JPH05272774A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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Publication number
JPH05272774A
JPH05272774A JP4066093A JP6609392A JPH05272774A JP H05272774 A JPH05272774 A JP H05272774A JP 4066093 A JP4066093 A JP 4066093A JP 6609392 A JP6609392 A JP 6609392A JP H05272774 A JPH05272774 A JP H05272774A
Authority
JP
Japan
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air
air passage
passage
cooling
heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP4066093A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Tomatsu
義貴 戸松
Kenji Yamada
兼二 山田
Kazutoshi Nishizawa
一敏 西沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP4066093A priority Critical patent/JPH05272774A/ja
Publication of JPH05272774A publication Critical patent/JPH05272774A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者に冷風または温風の供給を行うととも
に、効率的に除湿を行う空気調和装置の提供。 【構成】 空気調和装置1の内部には、熱を吸収する吸
熱体4を備えた冷却空気通路5、および吸熱体4で吸熱
した熱を放熱する放熱体6を備えた加熱空気通路7が平
行に設けられている。冷却空気通路5および加熱空気通
路7の一端には、送風機8が設けられ、シュラウド23
が、送風機8の生じる空気流を冷却空気通路5と加熱空
気通路7の両方へ送る第1風路、あるいは冷却空気通路
5を通過した空気を加熱空気通路7へ送る第2風路へ切
り替える。そして、冷房モード時は、シュラウド23で
第1風路を選択し、冷却空気通路5から冷風を使用者に
向けて吹き出す。除湿モード時は、シュラウド23で第
2風路を選択し、冷却空気通路5で冷却、除湿した空気
を加熱空気通路7で再加熱して吹き出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷風または温風の供給
と、除湿とを行う空気調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、実開平1−1447
09号公報に開示された技術が知られている。この技術
は、熱電素子の吸熱面を内部に備える第1通路(本発明
の冷却空気通路)と、熱電素子の放熱面を内部に備える
第2通路(本発明の加熱空気通路)とを備え、第1通路
を通過して冷却された冷風を使用者に供給したり、第2
通路を通過して加熱された温風を使用者に供給する。ま
た、この技術は、第1通路を通過した空気と第2通路を
通過した空気とを混合して、使用者に供給可能に設けら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の技術
では、常に第1通路と第2通路とを空気が並列に流れる
ため、除湿を行う場合、効率的に除湿を行うことができ
なかった。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、吸熱体を備えた冷却空
気通路と、放熱体を備えた加熱空気通路とを備えるもの
であって、使用者に冷風または温風の供給を行うととも
に、除湿を効率的に行うことのできる空気調和装置の提
供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の空気調和装置
は、次の技術的手段を採用した。空気調和装置は、熱を
吸収する吸熱体、およびこの吸熱体の吸熱した熱を放熱
する放熱体を備えた冷却加熱手段と、内部を通過する空
気を前記吸熱体によって冷却する冷却空気通路と、内部
を通過する空気を前記放熱体によって加熱する加熱空気
通路と、空気流を生じさせる送風機と、この送風機の生
じた空気流を前記冷却空気通路および前記加熱空気通路
の両方へ並列に送る第1風路、あるいは前記冷却空気通
路を通過した空気を前記加熱空気通路へ送る第2風路に
切り替える風路切替手段とを備える。
【0006】
【発明の作用】使用者が冷風または温風を得たい場合
は、第1風路に切り替える。すると、冷却空気通路から
は吸熱体によって冷却された空気が吹き出し、加熱空気
通路からは放熱体によって加熱された空気が吹き出す。
そして、使用者は、冷却空気通路から吹き出す空気か、
加熱空気通路から吹き出す空気から、冷風または温風を
得ることができる。除湿を行う場合は、第2風路に切り
替える。すると、冷却空気通路を通過した空気が加熱空
気通路を通って吹き出される。冷却空気通路を通過する
際、空気は冷却されて除湿される。そして、冷却、除湿
された空気は加熱空気通路を通過する際に再加熱され、
除湿のみが行われた空気として吹き出される。
【0007】
【発明の効果】本発明の空気調和装置は、吹き出される
空気が、冷却空気通路と加熱空気通路とを直列に流れ、
冷却、除湿された後に、再び加熱されて吹き出されるた
め、従来に比較して効率的に除湿を行うことができる。
【0008】
【実施例】次に、本発明の空気調和装置を、図に示す一
実施例に基づき説明する。 〔実施例の構成〕図1ないし図6は本発明の実施例を示
すもので、図1および図2は空気調和装置の断面図を示
す。本実施例の空気調和装置1は、室内全体の空気調和
を行うものではなく、使用者の使う机の上などに設置さ
れて、局部的に使用される補助空気調和装置である。空
気調和装置1は、机の上に設置される箱体2内に、冷却
加熱手段である電子冷凍モジュール3を備える。箱体2
内には、電子冷凍モジュール3の吸熱体4が配された冷
却空気通路5、および電子冷凍モジュール3の放熱体6
が配された加熱空気通路7が形成されている。冷却空気
通路5および加熱空気通路7の一端には、冷却空気通路
5および加熱空気通路7内に空気流を生じさせる送風機
8が接続されている。冷却空気通路5の他端は、使用者
に向けて開口する冷風口9が形成されており、加熱空気
通路7の他端は、上方へ向けて開口する温風口10が形
成されている。また、冷却空気通路5の下部には、ドレ
ン水を蓄えるドレンタンク11を備えるとともに、冷却
空気通路5の下面には、ドレン水をドレンタンク11へ
導くドレン口12が形成されている。
【0009】電子冷凍モジュール3は、図3および図4
に示すように、吸熱体4、P型熱電素子13、放熱体
6、N型熱電素子14を順次積層して半田付けしたもの
で、両端にターミナル15が取り付けられている。この
ように設けられた電子冷凍モジュール3は、両端のター
ミナル15に直流電圧が印加されると、P型熱電素子1
3およびN型熱電素子14が吸熱と放熱を行なって、吸
熱体4を介して冷却空気通路5内の空気から熱を奪って
吸熱し、吸熱した熱を放熱体6を介して加熱空気通路7
内の空気に放熱するものである。吸熱体4は、2枚のコ
字型吸熱プレート16を向かい合わせ、間に薄い平体状
の吸熱プレート17を挟んで、半田付けによって接合さ
れている。また、放熱体6は、2枚のコ字型放熱プレー
ト18を向かい合わせ、間にコルゲート状に曲折された
薄い放熱プレート19を挟んで、半田付けによって接合
されている。そして、各吸熱体4および各放熱体6は、
各間に電気絶縁性の接着シート20を介して積層、固定
されている。
【0010】本実施例の送風機8は、図5および図6に
示すように、モータ21、ファン22およびシュラウド
23からなるクロスフロー式送風機で、シュラウド23
の吸入口24より吸引した空気を排出口25より吹き出
すように設けられている。本実施例のシュラウド23
は、送風機8の生じる空気流を冷却空気通路5および加
熱空気通路7の両方へ並列に送る第1風路(図1矢印参
照)、あるいは冷却空気通路5を通過した空気を加熱空
気通路7へ送る第2風路(図2矢印参照)に切り替える
風路切替手段である。具体的に、シュラウド23は、フ
ァン22の周囲で回転可能に設けられている。シュラウ
ド23に設けられた操作レバー26を使用者が操作する
ことにより、シュラウド23が回転し、シュラウド23
の吸入口24が箱体2の外部より空気を導くための外部
空気導入口27か、冷却空気通路5かの何れか一方を選
択する。そして、シュラウド23の吸入口24が外部空
気導入口27を選択する場合は、シュラウド23の排出
口25が冷却空気通路5および加熱空気通路7の両方に
開口し、シュラウド23の吸入口24が冷却空気通路5
を選択する場合は、加熱空気通路7のみに開口するよう
に設けられている。
【0011】〔実施例の作動〕次に、上記実施例の作動
を簡単に説明する。電子冷凍モジュール3および送風機
8は、ドレンタンク11の下部に設けられた制御回路2
8によって通電制御されるもので、スイッチ29がONさ
れると送風機8が始動するとともに、電子冷凍モジュー
ル3に直流電圧が印加される。冷房モード時は、操作レ
バー26によってシュラウド23を操作して、図1に示
すように、シュラウド23の吸入口24が外部空気導入
口27を選択し、シュラウド23の排出口25が冷却空
気通路5および加熱空気通路7の両方に開口する第1風
路を選択する。すると、送風機8は、箱体2の外部の空
気を外部空気導入口27より吸引し、吸引した空気を冷
却空気通路5および加熱空気通路7の両方に導き、冷風
口9と温風口10の両方から吹き出す。冷風口9より吹
き出される空気は、吸熱体4を通過する際、吸熱体4に
熱を奪われ冷却、除湿される。このため、冷風口9から
使用者へ向けて除湿された冷たい空気が吹き出される。
なお、温風口10より吹き出される空気は、放熱体6を
通過する際、吸熱体4で奪った熱が放熱体6で放熱され
て加熱される。このため、温風口10より温かい空気が
上方へ向けて排出される。
【0012】除湿モード時は、操作レバー26によって
シュラウド23を操作して、図2に示すように、シュラ
ウド23の吸入口24が冷却空気通路5を選択し、シュ
ラウド23の排出口25が加熱空気通路7のみに開口す
る第2風路を選択する。すると、送風機8は、冷風口9
より冷却空気通路5を介して空気を吸引し、吸引した空
気を加熱空気通路7を介して温風口10から吹き出す。
冷風口9より吸引された空気は、吸熱体4を通過する
際、吸熱体4に熱を奪われ冷却される。空気は熱を奪わ
れると、温度の低下により飽和した空気中の水蒸気が結
露して吸熱体4に付着する。このため、吸熱体4を通過
した空気は、冷却、除湿される。この冷却、除湿された
空気は、送風機8を介して加熱空気通路7へ導かれ、放
熱体6を通過する際に、吸熱体4で奪った熱が放熱され
て、冷風口9より吸引された温度に再加熱される。この
ため、温風口10より除湿された空気が上方へ向けて排
出され、室内を除湿する。なお、吸熱体4を通過する際
に結露した水は、ドレン口12からドレンタンク11内
に導かれ、ドレンタンク11内に貯水される。
【0013】〔実施例の効果〕本実施例では、上記の作
用で示したように、除湿を行う場合は、空気調和装置1
より吹き出される空気の全てが冷却加熱通路を通って除
湿されているため、従来技術に比較して、除湿効率が高
い。
【0014】〔他の実施例〕図7は他の実施例を示す空
気調和装置1の断面図である。本実施例は、送風機8に
軸流式ファンを用いたものである。
【0015】〔変形例〕上記の実施例では、冷却加熱手
段の一例として熱電素子を用いた電子冷凍モジュールを
例に示したが、冷媒を用いた冷凍サイクルなど、吸熱と
放熱を行う他の冷凍加熱手段を用いても良い。冷房と除
湿を行うように設けたが、第1風路選択時に加熱空気通
路を介して吹き出される空気によって暖房を行うように
設けても良い。シュラウドの回転によって第1風路と第
2風路とを切り替えるように設けたが、ダンパなど他の
手段を用いて風路を切り替えても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷房モード時の空気調和装置の断面図である。
【図2】除湿モード時の空気調和装置の断面図である。
【図3】電子冷凍モジュールの正面図である。
【図4】電子冷凍モジュールの側面図である。
【図5】送風機の斜視図である。
【図6】送風機の断面図である。
【図7】他の実施例を示す空気調和装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 空気調和装置 3 電子冷凍モジュール(冷却加熱手段) 4 吸熱体 5 冷却空気通路 6 放熱体 7 加熱空気通路 8 送風機 23 シュラウド(風路切替手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱を吸収する吸熱体、およびこの吸熱体
    の吸熱した熱を放熱する放熱体を備えた冷却加熱手段
    と、 内部を通過する空気を前記吸熱体によって冷却する冷却
    空気通路と、 内部を通過する空気を前記放熱体によって加熱する加熱
    空気通路と、 空気流を生じさせる送風機と、 この送風機の生じた空気流を前記冷却空気通路および前
    記加熱空気通路の両方へ並列に送る第1風路、あるいは
    前記冷却空気通路を通過した空気を前記加熱空気通路へ
    送る第2風路に切り替える風路切替手段とを備える空気
    調和装置。
JP4066093A 1992-03-24 1992-03-24 空気調和装置 Pending JPH05272774A (ja)

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JP4066093A JPH05272774A (ja) 1992-03-24 1992-03-24 空気調和装置

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JP4066093A JPH05272774A (ja) 1992-03-24 1992-03-24 空気調和装置

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JP (1) JPH05272774A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004301347A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自己再熱式除湿装置
JP2008232565A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Yamaha Corp 除湿機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004301347A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自己再熱式除湿装置
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