JPH05271104A - リン酸、ホスホン酸またはカルボン酸誘導体のアルコール、水またはアンモニアとの反応方法および水性媒体でのペプチドエステルの鹸化方法 - Google Patents

リン酸、ホスホン酸またはカルボン酸誘導体のアルコール、水またはアンモニアとの反応方法および水性媒体でのペプチドエステルの鹸化方法

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JPH05271104A
JPH05271104A JP4186658A JP18665892A JPH05271104A JP H05271104 A JPH05271104 A JP H05271104A JP 4186658 A JP4186658 A JP 4186658A JP 18665892 A JP18665892 A JP 18665892A JP H05271104 A JPH05271104 A JP H05271104A
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acid
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alcohol
carboxylic acid
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Thomas Mueller
ミュラー トーマス
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コッテンハーン マティアス
Dieter Seebach
ゼーバッハ ディーター
Adrian Dr Thaler
ターラー アドリアン
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 酸誘導体の鹸化、アンモノリシスまたはエス
テル転換およびポリマー結合分子の分離のための、特に
光学的活性および生体分子を使用することのできる穏か
な反応条件を有する系を提供する。 【構成】 リン酸、ホスホン酸またはカルボン酸エステ
ル又はアミドのアルコール、水またはNHとの、N置
換・非核形成のアミジン塩基の存在下での反応方法にお
いて、反応を金属化合物の添加のもとに行う反応方法。
金属化合物としてハロゲン化物、過塩素酸塩、酢酸塩、
硫酸塩または炭酸塩、および水の遮断下でのアルコール
のアルコラートを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リン酸−、ホスホン酸
−またはカルボン酸誘導体をアミジン塩基の存在下でア
ルコール、水またはアンモニアと反応させる方法、特に
カルボン酸−、ホスホン酸−またはリン酸誘導体の反
応、アンモノリシスまたは鹸化の方法およびポリマー担
体からのアミノ酸、ペプチドまたは核酸誘導体の分離に
関する。そのほか本発明はペプチドエステルを水性媒体
中で塩基としての金属化合物の存在下で鹸化する方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】文献にはすでに上記記載の化合物の反応
または鹸化の種々の方法が記載されている。その際、例
えば強い酸性または塩基性の条件で、酵素で(D.Se
ehach、Angew.Chem.1990、10
、1363)、チタン酸塩で(D.Seebach、
B.Weidmann、L.Widler in“Mo
dern Synthetic Methods”19
83)、KF/クラウンエーテルで(B.Lejcza
k、P.Kafarski、J.Szewczyk、S
ynthesis1982、412)、イオン交換樹脂
で(W.Pereira、V.Close、W.Pat
ton、B.Halpfern、J.Org.Che
m.1969、34、2032)またはジスタニックオ
キサンで(J.Otera、S.Ioka、H.Noz
aki、J.Org.Chem.1989、54、40
13)作業される。さらにアミジン塩基DBVの溶液
(ヨーロッパ特許第0110629号、同第01509
62号明細書)またはポリマー結合させて(T.Ish
ikawa、Y.Ohsumi、T.Kawai、Bu
ll.Chem、Soc.Jpn.1990、63、8
19)の使用のもとにエステル誘導体をエステル交換な
いしは鹸化する方法が記載されている。
【0003】ヨーロッパ特許公開第0110629A1
号明細書から、エステル交換のためにアミジン塩基を使
用することは公知である。アミジンはここでは一般にエ
ポキシドで助勢される。特に光学的に活性な生体分子の
反応の際に必要とするような、特に緩かな条件は、上記
明細書から読み取ることはできない。すべての実施例に
は、付加的な官能基または光学的活性を有しない簡単
な、安定な化合物が記載されている。
【0004】Int.J.Peptide Prote
in Res.37、1991、451〜456からメ
タノール中で酢酸カルシウムを使用してのエステル交換
が公知である。基質として大体においてC−末端のグリ
シン基を有するペプチドのみを使用しているが、このよ
うなペプチドはラセミ化に対して非感受性である。C−
末端のアラニル基の使用の際は該反応はすべてに阻止さ
れている。そのほかにこの反応は全く独特な保護基を必
要とする。特に生体分子の一般に温和な反応方法は酢酸
カルシウムの使用では得られない。
【0005】J.Org.Chem.38(197
3)、1223〜1225からはカルボン酸メチルエス
テルのDBUによる165℃で48hを越える分離が公
知である。このような条件は一般のエステル分解のため
には強烈すぎる、このことは特に、エステル基に対しα
−位置に掌性中心を有する光学的活性エステル対して当
てはまる。
【0006】カナダ国特許第114、186011(1
991)号明細書およびTetrahedron Le
tters21(1980)、1181〜1184から
DBUまたはDBNによるβ−消去が公知である。β−
消去の際に一般に通常およびここでもまた言及されるよ
うに、原理的には殆ど全ての塩基、例えば水酸化カリウ
ムも使用することができる。一般に使用できる温和な反
応条件は、該文献には記載されてない。
【0007】酵素による方法を除外してすべてのこれま
でに挙げた方法は、一般に高温、極端なpH−値および
/または長い反応時間を必要とする。例えば、別の官能
基を持つかまたは一つ以上の掌性C原子を有する敏感な
エステル誘導体、特にエステル官能基に対しα−位置に
掌性のC原子を有する化合物のためには、前述の方法の
たいていのものは反応条件に基づき不適当である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、酸誘導体の反応、特に鹸化、アンモノリシスまたは
エステル交換およびポリマー結合分子の分離のための、
特に光学的活性および生体分子、例えばペプチド、アミ
ノ酸または核酸を使用することのできるような温和な、
反応条件を有する方式を提供することであった。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題は、本発明によ
り、アミジン塩基と金属化合物を組合せて使用すること
により、特に例えばメリフィルド−合成(Merrif
ield−Synthese)の際存在するようなポリ
マー結合の分子のエステル交換、鹸化または分離におい
て上記物質を一緒に使用することにより解決される。ペ
プチドエステルの鹸化の際には、ここでまたアミジン塩
基なしでも、単独ですでに水酸化リチウムで温和な条件
のもとで分離できることが明らかとなった。
【0010】ところでおどろくべきことに、金属塩と組
合せてアミジン塩基を使用すると、前記の酸誘導体のエ
ステル交換、アンモノリシスまたは鹸化を、また敏感な
酸誘導体でも温和な条件、すなわち、低温および短い反
応時間のもとに有効に反応させることができる程に強度
に促進されることを見出した。
【0011】こうして例えば、敏感なペプチドエステル
をC末端配置のアミノ酸のα−C原子でラセミ化するこ
となくエステル交換または鹸化することができる。その
際場合によっては、エステル官能基を含まない、保護さ
れた側鎖官能性が手つかずのまま残される。こうして、
例えばヘプタペプチドエステルをTHF/H2O中のD
BV/LiBrで短い反応時間で定量的にかつラセミ化
せずに鹸化することが可能であった。これに対して鹸化
は水性のNaOHでは分解せずに、ラセミ化を生じた。
【0012】さらに、おどろくべきことには本発明によ
る方法で、例えば、簡単にメチルエステルのようなエス
テルを、例えばメンチルエステルのような複雑なエステ
ルに変化させることが可能である。
【0013】最新技術を使用して今日ではポリマー担体
上にペプチドおよびポリヌクレオチドが合成される(メ
リフィルド−合成)。その際ポリマー担体との結合はた
いていエステルまたはアミド結合である。担体物質から
の分離は屡々過酷な反応条件を必要とし、一般にペプチ
ドまたはポリヌクレオチドにおける場合により保護され
た官能基の全保護基の損失を生じる。それ故に一般に使
われている分離剤としてトリフルオロ酢酸/HBr/T
MS−トリフルオロメタンスルホネート、HF/アニゾ
ール、NaOH/ジオキサン/H22またはジメチルア
ミノエタノール/タリウムエタノーラートが使用され
る。これらの過酷な条件に対して、アミジン塩基/金属
および特にリチウム塩の反応剤組合せが特にポリマー担
体からのペプチドまたはポリヌクレオチドの結合の分解
にすぐれて適する。その際分離の際分解およびラセミ化
を生ぜずに選択的にペプチドまたはポリヌクレオチドの
相応する遊離の酸エステルまたはアミドを得ることがで
きる。
【0014】分子中の場合によりほかの官能基の塩基に
安定でない保護基はその際そのまま残る。その際この方
法は特に敏感な分子の遊離のためならびに、さらに、長
いペプチド鎖にセグメント結合するために必要とするポ
リマー担体の保護されたペプチドセグメントの調製のた
めに適している。さらに特に有利であることは、敏感
な、HF,TIOET等のような一部危険な反応剤を省
くことができるということである。
【0015】酸誘導体のエステル交換のためには、発明
による方法に従って通常は以下のように作業する。
【0016】該エステルをアルコールで、場合により別
の溶剤、例えばTHF、CH2Cl2等を添加しながら溶
解または懸濁させる。アミジン塩基、例えば、0.01
〜10モル量、有利には0.2〜4モル量で使用するD
BUまたはDBNの添加および金属化合物、有利にはマ
グネシウムまたはセシウムおよび特に有利にはリチウム
の塩を0.1〜20モル量、特に2〜10モル量で添加
の後、−30℃〜120℃で、有利には−20℃〜65
℃の温度で反応させる。ラセミ化を受けやすいエステル
の際は有利には−20℃〜30℃で短い(丁度必要とす
る)反応時間で反応させる。
【0017】低級アルコールのエステルの複合アルコー
ルによるエステル交換の際には、遊離の低級アルコール
を反応中に蒸留により除去することは有利となる可能性
がある。
【0018】酸誘導体の鹸化のためには、有利にはエス
テルを本発明による方法により通常以下のように作業す
る。
【0019】酸誘導体を溶剤で、有利にはTHFまたは
ジオキサンのようなエーテルを使用して、溶解または懸
濁させる。水(1+、有利には10〜100倍モル
量)、アミジン塩基、例えば1〜10モル量、有利には
1〜4モル量で使用するDBUまたはDBNおよび金属
化合物、有利にはリチウム、マグネシウムまたはセシウ
ムの塩を0.1〜20モル量で、特に2〜10モル量で
添加した後−20℃〜65℃の温度で反応させる。その
添加の順序は任意である。ラセミ化しやすい誘導体の際
は有利には−20°〜30℃で短い反応時間で反応させ
る。
【0020】金属化合物としては、上記の方法の際には
ハロゲン化物、特に臭化物または塩化物、(特に鹸化の
際には)水酸化物、過塩素酸塩、酢酸塩、硫酸塩または
炭酸塩が有利である。またエステル交換またはアルコー
リシス反応の際金属化合物のアルコラートも適してい
る。
【0021】カルボン酸エステル、有利にはアミノ酸ま
たはペプチドエステルのアンモノリシスのためにはエス
テルを極性の溶剤、特にTHFまたは若干のジオキサン
(DMF(30容量%まで)を加えてもよい)中に溶解
または懸濁させる。アミジン塩基および金属化合物、有
利にはリチウム塩、パラジウム塩、銅(I)化合物、陰
イオンとしてハロゲン化物および過塩素酸塩が特に良く
適しているが、これらを加えNH3を冷却しながら導入
する。特に適している金属化合物はLiBr、LiCl
4、KF、CuCl、PdCl2で、この際これらの塩
を、特にKFを反応混合物中にAl23で導入すること
ができる。
【0022】アミジン塩基は基本構造式:
【0023】
【化1】
【0024】を有する有機化合物で、その際窒素原子の
自由原子価は水素および有利には(特に全部)炭素原子
と結合されている。炭素原子における自由原子価は有利
にはさらに炭素原子で結合されているが、例えばまたさ
らに窒素原子も可能である。
【0025】アミジン塩基としては有利には非求核性第
三塩基を使用する。特に有利であるのは二環式の化合物
1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデシ−7−
エン(DBU)または1,5−ジアザビシクロ[4.
3.0]ノン−5−エン(DBN)である。アミジン塩
基を通常では酸誘導体に対して0.01〜10モル量
で、最良の結果に至るためには0.2〜4モル量で使用
する。エステル鹸化の際には遊離の酸基が生じるから、
ここでアミジン塩基を、酸機能がさらに補助の塩基、有
利には例えばトリエチルアミンのような第三アミンによ
り除去されないときは、少なくともモル量で使用しなけ
ればならない。その際補助塩基を緩衝系に存在させるこ
ともできる。
【0026】金属化合物、特に適しているリチウムおよ
びさらにマグネシウムまたはセシウム塩で通常0.1〜
20モル量で使用する。特に有利であるのは、そのつど
該酸誘導体に対して、金属化合物の2〜10モル量であ
る。
【0027】また当該発明に至った研究の際に、若干の
場合にただ水酸化リチウムだけ、またはほかのリチウム
塩と塩基(従って反応溶液にはリチウムおよび水酸化イ
オンが存在する)をアミノ酸またはペプチドエステルの
鹸化のために使用することができることも明らかとなっ
た。この際鹸化すべき化合物に対し水酸化リチウムの
1.0〜20モル量が適している。有利には水酸化リチ
ウムの2〜20モル量が有利である。該水酸化リチウム
が緩衝系中にあるかないかは補助塩基を加えるときは、
またリチウム化合物0.1モル量だけでも使用すること
ができる。そのとき発生した遊離の酸は補助塩基および
緩衝系によって中和されるので、鹸化のための反応溶液
のアルカリ性は保持されたまま残る。
【0028】
【実施例】以下の例によって本発明を詳細に説明する。
【0029】カルボン酸エステル交換のための一般的方
法 A:LiBr(5当量)および相応するカルボン酸エス
テル(1当量)を乾燥したアルゴンのもとに所望の無水
アルコールの適量で溶解または懸濁させる、その結果
0.2〜0.3Mの濃度を得る。新しく蒸留したDBU
(0.5当量)を加え、該溶液を室温で撹拌する。反応
経過を薄膜クロマトグラフィーまたはガスクロマトグラ
フィーを使用して追跡する。さらにもはや反応が起らな
くなったら直ちに、反応混合物を真空下に回転蒸発器で
濃縮し、飽和した水性NH4Clまたは1N HCl溶
液で加水分解させる。該生成物をジエチルエーテルで2
回振り出し、合した有機フラクションを塩水で中性反応
まで洗浄し、次いでNa2SO4上で乾燥する。真空で溶
剤を除去した後、該粗生成物を蒸留またはフラッシュク
ロマトグラフィーで精製する。
【0030】B:高価なアルコールの際はLiBr、相
応するメチルエステルおよびアルコールの化学量論的ま
たは僅かに化学量論より過剰の量(1〜2当量)をテト
ラヒドロフラン/塩化メチレンからなる混合物(3:1
v/v)でAの方法に相当して溶解する。次いで該反応
混合物を乾燥したアルゴン下で環流で加熱し、放出され
たメタノールを、反応フラスコおよび逆流冷却器の間の
滴下漏斗または抽出器に配置されているモレキュラーシ
ーブ5Aで捕捉する。反応の経過を方法Aのもとのよう
に追跡し、処理も相応して行う。
【0031】ペプチドエステルの処理のための一般的方
法。
【0032】該反応混合物を酢酸エチル200ml(第
2の分液漏斗で酢酸エチル150ml)に加え、該抽出
物を次々に1N HCl 100ml、1NHCl 5
0ml、1M KHCO3100ml、1M KHCO3
50mlおよび2回H2O50mlで洗浄し、MgS
4上で乾燥して真空中で蒸発させる。該残渣を文献時
間にわたって減圧のもとに乾燥する。
【0033】例1 フエニル酢酸メチルエステルのフエニル酢酸エチルエス
テルへのエステル交換 方法Aに相当してフエニル酢酸メチルエステル(4.5
1g、30ミリモル)およびLiBr(13.03g、
150ミリモル)をエタノール(150ml)に溶解し
た。DBU(2.28g、15ミリモル)をこれに加え
該反応混合物を室温で1時間撹拌した。引き続いて加分
解し記載のように処理した。真空蒸留で純粋のフエニル
酢酸エチルエステル4.40g(理論収率90%)を得
た。沸点65.5〜66℃/1mmHg。
【0034】例2 フエニル酢酸メチルエステルのフエニル酢酸−(R)−
メチルエステルへのエステル交換 方法Bに相当してフエニル酢酸メチルエステル(751
mg、5ミリモル)、LiBr(2.17g、25ミリ
モル)および(R)−(−)−メントール(751m
g、5ミリモル)をTHF/CH2Cl2(3:1v/
v、20ml)に溶解した。DBU(0.37ml、
2.5ミリモル)をこれに加え該反応混合物を多数の時
間環流で煮沸した。薄膜クロマトグラム(SiO2;ペ
ンタン/ジエチルエーテル4:1v/v)では環流での
24時間煮沸後のエステル交換は完了してなかったこと
を示した。それにもかかわらず該反応混合物を加水分解
し処理した。フラツシュクロマトグラフィー(Si
2;ペンタン/ジエチルエーテル4:1v/v)は主
として1H−NMRで純粋の油としてフエニル酢酸−
(R)−メンチルエステル691mg(収率50%)を
示した。
【0035】例3 フエニル酢酸メチルエチルのフエニル酢酸−2−トリメ
チルシリルエチルエステルへのエステル交換 方法Bに相当してフエニル酢酸メチルエステル(751
ng、5ミリモル)を2−トリメチルシリルエタノール
(1.18g、1.43ml、10ミリモル)でTHF
/CH2Cl2(3:1v/v、20ml)中で環流でエ
ステル交換した。環流8時間の後、該反応混合物を加水
分解し処理した。GCおよび 1H−NMRにおいて定量
的収率で得られた粗生成物は実質的に純粋(GCで≧9
9%)であった。
【0036】例4 R−(4RS,5SR)−5−イソプロピル−2−オキ
サゾーリジノン−4−カルボン酸エチルエステル(3
b)の調製 R−(4SR,5RS,8SR)−1−アザ−3,7−
ジオキサ−4−(2′−プロピル)−8−(t−ブチ
ル)−ビシクロ[3.3.0]−オクタン−2,6−ジ
オン(302mg、1.25ミリモル)およびLiBr
(543mg、6.25ミリモル)をエタノール(30
ml)に溶解した。DBU(0.37ml、2.5ミリ
モル)をこれに加え得られた溶液を室温で2時間撹拌し
た。酸性の加水分解および通常の処理の後フラッシュク
ロマトグラフィー(SiO2;CH2Cl2/酢酸エチル
4:1v/v)で無色の、粘性油として3bの192m
g(収率76%)を得た。
【0037】例5 Boc−Phe−Ala−OEtの調製 Boc−Phe−Ala−OMe(701mg、2ミリ
モル)およびLiBr(869mg、10ミリモル)を
エタノール(10ml)に溶解した後DBU(150μ
l,1ミリモル)を室温でこれに加えた。6分間後その
反応溶液を1NHCl(3ml)で処理し上述のように
処理した。
【0038】収率:700mg(96%)出発生成物2
%(1H−NMR)およびD−Alaの成分4%(G
C)を有する。
【0039】例6 Boc−Phe−Ala−OCHMe2の調製 Boc−Phe−Ala−OMe(701mg、2ミリ
モル)およびLiBr(869mg、10ミリモル)を
イソプロパノール(10mlに溶解させた後、−10℃
でDBU(150μl、1ミリモル)を加えた。この温
度で44時間を越える撹拌の後該反応混合物を希釈した
HCl/ジエチルエーテル(3ml)で処理し上述のよ
うに処理した。
【0040】収率:664mg(88%)出発生成物4
%(1H−NMR)およびD−Alaの成分4%(G
C)を有する。
【0041】例7 Boc−Phe−Ala−OCH2CH=CH2(7d)
の調製 Boc−Phe−Ala−OMe(701mg、2ミリ
モル)およびLiBr(869mg、10ミリモル)を
アクリルアルコール(10ml)に溶解した後0℃でD
BU(150μl、1ミリモル)を加えた。撹拌0℃で
6時間の後、該反応混合物を希釈したHCl/ジエチル
エーテル(3ml)と混合し上述のように処理した。
【0042】収率:出発生成物3%(1H−NMR)お
よびD−Alaの成分5%(GC)を有するうすく褐色
がかった7d686mg(91%)。
【0043】例8 ペプチド−樹脂−アルコーリシス、Boc−Leu−A
la−Gly−Val−OMe(15b) Boc−Leu−Ala−Gly−Val−(PS−P
am−樹脂)(15a)(300mg、0.168ミリ
モルペプリド)を0.28M LiBr/メタノール溶
液(LiBr487mg/メタノール20ml)3ml
に懸濁し室温で15分を越える撹拌の後DBU(50μ
l、0.34ミリモル)を加えた。室温で4時間を越え
る撹拌の後該反応混合物を濾過し、該樹脂を酢酸エチル
(〜10ml)で洗浄し、1NHCl(〜10ml)で
処理し酢酸エチル(〜10ml)で2回抽出した。合し
た有機抽出物を硫酸マグネシウムで乾燥、濾過、溶剤の
蒸発および真空で乾燥の後、D−Val成分1%(G
C)で少しく汚染された15b78mgを得た。さらに
フラッシュクロマトグラフィー(ジエチルエーテル中メ
タノール5%)により精製し高真空で24時間の乾燥融
点71〜72℃を有する15bの白色粉末66mg(8
3%)を生じた。
【0044】例9 ペプチド−樹脂−分離、Boc−Leu−Ala−Gl
y−Val−OH(15b)の調製 Boc−Leu−Ala−Gly−Val−(PS−P
am−樹脂)(15a)(150mg、0.093ミリ
モルペプチド)をLiBr(40mg、0.46ミリモ
ル)のTHF(1.8ml)および水(0.2ml)中
の溶液に懸濁し室温で15分を越える撹拌の後、DBU
(7μl、0.047ミリモル)を加えた。室温で4時
間の撹拌の後該反応混合物を濾過し、該樹脂を酢酸エチ
ル(〜10ml)で洗浄し、1NHCl(〜10ml)
で処理し酢酸エチル(〜10ml)で2回抽出した。合
した有機抽出物をMgSO4で乾燥し、濾過し溶液を放
出した後高真空で乾燥した。得られた生成物(81m
g)はD−Val成分1%(GC)で僅かに汚染されて
いた。該収率を粗生成物にアセトニトリルを内部標準と
して1H−NMRを使用して決定した。34mg(81
%)。粗生成物のCH22によるエステル化は1H−N
MRスペクトルで15bのそれに相応する生成物となっ
た。
【0045】例10 ペプチド−樹脂−アルコーリシス、Boc−Leu−A
la−Gly−Phe−OMe(16b) Boc−Leu−Ala−Gly−Phe−(PS−P
am−樹脂)(16a)(150mg、0.084ミリ
モルペプチド)をLiBr(36mg、0.41ミリモ
ル)のMeOH(2ml)溶液に懸濁させた後0℃で1
5分の撹拌の後DBU(6.3μl、0.042ミリモ
ル)を加えた。0℃で8時間撹拌後反応混合物を濾過
し、該樹脂を酢酸エチル(約10ml)で洗浄し、1N
HCl(約10ml)で処理し上記(半分の溶剤量)の
ように処理した。D−Phe成分2%(GC)を有する
16bの無色の油64mgを得た。16bの含有量を粗
生成物に内部標準としてアセトニトリルで1H−NMR
を使用してつきとめた。38mg(86%)。さらにフ
ラシュクロマトグラフィー(10%v/vMeOH/ジ
エチルエーテル)で精製して高真空で24時間乾燥後1
6bの白色粉末の36mg(82%)が生じた。
【0046】例11 ペプチド−樹脂−分離、Boc−Leu−Ala−Gl
y−Phe−OH(16c)の調製 Boc−Leu−Ala−Gly−Phe−(Ps−P
am−樹脂)(16a)(150mg、0.084ミリ
モルペプチド)をLiBr(36mg、0.41ミリモ
ル)のTHF/10%v/vH2O(2ml)溶液に分
散させた後室温で15分撹拌した後DBU(6.3μ
l、0.042ミリモル)を加えた。室温で4時間撹拌
の後該反応混合物を濾過し、該樹脂を酢酸エチル(約1
0ml)で洗浄し、1NHCl(約10ml)で処理し
酢酸エチル(約10ml)で2回抽出した。上述のよう
に処理した後D−Phe成分2%(GC)で汚染された
16c96mgを単離した。16cの成分を粗生成物品
についてアセトニトリルを内部標準とした1H−NMR
により40mg(93%)に決定した。粗生成品のCH
22によるエステル化により16bに相応する1H−N
MRスペクトルが生じた。
【0047】例12 Ac−D−Nal−D−P−Cl−Phe−D−Pal
−Ser−Tyr−D−Cit−Leu−OH Ac−D−Nal−D−P−Cl−Phe−D−Pal
−Ser−Tyr−D−Cit−Leu−OMeをTH
F15mlに懸濁させ、該懸濁体を水1mlおよびLi
OH11.2mg(0.468ミリモル)の水1mlの
溶液と混合し該反応混合物を室温で4時間撹拌した。そ
の後でHPLCによればもはや抽出物は存在しなかっ
た。該反応溶液を1N塩酸でPH4にし、THFを真空
で除去し、残渣を水15mlで希釈し吸引濾過した。該
生成物をアセトニトリル30mlと80℃で加熱蒸解
し、新たに吸引濾過し乾燥した。最後にHPLCにより
純度98.5%を有するAc−D−Nal−D−P−C
l−Phe−D−Pal−Ser−Tyr−D−Cit
−Leu−OH 220mg(90%)を得た。1H−
NMRスペクトルではメチルエステルの信号は3.6p
pmではもはや存在せず、そのほかに該スペクトルはこ
れに依存してない方法で製造されたAc−D−Nal−
D−p−Cl−Phe−D−Pal−Ser−Tyr−
D−Cit−Leu−OHの比較スペクトルに相応し
た。GC−ラセマートテストはロイシン(D−Leu
0.5%)の著しいラセミ化を示さなかった。
【0048】例13 アンモノリシス、Boc−Phe−Ala−NH2の調
製 乾燥したTHF30mlにBoc−Phe−Ala−O
Me300mg(0.86ミリモル)および274mg
(2.6ミリモル、3当量)を溶解しならびにAl23
にKF400mg(≒2.2ミリモルF-)を懸濁させ
た。
【0049】0℃で乾燥したNH3ガスを貫流させた。
24時間後さらに抽出物を消耗した。1H−NMRはエ
ステル成分約10%を示した:DCでは副生成物を確認
できなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07K 5/08 8018−4H 5/10 ZNA 8018−4H (72)発明者 マティアス コッテンハーン ドイツ連邦共和国 ハーナウ 7 シュタ インハイマーフォアシュタット 25 (72)発明者 ディーター ゼーバッハ スイス国 チューリッヒ オレリシュトラ ーセ 3 (72)発明者 アドリアン ターラー スイス国 シュタインハウゼン ノイドル フシュトラーセ 12ベー

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リン酸、ホスホン酸またはカルボン酸誘
    導体のアルコール、水またはNH3とのアミジン塩基の
    存在下での反応方法において、該反応を金属化合物の添
    加のもとに行うことを特徴とするリン酸、ホスホン酸ま
    たはカルボン酸誘導体のアルコール、水またはアンモニ
    アとの反応方法。
  2. 【請求項2】 該誘導体がエステルまたはアミドである
    請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 該方法を追加の溶剤の存在下で行う請求
    項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 金属化合物としてハロゲン化物、過塩素
    酸塩、酢酸塩、硫酸塩または炭酸塩、および水の遮断下
    でのアルコールのアルコラートを使用する請求項1から
    3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 アミジン塩基としてN−置換の、非核形
    成のアミジン塩基を使用する請求項1から4までのいず
    れか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 該誘導体がポリマーに結合したペプチ
    ド、アミノ酸または核酸である請求項1から5までのい
    ずれか1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 該アミジン塩基を0.01〜10モル量
    で使用する請求項1から6までのいずれか1項記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 カルボン酸エステルを少なくとも当量の
    アルコールの存在下で反応させて、このアルコールのエ
    ステルにする請求項1から7までのいずれか1項記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 該反応を水と行い、遊離酸への鹸化であ
    り、かつアミジン塩基またはほかの補助塩基を少なくと
    もモル量で使用する請求項1から7までのいずれか1項
    記載の方法。
  10. 【請求項10】 該反応がアンモノリシスであり、カル
    ボン酸エステルを極性溶剤で反応させる、その際該カル
    ボン酸エステルを少なくとも当量のNH3の存在で反応
    させてアミドにする請求項1から7までのいずれか1項
    記載の方法。
  11. 【請求項11】 リチウム塩、パラジウム塩および/ま
    たは銅(I)化合物ならびにハロゲン化物の存在下でお
    よびテトラヒドロフラン/ジメチルホルムアミド中で反
    応させる請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 リチウム塩、パラジウム塩および/ま
    たはアルカリ塩および場合により別のアルカリ金属塩の
    存在下でならびにフッ化物およびほかのハロゲン化物お
    よび/または過塩素酸塩の存在下で反応させる請求項1
    0記載の方法。
  13. 【請求項13】 水性媒体中で金属化合物の存在下での
    ペプチドエステルの鹸化方法において、塩基としてLi
    +および水酸化物を少なくとも0.1モルの量で、およ
    び発生する遊離の酸の補償のために、場合により補助塩
    基または緩衝系を使用することを特徴とする、水性媒体
    でのペプチドエステルの鹸化方法。
  14. 【請求項14】 金属化合物を0.1〜20モル量で使
    用する請求項1から13のいずれか1項記載の方法。
  15. 【請求項15】 該方法を−20°〜+120℃の範囲
    内の温度で行う請求項1から14までのいずれか1項記
    載の方法。
JP4186658A 1991-07-15 1992-07-14 リン酸、ホスホン酸またはカルボン酸誘導体のアルコール、水またはアンモニアとの反応方法および水性媒体でのペプチドエステルの鹸化方法 Pending JPH05271104A (ja)

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