JPH05272565A - スプリングシートラバー - Google Patents

スプリングシートラバー

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JPH05272565A
JPH05272565A JP7193992A JP7193992A JPH05272565A JP H05272565 A JPH05272565 A JP H05272565A JP 7193992 A JP7193992 A JP 7193992A JP 7193992 A JP7193992 A JP 7193992A JP H05272565 A JPH05272565 A JP H05272565A
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JP
Japan
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spring seat
spring
lip
spring sheet
annular groove
Prior art date
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JP7193992A
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JP2500281B2 (ja
Inventor
Katsumi Nanbara
勝美 南原
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2202/00Indexing codes relating to the type of spring, damper or actuator
    • B60G2202/10Type of spring
    • B60G2202/12Wound spring
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2202/00Indexing codes relating to the type of spring, damper or actuator
    • B60G2202/10Type of spring
    • B60G2202/14Plastic spring, e.g. rubber
    • B60G2202/143Plastic spring, e.g. rubber subjected to compression
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/10Mounting of suspension elements
    • B60G2204/12Mounting of springs or dampers
    • B60G2204/124Mounting of coil springs

Landscapes

  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 型抜きを行い易くしたスプリングシートラバ
ーを提供する。 【構成】 ストラットサスペンション上側のスプリング
シート6の半円形の環状溝8に収容されてコイルスプリ
ング7の上端部を受ける断面半円形状のスプリングシー
トラバー14が、成形時において、鉛直方向に立ち上げ
形成された一対のリップ部15,16を備えている。リ
ップ部15,16はスプリングシート6の環状溝8にガ
イドされて湾曲し、各々の先端部を当接させて空隙部1
3を形成し、各リップ部15,16には周長変化を吸収
するために4箇所に切欠部17,18が設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ストラットサスペン
ションのスプリングシートラバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ストラットサスペンションにおいては、
ストラットサスペンションの上側、即ち、車体側連結部
分のスプリングシートにスプリングシートラバーを介在
させ、このスプリングシートラバーで防振効果を得るよ
うにしたものがある。
【0003】図5は、ストラットサスペンションの上側
部の構造を示すもので、ショックアブソーバ1のピスト
ンロッド1Aの上端部には、インシュレータ2を介して
シェル3がナット4により締結固定され、このシェル3
が車体パネル5に締結されている。
【0004】シェル3の下側面にはスプリングシート6
が固着され、このスプリングシート6と図外のシリンダ
に固着されたスプリングシートとの間にコイルスプリン
グ7が弾装されている。スプリングシート6には半円形
の環状溝8が形成され、この環状溝8内に断面半円形の
スプリングシートラバー9が収容され、スプリングシー
トラバー9でコイルスプリング7の上端を受けて高周波
振動対策、即ち、スプリングシートラバー9の防振作用
によりコイルスプリング7から直接車体パネル5側に振
動が伝わらないようにしてある。
【0005】ここで、上記スプリングシートラバー9の
頂部全周には、図6に示すように底部が側方に広がり、
両側に各々内側に張り出すリップ部10,11を形成す
る凹部12が設けられており、環状溝8に収容されコイ
ルスプリング7力及び車体静荷重が作用した状態で前記
環状溝8との間に図5に示すように空隙部13が形成さ
れるようになっている。したがって、振動入力により空
隙部13が潰れるまではスプリングシートラバー9がリ
ップ部10,11との間で剪断変形するためバネ定数が
小さく、スプリングシートラバー9の剛性が低いため防
振作用が大きくなる(この構造は実公昭61−1488
6号公報に示されている)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のスプリングシートラバー9においては、図6に示すよ
うにスプリングシートラバー9の凹部12の開口部分1
2Aが内部より狭くなっているため、成形後の型抜きが
困難であるという問題がある。
【0007】そこで、この発明は型抜きが行い易く、か
つバネ定数を小さくできるスプリングシートラバーを提
供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】ストラットサスペンショ
ン上側のスプリングシートの半円形の環状溝に収容され
て、コイルスプリングの上端部を受ける断面略半円形の
スプリングシートラバーにおいて、前記環状溝に密接す
るスプリングシートラバーの頂部全周に、スプリングシ
ートにガイドされて内側に湾曲し空隙部を形成する一対
のリップ部が鉛直方向に立ち上げ形成され、各リップに
複数の切欠部が設けられている。
【0009】
【作用】製造時において一対のリップ部が鉛直方向に立
ち上げ形成されているため、リップ部を形成する金型の
型抜きがスムーズに行える。コイルスプリングに装着す
る際には各リップ部が湾曲しながらガイドされてその状
態でセットされるため、リップ部が復帰しようとする反
力が振動入力を相殺する方向に作用してバネ定数を低下
させる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面と共に前記従
来の構成と同一部分は同一符号を付して説明する。
【0011】図1はストラットサスペンションの上側部
の構造を示すもので、ショックアブソーバ1のピストン
ロッド1Aの上端部には、インシュレータ2を介してシ
ェル3がナット4により締結固定され、このシェル3が
車体パネル5に締結されている点、及びシェル3の下側
面にはスプリングシート6が固着され、このスプリング
シート6と図外のシリンダに固着されたスプリングシー
トとの間にコイルスプリング7が弾装されている点等の
基本的構成は前記従来のストラットサスペンションと同
様である。
【0012】ここで、スプリングシート6には半円形の
環状溝8が形成され、この環状溝8内に収容された状態
で断面略半円形のスプリングシートラバー14がコイル
スプリング7の上端との間に介装されている。
【0013】スプリングシートラバー14は図2,3に
示すように、頂部全周に、一対(内周側と外周側)のリ
ップ部15,16が鉛直方向に立ち上げ形成されたもの
で、下面にはコイルスプリング7の受け溝14Aが形成
されている。上記リップ部15,16はスプリングシー
ト6にガイドされて内側に湾曲し、図1に示すように各
リップ部15,16の先端が当接して空隙部13が形成
されるものであり、各リップ部15,16には図3に示
すように切欠部17,18が4箇所90°おきに設けら
れている。
【0014】上記実施例のスプリングシートラバー14
によれば、コイルスプリング7から振動が入力される
と、この振動入力に対して空隙部13が潰れるまではバ
ネ定数が小さく、スプリングシートラバー14の剛性が
低いため防振作用は大きいものとなる。そして、空隙部
13が潰れると、リップ部15,16およびスプリング
シートラバー14全体が圧縮変形して制振作用を発揮す
る。
【0015】このとき、各リップ部15,16はスプリ
ングシート6に装着された状態で各々の先端部が当接し
ているため、空隙部13の保形性が高く安定した防振特
性が得られると共に、大きな入力が作用した場合に各リ
ップ部15,16の先端部が当接している部位が空隙部
13の底壁13Aを受け止めるストッパとして機能する
利点がある。
【0016】また、各リップ部15,16はスプリング
シート6に収容した状態で湾曲するように構成されてい
るため、リップ部15,16が復帰しようとする力がス
プリングシートラバー14には下向きの反力として作用
し、これが上向きに作用する入力を相殺する力となって
働き、したがってバネ定数を低下させることができる。
【0017】そして、スプリングシートラバー14はス
プリングシート6に収容した状態で湾曲するように構成
されているため、成形時においてリップ部15,16が
互いに内側に湾曲している従来のように型抜きの際に金
型が引っ掛かることがなく、型抜き作業が行い易くな
る。
【0018】また、各リップ部15,16には切欠部1
7,18が形成されているため、リップ部15,16が
スプリングシート6にガイドされて湾曲してゆく際のリ
ップ部15,16の周長変化が吸収され、スプリングシ
ートラバー14をスプリングシート6にスムーズに装着
することができる。
【0019】尚、この発明は上記実施例に限られるもの
ではなく、図4に示すように、先細り状のリップ部1
9,20にして、各リップ部19,20の型抜きをより
行い易いようにすることも可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明してきたようにこの発明によれ
ば、一対のリップ部が鉛直方向に立ち上げ形成されてい
るため、成形時において、リップ部が互いに内側に湾曲
している従来のように型抜きの際に金型が引っ掛かるこ
とがなく、型抜き作業をスムーズに行うことができると
いう効果がある。
【0021】また、鉛直方向に立ち上げ形成されたリッ
プ部がスプリングシートにガイドされて装着されている
ことにより、リップ部が復帰しようとする力がスプリン
グシートラバーには下向きの反力として作用し、これが
上向きに作用する入力を相殺する力となって働く。した
がって、バネ定数をより一層低下させ、防振効果をより
大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の断面図。
【図2】図3のA−A線に沿う断面図。
【図3】この発明の実施例の平面図。
【図4】他の実施例の図2に相当する断面図。
【図5】従来技術の図1に相当する断面図。
【図6】従来技術の図2に相当する断面図。
【符号の説明】
6…スプリングシート 7…コイルスプリング 8…環状溝 13…空隙部 14…スプリングシートラバー 15,16…リップ部 17,18…切欠部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストラットサスペンション上側のスプリ
    ングシートの半円形の環状溝に収容されて、コイルスプ
    リングの上端部を受ける断面略半円形のスプリングシー
    トラバーにおいて、前記環状溝に密接するスプリングシ
    ートラバーの頂部全周に、スプリングシートにガイドさ
    れて内側に湾曲し空隙部を形成する一対のリップ部が鉛
    直方向に立ち上げ形成され、各リップに複数の切欠部が
    設けられていることを特徴とするスプリングシートラバ
    ー。
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Cited By (4)

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JP2500281B2 (ja) 1996-05-29

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