JPH0527046Y2 - - Google Patents

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JPH0527046Y2
JPH0527046Y2 JP1986056289U JP5628986U JPH0527046Y2 JP H0527046 Y2 JPH0527046 Y2 JP H0527046Y2 JP 1986056289 U JP1986056289 U JP 1986056289U JP 5628986 U JP5628986 U JP 5628986U JP H0527046 Y2 JPH0527046 Y2 JP H0527046Y2
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slide fastener
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rod
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    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
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    • A44B19/24Details
    • A44B19/26Sliders
    • A44B19/30Sliders with means for locking in position
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
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    • A44B19/42Making by processes not fully provided for in one other class, e.g. B21D53/50, B21F45/18, B22D17/16, B29D5/00
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    • Y10T29/53Means to assemble or disassemble
    • Y10T29/53291Slide fastener
    • Y10T29/533Means to assemble slider onto stringer

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、スライドフアスナーに組み付けられ
たスライダーを、最終仕上げ工程として、噛合し
た務歯列端に位置するよう引き寄せるスライダー
引寄装置に関するものである。
従来の技術 上述の如き作用の装置としては、既に実開昭60
−180515号公報に示される装置が知られている。
この公報に示されるものは、スライダーが組み付
けられ、端部寄りの区間の務歯が開離状態にある
スライドフアスナーを、該フアスナーの移送路上
に、上方から押圧して固定し、同時にスライダー
引寄せ片をスライダーに係止した上で、該引寄せ
片をシリンダーのピストンロツドの後退運動によ
り、務歯列端方向へ引き寄せる構造とされてい
る。
考案が解決しようとする問題点 上述の実開昭60−180515号公報に示される装置
では、スライドフアスナーを移送路上に押圧、固
定するエアシリンダーと、スライダーを引き寄せ
るエアシリンダーとを要し、装置が大型化すると
共に、両エアシリンダーの作動タイミングの調整
の困難性が大きい欠点が存する。
また移送路上にスライドフアスナーを押圧、固
定し、スライダーを強制的に引き寄せ装置で摺動
させるため、務歯列、スライダー、引寄装置に損
傷を生じやすいと云う問題も存している。
このため本考案は、スライドフアスナーの移送
に係わる送りローラの正逆回転と、送りローラに
よつてスライドフアスナーに与えられてる運動力
とのみを主として利用する比較的小型で簡単な機
構であり、しかも務歯列、スライダー並びに引寄
機構自体に破損を生じさせるような無理な力が作
用することのなく円滑に作動するスライダー引寄
装置を提供することを目的として考案されたもの
である。
問題点を解決するための手段 本考案は、上述の目的を達成するため、スライ
ドフアスナー移送用の正逆回転する上下一対の送
りローラ13,14が、フアスナー移送路R−R
を挟んで配設され、少なくとも一方のローラの周
面中央には、スライダーを通過させうる大きさの
環状溝が開設されており、前記フアスナー移送路
における送りローラの直下流には、前記環状溝を
通過するスライダーの移行軌跡に臨んで、スライ
ダー引掛杆がフアスナー移送路と直交する支軸で
揺動自在に配設され、該引掛杆は、スライドフア
スナーがフアスナー移送路を逆行する際にのみス
ライダーと係合するスライダー引掛部を有してい
ると共に、前記スライダー引掛杆は、フアスナー
移送方向と逆行方向への回動時の所定値の抵抗の
存在の検出手段を備え、前記送りローラの駆動装
置には、前記検出手段による検出信号に基く逆転
制御回路が付設されていると云う構成を採用して
いる。
作 用 本考案は、上述の構成であるから、スライダー
を組み付けられ、スライダーからフアスナー端部
までの左右の務歯列が開離しているスライドフア
スナーが、該開離しているフアスナー端を先頭と
してフアスナー移送路に沿つて上下の送りローラ
間に供給され、該先頭の端部が、上下一対の送り
ローラ間に達したのちは、スライダーが少なくと
も一方のローラの環状溝部分を通過することによ
り、スライドフアスナーは円滑に、一対の送りロ
ーラ間を通過する。
このスライドフアスナーの通過は、間隔を存し
て対峙する上下の送りローラ間を通過させる第1
の手段であつても、或いは上下の送りローラが互
に接触してフアスナー移送方向に正回転している
送りローラ間を通過させる第2の手段であつても
よい。
スライドフアスナーは、スライダーが少なくと
も一方の送りローラの環状溝部分を円滑に通過
し、更に該ローラの直下流に配設されたスライダ
ー引掛杆のスライダー引掛部を引掛ることなく通
過し終つた時点以降において、その状態を検出
し、上下一対の送りローラを逆転させる。
前述の第1の手段では、逆転と同時に上下の送
りローラは互に接触させるものとする。
上述の上下一対の送りローラの逆転により、ス
ライドフアスナーはフアスナー移送路上を逆方向
に移送されはじめ、スライダーはスライダー引掛
杆のスライダー引掛部に引掛り、スライダーはそ
の位置に保持されて務歯列を噛合させつゝ、フア
スナーチエンに対し、相対的に、その端部へ向つ
て摺動される。このとき、スライダー引掛杆はス
ライダーに押され、若干フアスナー逆行方向へ揺
動され、引掛りをより確実にする。
上述のスライドフアスナーの逆行が進み、スラ
イダーがスライドフアスナーの下止具に当接する
と、スライダーが停止させられ、スライダー引掛
杆には、送りローラによつてスライドフアスナー
に与えられていた運動力が直接作用することとな
り、スライダー引掛杆には、前記揺動方向への
やゝ大きな力が作用し、その反作用が抵抗力とな
る。
スライダー引掛杆には、その抵抗力が予め設定
した値と等しいか、それ以上となつたことの検出
手段が付設されているので、その検出信号によ
り、送りローラは更に逆転されることにより、フ
アスナー移送方向への回転となり、スライドフア
スナーは、スライダー引寄装置から排出されるこ
ととなる。このスライドフアスナーの排出を任意
手段で検出し、全装置を再び元の状態に戻し、次
のスライダー引寄せに備えるものである。
実施例 第1図は、長尺フアスナーチエンに対するスラ
イダー、上下の止具の組み付け、単位長さのスラ
イドフアスナーの切断等を連続作業として行なう
スライドフアスナー製造装置に適用された実施の
一例たるスライダー引寄装置1の要部斜面図であ
つて、第4図Aに示されるように、開離嵌挿具C
を有する両開きスライドフアスナーDの、スライ
ダーEの組み付け後におけるスライダーEと開離
嵌挿具Cとの間の開離している務歯列F,Gを、
第4図Bに示されるように、スライダーEを端部
Hまで摺動させて噛合させる装置である。
また、第5図Aは、第1図に示される装置によ
つて同様に務歯列I,Jを第5図Bに示されるよ
うに、スライダーKを摺動させて噛合させられる
普通の機能のスライドフアスナーLを示してい
る。
何れのスライドフアスナーにおいても、スライ
ダーEまたはKと、開離嵌挿具Cまたは止具Mと
が取り付けられることなく、務歯列F,Gまたは
I,Jが噛合している状態に、図示を省略したス
ライドフアスナー製造機で製作されたフアスナー
チエンに対し、スライダー取付側たるフアスナー
端部から噛合している務歯列F,GまたはI,J
にスライダーEまたはKを挿入して組み付け、そ
の後にフアスナーテープN,O,P,Q端に開離
嵌挿具Cまたは止具Mが固定されるため、該固定
部分とスライダーEまたはKとの間には、必ず務
歯列F,GまたはI,Jが開離している部分が形
成されるものであり、この開離部分は完全に噛合
させることが製品出荷上必要とされている。
既述の如く、本考案に係る装置は、第4図Aま
たは第5図Aに示す状態から、第4図Bまたは第
5図Bに示す状態のスライドフアスナーDまたは
Lに仕上げるのに使用されるものである。
第1図において、第4図Aに示される両開きス
ライドフアスナーDと同一の両開きのスライドフ
アスナー2は、図示を省略したスライドフアスナ
ー製造機におけるスライダー組付装置において、
スライダー3を、その引手4が下側配置となるよ
うにして、務歯列5,6に挿通され、務歯列端に
は開離嵌挿具7を固定された状態で、該嵌挿具7
が固着され、務歯列5,6が開離しているフアス
ナー端部8を先頭として、フアスナー移送路R−
R上を、グリツパー9,10で把持されて移送さ
れる。このグリツパー9,10はガイドロツド1
1,12に沿い強制移行される。
前述のフアスナー移送路R−Rにおいて、図示
を省略したスライダー組付装置の下流Sの上下に
は、フアスナーチエン移送用の、正逆回転する上
下一対の送りローラ13,14が配設されてい
る。
送りローラ13,14は、軸15,16をフア
スナー移送路R−Rと直交させられ、また周面中
央がフアスナー移送路R−Rの中央と合致させら
れている。
上部の送りローラ13の軸15は、正逆回転す
るモータたる駆動装置17に連動連結され、該駆
動装置には、制御器18により、所定の信号の入
力時に該駆動装置17の正逆回転を制御する正逆
転制御回路19が付設されている。
下部の送りローラ14の軸16は、図示を省略
した流体圧装置により、矢印T,U方向に上下動
するロツド20に固定されている昇降杆21のブ
ラケツト22に回動自在に支持されており、昇降
杆21の上動により、上部の送りローラ13の周
面との間でスライドフアスナー2を挟持し、送り
ローラ13の時計針方向の回転たる正回転時に従
回転してスライドフアスナー2を送り出し、送り
ローラ13の逆回転時にスライドフアスナー2を
戻すように作用する。
上述のロツド20、昇降杆21を上下動させる
図示省略の流体圧装置は、制御器18により前記
所定の信号の入力時に上下動を制御される。
図示例では下部の送りローラ14の周面の中央
には、引手4を含むスライダー3を抵抗なしに通
過させうる幅と深さとを有する環状溝23が開設
されている。なお、スライダー3が、第1図と逆
に、その引手4を上側として組み付けられている
際は、上記環状溝23は上部の送りローラ13の
周面に開設されるものであり、またスライダー
が、フアスナーテープの上下両面に大きく膨出す
る構造である際は、上下の送りロール13,14
の双方に環状溝23が形成されるものである。こ
の環状溝23の存在により、上下の送りローラ1
3,14により挟持されたスライドフアスナー2
は、スライダー3が送りローラ13,14の間を
抵抗なしに通過し、円滑に移送されることとな
る。
上述のフアスナー移送路R−Rにおける送りロ
ーラ13,14の直下流には、環状溝23を通過
するスライダー3の移行軌跡、実際には前記フア
スナー移送路R−Rに沿うスライダー3の移行軌
跡に臨んで、スライダー引掛杆24が、フアスナ
ー移送路R−Rと直交する支軸25により、揺動
自在に軸支されている。
このスライダー引掛杆24の先端には、スライ
ドフアスナー2の移行方向前方へ向つて突出する
稜縁26を有するスライダー引掛部27が形成さ
れている。
図示例のスライダー引掛杆24は略倒T字状を
なし、縦杆部と横杆部との交叉部分に前記支軸2
5が取着されていると共に、横杆の後部28の下
面とブラケツト22との間にはバネ29が縮設さ
れ、スライダー引掛杆24に、常時フアスナー移
送路R−Rに沿うスライドフアスナー2の移行方
向へ向う矢印V方向の回動勢力を付与している。
また上述のスライダー引掛杆24の横杆部の前
部下面30は、スライダー引掛杆24が、バネ2
9によつて矢印V方向へスライダー引掛杆24が
回動されているとき、ブラケツト22に固定され
ているマイクロスイツチ31の作動子に当接させ
られている。また支軸25によつた位置の横杆部
前部には、調節ボルト32がナツト33で横杆部
前部下面への突出長さを調節できるよう螺着され
ており、この調節ボルト32の横杆部前部下面へ
の突出部分34は、第2図A乃至Eに示されるよ
うに、ブラケツト22の上面に接することによ
り、スライダー引掛杆24の矢印V方向への傾動
角を規制、調節する。
上述のフアスナー移送路R−Rの上方における
スライダー引掛杆24の直下流位置には、スライ
ドフアスナー2の押え部材35が配置されてい
る。
この押え部材35はスライダー引掛杆24に向
つて昇降しうるよう機枠36に固定されている流
体圧シリンダー37のピストン38に固定されて
おり、下面にはフアスナー移送路R−R上のスラ
イドフアスナー2のスライダー3を通過させる凹
溝39が削設されている。
上述の押え部材35は、下面先端40が、その
下降時に、スライダー引掛杆24のスライダー引
掛部27の稜縁26に干渉することなく近接しう
るように構成されている。
また押え部材35は上述の下降時にスライダー
引掛杆24への近接間隔を調節するため、上面に
突出高さを長短に調節できる調節ボルト41が固
定ナツト42に螺着されている。
この調節ボルト41は機枠36の小孔43を貫
通して機枠36の上面に突出し、その上端に小孔
43より大径の頭部44を形成されており、該頭
部44が機枠36の上面に当接した位置で押え部
材35の下降が停止されるように構成されてい
る。
第2図A乃至同図Eは、第1図に示されるスラ
イダー引寄装置1の作用を段階的に示す側面図で
あつて、第2図Aは、送りローラ14が矢印U方
向に下動され、フアスナー移送路R−Rより下方
で、間隔を存して送りローラ13と対峙させら
れ、両ローラとも停止しており、押え部材35も
上昇させられており、スライドフアスナー2はフ
アスナー移送路R−R上をグリツパー9,10に
把持され、スライダー引寄装置1の直前まで移送
されて来ている。
そして、第2図Bに示されるように、スライド
フアスナー2が上下の送りローラ13,14の間
を通過し、スライダー3がスライダー引掛杆24
と押え部材35の間を通過した時点を光電管装置
等のセンサー45で検出し、その検出信号が制御
器18に入力され、まず回路63で送りローラ1
4の昇降杆21を上下動させる流体圧装置が作動
され、送りローラ14を支承するブラケツト22
はロツド20、昇降杆21により上動され、第2
図Cに示されるように送りローラ13と送りロー
ラ14との間でスライドフアスナー2が挟圧さ
れ、この挟圧を適宜の図示省略の検出手段で検出
し、その検出信号が制御器18に入力されること
により、駆動装置17が時計針方向に回転され、
スライドフアスナー2は、第2図Cに矢印Xで示
されるように移送方向と逆方向に移送されはじめ
る。
上述の送りローラ14の上動と同時に、流体圧
シリンダー37もピストン38を下降させるよう
作動され、押え部材35は、調節ボルト41で規
制される位置まで下降し、その下面先端40が、
スライダー引掛杆24のスライダー引掛部27の
稜縁26に対し、所定間隔を存して対峙する。こ
の所定の間隔とは、後述するようにスライドフア
スナー2の務歯列5,6には接触することなく、
スライダー3の上下翼片端縁にのみ、稜縁26と
下面先端40が当接する間隔を指す。
第2図Cに示される状態でスライドフアスナー
2の矢印X方向の移送が進行し、スライダー3の
後口部46がスライダー引掛杆24のスライダー
引掛部27の稜縁26に当接するとスライダー3
の移行が阻止され、フアスナーテープと務歯列
5,6のみが移行されることとなり、相対運動と
して、スライダー3はスライドフアスナー2のフ
アスナー端部8の開離嵌挿具7へ向つて揺動さ
れ、開離している務歯列5,6を噛合させる。図
示例では、スライダー引掛杆24の横杆の後部2
8の下面とブラケツト22との間に縮設されてい
るバネ29の弾性は、上述のスライダー3の摺動
抵抗より強いものに選定されており、従つてスラ
イダー引掛杆24はスライダー3の上記摺動中は
変位を生ずることが無い。
上述のスライダー3の相対的摺動が進み、スラ
イダーの肩口部47が開離嵌挿具7に嵌合するこ
とにより、その相対的摺動が停止されるとスライ
ダー3は、フアスナーテープおよび務歯列5,6
と一体となつて、矢印X方向に進行し、第2図D
に示されるように、スライダー3の矢印X方向へ
の移行により、スライダー3の後口部46に当接
していたスライダー引掛杆24はバネ29の弾力
に抗して矢印W方向に僅かに回動され、スライダ
ー引掛杆24の横杆部の前部下面30がマイクロ
スイツチ31の作動子から離間することにより、
開離していた務歯列5,6の噛合のためのスライ
ダー3の摺動の完了が検出され、この信号が回路
48で制御器18に入力され、正逆転制御回路1
9を経てモータたる駆動装置17に逆転が指令さ
れ、送りローラ13が反時計針方向へ回転させら
れ、送りローラ13,14に挟圧されているスラ
イドフアスナー2は、フアスナー移送路R−Rに
沿つて矢印Xと逆の移送方向に移送されはじめ、
ついには第2図Eに示されるように完成されたス
ライドフアスナー2の排出シユート49に排出さ
れる。
上述のスライドフアスナー2の排出シユート4
9への排出を光電管装置等の適宜の検出装置によ
り検出し、制御器18に入力することにより、第
2図Eに示される状態となつたスライダー引掛装
置1は再び第2図Aに示される状態に戻り、次の
スライドフアスナー2のスライダー3の摺動に備
えられるものである。
上述の実施例では、第4図AおよびBに示され
る両開きスライドフアスナーDを処理している
が、同一装置で第5図AおよびBに示される普通
のスライドフアスナーLをも全く同一に処理しう
ることは勿論である。
第3図は別の実施例を示しており、スライドフ
アスナー50は、無端コンベアベルト51によつ
て、正逆回転させられる上部の送りローラ52
と、この送りローラ52に、バネ53の弾力で常
時弾接している下部の送りローラ54との間へ送
り込まれるように構成されている。
無端コンベアベルト51と上下の送りローラ5
2,53との弾接部との間は機枠に固定された補
助案内板55が配置され、また環状溝56が形成
されている下部の送りローラ54の該環状溝56
内には、送りローラ54を軸支するブラケツト5
7に下端を固定された倒L字形の案内片58が、
自由片59部分を、第1図に示すものと同一構造
のスライダー引掛杆60のスライダー引掛部61
の上面に臨ませて配置されている。
上述の案内片58の自由片59部分は、スライ
ダー62、その引手等が送りローラ54の環状溝
部56、スライダー引掛杆60等と干渉し、相互
の損傷を生ずることのないように備えられるもの
で、前述の如く、スライドフアスナー50の逆行
時におけるスライダー引掛杆60の回動を阻害し
ないように、自由片59とスライダー引掛部61
との間に適宜の間隔が形成されている。
この第3図に示される実施例のもののその余の
構成は、第1図に示すものと同一構成である。
以上説明した実施例において、マイクロスイツ
チ31は、スライダー引掛杆24あるいは60の
フアスナー移行方向と逆行方向への回動に対する
所定値の抵抗、即ちスライダー3の相対的摺動が
進み、スライダーの肩口部47が開離嵌挿具7に
嵌合することにより、その相対的摺動が停止さ
れ、スライダー3がフアスナーテープおよび務歯
列5,6と一体となつて、矢印X方向に進行し、
第2図Dに示されるように、スライダー3の後口
部46に当接していたスライダー引掛杆24がバ
ネ29の弾力に抗して矢印W方向に僅かに回動さ
れるときの回動力の存在を検知する検出手段を構
成しているが、この検出手段としては、光電管装
置等を使用してもよいものである。
またスライダー引掛杆24の横杆の後部28に
バネ29に配置した構造を、該横杆の後部28を
除き、支軸25とブラケツト22との間にコイル
バネを介装し、支軸25を介してスライダー引掛
杆24に回動勢力を付与するようにしてもよい。
また図示実施例では押え部材35を使用してい
るが、スライダー3の重量が大であつて、その重
量によりフアスナーテープが十分に垂下し、スラ
イダー3とスライダー引掛部27との係合が十分
に保証される場合には、押え部材35とその関連
機構を除いてもよい。
スライダー3の引手4が、第1図においてスラ
イドフアスナー2の上側に位置する姿勢で該スラ
イドフアスナー2が移送される場合には、スライ
ダー引掛杆24および押え部材35が、共に、第
1図に示す状態と上下逆配置とされるものであ
る。
なお図示実施例は、何れも連続する長尺のフア
スナーチエンに、スライダー、上下の止具等を組
み付け、次いで単位長さのスライドフアスナーに
切断すると云う一連の作業を連続的に行なうスラ
イドフアスナー製造装置における工程の下流に直
結させたスライダー引寄装置の例であるが、本考
案に係るスライダー引寄装置は、スライドフアス
ナーの包装工程の前部に付設され、包装前に、ス
ライダーが必ず噛合している務歯列端に位置する
ように仕上げる専用装置として使用されてもよい
ことは勿論である。
効 果 本考案は、以上説明した構成、作用のものであ
つて、スライドフアスナー移送用の上下一対の正
逆回転する送りローラにより、スライダー引掛杆
部分にスライドフアスナーを移送し、次いで逆行
させることにより、該引掛杆とスライダーとの係
合によつて務歯列に対してスライダーを相対移動
させうるので、正逆回転する送りローラとスライ
ダー引掛杆と云う2部材を主構成部材とし、しか
もスライダーの引寄せを送りローラの下流側空間
で行ないうるので、比較的コンパクトな構造とす
ることができる効果がある。
また送りローラの正逆回転のみでスライダーの
摺動を行ないうるので調整等が簡単であり、操作
性を著しく向上させうる効果がある。
またスライドフアスナーに作用させる移行力を
利用してスライダーを摺動させるものであり、し
かもスライダーの摺動時における所定値の抵抗の
存在によつてスライドフアスナーの移送を制御す
るので、スライダーの摺動が円滑であると共に、
無理な力が務歯列、スライダーあるいは装置に作
用することがなく、これ等の各部材に損傷を生じ
させない効果も有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施の一例の一部省略斜面図、第2図
A乃至第2図Eは、第1図に示す装置の作動順序
を示す略示側面図、第3図は別の実施例の一部省
略斜面図、第4図Aおよび第4図Bは、両開きス
ライドフアスナーの略示平面図、第5図Aおよび
第5図Bは普通のスライドフアスナーの略示平面
図である。 1……スライダー引寄装置、2……スライドフ
アスナー、3……スライダー、13,14……送
りローラ、17……駆動装置、19……正逆転制
御回路、23……環状溝、24……スライダー引
掛杆、25……支軸、27……スライダー引掛
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スライドフアスナー移送用の正逆回転する上下
    一対の送りローラ13,14が、フアスナー移送
    路R−Rを挟んで配設され、少なくとも一方のロ
    ーラの周面中央には、スライダー3を通過させう
    る大きさの環状溝23が開設されており、前記フ
    アスナー移送路における送りローラの直下流に
    は、前記環状溝を通過するスライダーの移行軌跡
    に臨んで、スライダー引掛杆24がフアスナー移
    送路と直交する支軸25で軸支され、該引掛杆
    は、スライドフアスナーがフアスナー移送路を逆
    行する際にのみスライダーと係合するスライダー
    引掛部27を有していると共に、前記スライダー
    引掛杆は、フアスナー移送方向と逆行方向への回
    動に対する所定値の抵抗の存在の検出手段を備
    え、前記送りローラの駆動装置17には、前記検
    出手段による検出信号に基く逆転制御回路19が
    付設されているスライドフアスナーのスライダー
    引寄装置。
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