 7 テーブル 8 壁 9 出口 10 スキャンユニット 11 CPU(制御部) 12 ROM(制御部) 13 RAM 14 スキャナ 15 プリンタ 16 プリペードカードのリーダライター 17 タッチパネル 17I 表示器 17K キーボード 18 カードリーダ 19 入出力ポート(制御部) 20 ストック部 21A,21B,21C 商品収納部 22A,22B,22C 投入口 22A1,22A2 開閉フタ 22MA,22MB,22MC モータ(開閉駆動装
置) 23A,23B,23C 取出口 23A1,23A2 開閉フタ 23MA,23MB,23MC モータ(開閉駆動装
置) 24 シャフト(開閉駆動装
置) 24L,25,26 リンク(開閉駆動装
置) 28 基礎台 29 載置台

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品置場と、制御部に接続されたスキャ
    ナを含むスキャンユニットと、ストック部とをこの順序
    で商品流れ方向に配設し、該ストック部をスキャンユニ
    ット側に向う商品の投入口とこれと反対側に向う取出口
    とを有する商品収納室から形成するとともに、投入口お
    よび取出口のそれぞれに開閉駆動装置で開閉駆動される
    開閉フタを装着し、該制御部を商品データ処理の進行に
    伴って各開閉駆動装置に制御信号を送り投入口用開閉フ
    タおよび取出口用開閉フタのそれぞれを適時に開閉制御
    可能に形成したことを特徴とするセルフスキャニング装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005533309A (ja) * 2002-07-12 2005-11-04 スカンジニアーズ ビー.ブイ. チェックアウトシステム
JP2019096139A (ja) * 2017-11-24 2019-06-20 東芝テック株式会社 情報読取装置

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JP2022009947A (ja) * 2017-11-24 2022-01-14 東芝テック株式会社 情報読取装置

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