JPH076860Y2 - カーテン吊り具 - Google Patents

カーテン吊り具

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JPH076860Y2
JPH076860Y2 JP1988103889U JP10388988U JPH076860Y2 JP H076860 Y2 JPH076860 Y2 JP H076860Y2 JP 1988103889 U JP1988103889 U JP 1988103889U JP 10388988 U JP10388988 U JP 10388988U JP H076860 Y2 JPH076860 Y2 JP H076860Y2
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JP
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main body
curtain
hook
ratchet
holding portion
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JP1988103889U
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JPH0226583U (ja
Inventor
家次 高沢
Original Assignee
装研株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、カーテンをランナの吊り環へ吊り止めるため
のカーテン吊り具の改良に関するものである。
(従来の技術) 従来、カーテンの吊り位置を上下に変更することができ
るカーテンの吊り具として、例えば実開昭57−7389号公
報に記載されたものがある。このカーテン吊り具は弾性
合成樹脂製で、カーテンに取付けられる本体と、本体に
対してラチェット式に下方へ移動自在に係合するフック
体とから成るものである。
ところで、カーテンは、これを開閉するときに下方へ引
き下げる力を受ける。この力は、カーテンの上端縁に取
付けられているカーテン吊り具に集中的にかかるので、
ときとしてラチェット爪を備えた一対の弾性脚間が開い
てラチェット式係合が外れ、カーテンが脱落してしまう
ことがある。
(考案が解決しようとする課題) 上記問題点を解決するために、ラチェット爪を備えた一
対の弾性脚を強固にすると、相対的に柔軟性がなくなる
ために、フック体の移動のために大きな力が必要となり
実用的でない。
従って、本考案は、ラチェット式係合が確実で本体から
フック体が脱落することがなく、しかもフック体の下方
への移動は極めて軽く行なうことができる、小型で強靱
なカーテン吊り具を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案においては、上記課題を解決するため、カーテン
20に取付けられる弾性合成樹脂製の本体2と、この本体
2に対してラチェット式に下方へ移動自在に係合する弾
性合成樹脂製のフック体とから成るカーテン吊り具にお
いて、本体2の左右両側面には、縦方向のラチェット歯
列6を設け、フック体3には、本体2に移動自在に係合
する抱持部9と、カーテンランナに掛け止める鈎部10と
を設け、抱持部9には、本体2の前面に沿う前壁14と、
この前壁14の両側縁から本体2の両側面に沿うように延
出する両側壁12と、この両側壁12の後方縁にほぼ直角に
相対向して突設され本体2に摺動自在に係合する一対の
係合片15とを設け、抱持部9の内側には、両側壁12の内
側下部から内側傾斜で上方に向かって延出する薄板状ラ
チェット爪11を設け、鈎部10は抱持部9の前壁14から延
出させた。
(作用) 本考案のカーテン吊り具においては、抱持部9の左右側
壁12の内側に形成された一対の薄板状ラチェット爪11
が、本体2の左右の一対のラチェット歯列6に係合する
から、容易にこの係合が外れることはない。ラチェット
爪11は、フック体3の抱持部9の内側に設けられてお
り、外側に張り出していないから、全体が小型であり、
体裁が良い。ラチェット爪11は、薄板状で比較的柔軟で
あるから、フック体3の移動時にラチェット歯6に従っ
て柔軟に撓み、従って移動を比較的軽く行なうことがで
きる。それにもかかわらず、ラチェット爪11は、フック
体3の外側に露出していないから、これが他のものに引
っかかって破損することがない。
(実施例) 本考案の一実施例を第1図乃至第7図に示す。第1図乃
至第7図において、カーテン吊り具1は、カーテン20に
取付けられる弾性合成樹脂製の本体2と、この本体2に
対してラチェット式に下方へ移動自在に係合する弾性合
成樹脂製のフック体3とから成る。
本体2は、略並行して縦方向に伸びる主杆4と挿入杆5
とから成り、両者は下端部において連続している。主杆
4の左右両側面には、縦方向一対のラチェット歯列6を
備えている。また、主杆4は、挿入杆5の方向へ略水平
に突出した突き刺し杆7を上部後方に備えている。突き
刺し杆7は、装着時にカーテン20へ突き刺して上部を固
定するためのものである。挿入杆5は、突き刺し杆7を
受け入れるための凹所8を上部に備えている。凹所8の
上下には薄板部13,13が設けられている。この薄板部13
は、挿入杆5をひだ部21へ挿入するときに、ひだの合わ
せ目に進入して、挿入方向を案内すると共に、挿入杆5
の装着位置を規制するものである。
フック体3は、本体2の主杆4を上下に摺動自在に抱持
する抱持部9と、図示しないランナの吊り環に掛け止め
るための鈎部10とを具備している。抱持部は、本体の前
面に沿う前壁14と、この前壁14の両側縁から本体2の両
側面に沿うように延出する両側壁12と、この両側壁12の
後方縁にほぼ直角に相対向して突設され本体2に摺動自
在に係合する一対の係合片15とを有する。抱持部9の内
側には、両側壁12の内側下部から内側傾斜で上方に向か
って延出する薄板状ラチェット爪11とを有する。鈎部10
は抱持部9の前壁14から延出している。
この実施例のカーテン吊り具1は、本体2に対してフッ
ク体3を移動させて所定位置に配置し、カーテン20の吊
り高さを調整する。即ち、本体2に対してフック体3を
下方へ引き下げると、ラチェット爪11が弾性的に撓んで
順次下方のラチェット歯6に係合していく。ラチェット
爪11は、薄板状で比較的柔軟であるから、フック体3の
移動時にラチェット歯6に従って柔軟に撓み、従って移
動は比較的軽く行える。2つのラチェット爪11が、本体
2の左右2つのラチェット歯列6に係合するから、この
係合は強固であり、外れることはない。ラチェット爪11
は、フック体3の抱持部9の内側に設けられており、外
側に張り出していないから、全体が小型であり、体裁が
良い。ラチェット爪11は、比較的薄い板状のものである
が、フック体3の外側に露出していないから、これが他
のものに引っかかって破損することがない。
しかして、このカーテン吊り具1は、カーテン20のひだ
部21に挿入杆5を挿入してカーテン20に取付ける。挿入
杆5を挿入する際には、挿入杆5と主杆4との間を開い
て突き刺し杆7が邪魔にならないようにする。挿入杆5
を挿入したら、突き刺し杆7をカーテン20に突き刺して
上部を固定する。こうすればカーテン吊り具1の上部が
左右に揺動したりカーテン20から抜け出たりすることが
ない。
第8図には、突き刺し体の他の実施例を示す。この実施
例における突き刺し体17は、先の実施例のものと同様
に、先端がとがっているが、先端近くの上部に抜け止め
突起17aを備えている。この突起17aは、先端から基部に
向かって上昇する斜面17bを備えると共に、基部側に係
止段部17cを備えている。
しかして、この実施例の突き刺し体17は、先の実施例の
ものと同様にカーテン20に突き刺される。ところで、カ
ーテン20のひだ部21は、第9図に示すように、糸22によ
って縫い合わされている。従って、突き刺し体17は、糸
22の上下に縫目の間に進入し、係止段部17cが糸22ある
いはカーテン20に係合して、抜け止めされることにな
る。例えば、糸22の縫目の間隔を4mmとし、突き刺し体1
7の最大幅を3mmとすれば、突き刺し及び抜取りに支障は
ない。なお、抜取るときには、いったん主杆2を引き下
げて、係止段部17cと糸22あるいはカーテン20との係合
を外すようにする。
第10図には本考案の他の実施例を示す。同図において第
1図乃至第7図におけるものと同一構成部には同一の符
号を付して説明を省略する。この実施例のものは、先の
実施例における挿入杆5に代えて、カーテン20へ縫い付
けるための薄板状の縫い付け板25を備えている。この縫
い付け板25は、主杆4の後部から後方へ一体に延出して
いる。この実施例のものは、カーテン20への取付け方が
異なるのみで、他の作用は先の実施例のもの同一であ
る。
(考案の効果) 以上のように、本考案においては、カーテン20に取付け
られる弾性合成樹脂製の本体2と、この本体2に対して
ラチェット式に下方へ移動自在に係合する弾性合成樹脂
製のフック体3とから成るカーテン吊り具において、本
体2の左右両側面には、縦方向のラチェット歯列6を設
け、フック体3には、本体2に移動自在に係合する抱持
部9と、カーテンランナに掛け止める鈎部10とを設け、
抱持部9には、本体2の前面に沿う前壁14と、この前壁
14の両側縁から本体2の両側面に沿うように延出する両
側壁12と、この両側壁12の後方縁にほぼ直角に相対向し
て突設され本体2に摺動自在に係合する一対の係合片15
とを設け、抱持部9の内側には、両側壁12の内側下部か
ら内側傾斜で上方に向かって延出する薄板状ラチェット
爪11を設け、鈎部10は抱持部9の前壁14から延出させた
ため、ラチェット爪11が外側に広がることがないので、
この係合が外れることはない。ラチェット爪11は、フッ
ク体3の抱持部9の内側に設けられており、外側に張り
出していないから、全体が小型であり、体裁が良い。ま
た、ラチェット爪11は、薄板状で比較的柔軟であるか
ら、フック体3の移動時にラチェット歯6に従って柔軟
に撓み、従って移動を比較的軽く行なうことができる。
ラチェット爪11が比較的柔軟であるにもかかわらず、フ
ック体3の外側に露出していないから、これが他のもの
に引っかかって破損することがなく堅牢である等の効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図はカーテン
吊り具の正面図、第2図は同左側面図、第3図は同右側
面図、第4図は第1図IV−IV断面図、第5図は同平面
図、第6図はフック体の平面図、第7図はカーテンへの
取付け状態の斜視図、第8図は突き刺し杆の他の実施例
を示す正面図、第9図はカーテンのひだ部の斜視図、第
10図は他の実施例のカーテン吊り具の正面図である。 1…カーテン吊り具 2…本体 3…フック体 6…ラチェット歯列 9…抱持部 10…鈎部 11…ラチェット爪 12…側壁 14…前壁 15…係合片

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カーテンに取付けられる弾性合成樹脂製の
    本体と、この本体に対してラチェット式に下方へ移動自
    在に係合する弾性合成樹脂製のフック体とから成るもの
    において、 前記本体の左右両側面には、縦方向のラチェット歯列を
    備え、 前記フック体は、前記本体に移動自在に係合する抱持部
    と、カーテンランナに掛け止める鈎部とを具備し、 前記抱持部は、本体の前面に沿う前壁と、この前壁の両
    側縁から前記本体の両側面に沿うように延出する両側壁
    と、この両側壁の後方縁にほぼ直角に相対向して突設さ
    れ前記本体に摺動自在に係合する一対の係合片とを具備
    し、 前記抱持部の内側には、両側壁の内側下部から内側傾斜
    で上方に向かって延出する薄板状ラチェット爪を具備
    し、 前記鈎部は前記抱持部の前壁から延出していることを特
    徴とするカーテン吊り具。
  2. 【請求項2】前記本体は、カーテンへ挿入して取付ける
    ための挿入杆を備えていることを特徴とする請求項
    (1)に記載のカーテン吊り具。
  3. 【請求項3】前記本体は、カーテンへ縫い付けて取付け
    るための薄板部を備えていることを特徴とする請求項
    (1)に記載のカーテン吊り具。
JP1988103889U 1988-08-05 1988-08-05 カーテン吊り具 Expired - Lifetime JPH076860Y2 (ja)

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JP1988103889U JPH076860Y2 (ja) 1988-08-05 1988-08-05 カーテン吊り具

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JPH0226583U JPH0226583U (ja) 1990-02-21
JPH076860Y2 true JPH076860Y2 (ja) 1995-02-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS577389U (ja) * 1980-06-17 1982-01-14
JPH0527101Y2 (ja) * 1985-10-16 1993-07-09

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JPH0226583U (ja) 1990-02-21

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