JPH0527101Y2 - - Google Patents

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JPH0527101Y2
JPH0527101Y2 JP1985158316U JP15831685U JPH0527101Y2 JP H0527101 Y2 JPH0527101 Y2 JP H0527101Y2 JP 1985158316 U JP1985158316 U JP 1985158316U JP 15831685 U JP15831685 U JP 15831685U JP H0527101 Y2 JPH0527101 Y2 JP H0527101Y2
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curtain
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rod
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はカーテンの吊高さの位置を可変調節
することができるアジヤスタータイプのプラスチ
ツク製カーテンフツクの改良に関する。
[従来の技術] 従来、この種のカーテンフツクとしては、第3
図に示す様に、カーテンへの止着杆7を背面側に
有する本体部8と、カーテンランナーへの係合杆
9を有し、両端部を鉤部とした断面略コ字状の摺
合体10とからなり、当該摺合体10が上記本体
部8をほぼ包囲して嵌合し、本体部8の前面に形
成した下向鋸歯状突起の係合部11に、摺合体1
0に形成した戻り止めの係合爪12で係合する吊
位置可変調節型のものが提供されている。
[考案が解決しようとする課題] しかしこの種前面係合式のカーテンフツクは、
金属と異なつて剛性の乏しいプラスチツク材料を
用いていることから、カーテン吊り下げ時に、止
着杆に止着されたカーテンの自重にもとづく作用
で、摺合体の係合爪が係合している下向鋸歯状突
起の係合部分を軸に、本体部を摺合体から引き離
す回転力が働き、その結果、摺合体の係合爪が本
体部の係合部から外れやすい難点があつた。また
止着杆もカーテンの自重が原因で、本体部につな
がる部分を軸に本体部に対して回転方向に開き易
くなり、使用状態において好ましくなく、また耐
久性の点でも問題であつた。
この考案の目的は、使用時、止着杆にカーテン
の自重が働いても、摺合部の係合爪が本体部の係
止部から離脱するおそれがなく、また本体部から
の止着杆の開きをも防止することができ、安定し
た係合状態が得られる吊位置可変調節型のプラス
チツク製カーテンフツクを提供する点にある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、この考案はカーテン
への止着杆を背面側に有する本体部と、カーテン
ランナーへの係止杆を有し、両端部を内方に屈曲
して相対向する鉤部とした断面略コ字状の摺合体
とからなり、当該摺合体が上記本体部をほぼ包囲
して嵌合し、本体部に形成した下向鋸歯状突起を
有する係合部に、摺合体に形成した戻り止めの係
合爪で係合する吊位置可変調節型のプラスチツク
製カーテンフツクにおいて、上記係合部を本体部
背面のほぼ中央部に突出配置するとともに、その
下向鋸歯状突起を係合部の幅方向両側にそれぞれ
形成し、この係合部を挟んで互いに対向する前記
摺合体の鉤部に上記戻り止めの係合爪を各々形成
し、さらに前記止着杆を係合部から立ち上がる状
態で形成したカーテンフツクを採用した。
[作用] 従つてカーテンの自重が働いても、当該自重が
離反力として働いていた前面係合式と異なり、背
面係合式である本考案のカーテンフツクでは、カ
ーテンの自重は係合力として作用するため、摺合
体は本体部に確実に係合する。また下向鋸歯状突
起の係合部は本体部の背面に形成され、しかも止
着杆はこの係合部から立ち上がる状態で形成され
ているので、本体部と止着杆の反りが減少し、本
体部からの止着杆の開きが抑制される。
また特に本考案のカーテンフツクは、下向鋸歯
状突起を係合部の幅方向両側にそれぞれ形成し、
この係合部を挟んで互いに対向する前記摺合体の
鉤部に上記戻り止めの係合爪を各々形成している
ので、止着杆に装着されたカーテンに係合爪や下
向鋸歯状突起が引つ掛かつたり、またカーテンが
邪魔になつて円滑な吊位置可変調節を妨害するお
それがなく、使用面で支障が生じることはない。
[実施例] 第1図はこの考案に係るカーテンフツクの一実
施例を示す斜視図である。
図において1はカーテンフツクの本体部、2は
本体部1の背面側に位置し、下端部からほぼ垂直
に立ち上がつたカーテンへの止着杆である。3は
両端部が鉤部4である断面略コ字状の摺合体で、
上記本体部1をほぼ包囲する状態で上下摺動可能
に嵌合している。摺合体3には図示の通り、その
上部にカーテンランナーへの係止杆5が設けられ
ており、また第2図に示す様に、各鉤部4にはそ
の対向面に戻り止めの係合爪4aが形成されてい
る。
6は本体部1の背面のほぼ中央部に突出形成さ
れた係合部であり、この実施例では係合部の幅方
向両側に下向鋸歯状突起6aがそれぞれ形成され
ている。係合部6の下端部からは前記の止着杆2
が立ち上がる状態で伸びている。
従つてこのカーテンフツクを使用すると、カー
テンを止着杆2に吊り下げても、カーテンの自重
は摺合体3の係合爪4aを下向鋸歯状突起6aに
強固に係合させる力として発揮するため、従来の
様に使用中に簡単に外れるということはない。ま
た下向鋸歯状突起6aの係合部6は本体部1の背
面に形成され、しかも止着杆2はこの係合部6か
ら立ち上がる状態で形成されているので、止着杆
2の開きは抑制される。
ところでこの考案は上記の実施例に限定されな
い。例えば摺合体3に形成された係合爪4aはこ
の実施例では各鉤部4の対向面にそれぞれ内部爪
として形成したが、下向に伸びる外部爪として形
成しても差支えない。ただ外部爪として形成した
場合、摺合体3を本体部1に沿つて下方に摺動さ
せると、外部爪は摺合体3との連結点を起点とし
て左右に大きく開閉するため、耐久性の点でやや
問題があるが、この実施例の様に係合爪4aを内
部爪とした場合は、爪の強度は摺合体4の強度に
支配されることになり、耐久性の点で好ましい。
また構造が簡単になることから好ましいものであ
る。
[考案の効果] 以上の通り、この考案は背面係合式の吊位置可
変調節型のプラスチツク製カーテンフツクである
ので、カーテンの自重は係合力として作用するた
め、摺合体は本体部に確実に係合し、従来の様に
摺合体の係合爪が本体部の係合部から外れること
は全くない。また下向鋸歯状突起を有する係合部
は本体部の背面に形成され、しかも止着杆はこの
係合部から立ち上がる状態で形成されているの
で、本体部からの止着杆の開きが抑制される。ま
た下向鋸歯状突起を係合部の幅方向両側にそれぞ
れ形成し、側面係合としているので、使用に際し
係合爪や下向鋸歯状突起がカーテンに引つ掛かか
るおそれもなく、円滑に調節することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るカーテンフツクの一実
施例を示す斜視図、第2図は摺合体の背面図、第
3図は従来例のカーテンフツクを示す斜視図であ
る。 1……本体部、2……止着杆、3……摺合体、
4……鉤部、4a……係合爪、5……係止杆、6
……係合部、6a……下向鋸歯状突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カーテンへの止着杆を背面側に有する本体部
    と、カーテンランナーへの係止杆を有し、両端部
    を内方に屈曲して相対向する鉤部とした断面略コ
    字状の摺合体と、からなり、当該摺合体が上記本
    体部をほぼ包囲して嵌合し、本体部に形成した下
    向鋸歯状突起を有する係合部に、摺合体に形成し
    た戻り止めの係合爪で係合する吊位置可変調節型
    のプラスチツク製カーテンフツクにおいて、上記
    係合部を本体部背面のほぼ中央部に突出配置する
    とともに、その下向鋸歯状突起を係合部の幅方向
    両側にそれぞれ形成し、この係合部を挟んで互い
    に対向する前記摺合体の鉤部に上記戻り止めの係
    合爪を各々形成し、さらに前記止着杆を係合部か
    ら立ち上がる状態で形成したことを特徴とするカ
    ーテンフツク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH076859Y2 (ja) * 1988-08-04 1995-02-22 装研株式会社 カーテン吊り具
JPH076860Y2 (ja) * 1988-08-05 1995-02-22 装研株式会社 カーテン吊り具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5813815U (ja) * 1981-07-15 1983-01-28 株式会社明電舎 導体成形装置

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JPS6266577U (ja) 1987-04-24

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