JPH05274244A - 入出力制御方式 - Google Patents

入出力制御方式

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JPH05274244A
JPH05274244A JP4098834A JP9883492A JPH05274244A JP H05274244 A JPH05274244 A JP H05274244A JP 4098834 A JP4098834 A JP 4098834A JP 9883492 A JP9883492 A JP 9883492A JP H05274244 A JPH05274244 A JP H05274244A
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JP
Japan
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output
function
realizing
user
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JP4098834A
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English (en)
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Michi Iwasaki
未知 岩▲崎▼
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 対話的に用いられるシステムを構築する際
に、ユーザ・インタフェース実現部とシステム特有の機
能を実現する部分とを分離し、入力の正当性検証とそれ
に対するフィードバックを極力ユーザ・インタフェース
実現部のみで高速に行ない、なお且つシステム稼動中に
機能実現部において正当性の判定基準が変更された場合
にも正しく動作する。 【構成】 正しい入出力を実現するための情報131を
ユーザ・インタフェース実現部101に存在する入出力
規定情報保持手段121に保持し、機能実現部102に
おいて入出力規定情報161に変更があった場合には、
これを入出力規定情報保持手段121に伝達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば計算機の入出力
装置の一つである端末装置において、操作者による操作
に対応した表示の変更の実現や、操作者による操作の正
当性確認を実現する方式に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理システムやその内部で動作する
ソフトウェアを開発する際、対象システムを利用者との
間の入出力を司るユーザ・インタフェース実現部分と当
該システムに特有な機能を実現する機能実現部分に分け
て実現することが行なわれている。
【0003】この様な構成を持ったシステムに対して利
用者が何らかの指示を行なう際に、例えば、マウス等の
位置入力装置を使用して計算機の端末の画面上などに表
示されたものの位置を新しい位置へと移動させることに
より指示内容を指定するといった手法をとることがあ
る。このとき一般に、計算機の利用者が画面上で行なう
操作によって計算機内部で如何なる処理が行なわれる
か、及びその処理の実行が可能かどうか等の情報を、操
作中の利用者に対して提供することにより利用者の操作
上の意志決定を支援することが行なわれる。
【0004】この様に、利用者による操作に対して、そ
れがシステム内部で持つ意味を反映した応答をなんらか
の表示や警告音等として行なう場合、通常、次のいずれ
かの手法によって応答の内容が決定される。
【0005】1.機能実現部分が応答を決定する方式 利用者が行なった操作に関する情報を機能実現部分で解
釈し、それにふさわしい応答を決定する。この後、その
決定に従い、ユーザ・インタフェース実現部分が利用者
に対する実際の応答を行なう。図5に従来の入出力実現
方式において機能実現部で入出力を規定する場合の情報
の流れの一例を示すブロック図を示す。ここでは、利用
者が値を操作している間、利用者が新たに設定しようと
している値に関してそれが受け入れられる値であるか否
かを連続的に何度も機能実現部に問い合わせる必要があ
る。入出力実現手段411に入力があった場合、その入
力が適正であるか否かを判定するためには、入力の度に
機能実現部431内部の入出力規定情報441を参照す
る必要があり、ユーザ・インタフェース実現部のみでは
応答を決定できない。
【0006】2.ユーザ・インタフェース実現部分が応
答を決定する方式 ユーザ・インタフェース実現部分が操作に対する応答を
決定し、利用者の操作内容が確定した時点で、行なうべ
き処理内容を機能実現部分に通知する。図6に、従来の
入出力実現方式においてユーザ・インタフェース実現部
で入出力を規定する場合の情報の流れの一例を示すブロ
ック図を示す。入出力実現手段511に入力があった場
合、その入力が適正であるか否かの判定は、ユーザ・イ
ンタフェース実現部501内部に存在する入出力規定情
報保持手段521内部等に存在する入出力規定情報53
1を参照することにより決定できる。ここでは、応答決
定に際して機能実現部502の動作が不要であり、利用
者に対する応答としての入出力は高速に行なうことが出
来るが、機能実現手段551において入出力規定情報が
変更された場合にもユーザ・インタフェース実現部内部
501の入出力規定情報531,532は更新されな
い。つまり機能実現手段551内部での入出力規定情報
561,562の変更を入出力に反映する手段を持たな
いため、正確な利用者支援が不可能である場合がある。
入力文字列の長さに高速条件を設けたテキスト入力フィ
ールド実現ルーチンをユーザ・インタフェース実現部5
01に用いる場合などがこれに相当する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】利用者の操作に対する
応答の種類が様々であったり、あるいは利用中に変更す
る必要がある場合、次の問題が発生する。
【0008】1.機能実現部分が応答を決定する方式 機能実現部分が応答を決定する方式では、ユーザ・イン
タフェース実現部分は、受け取った操作に対して、毎回
機能実現部分に応答の仕方を問い合わせる必要がある。
このため、ユーザ・インタフェース実現部分と機能実現
部分の間の通信に時間がかかる状況や、機能実現部分の
動作に時間がかかる状況においては、利用者に対して迅
速な応答を提供できない。また、この方式では、ユーザ
・インタフェースとしての応答の仕方を変更する必要が
生じた場合、それを担っている部分を変更する必要があ
るがそれが機能実現部に存在するため、ユーザ・インタ
フェースの変更に機能実現部の変更を要することになっ
てしまい、ユーザ・インタフェース実現部分を機能実現
部分から分離することによりシステムのユーザ・インタ
フェースの変更を容易にするという、本来狙われていた
利点が損なわれる。
【0009】2.ユーザ・インタフェース実現部分が応
答を決定する方式 ユーザ・インタフェース実現部分が応答を実現する方式
では、予め定められている応答の仕方に関しては迅速な
応答の実現が可能であるが、前述のようにシステムの稼
動中に機能実現部中での応答の仕方を変更する必要の存
在が判明した場合には対応できず、利用者に誤った応答
を返すことになる。この結果、例えば、ある時点で実行
不可能な処理に関して実行可能であるかのような応答を
利用者に与え、利用者の操作終了後にユーザ・インタフ
ェース実現部分から機能実現部分に処理要求が伝達され
た時点で初めて当該機能が実行不可能であることが利用
者に伝達されることになったり、ある時点では機能実現
部で処理不可能な値をユーザ・インタフェース実現部が
受理してしまうといったことが起こり、システムとして
の使い勝手を損ねることになると言った事態が発生す
る。
【0010】この様に、従来の応答実現方式には解決す
べき課題があった。本発明の目的は、上記の課題を解決
し、利用者の操作に対して意味的に正確な応答を迅速に
実現することの可能な入出力制御方式を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明においては、ユー
ザ・インタフェース実現部内にユーザ・インタフェース
としての入出力の決定と実現に必要な情報を保持し、さ
らに、システム稼動中に入出力規定情報を機能実現部か
らユーザ・インタフェース実現部へと伝達することによ
りユーザ・インタフェース実現部内の入出力規定情報が
更新される様にしている。
【0012】
【作用】本発明の入出力実現方式の基本原理は、入出力
実現上必要となる情報が機能実現部分において変更され
た時点あるいはそれ以降の任意の時点で、それをユーザ
・インタフェース実現部分に存在する入出力実現手段ま
たは結合手段に対して伝達し、操作に対する応答自体は
入出力実現手段が実現すると言うものである。これによ
って、迅速であり、なおかつ正確な応答の実現を可能と
することを狙ったものである。
【0013】
【実施例】図2(a)に示すように、画面上に数値の大
きさを表す棒グラフを表示する例を考える。これは、機
能実現部に存在する何らかの値を入出力実現手段が利用
者に対して出力しているものであり、同時にマウスによ
って画面上で操作可能であり、利用者によるマウス操作
で表示を変更することにより入出力手段から機能実現手
段へと値の変更が通知される。この様な入出力におい
て、値がとり得る範囲を規定したい場合が存在する。例
えば、利用者が棒グラフの先端をマウスで移動させる場
合、マウス・ボタンの押し上げ以後、図2の(b)の様
に表示がマウスの移動に追従し、マウス・ボタンの開放
時に機能実現部102へとその値が通知され、一方図2
(c)の様に表示も更新される。しかし、許される値の
範囲が例えば下から全体の80%までであれば、利用者
がそれ以上の値に変更すべく操作しても例えば図3
(a),(b),(c)の様にその値以上には設定され
ないことを示す出力を行なうことにより利用者の操作を
支援したい。また、この様な制約がシステム利用中に変
更された場合にも正確かつ迅速な入出力を実現したい。
【0014】図1に本発明の入出力方式を示し、これを
前述の様な入出力制御例に適用した場合の処理の流れの
一例を図4に示す。図1において、入出力規定情報保持
手段121が表示されている値の取り得る範囲を記憶し
ているため入出力手段111は入出力規定情報保持手段
内部121の入出力規定情報131を用いて正しい入出
力を行なうことが可能である。このとき、利用者に対す
る出力は機能実現部102とは独立に行なうことが可能
である。利用者の操作の結果、値が確定した時点で結合
手段141を経由して値が機能実現手段151に伝達さ
れる。
【0015】全体は、図4に符号301〜307及び3
31で示す様に動作する。
【0016】システム利用中に機能実現手段151にお
いて対象となる値の取り得る範囲が変更された場合、機
能実現手段151は、新しい入出力規定情報171(例
えば数直線上の区間を表す情報)を結合手段141を経
由して入出力規定情報保持手段121に通知する。以
後、入出力実現手段111は、更新された入出力規定情
報131を用いて入出力を実現するから、機能実現手段
151の状況を正しく反映した入出力を機能実現部10
2とは独立に行なえる。なお、この例では、入出力実現
手段と入出力規定情報保持手段と結合手段とを互いに独
立したものとして記述しているが、これらは例えば一つ
の手段として構成することも可能である。
【0017】
【発明の効果】以上に詳細に説明した様に本発明の入出
力制御方式では、ユーザ・インタフェース実現部に存在
する入出力実現手段と入出力規定情報保持手段だけで入
出力を決定し実現できるので、利用者に対する迅速な応
答が可能であり、かつ、機能実現部において入出力の仕
方を変更する必要が発生した場合には、変更された部分
に関する情報が入出力規定情報としてその時点でユーザ
・インタフェース部の入出力規定情報保持手段に伝達さ
れるから、システム稼動中に入出力の仕方を変更するこ
とが可能であり、利用者の操作を適切に支援することも
可能であるという効果を有している。
【0018】さらに、本発明の入出力制御方式では、入
出力実現に必要な情報が変化した時のみにその情報が機
能実現部からユーザ・インタフェース実現部へと伝達さ
れる様にすることが可能であるから、両者の間の情報伝
達量の減少が期待される。両者が通信回線などを経由し
て接続されている場合などには回線上の通信量の減少と
いう形での効果も期待できる。
【0019】また、良好な応答を実現しつつ機能実現部
分とユーザ・インタフェース実現部分との分離度を向上
させることが可能であり、それぞれの部分の開発、保守
工数の削減が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のひとつを示すブロック図。
【図2】その実施例により作成可能な入出力の画面例を
示す図。
【図3】利用者の操作を支援するために、許容範囲を越
えた数値を指示してもその許容値以上にはデータを設定
しないようにしたときの画面例を示す図。
【図4】図2及び図3の入出力例に対する実施例の動作
を示すブロック図。
【図5】従来の入出力実現方式において機能実現部で入
出力を規定する場合の情報の流れの一例を示すブロック
図。
【図6】従来の入出力実現方式においてユーザ・インタ
フェース実現部で入出力を規定する場合の情報の流れの
一例を示すブロック図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者により対話的に利用されるシステ
    ムを構築する際に用いられる手法であって、ユーザ・イ
    ンタフェース実現部と機能実現部とに分離して作成し、
    入出力手段と機能実現手段の間を結合手段によって結合
    し、さらにユーザ・インタフェース実現部内の入出力実
    現手段、結合手段または入出力規定情報保持手段の内部
    にユーザ・インタフェースの一部として入出力を実現す
    るための情報である入出力規定情報を保持することによ
    り機能実現手段の介在無しに適正な入出力を行なうこと
    を可能とするシステム構築方式において、システム稼動
    中に入出力を実現するための入出力規定情報を変更する
    ために機能実現手段からユーザ・インタフェース実現部
    内の入出力実現手段、結合手段または入出力規定情報保
    持手段へと入出力規定情報を伝達することを特徴とする
    入出力制御方式。
JP4098834A 1992-03-25 1992-03-25 入出力制御方式 Pending JPH05274244A (ja)

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JP4098834A JPH05274244A (ja) 1992-03-25 1992-03-25 入出力制御方式

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JP4098834A JPH05274244A (ja) 1992-03-25 1992-03-25 入出力制御方式

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JPH05274244A true JPH05274244A (ja) 1993-10-22

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ID=14230310

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990525