JP2732115B2 - 焼結原料層の通気性調整装置 - Google Patents

焼結原料層の通気性調整装置

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JP2732115B2
JP2732115B2 JP7013889A JP7013889A JP2732115B2 JP 2732115 B2 JP2732115 B2 JP 2732115B2 JP 7013889 A JP7013889 A JP 7013889A JP 7013889 A JP7013889 A JP 7013889A JP 2732115 B2 JP2732115 B2 JP 2732115B2
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栄一 下沢
幸彦 飯塚
安幸 中尾
健郎 野崎
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ドワイトロイド式焼結機において、焼結原
料をパレット上に装入する際に用いる焼結原料層の通気
性調整装置に関する。
(従来の技術) ドワイトロイド式焼結機における焼結鉱製造プロセス
において、給鉱装置からパレット上への原料装入に際し
て、上層部は下層部に比較して燃料分(カーボン源)を
多く、かつ下層部は上層部と比較して原料粒度が粗くな
るように装入する方が、焼結鉱の品質及び歩留向上に効
果的であることはよく知られている。
又パレット上に装入された焼結原料の充填層の装入密
度を低減することは、焼結時の通気性を改善し、むら焼
けを低減でき、延いては焼結鉱の生産性,品質及び歩留
向上に効果的であることも周知である。
従来のシュート方式では、焼結ベッド高さ方向での粒
度偏析,カーボン偏析が原料供給量で支配され、従って
粒度偏析,カーボン偏析が不足するとともに、装入密度
の低下という面で不利である等の問題点を持っていた。
そこで特開昭61-22336号では、第4図に示すように焼
結ベッド高さ方向の粒度偏析,カーボン偏析の拡大を目
的として、シュート14の延長部に棒材15を段違いに設け
る方法が提案されている。これはドラムフィーダー12か
ら切り出された原料17が、シュート14を経て棒材15の上
に供給され、棒材15の表面に添って転動する。この場合
原料中の細粒は棒材15の間隔が狭い手前で落下し、原料
中の粗粒は棒材15の先端部で落下する。棒材15の手前で
落下した細粒は焼結ベッド高さ方向の上層部へ、先端部
で落下したものは下層部に装入されるため、焼結ベッド
高さ方向の粒度偏析が拡大され、延いては細粒ほど濃度
が高いカーボンの偏析も拡大されるものである。又、原
料17がパレット進行方向で広い範囲でパレット13に装入
されるため、原料17の落下エネルギーが分散できるの
で、その結果として装入密度の低下も合わせて狙ったも
のである。
上記の装入装置において、一層の装入密度の低減を図
るため、特願昭62-258061号が提案されている。これは
第5図に示すように、棒材15から落下した原料17を水平
に設けたバー16によって受け、原料17の落下エネルギー
を更に緩和し装入密度の低下を狙ったものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながらこの装置では、棒材15から原料17が落下
する箇所が限定され、落下量が密の部分にバー16が設置
されておらず、従って装入密度の低減の面で必ずしも効
率的でなかった。すなわち第6図に棒材15とバー16間の
原料の落下状況を示すが、棒材15では落下した原料17が
棒材15に接触し左右に分散される。この動作が上段の棒
材15から下段の棒材15に渡って行われる。その結果、パ
レット幅方向で、棒材15から落下する原料供給量に棒材
15の山(A)の部分では密,谷(B)の部分では粗の周
期的な変動が存在していた。
又バー16は、棒材15の山(A)の部分と谷(B)の部
分の周期に合わせて配置されておらず、原料供給量が密
の部分にバー16が必ずしも存在していなかった。その結
果、バー16の持つ原料落下エネルギーの緩和作用による
装入密度の低減機能が必ずしも効率的に発揮されていな
かった。
本発明は、前記従来技術の問題点を有利に解決した焼
結原料の通気性調整装置を提供する。
(課題を解決するための手段) 本発明は、焼結パレット上方にパレット進行方向と逆
方向で下向きに傾斜させて多数の棒材を並設するととも
に、これらの棒材の下端を段違いに設け、これらの棒材
を介して焼結原料を装入して焼結原料層を形成する焼結
原料の装入装置において、棒材の下方に棒材とほぼ平行
に原料層と接触することなくバーを設置し、かつバーを
前記棒材の山の部分に位置するように設置したことを特
徴とする焼結原料層の通気性調整装置である。
(実施例) 以下図面に基づいて本発明の一実施例と、その作用に
ついて説明する。第1図は焼結原料装入装置全体の側面
図、第2,3図は通風性調整装置の作用を示す断面図であ
る。
図に示すようにドラムフィーダー2から切り出された
原料7は、シュート4を経て棒材5に流入する。棒材5
に流入した原料7は、前述した如く棒材5の手前では細
粒が、棒材5の先端部にいくにつれて粗粒が落下し、焼
結ベッド高さ方向で粒度偏析が拡大されるように棒材5
から原料7が落下する。棒材5から落下した原料7は、
幅方向で見ると棒材5の山(A)の部分では落下量が
密、棒材5の谷(B)の部分では落下量が粗の分布とな
ってバー6に当たる。バー6は棒材5の山(A)の部分
の下位に設置してあるため、供給量が密の部分がバー6
に接触する。その結果バー6の原料落下エネルギーの緩
和作用が原料供給量の密の部分で作用するため、その機
能が効率的に作用し、密の部分が分散することにより原
料の量均一化も同時に行われる。
本発明に係る通気性調整装置8のバー列の段数,段間
の間隙,パーピッチ,バーの径は、バーの寿命等を考慮
して決定すべきである。バーのピッチが狭く、塊状原料
の詰まり,原料の付着の問題が生じる場合は、第3図に
示すように2段若しくは複数段としてその問題を回避す
る。その際複数段とした場合は千鳥状に配置してバーピ
ッチを一定に保つことが望ましい。
バーの断面形状は、円形,楕円形,長方形,三角形等
が考えられるが、パレット3幅方向に原料を分散させる
ことを考えると、円形,楕円の場合他と比較すると、バ
ーに原料が落下した際広く原料が幅方向で分散させるた
め、円形,楕円が望ましい。
(発明の効果) 以上述べたように本発明の装置によれば、パレットに
装入された原料充填構造の装入密度を低下させることが
できるので、焼結時における通気性を向上させ、生石灰
の低減,焼結歩留,冷間強度の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の一実施例であり、第1図は焼
結原料装入装置全体の側面図、第2図,第3図は通風性
調整装置の作用を示す断面図、第4図,第5図は従来の
焼結原料装入装置全体の側断面図、第6図は従来の装置
の作用を示す断面図である。 1……ホッパー、2……ドラムフィーダー、3……パレ
ット、4……シュート、5……棒材、6……バー、7…
…原料、8……通気性調整装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】焼結パレット上方にパレット進行方向と逆
    方向で下向きに傾斜させて多数の棒材を並設するととも
    に、これらの棒材の下端を段違いに設け、これらの棒材
    を介して焼結原料を装入して焼結原料層を形成する焼結
    原料の装入装置において、棒材の下方に棒材とほぼ平行
    に原料層と接触することなくバーを設置し、かつバーを
    前記棒材の山の部分に位置するように設置したことを特
    徴とする焼結原料層の通気性調整装置。
JP7013889A 1989-03-22 1989-03-22 焼結原料層の通気性調整装置 Expired - Lifetime JP2732115B2 (ja)

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JPH02251086A JPH02251086A (ja) 1990-10-08
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