JPH05271467A - 合成樹脂用難燃剤及びその樹脂組成物 - Google Patents

合成樹脂用難燃剤及びその樹脂組成物

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JPH05271467A
JPH05271467A JP9738592A JP9738592A JPH05271467A JP H05271467 A JPH05271467 A JP H05271467A JP 9738592 A JP9738592 A JP 9738592A JP 9738592 A JP9738592 A JP 9738592A JP H05271467 A JPH05271467 A JP H05271467A
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synthetic resin
flame
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JP9738592A
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Hisanao Yamamoto
久尚 山本
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Asahi Kasei Epoxy Co Ltd
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Asahi Ciba Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 難燃剤の分子構造を変えることによって耐光
性に優れた合成樹脂用難燃剤及び難燃性樹脂組成物を提
供。 【構成】 ハロゲン化ビスフェノール型エポキシ樹脂の
片末端をハロゲン化フェノールで、もう片末端を芳香族
カルボン酸で封止した化合物を含む難燃剤。更に、その
難燃剤を合成樹脂に配合した、難燃性と耐光性に優れた
難燃性合成樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に耐光性に優れ、か
つ良好な難燃性を与える合成樹脂用難燃剤および難燃性
樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂はその優れた特性を巧みに利用
することにより広い範囲に使用され、今後もますますそ
の用途は広められようとしている。しかし、合成樹脂は
燃えやすいという欠点のため、厳しい規制がなされるよ
うになってきた。近年、合成樹脂はOA機器のハウジン
グ材に使用される例が増加しており、この場合、難燃性
のみならず、高度な耐光性が要求される。この理由は、
従来、OA機器のハウジング材は、表面を塗装されるこ
とが一般的であったが、最近はコストタウンの要請か
ら、塗装を行わない傾向にあり、塗装を行わない場合で
も高度な耐光性を有する合成樹脂製ハウジング材が求め
られるようになってきたためである。
【0003】従来、合成樹脂を難燃化する手段が種々検
討されてきたが、なかでもその代表的な例は難燃剤を添
加する方法である。難燃剤としては、リン系化合物、ハ
ロゲン系化合物、アンチモン酸化物等が使用されてい
る。このうち、ハロゲン系化合物は合成樹脂の難燃剤と
して、効果的で、なかでも、比較的高度な難燃性を付与
できるものとして、テトラブロモビスフェノールA、デ
カブロモジフェニルエーテル、ブロム化カーボネートオ
リゴマー等が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、テトラ
ブロモビスフェノールAを難燃剤として使用した場合、
樹脂の耐熱性および熱安定性が著しく低下する。特開昭
49−80159号公報には、テトラブロモビスフェノ
ールAのかかる欠点を克服するための技術が開示されて
いるが、しかし、樹脂の耐熱性および熱安定性が充分に
解決されたものとはいえず、さらに、耐光性が著しく低
下するという致命的な欠陥を有する。
【0005】特公昭52−32898号公報には、デカ
ブロモジフェニルエーテルを難燃剤として使用すること
が提案されているが、デカブロモジフェニルエーテルは
耐光性が悪く、紫外線の強い場所に曝されてる成形物品
の難燃剤として使用することはできない。特公昭56−
25953号公報、特開昭58−65741号公報に
は、ブロム化カーボネートオリゴマーを難燃剤として使
用することが提案されているが、該難燃剤は耐光性がO
A機器等の耐光性が要求される機器ハウジング材用の合
成樹脂に配合する場合、成形物の塗装が必須条件とな
る。
【0006】また、特開昭61−241322号公報で
はテトラブロモビスフェノールA型エポキシ樹脂あるい
は、その末端エポキシ基とトリブロモフェノールとを反
応させて得られたハロゲン含有芳香族ジオールのエーテ
ル誘導体を難燃剤として使用する技術が提案されてい
る。該技術により、耐光性が或る程度改良されたが、合
成樹脂製ハウジング材用途における耐光性に対する要求
を充分に満足させるには至っておらず、さらに耐光性に
優れた難燃剤の開発が要求されている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、耐光性に優
れた合成樹脂用難燃剤を得ることを目的として、鋭意研
究を重ねた結果、本発明を完成させた。即ち、本発明
は、 (1)式〔I〕
【化7】
【0008】〔式中Xは臭素原子、塩素原子等のハロゲ
ン原子、Dは−CH2 −、−SO2 −、−C(CH3
2 −、−O−基を表し、jは平均値が0〜4であり、i
は1〜4の整数であり、 Aは式(イ)
【化8】 (式中Vは臭素原子、塩素原子等のハロゲン原子、Yは
水酸基、Zは水素原子、l、m、nは0〜5の整数であ
り、l+m+n=5の関係を満たす。)で表され、式中
Bは式(ロ)から選ばれる構造である。〕
【化9】
【0009】(式中Wは臭素原子又は塩素原子等のハロ
ゲン原子、Rは低級アルキル基、Qは水素原子を示し、
p、q、kは0〜5の整数であり、p+q+k=5の関
係を満たす。)で表されるハロゲン含有化合物を含むこ
とを特徴とする合成樹脂用難燃剤。
【0010】(2)(A)合成樹脂100重量部 (B)請求項1に記載の合成樹脂用難燃剤1〜40重量
部 (C)三酸化アンチモン1〜10重量部 を含有することを特徴とする難燃性樹脂組成物に関す
る。
【0011】式〔I〕で表される合成樹脂用難燃剤は式
〔II〕:
【化10】
【0012】〔ただし、式中D、X、i、jは式〔I〕
の場合と同様である。〕で表されるハロゲン化ビスフェ
ノール型エポキシ樹脂と、式〔III〕で表される芳香
族カルボン酸及び式[IV]で表されるハロゲン化または非
ハロゲン化フェノールを触媒の存在下で加熱反応させる
ことにより得ることができる。
【化11】 (式中V、Y、Z、l、m、nは式(イ)の場合と同
じ)
【化12】 (式中W、R、Q、p、k、qは式(ロ)の場合と同
じ)
【0013】ここで、ハロゲン化ビスフェノール型エポ
キシ樹脂とは、二官能性フェノール化合物とエピハロヒ
ドリンとの重縮合物を意味する。二官能性フェノール化
合物の例としては、テトラブロモビスフェノールA、テ
トラブロモ−ジ(ヒドロキシフェニル)スルホン、テト
ラプロモ−ジ(ヒドロキシフェニル)エーテル、テトラ
ブロモ−ジ(ヒドロキシフェニル)メタン、テトラクロ
ロビスフェノールA、ジクロロ−ジ(ヒドロキシフェニ
ル)メタン等をいう。また、エピハロヒドリンの例とし
ては、エピクロルヒドリン、エピブロムヒドリン等が挙
げられる。
【0014】式〔III〕で表される芳香族カルボン酸
の例としては、安息香酸、サリチル酸、臭素化安息香
酸、塩素化安息香酸などが挙げられる。式〔IV〕で表
されるハロゲン化または非ハロゲン化フェノールの例と
しては、トリブロモフェノール、ペンタブロモフェノー
ル、オルソクレゾール、メタクレゾール、パラクレゾー
ルなどが挙げられる。
【0015】反応に際し使用される触媒としては、塩基
性触媒、リン系触媒などが挙げられる。塩基性触媒の例
としては、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム、トリブ
チルアミン、テトラメチルアンモニウムクロライド、ベ
ンジルトリメチルアンモニウムクロライド、トリエチル
アミン、トリイソプロピルアミン、ベンジルジエチルア
ミン、2−フェニルイミダゾール、イミダゾール、N−
メチルイミダゾールなどが挙げられる。
【0016】また、リン系触媒の例としては、トリフェ
ニルホスフィン、トリメチルホスフィン、ベンジルトリ
フェニルホスホニウムブロマイド、アミルトリフェニル
ホスホニウムブロマイド、ヨウ化ベンジルトリフェニル
ホスホニウム等が挙げられる。
【0017】ハロゲン化ビスフェノール型エポキシ樹脂
と芳香族カルボン酸の使用量は、ハロゲン化ビスフェノ
ール型エポキシ樹脂中のエポキシ基1当量に対し、芳香
族カルボン酸を0.01〜0.99当量の範囲内で、好
ましくは0.05〜0.7当量、特に好ましくは0.1
〜0.5当量の範囲で選ばれる。芳香族カルボン酸の使
用量が0.01当量よりも少ないと耐光性向上の効果が
顕著でなく、1.0当量よりも多いと難燃性が低下する
ので好ましくない。ハロゲン化ないし非ハロゲン化フェ
ノールは、ハロゲン化ビスフェノール型エポキシ樹脂中
のエポキシ基の当量数から芳香族カルボン酸の当量数を
差し引いた当量数に0.1〜1.5、好ましくは0.5
〜1.3、特に好ましくは0.9〜1.1の範囲の数を
乗じた当量数を使用する。
【0018】ハロゲン化ないし非ハロゲン化フェノール
の使用量が少ないと、難燃性が低下したり、未反応のエ
ポキシ基が多量に残存して難燃剤の物性が不安定となっ
たりして好ましくなく、多すぎると未反応のハロゲン化
ないし非ハロゲン化フェノールの残存量が多く、難燃剤
をプラスチックに添加したときに耐衝撃性が低下した
り、ブリードアウト等の問題が生じて好ましくない。
【0019】また、使用する触媒の量は、ハロゲン化ビ
スフェノール型エポキシ樹脂のエポキシ基1当量に対し
て0.01〜2重量部使用するのが望ましい。使用する
量が少ないと、ハロゲン化ビスフェノール型エポキシ樹
脂中のエポキシ基と樹脂中の水酸基とが副反応を起こし
て好ましくなく、多すぎると難燃剤を配合したプラスチ
ックを成形するときの着色の原因となり好ましくない。
【0020】反応においては、その反応温度は80〜2
20℃、好ましくは120〜180℃で行い、反応溶媒
は使用してもよいし使用しなくてもよい。また、反応に
際しては必要に応じて重合禁止剤を添加してもよい。そ
の具体例としては、ヒドロキノン、メトキシヒドロキノ
ン、N,N’−ジ−ナフチル−p−フェニレンジアミン
などが挙げられる。
【0021】また、式〔I〕で表される合成樹脂用難燃
剤は式〔II’〕で表されるグリシジルエステル化合物
および、式〔III’〕で表されるグリシジルエーテル
化合物を式〔IV’〕で表されるハロゲン化ビスフェノ
ール化合物と反応させることによっても得ることができ
る。
【化13】 (式中V、Y、Z、l、m、nは式(イ)の場合と同
じ)
【0022】
【化14】 (式中W、R、Q、p、k、qは式(ロ)の場合と同
じ)
【化15】 (式中D、X、iは式〔I〕の場合と同じ)
【0023】式〔II’〕で表されるグリシジルエステ
ル化合物の具体例を挙げると、安息香酸グリシジルエス
テル、サリチル酸グリシジルエステル、ブロム化安息香
酸グリシジルエステルなどが挙げられる。
【0024】式〔III’〕で表されるグリシジルエー
テル化合物の具体例を挙げると、トリブロモフェニルグ
リシジルエーテル、ペンタブロモフェニルグリシジルエ
ーテル、クレジルグリシジルエーテル等が挙げられる。
式〔IV’〕で表されるハロゲン化ビスフェノール化合
物の具体例としては、テトラブロモビスフェノールA、
テトラブロモ−ジ(ヒドロキシフェニル)スルホン、テ
トラブロモ−ジ(ヒドロキシフェニル)エーテル、テト
ラブロモ−ジ(ヒドロキシフェニル)メタン、テトラク
ロロビスフェノールA、ジクロロ−ジ(ヒドロキシフェ
ニル)メタン等が挙げられる。
【0025】反応に際し、その配合量は、式(IV’〕
で表されるハロゲン化ビスフェノール化合物のフェノー
ル性水酸基1当量に対して、式〔II’〕で表されるグ
リシジルエステル化合物を0.01〜0.9当量、好ま
しくは0.05〜0.7当量、特に好ましくは0.1〜
0.5当量の範囲内で選ばれる。
【0026】式〔III’〕で表されるグリシジルエー
テル化合物の配合量は、ハロゲン化ビスフェノール化合
物のフェノール性水酸基の当量から、式(II’〕で表
されるグリシジルエステル化合物の当量数を差し引いた
当量数に、0.1〜1.5、好ましくは0.5〜1.
3、特に好ましくは0.9〜1.1の範囲の数を乗じた
当量数を使用する。
【0027】この反応に際して使用される触媒は前記し
たものが使用でき、反応温度は80〜220℃、好まし
くは120〜180℃で行われる。また、反応に際して
は必要に応じて重合禁止剤を添加してもよく、その具体
例としては、ヒドロキノン、メトキシヒドロキノン、
N,N’−ジ−ナフチル−P−フェニレンジアミン等が
挙げられる。
【0028】本発明の合成樹脂用難燃剤は、式〔I〕で
表されるハロゲン含有化合物を含むことを特徴とする
が、この該合成樹脂用難燃剤は式〔I〕で表されるハロ
ゲン含有化合物を合成する過程で生成する種々の副生成
物や、場合によっては合成に用いる各種原料を含むこと
を意味する。
【0029】該ハロゲン含有化合物を合成する過程で生
成する副生成物の例としては、ハロゲン含有エポキシ樹
脂の両末端が式〔III〕で表される芳香族カルボン酸
と付加反応して生成した構造の化合物や、ハロゲン含有
エポキシ樹脂の両末端が式〔IV〕で表されるハロゲン
化または非ハロゲン化フェノールと付加反応して生成し
た構造の化合物などが挙げられる。
【0030】また、合成に用いる各種原料の例として
は、式〔II〕で表されるハロゲン化ビスフェノール型
エポキシ樹脂、式〔IV’〕で表されるハロゲン化ビス
フェノール化合物等が挙げられる。
【0031】本発明で得られた式〔I〕で表されるハロ
ゲン含有化合物を含む合成樹脂用難燃剤は、種々の合成
樹脂に配合されることにより、合成樹脂に難燃性と耐光
性を付与することができる。その配合割合は、合成樹脂
100重量部に対して、合成樹脂用難燃剤を1〜40重
量部と広範囲に変化させることができる。特に好ましい
配合割合は、合成樹脂用難燃剤が10〜25重量部であ
る。
【0032】本発明の合成樹脂用難燃剤は粉状、フレー
ク状、ペレット状の形状で配合できるが、分散性の面か
ら粉状物で配合することが好ましい。特に、粒径が10
0μ以下に微粉砕された形状の物を使用すると、良好な
物性を有する成形物を与える。
【0033】本発明の合成樹脂用難燃剤を合成樹脂に配
合する方法については特に限定されず、タンブラーミキ
サー、バンバリーミキサー、ニーダー、ロール、溶融押
し出しによる方法などがある。本発明の合成樹脂用難燃
剤には、必要に応じて通常の合成樹脂に使用される他種
の難燃剤、例えば、三酸化アンチモン、塩素化ポリエチ
レン、テトラブロモビスフェノールA、ブロム化ポリカ
ーボネートオリゴマー、デカブロモジフェニルエーテル
などがさらに添加することができ、また、各種添加剤、
例えば、紫外線吸収剤、可塑剤、着色剤、充填剤、補強
剤、滑剤、安定剤などを添加しても良い。
【0034】本発明による難燃剤を適用しうる合成樹脂
類としては、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、
ポリスチレン樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体、ス
チレン−ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、ポリ
塩化ビニル樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ
メタアクリル酸樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリブテン
樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリカー
ボネート樹脂、飽和ポリエステル樹脂、フェノール樹
脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、アルキッド樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹
脂、ジアリルフタレート樹脂、ポリブタジエン樹脂など
の合成樹脂類である。特に好ましい樹脂類はポリスチレ
ン樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−ブ
タジエン−アクリロニトリル共重合体、及び飽和ポリエ
ステル樹脂である。
【0035】
【実施例】以下、実施例及び比較例を挙げて本発明の説
明を行うが、これらは本発明の範囲を制限しない。尚、
難燃剤及び成形試料の評価は次の方法で実施した。 難燃性:UL94試験法(1/16インチ) 耐光性:サンシャインウエザオメーターを用いて光
照射を行い、100、200時間後の試験片変色を測色
色差計を用いて試験前後を測定し、JIS Z−873
0の6.1により色相式より計算した。
【0036】 反応生成物中の各分子種の同定:反応
生成物中の各分子種の同定は、反応生成物を高速液体ク
ロマトグラフィーによって各成分を分離し、各成分につ
いて質量分析を行い、構造を決定した。 反応生成物中の各分子種の含有量の測定:反応生成
物中の各分子種の含有量の測定は高速液体クロマトグラ
フィーにより測定して求めた。 エポキシ価:エポキシ価は、エポキシ樹脂100g
中に含まれるエポキシ基の当量数で定義され、JIS
K−7236に準拠して求めた。 酸価:酸価の測定はJIS K−6901に準拠し
て測定した。
【0037】(合成例1)攪拌羽根を付けた、1Lのセ
パラブルフラスコにエポキシ当量400のテトラブロモ
ビスフェノールAのジグリシジルエーテル(旭化成工業
(株)製<登録商標>AER745)400部と安息香
酸6.1部、およびNaOHの20%水溶液を0.3部
加え、窒素気流下で加熱して内温を150℃まで上昇さ
せ、そのまま酸価が1以下になるまで150℃で反応さ
せた。酸価が1以下になったことを確認した後、トリブ
ロモフェノール314.5部を加え、反応温度を180
℃に設定して、エポキシ価が0.005以下になるまで
反応させて、難燃性化合物aを得た。難燃性化合物aに
含まれる後記化合物Aの含有量を高速液体クロマトグラ
フィーによって測定したところ4.5モル%であった。
【0038】(合成例2)攪拌羽根を付けた、1Lのセ
パラブルフラスコにエポキシ当量400のテトラブロモ
ビスフェノールAのジグリシジルエーテル(旭化成工業
(株)製<登録商標>AER745)400部と安息香
酸12.2部、およびNaOHの20%水溶液を0.3
部加え、窒素気流下で加熱して内温を150℃まで上昇
させ、そのまま酸価が1以下になるまで150℃で反応
させた。酸価が1以下になったことを確認した後、トリ
ブロモフェノール298部を加え、反応温度を180℃
に設定してエポキシ価が0.005以下になるまで反応
させて難燃性化合物bを得た。難燃性化合物bに含まれ
る後記化合物Aの含有量を高速液体クロマトグラフィー
によって測定したところ8.2モル%であった。
【0039】(合成例3)攪拌羽根を付けた、1Lのセ
パラブルフラスコにエポキシ当量400のテトラブロモ
ビスフェノールAのジグリシジルエーテル(旭化成工業
(株)製<登録商標>AER745)400部と安息香
酸36.6部、およびNaOHの20%水溶液を0.3
部加え、窒素気流下で加熱して内温を150℃まで上昇
させ、そのまま酸価が1以下になるまで150℃で反応
させた。酸価が1以下になったことを確認した後、トリ
ブロモフェノール231.7部を加え、反応温度を18
0℃に設定してエポキシ価が0.005以下になるまで
反応させて難燃性化合物cを得た。難燃性化合物cに含
まれる後記化合物Aの含有量を高速液体クロマトグラフ
ィーによって測定したところ23.1モル%であった。
【0040】(合成例4)攪拌羽根を付けた、1Lのセ
パラブルフラスコにエポキシ当量400のテトラブロモ
ビスフェノールAのジグリシジルエーテル(旭化成工業
(株)製<登録商標>AER745)400部と安息香
酸61部、およびNaOHの20%水溶液を0.3部加
え、窒素気流下で加熱して内温を150℃まで上昇さ
せ、そのまま酸価が1以下になるまで150℃で反応さ
せた。酸価が1以下になったことを確認した後、トリブ
ロモフェノール165.5部を加え、反応温度を180
℃に設定してエポキシ価が0.005以下になるまで反
応させて難燃性化合物dを得た。難燃性化合物dに含ま
れる後記化合物Aの含有量を高速液体クロマトグラフィ
ーによって測定したところ38.1モル%であった。
【0041】(合成例5)攪拌羽根を付けた、1Lのセ
パラブルフラスコにエポキシ当量400のテトラブロモ
ビスフェノールAのジグリシジルエーテル(旭化成工業
(株)製<登録商標>AER745)400部と安息香
酸97.6部、およびNaOHの20%水溶液を0.3
部加え、窒素気流下で加熱して内温を150℃まで上昇
させ、そのまま酸価が1以下になるまで150℃で反応
させた。酸価が1以下になったことを確認した後、トリ
ブロモフェノール66.2部を加え、反応温度を180
℃に設定してエポキシ価が0.005以下になるまで反
応させて難燃性化合物eを得た。難燃性化合物eに含ま
れる後記化合物Aの含有量を高速液体クロマトグラフィ
ーによって測定したところ10.3モル%であった。
【0042】(合成例6)攪拌羽根を付けた、1Lのセ
パラブルフラスコにエポキシ当量400のテトラブロモ
ビスフェノールAのジグリシジルエーテル(旭化成工業
(株)製<登録商標>AER745)400部と安息香
酸36.6部、トリブロモフェノール231.7部、お
よびNaOHの20%水溶液を0.3部加え、窒素気流
下で加熱して反応温度を180℃に設定してエポキシ価
が0.005以下になるまで反応させて難燃性化合物f
を得た。難燃性化合物fに含まれる後記化合物Aの含有
量を高速液体クロマトグラフィーによって測定したとこ
ろ16.1モル%であった。
【0043】(合成例7)攪拌羽根を付けた、1Lのセ
パラブルフラスコにエポキシ当量400のテトラブロモ
ビスフェノールAのジグリシジルエーテル(旭化成工業
(株)製<登録商標>AER745)400部と安息香
酸61部、トリブロモフェノール165.5部、および
NaOHの20%水溶液を0.3部加え、窒素気流下で
加熱して内温を150℃まで上昇させ、反応温度を18
0℃に設定してエポキシ価が0.005以下になるまで
反応させて難燃性化合物gを得た。難燃性化合物gに含
まれる後記化合物Aの含有量を高速液体クロマトグラフ
ィーによって測定したところ32.1モル%であった。
【0044】(合成例8)攪拌羽根を付けた、1Lのセ
パラブルフラスコにエポキシ当量400のテトラブロモ
ビスフェノールAのジグリシジルエーテル(旭化成工業
(株)製<登録商標>AER745)400部とトリブ
ロモフェノール314.5部、およびNaOHの20%
水溶液を0.3部加え、窒素気流下で加熱して150℃
で3時間反応させた。その後、サリチル酸6.9部を加
え、反応温度を150℃に設定してエポキシ価が0.0
05以下になるまで反応させて難燃性化合物hを得た。
難燃性化合物hに含まれる後記化合物Bの含有量を高速
液体クロマトグラフィーによって測定したところ4.1
モル%であった。
【0045】(合成例9)攪拌羽根を付けた、1Lのセ
パラブルフラスコにエポキシ当量400のテトラブロモ
ビスフェノールAのジグリシジルエーテル(旭化成工業
(株)製<登録商標>AER745)400部とトリブ
ロモフェノール297.9部、およびNaOHの20%
水溶液を0.3部加え、窒素気流下で加熱して150℃
で3時間反応させた。その後、サリチル酸13.8部を
加え、反応温度を150℃に設定してエポキシ価が0.
005以下になるまで反応させて難燃性化合物iを得
た。難燃性化合物iに含まれる後記化合物Bの含有量を
高速液体クロマトグラフィーによって測定したところ
7.6モル%であった。
【0046】(合成例10)攪拌羽根を付けた、1Lの
セパラブルフラスコにエポキシ当量400のテトラブロ
モビスフェノールAのジグリシジルエーテル(旭化成工
業(株)製<登録商標>AER745)400部とトリ
ブロモフェノール231.7部、およびNaOHの20
%水溶液を0.3部加え、窒素気流下で加熱して150
℃で3時間反応させた。その後、サリチル酸41.4部
を加え、反応温度を150℃に設定してエポキシ価が
0.005以下になるまで反応させて難燃性化合物jを
得た。難燃性化合物jに含まれる後記化合物Bの含有量
を高速液体クロマトグラフィーによって測定したところ
19.5モル%であった。
【0047】(合成例11)攪拌羽根を付けた、1Lの
セパラブルフラスコにエポキシ当量400のテトラブロ
モビスフェノールAのジグリシジルエーテル(旭化成工
業(株)製<登録商標>AER745)400部とトリ
ブロモフェノール165.5部、およびNaOHの20
%水溶液を0.3部加え、窒素気流下で加熱して150
℃で3時間反応させた。その後、サリチル酸69部を加
え、反応温度を150℃に設定してエポキシ価が0.0
05以下になるまで反応させて難燃性化合物kを得た。
難燃性化合物kに含まれる後記化合物Bの含有量を高速
液体クロマトグラフィーによって測定したところ33.
4モル%であった。
【0048】(合成例12)攪拌羽根を付けた、1Lの
セパラブルフラスコにエポキシ当量400のテトラブロ
モビスフェノールAのジグリシジルエーテル(旭化成工
業(株)製<登録商標>AER745)400部とトリ
ブロモフェノール66.2部、およびNaOHの20%
水溶液を0.3部加え、窒素気流下で加熱して150℃
で3時間反応させた。その後、サリチル酸110.4部
を加え、反応温度を150℃に設定してエポキシ価が
0.005以下になるまで反応させて難燃性化合物lを
得た。難燃性化合物lに含まれる後記化合物Bの含有量
を高速液体クロマトグラフィーによって測定したところ
9.8モル%であった。
【0049】(合成例13)攪拌羽根を付けた、1Lの
セパラブルフラスコにエポキシ当量360のテトラブロ
モビスフェノールAのジグリシジルエーテル(旭化成工
業(株)製<登録商標>AER745)360部と安息
香酸36.6部、およびNaOHの20%水溶液を0.
3部加え、窒素気流下で加熱して150℃まで上昇さ
せ、そのまま酸価が1以下になるまで150℃で反応さ
せた。酸価が1以下になったことを確認した後、トリブ
ロモフェノール231.7部を加え、反応温度を180
℃に設定してエポキシ価が0.005以下になるまで反
応させて難燃性化合物mを得た。難燃性化合物mに含ま
れる後記化合物Aの含有量を高速液体クロマトグラフィ
ーによって測定したところ22.1モル%であった。
【0050】(合成例14)攪拌羽根を付けた、1Lの
セパラブルフラスコにエポキシ当量360のテトラブロ
モビスフェノールAのジグリシジルエーテル(旭化成工
業(株)製<登録商標>AER745)360部とサリ
チル酸44.4部、およびNaOHの20%水溶液を
0.3部加え、窒素気流下で加熱して内温を150℃ま
で上昇させ、そのまま酸価が1以下になったことを確認
した後、トリブロモフェノール231.7部を加え、反
応温度を180℃に設定してエポキシ価が0.005以
下になるまで反応させて難燃性化合物pを得た。難燃性
化合物pに含まれる後記化合物Bの含有量を高速液体ク
ロマトグラフィーによって測定したところ17.2モル
%であった。
【0051】(合成例15)攪拌羽根を付けた、1Lの
セパラブルフラスコにエポキシ当量400のテトラブロ
モビスフェノールAのジグリシジルエーテル(旭化成工
業(株)製<登録商標>AER745)400部とサリ
チル酸41.4部、トリブロモフェノール231.7
部、およびNaOHの20%水溶液を0.3部加え、窒
素気流下で加熱して反応温度を150℃に設定してエポ
キシ価が0.005以下になるまで反応させて難燃性化
合物nを得た。難燃性化合物nに含まれる後記化合物B
の含有量を高速液体クロマトグラフィーによって測定し
たところ15.0モル%であった。
【0052】(合成例16)攪拌羽根を付けた、1Lの
セパラブルフラスコにエポキシ当量400のテトラブロ
モビスフェノールAのジグリシジルエーテル(旭化成工
業(株)製<登録商標>AER735)400部とサリ
チル酸69.0部、トリブロモフェノール165.5
部、およびNaOHの20%水溶液を0.3部加え、窒
素気流下で加熱して反応温度を150℃に設定してエポ
キシ価が0.005以下になるまで反応させて難燃性化
合物oを得た。難燃性化合物oに含まれる後記化合物B
の含有量を高速液体クロマトグラフィーによって測定し
たところ22.1モル%であった。
【0053】(合成例17)攪拌羽根を付けた、1Lの
セパラブルフラスコにエポキシ当量400のテトラブロ
モビスフェノールAのジグリシジルエーテル(旭化成工
業(株)製<登録商標>AER735)400部とNa
OHの20%水溶液を0.3部及びトリブロモフェノー
ル331部を加え、窒素気流下で加熱して内温を180
℃まで上昇させ、エポキシ価が0.005以下になるま
で反応させて難燃性化合物qを得た。
【0054】(合成例18)攪拌羽根を付けた、1Lの
セパラブルフラスコにエポキシ当量360のテトラブロ
モビスフェノールAのジグリシジルエーテル(旭化成工
業(株)製<登録商標>AER735)360部とNa
OHの20%水溶液を0.3部及びトリブロモフェノー
ル331部を加え、窒素気流下で加熱して内温を180
℃まで上昇させ、エポキシ価が0.005以下になるま
で反応させて難燃性化合物rを得た。以下の実施例にお
いて使用した合成樹脂用難燃剤は、ジェットミルにて、
100μ以下に微粉砕した粉状物を用いた。
【0055】
【化16】
【0056】
【実施例1〜16、23〜26および比較例1〜4、
9】耐衝撃性ポリスチレン(旭化成工業(株)製<登録
商標>スタイロン495)100部に対して、上記で合
成した難燃性化合物を表1〜8に示した割合で配合し、
タンブラーミキサーで混合後、2軸押出機でペレット化
を行った。次いで、射出成形機で試験片を作製した。こ
の試験片の物性を測定し、その結果を表1〜8に示し
た。
【0057】
【実施例17〜22、27〜30および比較例5〜8、
10】ABS樹脂(旭化成工業(株)製<登録商標>ス
タイラック783)100部に対して、上記で合成した
難燃性化合物を表3〜8に示した割合で配合し、タンブ
ラーミキサーで混合後、2軸押出機でペレット化を行っ
た。ついで、射出成形機で試験片を作製した。この試験
片の物性を測定し、その結果を表3〜8に示した。下表
において、耐光性試験上段は100時間後の色相変化
(△E)、下段は200時間後の色相変化(△E)を示
す。
【0058】
【表1】
【0059】
【表2】
【0060】
【表3】
【0061】
【表4】
【0062】
【表5】
【0063】
【表6】
【0064】
【表7】
【0065】
【表8】
【0066】
【発明の効果】本発明の特定の新規な難燃剤によると、
耐光性並びに難燃性に優れている上に、耐衝撃性が低下
しない合成樹脂組成物を与える。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式〔I〕: 【化1】 〔式中Xは臭素原子、塩素原子等のハロゲン原子、Dは
    −CH2 −、−SO2 −、−C(CH3 2 −、−O−
    基を表し、jは平均値が0〜4であり、iは1〜4の整
    数であり、 Aは式(イ) 【化2】 (式中Vは臭素原子、塩素原子等のハロゲン原子、Yは
    水酸基、Zは水素原子、l、m、nは0〜5の整数であ
    り、l+m+n=5の関係を満たす。)で表され、式中
    Bは式(ロ)から選ばれる構造である。〕 【化3】 (式中Wは臭素原子又は塩素原子等のハロゲン原子、R
    は低級アルキル基、Qは水素原子を示し、p、q、kは
    0〜5の整数であり、p+q+k=5の関係を満た
    す。)で表されるハロゲン含有化合物を含むことを特徴
    とする合成樹脂用難燃剤。
  2. 【請求項2】 Aが式(イ’)である請求項1に記載の
    合成樹脂用難燃剤。 【化4】
  3. 【請求項3】 Bが式(ロ’)である請求項2に記載の
    合成樹脂用難燃剤。 【化5】
  4. 【請求項4】 Aが式(イ”)である請求項1に記載の
    合成樹脂用難燃剤。 【化6】
  5. 【請求項5】 (A)合成樹脂100重量部 (B)請求項1に記載の合成樹脂用難燃剤1〜40重量
    部 (C)三酸化アンチモン1〜10重量部 を含有することを特徴とする難燃性樹脂組成物
  6. 【請求項6】 合成樹脂がポリスチレン、ハイインパク
    トポリスチレン、ABS樹脂、AS樹脂から選ばれた1
    種または2種以上であることを特徴とする請求項5に記
    載の難燃性合成樹脂組成物。
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