JPH0662478B2 - ホルムアルデヒド水溶液の製造法 - Google Patents

ホルムアルデヒド水溶液の製造法

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JPH0662478B2 JP59073759A JP7375984A JPH0662478B2 JP H0662478 B2 JPH0662478 B2 JP H0662478B2 JP 59073759 A JP59073759 A JP 59073759A JP 7375984 A JP7375984 A JP 7375984A JP H0662478 B2 JPH0662478 B2 JP H0662478B2
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Description

【発明の詳細な説明】 1) 産業上の利用分野 本発明はメタノール、空気及び水を含む原料ガスを銀触
媒上で接触反応させ、特に低メタノール含量のホルムア
ルデヒド水溶液を製造する方法に関する。
2) 従来の技術 メタノールを酸化脱水素してホルムアルデヒドを製造す
る方法としては、原料メタノール及び空気に更に水蒸気
及び必要に応じ廃ガス等を加えた原料ガスを銀触媒上で
反応させ、得られた反応ガスから必要に応じ反応熱をボ
イラーで回収したのち水吸収塔に導きホルムアルデヒド
を水溶液として回収するのが一般である。そしてこの場
合メタノールを空気に対し過剰に用いる為、得られるホ
ルムアルデヒド中には未反応の残メタノールが混入して
いるのが一般である。残メタノールはそれ自体ホルムア
ルデヒド溶液の安定効果にも資するが、いたずらに過剰
のメタノールの存在は無駄でもあり、近年低メタノール
含量のホルムアルデヒド水溶液の製造が求められてい
る。
この為、通常は空気/メタノールモル比を1.8前後に
高めることにより反応生成ガス中の残メタノール量を減
らし、低メタノール含量のホルムアルデヒドを得る方法
が採用されている。この場合爆発範囲を避け、反応温度
を抑制する。為に、通常原料ガスに水蒸気を添加してい
るが、この水蒸気は反応生成ガス中にそのまま残り、吸
収塔に於いて凝縮して製品ホルムアルデヒド水溶液の濃
度を低下させる。この為、この方法で製造されるホルム
アルデヒド水溶液の濃度は45重量%程度が限度であ
る。
一方、製品ホルムアルデヒド水溶液のメタノール含量を
低くし、且ホルムアルデヒドの濃度を高めるのに有効な
手段として、吸収塔廃ガスの一部を原料ガスに添加する
いわゆる廃ガス循環法があるが、この方法においても実
用的に可能な製品ホルムアルデヒド水溶液の濃度は55
重量%程度迄である。
また、原料ガスの空気/メタノール比を高くするとメタ
ノールの燃焼反応その他の副反応が進行してホルムアル
デヒド選択率が低下する傾向があるので、空気/メタノ
ール比は出来るだけ低くする法が好ましい。
3) 発明が解決しようとする問題点 本発明は以上の如き欠点を解消する為、原料ガスの空気
/メタノールモル比を、原料ガス中に水蒸気のみを添加
する場合には1.5〜1.6程度、原料ガス中に廃ガス
を添加する場合には1.6〜1.8程度とし、従来法に
比し穏和な条件下で反応を行ないながら、低いメタノー
ル含量で高いホルムアルデヒド濃度のホルムアルデヒド
水溶液を製造する方法を提供するものである。
4) 問題点を解決する為の手段 即ち本発明はメタノール、空気及び水蒸気を含む原料ガ
スを銀触媒上で接触反応させ、得られた反応生成ガスを
水と接触させて生成ガス中のホルムアルデヒドを水に吸
収させ、吸収塔塔底からホルムアルデヒド濃度37〜6
0重量%のホルムアルデヒド溶液を製造する方法におい
て、原料ガス中に添加する水蒸気に相当する量の水と、
製品ホルムアルデヒド溶液を希釈するに必要な量の水の
合計量を吸収塔塔頂より吸収水として加え、且つ吸収塔
上段付近よりメタノール濃度0.1〜3.0重量%、ホ
ルムアルデヒド濃度0.1〜1.0重量%の組成の水溶
液を、原料ガスに添加する水蒸気に相当する量だけ側流
として抜き出し、これを原料ガスに加えて反応させてホ
ルムアルデヒドを製造する方法である。
5) 作 用 本発明における原料ガスはメタノール、空気及び水蒸気
を含み、必要に応じ更にホルムアルデヒドを回収した後
の廃ガス等反応に不活性なガスを加えることが出来る。
原料ガスの組成は廃ガスを加えない場合はメタノール1
モル当り空1.5〜2.0モル、好ましくは1.6〜
1.8モル、水蒸気0.2〜0.8モル、好ましくは
0.4〜0.6モルである。又廃ガスを加える場合はメ
タノール1モル当り空1.6〜2.2モル、好ましくは
1.8〜2.0モル、水蒸気0.2〜0.6モル、好ま
しくは0.2〜0.5モル、廃ガス0.2〜2.0モ
ル、好ましくは0.4〜1.5モルである。
かゝる組成の原料ガスを電解銀等の通常のホルムアルデ
ヒド製造用触媒上に導き、温度580〜680℃、好ま
しくは620〜650℃、線速度0.8〜2.0m/se
c 、好ましくは1.0〜1.5m/sec で反応させる。
得られら反応生成ガスはホルムアルデヒド15〜25
%、メタノール0.2〜2.0%を含む温度580〜6
80℃の高温ガスであり、従つて通常は反応器の直下部
に設置された多管式ボイラーを通過させて温度120〜
160℃に冷却した後吸収塔に導かれる。
吸収塔は上部、中部、下部の3部に分かれ、上部は棚段
塔、中部、下部は充填塔となつている。塔頂部より水を
供給し塔底部から導入される反応生成ガス中のホルムア
ルデヒドを吸収する。又塔の中部、下部における充填塔
部ではそれぞれ塔の底部より吸収水を外部へ側流として
抜き出し、これを冷却したのち再びそれぞれの塔の頂部
へ循環するようにする。かゝる外部冷却により下部充填
塔は温度60〜80℃に、中部充填塔は温度20〜30
℃に保たれる。この結果下部充填塔では大部分のホルム
アルデヒドと一部分のメタノールが吸収、凝縮し、中部
充填塔でほゞ全量のホルムアルデヒドと半量のタノール
が吸収される。
吸収塔の最上層にある上部棚段塔の頂部からは通常は製
品として塔底より抜き出すホルムアルデヒド水溶液を希
釈するに必要な量の水を吸収水として導入するのである
が、この場合は廃ガスとして放出される塔頂ガス中に依
然として600〜2000ppmのホルムアルデヒド、1
500〜5000ppmのメタノールおよびギ酸メチル7
00〜3000ppm等が含まれ損失となる。本発明にお
いては棚段塔頂部より製品ホルムアルデヒド水溶液を稀
釈するのに必要な量の水以外に更に原料ガスに添加する
水に相当する量の水を加えると共に、上部棚段塔(全段
数10〜25段)の中間部(塔頂より5〜20段)であ
つてメタノール濃度0.1〜3.0重量%、ホルムアル
デヒド濃度0.1〜1.0重量%の部分から吸収水を原
料ガスに添加する水相当量だけ側流として抜き出し、こ
れを原料ガスに加え反応させる。この為吸収塔塔頂から
加えられる水の量は通常の方法の2〜5倍量を加えるこ
ととなり、従つて塔頂から放出される廃ガス中のホルム
アルデヒド、メタノール、ギ酸メチル等の含量は著しく
減少する。更に上部棚段塔から抜き出される側流中には
ホルムアルデヒドの1〜4重量倍、特に2〜3重量倍の
メタノールを含有しており、これが原料ガス中に加えら
れることによるメタノール原単位の向上およびメタノー
ルが側流として抜き出されることにより製品ホルムアル
デヒド水溶液中に混入するメタノール量を減少させ、メ
タノールリツチな反応条件で反応させるにも拘らず、低
メタノール含量のホルムアルデヒド溶液を得ることがで
得きる。
本発明により得られる製品ホルムアルデヒド溶液はホル
ムアルデヒド濃度37〜60重量%、好ましくは45〜
60重量%、メタノール濃度0.5〜3.0重量%、好
ましくは0.5〜1.0重量%であり、この際副生する
ギ酸量は100重量ppm以下、通常50〜60重量ppm程
度である。又側流として抜き出される水は熱交換器によ
り60〜80℃に加熱され、原料空気と接触させて蒸発
し原料ガスを形成する。
6) 発明の効果 本発明によれば吸収塔塔頂から導かれる吸収水が通常の
方法に比し多量な為廃ガス中の未吸収成分を減少させ、
その分メタノール原単位を向上させることが出来るだけ
でなく、残メタノールの回収を前提としてメタノールリ
ツチな反応条件を採用することにより穏和な反応条件で
反応させることが出来、このことは原料ガス中に混和す
べき水蒸気の量を減らせるという利点にもつながるもの
でその効果は極めて大きい。
7) 実施例 実施例−1 第1図において1よりメタノール2410kg/hrを蒸発
器2に導きガス状とする。又3より空気3050Nm3/hr
を加湿器4に導き、5より抜き出され熱交換器6で65
℃に加熱された吸収塔側流水600kg/hrと向流接触す
る。この側流水は2重量%のメタノールを含有してい
た。加湿度の水は塔底より抜き出し、温度65℃、80
m3/hrの流量で循環した。加湿器出口の空気温度は63
℃であり、この温度を一定に保つことにより加湿量を調
節する。加熱されたメタノール蒸気及び空気は混合さ
れ、更に7からの廃ガスと共に反応器8に入る。反応器
入口におけるメタノール:空気:水蒸気:廃ガスのモル
比は1:1.8:0.4:1.3である。反応器には銀
触媒が保持され、反応温度620℃で反応しホルムアル
デヒドが生成する。反応生成ガスは反応器下部に付属す
る廃熱ボイラーで加圧水と熱交換し120℃に冷却され
たのち級数塔下部充填塔9の底部に入り、60℃の循環
水10 140m3/hrと向流接触する。こゝで大半のホ
ルムアルデヒドとメタノールの1部が吸収され、残ガス
は中部充填塔11で更に30℃の循環水12 140m3
/hrと向流接触し、殆んど全量のホルムアルデヒドが吸
収される。更に未吸収ガスは上部棚段塔13に導かれ、
頂部から導かれる温度20℃の吸収水700kg/hrと向
流接触し、メタノール、ホルムアルデヒドは完全に吸収
される。塔頂より抜き出される入ガスはホルムアルデヒ
ド100ppm、メタノール300ppm、ギ酸メチル400
ppmを含有しているにすぎなかつた。製品ホルムアルデ
ヒド溶液は15より3650kg/hrの割合で得られ、ホ
ルムアルデヒド濃度は55重量%、メタノール濃度1.
0重量%であり、ギ酸分は50重量ppmであつた。
実施例−2 第2図の如く廃ガス7を空気と共に加湿器4に導き加湿
量を多くした。この結果得られた原料ガスの組成はメタ
ノール:空気:水蒸気:廃ガス=1:1.8:0.6:
1.3である。
反応器の温度は610℃に維持した。吸収塔の操作条件
は実施例1とほゞ同じであるが、吸収塔塔頂からの吸収
水量は1000kg/hrとし、側流抜き出し量を900kg
/hrとした。製品ホルムアルデヒド溶液は 3950kg/hrの
割合で得られ、ホルムアルデヒド濃度51重量%、メタ
ノール0.7重量%、ギ酸分50重量ppmであり、又廃
ガス中にはホルムアルデヒド80ppm、メタノール25
0ppm及びギ酸メチル350ppmを含有していた。
実施例−3 第1図において1よりメタノール2250kg/hrを蒸発
器2に導きガス状とする。又3より空気2530Nm3/hr
を加湿器4に導き、5より抜き出され熱交換器6で65
℃に加熱された吸収塔側流水900kg/hrの向流接触す
る。この側流水は1.7重量%のメタノールを含有して
いた。加湿器の水は塔底より抜き出し、温度65℃、8
0m3/hrの流量で循環した。加湿器出口の空気温度は6
2℃であり、この温度を一定に保つことにより加湿量を
調節する。加熱されたメタノール蒸気及び空気は混合さ
れ、反応器8に入る(廃ガスは混合せず)。
反応器入口におけるメタノール:空気:水蒸気のモル比
は1:1.6:0.7である。反応器には銀触媒が保持
され、反応温度620℃で反応しホルムアルデヒドが生
成する。反応生成ガスは反応器下部に付属する廃熱ボイ
ラーで加圧水と熱交換し110℃に冷却されたのち吸収
塔下部充填塔9の底部に入り、60℃の循環水10 1
40m3/hrと向流接触する。こゝで大半のホルムアルデ
ヒドとメタノールの1部が吸収され、残ガスは中部充填
塔11で更に30℃の循環水12 140m3/hrと向流
接触し、殆んど全量のホルムアルデヒドが吸収される。
更に未吸収ガスは上部棚段塔13に導かれ、頂部から導
かれる温度20℃の吸収水1400kg/hrと向流接触
し、メタノール、ホルムアルデヒドは完全に吸収され
る。塔頂より抜き出される廃ガスはホルムアルデヒド6
0ppm、メタノール200ppm、ギ酸メチル300ppmを
含有しているにすぎなかつた。製品ホルムアルデヒド溶
液は15より3890kg/hrの割合で得られ、ホルムア
ルデヒド濃度は47.6重量%、メタノール濃度3.4
重量%であり、ギ酸分は50重量ppmであつた。
比較例1 第1図において側流5 と加湿器4 が無く、原料ガスに添
加する水蒸気は反応器8 の前で他の原料ガス(メタノー
ル、空気、廃ガス)と混合させた。
すなわち 1よりメタノール 2410 kg/hr を蒸発器2 に導
きガス状とする。又 3より空気 3380 Nm3/hrを導き加熱
されたメタノール蒸気及び空気が混合されたところへ、
水蒸気 550 kg/hrを添加する。混合ガスは更に、 7から
の廃ガスト共に反応器8 に入る。反応器入口におけるメ
タノール:空気:水蒸気:廃ガスのモル比は 1:2.0:0.
4:1.3である。
反応器には銀触媒が保持され、反応落度 650℃で反応し
ホルムアルデヒドが生成する。反応生成ガスは反応器下
部に付属する廃熱ボイラーで加圧水と熱交換し 130℃に
冷却されたのち、吸収塔下部充填塔9 の底部に入り、60
℃の循環水10(140m3/hr)と向流接触する。ここで大半の
ホルムアルデヒドとメタノールの一部が吸収され、残ガ
スは中部充填塔11で更に30℃の循環水12(140m3/hr)と向
流接触させ、更に未吸収ガスは上部棚段塔13に導かれ、
頂部から導かれる温度20℃の吸収水 100 kg/hrと向流接
触し殆どのホルムアルデヒドを吸収させる。
塔頂より抜き出された廃ガスは、ホルムアルデヒド 700
ppm、メタノール1600ppm、ギ酸メチル 700 ppmを含有し
ていた。製品ホルムアルデヒド溶液は 3610 kg/hr 得ら
れ、このときの製品ホルムアルデヒド濃度は 55 重量%
、メタノール濃度 1.0重量% であり、ギ酸分は 70 重
量ppm であった。
比較例2 比較例1において 3より空気 3050 Nm3/hrを導いた。反
応器入口におけるメタノール:空気:水蒸気:廃ガスの
モル比は 1:1.8:0.4:1.3であり、反応器では反応温度 6
30℃で反応した。
塔頂より抜き出された廃ガスは、ホルムアルデヒド 670
ppm、メタノール1700 ppm、ギ酸メチル 720 ppmを含有
していた。製品ホルムアルデヒド溶液は 3600 kg/hr得
られ、このときの製品ホルムアルデヒド濃度は 54.6 重
量% 、メタノール濃度 1.2重量% であり、ギ酸分は 65
重量ppm であった。
【図面の簡単な説明】
第1〜2図は本発明の実施態様を示す工程図である。 1……メタノール、8……反応器 2……蒸発器、9……吸収塔下部充填塔 3……空気、11……吸収塔中部充填塔 4……加湿器、13……上部棚段塔 6……熱交換器、14……吸収水 15……製品ホルムアルデヒド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メタノール、空気及び水蒸気を含む原料ガ
    スを銀触媒上で接触反応させ、得られた反応生成ガスを
    水と接触させて生成ガス中のホルムアルデヒドを水に吸
    収させ、吸収塔塔底からホルムアルデヒド濃度37〜6
    0重量%のホルムアルデヒド溶液を製造する方法におい
    て、原料のメタノール1モル当りの空気量を1.5〜
    2.0モルとし、原料ガス中に添加する水蒸気に相当す
    る量の水と製品ホルムアルデヒド溶液を希釈するに必要
    な量の水の合計量を吸収塔塔頂より吸収水として加え、
    且つ吸収塔上段付近よりメタノール濃度0.1〜3.0
    重量%、ホルムアルデヒド濃度0.1〜1.0重量%の
    組成の水溶液を原料のメタノール1モル当り0.2〜
    0.8モル側流として抜き出し、これを原料ガスに加
    え、580〜680℃の温度で反応させることを特徴と
    するホルムアルデヒド水溶液の製造法
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