JPH05271218A - エチレングリコールカーボネートの製造方法 - Google Patents

エチレングリコールカーボネートの製造方法

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JPH05271218A
JPH05271218A JP4351564A JP35156492A JPH05271218A JP H05271218 A JPH05271218 A JP H05271218A JP 4351564 A JP4351564 A JP 4351564A JP 35156492 A JP35156492 A JP 35156492A JP H05271218 A JPH05271218 A JP H05271218A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 蒸留により EGC を得る際に、他の工程の
ための加熱用水蒸気を発生させることに反応のエネルギ
ーを利用する方法を提供する。 【構成】 工程を連続的、かつ断熱的に、2 〜 200 バ
ールの圧力、110 〜 200℃ の温度範囲内、5 〜 80℃
の断熱温度上昇で実施し、反応媒体として単位時間あた
りに反応器に流入するエチレングリコールカーボネート
(EGC)が生成する EGC の 10 〜 120 倍であ
り、酸化エチレン1モルあたり 1.01 〜 1.3 モルの二
酸化炭素を使用し、反応器の全ての部位において二酸化
炭素の過剰を維持し、上記全反応混合物の 80 〜 98 重
量%を反応器の入口に戻し、残余を蒸留して EGC を
得、断熱温度条件の結果として反応混合物中に生ずる顕
熱を反応混合物の後処理に使用する酸化エチレンと二酸
化炭素との反応による EGC の接触的製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、方法が断熱的であり、特に温和
な、エネルギー節約的な、かつ物質節約的なものである
ことを特徴とする、酸化エチレン(EOX)と二酸化炭
素(CO2)とからのエチレングリコールカーボネート
(EGC)の連続的な接触的製造方法に関するものであ
る。
【0002】EGC の製造に関しては多くの提案がな
されているが、これらは主としてある種の触媒の使用に
関するものである。この点に関しては、脂肪、石鹸、塗
料材料(Fette,Seifen,Anstrichmittel),73,(197
1),396 以下に広範な記述が見られる。この記述に
は、断熱温度条件が技術的に実行可能なものでないとし
て記述されている(上掲文献 398)。ここに記載されて
いる方法においては、CO2 と EOX とを 80 バール
で、190 ないし 200℃ 以上で、エチレングリコールカ
ーボネートを充填した反応器中で反応させており、反応
熱は向流状態で循環している、それ自体水で冷却されて
いる熱担体を用いて取り出している。これらの反応条件
下では、反応器内で 220℃ までのピーク温度に達し、
これが生成物に対して有害であり得るが、このことは上
記の文献に明確に言及されており(397 ページ)、これ
は、特に工業的な大規模プラントにおいては克服するこ
とが困難であろう。全体としての反応のエネルギーは、
この場合には利用されずに放出されている。これとは対
照的に、断熱温度条件は、発生する全ての反応熱が反応
混合物自体に取り込まれ、発熱反応の場合にはこれが反
応混合物の温度上昇につながることを特徴としている。
【0003】一方では有害な温度ピークを回避し、他方
では、新規な方法自体の中で、たとえば蒸留により E
GC を得ることに、または他の工程のための加熱用水
蒸気を発生させることに反応のエネルギーを可能な限り
利用する方法を開発することが望まれている。
【0004】a) 工程を連続的に、かつ断熱的に、2
ないし 200 バールの、好ましくは5 ないし 80 バール
の、特に好ましくは 8 ないし 60 バールの圧力で、110
ないし 200℃ の、好ましくは 110 ないし 190℃ の、
特に好ましくは 110 ないし180℃ の温度範囲内で、5
ないし 80℃ の断熱温度上昇を伴って実施し、断熱温度
上昇が上記の温度範囲内に留まるような様式で入口温度
を選択し、 b) 反応媒体として単位時間あたりに反応器に流入す
るエチレングリコールカーボネートがこの時間単位に生
成するエチレングリコールカーボネートの 10 ないし 1
20 倍であり、 c) 酸化エチレン1モルあたり 1.01 ないし 1.3 モ
ルの、好ましくは 1.01ないし 1.25 モルの、特に好ま
しくは 1.01 ないし 1.2 モルの二酸化炭素を使用し、
反応器の全ての部位において二酸化炭素の過剰を維持
し、 d) 上記の全反応混合物の 80 ないし 98 重量%、好
ましくは 85 ないし 97重量%、特に好ましくは 88 な
いし 97 重量%を反応器の入口に戻し、残余を蒸留によ
り処理してエチレングリコールカーボネートを得、 e) 断熱温度条件の結果として反応混合物中に生ずる
顕熱を反応混合物の後処理に使用することを特徴とす
る、反応媒体としてのエチレングリコールカーボネート
中における高温、高圧での、得られるエチレングリコー
ルカーボネートを触媒から分離するための蒸留による後
処理を伴う酸化エチレンと二酸化炭素との反応によるエ
チレングリコールカーボネートの接触製造方法が見いだ
された。
【0005】出発物質の EOX と CO2 とは一般に
少なくとも 99 %の純度で使用するが、100 %までの残
余が不活性物質、たとえば炭化水素、一酸化炭素または
窒素よりなるものであるならば、EOX および CO2
をより低い純度で使用することも同様に可能である。こ
のことは特に、種々の供給源に起源を有する、たとえば
天然の供給源からの、または水性ガス、一酸化炭素もし
くはリフォーミング生成物を製造するためのプラントか
らの、対応してより低い純度の CO2 に適合する。し
かし、この種の不活性気体は好都合には 10 体積%を超
えない、好ましくは 5 体積%を超えない、特に好まし
くは 3 体積%を超えない量で存在する。使用する触媒に
は、従来提案されているもの、たとえばアルカリ金属臭
化物およびアルカリ土類金属臭化物、ならびにアルカリ
金属ヨウ化物およびアルカリ土類金属ヨウ化物;グアニ
ジンならびにその水臭化物または水ヨウ化物;臭化テト
ラアルキルアンモニウムおよびヨウ化テトラアルキルア
ンモニウム;臭化ホスホニウムおよびヨウ化ホスホニウ
ム;ハロゲン化ピリジニウム;ハロゲン化スルホニウ
ム、ハロゲン化スチボニウム、およびハロゲン化アルソ
ニウム;ハロゲン化スズおよびハロゲン化鉛;アルキル
スズ化合物またはアルカリ金属ハロゲン化物と二価金属
イオンのハロゲン化物との混合物の実質的に全てが可能
である(FR1 538 576;BE 872 960;EP 297 64
7;US 3 535 342;US 2 773 070;US 2 994 70
5;DE 15 43 555;US 3 535 41 ;BE 798 171;
BE872 959;ドイツ公開明細書 32 44 456;GB 2 09
8 985;EP 133 763;EP180 387;有機化学雑誌(J.
Org. Chem.)45(1980),3735;ケミカルレター(Che
m. Lett.)1979,573;ドイツ公開明細書 41 05 55
4)。好適に使用される触媒は:アルカリ金属臭化物お
よびアルカリ金属ヨウ化物、臭化テトラアルキルアンモ
ニウムおよびヨウ化テトラアルキルアンモニウム、ハロ
ゲン化ホスホニウム、ハロゲン化グアニジニムおよびア
ルカリ金属ハロゲン化物と二価金属のハロゲン化物との
混合物である。
【0006】本件方法は 110 ないし 200℃ の、好まし
くは 110 ないし 190℃ の、特に好ましくは 110 ない
し 180℃ の温度範囲で実施する。本発明記載の方法用
の圧力は 2 ないし 200 バール、好ましくは 5 ないし
80 バール、特に好ましくは 8ないし 60 バールであ
り;上記の範囲の上部の温度においては上記の範囲の上
部の圧力を使用し、逆もまた同様である。
【0007】本発明記載の方法は、断熱温度上昇が 5
ないし 80℃ であるような断熱温度条件を用いて実施す
る。入口温度は、この場合には選択した断熱温度上昇が
完全に利用されても全工程を通じて上記の温度範囲の上
限を超えないような様式で選択する。
【0008】本発明に従えば、他の反応成分である E
OX を超える CO2 の過剰が反応器の全ての部位にお
いて維持される。この目的には、EOX 1 モルあたり
1.01ないし 1.3 モルの、好ましくは 1.01 ないし 1.25
モルの、特に好ましくは 1.01 ないし 1.2 モルの C
2 を使用する。
【0009】反応媒体としての EGC は常に、新しく
生成する EGC に対して大過剰で存在する。したがっ
て、単位時間あたりに生成する EGC の量の 10 ない
し120 倍が、この単位時間あたりに、触媒をも含有する
循環 EGC として反応器に流入する。この大過剰はさ
らに、全反応混合物の 80 ないし 98 重量%、好ましく
は 85 ないし 97 重量%、特に好ましくは 88 ないし 9
7 重量%を反応器の入口に戻し、100 %に対する残余の
みを取り出し、蒸留により後処理して純粋なEGC を
得ることによっても維持される。
【0010】本発明記載の方法その他の特徴は、断熱温
度条件の結果として反応混合物中に生ずる顕熱を利用す
ることである。最も重要な可能な利用は、純粋な EG
C を得るための反応混合物の後処理であるが、反応混
合物中に生じた顕熱の量は一般に、加熱用の水蒸気が付
加的に発生して他の(吸熱)工程に供給し得るほど大き
い。顕熱をここで回収するためには、反応混合物を 5
ないし 60℃、好ましくは10 ないし 50℃、特に好まし
くは 10 ないし 40℃、好ましい様式で冷却する。
【0011】反応器内では、望ましくない温度ピークを
回避するために乱流が維持される。本発明記載の方法の
その上の詳細は以下に記載されるが、この関連では、本
発明記載の方法の可能な説明的な具体例を示す添付の図
1にも引用がなされる。図1のもの以外の工程の変法
も、もちろん可能である。
【0012】反応器(1)は十分に隔離された装置、た
とえば十分に隔離された管状反応器であり;計量導入さ
れた気体の EOX と CO2 との連続的な良好な分布
を保証し、全ての部位において乱れを生じさせる内部装
置を有する。当業者には公知のこの種の内部装置は、た
とえば穿孔板、穿孔トレー、バッフルトレー、管状分配
器(延長分配器および環状分配器)、二流体ノズル、ジ
ェットノズル、ノズルトレー、ドイツ公開明細書 37 36
988 およびドイツ公開明細書 37 44 001 に記載されて
いるノズル、工業的には通常の通風トレー、焼結金属ト
レー、EGC用の透過オリフィスを有する閉鎖気体分配
器トレー、回転通風装置、衝突通風要素(ペリス化学技
術ハンドブック(Perrys Chemical Engineer's Handboo
k) 1987,18.57 − 18.70 ページ)、混合器要素、乱
れを増大させるためのシート金属内部装置、扇形バッフ
ルおよび環状バッフルである。これらの内部装置は相互
の組合わせで使用することもできる。この種の内部装置
は一般に、流動の十分な混合(マクロ混合)および微細
気体分布に加えて、散逸範囲における高周波乱流要素の
可能な最高の分割を生じさせるべきである。好ましい内
部装置は穿孔トレー、管状分配器、二液ノズル、ジェッ
トノズル、ドイツ公開明細書 37 36 988およびドイツ公
開明細書 37 44 001 に記載されているノズル、閉鎖気
体分配器、衝突通風要素および混合器要素である。
【0013】本発明記載の方法において図1の工程変法
に従えば、CO2 は(1)において、EOX は(2)にお
いて供給する。
【0014】EOX が CO2 と反応器内の全ての場所
で遭遇し、それ自体、いずれの場所においても過剰で、
または単に高濃度でも現れないことが本発明記載の反応
の高い選択性のために重要であるので、EOX に先立
って CO2 を反応器に、流れの方向に供給する。この
CO2 の少なくとも若干を、EOX をこの方法で供給
するのに先立って供給し、残余の CO2 は1個の、ま
たは 2 個以上の部分量として反応器のその他の位置
に、CO2 が常に EOX を超える過剰で存在するよう
な様式で供給する。図1に従う好ましい変法において
は、全ての、または若干の CO2 を反応器に入る前に
おいても、既に触媒を含有し、反応器に流入するEGC
(3)と混合する。好ましい様式においては、この CO
2 の予備混合は、上記の EOX の量を超える CO2
の1ないし 30 モル%の過剰の意味における CO2
過剰に関するものである。EOX は後方の入口部位
(4)においてのみ、好ましくは CO2 との混合物で添
加するが;この種の混合物は特に好ましくは EOX と
CO2 との等モル量よりなるものである。その他の好
ましい様式においては、EOX/CO2 混合物を少なく
とも 2 個の供給部位において反応器に供給する。少な
くとも1個の第 2 のこの種の供給部位は(5)であり、
その他の供給部位には(6)および(7)も、その他の部
位も可能である。ついで、これらの供給気体を上記の内
部装置(分配手段)を用いて反応媒体中で均一に分布さ
せる。比較的多数の供給部位(4)、(5)、(6)、
(7)等を使用すれば、反応器内の局所過剰濃度および
局所温度ピークを回避することができる。
【0015】反応器(I)における主反応が沈静したの
ちに、反応混合物(8)はフラッシュ蒸発器(II)の加
熱ジャケットに流入して顕熱を利用され、冷却された反
応混合物(9)としてこれから流出し、さらに熱交換器
(III)を通じて利用され、ここで加熱用の水蒸気(2
9)が水(28)から回収される。しかし、反応器からの
流出流(8)を最初に熱交換器(III)を通過させ、つい
でフラッシュ蒸発器(II)の加熱ジャケットを通過させ
ることもできる。これに替えて、その反応が吸熱的に進
行する完全に異なる工程の加熱すべき反応器で、加熱用
水蒸気を製造する熱交換器(III)を置き換えることも
できる。また、これに替えて、フラッシュ蒸発器(II)
に流入するに先立って流出流(8)を(10)および(1
1)に相当する部分流に分割することもできる。
【0016】(II)および(III)の通過は、反応器の
流出流(8)および既にある程度冷却されている反応混
合物(9)にとっては、同時に後反応時間としての役割
を果たす時間をも表す。
【0017】図1の例において熱交換器(III)を離れ
る、その混合物の顕熱が上記の 5 ないし 80℃、全体と
して減少しているその他の冷却反応混合物が、ここで部
分流(10)および(11)に分割される。部分流(10)に
は、既に上に記述した様式で反応器(I)からの全流出
量の 80 ないし 98 重量%が含まれ;部分流(11)は10
0 %の残量を表す。もちろん、原理的には(9)の部分
流(10)および(11)への分割を方法過程の他の部位で
行うことも可能である。
【0018】部分流(10)は反応器の入口に戻される
が、部分流(11)は後処理工程に供給される。この目的
には、まず(11)をフラッシュ容器(IV)に流入させ、
ここで液体(12)と気相(13)とへの分離を起こさせ
る。気相(13)は過剰の CO2を、不完全に反応した
EOX とともに、またはこれなしで含有し、また、恐
らくは CO2 および EOX とともに導入された不活
性気体をも含有する。不活性気体の部分量に応じて、気
相(13)は 2 個の部分流(14)および(15)に分割さ
れる。(14)は反応器に戻され、一方、(15)は排気ガ
ス排出部(26)に供給される。もちろん、不活性気体の
含有量が比較的高い場合には(13)のより大きい部分が
部分流(15)の形状で排出され、逆の場合も同様であ
る。簡単な分析的測定および計算、ならびに予備的な試
行により、気相(13)の分割に対する最適条件が、当業
者には困難なしに得られる。
【0019】(IV)で分離された液体(12)は、ついで
フラッシュ蒸発器(II)の内部に流入する。フラッシュ
蒸発器(II)は好ましくは薄層フィルム蒸発器、下降フ
ィルム蒸発器、螺旋管蒸発器または回転フィルム蒸発器
もしくは上昇フィルム蒸発器である。(II)において
は、2 ないし 100 ミリバールの、好ましくは 8 ないし
90 ミリバールの、特に好ましくは 10 ないし 80 ミリ
バールの真空で、蒸発した EGC(16)と液体底部生
成物(17)とへの蒸留による分離が行われる。この蒸留
による部分のためのエネルギーは、一方ではフラッシュ
蒸発器(II)のジャケットまたは他の加熱手段を通過す
る反応器流出物(8)に起源を持つものであり、他方で
は液相(12)の残余の内部顕熱からのものである。
【0020】(II)の底部生成物(17)は、部分流(1
8)と(19)とに分割される。最大量に関する限りで
は、(17)の全量のたとえば 60 ないし 98 %、好まし
くは 75ないし 97 %、特に好ましくは 90 ないし 96
%が部分流(18)として反応器の入口に戻る。
【0021】これは触媒をも含有する。これはさらに、
反応器系を循環する反応媒体として作用する EGC の
循環を閉じる。
【0022】残余の部分流(19)は触媒の再生手段(V
I)に流入する。触媒の再生の型は特に使用する特定の
触媒に適合させ、いやしくも触媒の再生が可能である限
りは上記の文献から当業者には公知である。実質的に不
活性となった一部の触媒(20)は再生装置(VI)から排
出することができる。再生した触媒は、部分流(18)と
全く同様に EGC(30)との混合物として反応器の入
口に戻す。この再生は、たとえば、アルカリ金属ハロゲ
ン化物と二価の金属のハロゲン化物との混合物の型の触
媒、たとえば NaBr/ZnBr2 をハロゲン化合物、たと
えば HBr で処理するような様式で行うことができ
る。
【0023】使用済みの、排出した触媒の新しい触媒
(25)による補充は、(21)を経由して反応器に導入す
る。
【0024】(II)の内部を離れる蒸留排出した EG
C(16)は、その後の熱交換器(V)で凝縮させて蒸気を
回収し、その後の反応、たとえば炭酸ジメチルを得るた
めのメタノールとの再エステル化に必要な温度に冷却す
る。この凝縮した EGC は(23)で取り出す。もちろ
ん、これに替えて、EGC をさらに冷却して、(24)と
して貯槽(VII)に供給することもできる。
【0025】蒸発した(16)により(V)にもたらされ
た(12)の全ての気体分画は EGC の凝縮に際して頂
部を経由して取り出される気体流として(V)中に生
じ、これが 2 個の部分流(22)および(27)に分割さ
れる。(22)は排気ガス放出部(26)に供給され、一
方、(27)は反応器の入口に戻される。部分流(22)お
よび(27)への分割は、部分流(14)と(15)とに関し
て上に既に記述したものと同様の範疇の負荷の下で起き
る。
【0026】熱交換器(III)および(V)に供給され
る(28)の水は、蒸発熱または顕熱を利用して製造され
た加熱用の水蒸気(29)として、これらの装置から取り
出すことができる。
【0027】
【実施例】図1に従う、15 バールで操作されている反
応器中に、全量で毎時 0.527 kgの CO2 を(1)を経
由して計量導入し、全量で毎時 0.504 kg の EOX を
(2)を経由して計量導入する。より厳密には、0.126 k
g の CO2 と EOXとを混合物として、それぞれの配
管を(4)から(7)へ流通させ、0.023 kg のCO2
を、(10)を経由して戻りつつある 140℃ の温度を有
する約 30.2 kg の反応混合物に、反応器(I)に入る
前に混合する(3)ような様式で計量導入する。分解段
階(4)からは、さらに 0.03 kg の気体が(13)および
(14)を経由して反応器(I)に流入する。
【0028】反応の過程ののちに、約 160℃ の温度を
有する 31.8 kg の反応混合物が反応器を離れ、流れ
(8)としてフラッシュ蒸発器(II)のジャケットに流
入し、ここで起きる蒸留を加熱したのちに約 151℃ の
温度でここを離れ、流れ(9)として熱交換器(III)に
流入し、水蒸気を製造したのちに約 140℃ の温度でこ
こを離れ、ついで、約 30.2 kg の流れ(10)と約 1.6
kg の流れ(11)とに分割される。上記のように(10)
は反応器に戻り、一方、(11)は(IV)で1バールに減
圧され、0.03 kg の気相(13)は(I)に流入し、1.57
kg の液相(12)はフラッシュ蒸発器(II)に流入し、
ここで、約 40 ミリバールで約 1.03 kg の蒸気相 EG
C(16)と約 0.54 kg の底部生成物(17)とに分離さ
れる。ここで逸散する残余の 0.03 kg の気体は、(2
2)および(26)を経由して排気ガス放出部に取り込ま
れる。EGC(16)は熱交換器(V)で水蒸気を製造し
て凝縮し、たとえば炭酸ジメチルを与える再エステル化
(23)に望ましい 70 − 110℃ の範囲の温度に冷却さ
れる。
【0029】底部の生成物(17)を約 9:1 に相当して
分割したのちに、より大量の約0.49 kg は流れ(18)お
よび(21)として(I)に流入させ、より少量の約0.05
kg(19)は再生器(VI)に流入させ、これは、極めて
少量のハロゲン化合物を用いる処理に続いて再度(30)
として離れ、(21)として反応器に戻る。
【0030】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
【0031】1. a) 工程を連続的に、かつ断熱的
に、2 ないし 200 バールの、好ましくは 5 ないし 80
バールの、特に好ましくは 8 ないし 60 バールの圧力
で、110 ないし 200℃ の、好ましくは 110 ないし 190
℃ の、特に好ましくは 110ないし 180℃ の温度範囲内
で、5 ないし 80℃ の断熱温度上昇を伴って実施し、断
熱温度上昇が上記の温度範囲内に留まるような様式で入
口温度を選択し、 b) 反応媒体として単位時間あたりに反応器に流入す
るエチレングリコールカーボネートがこの時間単位に生
成するエチレングリコールカーボネートの 10 ないし 1
20 倍であり、 c) 酸化エチレン1モルあたり 1.01 ないし 1.3 モ
ルの、好ましくは 1.01ないし 1.25 モルの、特に好ま
しくは 1.01 ないし 1.2 モルの二酸化炭素を使用し、
反応器の全ての部位において二酸化炭素の過剰を維持
し、 d) 上記の全反応混合物の 80 ないし 98 重量%、好
ましくは 85 ないし 97重量%、特に好ましくは 88 な
いし 97 重量%を反応器の入口に戻し、残余を蒸留によ
り処理してエチレングリコールカーボネートを得、 e) 断熱温度条件の結果として反応混合物中に生ずる
顕熱を反応混合物の後処理に使用することを特徴とす
る、反応媒体としてのエチレングリコールカーボネート
中における高温、高圧での、得られるエチレングリコー
ルカーボネートを触媒から分離するための蒸留による後
処理を伴う酸化エチレンと二酸化炭素との反応によるエ
チレングリコールカーボネートの接触製造方法。
【0032】2. 反応器内に乱流を維持することを特
徴とする 1 記載の方法。
【0033】3. 反応器が穿孔トレー、パイプ分配
器、二液ノズル、ジェットノズル、ドイツ公開明細書 3
7 36 988 およびドイツ公開明細書 37 44 001 に記載さ
れているノズル、閉鎖気体分配器、衝突通風要素、混合
器要素、またはこれらの複数のものの組合わせを有する
ものであることを特徴とする 2 記載の方法。
【0034】4. 二酸化炭素の過剰を作るために、酸
化エチレンの注入に先立って二酸化炭素の少なくとも若
干を、反応媒体として作用しているエチレングリコール
カーボネート中に供給し、好ましくはこの二酸化炭素を
反応器への導入に先立って添加することを特徴とする 1
記載の方法。
【0035】5. 酸化エチレンを単独で、または、残
余の二酸化炭素を伴う、もしくは伴わない混合物とし
て、少なくとも 2 個の継続的な部位において、二酸化
炭素の過剰が常に存在するような様式で反応器に供給す
ることを特徴とする 4 記載の方法。
【0036】6. 二酸化炭素の所期の過剰をエチレン
グリコールカーボネートの反応器への導入に先立ってこ
れに添加し、残余の二酸化炭素は等モルの酸化エチレン
/二酸化炭素混合物として反応器に供給することを特徴
とする 5 記載の方法。
【0037】7. 反応混合物から得られる顕熱を、エ
チレングリコールカーボネートを得るための蒸留による
後処理に使用することに加えて、加熱用の水蒸気を発生
させるために、または吸熱工程を実施するためにも使用
することを特徴とする1記載の方法。
【0038】8. 上記の顕熱の回収中に 5 ないし 80
℃ の、好ましくは 10 ないし 50℃の、特に好ましくは
10 ないし 40℃ の反応混合物の冷却が生ずることを特
徴とする 7 記載の方法。
【0039】9. エチレングリコールカーボネートを
得るための、上記の回収した顕熱を用いる蒸留による後
処理を 2 ないし 100 ミリバールで、好ましくは 8 な
いし 90ミリバールで、特に好ましくは 10 ないし 80
ミリバールで実施することを特徴とする 7 記載の方
法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明記載の方法を実施するための工程の説明
図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アレクサンダー・クラウゼナー ドイツ連邦共和国デー5190シユトルベル ク・バイスドルンベーク37 (72)発明者 フランツ−ヨゼフ・マイス ドイツ連邦共和国デー4000デユツセルドル フ1・グスタフ−ペンスゲン−シユトラー セ23 (72)発明者 クリステイネ・メンドーツア−フローン ドイツ連邦共和国デー4006エルクラート 2・フールロツトシユトラーセ1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a) 工程を連続的に、かつ断熱的に、
    2 ないし 200 バールの、好ましくは 5 ないし 80 バー
    ルの、特に好ましくは 8 ないし 60 バールの圧力で、1
    10 ないし 200℃ の、好ましくは 110 ないし 190℃
    の、特に好ましくは 110 ないし 180℃ の温度範囲内
    で、5 ないし 80℃ の断熱温度上昇を伴って実施し、断
    熱温度上昇が上記の温度範囲内に留まるような様式で入
    口温度を選択し、 b) 反応媒体として単位時間あたりに反応器に流入す
    るエチレングリコールカーボネートがこの時間単位に生
    成するエチレングリコールカーボネートの 10 ないし 1
    20 倍であり、 c) 酸化エチレン1モルあたり 1.01 ないし 1.3 モ
    ルの、好ましくは 1.01ないし 1.25 モルの、特に好ま
    しくは 1.01 ないし 1.2 モルの二酸化炭素を使用し、
    反応器の全ての部位において二酸化炭素の過剰を維持
    し、 d) 上記の全反応混合物の 80 ないし 98 重量%、好
    ましくは 85 ないし 97重量%、特に好ましくは 88 な
    いし 97 重量%を反応器の入口に戻し、残余を蒸留によ
    り処理してエチレングリコールカーボネートを得、 e) 断熱温度条件の結果として反応混合物中に生ずる
    顕熱を反応混合物の後処理に使用することを特徴とす
    る、反応媒体としてのエチレングリコールカーボネート
    中における高温、高圧での、得られるエチレングリコー
    ルカーボネートを触媒から分離するための蒸留による後
    処理を伴う酸化エチレンと二酸化炭素との反応によるエ
    チレングリコールカーボネートの接触的製造方法。
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