JPH052730B2 - - Google Patents

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JPH052730B2
JPH052730B2 JP3819585A JP3819585A JPH052730B2 JP H052730 B2 JPH052730 B2 JP H052730B2 JP 3819585 A JP3819585 A JP 3819585A JP 3819585 A JP3819585 A JP 3819585A JP H052730 B2 JPH052730 B2 JP H052730B2
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JP
Japan
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raw material
chute
roller
sintering machine
pallet
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JP3819585A
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Takazo Kawaguchi
Shun Sato
Keizo Myamoto
Yoshio Shimoda
Masataka Haraguchi
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Nippon Steel Corp
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
発明の技術分野 この発明は、DL型焼結機における原料の装入
方法および装置に係り、焼結機パレツト高さ方向
に粒度偏析を効果的に生ぜしめて給鉱することが
可能な原料装入方法および装置に関する。 従来技術とその問題点 DL型焼結機における焼結鉱製造プロセスで給
鉱装置からパレツト上への焼結原料装入に際し
て、上層部は下層部に比し燃料分(コークス)を
多く、かつ上層部に比し下層部は原料粒度が粗く
なるように装入する方が焼結鉱の品質および生産
性向上に効果的であることは周知である。 現在のDL型焼結機では、第11図に示すごと
く、給鉱ホツパー1からロールフイーダ2あるい
はベルトフイーダ(図示せず)を介して落下供給
される原料をシユート13を介して焼結機パレツ
ト4上に給鉱する方法が一般的である。 このような周知の装入方法によつても、装入原
料層5の上層には微粉コークスが偏析しがちであ
り、この意味では上層のコークス含有量が下層よ
り高めになる傾向が認められるが、焼結鉱の品質
および生産性の充分なる向上効果をもたらすほど
のものではない。 そこで、従来、第11図に示すような原料装入
装置をパレツト進行方向に数基、例えば2基間隔
配置し、パレツト上流側の装置から粉コークス配
合率の低い原料を、下流側の装置から粉コークス
配合率の高い原料を、装入原料層の上部に高粉コ
ークス配合原料層が、下部に低粉コークス配合原
料層が形成されるように給鉱する2段装入方法が
提案されている。しかし、この方法は、設備費が
高価につく上、既設のDL型焼結機に実施する場
合には点火炉を移設したり、あるいはストランド
長を延長したりしなければならず改造に多額の費
用を要する欠点がある。 また、実開昭51−58103号公報には、第12図
に示すごとく、シユートの下半分を網目板13−
1に、上半分を盲板13−2により構成するとと
もに、振動装置6にて該シユートを左右に振動さ
せる原料供給装置が提案されている。この装置の
場合は、上方の盲板13−2から供給される原料
を下方の網目板13−1にて振動ふるい分けつ
つ、シユート下端へスローピングせしめ、網目板
のふるい上粗粒原料の上に、ふるい下細粒原料を
落下堆積させて、上層が細粒原料で、下層が粗粒
原料からなる2層の装入原料層を得るというもの
である。しかし、このような方式では、短期的に
は有効であるも、長時間の連続使用においては焼
結原料が含水4%以上の湿潤なものであるため網
目に付着し目詰りを発生させ有効な機能が発揮で
きない欠点がある。特に目開き間隔が15mm以下と
なると大きな問題となる。 なおこれらの他に、スリツト状のシユートを使
用したものが提案(実開昭49−39805号、実開昭
51−55804号等)されているが、これらはいずれ
もスリツトによる原料の分散を主体に考えたもの
で、粒度偏析のための分級効果は少なく、焼結鉱
品質および生産性において十分な向上効果を得る
に至つていない。 発明の目的 この発明は、従来の前記諸欠点に鑑みてなされ
たもので、特に焼結鉱の強度、成品歩留、生産性
の向上効果を十分にもたらす最適な原料偏析装入
状態を得ることのできる新規な装入方法と、安価
でかつ偏析度の大幅なコントロール機能を備えた
装入装置を提案することを目的とするものであ
る。 発明の構成 この発明に係るDL型焼結機の原料装入方法は、
給鉱ホツパー下部のロールフイーダと焼結機パレ
ツトとの間に、回転機構を有するローラー群で構
成された目開き間隔15mm以下のスリツトを有する
ローラーシユートを水平面に対し45度以上となる
ように設置し、前記ローラー群を回転駆動させな
がら該ローラーシユートを通して原料をパレツト
内に装入することを特徴とするものである。 また、この発明に係る原料装入装置は、原料給
鉱シユートを目開き間隔15mm以下のスリツトを有
する回転機構付きローラー群で構成し、該ローラ
ーシユートを水平面に対し45度以上の傾斜角を有
するごとく設置し、かつ前記ローラー群を回転さ
せる駆動装置を備えたことを特徴とするものであ
る。 以下、この発明について詳細に説明する。 第1図および第2図はこの発明方法を示す原料
給鉱部の概略図であり、3は回転機構を有するロ
ーラー群で構成された目開き間隔15mm以下(好ま
しくは5.0〜10mm)のスリツト3sを有するロー
ラーシユートであつて、水平面に対して45度以上
(好ましくは50〜60度)の傾斜角度をもつよう設
置されている。 ここで、ローラーシユート3の目開き間隔を15
mm以下に限定したのは、通常焼結湿潤原料は粒径
15mm以下のものが大部分であるため、15mm以上の
スリツトでは粗粒・細粒の分級が不十分でその効
果が低減するためである。また、シユートの傾斜
角度を水平面に対し45度以上としたのは、46度以
下では該シユートに沿つて流下する際の原料の流
れが悪く滞流現象が発生し、大巾な原料装入ムラ
が発生するためである。 また、上記ローラー群を回転駆動機構付きとし
たのは、以下に示す理由による。 すなわち、多数のスリツトが形成されたローラ
ーシユートの場合、時間の経過につれてローラー
群に原料が付着堆積する。第3図はその状態を示
すもので、各ローラー3−2の周面に付着物6が
生成し、スリツト間隔が小さくなつて粗粒7が詰
まる目詰まり現象が発生し、目的とするローラー
スリツトによる分級作用が低下する。そこで、ス
リツトを形成しているローラー3−2を回転させ
てやれば、第4図Aに示すごとくスリツトに詰ま
つた粗粒7が飛ばされるだけでなく、各ローラー
周面の付着物6も遠心力で次第に剥離され、再び
所定のスリツト間隔が形成されて分級作用を回復
させることができる。また、第4図Bに示すごと
く回転ローラー3−2にスクレーパ8を付随さ
せ、付着物6を掻き落すようにしてもよい。この
場合、ローラー3−2の回転速度は低速でもよ
い。 この発明に係るローラーシユートの構造は、第
5図に示すごとく上下2本の軸受杆3−1に多数
のローラー3−2を目開き間隔15mm以下のスリツ
ト3sが形成されるように回転可能に軸支し、各
ローラーの上端に動力伝達用歯付き車3−3を固
着し、各歯付き車に噛合させたエンドレス歯付き
ベルト3−4を駆動モータ3−5にて回動させる
ことにより、各ローラーを連動させる仕組みとな
している。 なお、スリツトの方向については第6図に示す
ように原料流れ方向と直交するようにしてもよ
い。この場合は、第5図に示すローラーシユート
を90度向きを変えて設置すればよい。また、スリ
ツトの目開き間隔についても全体が等間隔でな
く、第7図Aに示すごとくシユート上部側を狭巾
スリツト3s−1、同下部側を広巾スリツト3s
−2としてもよく、また同図Bに示すごとくシユ
ート上部から下部へいくにしたがつて狭巾スリツ
ト3s−11、中間巾スリツト3s−12、広巾
スリツト3s−13としてもよい。 作 用 DL型焼結機の原料給鉱部に、多数のローラー
で目開き間隔15mm以下のスリツトが形成されたロ
ーラーシユートを傾斜角度45゜以上に設置した場
合、第1図に示すごとくドラムフイーダ2から切
出された原料はローラーシユート3上に落下し、
15mm以上の粗粒原料はシユート面に沿つて下方へ
転動してシユート下端a点まで転がり、パレツト
4内下層部に原料堆積斜面bを形成して装入さ
れ、続いてこの原料堆積斜面bを転がる過程でさ
らに分級され、下から上に向かつて粒径の大きい
ものから順に装入される。一方、15mm以下の細粒
原料はシユートのスリツト3sを通りぬけてパレ
ツト内の前記粗粒堆積層の上に装入されるが、よ
り微粉なもの程シユートの上側でスリツトを通過
する傾向があるので、順次移動するパレツト4内
には細粒の中でも粒径の大なるものから原料が堆
積し、最も粒径の小なるものが最上層に装入され
る。そして、移動するパレツト4内に装入された
原料は表面均し具5によつて平面となり点火炉
(図示せず)へ向かう。 その後、ローラーシユート3に目詰まり状況を
呈してきた場合には、前記したごとく第5図に示
す駆動モータ3−5にてローラー群を回動させ
て、前記した第4図A,Bに示す原理により目詰
まりをなくし分級作用を回復させる。 第6図は目開き間隔5mm巾のローラーシユート
の目詰まり状況を実験的に確かめたもので、給鉱
開始から時間の経過につれて目詰まりが発生した
が、2時間経過した時点でローラー群を回転駆動
させたことにより再び正常な状態に戻すことがで
きた。従つて、ローラー群の回転を周期的に繰返
してやれば、常に目詰まりのない状態を維持する
ことができる。もちろん、ローラー群の回転につ
いては常時駆動させておいても何等支障ないこと
はいうまでもない。 実施例 第1表に示す粒度分布の焼結原料を第2表に示
す条件でパレツトに装入し、焼結鉱を製造したと
きの、パレツト高さ方向の粒度偏析およびコーク
ス濃度分布をそれぞれ第7図および第8図に示
す。また、焼結機の生産率および冷間強度を第3
表に示す。本実施例では給鉱シユートのローラー
群を連続回転させた。 なお、比較のため、第11図および第12図に
示す給鉱シユートを用い、第2表に示す条件で実
施した結果を第3表、第9図および第10図に併
せて示した。 第9図および第10図の結果より明らかなごと
く、この発明によりパレツト高さ方向の粒度およ
びコークス濃度の偏析が従来に比べて大きく、そ
の結果第3表より明らかなごとく焼結性が大巾に
改善された。
【表】
【表】
【表】 発明の効果 上記の実施例からも明らかなごとく、この発明
によれば、回転駆動機構付きのローラーシユート
の作用により粗粒原料と細粒原料を効果的に分級
せしめ、粗粒原料を下層に細粒原料を上層に給鉱
堆積させることができるので、パレツト高さ方向
の粒度偏析がより強化され、焼結性を著しく改善
させることができる。また、この発明に係るロー
ラーシユートは回転駆動機構を有しているので目
詰まりを防止でき、分級作用を低下させることな
くパレツト高さ方向の粒度偏析を維持することが
でき、長時間の連続操業においてもパレツト高さ
方向に粒度偏析のついた装入を行なうことができ
る。さらに、原料粒度構成によつて偏析度が異な
つてもローラーシユートの傾斜角度を変更するだ
けでスリツトの分級効果を変化させることがで
き、原料粒度、分級効果、偏析度に応じた調整を
行なうことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明方法を示す原料給鉱部の概略
側面図、第2図は同上概略正面図、第3図は原料
の目詰まり状態を示す説明図、第4図は原料の目
詰まり防止方法を示す説明図、第5図はこの発明
に係るローラーシユートの構造を示す平面図、第
6図はスリツトの方向が原料流れ方向と直交する
ローラーシユートを示す平面図、第7図は目開き
間隔の異なるローラーシユートを示す概略図、第
8図は目開き間隔5mm巾のシユートの目詰まり状
況を示す図、第9図はこの発明の実施例における
パレツト高さ方向の粒度分布を示す図、第10図
は同じくパレツト高さ方向のコークス濃度分布を
示す図、第11図および第12図は従来の原料給
鉱部を示す側面図である。 1……給鉱ホツパー、2……ロールフイーダ
ー、3……ローラーシユート、3−1……軸受
杆、3−2……ローラー、3−3……歯付き車、
3−4……歯付きベルト、3−5……駆動モー
タ、3s……スリツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 DL型焼結機の原料給鉱部において、ロール
    フイーダと焼結機パレツトとの間に、回転駆動機
    構を有するローラー群で構成された目開き間隔15
    mm以下のスリツトを有するローラーシユートを水
    平面に対し45度以上となるよう設置し、前記ロー
    ラーシユートを通して原料をパレツト内に装入す
    ることを特徴とするDL型焼結機の原料装入方法。 2 DL型焼結機の原料給鉱シユートを目開き間
    隔15mm以下のスリツトを有する回転機構付きロー
    ラー群で構成し、該ローラーシユートを水平面に
    対して45度以上の傾斜角を有するをとく設置し、
    かつ前記ローラー群を回転させる駆動装置を備え
    たことを特徴とするDL型焼結機の原料装入装置。
JP3819585A 1985-02-27 1985-02-27 Dl型焼結機の原料装入方法および装置 Granted JPS61195931A (ja)

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JP3819585A JPS61195931A (ja) 1985-02-27 1985-02-27 Dl型焼結機の原料装入方法および装置

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JPS61195931A JPS61195931A (ja) 1986-08-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU603879B2 (en) * 1987-04-06 1990-11-29 Nippon Steel Corporation Apparatus and method for feeding sintering raw mix
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