JPH05272636A - ロックアップ付トルコンの制御装置 - Google Patents

ロックアップ付トルコンの制御装置

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Publication number
JPH05272636A
JPH05272636A JP7150392A JP7150392A JPH05272636A JP H05272636 A JPH05272636 A JP H05272636A JP 7150392 A JP7150392 A JP 7150392A JP 7150392 A JP7150392 A JP 7150392A JP H05272636 A JPH05272636 A JP H05272636A
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JP
Japan
Prior art keywords
rotation speed
lock
speed
output shaft
lockup
Prior art date
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Pending
Application number
JP7150392A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Kitao
裕一 北尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP7150392A priority Critical patent/JPH05272636A/ja
Publication of JPH05272636A publication Critical patent/JPH05272636A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ロックアップコントロールバルブ2を操作す
ることによりトルコン3のロックアップクラッチ4を断
接する。入力軸回転数検出センサ5と、出力軸回転数検
出センサ6と、出力軸回転数Bが所要回転数βになった
とき及び入力軸回転数Aがエンジンアイドリング回転数
α以上で且つ出力軸回転数Bとの差が所定回転数γ以下
になったときに、ロックアップコントロールバルブ2を
介してロックアップクラッチ4を接状態にする制御機構
7とを設ける。 【効果】 操作適性時にロックアップ作動及びその解除
を自動的にすることができ、操縦性及び作業効率を向上
でき、エンストを防止すると共に燃費を良くすることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばトラクタ等にお
けるロックアップ付トルコンの制御装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば農用大型トラクタにおいては、操
縦性及び作業性を向上するために、ミッションにロック
アップ機能付のトルコン(トルクコンバータ)が使用さ
れており、このトルコンのロックアップ操作はオペレー
タが手動により行うようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術において
は、ロックアップ操作を手動で行うため、操作適性時か
らタイミングがずれたりすることがあり、エンストやシ
ョック発生の原因になり、ひいては燃費を悪くすること
がある。本発明は、出力軸回転数が所要回転数になった
とき及び入力軸回転数がエンジンアイドリング回転数以
上で且つ出力軸回転数との差が所定回転数以下になった
ときに、自動的にロックアップ作動状態になるようにす
ることにより、前記従来技術の問題点を解決できるよう
にしたロックアップ付トルコンの制御装置を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための具体的手段は、ロックアップコントロールバル
ブ2を操作することによりトルコン3のロックアップク
ラッチ4を断接するロックアップ付トルコンの制御装置
において、入力軸回転数検出センサ5と、出力軸回転数
検出センサ6と、出力軸回転数Bが所要回転数βになっ
たとき及び入力軸回転数Aがエンジンアイドリング回転
数α以上で且つ出力軸回転数Bとの差が所定回転数γ以
下になったときに、ロックアップコントロールバルブ2
を介してロックアップクラッチ4を接状態にする制御機
構7とを有することである。
【0005】
【作用】エンジン9を始動して入力軸12を回転させる
と、トルコン3を介して出力軸16が駆動され、後方の
変速機構11へ動力が伝達される。出力軸回転数検出セ
ンサ6が出力軸16の回転数Bが所要回転数βになった
ことを検出すると、その信号を制御機構7へ伝達し、制
御機構7によってロックアップコントロールバルブ2を
作動し、このロックアップコントロールバルブ2を介し
てロックアップクラッチ4を自動的に接状態にする。
【0006】また、入力軸回転数検出センサ5によって
検出される入力軸12の回転数Aと出力軸回転数Bとの
差が所定回転数γ以下になったときにも前記と同様に、
ロックアップコントロールバルブ2を介してロックアッ
プクラッチ4を自動的に接状態にする。但し、このとき
の入力軸12の回転数Aがエンジンアイドリング回転数
α以上でなければ、ロックアップクラッチ4はオンにな
らなく、エンストになるのを防止する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜3において、9はトラクタのエンジンで、
最高回転数が例えば2500〜3000rpmであり、
そのクランク軸10の回転はトルコン3を介して変速機
構11に伝達される。変速機構11は油圧切り換え式の
前後進切り換え機構を示している。
【0008】トルコン3はクランク軸10から動力が伝
達される入力軸12にフロントカバー13が固着され、
このフロントカバー13にポンプインペラー14が連結
され、タービンランナー15に出力軸16が連結され、
トランスミッションケース17にワンウエイクラッチ1
8を介してステータ19が支持されている。前記フロン
トカバー13とタービンランナー15との間にはロック
アップクラッチ4が配置されている。
【0009】2はロックアップコントロールバルブであ
り、ポンプ22とトルコン3との間に配置され、トルコ
ン3へ作動油を供給する油路23と、ロックアップクラ
ッチ4へ作動制御油を供給する油路24とを有し、スプ
ール25はパイロット油路27の油圧によって作動し、
このパイロット油路27はロックアップソレノイド26
によって制御される。
【0010】即ち、ロックアップソレノイド26が作動
して、パイロット油路27のパイロット圧ドレーン回路
が開放されると、パイロット圧が抜けてスプール25を
図1の状態に移動し、油路24の圧油をドレンする。こ
れにより、ロックアップクラッチ4がフロントカバー1
3に密着し、入力軸12と出力軸16とが直結し、ロッ
クアップクラッチ4が接状態、即ち、ロックアップオン
状態になる。
【0011】逆に、パイロット圧ドレーン回路が閉鎖さ
れると、パイロット圧によりスプール25を図1左方向
に移動し、油路24に作動制御油を供給し、ロックアッ
プクラッチ4をフロントカバー13から引き離し、ロッ
クアップ状態を解除してオフ状態にする。前記入力軸1
2にはその回転数Aを検出する入力軸回転数検出センサ
5が配置され、出力軸16にはその回転数Bを検出する
出力軸回転数検出センサ5が配置され、それらは制御機
構7に接続され、信号入力可能になっている。
【0012】この制御機構7はマイクロコンピユータを
内蔵したコントロールユニットであり、足踏み式又は手
動操作式のスイッチ28も接続されており、ロックアッ
プソレノイド26をオン・オフ操作する。前記制御機構
7によるロックアップコントロールバルブ2をロックア
ップオン状態にする制御モードは、図2に示すように、
スイッチ28により操作する手動の第1モードと、出力
軸回転数検出センサ6が検出する出力軸回転数Bが所要
回転数βに以上になったときに自動的に操作する第2モ
ードと、入力軸回転数検出センサ5と出力軸回転数検出
センサ6とが検出する回転数A、Bの差(A−B)が所
定回転数γ以下になったときに自動的に操作する第3モ
ードとがある。
【0013】次に、図3の動作フローチャートを参照し
ながら、トルコン3のロックアップ制御の作用を説明す
る。トラクタのエンジン9を始動させ(ステップ1)、
入力軸12を介してトルコン3を作動する(ステップ
2)。トルコン3の作動によって出力軸16が入力軸1
2に対してスベリを生じながら回転し、変速機構11等
に動力を伝達可能な状態になり、エンジン9の回転を増
速していくことにより出力軸16がトルクを伝達するよ
うになる。
【0014】ステップ3でスイッチ28をオフにしてい
るとき、ロックアップクラッチ4は解除されたままであ
り(ステップK)、スイッチ28をオンにすることによ
りロックアップ作動可能状態になる(ステップ4へ移
行)。このロックアップ作動可能状態にしておくと、入
力軸回転数検出センサ5及び出力軸回転数検出センサ6
で検出した入力軸回転数A及び出力軸回転数Bの信号
は、制御機構7へ伝達されて読込まれる(ステップ4、
5)。
【0015】エンジン9を加速して読込んだ出力軸回転
数Bが所要回転数β以上、例えば1200rpm以上に
なると(ステップ6)、ロックアップソレノイド26を
作動してロックアップクラッチ4をオンにし(ステップ
S)、所要回転数βより小さいと、ロックアップクラッ
チ4はオフのままで、出力軸回転数Bの読込みを繰り返
す。
【0016】しかし、出力軸回転数Bが所要回転数βよ
り小さくとも、入力軸回転数Aがエンジンアイドリング
回転数α、例えば700rpmより高いことを条件に
(ステップ7)、出力軸16にかかる負荷が小さくなっ
て、入力軸回転数Aと出力軸回転数Bとの差(A−B)
が所定回転数γ以下、例えば約200rpm以下になる
と(ステップ8、9)、ロックアップソレノイド26を
作動してロックアップクラッチ4をオンにする(ステッ
プS)。
【0017】出力軸16にかかる負荷が大きくなって、
ステップ9で入力軸回転数Aと出力軸回転数Bとの差が
所定回転数γ以上になると、また、ステップ7で入力軸
回転数Aがエンジンアイドリング回転数α又はそれ以下
になると、ロックアップクラッチ4はオフになり、入力
軸回転数A及び出力軸回転数Bの読込みを繰り返し、エ
ンストの防止もする。
【0018】前記ステップSでロックアップクラッチ4
がオンになっているとき、スイッチ28をオフに切り換
えると、ロックアップ作動は解除される。尚、本発明は
前記実施例に限定されるものではなく、種々変形するこ
とができる。例えば、エンジンアイドリング回転数α、
所要回転数β、所定回転数γ等はエンジン機種又は作業
種類によって異なり、最適値を選択しておけば良く、ま
た初期設定で適宜変更することができる。
【0019】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、制御機構
7によって、出力軸回転数Bが所要回転数βになったと
き及び入力軸回転数Aがエンジンアイドリング回転数α
以上で且つ出力軸回転数Bとの差が所定回転数γ以下に
なったときに、ロックアップコントロールバルブ2を介
してロックアップクラッチ4を接状態にするように構成
しているので、操作適性時にロックアップ作動及びその
解除を自動的にすることができ、操縦性及び作業効率を
向上でき、エンストを防止すると共に燃費を良くするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す全体説明図である。
【図2】同3種のモードを示す表である。
【図3】同動作フローチャートである。
【符号の説明】
2 ロックアップコントロールバルブ 3 トルコン 4 ロックアップクラッチ 5 入力軸回転数検出センサ 6 出力軸回転数検出センサ 7 制御機構 12 入力軸 16 出力軸 26 ロックアップソレノイド A 入力軸回転数 B 出力軸回転数 α エンジンアイドリング回転数 β 所要回転数 γ 所定回転数

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロックアップコントロールバルブ(2)
    を操作することによりトルコン(3)のロックアップク
    ラッチ(4)を断接するロックアップ付トルコンの制御
    装置において、 入力軸回転数検出センサ(5)と、出力軸回転数検出セ
    ンサ(6)と、出力軸回転数(B)が所要回転数(β)
    になったとき及び入力軸回転数(A)がエンジンアイド
    リング回転数(α)以上で且つ出力軸回転数(B)との
    差が所定回転数(γ)以下になったときに、ロックアッ
    プコントロールバルブ(2)を介してロックアップクラ
    ッチ(4)を接状態にする制御機構(7)とを有するこ
    とを特徴とするロックアップ付トルコンの制御装置。
JP7150392A 1992-03-27 1992-03-27 ロックアップ付トルコンの制御装置 Pending JPH05272636A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7150392A JPH05272636A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 ロックアップ付トルコンの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7150392A JPH05272636A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 ロックアップ付トルコンの制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05272636A true JPH05272636A (ja) 1993-10-19

Family

ID=13462550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7150392A Pending JPH05272636A (ja) 1992-03-27 1992-03-27 ロックアップ付トルコンの制御装置

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JP (1) JPH05272636A (ja)

Cited By (5)

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