JPS6316674Y2 - - Google Patents

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JPS6316674Y2
JPS6316674Y2 JP1632484U JP1632484U JPS6316674Y2 JP S6316674 Y2 JPS6316674 Y2 JP S6316674Y2 JP 1632484 U JP1632484 U JP 1632484U JP 1632484 U JP1632484 U JP 1632484U JP S6316674 Y2 JPS6316674 Y2 JP S6316674Y2
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JP
Japan
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rubber sheet
conveyor
rubber
discharge
rack
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JP1632484U
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JPS60130248U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ゴムの加工工程において、ラツクコ
ンベヤに吊掛けられたゴムシートを排出コンベヤ
により排出するための排出装置に関するものであ
る。
合成ゴムや天然ゴム等のゴムの加工は、通常、
第1図に示すような工程に従つて行われている。
即ち、配練工程においては、原料や添加剤等を定
量づつ配合して混合したあと、それを一定巾のゴ
ムシートに圧延し、このゴムシートをバツチオフ
マシンと呼ばれる冷却装置によつて冷却する。第
2図は、圧延されたゴムシートが冷却装置へ供給
されるときの状態を示すもので、この冷却装置
は、多数のハンガーバー1aからなる無端状のラ
ツクコンベヤ1を備えており、圧延されたゴムシ
ート2が揚昇コンベヤ3によつて搬送されて来る
と、このゴムシート2は、一定速度で移動するハ
ンガーバー1aに次々に受け取られ、全体として
波形に吊掛けられる。
続いて、冷却の完了したゴムシート2は、第3
図に示すように、ラツクコンベヤ1から排出コン
ベヤ5上に引上げられ、裁断工程を経て成型工程
へと送り込まれる。
而して、上記配練工程における各作業は通常バ
ツチ式で行われており、例えば第4図のタイムチ
ヤートに示すように、圧延作業は次の原料の混練
中に行われ、圧延機から冷却装置へのゴムシート
の取出は、次の原料が混練機から圧延機へ供給さ
れるまでの間に終了する。そして、冷却装置にお
いては、圧延機からゴムシートが取出されている
間だけ上記ラツクコンベヤ1が移動し、取出と取
出の間は停止している。
ここで、冷却後の工程、つまり裁断作業や裁断
物の取出作業を円滑且つ平均化して行い得るよう
にするためには、上記排出コンベヤによるゴムシ
ートの排出をラツクコンベヤの停止時間を利用し
て行うのが望ましい。即ち、圧延機は30m/min
の速度でゴムシートを冷却装置に供給するが、こ
の速度で排出コンベヤ以後を操作することは、人
手による次工程送りや自動段積機の制御性を悪く
する。そこで、ラツクコンベヤの停止時間を利用
すれば20m/min位の速度でゴムシートを排出コ
ンベヤ以後に送ることができ、後工程を余裕ある
操作状態とすることができる。
ところが、ラツクコンベヤが停止している状態
でゴムシートを排出するようにすると、第3図に
鎖線で示すように、その排出の進行と共に次第に
排出コンベヤ5から遠い位置にあるハンガーバー
1aからのゴムシート2の引上げが行われるよう
になり、その引上げ角度θが小さくなるため、摩
擦抵抗などによつて引上げが不円滑になつてゴム
シートの変形やハンガーバーの折損等を生じ易
い。
本考案は、ゴムシートの引上げ角度を適正なも
のに調節することによつてその排出を円滑に行い
得るようにすることを目的とするもので、その目
的を達成するため、本考案の排出装置は、ラツク
コンベヤにおける多数のハンガーバーに吊掛けら
れたゴムシートを引上げて排出するための排出コ
ンベヤと、該排出コンベヤ上へ引上げられるゴム
シートの引上げ角度を調節するための調節ローラ
とを備えたことを特徴とするものである。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明するに、第5図及び第6図において、20は
ゴムシート21の冷却装置におけるラツクコンベ
ヤ、22は排出コンベヤ、23は取揚装置を示し
ている。
上記ラツクコンベヤ20は、一定間隔で水平に
配設した多数のハンガーバー24を無端状に連結
したもので、ゴムシート21はこれらのハンガー
バー24に波形に吊掛けられており、一方、排出
コンベヤ22は、平送り形のコンベヤ本体25
と、その供給端近くにおいてコンベヤ本体25に
当接するニツプローラ26とを備え、これらのコ
ンベヤ本体25とニツプローラ26との間にゴム
シート21を挟持して強制的に引上げるように構
成してなり、それを上記ラツクコンベヤ20より
やや高い位置に配設している。
また、上記取揚装置23は、ラツクコンベヤ2
0に吊掛けられたゴムシート21の先端を排出コ
ンベヤ22上に取揚げるためのもので、機体27
上に立設したガイド28に昇降用シリンダ30に
より昇降自在の支持フレーム29を取付け、該支
持フレーム29に二本の駆動アーム31a,31
bをピン32a,32bにより枢着して、該駆動
アーム31a,31bの基端に上記支持フレーム
29上に枢着した揺動用シリンダ33のロツド3
3aをリンク34を介して連結すると共に、駆動
アーム31a,31bの先端にチヤツク取付フレ
ーム35をピン36により枢着し、該取付フレー
ム35にゴムシート21の持上手段としての複数
のチヤツク37を一定間隔で取付けている。
これらのチヤツク37は、内向きに傾斜する鋸
歯状の爪38を備えた一対の挟持片37a,37
bからなり、一方の挟持片37aを上記取付フレ
ーム35に固定すると共に、他方の挟持片37b
を開閉シリンダ39によりピン37cを中心にし
て開閉自在とし、これらの挟持片37a,37b
によつて上記ハンガーバー24に吊掛けられたゴ
ムシート21の最先の吊掛部21aを二つ折りの
まま挟持して持上げるようにしたものである。
また、上記機体27には、チヤツク37で二つ
折りのまま持上げられたゴムシート21の前部及
び後部の二辺21b,21cを離間させるための
分離ローラ40を備えている。この分離ローラ4
0は、上記機体27上に基端を枢着した支持アー
ム41の先端に取付け、該支持アーム41をその
中間に連結した分離用シリンダ42で回動自在と
したものである。
さらに、上記機体27には、ゴムシート21の
引上げ角度を調節するための調節ローラ43を
を、排出コンベヤ22の供給端と略同一高さに位
置させて、シリンダやモータ等を駆動源として例
えば機体27に設けたガイド44に沿つてラツク
コンベヤ20の移動方向前後に移動自在に配設し
ている。
次に、上記排出装置の動作について説明する。
第5図において、ゴムシート21を吊掛けた状
態でラツクコンベヤ20が移動し、最先の吊掛部
21aが図示の取揚位置に到達すると、ラツクコ
ンベヤ20はその位置で一旦停止する。続いて、
昇降用シリンダ30の動作により支持フレーム2
9が下降し、実線位置で待機していたチヤツク3
7が鎖線位置まで下降してゴムシート21の最先
の吊掛部21aを挟持する。このとき、各チヤツ
ク37は、開閉シリンダ39に弱いエア圧力を使
用させることによつて挟持片37a,37bの間
隔dを上記吊掛部21aの巾Dよりもやや小さく
保持しておき、その状態で両挟持片37a,37
b間に吊掛部21aを圧入させるようにすれば、
内向きに傾斜する爪38がゴムシート21に喰込
んで係止し、非常に簡単且つ確実にその挟持を行
うことができ、そのままゴムシート21を持上げ
てもそれが脱落するようなことはない。
チヤツク37がゴムシート21を挟持すると、
昇降用シリンダ30により該チヤツク37が実線
位置まで上昇し、ひき続いて動作する揺動用シリ
ンダ33によつて第7図に示すように排出コンベ
ヤ22上に変位せしめられる。そして、その変位
完了後直ちに分離用シリンダ42が動作して分離
ローラ40を上昇させ、二つ折りのままチヤツク
37に挟持されたゴムシート21の後部辺21c
を持上げて前部辺21bから離間させる。
次に、この状態でチヤツク37が揺動用シリン
ダ33の動作によつて下降し、ゴムシート21の
前部辺21bの先端が既に起動している排出コン
ベヤ22のニツプローラ26とコンベヤ25との
間に供給されると、コンベヤベルトの変位によつ
てその噛み込みが検出され、排出コンベヤ22は
一旦停止する。そして、チヤツク37が開閉シリ
ンダ39の動作によりゴムシート21を離すと、
排出コンベヤ22は再起動し、第8図に示すよう
にゴムシート21を引上げることによつてその排
出を開始し、その排出に伴つて分離ローラ40が
下限位置へ復帰し、チヤツク37も最初の位置へ
復帰する。
このとき、調節ローラ43は第8図の実線位置
にあるが、ゴムシート21の排出が進んで排出コ
ンベヤ22から遠くに位置するハンガーバー24
からのゴムシートの引上げが行われるようにな
り、その引上げ角度θがある値より小さくなる
と、上記調節ローラ43は鎖線の位置へ移動し、
引上げ角度を一定の角度θ0に保持する。この角度
θ0は、引上げを円滑に行うことのできる角度であ
り、ゴムシートの種類や厚さなどによつて任意に
設定することができる。
なお、上記調節ローラ43の移動は、引上げ角
度θを検出して自動的に制御するように構成して
もよいが、手動操作により移動させるようにして
もよく、あるいは両者を併用してもよい。
このように、本考案によれば、調節ローラによ
つてゴムシートの引上げ角度を調節できるように
したので、ラツクコンベヤの停止時にもゴムシー
トの排出を円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はゴムの加工工程図、第2図及び第3図
はその工程の一部を説明するための構成図、第4
図は上記加工工程における一部の作業についての
タイムチヤート、第5図及び第6図は本考案の一
実施例を示す側面図及び正面図、第7図は異なる
動作状態を示す側面図、第8図は調節ローラの動
作説明図である。 20……ラツクコンベヤ、21……ゴムシー
ト、22……排出コンベヤ、24……ハンガーバ
ー、43……調節ローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ラツクコンベヤにおける多数のハンガーバーに
    吊掛けられたゴムシートを引上げて排出するため
    の排出コンベヤと、該排出コンベヤ上へ引上げら
    れるゴムシートの引上げ角度を調節するための調
    節ローラとを備えたことを特徴とするゴムシート
    の排出装置。
JP1632484U 1984-02-08 1984-02-08 ゴムシ−トの排出装置 Granted JPS60130248U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1632484U JPS60130248U (ja) 1984-02-08 1984-02-08 ゴムシ−トの排出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1632484U JPS60130248U (ja) 1984-02-08 1984-02-08 ゴムシ−トの排出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60130248U JPS60130248U (ja) 1985-08-31
JPS6316674Y2 true JPS6316674Y2 (ja) 1988-05-12

Family

ID=30502988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1632484U Granted JPS60130248U (ja) 1984-02-08 1984-02-08 ゴムシ−トの排出装置

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JPS60130248U (ja) 1985-08-31

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