JPH09224736A - ヘアードライヤ - Google Patents

ヘアードライヤ

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JPH09224736A
JPH09224736A JP3490696A JP3490696A JPH09224736A JP H09224736 A JPH09224736 A JP H09224736A JP 3490696 A JP3490696 A JP 3490696A JP 3490696 A JP3490696 A JP 3490696A JP H09224736 A JPH09224736 A JP H09224736A
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JP
Japan
Prior art keywords
air
ventilation passage
hair dryer
peltier element
hair
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3490696A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Yano
広司 矢野
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YUUSU ENG KK
Original Assignee
YUUSU ENG KK
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Publication date
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  • Cleaning And Drying Hair (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 頭髪を傷めることなく、かつ短時間で乾燥さ
せることができるヘアードライヤを提供する。 【解決手段】 ヘアードライヤのダクト2〜4内の上流
側に冷却フィン2aを設け下流側に放熱フィン3aを設
け、フィン2a,3aの冷却および加熱をペルチェ素子
1で行なう。ファン5によって外部から取込まれた空気
は冷却フィン2aで除湿され、放熱フィン3aで予備加
熱されてヒータ7に送られる。従来よりも低湿度の温風
を生成できるので、比較的低い温度の温風で頭髪を傷め
ることなく短時間で乾燥させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はヘアードライヤに
関し、特に、ヒータで空気を加熱し、加熱された空気を
ファンで送風するヘアードライヤに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のヘアードライヤは、空気を温める
ためのヒータと送風用ファンを有し、そのヒータで温め
られた空気をファンで送風して、頭髪などの乾燥を行な
っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のヘアー
ドライヤで洗髪後の濡れた髪を乾燥させる場合、温風の
温度をかなり上げなければ短時間で乾燥させることがで
きず、この温風の温度を上げることにより頭髪を著しく
傷めてしまうという問題があった。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、頭
髪を傷めることなく、かつ短時間で乾燥させることがで
きるヘアードライヤを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るヘアード
ライヤは、ヒータで空気を加熱し、加熱された空気をフ
ァンで送風するヘアードライヤにおいて、外部から空気
を取入れるための第1の通風路、前記第1の通風路に取
入れられた空気を前記ヒータに導くための第2の通風
路、および前記第1の通風路と前記第2の通風路との間
に設けられ、前記第1の通風路を通過する空気を除湿
し、前記第2の通風路を通過する空気を加熱するための
ペルチェ素子を備えたことを特徴としている。
【0006】このヘアードライヤでは、ヒータに供給さ
れる空気の除湿および加熱を行なうためのペルチェ素子
が設けられているので、従来よりも湿度が低い温風を生
成することができる。このため、比較的低い温度の温風
で頭髪を傷めることなく、かつ短時間で頭髪の乾燥を行
なうことができる。
【0007】また、さらに、前記第1の通風路に設けら
れ、前記ペルチェ素子の吸熱面に結合された除湿用の冷
却フィン、および前記第2の通風路に設けられ、前記ペ
ルチェ素子の発熱面に結合された放熱フィンを備えても
よい。この場合は、冷却フィンおよび放熱フィンにより
空気の除湿および加熱をより効率よく行なうことができ
る。
【0008】また、さらに、U字状の第3の通風路を備
え、前記第1の通風路は前記第3の通風路の上流側に接
続され、前記第2の通風路は前記第3の通風路の下流側
に接続されていることとしてもよい。この場合は、構成
部品の配置の容易化および熱効率の向上を図ることがで
きる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施の形態
によるヘアードライヤの構成を示す一部省略した断面図
である。
【0010】図1を参照して、このヘアードライヤは、
吸熱面1aおよび発熱面1bを有するペルチェ素子1
と、内壁面に冷却フィン2aが設けられた金属製のダク
ト2と、内壁面に放熱フィン3aが設けられた金属製の
ダクト3と、熱伝導率の低い材料(たとえばプラスチッ
ク)で形成されたU字状のダクト4とを備える。ダクト
2および3の外壁面は、それぞれペルチェ素子1の吸熱
面1aおよび発熱面1bに接合される。ダクト2の出口
とダクト3の入口はダクト4で接続される。
【0011】ペルチェ素子1は、ペルチェ効果により、
所定の電流を流すと吸熱面1aから熱エネルギを吸収
し、発熱面1bで熱エネルギを発生する素子である。ダ
クト2の冷却フィン2aは、ペルチェ素子1の吸熱面1
aに熱エネルギを奪われて冷却され、通過する空気中の
水分を結露させて空気を乾燥させる。ダクト3の放熱フ
ィン3aは、ペルチェ素子1の発熱面1aの放熱を行な
うとともに、通過する空気の予備加熱を行なう。ダクト
4は、ダクト2と3を断熱状態で接続する。
【0012】また、このヘアードライヤは、ダクト2の
入口に設けられた送風ファン5およびドレイン受け6
と、ダクト3の出口に設けられたヒータ7およびノズル
8とを備える。
【0013】送風ファン5は、所定の風速でダクト2〜
4内に空気を送り込む。ドレイン受け6は、冷却フィン
2aから落ちた水滴を受ける。ヒータ7は、ダクト3か
らの空気を加熱する。ノズル8は、温風の風速を増大さ
せる。このヘアードライヤでは、比較的温度が低い低湿
度の温風を生成するため、ヒータ7は従来よりも低電力
のものが用いられる。
【0014】図2は、図1に示したヘアードライヤの電
気回路図である。図2を参照して、このヘアードライヤ
は、図1の構成部品に加えてコンセント10、電源スイ
ッチ11、温度ヒューズ12、整流回路18および電流
制限回路19を備える。コンセント10は、電源スイッ
チ11および温度ヒューズ12を介して電源端子20,
21に接続される。送風ファン5の駆動モータ5aは、
電源端子20および21間に接続される。ヒータ7およ
び整流回路18は電源端子20および21間に直列接続
される。ヒータ7および整流回路18を直列接続したの
は、100Vの電源電圧をヒータ7で降圧して整流回路
18に与えるためである。
【0015】整流回路18は、たとえばブリッジ接続さ
れたダイオード13〜16および平滑コンデンサ17を
含み、入力された交流電圧を整流して直流電圧に変換す
る。電流制限回路19は、整流回路18とペルチェ素子
1の間に設けられ、整流回路18からペルチェ素子1に
流れる直流電流を予め定められた一定値に制限する。
【0016】次に、図1および図2で示したヘアードラ
イヤの動作について説明する。電源スイッチ11をオン
すると、整流回路18および電流制限回路19を介して
ペルチェ素子1に一定の電流が流入し、応じてペルチェ
素子は冷却フィン2aから熱エネルギを吸収し、放熱フ
ィン3aに熱エネルギを与える。これにより、冷却フィ
ン2aが冷却され放熱フィン3aが加熱される。また、
ヒータ7およびファイン5の駆動モータ5aに電力が供
給され、ヒータ7が加熱され、送風ファン5が駆動す
る。
【0017】送風ファン5によって外部から吸引された
空気Aは、ダクト2内の冷却フィン2aによって除湿さ
れる。ダクト2を通過して乾燥した空気Bは、ダクト4
を介してダクト3内に送り込まれ、ダクト3内の放熱フ
ィン3aによって予備加熱される。このとき放熱フィン
3aおよびペルチェ素子1の発熱面1bの放熱が行なわ
れる。
【0018】放熱フィン3aで予備加熱された空気は、
ヒータ7によって適度に加熱され、ノズル8を介して外
部に放出され温風Cとなる。温風Cは洗髪後の頭髪など
の乾燥に用いられる。
【0019】以上のように、この実施の形態のヘアード
ライヤにあっては、比較的温度の低い乾燥した温風で乾
燥を行なうので、洗髪後の頭髪や高温に弱いものを傷め
ることなく、かつ短時間で乾燥させることができる。
【0020】また、除湿用の冷却源としてペルチェ素子
1を用いたので、ドライヤが大型化することがない。
【0021】また、ペルチェ素子1の吸熱作用を空気の
乾燥に利用し、ペルチェ素子1の発熱作用を空気の予備
加熱に利用したので、ペルチェ素子1の熱エネルギの有
効利用を図ることができる。
【0022】また、ペルチェ素子1を冷却フィン2aと
放熱フィン3aで挟んだ構成にしたので、装置の小型化
および熱エネルギの有効利用を図ることができる。
【0023】また、比較的温度の低い温風を生成するの
で、たとえ電源スイッチ11を切り忘れて放置した場合
でも、火災が発生することがない。
【0024】なお、この実施の形態のヘアードライヤで
は、送風ファン5をダスト2の入口に設けたが、これに
限るものではなく、ヒータ7の上流側であればどの位置
に設けてもよい。たとえば、送風ファン5をダクト2の
出口に設けてもよいし、ダクト3の入口に設けてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態によるヘアードライヤ
の構成を示す一部省略した断面図である。
【図2】図1に示したヘアードライヤの電気回路図であ
る。
【符号の説明】
1 ペルチェ素子 1a 吸熱面 1b 発熱面 2〜4 ダクト 2a 冷却フィン 3a 放熱フィン 5 送風ファン 6 ドレイン受け 7 ヒータ 8 ノズル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータで空気を加熱し、加熱された空気
    をファンで送風するヘアードライヤにおいて、 外部から空気を取入れるための第1の通風路、 前記第1の通風路に取入れられた空気を前記ヒータに導
    くための第2の通風路、および前記第1の通風路と前記
    第2の通風路との間に設けられ、前記第1の通風路を通
    過する空気を除湿し、前記第2の通風路を通過する空気
    を加熱するためのペルチェ素子を備えたことを特徴とす
    る、ヘアードライヤ。
  2. 【請求項2】 さらに、前記第1の通風路に設けられ、
    前記ペルチェ素子の吸熱面に結合された除湿用の冷却フ
    ィン、および前記第2の通風路に設けられ、前記ペルチ
    ェ素子の発熱面に結合された放熱フィンを備えたことを
    特徴とする、請求項1に記載のヘアードライヤ。
  3. 【請求項3】 さらに、U字状の第3の通風路を備え、 前記第1の通風路は前記第3の通風路の上流側に接続さ
    れ、 前記第2の通風路は前記第3の通風路の下流側に接続さ
    れていることを特徴とする、請求項1または2に記載の
    ヘアードライヤ。
JP3490696A 1996-02-22 1996-02-22 ヘアードライヤ Withdrawn JPH09224736A (ja)

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20030506