JPH05272313A - ロッカアーム構造 - Google Patents
ロッカアーム構造Info
- Publication number
- JPH05272313A JPH05272313A JP6823992A JP6823992A JPH05272313A JP H05272313 A JPH05272313 A JP H05272313A JP 6823992 A JP6823992 A JP 6823992A JP 6823992 A JP6823992 A JP 6823992A JP H05272313 A JPH05272313 A JP H05272313A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rocker arm
- valves
- rocker arms
- roller
- intake valves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 １個のカムで２個の弁の駆動を行なうと共
に、ロッカアームの回転を防止し弁高さの調整を不要に
する。 【構成】 ２個の吸気弁（排気弁）２１，２２をそれぞ
れ駆動するロッカアーム２７，２８を設け、２個のロッ
カアームを１個のローラ３１で連結し、１個のカム３３
によりローラ３１を介して２個の吸気弁２１，２２を駆
動すると共に、各ロッカアーム２７，２８をそれぞれラ
ッシアジャスタ２９，３０で支持し、ローラ３１により
一体となっているロッカアーム２７，２８の回転を防
ぎ、吸気弁２１，２２の高さ調整を不要にする。
に、ロッカアームの回転を防止し弁高さの調整を不要に
する。 【構成】 ２個の吸気弁（排気弁）２１，２２をそれぞ
れ駆動するロッカアーム２７，２８を設け、２個のロッ
カアームを１個のローラ３１で連結し、１個のカム３３
によりローラ３１を介して２個の吸気弁２１，２２を駆
動すると共に、各ロッカアーム２７，２８をそれぞれラ
ッシアジャスタ２９，３０で支持し、ローラ３１により
一体となっているロッカアーム２７，２８の回転を防
ぎ、吸気弁２１，２２の高さ調整を不要にする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はロッカアームの構造に関
する。
する。
【０００２】
【従来の技術】１個の気筒に吸気弁や排気弁が２個備え
られたエンジンでは、各弁に対応してロッカアーム、ラ
ッシアジャスタ及びカムを設置していた。しかし、この
構造では部品点数が多く、コスト的に不利であった。
られたエンジンでは、各弁に対応してロッカアーム、ラ
ッシアジャスタ及びカムを設置していた。しかし、この
構造では部品点数が多く、コスト的に不利であった。
【０００３】そこで、１個のカムで２個の弁を駆動する
ロッカアーム構造が提案されている。
ロッカアーム構造が提案されている。
【０００４】図４には従来のロッカアーム構造を備えた
気筒の概略構成、図５にはロッカアーム部の分解斜視を
示してある。
気筒の概略構成、図５にはロッカアーム部の分解斜視を
示してある。
【０００５】図４において、１は吸気通路、２，３は吸
気弁、４は排気通路、５，６は排気弁、７は吸気弁２，
３を駆動するためのロッカアーム、８は排気弁５，６を
駆動するためのロッカアーム、９，１０はラッシアジャ
スタ、１１，１２はカム１３，１４を有するカムシャフ
ト、１５，１６はカム１３，１４に当接するローラ、１
７は点火プラグである。
気弁、４は排気通路、５，６は排気弁、７は吸気弁２，
３を駆動するためのロッカアーム、８は排気弁５，６を
駆動するためのロッカアーム、９，１０はラッシアジャ
スタ、１１，１２はカム１３，１４を有するカムシャフ
ト、１５，１６はカム１３，１４に当接するローラ、１
７は点火プラグである。
【０００６】図５に示すように、ロッカアーム７（８）
は１個のラッシアジャスタ９（１０）に支持され、２個
の吸気弁２，３（排気弁５，６）を駆動するように、弁
側が二股となった形状となっている。
は１個のラッシアジャスタ９（１０）に支持され、２個
の吸気弁２，３（排気弁５，６）を駆動するように、弁
側が二股となった形状となっている。
【０００７】ロッカアーム７（８）の二股となった先端
と吸気弁２，３（排気弁５，６）との間には弁の高さを
調整するシム１８，１９が設けられ、一方のシム１８に
はロッカアーム７（８）が嵌合する溝２０が形成されて
いる。この溝２０により、ロッカアーム７（８）がラッ
シアジャスタ９（１０）を中心にして回転するのが防止
されている。
と吸気弁２，３（排気弁５，６）との間には弁の高さを
調整するシム１８，１９が設けられ、一方のシム１８に
はロッカアーム７（８）が嵌合する溝２０が形成されて
いる。この溝２０により、ロッカアーム７（８）がラッ
シアジャスタ９（１０）を中心にして回転するのが防止
されている。
【０００８】カムシャフト１１，１２が回転すると、カ
ム１３，１４によりローラ１５，１６を介してロッカア
ーム７，８が押され、吸気弁２，３、排気弁５，６の開
閉が行なわれる。
ム１３，１４によりローラ１５，１６を介してロッカア
ーム７，８が押され、吸気弁２，３、排気弁５，６の開
閉が行なわれる。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】図４，図５に示したロ
ッカアーム構造では、２個の吸気弁２，３（排気弁５，
６）に対してラッシアジャスタ９（１０）が１個で良い
が、弁高さを調整するシム１８，１９とその調整作業が
必要となってしまう。加えて、ロッカアーム７（８）の
回転を防止するため、シム１８に溝２０を加工する必要
があり、シム１８，１９の共用ができず部品点数の増大
とコスト高につながってしまう。
ッカアーム構造では、２個の吸気弁２，３（排気弁５，
６）に対してラッシアジャスタ９（１０）が１個で良い
が、弁高さを調整するシム１８，１９とその調整作業が
必要となってしまう。加えて、ロッカアーム７（８）の
回転を防止するため、シム１８に溝２０を加工する必要
があり、シム１８，１９の共用ができず部品点数の増大
とコスト高につながってしまう。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の構成は、１個の気筒に吸気弁もしくは排気弁
が２個備えられたエンジンにおいて、２個の弁に対応し
てそれぞれ設けられた各弁の駆動を行なうロッカアーム
と、該２個のロッカアームをそれぞれ支持するラッシア
ジャスタと、前記２個のロッカアームを連結しカムが当
接する１個のローラとからなることを特徴とする。
の本発明の構成は、１個の気筒に吸気弁もしくは排気弁
が２個備えられたエンジンにおいて、２個の弁に対応し
てそれぞれ設けられた各弁の駆動を行なうロッカアーム
と、該２個のロッカアームをそれぞれ支持するラッシア
ジャスタと、前記２個のロッカアームを連結しカムが当
接する１個のローラとからなることを特徴とする。
【００１１】
【作用】１個のカムにより１個のローラを介して２個の
ロッカアームが押され、２個の弁を同時に駆動する。
ロッカアームが押され、２個の弁を同時に駆動する。
【００１２】
【実施例】図１には本発明の一実施例に係るロッカアー
ム構造の概略構成、図２にはロッカアーム構造の側面、
図３には図２中のIII 矢視状態を示してある。
ム構造の概略構成、図２にはロッカアーム構造の側面、
図３には図２中のIII 矢視状態を示してある。
【００１３】図において、２１，２２は吸気弁（排気
弁）、２３，２４はリテーナ、２５，２６はバルブスプ
リングである。吸気弁２１，２２に対応してロッカアー
ム２７，２８がそれぞれ設けられ、ロッカアーム２７，
２８によって吸気弁２１，２２の駆動が行なわれる。各
ロッカアーム２７，２８の端部はそれぞれラッシアジャ
スタ２９，３０によって支持され、ロッカアーム２７，
２８はローラ３１によって連結されている。ローラ３１
はカムシャフト３２に設けられたカム３３に当接し、１
個のカム３３の回転によりロッカアーム２７，２８は同
時に押圧される。
弁）、２３，２４はリテーナ、２５，２６はバルブスプ
リングである。吸気弁２１，２２に対応してロッカアー
ム２７，２８がそれぞれ設けられ、ロッカアーム２７，
２８によって吸気弁２１，２２の駆動が行なわれる。各
ロッカアーム２７，２８の端部はそれぞれラッシアジャ
スタ２９，３０によって支持され、ロッカアーム２７，
２８はローラ３１によって連結されている。ローラ３１
はカムシャフト３２に設けられたカム３３に当接し、１
個のカム３３の回転によりロッカアーム２７，２８は同
時に押圧される。
【００１４】カムシャフト３２が回転すると、カム３３
によりローラ３１を介して２個のロッカアーム２７，２
８が同時に押され、２個の吸気弁２１，２２が１個のカ
ム３３によって同時に駆動される。２個のロッカアーム
２７，２８はローラ３１によって連結されているが、そ
れぞれラッシアジャスタ２９，３０によって支持されて
いるため、回転の虞がなく、また吸気弁２１，２２の高
さ調整も不要である。
によりローラ３１を介して２個のロッカアーム２７，２
８が同時に押され、２個の吸気弁２１，２２が１個のカ
ム３３によって同時に駆動される。２個のロッカアーム
２７，２８はローラ３１によって連結されているが、そ
れぞれラッシアジャスタ２９，３０によって支持されて
いるため、回転の虞がなく、また吸気弁２１，２２の高
さ調整も不要である。
【００１５】
【発明の効果】本発明のロッカアーム構造は、２個の弁
をそれぞれ駆動するロッカアームを設け、各ロッカアー
ムをラッシアジャスタでそれぞれ支持し、２個のロッカ
アームを１個のローラで連結したので、１個のカムをロ
ーラに当接させることで２個の弁の駆動が可能となる。
ロッカアームはラッシアジャスタに支持されているた
め、一体となったロッカアームが回転する虞がなく、弁
高さの調整が不要となる。この結果、機構の簡素化とコ
スト低減が図れる。
をそれぞれ駆動するロッカアームを設け、各ロッカアー
ムをラッシアジャスタでそれぞれ支持し、２個のロッカ
アームを１個のローラで連結したので、１個のカムをロ
ーラに当接させることで２個の弁の駆動が可能となる。
ロッカアームはラッシアジャスタに支持されているた
め、一体となったロッカアームが回転する虞がなく、弁
高さの調整が不要となる。この結果、機構の簡素化とコ
スト低減が図れる。
【図１】本発明の一実施例に係るロッカアーム構造の概
略構成を表わす斜視図。
略構成を表わす斜視図。
【図２】本発明の一実施例に係るロッカアーム構造の側
断面図。
断面図。
【図３】図２中のIII 矢視図。
【図４】従来のロッカアーム構造を備えた気筒の概略構
成図。
成図。
【図５】ロッカアーム部の分解斜視図。
【符号の説明】 ２１，２２ 吸気弁（排気弁） ２７，２８ ロッカアーム ２９，３０ ラッシアジャスタ ３１ ローラ ３２ カムシャフト ３３ カム
Claims (1)
- 【請求項１】 １個の気筒に吸気弁もしくは排気弁が２
個備えられたエンジンにおいて、２個の弁に対応してそ
れぞれ設けられた各弁の駆動を行なうロッカアームと、
該２個のロッカアームをそれぞれ支持するラッシアジャ
スタと、前記２個のロッカアームを連結しカムが当接す
る１個のローラとからなることを特徴とするロッカアー
ム構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6823992A JPH05272313A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | ロッカアーム構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6823992A JPH05272313A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | ロッカアーム構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05272313A true JPH05272313A (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=13368035
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6823992A Withdrawn JPH05272313A (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | ロッカアーム構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05272313A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19622770A1 (de) * | 1996-06-07 | 1997-12-11 | Bayerische Motoren Werke Ag | Ventiltrieb für eine Arbeits- oder Kraftmaschine, insbesondere Brennkraftmaschine |
| KR20030072021A (ko) * | 2002-03-05 | 2003-09-13 | 지엠대우오토앤테크놀로지주식회사 | 자동차 엔진의 밸브 트레인 |
| DE102011012614A1 (de) * | 2011-02-28 | 2012-08-30 | Neumayer Tekfor Holding Gmbh | Nockenfolger und Ventiltrieb |
-
1992
- 1992-03-26 JP JP6823992A patent/JPH05272313A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19622770A1 (de) * | 1996-06-07 | 1997-12-11 | Bayerische Motoren Werke Ag | Ventiltrieb für eine Arbeits- oder Kraftmaschine, insbesondere Brennkraftmaschine |
| KR20030072021A (ko) * | 2002-03-05 | 2003-09-13 | 지엠대우오토앤테크놀로지주식회사 | 자동차 엔진의 밸브 트레인 |
| DE102011012614A1 (de) * | 2011-02-28 | 2012-08-30 | Neumayer Tekfor Holding Gmbh | Nockenfolger und Ventiltrieb |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990608 |