JPH05272679A - 管継手 - Google Patents

管継手

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JPH05272679A
JPH05272679A JP4141749A JP14174992A JPH05272679A JP H05272679 A JPH05272679 A JP H05272679A JP 4141749 A JP4141749 A JP 4141749A JP 14174992 A JP14174992 A JP 14174992A JP H05272679 A JPH05272679 A JP H05272679A
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Hiroshi Oya
博 大矢
Shuji Fukushima
修司 福島
Shinichi Fujita
慎一 藤田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】接続時の管挿入不良を防止し、接続管を継手本
体に挿入しない限り外部からの操作で袋ナットの回転さ
せることをなくし、袋ナットの分解、組立におこる問題
点を解決した管継手の提供。 【構成】継手本体1は端部外面のおねじ11の内面側に
管装着部12を有し、これには外周面に複数の突状13
を有する筒状突出部16を設けて、接続する管2の内面
との間でシールされる。おねじ11の端部外面の周方向
の一端に外面から管挿入部12にかけて軸線方向に設け
た溝状の切欠き部14を有する。筒状突出部16の内面
側は継手本体の貫通流路15となっている。袋ナット3
は継手本体のおねじ11に螺合するめねじ31とこれの
反対側端部内面にはテーパ内面を有し食込み部材4を縮
径する。中央部の一部には係止穴33を有しており、ロ
ック部材5の係止部となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は継手本体へ接続する管を
確実に挿入しないと袋ナットを締めることが出来ず、管
の不完全な挿入による接続状態を防止した管継手に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、樹脂管等に使用される管継手とし
て、実開平2−56994号で開示された図12に示す
ものがある。この管継手は継手本体90の一端に接続管
91の装着部92を形成し、この部分に挿入される接続
管91の外面を内面に歯部を有す食込み部材93を介し
て袋ナット94により締付けて接続するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが接続管91の
端部が継手本体90の装着部92に確実に挿入されない
状態で袋ナット94の締め付けが行われると、接続後に
漏れや管91の抜け出しが生じることがあった。これを
防止するためには接続管91の端部に端面からの挿入量
を印字して装着部92に挿入しなければならなかった。
【0004】この接続管91への印字は配管工事現場で
の作業で正確に印字出来ず、また面倒な作業で挿入状態
の管理が困難で接続作業後に管91を確実に継手本体9
0の装着部92に挿入して接続されたかどうかの判断が
困難であった。また上記の管継手では、継手本体90と
袋ナット94との間に装着する食込み部材93は方向を
逆に装着した場合、食込み部材93が正しく管91を縮
径する事が出来ず、袋ナット94を締付け出来なかった
り管91に食込み過ぎて管を切断させたり接続後に漏れ
等の異常を起こす問題があった。
【0005】本発明は上記の問題を解消して、接続管を
継手本体の管装着部に所定量確実に挿入しない限り、袋
ナットと本体とを締付け出来ない様にして、接続時の管
挿入不良を防止し、また接続管を継手本体に挿入しない
限り外部からの操作で袋ナットを回転させることが出来
ないようにして、袋ナットを分解して食込み部材をなく
したり食込み部材の装着方向を間違えたりする問題を解
決した管継手を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、端部の
外面におねじと、その内面側に管装着部と、おねじの外
面の一部から管装着部に続く切欠き部をおねじの端面か
ら軸線方向に設けた切欠き部とを有す継手本体、前記お
ねじに螺合するめねじと、内周面の一部に設けた係止部
とを有す袋ナット、周方向の一部に切割り溝を有するス
リ−ブ状で前記袋ナットの螺合締付けによって継手本体
側に押されて外径が縮径される食込み部材、前記継手本
体の管装着部から切欠き部に係合して装着し、管端面と
の当接部を有するロック部材とからなり、このロック部
材は、継手本体に食込み部材を装着し袋ナットと螺合し
た状態で前記袋ナットの係止部に係合すると共に、接続
管を管装着部に挿入し管の端面で前記当接部を押圧する
ことにより袋ナットとの係合が外れる機構をもち、前記
袋ナットの係止部とロック部材との係合が外部から隠れ
た部分に有し、外部から前記係合を容易に外せないよう
にしたことを特徴とする管継手である。この管継手は、
接続管を継手本体の管装着部に挿入した際に、前記ロッ
ク部材の当接部が押圧されてロック部材の一部分が継手
本体の外面に突き出す様にすることが出来る。又この管
継手のロック部材は、継手本体に食込み部材を装着し袋
ナットと螺合した状態で、前記継手本体の管装着部から
切欠き部に係合して装着し、前記袋ナットの係止部に係
合すると共に、食込み部材の切割り溝に係合し、接続管
を管装着部に挿入した際に管の端面で押圧される管との
当接部を有したものとすることが出来る。
【0007】
【作用】本発明は上記の構成であるから、継手本体の管
装着部に接続管を挿入していないときは、ロック部材が
継手本体の切欠き部と袋ナットの係止部に係合している
ので袋ナットを回転させることが出来ない。従って中途
半端な管の挿入状態で袋ナットを締め付けしたり、管と
接続する前に袋ナットを分解して部品の紛失や間違い装
着されるのを防止する。継手本体の管装着部に正しく管
を挿入すると、管の端面でロック部材が管装着部の奥に
押圧され、ロック部材が袋ナットの係止部との係合から
外れる。このため袋ナットの回転締付けが可能となり、
管との接続が正しく行える。又、管の挿入によってロッ
ク部材の一部分が継手本体の外面に突き出るものでは、
継手の外部から目視又は手で触れて管の挿入状態を確認
出来る。更にロック部材を継手本体の切欠き部及び食込
み部材の切割り部に係合させたものでは、食込み部材は
ロック部材によって周方向の回転が係止されており、袋
ナットの回転による食込み部材の共回りが起こらない。
従って食込み部材によって外面が締め付けられる管も共
回りが起こらない。
【0008】
【実施例】以下図1ないし図11に基づいて本発明の実
施例を説明する。図1、図2、図3は本発明の第1実施
例を示すもので、図2は管挿入前の状態を、図3は管挿
入後の状態を示す。継手本体1は端部外面のおねじ11
の内面側に環状の管装着部12を有し、管挿入部12に
は外周面に複数の突状13を有する筒状突出部16を設
けて、接続する管2の内面との間でシ−ルされる。また
おねじ11の端部外面の周方向の一端に外面から管挿入
部12にかけて軸線方向に設けた溝状の切欠き部14を
有する。筒状突出部16の内面側は継手本体1の貫通流
路15となっている。
【0009】袋ナット3は継手本体1のおねじ11に螺
合するめねじ31とめねじ31の反対側端部内面にはテ
−パ内面32を有して後述する食込み部材4を縮径す
る。中央部の一部には外面から内面に貫通する係止穴3
3を設けてあり、後述するロック部材5の係止部となっ
ている。この係止穴33に代えて袋ナット3のめねじ3
1側に開口する係止溝であっても良い。
【0010】食込み部材4は周方向の一端に切割り溝4
1を有するスリ−ブ状で、内面には管2の外周に食込ん
で管の引き抜け阻止を行う複数条の歯42を設けてあ
り、後端外面には袋ナット3のテ−パ内面32に当接す
るテ−パ外面43を形成してある。尚、継手本体1の管
装入部12の開口部にテ−パ内面を設けた場合は、食込
み部材4の前端外面にテ−パ外面を設けて、袋ナットの
テ−パ内面32と食込み部材後端外面のテ−パ外面43
を省略しても良い。
【0011】ロック部材5は前記継手本体1の切欠き部
14に装着され、食込み部材4の切割り溝41と袋ナッ
ト3の係止穴33に係合する幅を有した板又は丸棒を曲
げて形成してあり、適当な剛性と弾性を備えた樹脂又は
鋼他の金属で形成される。形状は種々の変形が可能であ
るが、基本的な要素として分けると接続管2の端面に当
接して押圧される管との当接部51、継手本体1の切欠
き部14に装着して係合すると共に屈曲される本体との
係合部52、袋ナット3の係止穴33に係止するナット
との係止部53、食込み部材4の切割り溝41に係合す
る食込み部材との係合部54に分けられる。
【0012】図2の状態から管2を継手本体1の管装着
部12に完全に挿入すると図3の状態となり、ロック部
材5は管2の端面で管との当接部51が押圧されて移動
し、移動に伴い袋ナット3の係止穴33に係合していた
ナットとの係止部53も移動するので本体との係合部5
2で屈曲してナットとの係止部53が係止穴33との係
合から外れる。このため袋ナット3は回転可能となり、
袋ナット3を回転して締め付ける事が出来、袋ナットの
締付けにより予め内面側に装着した食込み部材4のテ−
パ外面43をテ−パ内面32で押圧して食込み部材4を
縮径させることが出来る。尚袋ナットの係止穴33とロ
ック部材の係止部53とが係合している部分は袋ナット
の内面側であるため、外部から容易にこの係合を外すこ
とが出来ない。
【0013】袋ナット3の回転締め付けにより食込み部
材4内面の歯42は管2の外面を押圧して管の外面へ食
込み、管2の引抜け阻止と共に、管2の内面と継手本体
1の筒状突出部14の外面との間でシ−ル作用が果たさ
れ、管2を正常に接続することが出来る。また係止部5
3が袋ナットの係止穴53から外れても、ロック部材5
の食込み部材との係合部54は食込み部材4の切割り溝
41に係合した状態で袋ナットの回転締め付けが行われ
るので食込み部材4が袋ナット3と共回りせず、従って
管2も回転しないので管2のねじれが防止される。
【0014】図4、図5は本発明の第2実施例を示す管
挿入前後の状態を示すものである。本実施例では継手本
体1とロック部材6を除いて他の部品は前記第1実施例
とほぼ同様である。図4の管挿入前の状態において、ロ
ック部材6は継手本体1の切欠き溝14に装着され、係
止部63が食込み部材4の切割り溝41と袋ナット3の
係止穴33に係合して袋ナット3の回転が阻止される。
またこの実施例では図5のごとく管2を完全に挿入する
とロック部材6の端部64が継手本体1の外面に突出す
る様になっている。即ち管2の挿入前の状態では図4の
ごとくロック部材6の端部61が継手本体1の切欠き溝
14の外側近傍にあり、他端部62が袋ナット3のめね
じの内面を押圧して他方管との当接部近傍65で本体の
切欠き溝14の底面を押圧して仮組固定されている。
尚、袋ナット3のめねじ内面に軸線方向の溝を設け、こ
の溝にロック部材6の端部62を係合させて袋ナット3
の回転止めとし、管の挿入によって端部62が袋ナット
に設けた溝から外れる様にしても良い。この場合袋ナッ
トの係止穴33は省略出来る。
【0015】図4の状態から図5のごとく管2が継手本
体1の管装着部12に挿入されると、ロック部材6の管
端面との当接部61が押圧されて本体1の切欠き溝14
内で移動しながらロック部材の端部64が継手本体の外
部に突出し、ロック部材の袋ナットとの係止部63が袋
ナット3の係止穴33から外れる。このため袋ナット3
は回転可能になり、前記第1実施例と同様に管2を接続
出来る。この実施例では管の挿入時にロック部材6の屈
曲がなく、軸線方向に向きを変える様な回転移動により
袋ナット3との係止が解除されるから、管2の挿入抵抗
が小さく、また管2を完全に継手本体の管装着部に挿入
したかの確認がロック部材端部64の突出によって判別
出来る。
【0016】図6は前記第2実施例のロック部材の変形
例で、ロック部材6自身の屈曲がほとんどないので、図
のごとくの形状で厚肉の樹脂等によって形成しても同様
の働きをさせることが出来る。なお本実施例では管の挿
入が不完全なまま袋ナット3をレンチでむりやり締め付
けてロック部材の係止部63を壊して袋ナット3の係合
から外しても、ロック部材6の端部64が継手本体1と
袋ナット3の端部に挟まれるため、それ以上袋ナット3
を締め付けることが出来ないように端部64に軸線方向
の幅を持たせてある。
【0017】図7、図8は別の第3実施例を示すもので
ある。この場合ロック部材7の形状を除いて他の部品は
前記第2、第3実施例とほぼ同様である。図7の管2の
挿入前の状態において、ロック部材7は継手本体1の切
欠き溝14に装着され、食込み部材4の切割り溝41と
袋ナット3の係止穴33に係合して袋ナット3の回転が
阻止される。
【0018】ロック部材7の先端部74は本体1の切欠
き溝14の終端底面16に係止しており、円弧部75、
切欠き溝底面との当接部76、係止穴33との係止部7
3、管との当接部71を有している。この実施例のロッ
ク部材7は円弧部75で屈曲が行われるので、可撓性を
備えた破損しない強度と屈曲が行われ易い弾性を備えた
樹脂又は鋼等の材料が良い。
【0019】図7の状態から継手本体1の管装着部12
に管2が挿入されると、図8のごとく管との当接部71
が押圧されてロック部材7の円弧部75が屈曲すると共
に係止部73が袋ナットの係止穴33との係合から外れ
る。このため円弧部75の屈曲によって屈曲部が継手本
体の外面に突出するので管2を確実に挿入したかの確認
を行え、また袋ナットが回転可能となるので管2と接続
することが出来る。
【0020】図9、図10、図11は第4実施例を示
す。この場合、袋ナット3に設ける係止部は図11のご
とく中央側に開口する切欠き溝34で形成し、ロック部
材8は継手本体の管装着部12から切欠き部14及び食
込み部材の4の切割溝41に係合し、更に屈曲部85を
設けて管2の挿入前の状態においてこの屈曲部85が袋
ナットの前記中央側に開口する切欠き溝34に係合して
いる。この結果、管装入前の図9の状態では継手本体1
にロック部材8と食込み部材4を装着した状態で袋ナッ
ト3の回転がロック部材8の係合によって阻止されてい
る。この係合は袋ナットの内面側であるため外部から隠
れており、ツ−ルがないかぎり容易に外部から外すこと
が出来ず、袋ナットのいたずら分解防止手段となってい
る。
【0021】図9の状態から継手本体の管装着部12に
管2が挿入されると、図10のごとく管との当接部81
が管端面で押圧されて屈曲部85が外面側に屈曲すると
共に、屈曲部85が袋ナット13の切欠溝34との係合
から外れる。このため袋ナット3の締付け回転が出来る
ようになり、また屈曲部の継手本体外面側への屈曲によ
って屈曲部が継手本体外面に突き出るので、管との接続
後においても管の装着状態を目や手で振れることによっ
て確認出来る。
【0022】尚、本実施例では継手本体1の管装着部1
2の端部内面に環状の傾斜内面16を設けてあり、この
傾斜内面16に食込み部材4の先端に設けた傾斜外面4
4を係合させている。これによって袋ナット3を締め付
けると、食込み部材4が継手本体1側へ押圧され、管装
着部12の傾斜内面16で絞られて縮径する。このため
食込み部材4が管2の外面を押圧し、継手本体から管が
抜け出るのを阻止する。また継手本体の傾斜内面16で
食込み部材4が係合して絞られるので、この部分の摩擦
抵抗が大きく、袋ナット3の締付け回転による食込み部
材4の共回り現象は、前記実施例の袋ナットの内面にテ
−パ内面32を設けて食込み部材を絞るものと比べて小
さい。このため食込み部材4の切割り溝41に係合して
いるロック部材の後端部83が図10のごとく切割り溝
41から外れても袋ナットの回転による管2の共回り現
象はほとんどない。
【0023】
【発明の効果】以上説明のごとく本発明の管継手は、接
続する管を継手本体に確実に挿入しない限り、袋ナット
を回転して締め付ける事が出来ないから、管の不完全な
挿入状態での接続不良を防止することが出来る。また管
を挿入しない限り、袋ナットを緩めることが出来ないの
で、過って袋ナットを取り外してロック部材や食込み部
材を紛失したり、ロック部材や食込み部材の組付けのミ
スを起こすことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示す管装入前の斜視図
である。
【図2】 本発明の第1実施例を示す管装入前の接続部
分断面図である。
【図3】 本発明の第1実施例を示す管装入後の接続部
分断面図である。
【図4】 本発明の第2実施例を示す管装入前の接続部
分断面図である。
【図5】 本発明の第2実施例を示す管装入後の接続部
分断面図である。
【図6】 本発明の第2実施例の変形例を示す管装入前
の接続部分断面図。
【図7】 本発明の第3実施例を示す管装入前の接続部
分断面図である。
【図8】 本発明の第3実施例を示す管装入後の接続部
分断面図である。
【図9】 本発明の第4実施例を示す管装入前の接続部
分断面図である。
【図10】 本発明の第4実施例を示す管装入後の接続
部分断面図である。
【図11】 本発明の第4実施例の袋ナットの切欠溝を
示す袋ナットの側面図である。
【図12】 従来技術を示す断面図である。
【符号の説明】 1 継手本体 2 管 3 袋ナット 4 食込み部材 5、6、7、8 ロック部材 11 おねじ 12 管装着部 14 筒状突出部 33 係止穴 34 切欠溝 41 切割り溝 51 管との当接部 53 ナットとの係止部 54 食込み部材との係合部 75 円弧部 85 屈曲部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年4月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 管継手
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は継手本体へ接続する管を
確実に挿入しないと袋ナットを締めることが出来ず、管
の不完全な挿入による接続を防止した管継手に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、樹脂管等に使用される管継手とし
て、実開平2−56994号で開示された図12に示す
ものがある。この管継手は継手本体90の一端に接続管
91の装着部92を形成し、この部分に接続管91を挿
入し、内面に歯部を持った食込み部材93で挿入した管
91の外面を押えて、袋ナット94を締付けて接続する
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが接続管91の
端部が継手本体90の装着部92に確実に挿入されてい
ない状態で袋ナット94の締め付けが行われると、接続
後に漏れや管91の抜け出しが生じることがあった。こ
れを防止するためには接続管91の端部に端面からの挿
入量を印字して装着部92に挿入しなければならなかっ
た。
【0004】この接続管91への印字は配管工事現場で
の作業なので正確に印字出来ず、また面倒な作業で挿入
状態の管理が困難で、この様に印字を行って作業をして
も接続作業後に管91を確実に継手本体90の装着部9
2まで挿入して接続したのかどうかの判断が困難であっ
た。また上記の管継手では、継手本体90と袋ナット9
4との間に装着する食込み部材93は方向を逆に装着し
た場合、食込み部材93が正しく管91を縮径する事が
出来ず、袋ナット94の締付けが出来なかったり、管9
1に食込み過ぎて管を切断させたり接続後に漏れ等の異
常を起こす問題があった。
【0005】本発明は上記の問題を解消して、接続管を
継手本体の管装着部に所定量確実に挿入しない限り、袋
ナットと本体とを締付け出来ない様にして、接続時の管
挿入不良を防止し、また接続管を継手本体に挿入しない
限り外部からの操作で袋ナットを回転させることが出来
ないようにして、袋ナットを分解して食込み部材をなく
したり食込み部材の装着方向を間違えたりする問題を解
決した管継手を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、端部の
外面におねじと、その内面側に管装着部と、おねじの円
周の一部に外面から管装着部にかけておねじの端面から
軸線方向の切欠き部を設けた継手本体、円周の一部に切
割り溝を有するスリ−ブ状で前記袋ナットの螺合締付け
によって継手本体側に押されて縮径される食込み部材、
前記継手本体の切欠き部に装着し、前記管装着部に挿入
する管の端面に当接する当接部を有するロック部材、前
記継手本体のおねじに螺合するめねじと、内周面の一部
にロック部材と係止する係止部とを有する袋ナットとか
らなり、前記ロック部材は、継手本体に袋ナットを螺合
した状態で前記袋ナットの係止部に係止すると共に、管
装着部に挿入する管の端面で当接部が押圧されると前記
切欠き部内で変形して前記袋ナットとの係止が外れ、袋
ナットを締付け出来ることを特徴とする管継手である。
この管継手は、接続管を継手本体の管装着部に所定量挿
入すると、管の端面でロック部材の当接部が押圧されて
接続管の挿入量に応じてロック部材の一部分が継手本体
の外面に突出し、管の挿入状態を確認出来る様にするこ
とが出来る。又この管継手のロック部材は、継手本体の
切欠き部に装着した状態で食込み部材の切割り溝に係合
し、食込み部材の回転を係止することが出来る。
【0007】
【作用】本発明は上記の構成であるから、継手本体の管
装着部に接続管を挿入していないときは、ロック部材が
継手本体の切欠き部と袋ナットの係止部にまたがって係
止しているので袋ナットを回転させることが出来ない。
従って中途半端な管の挿入状態で袋ナットを締め付けた
り、管と接続する前に袋ナットを分解して部品の紛失や
間違い装着するのを防止する。継手本体の管装着部に所
定量管を挿入すると、管の端面でロック部材が切欠き部
内に押圧され、ロック部材が袋ナットの係止部との係止
から外れる。このため袋ナットの回転締付けが可能とな
り、管と接続が行える。又、管の挿入によってロック部
材の一部分が継手本体の外面に突き出るものでは、管を
管装着部に所定量正しく挿入したときのみ、ロック部材
が継手本体の外面に突き出すので、継手の外部から目視
又は手で触れて管の挿入状態を確認出来る。更にロック
部材を継手本体の切欠き部から食込み部材の切割り溝に
渡って係合させると、食込み部材はロック部材によって
周方向の回転移動が係止され、袋ナットの締付回転によ
る食込み部材の共回りが起こらない。従って袋ナットを
締付回転しても、食込み部材によって外面が締め付けら
れる管も回転が起こらず、管がねじれない。
【0008】
【実施例】以下図1ないし図11に基づいて本発明の実
施例を説明する。図1、図2、図3は本発明の第1実施
例を示すもので、図2は管挿入前の状態を、図3は管挿
入後の状態を示す。継手本体1は端部外面のおねじ11
の内面側に環状の管装着部12を有し、管挿入部12に
は外周面に複数の突条13を有する筒状突出部16を設
けて、接続する管2の内面との間をシ−ルする。またお
ねじ11の端部外面の円周の一部に外面から管挿入部1
2にかけて軸線方向の溝状の切欠き部14を有する。筒
状突出部16の内面側は継手本体1の貫通流路15とな
っている。
【0009】袋ナット3は継手本体1のおねじ11に螺
合するめねじと、めねじの反対側端部内面にはテ−パ内
面32を有して後述する食込み部材4を縮径する。中央
部の一部には外面から内面に貫通する係止穴33を設け
てあり、後述するロック部材5の係止部となっている。
この係止穴33に代えて袋ナット3のめねじ31側に開
口する係止溝であっても良い。
【0010】食込み部材4は円周の一部に切割り溝41
を有するスリ−ブ状で、内面には管2の外周に食込んで
管の引き抜け阻止を行う複数条の歯42を設けてあり、
後端外面には袋ナット3のテ−パ内面32に当接するテ
−パ外面43を形成してある。尚、図9図10のように
継手本体1の管挿入部12の開口部にテ−パ内面を設け
た場合は、食込み部材4の前端外面にテ−パ外面を設け
て、袋ナットのテ−パ内面32と食込み部材後端外面の
テ−パ外面43を省略しても良い。
【0011】ロック部材5は前記継手本体1の切欠き部
14に装着され、食込み部材4の切割り溝41と袋ナッ
ト3の係止穴33に係合する幅を持った板又は丸棒を曲
げて形成してあり、適当な剛性と弾性を備えた樹脂又は
鋼他の金属で形成してある。形状は種々の変形が可能で
あるが、基本的な要素として分けると接続管2の端面に
当接して押圧される管との当接部51、継手本体1の切
欠き部14に装着して係合すると共に屈曲する本体との
係合部52、袋ナット3の係止穴33に係止するナット
との係止部53、食込み部材4の切割り溝41に係合す
る食込み部材との係合部54に分けられる。
【0012】図2の状態から管2を継手本体1の管装着
部12に完全に挿入すると図3の状態となり、ロック部
材5は管2の端面で管との当接部51が押圧されて移動
し、移動に伴い袋ナット3の係止穴33に係合していた
ナットとの係止部53も移動するので本体との係合部5
2で屈曲してナットとの係止部53が係止穴33から外
れる。このため袋ナット3は回転可能となり、袋ナット
3を回転して締め付ける事が出来る。袋ナットの締付け
により予め装着した食込み部材4のテ−パ外面43をテ
−パ内面32で押圧して食込み部材4を縮径させること
が出来る。尚袋ナットの係止穴33とロック部材の係止
部53とが係止している部分は袋ナットの内面側である
ため、外部から容易にこの係止を外すことが出来ない。
【0013】袋ナット3の回転締め付けにより食込み部
材4内面の歯42は管2の外面を押圧して管の外面へ食
込み、管2の引抜け阻止と共に、管2の内面と継手本体
1の筒状突出部16の外面との間でシ−ル作用が果さ
れ、管2を正常に接続することが出来る。またロック部
材の係止部53が袋ナットの係止穴33から外れても、
ロック部材5の食込み部材との係合部54は食込み部材
4の切割り溝41に係合した状態で袋ナットの回転締め
付けが行われるので食込み部材4がロック部材の係合部
54で係止されており、袋ナット3とは共回りせず、従
って管2も回転しないので管2のねじれが防止される。
【0014】図4、図5は本発明の第2実施例を示す管
挿入前後の状態を示すものである。本実施例では継手本
体1とロック部材6を除いて他の部品は前記第1実施例
とほぼ同様である。図4の管挿入前の状態において、ロ
ック部材6は継手本体1の切欠き溝14に装着され、係
止部63が食込み部材4の切割り溝41と袋ナット3の
係止穴33に係合して袋ナット3の回転が阻止してい
る。またこの実施例では図5のごとく管2を完全に挿入
するとロック部材6の端部64が継手本体1の外面に突
出する様になっている。即ち管2の挿入前の状態では図
4のごとくロック部材6の端部61が継手本体1の切欠
き溝14の外側近傍にあり、他端部62が袋ナット3の
めねじの内面を押圧して他方管との当接部近傍65で本
体の切欠き溝14の底面を押圧して仮組固定されてい
る。尚、袋ナット3のめねじ内面に軸線方向の溝を設
け、この溝にロック部材6の端部62を係合させて袋ナ
ット3の回転止めとし、管の挿入によって端部62が袋
ナットに設けた溝から外れる様にしても良い。この場合
袋ナットの係止穴33は省略出来る。
【0015】図4の状態から図5のごとく管2が継手本
体1の管装着部12に挿入されると、ロック部材6の管
端面との当接部61が押圧されて本体1の切欠き溝14
内で移動しながらロック部材の端部64が継手本体の外
部に突出し、ロック部材の袋ナットとの係止部63が袋
ナット3の係止穴33から外れる。このため袋ナット3
は回転可能になり、前記第1実施例と同様に管2を接続
出来る。この実施例では管の挿入時にロック部材6の屈
曲がなく、軸線方向に向きを変える様な回転移動により
袋ナット3との係止が解除されるから、管2の挿入抵抗
が小さく、また管2を完全に継手本体の管装着部に挿入
したかどうかの確認がロック部材端部64の突出によっ
て判別出来る。
【0016】図6は前記第2実施例のロック部材の変形
例で、ロック部材6自身の屈曲がほとんどないので、図
のごとくの形状で厚肉の樹脂等によって形成しても同様
の働きをさせることが出来る。なお本実施例では管の挿
入が不完全なまま袋ナット3をレンチでむりやり締め付
けてロック部材の係止部63を壊して袋ナット3の係合
から外しても、ロック部材6の端部64が継手本体1と
袋ナット3の端部に挟まれるため、それ以上袋ナット3
を締め付けることが出来ないように端部64に軸線方向
の幅を持たせてある。
【0017】図7、図8は第3実施例を示すものであ
る。この場合ロック部材7の形状を除いて他の部品は前
記実施例とほぼ同様である。図7の管2の挿入前の状態
において、ロック部材7は継手本体1の切欠き溝14に
装着され、食込み部材4の切割り溝41と袋ナット3の
係止穴33に係合して袋ナット3の回転が阻止される。
【0018】ロック部材7の先端部74は本体1の切欠
き溝14の終端底面17に係止しており、円弧部75、
切欠き溝底面との当接部76、係止穴33との係止部7
3、管との当接部71を有している。この実施例のロッ
ク部材7は円弧部75で屈曲するので、破損しない強度
と屈曲が行ない易い弾性を持った樹脂又は鋼等の材料が
良い。
【0019】図7の状態から継手本体1の管装着部12
に管2を挿入すると、図8のごとく管との当接部71が
押圧されてロック部材7の円弧部75が屈曲すると共に
係止部73が袋ナットの係止穴33から外れる。このた
め円弧部75の屈曲によって屈曲部が継手本体の外面に
突出するので管2を確実に挿入したかどうかの確認が行
え、また袋ナットが回転可能となるので管2を締付ける
ことが出来る。又、管の管装着部への挿入量に応じてロ
ック部材が屈曲するので、管を管装着部12に正しく挿
入しているときのみ屈曲部が本体の外面に突き出し、管
が管装着部から少し引き出されると本体の外面に突き出
た屈曲部がまた弾性作用で元に戻る。このため誤った指
示を防止でき、より確実に管の挿入状態を確認出来る。
【0020】図9、図10、図11は第4実施例を示
す。この場合、袋ナット3に設ける係止部は図11のご
とく端部内面の中央側に開口する係止溝34で形成し、
ロック部材8は継手本体の管装着部12から切欠き部1
4及び食込み部材の4の切割り溝41に係合し、更に屈
曲部85を設けて管2の挿入前の状態においてこの屈曲
部85が袋ナットの前記中央側に開口する係止溝34に
係止している。この結果、管装入前の図9の状態では継
手本体1にロック部材8と食込み部材4を装着した状態
で袋ナット3の回転がロック部材8によって阻止されて
いる。袋ナット3とロック部材8との係止は袋ナットの
内面側であるため外部から隠れており、ツ−ルがないか
ぎり容易に外部から外すことが出来ず、袋ナットのいた
ずら分解防止手段となっている。
【0021】図9の状態から継手本体の管装着部12に
管2が挿入されると、図10のごとく管との当接部81
が管端面で押圧されて屈曲部85が外面側に屈曲すると
共に、屈曲部85が袋ナット13の切欠溝34との係止
から外れる。このため袋ナット3の締付け回転が出来る
ようになり、また屈曲部の継手本体外面側への屈曲によ
って屈曲部が継手本体外面に突き出るので、管との接続
後においても管の装着状態を目や手で振れることによっ
て確認出来る。また樹脂や鋼等の弾性のある材料でロッ
ク部材8を形成したものでは、前記実施例のようにロッ
ク部材の弾性作用で、管が管装着部に正しく挿入されて
いるときのみ屈曲部85が本体1の外面に突き出す。こ
のため誤った挿入状態の指示を防止出来る。
【0022】尚、本実施例では継手本体1の管装着部1
2の端部内面に環状の傾斜内面18を設けてあり、傾斜
内面18に食込み部材4の先端に設けた傾斜外面44を
係合させている。これによって、袋ナット3を締め付け
ると食込み部材4が継手本体1側へ押圧され、管装着部
12の傾斜内面18で絞られて縮径する。このため食込
み部材4が管2の外面を押圧し、継手本体から管が抜け
出るのを阻止する。また継手本体の傾斜内面18で食込
み部材4が係合して絞られるので、この部分の摩擦抵抗
が大きく、袋ナット3の締付け回転による食込み部材4
の共回り現象は、前記実施例の袋ナットの内面にテ−パ
内面32を設けて食込み部材を絞るものと比べて小さ
い。このため食込み部材4の切割り溝41に係合してい
るロック部材の後端部83が図10のごとく切割り溝4
1から外れても袋ナットの回転による管2の共回り現象
はほとんどない。
【0023】
【発明の効果】以上説明のごとく本発明の管継手は、接
続する管を継手本体に確実に挿入しない限り、袋ナット
を回転して締め付ける事が出来ないから、管の不完全な
挿入状態での接続不良を防止することが出来る。また管
を挿入しない限り、袋ナットを緩めることが出来ないの
で、過って袋ナットを取り外してロック部材や食込み部
材を紛失したり、ロック部材や食込み部材の組付けのミ
スを起こすことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示す管装入前の斜視図
である。
【図2】 本発明の第1実施例を示す管装入前の接続部
分断面図である。
【図3】 本発明の第1実施例を示す管装入後の接続部
分断面図である。
【図4】 本発明の第2実施例を示す管装入前の接続部
分断面図である。
【図5】 本発明の第2実施例を示す管装入後の接続部
分断面図である。
【図6】 本発明の第2実施例の変形例を示す管装入前
の接続部分断面図。
【図7】 本発明の第3実施例を示す管装入前の接続部
分断面図である。
【図8】 本発明の第3実施例を示す管装入後の接続部
分断面図である。
【図9】 本発明の第4実施例を示す管装入前の接続部
分断面図である。
【図10】 本発明の第4実施例を示す管装入後の接続
部分断面図である。
【図11】 本発明の第4実施例の袋ナットの係止溝を
示す袋ナットの側面図である。
【図12】 従来技術を示す断面図である。
【符号の説明】 1 継手本体 2 管 3 袋ナット 4 食込み部材 5、6、7、8 ロック部材 11 本体のおねじ 12 本体の管装着部 14 本体の切欠き部 18 本体の傾斜内面 33 袋ナットの係止穴 34 袋ナットの係止溝 41 食込み部材の切割り溝 44 食込み部材の傾斜外面 51 ロック部材の管との当接部 53 ロック部材のナットとの係止部 54 ロック部材の食込み部材との係合部 75 ロック部材の円弧部 85 ロック部材の屈曲部
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部の外面におねじと、その内面側に管
    装着部と、おねじの外面の一部から管装着部に続く切欠
    き部をおねじの端面から軸線方向に設けた切欠き部とを
    有す継手本体、 前記おねじに螺合するめねじと、内周面の一部に設けた
    係止部とを有す袋ナット、 周方向の一部に切割り溝を有するスリ−ブ状で前記袋ナ
    ットの螺合締付けによって継手本体側に押されて外径が
    縮径される食込み部材、 前記継手本体の管装着部から切欠き部に係合して装着
    し、管端面との当接部を有するロック部材とからなり、 このロック部材は、継手本体に食込み部材を装着し袋ナ
    ットと螺合した状態で前記袋ナットの係止部に係合する
    と共に、接続管を管装着部に挿入し管の端面で前記当接
    部を押圧することにより袋ナットとの係合が外れる機構
    をもち、 前記袋ナットの係止部とロック部材との係合が外部から
    隠れた部分に有し、外部から前記係合を容易に外せない
    ようにしたことを特徴とする管継手。
  2. 【請求項2】 接続管を継手本体の管装着部に挿入した
    際に前記ロック部材の当接部が押圧されてロック部材の
    一部分が継手本体の外面に突き出すことを特徴とする請
    求項1記載の管継手。
  3. 【請求項3】 前記ロック部材は、継手本体に食込み部
    材を装着し袋ナットと螺合した状態で、前記継手本体の
    管装着部から切欠き部に係合して装着し、前記袋ナット
    の係止部に係合すると共に、食込み部材の切割り溝に係
    合し、接続管を管装着部に挿入した際に管の端面で押圧
    される管との当接部を有したことを特徴とする請求項1
    ないし請求項2記載の管継手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08152087A (ja) * 1994-11-28 1996-06-11 Furukawa Electric Co Ltd:The 管継手
KR100485948B1 (ko) * 2002-08-14 2005-04-29 태광농자재주식회사 농업용수 연결부재와 수지재 파이프의 결합구조
JP2008025615A (ja) * 2006-07-18 2008-02-07 Sekisui Chem Co Ltd 管継手
KR101530275B1 (ko) * 2014-09-29 2015-06-23 엠티코리아(주) 잠수함의 격벽 관통 관재 설치용 홀더 어셈블리

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