JPH0663551B2 - 自動原稿搬送装置の駆動装置 - Google Patents
自動原稿搬送装置の駆動装置Info
- Publication number
- JPH0663551B2 JPH0663551B2 JP60243083A JP24308385A JPH0663551B2 JP H0663551 B2 JPH0663551 B2 JP H0663551B2 JP 60243083 A JP60243083 A JP 60243083A JP 24308385 A JP24308385 A JP 24308385A JP H0663551 B2 JPH0663551 B2 JP H0663551B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- document
- glass
- original
- drive
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Structure Of Transmissions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子写真複写機等の記録装置に付加して使用
される自動原稿搬送装置の駆動装置の改良に関する。
される自動原稿搬送装置の駆動装置の改良に関する。
[従来の技術] 記録装置に対し、複写せんとする原稿を能率的にかつ無
人状態でも供給出来る装置としては、自動化された自動
原稿搬送装置(ADF)が既に提供されているが、従来は
主に原稿の片面のみ複写を行うものに機能が限定されて
いた。
人状態でも供給出来る装置としては、自動化された自動
原稿搬送装置(ADF)が既に提供されているが、従来は
主に原稿の片面のみ複写を行うものに機能が限定されて
いた。
一方では、最近記録紙の表裏に連続して複写することの
出来る記録装置の開発によって両面原稿の複写が可能な
ADFの必要性が高まりつつあり、ADF内における原稿の表
裏反転の機構として多くの考案がなされている。それら
に関しては、特開昭59-216159号公報、特開昭53-112738
号公報、実開昭59-4548号公報、特開昭60-8834号公報、
特開昭60-26559号公報等の提案がある。
出来る記録装置の開発によって両面原稿の複写が可能な
ADFの必要性が高まりつつあり、ADF内における原稿の表
裏反転の機構として多くの考案がなされている。それら
に関しては、特開昭59-216159号公報、特開昭53-112738
号公報、実開昭59-4548号公報、特開昭60-8834号公報、
特開昭60-26559号公報等の提案がある。
[発明が解決しようとする問題点] これ等の自動原稿搬送装置は、原稿給紙皿に積層した原
稿を一枚宛記録装置に供給する原稿供給部と露光位置に
搬送停止させる原稿搬送部と第1面の露光を終えた原稿
を表裏反転して再度記録装置に搬入する原稿反転部とさ
らに、第2面の露光を終えた原稿を原稿排紙皿に排出す
る原稿排出部の各部から成っていて、各部に配設される
搬送ローラは装置の機構上、正逆回転するモータと一方
向回転するモーターの2種の駆動モータによってその全
体を駆動するよう構成されている例が多い。
稿を一枚宛記録装置に供給する原稿供給部と露光位置に
搬送停止させる原稿搬送部と第1面の露光を終えた原稿
を表裏反転して再度記録装置に搬入する原稿反転部とさ
らに、第2面の露光を終えた原稿を原稿排紙皿に排出す
る原稿排出部の各部から成っていて、各部に配設される
搬送ローラは装置の機構上、正逆回転するモータと一方
向回転するモーターの2種の駆動モータによってその全
体を駆動するよう構成されている例が多い。
つまり、この駆動モータは、周知の如く原稿搬送部にお
いて第1面の露光を終えた原稿を反転部に逆送する必要
から正逆転に切換使用されるものと一方向回転のみ必要
な前記原稿供給部や原稿反転部、原稿排出部の各搬送ロ
ーラに動力を供給するものと2種類が必要となってい
る。
いて第1面の露光を終えた原稿を反転部に逆送する必要
から正逆転に切換使用されるものと一方向回転のみ必要
な前記原稿供給部や原稿反転部、原稿排出部の各搬送ロ
ーラに動力を供給するものと2種類が必要となってい
る。
また、モータは高価であり、同期を取る必要もあるため
1種のモータにより、全体を駆動しようとする場合には
例えば、正逆転するモータから一方向回転する駆動力を
得る必要があり、第8図に示した従来例にあるように、
最小限5個の歯車GO1,GO2,・・・・GO5と2個の電磁ク
ラッチCL1,CL2とから成る駆動装置を設け、駆動モータ
Mの正逆転のタイミングに応じて電磁クラッチを作動し
て駆動出力の回転が常に一方向回転となるよう制御され
る機能が必要となっている。
1種のモータにより、全体を駆動しようとする場合には
例えば、正逆転するモータから一方向回転する駆動力を
得る必要があり、第8図に示した従来例にあるように、
最小限5個の歯車GO1,GO2,・・・・GO5と2個の電磁ク
ラッチCL1,CL2とから成る駆動装置を設け、駆動モータ
Mの正逆転のタイミングに応じて電磁クラッチを作動し
て駆動出力の回転が常に一方向回転となるよう制御され
る機能が必要となっている。
また前述した正逆転回転な駆動モータに替えて一方向回
転の駆動モータによって正逆回転の出力を得ることも可
能であるが、前述した規模と機能の駆動装置が必要とな
って何れの方法によっても装置の価格に大きな負担とな
っている実状にある。
転の駆動モータによって正逆回転の出力を得ることも可
能であるが、前述した規模と機能の駆動装置が必要とな
って何れの方法によっても装置の価格に大きな負担とな
っている実状にある。
本発明は、この点を解決して改良した結果、複数のモー
タを必要とせず高価な電磁クラッチも必要とせず従って
制御機能も要しない簡単にして安価な自動原稿搬送装置
の駆動装置の提供を目的としたものである。
タを必要とせず高価な電磁クラッチも必要とせず従って
制御機能も要しない簡単にして安価な自動原稿搬送装置
の駆動装置の提供を目的としたものである。
[問題点を解決するための手段] 上記目的は、プラテンガラス上に原稿の第1面をガラス
側にして搬入し、ついでガラス上よりガラス片端側に搬
出し、更に原稿反転部内を周回させて原稿を表裏反転
し、原稿の第2面をガラス側にしてガラス片端側よりプ
ラテンガラス上に搬入する両面原稿複写可能な自動原稿
搬送装置においれ、正逆回転する駆動源を有し、原稿の
ガラス上への搬入・搬出は前記正逆転する駆動源(M)
によって行い、原稿の表裏反転は、前記正逆回転する駆
動源と、複数の一方向回転クラッチと、これに連係する
少なくとも1個の駆動伝達手段とによって一方向回転さ
せて行い、原稿の搬入・搬出に使用する正逆回転と、原
稿の表裏反転に使用する一方向回転とを、同一の駆動源
により同時に取り出すと共に、原稿搬送手段による原稿
の搬出方向と原稿反転部入口での原稿の周回方向、及び
原稿反転部出口での周回方向と原稿搬入方向とがそれぞ
れ原稿搬送手段の正逆の回転方向によらず一致するよう
にしたことを特徴とする自動原稿搬送装置の駆動装置に
よって達成される。
側にして搬入し、ついでガラス上よりガラス片端側に搬
出し、更に原稿反転部内を周回させて原稿を表裏反転
し、原稿の第2面をガラス側にしてガラス片端側よりプ
ラテンガラス上に搬入する両面原稿複写可能な自動原稿
搬送装置においれ、正逆回転する駆動源を有し、原稿の
ガラス上への搬入・搬出は前記正逆転する駆動源(M)
によって行い、原稿の表裏反転は、前記正逆回転する駆
動源と、複数の一方向回転クラッチと、これに連係する
少なくとも1個の駆動伝達手段とによって一方向回転さ
せて行い、原稿の搬入・搬出に使用する正逆回転と、原
稿の表裏反転に使用する一方向回転とを、同一の駆動源
により同時に取り出すと共に、原稿搬送手段による原稿
の搬出方向と原稿反転部入口での原稿の周回方向、及び
原稿反転部出口での周回方向と原稿搬入方向とがそれぞ
れ原稿搬送手段の正逆の回転方向によらず一致するよう
にしたことを特徴とする自動原稿搬送装置の駆動装置に
よって達成される。
[実施例] 本発明に用いられる駆動装置の一実施例を第1図に示
す。
す。
第1図(a),(b)には、正逆回転するモータから正
逆転する駆動力と同時に、一方向回転する駆動力を得る
ための駆動装置の一例が示されている。
逆転する駆動力と同時に、一方向回転する駆動力を得る
ための駆動装置の一例が示されている。
モータMから軸d,d′に正逆転する駆動力が伝えられて
いる軸dと一体になった歯車GI,GI′及び歯車GI,GI′と
歯合する歯車GII,GII′があり、該歯車が時計方向に回
転した場合のみロックする一方向クラッチ付のプーリ又
は歯車Ga,Gb,Ga′,Gb′がある。該歯車Ga,Gb,Ga′,Gb′
に係合するタイミングベルトBO又は歯車GOを介して、軸
C,C′に一方向回転力が伝達されている。
いる軸dと一体になった歯車GI,GI′及び歯車GI,GI′と
歯合する歯車GII,GII′があり、該歯車が時計方向に回
転した場合のみロックする一方向クラッチ付のプーリ又
は歯車Ga,Gb,Ga′,Gb′がある。該歯車Ga,Gb,Ga′,Gb′
に係合するタイミングベルトBO又は歯車GOを介して、軸
C,C′に一方向回転力が伝達されている。
第2図には該駆動装置を適用した自動原稿搬送装置の例
を示し、図は記録装置本体10を二点鎖線をもって正面視
した状態にて示している。装置本体10の上面には、一点
鎖線にて輪郭部を示した本発明の駆動装置を備えた自動
原稿搬送装置(以下ADFと称す)20が蝶番等による支持
によって奥側に開放出来る構造にて載置されているが、
図の場合前記ADF20は手前側に倒されて原稿搬送ベルト3
0が装置本体10の上部に設けられたプラテンガラス11を
圧接した状況となっている。
を示し、図は記録装置本体10を二点鎖線をもって正面視
した状態にて示している。装置本体10の上面には、一点
鎖線にて輪郭部を示した本発明の駆動装置を備えた自動
原稿搬送装置(以下ADFと称す)20が蝶番等による支持
によって奥側に開放出来る構造にて載置されているが、
図の場合前記ADF20は手前側に倒されて原稿搬送ベルト3
0が装置本体10の上部に設けられたプラテンガラス11を
圧接した状況となっている。
すなわち前記ADF20は以下説明する搬送機構により原稿
の自動送りを可能とするものであるが、また手動によっ
てADF20の全体を開閉することにより通常のプラテンカ
バーとしての機能をも併せて有している。
の自動送りを可能とするものであるが、また手動によっ
てADF20の全体を開閉することにより通常のプラテンカ
バーとしての機能をも併せて有している。
ADF20の上部に配置した原稿供給部には原稿給紙皿40が
あって、原稿Dを積み重ねるようになっており、コピー
釦を押すと複写機内の制御手段を介して、ADF2内のモー
タMによって各搬送機構が作動し、まず送り出しローラ
21が原稿Dの先端部最上面を自重によって圧接した後矢
示方向に回転を始めて最上部の第1面を上面とし原稿D
をガイド板24aに沿って送り出す。
あって、原稿Dを積み重ねるようになっており、コピー
釦を押すと複写機内の制御手段を介して、ADF2内のモー
タMによって各搬送機構が作動し、まず送り出しローラ
21が原稿Dの先端部最上面を自重によって圧接した後矢
示方向に回転を始めて最上部の第1面を上面とし原稿D
をガイド板24aに沿って送り出す。
続いて原稿Dはさばきベルト22aとさばきローラ22bによ
ってしごかれて最上部の一枚だけがガイド板24bに沿っ
て進みその先端が矢示方向に回転する供給ローラ23aに
達した時センサA(第4図参照)の検知信号によってク
ラックCを作動させ前記送り出しローラ21への動力伝達
を断ち、その回転はフリーの状態となる。
ってしごかれて最上部の一枚だけがガイド板24bに沿っ
て進みその先端が矢示方向に回転する供給ローラ23aに
達した時センサA(第4図参照)の検知信号によってク
ラックCを作動させ前記送り出しローラ21への動力伝達
を断ち、その回転はフリーの状態となる。
前記供給ローラ23aによって搬送されるようになった原
稿dは、U字状のガイド部25a内を搬送されることによ
って表裏が反転した状態となってガイド部25aの出口に
設けた遮蔽部材27を原稿Dの先端で排除して時計方向に
回転するベルト駆動ローラ28aと従動ローラ28bの間に張
架された搬送ベルト30に達し、その摩擦力によって搬送
が継続される。
稿dは、U字状のガイド部25a内を搬送されることによ
って表裏が反転した状態となってガイド部25aの出口に
設けた遮蔽部材27を原稿Dの先端で排除して時計方向に
回転するベルト駆動ローラ28aと従動ローラ28bの間に張
架された搬送ベルト30に達し、その摩擦力によって搬送
が継続される。
搬送ベルト30によってプラテンガラス11上を左方向に滑
って搬送された原稿Dは、その左端部がプラテンガラス
11の左側縁部に設けた原稿ストッパ部材12に当接して停
止すると搬送ベルト30が原稿D上を滑って空転するが、
その直後に、前述したセンサにより所定時間遅延して制
御部から出された信号によって前記ベルト駆動ローラ28
aの回転を一旦停止するようになっている。すならち原
稿DがセンサAに検知されてから原稿ストッパ部材に到
達する迄に要する時間より所定時間だけ遅れてベルト駆
動ローラ28aが停止することとなる。
って搬送された原稿Dは、その左端部がプラテンガラス
11の左側縁部に設けた原稿ストッパ部材12に当接して停
止すると搬送ベルト30が原稿D上を滑って空転するが、
その直後に、前述したセンサにより所定時間遅延して制
御部から出された信号によって前記ベルト駆動ローラ28
aの回転を一旦停止するようになっている。すならち原
稿DがセンサAに検知されてから原稿ストッパ部材に到
達する迄に要する時間より所定時間だけ遅れてベルト駆
動ローラ28aが停止することとなる。
なお、原稿ストッパ部材12は、必ずしも記録装置本体側
に設置されている必要はなく、ADF側に設置されていて
も良い。
に設置されている必要はなく、ADF側に設置されていて
も良い。
また、原稿ストッパ部材を使用せずに、搬送ベルト30を
所定位置に停止するように制御することにより原稿の位
置決めを行ってもよい。
所定位置に停止するように制御することにより原稿の位
置決めを行ってもよい。
この状態にて原稿Dは複数個の従動回転する圧接ローラ
29の自重を受けた搬送ベルト30によってプラテンガラス
11上に圧接されて第1面露光が開始され、そのあと周知
のプロセスを経て面像の形成と記録紙への転写を行って
片面の複写を終了する。
29の自重を受けた搬送ベルト30によってプラテンガラス
11上に圧接されて第1面露光が開始され、そのあと周知
のプロセスを経て面像の形成と記録紙への転写を行って
片面の複写を終了する。
さらにADF20は、前記プラテンガラス11の右方に一体の
薄い金属板あるいは樹脂板等をもって形成した反転経路
によって原稿Dの表裏反転を行うための原稿反転部25b
を設けていてその一端が前述したガイド部25aに開口し
て接続し他端が前記プラテンガラス11の右側縁部に開口
するように構成している。
薄い金属板あるいは樹脂板等をもって形成した反転経路
によって原稿Dの表裏反転を行うための原稿反転部25b
を設けていてその一端が前述したガイド部25aに開口し
て接続し他端が前記プラテンガラス11の右側縁部に開口
するように構成している。
前記反転部25bを要所には矢示方向に回転する搬送ロー
ラ群23b,23c,23dが配設されており、またプラテンガラ
ス11に面した開口部近くには前記反転部25b内に通過す
る原稿Dを検知するための例えば発光部26aと受光部26b
から成るフォトセンサ又はマイクロスイッチ等からなる
センサ26が配置されている。
ラ群23b,23c,23dが配設されており、またプラテンガラ
ス11に面した開口部近くには前記反転部25b内に通過す
る原稿Dを検知するための例えば発光部26aと受光部26b
から成るフォトセンサ又はマイクロスイッチ等からなる
センサ26が配置されている。
一方、前述したプロセスにより第1面の露光を終えた原
稿Dは、露光終了に同期してベルト駆動ローラ28aが反
時計方向に回転を始めるので、搬送ベルト30によってプ
ラテンガラス11を右方向に搬送される。
稿Dは、露光終了に同期してベルト駆動ローラ28aが反
時計方向に回転を始めるので、搬送ベルト30によってプ
ラテンガラス11を右方向に搬送される。
搬送された原稿Dの右端部は、遮蔽部材27により閉塞さ
れているため前記ガイド部25aには入ることなく、前記
反転部25bに送り込まれることになる。
れているため前記ガイド部25aには入ることなく、前記
反転部25bに送り込まれることになる。
従って原稿Dは搬送ローラ23d,23c,23bの順に搬送部25b
内を反時計方向に周回したのち原稿Dを右端部すなわち
この場合の先端部が前記ガイド部25aに達し再び前記遮
蔽部材27を排除してプラテンガラス11上に送り出される
が、原稿Dの先端部が前記搬送ベルト30に達する以前に
原稿Dの後端部が事前に前記フォトセンサ26の光ビーム
を通過し、その信号に基づいて前記ベルト駆動ローラ28
aの回転を再び時計方向に切り換えて搬送ベルト30を時
計方向に回転させ第2面を下向きとした原稿Dを、再び
原稿ストッパ部材12に当接する迄搬送するようになって
いる。
内を反時計方向に周回したのち原稿Dを右端部すなわち
この場合の先端部が前記ガイド部25aに達し再び前記遮
蔽部材27を排除してプラテンガラス11上に送り出される
が、原稿Dの先端部が前記搬送ベルト30に達する以前に
原稿Dの後端部が事前に前記フォトセンサ26の光ビーム
を通過し、その信号に基づいて前記ベルト駆動ローラ28
aの回転を再び時計方向に切り換えて搬送ベルト30を時
計方向に回転させ第2面を下向きとした原稿Dを、再び
原稿ストッパ部材12に当接する迄搬送するようになって
いる。
即ち前記ベルト駆動ローラ28aがその回転方向を反時計
方向から再び時計方向に転じても本発明の駆動装置によ
って前記搬送ローラ23b,23c,23dの回転方向が逆転する
ことなく、矢示方向の回転すなわち原稿Dを反時計方向
に表裏反転させる方向の回転が持続させるようになって
いる。
方向から再び時計方向に転じても本発明の駆動装置によ
って前記搬送ローラ23b,23c,23dの回転方向が逆転する
ことなく、矢示方向の回転すなわち原稿Dを反時計方向
に表裏反転させる方向の回転が持続させるようになって
いる。
第2図とその平面の要部を示した第3図において、駆動
モータMに接続して正逆転されるベルト駆動ローラ28a
の回転軸S1、該回転軸S1に固定した歯車GO,該歯車GOと
歯合する歯車G1,歯車G1と同サイズでかつ互いに歯合す
る歯車G2を有し、該歯車G1,G2の内部には、該歯車G1,G2
が反時計方向に回転する場合にのみ軸とロックされる一
方向回転クラッチがあり、該クラッチを介して、プーリ
PG1,PG2に一方向回転力が伝達され、プーリPG1,PG2,P23
b,P23c,P23dに係合するベルトを介して搬送ローラ23b,2
3c,23dが駆動される。
モータMに接続して正逆転されるベルト駆動ローラ28a
の回転軸S1、該回転軸S1に固定した歯車GO,該歯車GOと
歯合する歯車G1,歯車G1と同サイズでかつ互いに歯合す
る歯車G2を有し、該歯車G1,G2の内部には、該歯車G1,G2
が反時計方向に回転する場合にのみ軸とロックされる一
方向回転クラッチがあり、該クラッチを介して、プーリ
PG1,PG2に一方向回転力が伝達され、プーリPG1,PG2,P23
b,P23c,P23dに係合するベルトを介して搬送ローラ23b,2
3c,23dが駆動される。
従って原稿Dを搬送ベルト30によって反転部25bに送る
べく前記ベルト駆動ローラ28aが反時計方向に回転して
いる場合には前記歯車G2内の一方向クラッチは作用する
が歯車G1は時計方向に回転するため歯車G1内の一方向ク
ラッチは作用せず、その結果プーリPG1は遊動状態とな
り、搬送ローラ23b,23c,23dは前記プーリPG2によるベル
ト駆動によって反時計方向に回転されるようになってい
る。
べく前記ベルト駆動ローラ28aが反時計方向に回転して
いる場合には前記歯車G2内の一方向クラッチは作用する
が歯車G1は時計方向に回転するため歯車G1内の一方向ク
ラッチは作用せず、その結果プーリPG1は遊動状態とな
り、搬送ローラ23b,23c,23dは前記プーリPG2によるベル
ト駆動によって反時計方向に回転されるようになってい
る。
次に前述した如く駆動モータの逆転によってベルト駆動
ローラ28aが時計方向に回転されると、前記歯車G2内の
一方向クラッチが遊動状態となる替わりに前記歯車G1内
の一方向クラッチが作用してプーリPG1を反時計方向に
駆動するため搬送ローラ23b,23c,23dはこの場合にも反
時計方向に回転されることとなる。
ローラ28aが時計方向に回転されると、前記歯車G2内の
一方向クラッチが遊動状態となる替わりに前記歯車G1内
の一方向クラッチが作用してプーリPG1を反時計方向に
駆動するため搬送ローラ23b,23c,23dはこの場合にも反
時計方向に回転されることとなる。
かくして搬送ローラ23b,23c,23dを常に反時計方向の回
転に保った状態で原稿Dは反転部を反時計方向に搬送さ
れることとなる。
転に保った状態で原稿Dは反転部を反時計方向に搬送さ
れることとなる。
従ってプラテンガラス11上に送り出された原稿Dは反転
部25bを通過することにより表裏が反転し、裏面すなわ
ち第2面をプラテンガラス11に対面させて搬送ベルト30
により原稿ストッパ部材12に当接する迄搬送される。
部25bを通過することにより表裏が反転し、裏面すなわ
ち第2面をプラテンガラス11に対面させて搬送ベルト30
により原稿ストッパ部材12に当接する迄搬送される。
ついで、前記フォトセンサ26が原稿Dの先端部を検知し
た信号によって作用を始める第1のタイマの作用により
原稿Dが原稿ストッパ部材12に達したあとベルト駆動ロ
ーラ28aの回転が停止し、原稿Dが再び静止されるよう
になっている。
た信号によって作用を始める第1のタイマの作用により
原稿Dが原稿ストッパ部材12に達したあとベルト駆動ロ
ーラ28aの回転が停止し、原稿Dが再び静止されるよう
になっている。
一方この間にあって装置本体10では片面コピーを終えた
記録紙が定着を終えて表裏反転され、裏面の転写が出来
る態勢におかれており、前述したベルト駆動ローラ28a
停止に続いて装置本体10内では原稿Dの裏面すなわち第
2面の露光、画像形成、転写が行われる。
記録紙が定着を終えて表裏反転され、裏面の転写が出来
る態勢におかれており、前述したベルト駆動ローラ28a
停止に続いて装置本体10内では原稿Dの裏面すなわち第
2面の露光、画像形成、転写が行われる。
原稿Dの第2面の露光が終了すると、前述した第1のタ
イマ同様フォトセンサ26の原稿の先端部を検知した信号
によって作用を始めた第2のタイマの作動により前記原
稿ストッパ部材12が下方に退避すると同時に前記ベルト
駆動ローラ28aが再び時計方向に回転を始め搬送ベルト3
0が原稿Dを左方向に搬送してADF20の原稿排出部に備え
た原稿排紙皿50に送り出し、コピーの反復に伴って原稿
Dを順次積層させて行く。
イマ同様フォトセンサ26の原稿の先端部を検知した信号
によって作用を始めた第2のタイマの作動により前記原
稿ストッパ部材12が下方に退避すると同時に前記ベルト
駆動ローラ28aが再び時計方向に回転を始め搬送ベルト3
0が原稿Dを左方向に搬送してADF20の原稿排出部に備え
た原稿排紙皿50に送り出し、コピーの反復に伴って原稿
Dを順次積層させて行く。
前記原稿排紙皿50の直前には前記従動ローラ28b介して
駆動モータによって回転される排出ローラ31が設けられ
ているが該排出ローラ31も前記搬送ローラ23b,23c,23d
同様、本発明の駆動装置によって原稿Dの搬送方向の反
転に関係なく常に時計方向に回転して原稿Dを原稿排紙
皿50に排出するように駆動されている。
駆動モータによって回転される排出ローラ31が設けられ
ているが該排出ローラ31も前記搬送ローラ23b,23c,23d
同様、本発明の駆動装置によって原稿Dの搬送方向の反
転に関係なく常に時計方向に回転して原稿Dを原稿排紙
皿50に排出するように駆動されている。
すなわち前述した一方向クラッチが前記従動ローラ28b
の回転軸S11に、また別の一方向クラッチが中間軸S12に
それぞれ取り付けられていて、それらの軸が時計方向に
回転する場合にのみクラッチが作用してプーリP11ある
いはプーリP12がベルトB11を介して排出ローラ31を時計
方向に駆動、回転するようになっている。
の回転軸S11に、また別の一方向クラッチが中間軸S12に
それぞれ取り付けられていて、それらの軸が時計方向に
回転する場合にのみクラッチが作用してプーリP11ある
いはプーリP12がベルトB11を介して排出ローラ31を時計
方向に駆動、回転するようになっている。
従って前記ベルト駆動ローラ28aから搬送ベルト30を経
て駆動される従動ローラ28bの回転方向が時計方向、反
時計方向な何れであっても前述した如き本発明の駆動装
置の作用により前記排出ローラ31は常に時計方向の回転
をして両面の露光を終えた原稿Dを原稿排紙皿50に送り
出す作用を継続することとなる。これにより、排紙皿か
らの排出済原稿の巻き込みを防止できる。
て駆動される従動ローラ28bの回転方向が時計方向、反
時計方向な何れであっても前述した如き本発明の駆動装
置の作用により前記排出ローラ31は常に時計方向の回転
をして両面の露光を終えた原稿Dを原稿排紙皿50に送り
出す作用を継続することとなる。これにより、排紙皿か
らの排出済原稿の巻き込みを防止できる。
なお、原稿Dの後端部が原稿ストッパ部材12を通過した
後に原稿ストッパ部材12が図示位置に復帰し、かつ搬送
ローラ28aの時計方向の回転が停止されてADF20の作動サ
イクルを当初の状態に復し、続く原稿Dの搬送が自動的
に開始されるよう制御される構造となっている。
後に原稿ストッパ部材12が図示位置に復帰し、かつ搬送
ローラ28aの時計方向の回転が停止されてADF20の作動サ
イクルを当初の状態に復し、続く原稿Dの搬送が自動的
に開始されるよう制御される構造となっている。
なお、原稿Dを排出しながら次の原稿の搬送を開始し、
原稿Dの後端がストッパーを通過した後ストッパーは復
帰し次の原稿を規定位置に停止させるようにしてもよ
い。また、原稿排出前に再度反転して排出しても良い。
また、本駆動機構は従来公知の電子写真複写装置、レー
ザープリンタ、液晶プリンタ、LEDプリンタ等の複写記
録装置にも適用できる。
原稿Dの後端がストッパーを通過した後ストッパーは復
帰し次の原稿を規定位置に停止させるようにしてもよ
い。また、原稿排出前に再度反転して排出しても良い。
また、本駆動機構は従来公知の電子写真複写装置、レー
ザープリンタ、液晶プリンタ、LEDプリンタ等の複写記
録装置にも適用できる。
以上説明した第1の実施例における本発明の駆動装置を
用いた原稿Dの搬送機能の作用をタイムチャートにて図
示すると第5図に示す通りであって、原稿反転部25bに
設けた唯1個のセンサ26によって原稿Dの搬送方向の切
り換えや停止等がすべて制御されるようになっていて、
それによって原稿の両面を自動的に連続して複写するこ
とを可能としている。
用いた原稿Dの搬送機能の作用をタイムチャートにて図
示すると第5図に示す通りであって、原稿反転部25bに
設けた唯1個のセンサ26によって原稿Dの搬送方向の切
り換えや停止等がすべて制御されるようになっていて、
それによって原稿の両面を自動的に連続して複写するこ
とを可能としている。
また第4図に示す本発明の駆動装置を用いた第2の実施
例では、前記ガイド部25aと前記反転部25bの合流する搬
送経路内に第1の実施例におけるエンサ26に替わってフ
ォトセンサ126を配置したものであって、この場合該フ
ォトセンサ126は、原稿Dが前記ガイド部25aを経て第1
面の露光のため搬送される時と、第1面の露光を終えて
前記反転部25bを経て第2面の露光を受けるべく再び前
記ガイド部25aを通過する時の2回にわたって検出する
こととなり、その結果センサ126は第6図のタイムチャ
ートに明らかな如く1個で第1面露光時の搬送ベルト3
0、さらに前述した供給ローラ21の停止制御も可能とな
る。
例では、前記ガイド部25aと前記反転部25bの合流する搬
送経路内に第1の実施例におけるエンサ26に替わってフ
ォトセンサ126を配置したものであって、この場合該フ
ォトセンサ126は、原稿Dが前記ガイド部25aを経て第1
面の露光のため搬送される時と、第1面の露光を終えて
前記反転部25bを経て第2面の露光を受けるべく再び前
記ガイド部25aを通過する時の2回にわたって検出する
こととなり、その結果センサ126は第6図のタイムチャ
ートに明らかな如く1個で第1面露光時の搬送ベルト3
0、さらに前述した供給ローラ21の停止制御も可能とな
る。
従って第2の実施例では第1の実施例におけるセンサA
を設けなくても自動原稿搬送装置における信号、制御す
ることが可能となる。
を設けなくても自動原稿搬送装置における信号、制御す
ることが可能となる。
なお前述した何れの実施例の場合においても、原稿Dを
反転部により再度表裏反転してそのまま露光部を通して
排出し、ADFの給紙時と同ページに揃えることが可能で
ある。原稿Dを排出しながら次の原稿の搬送を開始し原
稿Dの後端がストッパーを通過した後ストッパーは復帰
し次の原稿を規定位置に停止させることも可能である。
反転部により再度表裏反転してそのまま露光部を通して
排出し、ADFの給紙時と同ページに揃えることが可能で
ある。原稿Dを排出しながら次の原稿の搬送を開始し原
稿Dの後端がストッパーを通過した後ストッパーは復帰
し次の原稿を規定位置に停止させることも可能である。
また使用するセンサは、フォトセンサに限らずマイクロ
スイッチ、その他のセンサを使用可能である。
スイッチ、その他のセンサを使用可能である。
次に本発明の駆動装置の駆動源である駆動用モータMの
配置について説明を行う。ADF20における原稿搬送機構
としては、第3図に示す装置20内に設けた基板Aおよび
Bの間に第2図に示した各搬送部材を、また前記基板A
の背面にはそれら各搬送部材を回転させる各駆動部材
(第2図においては二点鎖線にて図示してある)をそれ
ぞれ配置し、駆動用モータMの動力によって駆動・回転
されるよう構成している。
配置について説明を行う。ADF20における原稿搬送機構
としては、第3図に示す装置20内に設けた基板Aおよび
Bの間に第2図に示した各搬送部材を、また前記基板A
の背面にはそれら各搬送部材を回転させる各駆動部材
(第2図においては二点鎖線にて図示してある)をそれ
ぞれ配置し、駆動用モータMの動力によって駆動・回転
されるよう構成している。
前記駆動用モータMは一般に負荷が大きいため大型でか
つ減速歯車装置を備えるものが使用される関係からその
収容のため装置内大きなスペースを必要とするものであ
るが、本実施例の自動原稿搬送装置においては、外径寸
法の小さい駆動ローラをもって前述した反転ローラ群を
構成することにより原稿反転部25bの内側に大きな空間
部を形成することが可能となり、該空間部を有効に利用
する一つの手段として前記駆動用モータMの収容に当て
ている 従って前記駆動用モータMのシャフトは、前記基板Aを
貫通して該基板Aの背面に組み込まれた各駆動部材に動
力を伝達するよう構成されている。
つ減速歯車装置を備えるものが使用される関係からその
収容のため装置内大きなスペースを必要とするものであ
るが、本実施例の自動原稿搬送装置においては、外径寸
法の小さい駆動ローラをもって前述した反転ローラ群を
構成することにより原稿反転部25bの内側に大きな空間
部を形成することが可能となり、該空間部を有効に利用
する一つの手段として前記駆動用モータMの収容に当て
ている 従って前記駆動用モータMのシャフトは、前記基板Aを
貫通して該基板Aの背面に組み込まれた各駆動部材に動
力を伝達するよう構成されている。
すなわち前記駆動用モータMの回転はタイミングベルト
を介してプーリP1からプーリP2に減速して伝達されて前
記搬送ローラ28aを駆動すると同時に該プーリ2からさ
らにタイミングベルトを介してプーリ3とプーリ4に伝
達される。駆動用モータMを除く各駆動部材は、何れも
小型の部材であって基板Aの背面に占める奥行寸法は小
さなもので済みその結果、装置20を小型で取扱性の良い
ものとしている。
を介してプーリP1からプーリP2に減速して伝達されて前
記搬送ローラ28aを駆動すると同時に該プーリ2からさ
らにタイミングベルトを介してプーリ3とプーリ4に伝
達される。駆動用モータMを除く各駆動部材は、何れも
小型の部材であって基板Aの背面に占める奥行寸法は小
さなもので済みその結果、装置20を小型で取扱性の良い
ものとしている。
なお前記反転部25bの内側に形成した空間部には、前述
した駆動用モータM以外の部材の収容も可能であって装
置20のコンパクト化に対する利用価値は極めて高い。
した駆動用モータM以外の部材の収容も可能であって装
置20のコンパクト化に対する利用価値は極めて高い。
以上説明した自動原稿搬送装置にあって、原稿の搬送
中、搬送不良をおこすことがある。よって原稿の反転部
25bには、万一ジャムが発生したとき之を取り出すこと
ができるような対策が講じられている。
中、搬送不良をおこすことがある。よって原稿の反転部
25bには、万一ジャムが発生したとき之を取り出すこと
ができるような対策が講じられている。
第7図(a),(b)はその要部を示したものである。
前記原稿反転部25bは、薄い金属板あるいは樹脂板等を
もって成型した内側ガイド部材225aと外側ガイド部材22
5bおよび225cとによって形成された断面がスリト状通紙
可能の搬送路であって、その一端は前述したガイド部25
aに接続し、他端が前記プラテンガラス11の右側縁部に
接続するように構成されている。
もって成型した内側ガイド部材225aと外側ガイド部材22
5bおよび225cとによって形成された断面がスリト状通紙
可能の搬送路であって、その一端は前述したガイド部25
aに接続し、他端が前記プラテンガラス11の右側縁部に
接続するように構成されている。
前記内側ガイド部材225aと外側ガイド部材225cはADF20
に固定して取り付けられているが前記外側ガイド部材22
5bは、ADF20に設けた回転支持部22bを介して回転可能に
取り付けられている。すなわちADF20の作動時には第7
図(a)の状態にあって前記外側ガイド部材225bは、AD
F20に対しロックされて前記内側ガイド部材225aとの間
に所定の間隔をもった断面がスリット状通紙可能の搬送
路を形成しているが作動を停止時にロックを解除し、前
記回転支持部22bを支点として時計方向に回転すると第
7図(b)に示す如く原稿反転部25bの上部が開き前記
内側ガイド部材225aの上面が開放されるようになってい
る。
に固定して取り付けられているが前記外側ガイド部材22
5bは、ADF20に設けた回転支持部22bを介して回転可能に
取り付けられている。すなわちADF20の作動時には第7
図(a)の状態にあって前記外側ガイド部材225bは、AD
F20に対しロックされて前記内側ガイド部材225aとの間
に所定の間隔をもった断面がスリット状通紙可能の搬送
路を形成しているが作動を停止時にロックを解除し、前
記回転支持部22bを支点として時計方向に回転すると第
7図(b)に示す如く原稿反転部25bの上部が開き前記
内側ガイド部材225aの上面が開放されるようになってい
る。
よって、前記原稿反転部25bにおいて原稿Dの紙詰まり
等による給送不良が発生した場合には、ADF20のモータ
停止した上で、前記外側ガイド部材225bを開放すると第
7図(b)に示す如く原稿Dの搬送方向が大きく開口す
ると同時に、搬送ローラ23b,23c等の挟着面も開放され
て紙詰り状態にある原稿Dを容易かつ迅速に引き出し、
直ちに後続する原稿Dの搬送を再開することが出来るよ
うになっている。
等による給送不良が発生した場合には、ADF20のモータ
停止した上で、前記外側ガイド部材225bを開放すると第
7図(b)に示す如く原稿Dの搬送方向が大きく開口す
ると同時に、搬送ローラ23b,23c等の挟着面も開放され
て紙詰り状態にある原稿Dを容易かつ迅速に引き出し、
直ちに後続する原稿Dの搬送を再開することが出来るよ
うになっている。
「発明の効果」 本発明の自動原稿搬送装置の駆動装置は構造が簡単でか
つ故障の少ない装置である。従って本発明による駆動装
置を適用した自動原稿搬送装置は簡単かつ安価な機構を
もって、原稿の表裏反転の作動中にも反転部搬送ローラ
や排出ローラの回転を搬送方向に維持することを実現し
たもので、これにより連続した原稿の供給が可能となっ
て記録装置のコピー速度を高めることができるようにな
る。
つ故障の少ない装置である。従って本発明による駆動装
置を適用した自動原稿搬送装置は簡単かつ安価な機構を
もって、原稿の表裏反転の作動中にも反転部搬送ローラ
や排出ローラの回転を搬送方向に維持することを実現し
たもので、これにより連続した原稿の供給が可能となっ
て記録装置のコピー速度を高めることができるようにな
る。
同時に、搬送中のローラの逆転に起因するジャムとか排
出された原稿の逆送時の事故も防止されることとなり原
稿を傷めることなく安定して搬送することの出来る自動
原稿搬送装置の駆動装置が提供されることとなった。
出された原稿の逆送時の事故も防止されることとなり原
稿を傷めることなく安定して搬送することの出来る自動
原稿搬送装置の駆動装置が提供されることとなった。
第1図は本発明に用いられる駆動装置の構成図。第2図
は本発明の自動原稿搬送装置の断面図。第3図は第2図
示の平面図。第4図は他の実施例を示す自動原稿搬送装
置の断面図。第5図及び第6図はシーケンスを示すタイ
ムチャート図。第7図は自動原稿搬送装置の要部を示し
たもの。第8図は駆動装置の従来例を示す斜視図。 10……記録装置本体、11……プラテンガラス 12……原稿ストッパ部材、20……自動原稿搬送装置(AD
F) 23a……供給ローラ、23b〜23d……搬送ローラ 25b……(原稿)反転部、28a……ベルト駆動ローラ 28b……従動ローラ、30……搬送ベルト 31……排出ローラ、40……原稿給紙皿 50……原稿排紙皿、D……原稿 M……駆動用モータ
は本発明の自動原稿搬送装置の断面図。第3図は第2図
示の平面図。第4図は他の実施例を示す自動原稿搬送装
置の断面図。第5図及び第6図はシーケンスを示すタイ
ムチャート図。第7図は自動原稿搬送装置の要部を示し
たもの。第8図は駆動装置の従来例を示す斜視図。 10……記録装置本体、11……プラテンガラス 12……原稿ストッパ部材、20……自動原稿搬送装置(AD
F) 23a……供給ローラ、23b〜23d……搬送ローラ 25b……(原稿)反転部、28a……ベルト駆動ローラ 28b……従動ローラ、30……搬送ベルト 31……排出ローラ、40……原稿給紙皿 50……原稿排紙皿、D……原稿 M……駆動用モータ
Claims (1)
- 【請求項1】プラテンガラス(11)上に原稿(D)の第
1面をガラス側にして搬入し、ついでガラス上よりガラ
ス片端側に搬出し、更に原稿反転部(25b)内を周回さ
せて原稿を表裏反転し、原稿(D)の第2面をガラス側
にしてガラス片端側よりプラテンガラス(11)上に搬入
する両面原稿複写可能な自動原稿搬送装置において、正
逆回転する駆動源(M)を有し、原稿(D)のガラス上
への搬入・搬出は前記正逆転する駆動源(M)によって
行い、 原稿(D)の表裏反転は、前記正逆回転する駆動源
(M)と、複数の一方向回転クラッチと、これに連係す
る少なくとも1個の駆動伝達手段とによって一方向回転
させて行い、 原稿の搬入・搬出に使用する正逆回転と、原稿の表裏反
転に使用する一方向回転とを、同一の駆動源(M)によ
り同時に取り出すと共に、 原稿搬送手段(30)による原稿の搬出方向と原稿反転部
(25b)入口での原稿の周回方向、及び原稿反転部(25
b)出口での周回方向と原稿搬入方向とがそれぞれ原稿
搬送手段(30)の正逆の回転方向によらず一致するよう
にした ことを特徴とする自動原稿搬送装置の駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60243083A JPH0663551B2 (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 | 自動原稿搬送装置の駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60243083A JPH0663551B2 (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 | 自動原稿搬送装置の駆動装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9241028A Division JPH10120231A (ja) | 1997-09-05 | 1997-09-05 | 自動原稿搬送装置の駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62101946A JPS62101946A (ja) | 1987-05-12 |
JPH0663551B2 true JPH0663551B2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=17098524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60243083A Expired - Lifetime JPH0663551B2 (ja) | 1985-10-29 | 1985-10-29 | 自動原稿搬送装置の駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0663551B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2949177B2 (ja) * | 1987-04-10 | 1999-09-13 | 芝浦メカトロニクス株式会社 | 駆動装置 |
JP2543134Y2 (ja) * | 1990-03-23 | 1997-08-06 | マツダ株式会社 | 自動車のエアバッグ構造 |
JPH09264397A (ja) * | 1996-03-28 | 1997-10-07 | Kubota Corp | 二出力駆動装置 |
ES1109180Y (es) * | 2014-04-14 | 2014-08-05 | Ramirez Marco Antonio Rodriguez | Dispositivo, transmisión acoplamiento mecánico universal de fuerzas de magnitudes y sentidos diferentes (D.T.A.M.U) |
WO2018198334A1 (ja) * | 2017-04-28 | 2018-11-01 | Enix株式会社 | 機械的変換器 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4095979A (en) * | 1977-02-14 | 1978-06-20 | Eastman Kodak Company | Method and apparatus for producing duplex copies |
JPS5431859A (en) * | 1977-08-17 | 1979-03-08 | Ritsukaa Mishin Kk | Speed changing device |
JPS54127076U (ja) * | 1978-02-27 | 1979-09-04 | ||
JPS6032037Y2 (ja) * | 1981-11-04 | 1985-09-25 | 十条エンジニアリング株式会社 | フアクシミリにおける記録紙の排出装置 |
US4419007A (en) * | 1982-06-14 | 1983-12-06 | Xerox Corporation | Multi-mode document handling system |
-
1985
- 1985-10-29 JP JP60243083A patent/JPH0663551B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62101946A (ja) | 1987-05-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6071437A (ja) | 給紙搬送装置 | |
JPS6118651A (ja) | 原稿送り装置 | |
US5205548A (en) | Automatic document sheet conveyance device | |
JPH08108952A (ja) | シート材の給搬送装置並びにこれを備えた画像形成装置 | |
JPH0663551B2 (ja) | 自動原稿搬送装置の駆動装置 | |
JPH0224750B2 (ja) | ||
JPS59143853A (ja) | 両面複写機 | |
JPH062551B2 (ja) | 原稿搬送装置 | |
JPH10120231A (ja) | 自動原稿搬送装置の駆動装置 | |
JP2584329B2 (ja) | 用紙反転装置 | |
JP2733606B2 (ja) | 原稿搬送装置 | |
JPH089099Y2 (ja) | シート搬送装置 | |
JPS6221638A (ja) | 自動原稿送り装置 | |
JPH057304B2 (ja) | ||
JP2714516B2 (ja) | 用紙搬送装置 | |
JPS6210270Y2 (ja) | ||
JPH0217466B2 (ja) | ||
JPS62264137A (ja) | シ−ト搬送装置 | |
JPS6256060B2 (ja) | ||
JP2908909B2 (ja) | シート給送装置 | |
JPH0573658B2 (ja) | ||
JP2980417B2 (ja) | 画像形成装置の給紙装置 | |
JP2784675B2 (ja) | 原稿自動送り装置 | |
JPS6274851A (ja) | 自動原稿搬送装置 | |
JPH08169608A (ja) | 画像形成装置 |