JPH05270817A - 容易にポンプ輸送できるゼオライトの安定な水性懸濁液 - Google Patents

容易にポンプ輸送できるゼオライトの安定な水性懸濁液

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JPH05270817A
JPH05270817A JP4170939A JP17093992A JPH05270817A JP H05270817 A JPH05270817 A JP H05270817A JP 4170939 A JP4170939 A JP 4170939A JP 17093992 A JP17093992 A JP 17093992A JP H05270817 A JPH05270817 A JP H05270817A
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Paolo Colombo
コロンボ パオロ
Pier D Mattioli
ドメニコ マッティオリ ピエル
Luigi Valtorta
ヴァルトルタ ルイジ
Pierino Radici
ラディッチ ピエリノ
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ゼオライト;0.5〜65重量%及び、(a)
炭素数10〜18で位置2中に1分枝をもつ生分解性枝
分れアルカノールの、炭素数の異なる少くとも2種のア
ルカノールを含む混合物又は(b)前記枝分れアルカノ
ール40〜100重量%及び炭素数10〜18の線状ア
ルカノール60〜0重量%を含む混合物のエトキシル化
により得られるエトキシル化アルカノール混合物からな
る沈殿防止剤;0.05〜6g(無水ゼオライト100g
当り)を含むゼオライト4Aの安定な水性懸濁液。 【効果】 この懸濁液は生分解性が良好で、粘度が低く
従ってポンプ輸送が容易であり、洗浄の製造における使
用に好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は洗剤の分野に広く使用される低
い粘度をもつゼオライト4A、ケイ酸アルミニウムナト
リウム、の安定な水性懸濁液に関する(例えばドイツ特
許3,002,278 参照)。上記ゼオライトはしばしば水性懸
濁液の形態で製造され、明らかに少くとも次の特性をも
つ懸濁液(通常、安定剤を含む)を製造することが望ま
しい: −輸送の負効果を低下させるため、高量の固体懸濁物
質; −析出物の形成従って妨害による懸濁の破壊を避けるた
め、高い安定性; −懸濁液のポンプ輸送を容易にするため、貯蔵及び移動
相中の低い粘度; −安定剤の高い生分解性(biodegradability)。
【0002】
【従来の技術】ドイツ特許公表DE−OS−34443
11は沈殿防止剤として、単一数の炭素原子(13)を
もつアルカノールのエトキシル化生成物の使用、好まし
くは、知られているように、プロピレン四量体のオキソ
合成から誘導されるイソトリデシルアルコール〔ウルマ
ン(Ullmann):エンサイクロペディア・オブ・インダス
トリアル・ケミストリー(Encyclopedia of Industrial
Chemistry) ;5版(1985);Vol. Al ;p.293
参照〕のエトキシル化生成物の使用を開示しているが、
しかし出願人は、実施例中に見ることができるように、
この種の生成物が生分解性の観点から十分でないこと及
び粘度(従ってポンプ輸送)に関してさえ、より良好な
特性をもつ製品を製造できることを認めた。
【0003】欧州特許公表EP−A−294694はそ
れが、ゼオライトの安定な懸濁液の製造のために線状及
び枝分れオキソアルコールのエトキシル化生成物を含む
混合物(イソトリデシルアルコールよりも一層生分解
性)を、枝分れアルコールの割合が25重量%以下であ
れば、有利に使用できることを開示している点で前進を
意味する。しかし、出願人はこれらの混合物の粘度が高
すぎること及び相当する懸濁液が、安定であるけれど
も、それ故にポンプ輸送の間に問題を生ずることを認め
た。同じ出願人は今回、同様に上記EP−A−2946
94中に記載されたものに等しいか又はそれより良好な
生分解性試剤を基にして、しかしそれらの粘度、従って
ポンプ輸送の容易さが非常に異なる懸濁液の製造に成功
した。
【0004】
【課題を解決するための手段】最も広い観点において、
本発明は、無水ゼオライト0.5〜65重量%及び、3〜
12の平均エトキシル化度をもつエトキシル化したアル
カノールの混合物〔該アルカノール混合物は、(a)1
0〜18個の炭素原子をもち、位置2中に1つの枝分れ
をもつ生分解性枝分れアルカノールの混合物(該混合物
は異なる数の炭素原子をもつ少くとも2種のアルカノー
ルを含む);又は(b)(a)中のような枝分れアルカ
ノール40〜100重量%(好ましくは90〜100
%)及び10〜18個の炭素原子をもつ線状アルカノー
ル60〜0重量%(好ましくは10〜0%)を含む混合
物、のエトキシル化により得られる〕からなる沈殿防止
剤(suspending agent)0.05〜6g(無水ゼオライト1
00g当り)を含む、容易にポンプ輸送でき、水中に不
溶性であるゼオライト4Aの安定な水性懸濁液に関す
る。良好な結果は二成分混合物及びより広い範囲の混合
物(例えば、二成分混合物C10 −C11 、C12 −C13 又は
C14 −C15 ;C12 −C13 −C14 −C15 混合物;C15−C
16 −C17 − C18 混合物など)で得られ;非常に良好
な結果は位置2中に1つの枝分れをもつ12〜13個の
炭素原子をもつ生分解性枝分れアルカノールの、13個
の炭素原子をもつアルカノールと12個の炭素原子をも
つアルカノールとの間の比が重量で70:30〜30:
70である二成分混合物で得られた。
【0005】懸濁液中の無水ゼオライトの量は、好まし
くは45〜60重量%であり、沈殿防止剤の量は、好ま
しくは無水ゼオライト100g当り0.50〜5.00gで
ある。好ましい平均エトキシル化度(EO)は3〜12
であり;殊に、非常に肯定的な結果が3つのエトキシル
化生成物(第1はEO値=4.4±0.5を、第2はEO値
=6.0±0.5を、第3はEO値=9.3±0.5をもつ)の
混合物で操作することにより得られたことが指摘されよ
う。重量比、第1生成物:第2生成物:第3生成物は好
ましくは1:2:1〜2:1:2である。良好な結果は
また重量比A:Bが1:3〜3:1である二成分混合物
(A+B)、第1生成物/第2生成物、第1生成物/第
3生成物又は第2生成物/第3生成物、で得ることがで
きる。
【0006】上記エトキシル化アルコールは本発明の懸
濁液の必須成分であるが、しかしそれらはまた他の成分
例えば消泡剤又は溶解促進すなわち水相中の沈殿防止剤
の溶解度を増進する化合物を含むことができる。普通の
添加剤、例えば消泡セッケン又は抑泡シリコーンは消泡
剤として使用できる。この種の添加剤は厳密に必要では
ないが、しかしそれは沈殿防止剤が強い泡生成物である
ときに必要であろう。次のものは溶解促進剤として使用
できる:ベンゼンスルホン酸、パラトルエンスルホン
酸、キシレンスルホン酸、それらのアルカリ塩、硫酸n
−オクチル、それらの混合物など。例えば出願人により
提出された欧州特許公表391711、404377及び425068中に
記載されたカルシウムイオン及びマグネシウムイオンの
錯生成剤、例えばアクリル−マレインコポリマー及びM
A−VAコポリマー(無水マレイン酸−酢酸ビニルコポ
リマー)もまた添加できる。
【0007】イタリア特許1,173,485 及び日本特許公開
1989/225699−A中に記載された例えばキサンタンゴ
ム、グアーゴム、ラムサン(ramsan) ゴム、それらの混
合物から選ばれる少量のゴム(例えば無水ゼオライトに
関して0.01〜0.02重量%もまた添加できる。最後
に、例えばイタリア特許出願22728A/89中に記載された
部分架橋したメタクリル酸とアクリル酸エチルとのコポ
リマーを、無水ゼオライトに関して0.1〜1重量%の量
で添加できる。本発明の懸濁液は成分の単純な混合によ
り容易に製造でき;殊にゼオライトはその乾燥又は湿潤
状態で、あるいは水中の懸濁液として(好ましくは湿潤
濾過ケークとして、随意に追加量の水とともに)添加で
きる。あるいは、製造を、例えば欧州特許354473中に記
載されたようにミル中で行なうことができる。
【0008】本発明の好ましい懸濁液はゼオライト4A
を50重量%に等しいか又はそれより高い量で含み、次
の特性をもつ: −250mPa.s 、好ましくは210mPa.s 、より良好に
は170mPa.s に等しいか又はそれ未満の粘度(50
℃)、300mPa.s 、好ましくは240mPa.s 、より良
好には200mPa.s に等しいか又はそれ未満の粘度(2
0℃); −12日後97%に等しいか又はそれより高い沈降耐
性; −12日後1型挙動等級(type 1 behaviour class); −90%に等しいか又はそれより高い沈降防止剤の生分
解率(BIAS); −6日に等しいか又はそれ未満の沈殿防止剤の生分解誘
導時間。
【0009】本発明の懸濁液は非常に安定であり、ポン
プ輸送系の長い中断後でも、室温〜50℃の範囲内の温
度で容易にポンプ輸送でき;従ってこれらの懸濁液は液
体洗剤あるいは顆粒又は粉末洗剤の製造に、例えば噴霧
乾燥設備中で、非常に良好に使用できる。以下の実施例
は本発明のよりよい例を与えるが、しかし決してそれを
限定せず;すべての実施例において懸濁液は次の基準に
より評価される。 A)懸濁の%(沈降耐性) 500cm3 の容量及び3cmの直径をもつポリエチレンの
メスシリンダーを評価される懸濁液で完全に満たし(充
填レベル=100%)、50℃で約20時間、次いで室
温で種々の貯蔵時間静置する。終りに懸濁液の上部の透
明液体の領域のレベルを測定し、懸濁の挙動(沈降耐
性)を「懸濁%」として表わし;例えば「懸濁100
%」は透明液相が形成されなかったことを意味する。 B)挙動等級 貯蔵の終りに、可能な沈降物のコンシステンシーを、容
器をからにすることにより決定する。次の評価(挙動等
級)を、懸濁液の挙動及び沈降物を基にして与えた。 等級1:容器が2分以内に完全にからになり、沈降物の
痕跡がない; 等級2;容器が5分後に完全にからになり、沈降物の薄
いベールがある; 等級3;容器がからになるが、しかし沈降物が残り、硬
いコンシステンシーをもち、再混合が困難である。
【0010】C)粘度 沈殿防止剤を含む懸濁液の粘度を20回転/分(スピン
ドル2)で回転するブルックフィールド粘度計により2
0℃及び50℃で測定した。 D)生分解性 沈殿防止剤の一次生分解性(生分解%BIAS)及び生
分解誘導時間を次の方法:OECD−スクリーニングテ
ストNL251 19/09/1984 BIAS、に
より測定した。
【0011】実施例1 フランス特許2,447,349 中に記載された方法により得ら
れたゼオライト4Aの湿潤濾過ケークは次の特性を有し
た: −ゼオライトの式:Na2O・Al2O3 ・2SiO2・4.5H2O ; −ゼオライトの結晶化度:98%(X線分析により測
定); −カルシウムとの交換力:無水ゼオライトg当りCaO 1
70mg(上記フランス特許に記載された方法により測
定); −ゼオライトの粒度分析〔クールター・カウンター(Co
ulter Counter)装置で測〕:
【0012】
【表1】
【0013】ISALCHEM 123の商品名で販売
され、下記特性をもつ生分解性枝分れアルカノールの混
合物のエトキシル化(異なるエトキシル化度)によりあ
らかじめ得られた沈殿防止剤(沈殿防止剤1)15g
を、無水ゼオライト4A 500gを含むケーク985
gに加えた。
【0014】
【表2】 色(APHA) 5 密度(20℃) 0.835 流動点(℃) −45 引火点(℃) 137 初留点(initial boiling point) (℃) 257 終点(final boiling point) (℃) 287 平均分子量(Mw) 194 ヒドロキシ価(mg KOH/g) 289 酸度価(acidity number)(mg KOH/g) 0.05 けん化価(mg KOH/g) 0.01 カルボニル価(mg KOH/g) 0.1 臭素価(mg Br2/100g) 30 水(重量%) 0.07 炭化水素(重量%) 0.1 直鎖(重量%) 5 分子分布(重量%) アルコール<C12 0.5 アルコール C12 42 アルコール C13 56 アルコール>C13 1.5 異性体分布(重量%) C12異性体(合計=100%) 1−ヘプタノール、2−ペンチル+1−オクタノール、2−ブチル 31 1−ノナノール、2−プロピル 19 1−デカノール、2−エチル 17 1−ウンデカノール、2−メチル 33 C13異性体(合計=100%) 1−オクタノール、2−ペンチル 24 1−ノナノール、2−ブチル 18 1−デカノール、2−プロピル 17 1−ウンデカノール、2−エチル 15 1−ドデカノール、2−メチル 26
【0015】このISALCHEM 123混合物は1
1〜12個の炭素原子をもつ線状オレフィンの混合物の
オキソ合成(CO及びH2による)(C12 −C13 アルデヒド
の生成)、次いでアルデヒドのアルコールへの水素化及
び線状アルコールの分離(欧州特許154,363 に記載され
たように、有機溶媒中の分別結晶による)により得られ
た。沈殿防止剤の製造における最終段階は: −エチレンオキシド4.4モル(平均)でエトキシル化さ
れたISALCHEM123アルコール100重量部; −エチレンオキシド6.0モル(平均)でエトキシル化さ
れたISALCHEM123アルコール100重量部; −エチレンオキシド9.3モル(平均)でエトキシル化さ
れたISALCHEM123アルコール100重量部; を混合物することにより行なった。異なるエトキシル化
度の3生成物の混合物から生じた沈殿防止剤1の特性は
次に示される。
【0016】
【表3】 色(Apha) 10 流動点(℃) 17.5 曇り点(ジ−ブチルジグリコール中10%)(℃) 69 粘度(50℃) (mPa・s) 20 密度(50℃) (g/cm3) 0.95 ヒドロキシ価(mg KOH/g) 11.9 酸度価(mg KOH/g) 116.5 ポリエチレングリコール(重量%) <0.5 水(重量%) <3.0 灰分(重量%) <0.5 平均分子量(Mw) 481.5 引火点(℃) >190 (*)親水性親油性比
【0017】実施例2(比較) 実施例1と同様のISALCHEM 123アルコール
(枝分れ)25重量%と、約42重量%のn−ドデカノ
ール及び約58重量%のn−トリデカノールを含む線状
アルカノールの留分75重量%とからなるアルカノール
の混合物のエトキシル化(同一エトキシル化度で)によ
り得た沈殿防止剤2を沈殿防止剤1の代りに用いて実施
例1を繰返す。結果は表1中に示され、粘度に関して明
らかに不十分である。 実施例3(比較) 主にテトラメチル−ノニルアルコールからなり、「イソ
トリデシルアルコール」として〔ウルマン(Ullmann)、
前記により記載されたように〕知られる高枝分れ含量を
もつアルカノールの混合物のエトキシル化により得られ
た沈殿防止剤3を沈殿防止剤1の代りに用いて実施例1
を繰返す。分子当り1つより大きい枝分れをもつこの高
枝分れアルカノール(主にテトラメチル−ノナノール)
の混合物はプロピレン四量体のオキソ合成(CO及びH2
よる)、及び次のアルデヒドのアルコールへの水素化に
より得られた。表1から、沈殿防止剤1を用いた試験に
比べて、粘度及び安定性に関して利点がなく、さらに生
分解性の問題が未解決で残ることを知ることができる。
【0018】実施例4 下記のものをその順序で、無水ゼオライト4A 500
gを含む湿潤ケーク990gに加えた: a)沈殿防止剤1(実施例1による)10g; b)イタリア特許出願22728A/88中に記載され
た方法により得られた部分架橋したメタクリル酸/アク
リル酸エチルコポリマーからなる沈殿防止剤4、1.2
g。 実施例5 下記のものをその順序で、無水ゼオライト4A 500
gを含む湿潤ケーク990gに加えた: a)沈殿防止剤1(実施例1による)10g; b)キサンタンゴムとグアーゴムとの等重量混合物から
なる沈殿防止剤5、0.3g。 データ及び結果は表1中に示される。
【0019】
【表4】 表1 ─────────────────────────────────── 実施例 1 2 * 3 * 4 5 ─────────────────────────────────── 沈殿防止剤1* 3 ** − 2 ** 2 ** 〃 2* − 3 ** − − − 〃 3* − − 3 ** − − 〃 4* − − − 0.24** 〃 5* − − − − 0.06** 粘度(mPas) 50℃ 210 500 250 180 170 20℃ 240 550 280 210 200 懸濁の% (沈降耐性): 2日後 100 100 100 100 100 7日後 99 97 99 99 99 12日後 97 95 97 98 97 挙動等級: 2日後 1 1 1 1 1 7日後 1 2 1 1 1 12日後 1 2 1 1 1 一次生分解性 (%生分解BIAS)(***) 約90 約90 約70 約80 約90 誘導時間 (日)(***) 約 6 約 6 約12 約 8 約 6 ─────────────────────────────────── * 比較 ** 無水ゼオライトに関して *** 方法OECDスクリーニングテストNL251 ;19-09-1984
BIAS 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルイジ ヴァルトルタ イタリア ミラノ 20033 デシオ ヴィ ア ボルゲット 2 (72)発明者 ピエリノ ラディッチ イタリア コモ 22078 テュラーテ ヴ ィアマンツォーニ 46

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無水ゼオライト0.5〜65重量%及び、
    3〜12の平均エトキシル化度をもつエトキシル化した
    アルカノールの混合物〔該混合物は(a)10〜18個
    の炭素原子をもち、位置2中に1つの枝分れをもつ生分
    解性枝分れアルカノールの混合物(該混合物は異なる数
    の炭素原子をもつ少くとも2種のアルカノールを含
    む);又は(b)(a)中のような枝分れアルカノール
    40〜100重量%及び10〜18個の炭素原子をもつ
    線状アルカノール60〜0重量%を含む混合物、のエト
    キシル化により得られる〕からなる沈殿防止剤0.05〜
    6g(無水ゼオライト100g当り)を含む、容易にポ
    ンプ輸送できるゼオライト4Aの安定な水性懸濁液。
  2. 【請求項2】 (b)型の混合物が(a)型の混合物9
    0〜100重量%及び前記線状アルカノール10〜0重
    量%を含む、請求項1に記載の懸濁液。
  3. 【請求項3】 無水ゼオライト45〜60重量%及び無
    水ゼオライト100g当り0.5〜5gの沈殿防止剤を含
    み、請求項1又は2に記載の懸濁液。
  4. 【請求項4】 (a)型の枝分れアルカノールの混合物
    が二成分C12 −C13混合物であり、13個の炭素原子を
    もつアルカノールと12個の炭素原子をもつアルカノー
    ルとの間の比が重量で70:30〜30:70である、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の懸濁液。
  5. 【請求項5】 沈殿防止剤が、次の平均エトキシル化
    度: 第1生成物:4.4EO±0.5EO; 第2生成物:6.0EO±0.5EO; 第3生成物:9.3EO±0.5EO; をもつ3つのエトキシル化生成物の混合物からなる、請
    求項4に記載の懸濁液。
  6. 【請求項6】 重量比、第1生成物:第2生成物:第3
    生成物が1:2:1〜2:1:2である、請求項5に記
    載の懸濁液。
  7. 【請求項7】 沈殿防止剤が、請求項5に記載される第
    1、第2及び第3生成物から選ばれる2つのエトキシル
    化生成物(互いに異なる)A及びBの二成分混合物から
    なり、比、A:Bが重量で1:3〜3:1である、請求
    項4に記載の懸濁液。
  8. 【請求項8】 好ましくはキサンタンゴム、グアーゴ
    ム、ラムサンゴム及びそれらの混合物から選ばれるゴム
    もまた含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の懸濁
    液。
  9. 【請求項9】 ゴムの量が、無水ゼオライトに関して0.
    01〜0.20重量%である、請求項8に記載の懸濁液。
  10. 【請求項10】 部分架橋されたメタクリル酸とアクリ
    ル酸エチルとのコポリマーもまた含む、請求項1〜9の
    いずれか一項に記載の懸濁液。
  11. 【請求項11】 コポリマーの量が、無水ゼオライトに
    関して0.10〜1重量%である、請求項10に記載の懸
    濁液。
  12. 【請求項12】 沈殿防止剤を湿潤濾過ケークの形態の
    ゼオライトに接触させ、随意に懸濁した固体の濃度レベ
    ルを水の添加により、又はミル中で調整することにより
    得られる、請求項2又は3に記載の懸濁液。
  13. 【請求項13】 ゼオライト4Aを50重量%に等しい
    か又はそれより高い量で含み、250mPa.s 、好ましく
    は210mPa.s 、さらに良好には170mPa.s 、に等し
    いか又はそれ未満の粘度(50℃)及び300mPa.s 、
    好ましくは240mPa.s 、さらに良好には200mPa.s
    、に等しいか又はそれ未満の粘度(20℃)をもつ、
    請求項1〜12のいずれか一項に記載の安定な懸濁液。
  14. 【請求項14】 液体洗剤組成物の製造に対する請求項
    1〜13のいずれか一項に記載の懸濁液の使用。
  15. 【請求項15】 粉末洗剤組成物の製造に対する請求項
    1〜13のいずれか一項に記載の懸濁液の使用。
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