JP2873668B2 - 木工用縦突きスライサー - Google Patents

木工用縦突きスライサー

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JP2873668B2
JP2873668B2 JP32938194A JP32938194A JP2873668B2 JP 2873668 B2 JP2873668 B2 JP 2873668B2 JP 32938194 A JP32938194 A JP 32938194A JP 32938194 A JP32938194 A JP 32938194A JP 2873668 B2 JP2873668 B2 JP 2873668B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は切削刃を装着した後テー
ブルと、切削刃に対応する刃口を装着した刃口テーブル
とを備えた木工用縦突きスライサーに関する。
【0002】
【従来の技術】木工用縦突きスライサーは支持台上に切
削刃と刃口とを対応状に装着して、搬送装置により加工
材をテーブル上面の走行路を走行させて、縦突き切削を
施すものであるが、この突板を刃口と切削刃間の排出間
隙から下方へ排出するに際して、切削刃と刃口間に切削
粉により目詰まりを生じ易く、この目詰まりを放置して
おくと、突板の切削及び走行が円滑になされなくなる。
また、突板は木理等によりねじれを生じ易く、このねじ
れにより走行が不良となったり、ねじれぐせによりその
取扱いを面倒なものとしている。このように、突板の取
り出し過程には、種々の課題があるが、従来技術では、
この突板の円滑な走行を確保するための良好な手段が提
案されていず、このため切削刃と刃口間を頻繁に清掃す
る必要があったり、または突板の回収を手作業により行
なう必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、突板の
走行を確保するために、従来では、主に手作業により保
守管理、又は、突板の回収を行なっており、縦突加工の
自動化の妨げとなっていた。また、切削刃と刃口間の清
掃作業は、切削刃にそって、幅方向全体にわたって行な
わなければならず、面倒であり、しかも時間がかかって
生産効率の減退を招いていた。本発明は、かかる従来構
成の問題点を除去することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、刃口テーブル
の切削刃に対向する刃口装着溝内に、刃口を固着した刃
口台を配設すると共に、前記刃口台を刃口が切削刃と突
板の排出間隙を置いて対向する切削位置と、該切削刃か
ら離間する退避位置とに変換する油圧又はエアーシリン
ダ等の位置制御装置を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0005】前記位置制御装置の駆動タイミングは、例
えば、駆動ボタンを作業者が押す等により、随意に行な
い得るようにしても良い。一方、刃口と切削刃間の排出
間隙の端部位置に配設して、該排出間隙内の目詰まりの
有無を検出する検出子と、加工材後端の切削刃位置の通
過を検知する検知センサーとを備え、検出子により目詰
まり検出がなされると、検知センサによる加工材の後端
通過検知と同期して、位置制御装置を駆動し、刃口台を
退避位置に変換するようにしてなる制御手段を備えるこ
とにより、自動的に行ない得ることとなる。
【0006】かかる構成にあって、刃口と切削刃間の排
出間隙に噴射するエアー吐出口を配設し、刃口台が退避
位置に変換するのと同期してエアー吐出口からエアーを
噴射させるようにしても良い。
【0007】さらに、上述の各構成に加えて、突板のね
じれを防止するために、刃口と切削刃間の排出間隙から
下方へ排出される突板の排出路に、駆動源により突板を
保持する挟持位置と、開放位置とに変換され、挟持位置
で突板に走行力を付与する挟持ロール対を配設すると共
に、開放位置にある前記挟持ロール対間に加工材先端が
到来すると、前記駆動源が駆動して挟持ロール対を挟持
位置に変換するようにしたタイミング制御装置を備えた
構成のものが提案され得る。
【0008】
【作用】位置制御装置を駆動制御することにより、刃口
台は退避位置に変換され、刃口と切削刃間の排出間隙が
広くなる。このため、この間隙に目詰まりを生じていて
も、拡開によって除去され得る。
【0009】またこのときエアー吐出口を設けた場合に
は、該エアー吐出口からエアーが噴射され、刃先等に付
着した研磨屑等が除去される。
【0010】さらに、突板が刃口と切削刃間の排出間隙
から下方へ排出すると、その先端が挟持ロール対に到来
するのと同期して、挟持ロール対が挟持位置となって、
突板の先端が平坦状に保持されて排出される。このと
き、挟持ロール対での挟持圧により、突板は平板状に矯
正され得ることとなる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を添付図面について説明す
る。図1〜3は本発明に係る縦突きスライサーの一例を
示す。ここで、基台1の右側方に設けた縦フレーム2
に、案内支柱3,3及び昇降螺子4,4を挿通し、その
上端で送材フレーム5を支持するとともに該送材フレー
ム5を昇降螺子4,4の回動制御により任意高さに調整
できるようにしている。送材フレーム5の前部には前後
の駆動ロール6,従動ロール7に無端送材ベルト8を掛
渡してなる送材装置9が支持され、送材フレーム5上の
可逆搬送モータ10により駆動ロール6が回転して送材
ベルト8が走行する。
【0012】また基台1の左側後部には、前縁が加工材
の走行方向に対して傾斜している後テーブル12が設け
られ、その前縁に切削刃13が固定されている。
【0013】図2に示すように、基台1の前部上にはそ
の上面が後方へ下方傾斜している移動台16が乗載さ
れ、基台1の移動案内に規制されて前後方向のみ移動可
能となっている。また移動台16の上面には、該上面に
倣って下面を傾斜させた支持台22が乗載し、さらにそ
の送材方向と平行な上面に刃口テーブル23が前後移動
可能に載置されている。
【0014】前記移動台16の前面には、基台1側に保
持された移動螺子18が螺挿され、基台1の前部で左右
方向に支持されたハンドル19の回転、または駆動モー
タ20の駆動に伴なって移動螺子18を回転し、その回
転により移動台16を基台1に対して前後移動し、移動
台16と、支持台22間の傾斜面の案内作用により刃口
テーブル23を昇降するようにしている。
【0015】また刃口テーブル23の前部の下面には、
ハンドル24が回転可能に支持され、該ハンドル24を
手動回転することにより刃口テーブル23の下面に回転
可能に支持された螺子杆25を回転し、支持台22を螺
子杆25に対して進退し、刃口テーブル23が支持台2
2に対して前後移動するようにしている。
【0016】次に本発明の要部について説明する。図
4,5に示すように、切削刃13に対応する刃口テーブ
ル23の後端部には、後方に開口し、かつ前方へ少し傾
斜する略方形状の刃口装着溝30が該切削刃13に沿っ
て形成されている。この刃口装着溝30は、断面L形の
刃口台40の周面形状とほぼ合致させている。この刃口
台40は後部支持面に刃口31を装着してなるものであ
り、該刃口31の巾方向に適宜間隔で形成した挿通孔3
2からボルト33を挿通して、その端部を後部支持面に
螺合することにより、該刃口31を固結するようにして
いる。前記挿通孔32は、ボルト33の軸径よりも少し
大径とし、刃口31の微移動調整を可能とする。また刃
口31の後面には、突板の送り案内板35がボルト34
により固定されて下方へ垂設されている。そしてこの案
内板35と、後テーブル12の前端面間で、突板の排出
路Pの上部を形成している。
【0017】前記刃口台40の刃口31直下の内底面に
は、巾方向に適宜間隔で複数の螺子孔36が形成され、
該螺子孔36に歯車37を備えた調整螺子38が上下位
置調整可能に螺着しており、その上端を刃口31の下面
に当接している。
【0018】一方、前記刃口装着溝30の内側面には、
付装溝41が形成され、該付装溝41内に油圧又はエア
ーシリンダ42が配設され、そのシリンダ部を付装溝4
1の奥面に枢支し、そのシリンダロッドの先端を刃口台
40に枢支するようにしている。
【0019】そして刃口台40は、シリンダ42の付装
溝41内で図4,5で示すように、刃口装着溝30内で
傾斜する開放位置(図5)と、起立してその上面を刃口
テーブル23とほぼ面一とする切削位置(図4)とに変
換移動可能としている。この切削位置で、刃口台40は
刃口装着溝30の内側下縁に形成された垂直保持面45
で、該垂直位置に保持されると共に、上天部の傾斜面4
6により、切削位置からの変換移動を円滑に案内され得
るようにしている。この垂直位置で、前記刃口31と切
削刃13間に該切削刃13により切削された突板を下方
へ送り出す排出間隙tが形成され、該突板は排出路Pに
案内されて、さらに下方へ送り出されることとなる。
【0020】この排出間隙tは送材通路の幅方向に前記
切削刃13に倣って傾斜状に形成されることとなる。そ
してこの排出間隙tの端部には、検出子45が配設され
る。この検出子45は前記排出間隙tの目詰まりを全幅
方向にわたって検出するものであり、照射方向を排出間
隙tに向けた光電スイッチ等により構成され得る。ま
た、同じく送材通路の側端部には、排出間隙tに沿って
エアーを側方から噴射するエアー吐出口46が配設され
ている。
【0021】後テーブル12の下方には、前記案内板3
5の下方に連続させて、固定挟持ロール50及び可動挟
持ロール51からなる挟持ロール対50,51が外接さ
れる。前記固定挟持ロール50はその上縁を切削位置に
ある案内板35の下縁に一致させている。前記固定挟持
ロール50は駆動モータに連係された駆動ロールで構成
し、可動挟持ロール51は遊転ロールで構成しており、
挟持位置で固定挟持ロール50によって突板に走行力を
付与するようにしている。
【0022】また可動挟持ロール51は、後テーブル1
2側に一端を枢支した揺動リンク53の先端に軸支さ
れ、前記揺動リンク53を油圧シリンダ55のロッドに
固着することにより、該油圧シリンダ55の伸出駆動に
よって、揺動リンク53を傾動させ、可動挟持ロール5
1を固定挟持ロール50周縁に押付けるようにしてい
る。この油圧シリンダ55の駆動タイミングを制御する
ために、前記案内板35と後テーブル12の前端下面と
に近接スイッチ56,56を対向状に配置させ、該近接
スイッチ56,56により突板の先端が検知されると、
前記近接スイッチ56,56から挟持ロール50,51
対に至るまでの突板の走行距離に対応するタイマー又は
カウンターを介して、該突板先端の到来とほぼ同期して
油圧シリンダ55を駆動するようにし、その先端を固定
挟持ロール50と可動挟持ロール51で挟持するように
している。すなわち、油圧シリンダ55のタイミング制
御装置を、近接スイッチ56,56と、前記タイマー又
はカウンター及び後述する中央制御装置CPUにより構
成するようにしている。
【0023】さらに、挟持ロール対50,51の下流に
は、ベルトコンベヤ対60,60が配設される。このベ
ルトコンベヤ対60,60は、夫々従動ロール61と、
駆動ロール62に送材ベルト63を掛渡してなる。そし
て、送材ベルト63の対向面を平行に走行させ、かつ突
板に走行力を付与し得る微間隙を置いて対設している。
この間隙は排出路Pの一部を構成するものであり、口端
を前記固定挟持ロール50の上縁に一致させている。
【0024】一方、前記可逆搬送モータ10は切削刃1
3の前後の踏圧ロール15に付設された検知センサー
(リミットスイッチ)70a,70bの開閉に伴って、
その回転方向の変換が施され、加工材は往復走行し、往
走行時に切削刃13により縦突切削される。ところで、
前記刃口台40の駆動は、加工材の下面が切削刃13を
通過してから行なう必要がある。そこで、刃口台40を
駆動するシリンダ42の制御を、検知センサー70bに
よる後端検知がなされてから行なわれるようにしてい
る。上述のシリンダ42,可動挟持ロール51の駆動制
御は、中央制御装置CPU(図示せず)により、検出子
45,近接スイッチ56,56,検知センサー70bの
状態検出に基づき、公知の制御によって行なわれる。
【0025】前記実施例の作動を説明する。加工材は刃
口テーブル23上を送材装置9により走行し、後テーブ
ル12の切削刃13で切削され、その突板は刃口31と
切削刃13間を送り案内板35に下方へ案内されて採取
される。
【0026】前記突板の厚は、刃口テーブル23を昇降
及び前後動し、切削刃13に対する刃口26の前後及び
上下位置を設定することにより加工材の材質に対応して
最適に定められる。
【0027】ところで、この切削により、排出間隙tに
研磨屑が溜って、送り不能のとなったり、突板の走行が
いびつとなる場合がある。そこで、検出子45により目
詰まりが検出されると、加工材が切削刃13を通過した
ことが検知センサー70bにより検知された後に、前記
シリンダ42が駆動し、刃口台40が図5の退避位置と
なるようにしている。これにより、切削刃13と、刃口
31の間隔が広くなり、研磨屑の詰まりが解除される。
またこのときエアー吐出口46からエアーが噴射して、
切削刃13に付着した切削屑が除去される。この刃口台
40の開放位置は、前記検出子45による研磨屑の検出
が解除されるまで維持されるか、検出子45の検知によ
りタイマーによって所定時間経過するまで維持され、そ
の後シリンダ42の駆動変換により刃口台40は起立し
て図4の切削位置となる。
【0028】上述の構成にあっては、刃口台40の駆動
は、検出子45による状態検知によって、所定タイミン
グで自動的に行なうようにしたものであるが、押し釦ス
イッチ等の操作により、作業者が随意に行ない得るよう
にしても良い。また、エアー吐出口46を省略すること
もできる。
【0029】このようにして、目詰まりが防止された排
出間隙tに、加工材はその往行程毎に切削刃13により
切削され、突板は排出間隙tから排出路Pを通過する。
そして、その先端が近接スイッチ56,56に検知され
ると、挟持ロール対50,51の間隔に到来すると同時
に、油圧シリンダ55が作動し、揺動リンク53が傾動
して可動挟持ロール51が移動し、挟持ロール対50,
51間でその先端が挟持され、突板は平坦状となる。
【0030】尚、加工材本体から、挟持ロール対50,
51に到来した突板の先端までの切削長は短く、加工材
本体との接続により幅方向への平坦保持力が作用してい
るから、大きく巻回していることはなく、このため挟持
ロール対50,51の挟持による平面保持は無理なく成
され得ることとなる。
【0031】そして挟持ロール対50,51による送り
駆動によって、突板はベルトコンベヤ対60,60間に
供給され、その送材ベルト63,63で、さらに平面状
に保持されながら走行し、該ベルトコンベヤ対60,6
0の下端から取り出される。
【0032】このように、突板は、挟持ロール対50,
51により、ベルトコンベヤ対60,60の作用と相俟
って、平坦保持がなされ、円滑な走行及び取り出しが可
能となるのみではなく、木理等による湾曲や、ねじれが
矯正される。そして、取り出された突板は、乾燥処理等
を施され、積取装置により集積される。
【0033】
【発明の効果】本発明は、刃口テーブル23の刃口装着
溝30内に刃口台40を設け、油圧又はエアーシリンダ
等の位置制御装置により刃口31が切削刃13と突板の
排出間隙tを置いて対向する切削位置と、該切削刃13
から離間する退避位置とに変換し得るようにし、該退避
位置で、排出間隙tを広くして、その目詰まりを防止し
たから、手作業を要することなく目詰まりの除去を容易
に行なうことができ、突板の安定走行を確保できる。
【0034】このとき、検出子45を用いて目詰まりが
生じた場合にのみ、加工材が切削刃13上を通過した後
に刃口台40を退避位置に変換するようにした構成にあ
っては、自動的な目詰まり防止が可能となる。
【0035】エアー吐出口46を配設した場合には、切
削刃13先端付着した切削屑も除去でき、切削刃13の
切れ味を良好に保ち得ることとなる。
【0036】また、かかる構成に加えて、突板のねじれ
を防止するために、排出間隙tから下方へ排出される突
板の排出路に、駆動源により突板を保持する挟持位置
と、開放位置とに変換される挟持ロール対50,51を
配設すると共に、前記挟持ロール対50,51に加工材
先端が到来すると、駆動源が駆動して、挟持ロール対5
0,51を挟持位置に変換するようにした構成にあって
は、突板の先端が挟持ロール対50,51に到来するの
と同期して、挟持ロール対50,51が挟持位置となっ
て、突板の先端が平坦状に保持され、さらにベルトコン
ベヤ対60,60でねじれを生じないように挟持されな
がら、取出し位置まで送られることとなり、突板に木理
等によりねじれや、湾曲が切削後に生じても、上述の構
成と相俟ってさらに突板の安定的走行が可能となり、平
坦状に矯正し得ることとなる等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る縦突きスライサーの正面図であ
る。
【図2】本発明に係る縦突きスライサーの側面図であ
る。
【図3】図AーA線断面図である。
【図4】刃口台40の切削位置を示す要部の縦断側面図
である。
【図5】刃口台40の退避位置を示す要部の縦断側面図
である。
【符号の説明】
12 後テーブル 13 切削刃 23 刃口テーブル 30 刃口装着溝 31 刃口 40 刃口台 42 シリンダ(位置制御装置) 45 検出子 46 エアー吐出口 50 固定挟持ロール 51 可動挟持ロール 55 シリンダ 56 近接スイッチ 60 ベルトコンベヤ 70a,70b 検知センサー

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】切削刃を装着した後テーブルと、切削刃に
    対応する刃口を脱着可能に設けた刃口テーブルとを備え
    た木工用縦突きスライサーにおいて、 刃口テーブルの切削刃に対向する刃口装着溝内に、刃口
    を固着した刃口台を移動可能に配設すると共に、前記刃
    口台を刃口が切削刃と突板の排出間隙を置いて対向する
    切削位置と、該切削刃から離間する退避位置とに変換す
    る油圧シリンダ又はエアーシリンダ等の位置制御装置を
    設けたことを特徴とする木工用縦突きスライサー。
  2. 【請求項2】刃口と切削刃間の排出間隙の端部位置に配
    設して、該排出間隙内の目詰まりの有無を検出する検出
    子と、加工材後端の切削刃位置の通過を検知する検知セ
    ンサーとを備え、検出子により目詰まり検出がなされる
    と、検知センサによる加工材の後端通過検知と同期し
    て、位置制御装置を駆動し、刃口台を退避位置に変換す
    るようにしてなる制御手段を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の木工用縦突きスライサー。
  3. 【請求項3】刃口と切削刃間の排出間隙に向けてエアー
    吐出口を配設し、刃口台が退避位置に変換されるのと同
    期してエアー吐出口からエアーを噴射させるようにした
    請求項1又は請求項2記載の木工用縦突きスライサー。
  4. 【請求項4】刃口と切削刃間の排出間隙から下方へ排出
    される突板の排出路に、駆動源により突板を保持する挟
    持位置と、開放位置とに変換され、挟持位置で突板に走
    行力を付与する挟持ロール対を配設すると共に、開放位
    置にある前記挟持ロール対間に加工材先端が到来する
    と、前記駆動源が駆動して挟持ロール対を挟持位置に変
    換するようにしたタイミング制御装置を備えたことを特
    徴とする請求項1乃至請求項3記載の木工用縦突きスラ
    イサー。
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