JP2001130241A - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置Info
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- heater
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 厳冬期のエンジンの暖気運転中にも暖房能力
またはデフロスト能力を発揮することができる車両用空
調装置を提供する。 【解決手段】 冬季の暖房能力が不足するときに、コン
プレッサ駆動用発電機の発電電力を使って暖房能力また
はデフロスト能力を向上させることを特徴とし、前記暖
房能力またはデフロスト能力を向上させるための方策と
して、前記熱交換器(ヒータコア)の冷却水の入り口
側に電気ヒータを配設して前記冷却水を加熱する、前
記熱交換器(ヒータコア)の暖房空気の出口側に電気ヒ
ータを配設して該暖房空気を加熱する、前記熱交換器
(ヒータコア)の冷却水の入り口側及び前記熱交換器
(ヒータコア)の暖房空気の出口側に電気ヒータを配設
して前記冷却水及び前記暖房空気を加熱する、3種類の
方策から選定され、電気ヒータとして放熱フィン付の電
熱ヒータまたはPTCヒータが使用される。
またはデフロスト能力を発揮することができる車両用空
調装置を提供する。 【解決手段】 冬季の暖房能力が不足するときに、コン
プレッサ駆動用発電機の発電電力を使って暖房能力また
はデフロスト能力を向上させることを特徴とし、前記暖
房能力またはデフロスト能力を向上させるための方策と
して、前記熱交換器(ヒータコア)の冷却水の入り口
側に電気ヒータを配設して前記冷却水を加熱する、前
記熱交換器(ヒータコア)の暖房空気の出口側に電気ヒ
ータを配設して該暖房空気を加熱する、前記熱交換器
(ヒータコア)の冷却水の入り口側及び前記熱交換器
(ヒータコア)の暖房空気の出口側に電気ヒータを配設
して前記冷却水及び前記暖房空気を加熱する、3種類の
方策から選定され、電気ヒータとして放熱フィン付の電
熱ヒータまたはPTCヒータが使用される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、夏期はエンジン
で駆動される発電機の発電電力によりコンプレッサを動
作させて冷房を行い、冬季はさらにエンジンの冷却水を
使った熱交換器(ヒータコア)を通過させることにより
除湿暖房を行う車両用空調装置に関する。
で駆動される発電機の発電電力によりコンプレッサを動
作させて冷房を行い、冬季はさらにエンジンの冷却水を
使った熱交換器(ヒータコア)を通過させることにより
除湿暖房を行う車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より自動車等の車両の空調方式とし
て、夏期はエンジンで駆動される発電機の発電電力によ
りコンプレッサを動作させて冷房を行い、冬季はさらに
エンジンの冷却水を使った熱交換器(ヒータコア)を通
過させることにより除湿暖房を行う方式が使われてい
る。車両の走行中は、冬季においてもエンジンの冷却水
は高温となり、暖房のための熱源として充分な熱容量を
もっている。
て、夏期はエンジンで駆動される発電機の発電電力によ
りコンプレッサを動作させて冷房を行い、冬季はさらに
エンジンの冷却水を使った熱交換器(ヒータコア)を通
過させることにより除湿暖房を行う方式が使われてい
る。車両の走行中は、冬季においてもエンジンの冷却水
は高温となり、暖房のための熱源として充分な熱容量を
もっている。
【0003】図4に従来の技術による車両用空調装置の
構成をブロック図で示す。この図において、エアーダク
ト2の中には、ファン3、エバポレータ4およびヒータ
コア5が収容され、それぞれ通風、冷房、暖房の役目を
もっている。吸気口切り替え弁8の位置如何により、外
気はa方向から、室内循環気はb方向から取り入れら
れ、ファン3によって矢印cの方向に送風される。
構成をブロック図で示す。この図において、エアーダク
ト2の中には、ファン3、エバポレータ4およびヒータ
コア5が収容され、それぞれ通風、冷房、暖房の役目を
もっている。吸気口切り替え弁8の位置如何により、外
気はa方向から、室内循環気はb方向から取り入れら
れ、ファン3によって矢印cの方向に送風される。
【0004】冷房を行うときは、エバポレータ4を動作
させ(コンプレッサ及びコンデンサは不図示)、冷暖切
り替え弁9を9aの位置に回転させて取り入れた空気が
ヒータコア5を通過しないようにしている。暖房を行う
ときは、エバポレータ4を通過後、冷暖切り替え弁を9
bの位置に回転させて取り入れた空気がヒータコア5を
通過して冷却水入口6から入り、冷却水出口7から出る
冷却水の熱によって暖められるようになっている。
させ(コンプレッサ及びコンデンサは不図示)、冷暖切
り替え弁9を9aの位置に回転させて取り入れた空気が
ヒータコア5を通過しないようにしている。暖房を行う
ときは、エバポレータ4を通過後、冷暖切り替え弁を9
bの位置に回転させて取り入れた空気がヒータコア5を
通過して冷却水入口6から入り、冷却水出口7から出る
冷却水の熱によって暖められるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、エンジン停
止時はこのエンジン本体及び冷却水の温度が周囲温度と
同一の温度になっており、厳冬期には場所により氷点下
の温度となっていることもある。従って、エンジンの始
動直後や厳冬期の暖気運転中は、エンジンの冷却水温度
が低く、冷却水を暖房用の熱源として使えないという課
題があった。特に最近、エンジンの高効率化によってエ
ンジンから冷却水への排熱が減少する傾向にあることも
上述の課題を助長する要因となっている。
止時はこのエンジン本体及び冷却水の温度が周囲温度と
同一の温度になっており、厳冬期には場所により氷点下
の温度となっていることもある。従って、エンジンの始
動直後や厳冬期の暖気運転中は、エンジンの冷却水温度
が低く、冷却水を暖房用の熱源として使えないという課
題があった。特に最近、エンジンの高効率化によってエ
ンジンから冷却水への排熱が減少する傾向にあることも
上述の課題を助長する要因となっている。
【0006】本発明はこのような背景の下になされたも
ので、エンジンの冷却水または暖房出力の空気を外部か
ら加熱して厳冬期のエンジンの暖気運転中にも暖房能力
またはデフロスト能力を発揮することができる車両用空
調装置を提供することを目的とする。
ので、エンジンの冷却水または暖房出力の空気を外部か
ら加熱して厳冬期のエンジンの暖気運転中にも暖房能力
またはデフロスト能力を発揮することができる車両用空
調装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、エンジンで駆動される発電機の発電電力によりコン
プレッサを動作させて冷房を行い、エンジンの冷却水を
使った熱交換器(ヒータコア)によって暖房を行う車両
用空調装置において、エンジンの暖機運転中等、暖房能
力が不足するときに、発電機の発電電力を使って暖房能
力またはデフロスト能力を向上させることを特徴とする
車両用空調装置を提供する。
は、エンジンで駆動される発電機の発電電力によりコン
プレッサを動作させて冷房を行い、エンジンの冷却水を
使った熱交換器(ヒータコア)によって暖房を行う車両
用空調装置において、エンジンの暖機運転中等、暖房能
力が不足するときに、発電機の発電電力を使って暖房能
力またはデフロスト能力を向上させることを特徴とする
車両用空調装置を提供する。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の車両用空調装置において、前記暖房能力またはデフロ
スト能力を向上させるための発電機は、コンプレッサ駆
動用発電機であることを特徴とする。
の車両用空調装置において、前記暖房能力またはデフロ
スト能力を向上させるための発電機は、コンプレッサ駆
動用発電機であることを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の車両用空調装置において、前記暖房能力またはデフロ
スト能力を向上させるための発電機は、コンプレッサ駆
動用及び車両用の共用発電機であることを特徴とする。
の車両用空調装置において、前記暖房能力またはデフロ
スト能力を向上させるための発電機は、コンプレッサ駆
動用及び車両用の共用発電機であることを特徴とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
3のいずれかに記載の車両用空調装置において、前記暖
房能力またはデフロスト能力の向上は、前記熱交換器
(ヒータコア)の冷却水の入り口側に電気ヒータを配設
して前記冷却水を加熱することを特徴とする。
3のいずれかに記載の車両用空調装置において、前記暖
房能力またはデフロスト能力の向上は、前記熱交換器
(ヒータコア)の冷却水の入り口側に電気ヒータを配設
して前記冷却水を加熱することを特徴とする。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
3のいずれかに記載の車両用空調装置において、前記暖
房能力またはデフロスト能力の向上は、前記熱交換器
(ヒータコア)の暖房空気の出口側に電気ヒータを配設
して該暖房空気を加熱することを特徴とする。
3のいずれかに記載の車両用空調装置において、前記暖
房能力またはデフロスト能力の向上は、前記熱交換器
(ヒータコア)の暖房空気の出口側に電気ヒータを配設
して該暖房空気を加熱することを特徴とする。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項1ないし
3のいずれかに記載の車両用空調装置において、前記暖
房能力またはデフロスト能力の向上は、前記熱交換器
(ヒータコア)の冷却水の入り口側及び前記熱交換器
(ヒータコア)の暖房空気の出口側に電気ヒータを配設
して前記冷却水及び前記暖房空気を加熱することを特徴
とする。
3のいずれかに記載の車両用空調装置において、前記暖
房能力またはデフロスト能力の向上は、前記熱交換器
(ヒータコア)の冷却水の入り口側及び前記熱交換器
(ヒータコア)の暖房空気の出口側に電気ヒータを配設
して前記冷却水及び前記暖房空気を加熱することを特徴
とする。
【0013】請求項7に記載の発明は、請求項4ないし
6のいずれかに記載の車両用空調装置において、前記電
気ヒータは、放熱フィン付の電熱コイルヒータであるこ
とを特徴とする。
6のいずれかに記載の車両用空調装置において、前記電
気ヒータは、放熱フィン付の電熱コイルヒータであるこ
とを特徴とする。
【0014】請求項8に記載の発明は、請求項4ないし
6のいずれかに記載の車両用空調装置において、前記電
気ヒータは、セラミックヒータ等のPTC( Positive
Temperature Coefficient )ヒータであることを特徴と
する請求項4ないし6のいずれかに記載の車両用空調装
置。
6のいずれかに記載の車両用空調装置において、前記電
気ヒータは、セラミックヒータ等のPTC( Positive
Temperature Coefficient )ヒータであることを特徴と
する請求項4ないし6のいずれかに記載の車両用空調装
置。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図を参照しながら説明する。 <第1の実施形態>図1は、この発明の第1の実施形態
による車両用空調装置の構成を示すブロック図である。
この図において、符号1は車両用空調装置であり、エア
ーダクト2の内部に主要機器として、通風を行うファン
3、冷房用のエバポレータ4(コンプレッサ及びコンデ
ンサは不図示)及びエンジンで暖められた冷却水を通し
て熱交換をして暖房を行うヒータコア5が収容されてい
る。
て図を参照しながら説明する。 <第1の実施形態>図1は、この発明の第1の実施形態
による車両用空調装置の構成を示すブロック図である。
この図において、符号1は車両用空調装置であり、エア
ーダクト2の内部に主要機器として、通風を行うファン
3、冷房用のエバポレータ4(コンプレッサ及びコンデ
ンサは不図示)及びエンジンで暖められた冷却水を通し
て熱交換をして暖房を行うヒータコア5が収容されてい
る。
【0016】吸気口切り替え弁8の位置如何により、外
気はa方向から、室内循環気はb方向から取り入れら
れ、ファン3によって矢印cの方向に送風される。冷房
を行うときは、エバポレータ4を動作させ、冷暖切り替
え弁9を9aの位置に回転させて取り入れた空気がヒー
タコア5を通過しないようにし、冷気をd方向に送出す
る。送出された冷気は車室内、フロントガラスまたは足
下等に切り替えまたは分岐されるが、ここでは不図示と
している。
気はa方向から、室内循環気はb方向から取り入れら
れ、ファン3によって矢印cの方向に送風される。冷房
を行うときは、エバポレータ4を動作させ、冷暖切り替
え弁9を9aの位置に回転させて取り入れた空気がヒー
タコア5を通過しないようにし、冷気をd方向に送出す
る。送出された冷気は車室内、フロントガラスまたは足
下等に切り替えまたは分岐されるが、ここでは不図示と
している。
【0017】暖房を行うときは、エバポレータ4を通過
後、冷暖切り替え弁を9bの位置に回転させて取り入れ
た空気がヒータコア5を通過して冷却水入口6から入
り、冷却水出口7から出る冷却水の熱によって暖められ
るようになっている。また、デフロスト機能が必要なと
きはエバポレータ4とヒータコア5の両方を動作させ、
冷暖切り替え弁9のコントロールによって所望の特性を
得る。
後、冷暖切り替え弁を9bの位置に回転させて取り入れ
た空気がヒータコア5を通過して冷却水入口6から入
り、冷却水出口7から出る冷却水の熱によって暖められ
るようになっている。また、デフロスト機能が必要なと
きはエバポレータ4とヒータコア5の両方を動作させ、
冷暖切り替え弁9のコントロールによって所望の特性を
得る。
【0018】このような標準的な車両用空調装置の構成
に加え、この実施形態では図1に示すようにヒータコア
5の冷却水の入口側に電熱ヒータ11を設けている。冬
期のエンジン始動直後等の場合、ヒータコア5に通水さ
れる冷却水温度が低いので、この電熱ヒータ11への通
電によって冷却水を加熱してヒータコア5による暖房効
果を高めるようにしている。この電熱ヒータ11には、
コイルヒータまたはセラミックヒータ等のPTC(Posi
tive Temperature Coefficient )ヒータ等が使用さ
れ、加熱のための電力は空調専用の発電機から給電され
る構成と、車両用の共用発電機から給電される構成とが
ある。
に加え、この実施形態では図1に示すようにヒータコア
5の冷却水の入口側に電熱ヒータ11を設けている。冬
期のエンジン始動直後等の場合、ヒータコア5に通水さ
れる冷却水温度が低いので、この電熱ヒータ11への通
電によって冷却水を加熱してヒータコア5による暖房効
果を高めるようにしている。この電熱ヒータ11には、
コイルヒータまたはセラミックヒータ等のPTC(Posi
tive Temperature Coefficient )ヒータ等が使用さ
れ、加熱のための電力は空調専用の発電機から給電され
る構成と、車両用の共用発電機から給電される構成とが
ある。
【0019】<第2の実施形態>図2は、この発明の第
2の実施形態による車両用空調装置の構成を示すブロッ
ク図である。この図において図1と同一の機能を持つ構
成要素には同一の符号を付し、説明を省略する。この第
2の実施形態では、上述の標準的な車両用空調装置の構
成に加え、電熱ヒータ12を図に示すようにヒータコア
5の空気の出口側に設け、ヒータコア5で暖められた空
気をさらに高温にして冬季のエンジン始動直後の暖房効
果を高めるようにしている。電熱ヒータ12の種類、給
電方法等は、第1の実施形態の電熱ヒータ11の場合と
同様である。
2の実施形態による車両用空調装置の構成を示すブロッ
ク図である。この図において図1と同一の機能を持つ構
成要素には同一の符号を付し、説明を省略する。この第
2の実施形態では、上述の標準的な車両用空調装置の構
成に加え、電熱ヒータ12を図に示すようにヒータコア
5の空気の出口側に設け、ヒータコア5で暖められた空
気をさらに高温にして冬季のエンジン始動直後の暖房効
果を高めるようにしている。電熱ヒータ12の種類、給
電方法等は、第1の実施形態の電熱ヒータ11の場合と
同様である。
【0020】<第3の実施形態>図3は、この発明の第
3の実施形態による車両用空調装置の構成を示すブロッ
ク図である。この図において図1と同一の機能を持つ構
成要素には同一の符号を付し、説明を省略する。この第
3の実施形態では、上述の標準的な車両用空調装置の構
成に加え、ヒータコア5の冷却水の入口側に電熱ヒータ
11を設け、さらに、ヒータコア5の空気の出口側に電
熱ヒータ12を設けて冷却水を加熱するとともに、ヒー
タコア5で暖められた空気をさらに高温にして冬季のエ
ンジン始動直後の暖房効果を高めるようにしている。電
熱ヒータ12の種類、給電方法等は、第1の実施形態の
電熱ヒータ11の場合と同様である。
3の実施形態による車両用空調装置の構成を示すブロッ
ク図である。この図において図1と同一の機能を持つ構
成要素には同一の符号を付し、説明を省略する。この第
3の実施形態では、上述の標準的な車両用空調装置の構
成に加え、ヒータコア5の冷却水の入口側に電熱ヒータ
11を設け、さらに、ヒータコア5の空気の出口側に電
熱ヒータ12を設けて冷却水を加熱するとともに、ヒー
タコア5で暖められた空気をさらに高温にして冬季のエ
ンジン始動直後の暖房効果を高めるようにしている。電
熱ヒータ12の種類、給電方法等は、第1の実施形態の
電熱ヒータ11の場合と同様である。
【0021】以上、本発明の実施形態の動作を図面を参
照して詳述してきたが、本発明はこの実施形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
変更等があっても本発明に含まれる。例えば、電熱ヒー
タの種類は上述の実施形態で取り上げた種類のヒータに
限られるものではなく、どのような種類のヒータであっ
てもよい。
照して詳述してきたが、本発明はこの実施形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
変更等があっても本発明に含まれる。例えば、電熱ヒー
タの種類は上述の実施形態で取り上げた種類のヒータに
限られるものではなく、どのような種類のヒータであっ
てもよい。
【0022】
【発明の効果】これまでに説明したように、この発明に
よれば、エンジンの冷却水または暖房出力の空気を外部
から加熱して暖房能力またはデフロスト能力を向上させ
るようにしたので、厳冬期のエンジンの暖気運転中にも
暖房能力またはデフロスト能力を発揮することができる
という効果が得られる。また、冷却水を加熱することに
よってエンジンの暖機運転時間を短縮することができる
という効果も得られる。
よれば、エンジンの冷却水または暖房出力の空気を外部
から加熱して暖房能力またはデフロスト能力を向上させ
るようにしたので、厳冬期のエンジンの暖気運転中にも
暖房能力またはデフロスト能力を発揮することができる
という効果が得られる。また、冷却水を加熱することに
よってエンジンの暖機運転時間を短縮することができる
という効果も得られる。
【図1】 本発明の第1の実施形態による車両用空調装
置の構成を示すブロック図。
置の構成を示すブロック図。
【図2】 本発明の第2の実施形態による車両用空調装
置の構成を示すブロック図。
置の構成を示すブロック図。
【図3】 本発明の第3の実施形態による車両用空調装
置の構成を示すブロック図。
置の構成を示すブロック図。
【図4】 従来の技術による車両用空調装置の構成を示
すブロック図。
すブロック図。
1…車両用空調装置 2…エアーダクト 3…エバポレータ 4…エバポレータ 5…ヒータコア 6…冷却水入口 7…冷却水出口 8…吸気口切り替え弁 9…冷暖切り替え弁 11…電熱ヒータ 12…電熱ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平野 隆久 愛知県西春日井郡西枇杷島町旭町3丁目1 番地 三菱重工業株式会社エアコン製作所 内
Claims (8)
- 【請求項1】 エンジンで駆動される発電機の発電電
力によりコンプレッサを動作させて冷房を行い、エンジ
ンの冷却水を使った熱交換器(ヒータコア)によって暖
房を行う車両用空調装置において、 エンジンの暖機運転中等、暖房能力が不足するときに、 発電機の発電電力を使って暖房能力またはデフロスト能
力を向上させることを特徴とする車両用空調装置。 - 【請求項2】 前記暖房能力またはデフロスト能力を
向上させるための発電機は、 コンプレッサ駆動用発電機であることを特徴とする請求
項1に記載の車両用空調装置。 - 【請求項3】 前記暖房能力またはデフロスト能力を
向上させるための発電機は、 コンプレッサ駆動用及び車両用の共用発電機であること
を特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。 - 【請求項4】 前記暖房能力またはデフロスト能力の
向上は、 前記熱交換器(ヒータコア)の冷却水の入り口側に電気
ヒータを配設して前記冷却水を加熱することを特徴とす
る請求項1ないし3のいずれかに記載の車両用空調装
置。 - 【請求項5】 前記暖房能力またはデフロスト能力の
向上は、 前記熱交換器(ヒータコア)の暖房空気の出口側に電気
ヒータを配設して該暖房空気を加熱することを特徴とす
る請求項1ないし3のいずれかに記載の車両用空調装
置。 - 【請求項6】 前記暖房能力またはデフロスト能力の
向上は、 前記熱交換器(ヒータコア)の冷却水の入り口側及び前
記熱交換器(ヒータコア)の暖房空気の出口側に電気ヒ
ータを配設して前記冷却水及び前記暖房空気を加熱する
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
車両用空調装置。 - 【請求項7】 前記電気ヒータは、 放熱フィン付の電熱コイルヒータであることを特徴とす
る請求項4ないし6のいずれかに記載の車両用空調装
置。 - 【請求項8】 前記電気ヒータは、 セラミックヒータ等のPTC( Positive Temperature
Coefficient )ヒータであることを特徴とする請求項4
ないし6のいずれかに記載の車両用空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31875799A JP2001130241A (ja) | 1999-11-09 | 1999-11-09 | 車両用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31875799A JP2001130241A (ja) | 1999-11-09 | 1999-11-09 | 車両用空調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001130241A true JP2001130241A (ja) | 2001-05-15 |
Family
ID=18102608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31875799A Withdrawn JP2001130241A (ja) | 1999-11-09 | 1999-11-09 | 車両用空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001130241A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010069947A (ja) * | 2008-09-16 | 2010-04-02 | Calsonic Kansei Corp | 車両用空気調和システム |
JP2013163496A (ja) * | 2012-02-13 | 2013-08-22 | Denso Corp | ハイブリッド車両の制御装置 |
CN103342094A (zh) * | 2013-07-26 | 2013-10-09 | 上海交通大学 | 纯电动汽车热泵空调系统 |
-
1999
- 1999-11-09 JP JP31875799A patent/JP2001130241A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010069947A (ja) * | 2008-09-16 | 2010-04-02 | Calsonic Kansei Corp | 車両用空気調和システム |
JP2013163496A (ja) * | 2012-02-13 | 2013-08-22 | Denso Corp | ハイブリッド車両の制御装置 |
CN103342094A (zh) * | 2013-07-26 | 2013-10-09 | 上海交通大学 | 纯电动汽车热泵空调系统 |
CN103342094B (zh) * | 2013-07-26 | 2016-01-13 | 上海交通大学 | 纯电动汽车热泵空调系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070109 |