JP4365024B2 - 特殊な粘度挙動を示す食器洗浄用洗剤 - Google Patents

特殊な粘度挙動を示す食器洗浄用洗剤 Download PDF

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Description

【0001】
(技術分野)
本発明は、食器洗浄用洗剤に関し、さらに詳しくは、濃厚な界面活性剤混合物を含みかつ特殊な粘度挙動を示すが、液晶構造を形成しない食器洗浄用洗剤に関する。
【0002】
(従来の技術)
これまで、手による食器洗浄用洗剤に関し、正確に計量でき、高性能で皮膚にやさしく、温度安定性や貯蔵安定性が高く、流動性を示し、特に、生態学的に安全であるような洗剤を開発しようと、試みた場合、洗剤の性能に関し、限界に達する。すなわち、本発明が解決しようとする課題は、当該洗剤製品に代表的な界面活性剤混合物の他に、特殊な粘度挙動を達成するための成分を含むような手による食器洗浄用洗剤を製造することである。
【0003】
増粘させた高粘度洗剤は、従来から知られている。そこに使用される増粘剤は、特にポリマー類、シリカ、クレー、ケイ酸塩などの成分から構成されている。
【0004】
WO 95/20027は、アミンオキシドの添加によって増粘させた、液体形態またはゲル形態の手による食器洗浄用洗剤を開示する。
【0005】
WO 95/07971は、手の皮膚への適合性を改善したと称している、ゲル形態のタンパク分解酵素含有食器洗浄用洗剤を開示する。
【0006】
WO 95/06108は、カルシウム塩とキシレンスルホネートとの添加によって増粘させた、濃縮形態またはゲル形態の食器洗浄用洗剤を開示する。このような二価イオンを界面活性剤に添加すると、しばしば界面活性剤が二量体化し、このため、手による食器洗浄用洗剤において、液晶構造が形成される。
【0007】
GB 2280682は、六面体液晶相中に存在する、ゲル形態の尿素含有洗剤を開示する。しかしながら、このような液晶組成物は、その製造や貯蔵や使用に際し、粘度を制御するのが非常に困難である。
【0008】
WO 94/09100の開示によれば、ポリヒドロキシ脂肪酸アミドをベースとする、ゲル形態の手による食器洗浄用洗剤は、ホウ酸の添加によって安定化することができる。
【0009】
なお、多数の文献において、ゲル形態の自動食器洗浄用洗剤(機械による食器洗浄用洗剤)が開示されているが、この種の洗剤は、リン酸塩などのビルダーと、ソーダなどのアルカリと、通常5重量%までの少量の界面活性剤を含んで、アルカリ含有量が高いため、手による食器洗浄には、不適当である。
【0010】
手による食器洗浄用洗剤は、そこに、多量の界面活性剤混合物(脂肪アルコールエーテルスルフェートや脂肪アルコールスルフェートなどのアニオン性界面活性剤と、アルキルポリグリコシドなどの非イオン性界面活性剤と、ベタインなどの双性界面活性剤との混合物)を混和すると、液晶相が形成するようで、このため、しばしば、計量が困難になるほどの高粘度を有しかつ溶解性が乏しい洗剤しか得られない。なお、付加的な溶媒を添加して粘度低下を試みると、場合により洗剤の貯蔵安定性に悪影響を与え、これに加えて、低粘度の洗剤では、正確に計量することができない。なお、ひからびた焼き焦がしの汚れは、選択的に処理できるが、これは、増粘洗剤製品の明確な利点である。
【0011】
しかしながら、以上の先行技術の文献は、いずれも、正確に計量でき、高性能で皮膚にやさしく、温度安定性や貯蔵安定性が高く、流動性を示し、特に、生態学的に安全であって、特異的な粘度挙動を示すような洗剤を開示していない。
【0012】
(発明の開示)
本発明によれば、以上のような、正確に計量でき、耐光性が高く、高性能で皮膚にやさしく、温度安定性や貯蔵安定性が高く、流動性(容器内へ流入可能で、容器から流出可能な特性)を示し、特に、生態学的に安全であって、特異的な粘度挙動を示すような洗剤は、脂肪アルコールエーテルスルフェートと、所望による脂肪アルコールスルフェートと、アルキルポリグリコシドとベタインとの界面活性剤混合物と共に、ある種のポリマーを用いることによって、製造できることが、判明した。
【0013】
したがって、本発明は、アニオン性界面活性剤および/または非イオン性界面活性剤および/またはベタイン界面活性剤の界面活性剤混合物を含む、流動性で貯蔵安定性の手による食器洗浄用洗剤であって、0.01〜5重量%のポリマーを含有し、温度20℃および剪断速度10 s -1 において1,000〜10,000 mPasの粘度を有し、かつ、温度20℃および剪断速度30 s -1 において500〜8,000 mPasの粘度を有することを特徴とする洗剤を提供する。
【0014】
本明細書に用いられる「脂肪酸または脂肪アルコールおよびそれらの誘導体」なる用語は、特に断らない限り、分岐鎖または非分岐鎖の(好適にはC6〜C22)カルボン酸またはアルコールおよびそれらの誘導体を意味する。前者は、植物系原料、すなわち再生可能な原料であるため、生態学的理由から好適であるが、本発明は、これに制限されるものではない。特に、例えばレーレンオキソ合成によって得られるオキソアルコールおよびその誘導体が好適である。
【0015】
本発明の好適な一具体例によれば、界面活性剤混合物は、アニオン性界面活性剤と非イオン性界面活性剤との混合物である。しかしながら、多数の用途のため、有利には、混合物中にベタインを使用し、より好適にはベタインをアニオン性界面活性剤および非イオン性界面活性剤と組み合わせて使用する。本発明の好適な一具体例によれば、界面活性剤は、全量で、0.2〜60重量%、好適には1〜55重量%、より好適には3〜50重量%、特に5〜45重量%ので含む。
【0016】
本明細書に用いられる「ポリマー」なる用語は、ポリカルボキシレートおよびカルボキシビニルポリマー、好適にはアクリル酸のホモポリマーおよびコポリマー、より好適にはアクリル酸ポリマーおよびアクリル酸/メタクリル酸コポリマー、ヘテロ多糖類(キサンタン、グアー、プロポキシル化グアー)、やや好適ではないが市販のポリマー増粘剤を意味する。
【0017】
アニオン性界面活性剤
本明細書に用いられる「アニオン性界面活性剤」なる用語は、脂肪族スルフェー、例えば脂肪アルコールスルフェート、脂肪アルコールエーテルスルフェート、ジアルキルエーテルスルフェート、モノグリセリドスルフェートなど、および脂肪族スルホネー、例えばアルカンスルホネート、オレフィンスルホネート、エーテルスルホネート、n-アルキルエーテルスルホネート、エステルスルホネート、リグニンスルホネートなどを意味する。本発明によれば、脂肪酸シアナミド、スルホコハク酸エステル、脂肪酸イセチオネート、アシルアミノアルカンスルホネート(脂肪酸タウリド)、脂肪酸サルコシネート、エーテルカルボン酸およびアルキル(エーテル)ホスホネートも、使用することができる。
【0018】
本発明によれば、脂肪アルコールエーテルスルフェートが特に好適である。脂肪アルコールエーテルスルフェートは、アルコキシル化アルコールの硫酸化反応生成物である。本明細書に用いられる「脂肪アルコールエーテルスルフェート」なる用語は、一般に、酸化アルキレン(好適には酸化エチレン)とアルコール(好適には比較的長鎖のアルコール)との反応生成物を意味する。一般に、異なるエトキシル化度の付加物を含む複雑な混合物は、反応条件に応じて、アルコール1 mol当たり、酸化エチレンn molから形成される。本発明の好適な一具体例によれば、アルコキシル化は、酸化アルキレンの混合物、好適には酸化アルキレンと酸化プロピレンの混合物を用いてなされる。特に好適には、低エトキシル化脂肪アルコール、例えば1〜4酸化エチレン(EO)付加物、より好適には1〜2EO付加物、例えば約1.3EO付加物である。
【0019】
アニオン性界面活性剤は、0.2〜49.8重量%、好適には5〜45重量%、より好適には10〜40重量%ので使用する。
【0020】
本発明の好適な一具体例によれば、洗剤は、0.5〜15重量%の脂肪アルコールスルフェートを含む。
【0021】
非イオン性界面活性剤
本明細書に用いられる「非イオン性界面活性剤」なる用語は、アルコキシレートを意味し、例えば、ポリグリコールエーテル、脂肪アルコールポリグリコールエーテル、アルキルフェノールポリグリコールエーテル、末端基キャップ付ポリグリコールエーテル、混合エーテル、ヒドロキシ混合エーテル、脂肪酸ポリグリコールエステルなどが挙げられる。また、酸化エチレン/酸化プロピレンブロックコポリマー、脂肪酸アルカノールアミドおよび脂肪酸ポリグリコールエーテルも、使用することができる。本発明に使用しうる、特に重要な非イオン性界面活性剤は、ポリオール界面活性剤、特にグルコ界面活性剤、例えばアルキルポリグリコシド、脂肪酸グルカミドなどである。アルキルポリグルコシドが特に好適である。
【0022】
アルキルポリグリコシド非イオン性界面活性剤は、常法による糖類とアルコールとの反応生成物である。モノアルキル化糖類、オリゴマー糖類およびポリマー糖類の混合物も、所定の方法で形成することができる。好適なアルキルポリグリコシドは、アルキルポリグルコシドである。本発明の好適な一具体例によれば、アルコールは、分岐鎖または非分岐鎖C8〜C18アルキル鎖の長鎖脂肪アルコールまたはその混合物であり、糖類のオリゴマー化度(DP)は、約1〜10、好適には約1〜6、より好適には約1.1〜3、特に約1.1〜1.7である。
【0023】
アルキルポリグルコシドは、好適には0.1〜14.9重量%、より好適には1〜8重量%、特に1〜5重量%の用量で使用される。
【0024】
双性界面活性剤(両性界面活性剤)
本発明に使用しうる、双性界面活性剤または両性界面活性剤として、アルキルベタイン、アルキルアミドベタイン、イミダゾリニウムベタイン、アミノプロピオネート、アミンオキシド、スルホベタイン、バイオ界面活性剤などが例示される。この種の好適な界面活性剤成分は、アルキルアミドベタインである。
【0025】
双性界面活性剤は、好適には0.1〜14.9重量%、より好適には0.5〜10重量%、特に1〜8重量%ので使用される。
【0026】
本発明の好適な一具体例によれば、本発明の界面活性剤混合物は、
(a)0.2〜49.8重量%、好適には5〜45重量%、より好適には10〜40重量%のアニオン性界面活性剤、特に脂肪アルコールエーテルスルフェート、
(b)0.1〜14.9重量%、好適には1〜8重量%の非イオン性界面活性剤、特にアルキルポリグルコシド、および
(c)0.1〜14.9重量%、好適には0.5〜10重量%のベタイン界面活性剤、特にアルキルアミドベタインを含む。
【0027】
可溶化剤
染料や香油などの好適な可溶化剤として、アルカノールアミン、ポリオール、例えばエチレングリコール、1,2-プロピレングリコール、グリセロールなどの一価アルコールおよび多価アルコール、C1〜C3アルキル基を有するアルキルベンゼンスルホン酸塩などが例示される。
【0028】
粘度およびその測定
本発明によれば、洗剤のブルックフィールド粘度は、特定の粘度範囲に推奨されるスピンドルを用いて測定する。本発明の好適な一具体例によれば、本発明の洗剤は、温度20℃および剪断速度10 min -1において粘度1,000〜10,000 mPas、好適には1,300〜9,000 mPas、より好適には1,500〜7,000 mPasを有し、かつ、温度20℃および剪断速度30 min -1において粘度500〜8,000 mPas、好適には900〜7,000 mPas、より好適には1,100〜6,000 mPasを有する。
【0029】
好適な貯蔵特性のため、好適なゼロ剪断粘度値は、1,000〜10,000 Pas、好適には1,000〜5,000 Pasである。
【0030】
本発明の特に好適な一具体例によれば、本発明の洗剤の粘度は、前記ポリマーを、0.01〜5重量%、好適には0.02〜4重量%、より好適には0.05〜3重量%、特に0.1〜1.5重量%、特に好適には0.2〜0.9重量%ので用いて調節することができる。このは、用いたポリマーによって異なりうる。ポリマー量の選択において、使用される界面活性剤の組成も、1つのファクターとなる。メタクリル酸/アクリル酸コポリマーおよびアクリル酸ポリマーが、特に好適であることが判明した。
【0031】
驚くべきことに、特に好適なポリマーは、市販のアクリル酸ポリマー(Goodrich, Carbopol EX 473(登録商標))、市販のアクリル酸コポリマー(3V Sigma, Polygel W30(登録商標))、および市販のメタクリル酸/アクリル酸コポリマー(Polymer Latex, Rohagit SD15(登録商標))であることが判明した。グアーやキサンタンなどの天然ポリマーは、現代の手による食器洗浄用洗剤に関し、消費者が期待するような溶解性および安定性などについての厳格な要件を充足しておらず、このため、やや好適ではない。
【0032】
製品の透明性は、これに関して消費者が期待する特に重要な要件である。一般に、相分離や、成分の沈殿や、不透明な外観は、望ましくない。
【0033】
ジカルボン酸および/またはその塩
以上の要件に関し、1またはそれ以上のジカルボン酸および/またはその塩を添加することによって、好適な利点が得られる。このような物質は、単独の形態または混合物の形態、特に、アジピン酸、コハク酸およびグルタル酸のナトリウム塩(市販の製品、例えば登録商標:Sokalan DSC Na)として、増粘混合物に添加することができる。特に好適なは、0.1〜8重量%、好適には0.5〜7重量%、より好適には0.8〜6重量%、特に1〜4重量%であることが判明した。
【0034】
ジカルボン酸(塩)含有量の変化、特に2重量%を超える量の変化によって、洗剤成分溶液の透明化に貢献することができる。また、混合物の粘度も、このような所定範囲内で影響を受けうる。加えて、この成分は、混合物の溶解性に影響を与えうる。
【0035】
ジカルボン酸および/またはその塩に代えて、またはこれらの物質に加えて、他の塩も、単独の形態または混合物の形態で使用することができ、例えば、ギ酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、酒石酸ナトリウム、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、これらのアニオンと他のアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属との塩が挙げられる。
【0036】
ジカルボン酸またはその塩の作用は、洗剤組成物の透明性および均一性を確保し、かつ、粘度に影響を与え、さらに、低温および溶解挙動に影響を与えることである。この助剤成分を含まなければ、洗剤は、不透明になり、わずかに曇った外観を呈するようである。本発明によれば、所定のポリマーと、このような助剤成分を組み合わせることによって、良好な低温および溶解挙動を示す透明なゲル洗剤を製造することができる。
【0037】
溶媒
本発明洗剤中の他の好適な成分は、溶媒であり、例えば、アルコール、特に低分子量アルコール、例えばエタノールが挙げられる。溶媒は、香料や染料の混和に貢献し、液晶相の形成を阻止し、かつ透明な洗剤の形成に役立つ。しかしながら、あまりにも多量の溶媒を使用するれば、過剰な粘度低下をもたらしうる。したがって、本発明によれば、3〜12重量%、好適には4〜10重量%より好適には5〜10重量%の1またはそれ以上の溶媒を使用することができる。
【0038】
また、溶媒のは、本発明の洗剤の均一性および粘度に影響を与える。溶媒の使用量がごく少量、特に3重量%未満の量である場合、洗剤の組成に応じて、洗剤組成物は、不均一になる。粘度は、溶媒使用量の増加によって減少させることができる。
【0039】
洗剤にとって、重要なファクターは、溶解性である。本発明の洗剤は、本来的に、従来技術の手による食器洗浄用洗剤とは、異なった溶解挙動を示す。すなわち、非常に急速な溶解時間を確保することが重要である。
【0040】
本発明の手による食器洗浄用洗剤によれば、標準的溶解法による食器洗浄用ボール中の溶解時間は、10〜240秒、好適には15〜120秒、より好適には20〜100秒である。その溶解時間は、増粘の程度および選択した界面活性剤の組み合わせに依存する。
【0041】
洗剤製品の耐光性は、特に重要なファクターである。消費者は、透明容器中に充填された着色洗剤、すなわち染料含有洗剤を好むものである。このため、洗剤の耐光性は、充足すべき厳格な要件である。この点で、アクリル酸ポリマーおよびアクリル酸/メタクリル酸コポリマーを用いることが、特に好適である。
【0042】
これに関し、本発明によれば、紫外線安定化剤を使用することができる。しかしながら、紫外線安定化剤は、しばしば洗浄性能にいずれの貢献をも果たさないため、製造コストの観点から、使用しないことが好適である。
【0043】
本発明では、多数の洗剤混合物を調べたところ、その粘度挙動は、時間の関数として変化することがわかった。これは、特に注目すべきことである。なぜなら、製造工程では比較的低い粘度が好適である一方、貯蔵安定性および使用の容易性の観点から言えば、比較的高い粘度が好適だからである。
【0044】
さらに、洗浄性能、特に焼き焦げた汚れに対する洗浄性能の改善は、研摩材、好適には水溶性研摩材、特に重炭酸アルカリ金属塩、硫酸アルカリ金属塩などの使用によって達成することができる。
【0045】
加えて、手による食器洗浄用洗剤における他の代表的洗剤成分、例えば制泡剤、構造剤(Strukturanten)、香料、染料、防食剤および防腐剤を、5重量%までの量で含有することができる。
【0046】
本発明の洗剤のpH値は、通常のpH調節剤、例えばクエン酸または水酸化ナトリウムによって調節することができる。洗剤のpH値は、主として皮膚科学的適合要件の観点から、5.5〜8、好適には6〜7.5、より好適には6.5〜7.5、特に6.5〜7.1である。
【0047】
製造法
本発明の手による食器洗浄用洗剤は、各成分を任意の順序で添加して一緒に混合し、次いで泡は消失するまで混合物を放置することによって製造することができる。各成分の添加順序は、本発明の洗剤製造にとって重要ではない。
【0048】
本発明の好適な一具体例によれば、好適には、水、界面活性剤および前記した他の洗剤成分を一緒に混合する。香料および/または染料は、これらを使用する場合、溶液が得られた後、その溶液に添加する。最後に、ポリマーを、所望により水溶液の形態で添加して、その均一な溶解を促進することができる。最後に、pH値を前記したように調整する。
【0049】
(実施例)
実施例 1
本発明の洗剤E1〜E30を前記したように製造し、pH値、粘度、冷却(コールド)曇り点/透明点および溶解時間を測定した。
【0050】
本発明の洗剤E1〜E30の組成および特性は、以下の表1〜表4に示した。本発明の洗剤E1〜E30は、さらに痕跡量の染料を含む。本発明洗剤E1〜E30のpH値は、クエン酸で6.5〜7.1に調節した。
【0051】
ブルックフィールド粘度は、20℃でBrookfield LV DV II粘度計によって、スピンドル25および剪断速度30 min-1で測定した。
【0052】
冷却曇り点は、低温保持装置(クリオスタット)によって試料を冷却速度0.2℃/分で冷却することによって測定した。冷却曇り点は、僅な曇りがはじめて観察される温度であると、定義することができる。試料が完全に曇った後、加熱速度0.2℃/分で試料を加熱した。透明点は、試料がはじめて完全に透明になった温度であると、定義することができる。
【0053】
溶解時間の測定のため、洗剤1 mlを、40℃に加熱した水道水900 mlに、325 r.p.m.で撹拌しながら添加し、洗剤が完全に溶解するのに要した時間を測定した。
【0054】
主として、本発明の洗剤の洗浄性能を測定した。これは、セミオートマチックのプレート試験装置によって、2つの異なる脂肪汚れ単独(数値は、平均値として示す。)および脂肪含有混合汚れを用いて行った。このプレート試験によれば、試験用の汚れで汚染したプレートを一定の温度40℃または45℃で、5リットルの水(硬度16°d)中、所定の条件下に洗浄した。この試験は、比較実験用標準品として従来技術の高品質の手による食器洗浄用洗剤を用い、試験開始前に形成される泡沫が消失して、ペーストが透明になるまで行った。洗剤の濃度は、水5リットル当たり2 mlで、洗剤E25〜E28では水5リットル当たり4 mlである。洗浄したプレートの数値は、洗浄性能100%の実験標準品に対するものである。
【0055】
【表1】
Figure 0004365024
【0056】
【表2】
Figure 0004365024
【0057】
【表3】
Figure 0004365024
【0058】
【表4】
Figure 0004365024
【0059】
【表5】
Figure 0004365024
【0060】
実施例 2
本発明の手による食器洗浄用洗剤に関し、ポリマー増粘剤による増粘効果および他の陽性効果について、次のような洗剤組成物(特に断らない限り、製造法および試験法は、実施例1と同様である。)に基づいて説明する。
組成:
31.5重量%のC12アルコールエーテルスルフェート(2EO)Na塩
5重量%のC12アルキルポリグルコシド、DP=1.2
3重量%のココアミドベタイン
2.5重量%のジカルボン酸混合物(登録商標:Sokalan DSC Na)
5重量%のエタノール
0.7重量%の香油
1.0重量%のポリマー
痕跡量の染料
残部水(100まで)
【0061】
ポリマーとして、アクリル酸ポリマー、アクリル酸/メタクリル酸コポリマーおよびカルボキシビニルポリマーを用いた。
アクリル酸ポリマーの場合、次のような測定値が得られた。
粘度(20℃)=5700 mPas、冷却曇り点=+2℃/+6℃、溶解速度=81秒
【0062】
Sokalan DSC Na(登録商標)の含有量を変化させると、2重量%を超える量で透明な成分溶液が得られた。Sokalan DSC Na(登録商標)は、洗剤混合物の溶解性に対し、影響を与えることがわかった。
【0063】
また、エタノールの用量は、均一性および粘度に対し影響を与えることがわかった。上記洗剤組成物において、エタノール溶媒の用量を変化させると、4重量%未満で不均一性が観察された。しかしながら、これは、組成によって異なる。粘度は、溶媒用量の増加によって減少させることができる。
【0064】
通常の芳香剤試験を行ったところ、種々の組成物は、相互に異なった結果が得られたが、全体として、良好な結果が得られた。
耐光性試験(キセノン灯耐光性試験150)に従い、紫外線感受性成分(染料)の安定性を試験したとこと、種々の組成物は、相互に異なった結果が得られたが、良好な結果であった。
【0065】
本発明の洗剤混合物の洗浄性能を測定するための試験を、前記と同様な組成(ただし、0.7重量%のCarbopol EX 473(アクリル酸ポリマー)を含有)の洗剤組成物を用いて行った。
粘度は、3,500〜4,000 mPasである一方、溶解時間は、45〜70秒であった。
【0066】
汚れに対する洗浄性能は、非常に良好であり、脂肪に対する洗浄性能は、平均値を越え、油の添加および非添加の発泡挙動は、乳化挙動と同様に良好であった。
したがって、本発明の増粘高粘度製品は、対応する手による食器洗浄用洗剤よりも、より良好な特性を示すことができる。
本発明の好適な実施態様には、以下のものが含まれる。
[1] アニオン性界面活性剤および/または非イオン性界面活性剤および/またはベタイン界面活性剤の界面活性剤混合物を含む、流動性で貯蔵安定性の手による食器洗浄用洗剤であって、0.01〜5重量%のポリマーを含有し、温度20℃および剪断速度10 min -1 において1,000〜10,000 mPasの粘度を有し、かつ、温度20℃および剪断速度30 min -1 において500〜8,000 mPasの粘度を有することを特徴とする洗剤。
[2] 温度20℃および剪断速度10 min -1 において1,300〜9,000 mPas、好適には1,500〜7,000 mPasの粘度を有し、かつ、温度20℃および剪断速度30 min -1 において900〜7,000 mPas、好適には1,100〜6,000 mPasの粘度を有する上記[1]記載の洗剤。
[3] 界面活性剤混合物は、アニオン性界面活性剤および非イオン性界面活性剤を含む上記[1]または[2]記載の洗剤。
[4] 界面活性剤混合物は、ベタイン界面活性剤を含む上記[1]〜[3]のいずれかに記載の洗剤。
[5] 非イオン性界面活性剤として、アルキルポリグリコシド、好適にはアルキルポリグルコシドを含む上記[1]〜[4]のいずれかに記載の洗剤。
[6] 上記ポリマーの含有量は、0.05〜3重量%、好適には0.1〜1.5重量%、より好適には0.2〜0.9重量%である上記[1]〜[5]のいずれかに記載の洗剤。
[7] 上記ポリマーは、アクリル酸ポリマー、アクリル酸/メタクリル酸コポリマーおよびカルボキシビニルポリマーからなる群から選ばれる上記[1]〜[6]のいずれかに記載の洗剤。
[8] 界面活性剤混合物の含有量は、0.2〜60重量%、好適には1〜55重量%、より好適には3〜50重量%、特に5〜45重量%である上記[1]〜[7]のいずれかに記載の洗剤。
[9] (a)0.2〜49.8重量%、好適には5〜45重量%、より好適には10〜40重量%のアニオン性界面活性剤、特に脂肪アルコールエーテルスルフェート、
(b)0.1〜14.9重量%、好適には1〜8重量%の非イオン性界面活性剤、特にアルキルポリグルコシド、および
(c)0.1〜14.9重量%、好適には0.5〜10重量%のベタイン界面活性剤、特にアルキルアミドベタインを含む上記[1]〜[8]のいずれかに記載の洗剤。
[10] 0.5〜15重量%の脂肪アルコールスルフェートを含む上記[1]〜[9]のいずれかに記載の洗剤。
[11] 付加的な成分として、ジカルボン酸および/またはその塩、ギ酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、酒石酸ナトリウム、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、これらのアニオンと他のアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属との塩を、単独または混合物の形態で含み、その含有量は、好適には0.1〜8重量%、より好適には0.5〜7重量%である上記[1]〜[10]のいずれかに記載の洗剤。
[12] さらに、溶媒、例えばエタノールのような1またはそれ以上の低分子量アルコールを、好適には3〜12重量%、より好適には4〜10重量%の含有量で含む上記[1]〜[11]のいずれかに記載の洗剤。
[13] 手による食器洗浄用洗剤中の他の代表的な成分として、紫外線安定化剤、制泡剤、溶媒、構造剤、香料、染料、防食剤、防腐剤などを含む上記[1]〜[12]のいずれかに記載の洗剤。

Claims (13)

  1. アニオン性界面活性剤および/または非イオン性界面活性剤および/またはベタイン界面活性剤の界面活性剤混合物を含む、流動性で貯蔵安定性の手による食器洗浄用洗剤であって、0.01〜5重量%のポリマーを含有し、温度20℃および剪断速度10 min -1において1,000〜10,000 mPasの粘度を有し、かつ、温度20℃および剪断速度30 min -1において500〜8,000 mPasの粘度を有することを特徴とする洗剤。
  2. 温度20℃および剪断速度10 min -1において1,300〜9,000 mPasの粘度を有し、かつ、温度20℃および剪断速度30 min -1において900〜7,000 mPasの粘度を有する請求項1記載の洗剤。
  3. 界面活性剤混合物は、アニオン性界面活性剤および非イオン性界面活性剤を含む請求項1または2記載の洗剤。
  4. 界面活性剤混合物は、ベタイン界面活性剤を含む請求項1〜3のいずれかに記載の洗剤。
  5. 非イオン性界面活性剤として、アルキルポリグリコシドを含む請求項1〜4のいずれかに記載の洗剤。
  6. 上記ポリマーの含有量は、0.05〜3重量%である請求項1〜5のいずれかに記載の洗剤。
  7. 上記ポリマーは、アクリル酸ポリマー、アクリル酸/メタクリル酸コポリマーおよびカルボキシビニルポリマーからなる群から選ばれる請求項1〜6のいずれかに記載の洗剤。
  8. 界面活性剤混合物の含有量は、0.2〜60重量%である請求項1〜7のいずれかに記載の洗剤。
  9. (a)0.2〜49.8重量%のアニオン性界面活性剤、
    (b)0.1〜14.9重量%の非イオン性界面活性剤、および
    (c)0.1〜14.9重量%のベタイン界面活性剤を含む請求項1〜8のいずれかに記載の洗剤。
  10. 0.5〜15重量%の脂肪アルコールスルフェートを含む請求項1〜9のいずれかに記載の洗剤。
  11. 付加的な成分として、ジカルボン酸および/またはその塩、ギ酸ナトリウム、酢酸ナトリウム、酒石酸ナトリウム、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、これらのアニオンと他のアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属との塩を、単独または混合物の形態で含請求項1〜10のいずれかに記載の洗剤。
  12. さらに、溶媒含む請求項1〜11のいずれかに記載の洗剤。
  13. 手による食器洗浄用洗剤中の他の代表的な成分を含む請求項1〜12のいずれかに記載の洗剤。
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