JPH05270694A - シート搬送装置 - Google Patents
シート搬送装置Info
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- JPH05270694A JPH05270694A JP4100491A JP10049192A JPH05270694A JP H05270694 A JPH05270694 A JP H05270694A JP 4100491 A JP4100491 A JP 4100491A JP 10049192 A JP10049192 A JP 10049192A JP H05270694 A JPH05270694 A JP H05270694A
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- Japan
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- rotation transmission
- transmission system
- rotation
- roller
- drive motor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 たとえば大型機のように各搬送ロ−ラを2つ
の駆動モータで回転駆動している場合にも、1つの操作
ノブによりジャム処理を簡単にする。 【構成】 シート搬送方向上流側の搬送ロ−ラ10に第
1の駆動モータ16の回転を伝達する第1の回転伝達系
19を設ける。その搬送ロ−ラ10の下流側の搬送ロ−
ラ20に第2の駆動モータ26の回転を伝達する第2の
回転伝達系29を設ける。それら第1および第2の回転
伝達系19・29の間にそれらを連結する第3の回転伝
達系30を操作ノブ40により回転駆動自在に設けると
ともに、前記第1および第2の回転伝達系19・29か
らその第3回転伝達系30への回転伝達を阻止するワン
ウェイクラッチ機構を設ける。
の駆動モータで回転駆動している場合にも、1つの操作
ノブによりジャム処理を簡単にする。 【構成】 シート搬送方向上流側の搬送ロ−ラ10に第
1の駆動モータ16の回転を伝達する第1の回転伝達系
19を設ける。その搬送ロ−ラ10の下流側の搬送ロ−
ラ20に第2の駆動モータ26の回転を伝達する第2の
回転伝達系29を設ける。それら第1および第2の回転
伝達系19・29の間にそれらを連結する第3の回転伝
達系30を操作ノブ40により回転駆動自在に設けると
ともに、前記第1および第2の回転伝達系19・29か
らその第3回転伝達系30への回転伝達を阻止するワン
ウェイクラッチ機構を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば原稿を搬送
しながら読取位置でその原稿上の画像情報を読み取る画
像読取装置あるいは印字・複写・転写・印刷等により用
紙に記録を行う画像形成装置(プリンタ・複写機・ファ
クシミリなど)に適用し得る。詳しくは、そのような画
像読取装置あるいは画像形成装置において、原稿や用紙
等のシートを搬送ロ−ラで搬送するシート搬送装置に関
する。
しながら読取位置でその原稿上の画像情報を読み取る画
像読取装置あるいは印字・複写・転写・印刷等により用
紙に記録を行う画像形成装置(プリンタ・複写機・ファ
クシミリなど)に適用し得る。詳しくは、そのような画
像読取装置あるいは画像形成装置において、原稿や用紙
等のシートを搬送ロ−ラで搬送するシート搬送装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のシート搬送装置の中に
は、搬送ロ−ラ間でジャムを生じたとき、操作ノブを回
転して搬送ロ−ラを回し、ジャム紙を送り出して除去す
るものがあった。
は、搬送ロ−ラ間でジャムを生じたとき、操作ノブを回
転して搬送ロ−ラを回し、ジャム紙を送り出して除去す
るものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種のシート搬送装置では、たとえば大型機のように
搬送方向上流側の搬送ロ−ラと下流側の搬送ロ−ラを2
つの駆動モータで別個に回転駆動している場合、駆動モ
ータごとの独立した駆動系ごとにジャム処理用の操作ノ
ブを2つ設ける必要があった。このため、ジャム処理作
業が面倒となる問題があった。
この種のシート搬送装置では、たとえば大型機のように
搬送方向上流側の搬送ロ−ラと下流側の搬送ロ−ラを2
つの駆動モータで別個に回転駆動している場合、駆動モ
ータごとの独立した駆動系ごとにジャム処理用の操作ノ
ブを2つ設ける必要があった。このため、ジャム処理作
業が面倒となる問題があった。
【0004】そこで、この発明の目的は、たとえば大型
機のように搬送ロ−ラを2つの駆動モータで回転駆動す
る場合にも、1つの操作ノブによりジャム処理を簡単に
することにある。
機のように搬送ロ−ラを2つの駆動モータで回転駆動す
る場合にも、1つの操作ノブによりジャム処理を簡単に
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載のものは、たとえば以下の図示実施例に示すとおり、
ジャム処理時に操作ノブ40を回転して搬送ロ−ラ10
・20を回し、ジャム紙を送り出すシート搬送装置にお
いて、上流側の前記搬送ロ−ラ10に第1の駆動モータ
16の回転を伝達する第1の回転伝達系19と、下流側
の前記搬送ロ−ラ20に第2の駆動モータ26の回転を
伝達する第2の回転伝達系29とを、前記操作ノブ40
の回転をそれら第1および第2の回転伝達系19・29
へと伝達する第3の回転伝達系30で連結するととも
に、逆に前記第1および第2の回転伝達系19・29か
らその第3の回転伝達系30への回転伝達を阻止するワ
ンウェイクラッチ機構を設けてなることを特徴とする。
載のものは、たとえば以下の図示実施例に示すとおり、
ジャム処理時に操作ノブ40を回転して搬送ロ−ラ10
・20を回し、ジャム紙を送り出すシート搬送装置にお
いて、上流側の前記搬送ロ−ラ10に第1の駆動モータ
16の回転を伝達する第1の回転伝達系19と、下流側
の前記搬送ロ−ラ20に第2の駆動モータ26の回転を
伝達する第2の回転伝達系29とを、前記操作ノブ40
の回転をそれら第1および第2の回転伝達系19・29
へと伝達する第3の回転伝達系30で連結するととも
に、逆に前記第1および第2の回転伝達系19・29か
らその第3の回転伝達系30への回転伝達を阻止するワ
ンウェイクラッチ機構を設けてなることを特徴とする。
【0006】請求項2に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すとおり、請求項1に記載のシート搬送
装置において、前記第1の回転伝達系19から前記第1
の駆動モータ16への回転伝達、および前記第2の回転
伝達系29から前記第2の駆動モータ26への回転伝達
を断ち切るワンウェイクラッチ機構をそれぞれ設けてな
る。
図示実施例に示すとおり、請求項1に記載のシート搬送
装置において、前記第1の回転伝達系19から前記第1
の駆動モータ16への回転伝達、および前記第2の回転
伝達系29から前記第2の駆動モータ26への回転伝達
を断ち切るワンウェイクラッチ機構をそれぞれ設けてな
る。
【0007】請求項3に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すとおり、請求項1に記載のシート搬送
装置において、上流側の前記搬送ロ−ラ10より下流側
の前記搬送ロ−ラ20のシート搬送速度が速くなるギヤ
比に、前記第1、第2および第3の回転伝達系19・2
9・30を設定してなることを特徴とする。
図示実施例に示すとおり、請求項1に記載のシート搬送
装置において、上流側の前記搬送ロ−ラ10より下流側
の前記搬送ロ−ラ20のシート搬送速度が速くなるギヤ
比に、前記第1、第2および第3の回転伝達系19・2
9・30を設定してなることを特徴とする。
【0008】
【作用】そして、請求項1に記載のものでは、シート4
1を搬送するとき、第1の駆動モータ16の回転を第1
の回転伝達系19を介して上流側の搬送ロ−ラ10に伝
達し、第2の駆動モータ26の回転を第2の回転伝達系
29を介して下流側の搬送ロ−ラ20に伝達する。その
とき、第1および第2の回転伝達系19・29から第3
の回転伝達系30へ回転が伝わることをワンウェイクラ
ッチ機構で阻止する。一方、ジャム処理時、操作ノブ4
0の回転を第3の回転伝達系30を介して第1及び第2
の回転伝達系19・29に伝達し、各搬送ロ−ラ10・
20を回転してジャム紙を送り出す。
1を搬送するとき、第1の駆動モータ16の回転を第1
の回転伝達系19を介して上流側の搬送ロ−ラ10に伝
達し、第2の駆動モータ26の回転を第2の回転伝達系
29を介して下流側の搬送ロ−ラ20に伝達する。その
とき、第1および第2の回転伝達系19・29から第3
の回転伝達系30へ回転が伝わることをワンウェイクラ
ッチ機構で阻止する。一方、ジャム処理時、操作ノブ4
0の回転を第3の回転伝達系30を介して第1及び第2
の回転伝達系19・29に伝達し、各搬送ロ−ラ10・
20を回転してジャム紙を送り出す。
【0009】請求項2に記載のものでは、ジャム処理
時、操作ノブ40の回転を第3の回転伝達系30を介し
て第1及び第2の回転伝達系19・29に伝達すると
き、それら第1の回転伝達系19から第1の駆動モータ
16への回転伝達、および第2の回転伝達系29から第
2の駆動モータ26への回転伝達をワンウェイクラッチ
機構で断ち切る。
時、操作ノブ40の回転を第3の回転伝達系30を介し
て第1及び第2の回転伝達系19・29に伝達すると
き、それら第1の回転伝達系19から第1の駆動モータ
16への回転伝達、および第2の回転伝達系29から第
2の駆動モータ26への回転伝達をワンウェイクラッチ
機構で断ち切る。
【0010】請求項3に記載のものでは、ジャム処理
時、下流側の搬送ロ−ラ20によるシート送り量が上流
側の搬送ロ−ラ10のそれより大きくなる。
時、下流側の搬送ロ−ラ20によるシート送り量が上流
側の搬送ロ−ラ10のそれより大きくなる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の一実施
例につき説明する。図1は、この発明の一実施例である
シート搬送装置の概略構成を示し、図中左手前がシート
搬送方向の上流側であり、右奥が下流側である。
例につき説明する。図1は、この発明の一実施例である
シート搬送装置の概略構成を示し、図中左手前がシート
搬送方向の上流側であり、右奥が下流側である。
【0012】図中符号10は、上流側に配置した搬送ロ
−ラである。その搬送ロ−ラ10は、駆動ロ−ラ11と
それに押し当てる従動ロ−ラ12とで構成し、各ロ−ラ
軸を適宜支持して回転自在に設ける。前記駆動ロ−ラ1
1のロ−ラ軸11aの一端には、同軸上にプーリ13を
設ける。そのプーリ13の下流側には、一定の軸間距離
をあけて第1ギヤ14を配置する。その第1ギヤ14
は、一側にプーリ15を一体に備え、第1の駆動モータ
16のモータ軸17上に設けてなる。前記プーリ13・
15間には、タイミングベルト18を掛けまわしてな
る。そして、それらタイミングベルト18、前記プーリ
13・15、および第1ギア14などで、前記第1の駆
動モータ16の回転を前記上流側の搬送ロ−ラ10に伝
達する第1の回転伝達系19を構成する。
−ラである。その搬送ロ−ラ10は、駆動ロ−ラ11と
それに押し当てる従動ロ−ラ12とで構成し、各ロ−ラ
軸を適宜支持して回転自在に設ける。前記駆動ロ−ラ1
1のロ−ラ軸11aの一端には、同軸上にプーリ13を
設ける。そのプーリ13の下流側には、一定の軸間距離
をあけて第1ギヤ14を配置する。その第1ギヤ14
は、一側にプーリ15を一体に備え、第1の駆動モータ
16のモータ軸17上に設けてなる。前記プーリ13・
15間には、タイミングベルト18を掛けまわしてな
る。そして、それらタイミングベルト18、前記プーリ
13・15、および第1ギア14などで、前記第1の駆
動モータ16の回転を前記上流側の搬送ロ−ラ10に伝
達する第1の回転伝達系19を構成する。
【0013】一方、図中下流側には、前記上流側の搬送
ロ−ラ10と別の搬送ロ−ラ20を設ける。その下流側
の搬送ロ−ラ20は、駆動ロ−ラ21とそれに押し当て
る従動ロ−ラ22とで構成し、各ロ−ラ軸を適宜支持し
て回転自在に設ける。前記駆動ロ−ラ21のロ−ラ軸2
1aの一端には、同軸上にプーリ23を設ける。そのプ
ーリ23の図中下には、一定の軸間距離をあけて第2ギ
ヤ24を配置する。その第2ギヤ24は、一側にプーリ
25を一体に備え、第2の駆動モータ26のモータ軸2
7上に設けてなる。前記プーリ23・25間には、タイ
ミングベルト28を掛けまわしてなる。そして、それら
タイミングベルト28、前記プーリ23・25、および
第2ギア24などで、前記第2の駆動モータ26の回転
を前記下流側の搬送ロ−ラ20に伝達する第2の回転伝
達系29を構成する。
ロ−ラ10と別の搬送ロ−ラ20を設ける。その下流側
の搬送ロ−ラ20は、駆動ロ−ラ21とそれに押し当て
る従動ロ−ラ22とで構成し、各ロ−ラ軸を適宜支持し
て回転自在に設ける。前記駆動ロ−ラ21のロ−ラ軸2
1aの一端には、同軸上にプーリ23を設ける。そのプ
ーリ23の図中下には、一定の軸間距離をあけて第2ギ
ヤ24を配置する。その第2ギヤ24は、一側にプーリ
25を一体に備え、第2の駆動モータ26のモータ軸2
7上に設けてなる。前記プーリ23・25間には、タイ
ミングベルト28を掛けまわしてなる。そして、それら
タイミングベルト28、前記プーリ23・25、および
第2ギア24などで、前記第2の駆動モータ26の回転
を前記下流側の搬送ロ−ラ20に伝達する第2の回転伝
達系29を構成する。
【0014】前記第1の回転伝達系19と前記第2の回
転伝達系29との間には、第3の回転伝達系30を設け
る。その第3の回転伝達系30には、アイドラギヤ31
を設ける。そのアイドラギヤ31は、軸32を適宜支持
して回転自在に設け、前記第2の回転伝達系29の第2
ギヤ24と噛み合わせてなる。このアイドラギヤ31に
は、また、第3ギヤ35を噛み合わせて設ける。その第
3ギヤ35は、軸36と一体に回転自在に設けるととも
に、図示しないワンウェイクラッチ機構を介して軸36
に設ける。前記第3ギヤ35を支持する軸36と同軸上
には、第4ギヤ37を設け、それを前記第1の回転伝達
系19の第1ギヤ14と噛み合わせてなる。その第4ギ
ア37も、軸36と一体に回転自在に設けるとともに、
図示しないワンウェイクラッチ機構を介して軸36に設
けてなる。前記軸36の第4ギヤ37と反対側の軸上に
は、操作ノブ40を取り付けてなる。
転伝達系29との間には、第3の回転伝達系30を設け
る。その第3の回転伝達系30には、アイドラギヤ31
を設ける。そのアイドラギヤ31は、軸32を適宜支持
して回転自在に設け、前記第2の回転伝達系29の第2
ギヤ24と噛み合わせてなる。このアイドラギヤ31に
は、また、第3ギヤ35を噛み合わせて設ける。その第
3ギヤ35は、軸36と一体に回転自在に設けるととも
に、図示しないワンウェイクラッチ機構を介して軸36
に設ける。前記第3ギヤ35を支持する軸36と同軸上
には、第4ギヤ37を設け、それを前記第1の回転伝達
系19の第1ギヤ14と噛み合わせてなる。その第4ギ
ア37も、軸36と一体に回転自在に設けるとともに、
図示しないワンウェイクラッチ機構を介して軸36に設
けてなる。前記軸36の第4ギヤ37と反対側の軸上に
は、操作ノブ40を取り付けてなる。
【0015】また、前記第1、第2および第3の回転伝
達系19・29・30は、上流側の搬送ロ−ラ10より
下流側の搬送ロ−ラ20の搬送速度が速くなるギヤ比に
設定してなる。
達系19・29・30は、上流側の搬送ロ−ラ10より
下流側の搬送ロ−ラ20の搬送速度が速くなるギヤ比に
設定してなる。
【0016】しかして、シート41の搬送時、前記第1
の駆動モータ16および前記第2の駆動モータ26を駆
動する。前記第1の駆動モータ16を駆動してモータ軸
17を矢印A方向に回転すると、前記第1ギヤ14およ
びプーリ15が矢印B方向に回転してタイミングベルト
18をまわす。そして、該タイミングベルト18を介し
て前記プーリ13を矢印C方向に回転し、前記搬送ロ−
ラ10の駆動ロ−ラ11を矢印D方向に回転するととも
に、それにつれまわる前記従動ロ−ラ12間でシート4
1を挾んで矢印E方向へ搬送する。そのとき、前記第1
の駆動モータ16の回転が第1ギヤ14から第4ギヤ3
7へと伝わり、矢印L方向に回転する第4ギヤ37がワ
ンウェイクラッチ機構により空転する。
の駆動モータ16および前記第2の駆動モータ26を駆
動する。前記第1の駆動モータ16を駆動してモータ軸
17を矢印A方向に回転すると、前記第1ギヤ14およ
びプーリ15が矢印B方向に回転してタイミングベルト
18をまわす。そして、該タイミングベルト18を介し
て前記プーリ13を矢印C方向に回転し、前記搬送ロ−
ラ10の駆動ロ−ラ11を矢印D方向に回転するととも
に、それにつれまわる前記従動ロ−ラ12間でシート4
1を挾んで矢印E方向へ搬送する。そのとき、前記第1
の駆動モータ16の回転が第1ギヤ14から第4ギヤ3
7へと伝わり、矢印L方向に回転する第4ギヤ37がワ
ンウェイクラッチ機構により空転する。
【0017】また、前記第2の駆動モータ26を駆動し
てモータ軸27を矢印F方向に回転すると、前記第2ギ
ヤ24およびプーリ25が矢印G方向に回転する。そし
て、前記タイミングベルト28を介して前記プーリ25
を矢印H方向に回転し、前記搬送ロ−ラ20の駆動ロ−
ラ21を矢印J方向に回転するとともに、それにつれま
わる前記従動ロ−ラ22間で前記シート41を挾んで矢
印K方向へ搬送する。そのとき、前記第2の駆動モータ
26の回転が第2ギヤ24から前記アイドラギヤ31に
伝わり、そのアイドラギヤ31が矢印M方向へ回転する
とともに、矢印N方向に回転する第3ギヤ35がワンウ
ェイクラッチ機構により空転する。
てモータ軸27を矢印F方向に回転すると、前記第2ギ
ヤ24およびプーリ25が矢印G方向に回転する。そし
て、前記タイミングベルト28を介して前記プーリ25
を矢印H方向に回転し、前記搬送ロ−ラ20の駆動ロ−
ラ21を矢印J方向に回転するとともに、それにつれま
わる前記従動ロ−ラ22間で前記シート41を挾んで矢
印K方向へ搬送する。そのとき、前記第2の駆動モータ
26の回転が第2ギヤ24から前記アイドラギヤ31に
伝わり、そのアイドラギヤ31が矢印M方向へ回転する
とともに、矢印N方向に回転する第3ギヤ35がワンウ
ェイクラッチ機構により空転する。
【0018】一方、前記搬送ロ−ラ10・20で前記シ
ート41を噛んだ状態でジャムが発生したときは、前記
操作ノブ40を矢印P方向へ回転駆動する。すると、ワ
ンウェイクラッチ機構が軸36に対しロックすることで
駆動がかかり、第4ギア37により、操作ノブ40の回
転を第3の回転伝達系30から前記第1の回転伝達系1
9へと伝達して前記上流側の搬送ロ−ラ10を回転駆動
する。同時に、前記第3ギヤ35および前記アイドラギ
ヤ31により、前記操作ノブ40の回転を第3の回転伝
達系30から前記第2の回転伝達系29へと伝達して前
記下流側の搬送ロ−ラ20を回転駆動する。そうして、
搬送ロ−ラ10・20の回転によりジャム紙を搬送して
送り出す。そのとき、前記上流側の搬送ロ−ラ10の搬
送速度より速い前記下流側の搬送ロ−ラ20によって、
ジャム紙の撓みを減じながら送り出す。
ート41を噛んだ状態でジャムが発生したときは、前記
操作ノブ40を矢印P方向へ回転駆動する。すると、ワ
ンウェイクラッチ機構が軸36に対しロックすることで
駆動がかかり、第4ギア37により、操作ノブ40の回
転を第3の回転伝達系30から前記第1の回転伝達系1
9へと伝達して前記上流側の搬送ロ−ラ10を回転駆動
する。同時に、前記第3ギヤ35および前記アイドラギ
ヤ31により、前記操作ノブ40の回転を第3の回転伝
達系30から前記第2の回転伝達系29へと伝達して前
記下流側の搬送ロ−ラ20を回転駆動する。そうして、
搬送ロ−ラ10・20の回転によりジャム紙を搬送して
送り出す。そのとき、前記上流側の搬送ロ−ラ10の搬
送速度より速い前記下流側の搬送ロ−ラ20によって、
ジャム紙の撓みを減じながら送り出す。
【0019】なお、上述した実施例では、第1の駆動モ
ータ16のモータ軸17に第1ギア14を、また、第2
の駆動モータ26のモータ軸27に第2ギア24をそれ
ぞれ一体に回転自在に設けた。しかし、第1ギア14お
よび第2ギヤ24は、ワンウェイクラッチ機構を介して
モータ軸17およびモータ軸27に取り付ける構成とし
てもよい。これにより、ジャム処理時、前記第1の回転
伝達系19から前記第1の駆動モータ16への回転伝
達、および前記第2の回転伝達系29から前記第2の駆
動モータ26への回転伝達を断ち切る。
ータ16のモータ軸17に第1ギア14を、また、第2
の駆動モータ26のモータ軸27に第2ギア24をそれ
ぞれ一体に回転自在に設けた。しかし、第1ギア14お
よび第2ギヤ24は、ワンウェイクラッチ機構を介して
モータ軸17およびモータ軸27に取り付ける構成とし
てもよい。これにより、ジャム処理時、前記第1の回転
伝達系19から前記第1の駆動モータ16への回転伝
達、および前記第2の回転伝達系29から前記第2の駆
動モータ26への回転伝達を断ち切る。
【0020】
【発明の効果】したがって、請求項1に記載のものによ
れば、第1の駆動モータで上流側の搬送ロ−ラを回転駆
動し、第2の駆動モータで下流側の搬送ロ−ラを回転駆
動するとき、第1および第2の回転伝達系から第3の回
転伝達系へ回転が伝わることをワンウェイクラッチ機構
で阻止する一方、ジャム処理時、操作ノブの回転を第3
の回転伝達系を介して第1及び第2の回転伝達系に伝達
し、各搬送ロ−ラを回転してジャム紙を送り出すので、
2つの駆動モータにより搬送ロ−ラを回転駆動している
場合にも、1つの操作ノブでジャム処理を行うことがで
き、作業を簡単にすることができる。
れば、第1の駆動モータで上流側の搬送ロ−ラを回転駆
動し、第2の駆動モータで下流側の搬送ロ−ラを回転駆
動するとき、第1および第2の回転伝達系から第3の回
転伝達系へ回転が伝わることをワンウェイクラッチ機構
で阻止する一方、ジャム処理時、操作ノブの回転を第3
の回転伝達系を介して第1及び第2の回転伝達系に伝達
し、各搬送ロ−ラを回転してジャム紙を送り出すので、
2つの駆動モータにより搬送ロ−ラを回転駆動している
場合にも、1つの操作ノブでジャム処理を行うことがで
き、作業を簡単にすることができる。
【0021】請求項2に記載のものでは、ジャム処理
時、操作ノブの回転を第3の回転伝達系を介して第1及
び第2の回転伝達系に伝達するとき、それら第1の回転
伝達系から第1の駆動モータへの回転伝達、および第2
の回転伝達系から第2の駆動モータへの回転伝達をワン
ウェイクラッチ機構で断ち切るので、第1および第2の
駆動モータの負荷が操作ノブに加わらず、操作ノブをス
ムーズに操作することができる。
時、操作ノブの回転を第3の回転伝達系を介して第1及
び第2の回転伝達系に伝達するとき、それら第1の回転
伝達系から第1の駆動モータへの回転伝達、および第2
の回転伝達系から第2の駆動モータへの回転伝達をワン
ウェイクラッチ機構で断ち切るので、第1および第2の
駆動モータの負荷が操作ノブに加わらず、操作ノブをス
ムーズに操作することができる。
【0022】請求項3に記載のものでは、ジャム処理
時、下流側の搬送ロ−ラによるシート送り量が上流側の
それより大きいので、ジャム紙が撓んでいるときにその
撓みを減じながら確実に送り出してジャム処理を行うこ
とができる。
時、下流側の搬送ロ−ラによるシート送り量が上流側の
それより大きいので、ジャム紙が撓んでいるときにその
撓みを減じながら確実に送り出してジャム処理を行うこ
とができる。
【図1】この発明の一実施例であるシート搬送装置の概
略構成図である。
略構成図である。
10 上流側の搬送ロ−ラ 16 第1の駆動ロ−ラ 19 第1の回転伝達系 20 下流側の搬送ロ−ラ 26 第2の駆動ロ−ラ 29 第2の回転伝達系 30 第3の回転伝達系 40 操作ノブ
Claims (3)
- 【請求項1】 ジャム処理時に操作ノブを回転して搬送
ロ−ラを回し、ジャム紙を送り出すシート搬送装置にお
いて、上流側の前記搬送ロ−ラに第1の駆動モータの回
転を伝達する第1の回転伝達系と、下流側の前記搬送ロ
−ラに第2の駆動モータの回転を伝達する第2の回転伝
達系とを、前記操作ノブの回転をそれら第1および第2
の回転伝達系へと伝達する第3の回転伝達系で連結する
とともに、逆に前記第1および第2の回転伝達系からそ
の第3の回転伝達系への回転伝達を阻止するワンウェイ
クラッチ機構を設けてなる、シート搬送装置。 - 【請求項2】 前記第1の回転伝達系から前記第1の駆
動モータへの回転伝達、および前記第2の回転伝達系か
ら前記第2の駆動モータへの回転伝達を断ち切るワンウ
ェイクラッチ機構をそれぞれ設けてなる、請求項1に記
載のシート搬送装置。 - 【請求項3】 上流側より下流側の前記搬送ロ−ラのシ
ート搬送速度が速くなるギヤ比に、前記第1、第2およ
び第3の回転伝達系を設定してなる、請求項1に記載の
シート搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10049192A JP3207504B2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | シート搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10049192A JP3207504B2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | シート搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05270694A true JPH05270694A (ja) | 1993-10-19 |
JP3207504B2 JP3207504B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=14275406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10049192A Expired - Lifetime JP3207504B2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | シート搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3207504B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7789386B2 (en) | 2007-11-30 | 2010-09-07 | Kyocera Mita Corporation | Sheet transporting apparatus |
US7900918B2 (en) | 2006-09-27 | 2011-03-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet conveying system, as well as image forming apparatus and sheet conveying apparatus thereof |
CN107195073A (zh) * | 2017-07-13 | 2017-09-22 | 深圳怡化电脑股份有限公司 | 纸币临时收集装置及自动交易装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5458875B2 (ja) * | 2009-12-25 | 2014-04-02 | 沖電気工業株式会社 | 自動取引装置 |
JP5783005B2 (ja) | 2011-11-18 | 2015-09-24 | 沖電気工業株式会社 | 媒体処理装置 |
-
1992
- 1992-03-26 JP JP10049192A patent/JP3207504B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7900918B2 (en) | 2006-09-27 | 2011-03-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet conveying system, as well as image forming apparatus and sheet conveying apparatus thereof |
US7789386B2 (en) | 2007-11-30 | 2010-09-07 | Kyocera Mita Corporation | Sheet transporting apparatus |
CN107195073A (zh) * | 2017-07-13 | 2017-09-22 | 深圳怡化电脑股份有限公司 | 纸币临时收集装置及自动交易装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3207504B2 (ja) | 2001-09-10 |
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Legal Events
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