JPH05270406A - 列車運転整理システム - Google Patents

列車運転整理システム

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JPH05270406A
JPH05270406A JP4066296A JP6629692A JPH05270406A JP H05270406 A JPH05270406 A JP H05270406A JP 4066296 A JP4066296 A JP 4066296A JP 6629692 A JP6629692 A JP 6629692A JP H05270406 A JPH05270406 A JP H05270406A
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train
plan
rescheduling
train operation
unit
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Toshiya Oshima
俊哉 大島
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動作成された個々の列車運転整理案を広域
的見地から列車の乱れの対策を判断できるように整理案
の特徴が把握しやすい形式で表示する列車運転整理シス
テムを提供する。 【構成】 提案管理部7は、整理案作成部5により自動
作成された後、整理案記憶部6に記憶された整理案を読
み込み、複数の整理案を提案制御情報8に基づき、整理
案の特徴が把握しやすい形式で表示装置10に同時に表
示し、さらに表示された整理案を指令員が入力装置11
により選択すると、提案管理部7はこの整理案に関して
提案制御情報8に記載された処理情報または指令員の選
択に従い、整理案を編集しなおす二次処理を実行して表
示装置10に表示する。 【効果】 一画面上で個々の整理案の特徴が容易に把握
でき、指令員の指示で二次加工された整理案が得られ、
運転整理の対策にかかる時間を短縮できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、列車運行管理において
列車運行の乱れに対処する運転整理業務を支援するに好
適な列車運転整理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術としては、特開昭62−14
3762号公報に開示された「列車運転整理案自動作成
方式」がある。この公知例は列車運行の乱れを検出し、
この運行の乱れを解決するための整理案とその代替案と
を自動作成して運転整理に従事する指令員に提示する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術においては、
列車の運転整理に従事する指令員が列車運行の乱れを処
理した経験から得たノウハウをルール化し、そのルール
ベースを用いて、列車の乱れに対処する整理案とさらに
その代替案を作成している。このルールベースは、列車
の乱れを判定する条件やダイヤ変更の要領を含めて指令
員のノウハウを明文化した問題解決知識である。しかし
ながら、明文化されたノウハウは路線の局所的な運行の
乱れを解決する範囲にとどまっている。一方、列車の運
転整理は連続した鉄道を対象としており、1ヵ所の運行
の乱れの解消が、他の場所の列車の運行にしばしば悪影
響を及ぼす。しかし、現在の運転整理システムでは、他
の場所への影響を考慮した整理案を作成することは困難
である。この問題を解決するためには、路線広域の運行
状況を踏まえて大局的に判断して運転整理を実施してき
た指令員の判断を運転整理に反映させて、問題解決知識
を広域的判断に用いることができるシステムが必要とな
る。
【0004】また従来技術では、作成した整理案とその
代替案を指令員に提示する方法や提示された案を選択す
る方法が明記されていない。指令員に判断を求めるいわ
ゆる対話機能を備えたシステムでは、システムと指令員
を仲介するユーザインターフェースが重要である。
【0005】まず、システムが作成した整理案を指令員
に提示する方法には、複数の整理案を順次提示する方式
が考えられる。しかしこの方式では、各整理案を実施し
た場合に得られる効果を全部確認するのに時間がかか
り、運行の乱れに対して迅速な対処が要求される運転整
理には不向きである。また複数の整理案の詳細を同一画
面上に表示する方式も考えられるが、この方法では個々
の整理案の内容が把握しにくく、整理案の効果の判定す
るのが困難であり、指令員の判断材料としてはあまり意
味を持たない。つまり整理案の内容を把握しやすい形式
で指令員に提示するユーザインターフェースが必要であ
る。
【0006】また整理案の選択方法としては、予めシス
テムが決めた順序に従い整理案を選択し、整理案の内容
を表示するなど次に続く処理を実行する方式が考えられ
る。しかしこの方式では、指令員が重要と判断し、即刻
その効果を確認したい整理案が別に表示されている場合
に、その効果を直ちに確認することはできない。
【0007】本発明の目的は、自動作成された個々の列
車運転整理案を再加工して、広域的見地から列車の乱れ
の対策を判断できるように関連づけを行うユーザインタ
ーフェースを設けて、各整理案の内容を把握しやすい形
で表示し、表示された整理案から実施すべき案を容易に
判断し、短時間に選択できる列車運転整理システムを提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の列車運転整理システムは、列車の運
行計画と列車の運行実績を時々刻々蓄積するダイヤデー
タ記憶部と、それら運行計画と運行実績から現時点以後
の列車の運行状況を予測する運行予測部と、その運行予
測部が予測する運行予測から列車運行の乱れを検出する
問題検出部と、列車運行の乱れを解決するための方針を
記憶させた知識ベースと、問題検出部が検出した列車運
行の乱れに対して知識ベースの方針を用いて運転整理案
を複数自動作成する整理案作成部を有する列車運転整理
システムにおいて、列車の運行計画のダイヤグラムを作
成するダイヤグラム作成手段と、作成されたダイヤグラ
ム上に運転整理案それぞれについて対象となる列車及び
駅にそれぞれ運転整理案別のマークを付するマーク手段
と、マークが付されたダイヤグラムを表示する表示手段
を設けたことを特徴としている。
【0009】また本発明の第2の列車運転整理システム
は、第1の列車運転整理システムにおけると同様、ダイ
ヤデータ記憶部、運行予測部、問題検出部、知識ベース
及び整理案作成部を有する列車運転整理システムであっ
て、それに運転整理案それぞれについて解決方針、対象
となる列車及び駅の一覧表を作成する一覧表作成手段
と、作成された一覧表を表示する表示手段とを設けたこ
とを特徴としている。そして解決方針は列車の順序変更
または先行列車との時間間隔調整とすればよい。
【0010】また本発明の第3の列車運転整理システム
は、第1の列車運転整理システムにおけると同様、ダイ
ヤデータ記憶部、運行予測部、問題検出部、知識ベース
及び整理案作成部を有する列車運転整理システムであっ
て、それに各運転整理案を実行した場合に運行計画に対
する列車の最大遅延時間をそれぞれ算出する遅延時間算
出手段と、該最大遅延時間を比較するためグラフ化する
グラフ化手段と、該グラフ化手段により作成されたグラ
フを表示する手段とを設けたことを特徴としている。
【0011】また本発明の第4の列車運転整理システム
は、第1の列車運転整理システムにおけると同様、ダイ
ヤデータ記憶部、運行予測部、問題検出部、知識ベース
及び整理案作成部を有する列車運転整理システムであっ
て、それに運転整理案に関わる列車及び駅を含めて路線
図を作成する路線図作成手段と、作成された路線図上に
運転整理案それぞれについて対象となる列車及び駅にそ
れぞれ運転整理案別のマークを付するマーク手段と、マ
ークが付された路線図を表示する表示手段を設けたこと
を特徴としている。
【0012】また本発明の第5の列車運転整理システム
は、第1の列車運転整理システムにおけると同様、ダイ
ヤデータ記憶部、運行予測部、問題検出部、知識ベース
及び整理案作成部を有する列車運転整理システムであっ
て、それに列車の運行計画のダイヤグラムを作成するダ
イヤグラム作成手段と、作成されたダイヤグラム上に運
転整理案それぞれについて対象となる列車及び駅にそれ
ぞれ運転整理案別のマークを付するマーク手段と、マー
クが付されたダイヤグラムを表示する表示手段と、その
表示手段に表示されたダイヤグラム上の一つのマークを
指定してそのマークに該当する運転整理案を選択する入
力手段と、その入力手段をよって選択された運転整理案
の表示形式及び内容を書き込む表示情報テーブルと、そ
の表示情報テーブルに書き込まれた事項に従って、選択
された運転整理案を編集し、編集された運転整理案を表
示手段に、ダイヤグラムと共に表示させる提案管理手段
を設けたことを特徴としている。
【0013】そして編集された運転整理案の内容は列車
乱れの解決方針、列車番号および駅名から構成する、あ
るいはそれに加えて列車の着番線または発着時刻を盛り
込むとよい。
【0014】さらに本発明の第6列車運転整理システム
は、第1の列車運転整理システムにおけると同様、ダイ
ヤデータ記憶部、運行予測部、問題検出部、知識ベース
及び整理案作成部を有する列車運転整理システムであっ
て、それに列車の運行計画のダイヤグラムを作成するダ
イヤグラム作成手段と、作成されたダイヤグラム上に運
転整理案それぞれについて対象となる列車及び駅にそれ
ぞれ運転整理案別のマークを付するマーク手段と、運転
整理案それぞれについて解決方針、対象となる列車及び
駅の一覧表を作成する一覧表作成手段と、作成された一
覧表をマークが付されたダイヤグラムと共に一画面上に
表示する表示手段とを設けたことを特徴としている。
【0015】
【作用】本発明の第1の列車運転整理システムにおい
て、ダイヤデータ記憶部運行計画と列車の運行実績を時
々刻々蓄積し、運行予測部それら運行計画と運行実績か
ら現時点以後の列車の運行状況を予測し、問題検出部は
その運行予測部が予測する運行予測から列車運行の乱れ
を検出し、整理案作成部は問題検出部が検出した列車運
行の乱れに対して知識ベースに記憶する列車運行の乱れ
を解決する方針を用いて運転整理案を複数自動作成し、
さらにダイヤグラム作成手段は列車の運行計画のダイヤ
グラムを作成し、マーク手段は作成されたダイヤグラム
上に運転整理案それぞれについて対象となる列車及び駅
にそれぞれ運転整理案別のマークを付し、表示手段マー
クが付されたダイヤグラムを表示し、かくして画面に表
示されたダイヤグラム上に複数の運転整理案それぞれに
ついて対象となる列車及び駅にそれぞれ運転整理案別の
マークを付するマークを付しているので、そのマークの
数やマークのついた運行範囲等から運転整理案の重要度
を判定できる。
【0016】また本発明の第2の列車運転整理システム
においては、一覧表作成手段は運転整理案それぞれにつ
いて解決方針、対象となる列車及び駅の一覧表を作成す
るので、表示された一覧表によりどの運転整理案を主案
とし、どれを副案とするか判断し易くなる。
【0017】また本発明の第3の列車運転整理システム
においては、算出手段は各運転整理案を実行した場合に
運行計画に対する列車の最大遅延時間をそれぞれ算出
し、グラフ化手段は比較するためのグラフを作成するの
で、表示されたグラフから運転整理案の効果を容易に把
握でき、列車の乱れ回復の緊急度が高い場合など有効な
判断材料として用いることができる。
【0018】また本発明の第4の列車運転整理システム
においては、路線図作成手段が運転整理案に関わる列車
及び駅を含めて路線図を作成し、マーク手段は作成され
た路線図上に運転整理案それぞれについて対象となる列
車及び駅にそれぞれ運転整理案別のマークを付すので、
表示された路線図駅で列車がどのような配置になるか容
易にみることができ、列車の配置面から列車運行の乱れ
を解決する対策をとるのに有効である。
【0019】また本発明の第5の列車運転整理システム
においては、ダイヤグラム作成手段は列車の運行計画の
ダイヤグラムを作成し、マーク手段は運転整理案それぞ
れについて対象となる列車及び駅にそれぞれ運転整理案
別のマークを付し、表示された画面上で一つのマークが
入力手段により指定されてそのマークに該当する運転整
理案が選択され、さらに入力手段により、表示情報テー
ブルにその選択された運転整理案の表示形式及び内容が
書き込まれ、それに対応して提案管理手段は表示情報テ
ーブルに書き込まれた事項に従って運転整理案を編集
し、その編集された運転整理案をダイヤグラムが一つの
画面に一緒に表示されるので、ユーザが必要とする情報
を早急に得ることができる。
【0020】さらに本発明の第6の発明において、ダイ
ヤグラム作成手段は列車の運行計画のダイヤグラムを作
成し、マーク手段は作成されたダイヤグラム上に運転整
理案それぞれについて対象となる列車及び駅にそれぞれ
運転整理案別のマークを付し、一覧表作成手段は運転整
理案それぞれについて解決方針、対象となる列車及び駅
の一覧表を作成し、表示手段は作成された一覧表ととも
にマークが付されたダイヤグラムを表示するので、マー
クの付されたダイヤグラムと一覧表とを表示する一つの
画面から、各整理案の特徴、例えば列車乱れを短時間で
解決できるとか、解決のために広範囲に影響がでるなど
列車の運行状況を容易に把握できる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明の実施例の列車運転整理システムの構
成図である。この列車運転整理システムは、列車の運行
計画と時々刻々蓄積される運行実績とからなるダイヤデ
ータを記憶するダイヤデータ記憶部1と、そのダイヤデ
ータに基づき現在時刻以後の列車の運行状況を予測する
運行予測部2と、ダイヤデータ記憶部1のダイヤデータ
と運行予測部2が予測する運行状況から運行の乱れを検
出する問題検出部3と、運行の乱れを解決するための方
針を記憶した問題解決知識ベース4と、そのデータベー
ス4を参照し、問題検出部3により検出された列車の乱
れに対する解決方針を引き出し、列車運転を整理するた
めの整理案を複数作成する整理案作成部5と、整理案作
成部5で作成された整理案を記憶する整理案記憶部6
と、整理案記憶部6の整理案を表示装置9に提示し、そ
の整理案について指令員が入力装置10を介して入力す
る指示に従って整理案を再加工し表示形式や内容を編集
し直す二次処理を行う提案管理部7と、整理案記憶部6
の複数整理案それぞれについて表示する形式や内容を規
定する情報を格納し、かつ指令員が指示する二次処理の
内容を格納する提案制御情報部8と、指令員が決定案と
して承認した整理案を、実際に列車の運行を行う運行管
理システムに送信する整理案送信部11とから構成され
ている。ここで提案管理部7と提案制御情報部8とは本
発明を特徴づけるユーザインターフェースとして重要な
役割を果たす。
【0022】さらに図2は提案管理部7の詳細な構成を
示すものである。提案管理部7は、整理案記憶部6に蓄
積される整理案の有無を判定し整理案を提案管理部7に
読み込む整理案監視部71と、読み込んだ整理案を表示
要素に変換するとともに、提案制御情報部8内の情報に
基づき表示に必要な参照データを収集して表示データを
作成する表示情報作成部72と、表示要素を格納する表
示要素情報部74と、表示データに基づき表示画面を作
成する画面編集部73と、入力装置11を介して入力さ
れる指令員の指示を監視する入力監視部75と、入力内
容を解釈し提案制御情報部8に二次処理を設定する二次
処理設定部76と、設定された二次処理を実行する実行
管理部77とから構成されている。
【0023】図3は提案制御情報部8に格納され、表示
の枠組み及び二次処理に関する情報が記述された情報テ
ーブル81の一例である。この情報テーブル81は大別
して、表示方針情報301、画面属性情報302、二次
処理情報303及び参照情報304の4つのエリアから
構成されている。表示方針情報301のエリアには整理
案の特徴が把握しやすい表示型式を、また画面属性情報
302のエリアには表示画面の型式を、また二次処理情
報303のエリアには指令員の選択により整理案を編集
し直す二次処理のための情報を、さらに参照情報304
のエリアには特徴表示画面を作成するための参照データ
を記憶させておく。指令員はこの情報テーブル81の画
面で表示形式、内容等必要な事項を選択または入力す
る。
【0024】図4は、運行計画と運行実績とからなるダ
イヤデータをダイヤグラム形式で表示する画面を示して
おり、表示装置9には通常この画面が表示される。ダイ
ヤグラム401では、縦軸に各列車の停車駅a,b,
c,dを示し、横軸には時間を示す。列車403から列
車409で示される線は、各列車が各駅を通過する運行
計画を示し、太線は各列車が実際に走行した運行実績を
示している。表示装置9の画面の右上の小画面は整理案
記憶部に記憶された整理案を特徴づける特徴表示画面4
02であり、これは列車の運行に乱れが発生し整理案が
作成された場合に表示される。このようにダイヤグラム
の画面と特徴画面を組み合わせた点が本発明の特徴であ
る。
【0025】図5は提案管理部7(図1)が特徴表示画
402を作成する手順を説明する図である。ここで、図
4のダイヤデータに示す列車の運行状況の下で複数の整
理案が整理案作成部5により作成され整理案記憶部6に
記憶されているものとする。
【0026】ステップ501:整理案監視部71(図
2)は整理案が整理案記憶部6に登録されているか否か
を監視する。 ステップ502:整理案監視部71は整理案があれば、
それを提案管理部7に読み込み表示情報作成部72へ渡
す。 ステップ503:表示情報作成部72は提案制御情報部
8の情報テーブル81(図3)を読み込む。 ステップ504:表示情報作成部72は情報テーブル8
1の参照情報304に記述されている情報を収集すると
共に、整理案監視部71(図2)から受け取った整理案
を表示要素情報74に変換し画面編集部73に渡す。こ
こで図4に示すダイヤデータの下で作成された表示要素
情報の詳細を図6に示す。図6には整理案(整理案70
3として後述)の詳細情報として、詳細1:列車の順序
変更、詳細2,3:変更する列車は407号、408
号、詳細4:列車変更はb駅、詳細5:列車405の遅
延過大のため変更、等があり、これら詳細が表示する事
項であることを示している。 ステップ505:画面編集部73は情報テーブル81の
表示方針情報301および画面属性情報302に従って
特徴表示画面402(図4)の画面データを編集する。 ステップ506:提案管理部は特徴表示画面402を表
示装置10(図2)に表示する。
【0027】次に図7、図8、図9及び図10を用いて
上記手順で提案管理部7により作成された特徴表示画面
402について説明する。
【0028】図7において、表示内容701は情報テー
ブル81(図3)の表示形式305に従いダイヤグラム
形式で表示されたものである。同図で斜めの実線は列車
の運行計画を示す。
【0029】この特徴表示画面では、表示要素情報74
に設定された3つの要素、即ち図6に第1〜第3の要素
として示す整理案の実施駅と対象列車が、情報テーブル
81の詳細情報306の記述に従い、マーカ形式(四角
形またはコの字形のマークで示す)で703、704、
705のように表示されている。このようにダイヤグラ
ム型式で示す列車の運行計画上に、整理案に関わる実施
個所と対象列車を表示すれば、運行計画を踏まえた整理
案の重要度の判定が可能となる。なお、このマークを付
したダイヤグラムを、図4に示す列車の運行計画及び運
行実績を示すダイヤグラムに置き換えて、以下に説明す
る図8〜図10に示す特徴表示画面と組み合わせること
もできる。
【0030】このマーカ形式の特徴表示画面の他、本発
明では提案制御情報部8の情報テーブル81内の表示方
針情報301や画面属性情報302を変更することによ
り、別の特徴表示画面を表示することができる。
【0031】図8は整理案記憶部6(図1)に格納され
た整理案の一覧を表示する特徴表示画面の図である。こ
れは情報テーブル81中で、表示形式305を表形式
に、表示項目306を提案内容に、詳細情報307を提
案名称、対象列車、実施駅、代替案有無、付随案有無に
設定した例である。この特徴表示画面では、3つの整理
案があり、それらの整理方法がそれぞれ(1)列車の順
序変更、(2)先行列車との時間間隔(HW)の調整、
(3)別の列車の順序変更、であることを示し、それぞ
れの整理案に関係する列車、駅等が示される。ここで代
替案とは、列車運行の乱れを解決する上で、表示された
整理案の代わりになる整理案を指し、また付随案とは表
示された整理案の実施に伴い実施する必要がある整理案
である。この特徴表示画面によれば、列車運行の乱れ毎
に整理案の内容を一覧表に表示するので、全整理案の把
握が容易になる。
【0032】図9は、図8中の3つの整理案を実施した
場合に予測される効果を表示する特徴表示画面を示す。
これは情報テーブル81中で、表示形式305をグラ
フ、表示項目306を整理案を実施する前後の予想評価
値、詳細情報307を最大遅延時分と設定した例であ
る。この特徴表示画面によれば、各整理案ごとに実施前
と実施後の最大遅延時分が棒グラフで表示されるので、
比較が容易で、整理案の効果を容易に把握することがで
きる。
【0033】図10は、図8に示す一覧表の各整理案に
関わる列車、駅等を路線図で表示する特徴表示画面を示
す。これは情報テーブル81中で、表示形式305を路
線図、表示項目306を実施駅、実施列車、詳細情報3
07を整理案名称とした例である。ここで路線図とは列
車が走行する軌道の接続状態と駅を模式的に表したもの
であり、運行管理システムにおいて指令員が列車の在線
状況を把握するために用いられている。1001で代表
して符号が付された路線上に在線する列車の位置を示し
ている。また整理案で対象となる列車の右肩に星印を付
けると共に、対象になる駅の付近に列車番号と整理案名
称を、補足情報1003として表示し、それぞれの対応
付けを図っている。この特徴表示画面のように路線図型
式による表示によれば、ダイヤグラム型式の表示では把
握できない折り返し番線や分岐線を含む軌道の使用状況
を、整理案の妥当性の判断材料とすることができ、この
特徴表示画面は一見して列車の位置を知ることができる
点で優れている。
【0034】以上説明した特徴表示画面を作成する上
で、提案管理部7中の表示情報作成部72は特に重要な
役割をもつもので、これは図7に示すダイヤグラムを作
成する機能及びそのダイヤグラムにマークを付す機能、
図8に示す整理案の一覧を作成する機能、図9に示す最
大遅延時分を計算する機能及びその結果をグラフ化する
機能、図10に示す路線図を作成する機能及びその路線
図に整理案のマークを付す機能を合わせ持つものであ
る。
【0035】さて次に、提案管理部7(図2)において
行われる、指令員の指示により整理案を編集し直す二次
処理に関して説明する。図11は提案管理部の二次処理
の流れを示したものであり、指令員が図7に示す特徴表
示画面においてポインティングカーソル706により整
理案703を選択したケースである。
【0036】ステップ1101:入力監視部75(図
2)は入力装置10から入力される指令員の選択情報を
監視し、選択が発生した時点でその情報を取り込み二次
処理設定部76に渡す。 ステップ1102:二次処理設定部76は表示要素情報
74と指令員の選択情報とを比較し指令員に選択された
整理案703を確定する。 ステップ1103:提案制御情報部8の情報テーブル8
1(図3)中の二次処理情報303を読み込む。 ステップ1104:二次処理設定部76は情報テーブル
81中の二次処理形式308に従って処理を分岐する。
即ち指令員が選択した二次処理が処理選択実行型あるい
は単一処理実行型によって分岐する。 ステップ1105:二次処理が処理選択実行型と判定し
た場合は、情報テーブル81中の処理記述部309に記
述されている情報を画面編集部73に送信し、二次処理
の選択メニュー(後に図16により説明する)を表示装
置10に表示し、そのメニューから指令員が選択し入力
装置11により入力した二次処理を確定する。 ステップ1106:二次処理形式が単一処理実行型と記
述されている場合にはそのまま単一処理実行型と設定す
る。 ステップ1107:実行管理部77は整理案を編集し直
す二次処理を情報テーブル81中の二次処理情報303
にもとづき実行する。
【0037】図12に二次処理を実施して作成した二次
処理表示画面を示し、これは表示装置9のフル画面であ
る。この二次処理表示画面は、図3に示す情報テーブル
81に記述された事項にもとづき、整理案703「順序
変更」に従って運転整理をした結果をダイヤグラム形式
で表示したものである。太線は駅bで列車407が列車
408に先行するように運行順序を入れ替えることを示
している。またこの整理案の画面では、順序変更に伴う
付随案に従って駅dおける着番線変更も表示されてい
る。さらに情報テーブル81の処理記述部309の詳細
情報に従い提案内容の概要を説明する提案メッセージ1
202が表示されている。
【0038】上記の二次処理表示画面の他、本発明では
特徴表示画面表示処理と同様に、提案制御情報部8の情
報テーブル81の二次処理情報304を変更することに
より、種々の二次処理が実現できる。以下、図13〜図
17によりそれぞれの例を説明する。
【0039】図13は二次処理表示画面として整理案の
簡易情報1301を表示した例で、ある。この場合、情
報テーブル81において処理記述部309の二次処理形
式を簡易整理案情報表示とし、詳細を整理案名称、実施
駅、対象列車と記述する。本例は整理案の内容を短時間
で確認したい場合に有用である。なお、この二次処理表
示画面は小画面の特徴表示画面の位置に表示されてい
る。
【0040】図14は、ある整理案(ここでは整理案7
03)とその代替案を並べて表示した二次処理表示画面
1402を示す。この場合情報テーブル81の処理記述
部309の処理形式をブロック図とし、詳細情報を整理
案、代替案、付随案に設定した例である。本例では一つ
の問題を解決するための整理案とその代替案との関係を
ひとめで把握することができ、整理案とその代替案の検
討に有効である。
【0041】次に提案制御情報部8の情報テーブル81
の二次処理型式308を処理選択実行型に設定した場合
の二次処理表示画面を図15、図16および図17それ
ぞれを用いて説明する。
【0042】図15は情報テーブル81(図3)から二
次処理情報303のエリアを抜粋して表示装置9に示す
図であり、指令員が情報テーブル81中の二次処理形式
を処理選択実行型と設定したものである。二次処理情報
303は、二次処理の内容に自由度を持たせるために階
層型の記述構造とした。この二次処理情報303では、
第一階層の処理11を示す記述部1501は4つの詳細
情報1502から構成されている。それぞれの詳細情報
は、選択後に実行すべき処理の内容を記憶するエリアを
下位処理番号1503の形で記憶している。この下位処
理番号をたどる形で次に続く処理を階層的に記述してい
く。例えば第一階層の処理11における詳細4の下位処
理番号が24であるので、第二階層の処理24を参照
し、ここの詳細1の下位処理番号が31であるので、第
三階層の処理31を参照し、に下位の処理が存在しない
場合には下位処理番号にNullを設定する。
【0043】図16は、図15に示す二次処理情報30
3における処理11の処理内容に記述された「処理選択
メニュー表示」に従って表示された二次処理設定メニュ
ー1601である。メニューを構成する実行、保留、取
消及び情報の各要素は、指令員がポインティングカーソ
ル405により選択する。「実行」、「保留」又は「取
消」を選択することにより、それぞれ整理案を編集し直
す二次処理を実行、保留又は取消しを行う。「情報」に
ついては次に説明する。
【0044】図17は、図15に示す二次処理情報30
3における詳細4の処理内容1503に記述された「情
報」の下位である処理24に二次処理が存在する例であ
る。この様な場合、二次処理表示画面に第一階層の二次
再編成処理選択メニュー1601とその横に下位の再編
成処理選択メニュー1701とを階層的に表示し、指令
員に処理の選択を促すようにしてもよい。ここで簡易情
報表示は図13に示す画面を、整理構造表示は図14に
示す画面を表示することを要求している。さらに問題発
生個所表示は図18に示す画面を要求するもので、問題
発生個所は列車404、列車405のスジにそれぞれ黒
い星印を付した個所で、図4に太線で示すように列車の
時間遅れが見られる点である。
【0045】処理選択実行型はこれまで述べてきた単一
処理実行型と比較して、指令員に処理選択の自由度を持
たせることができる点で優れている。また処理内容を直
接選択できるため、緊急性が要求されるような処理を他
の画面に遷移することなしに実行することも可能であ
る。
【0046】本実施例では整理案に対する処理に絞って
述べてきたが、例えば遅延の発生箇所を表示し、この問
題を解決するための整理案を指令員の選択により表示す
る方式も考えられる。また対象を列車運転整理に限って
述べてきたが、他の問題解決システムにおけるユーザイ
ンターフェースに適用する事も可能である。
【0047】
【発明の効果】本発明の第1の列車運転整理システムで
は、画面に表示されたダイヤグラム上に複数の運転整理
案それぞれについて対象となる列車及び駅にそれぞれ運
転整理案別のマークを付するマークを付しているので、
そのマークの数やマークのついた運行範囲等から運転整
理案の重要度を判定できる。
【0048】また本発明の第2の列車運転整理システム
では、運転整理案それぞれについて解決方針、対象とな
る列車及び駅の一覧表を作成するので、どの運転整理案
を主案とし、どれを副案とするか判断し易くなる。
【0049】また本発明の第3の列車運転整理システム
では、各運転整理案を実行した場合に運行計画に対する
列車の最大遅延時間をそれぞれ算出し、比較するためグ
ラフ化して表示するので、運転整理案の効果を容易に把
握でき、列車の乱れ回復の緊急度が高い場合など有効な
判断材料として用いることができる。
【0050】また本発明の第4の列車運転整理システム
では、運転整理案に関わる列車及び駅を含めて路線図を
作成し、作成された路線図上に運転整理案それぞれにつ
いて対象となる列車及び駅にそれぞれ運転整理案別のマ
ークを付すので、駅で列車がどのような配置になるか容
易に見ることができ、列車の配置面から列車運行の乱れ
を解決する対策をとるのに有効である。
【0051】また本発明の第5の列車運転整理システム
では、列車の運行計画のダイヤグラム上に運転整理案そ
れぞれについて対象となる列車及び駅にそれぞれ運転整
理案別のマークを付して画面に表示し、その画面上で一
つのマークを入力手段により指定してそのマークに該当
する運転整理案を選択し、さらにユーザが入力手段によ
り、表示情報テーブルにその選択された運転整理案の表
示形式及び内容を書き込み、それに対応して提案処理手
段その表示情報テーブルに書き込まれた事項に従って編
集された運転整理案をダイヤグラムと共に表示するの
で、ユーザが必要とする情報を早急に得ることができ
る。
【0052】さらに本発明の第6の発明では、ダイヤグ
ラム上に運転整理案それぞれについて対象となる列車及
び駅にそれぞれ運転整理案別のマークを付し、そのマー
クを付したダイヤグラムを表示すると共に、運転整理案
それぞれについて解決方針、対象となる列車及び駅の一
覧表とを一つの画面に表示するので、各整理案の特徴、
例えば列車乱れを短時間で解決できるとか、解決のため
に広範囲に影響がでるなど列車の運行状況を把握するの
に有効である。
【0053】以上を通じて、人間の判断を加味できる柔
軟なユーザインターフェースを有する列車運転整理シス
テムを構築することが可能となり、運転整理内容の質の
向上と運転整理実施時間を短縮することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の列車運転整理システムの構
成図である。
【図2】システムの構成要素である提案管理部の詳細構
成図である。
【図3】システムの構成要素である提案制御情報部の情
報テーブルを示す図である。
【図4】列車運行計画及び実績を示すダイヤグラムと特
徴表示画面枠を示す図である。
【図5】提案管理部が特徴表示画面を作成する手順を示
す図である。
【図6】表示要素情報の構成とその中の整理案例を示す
図である。
【図7】ダイヤグラム形式の特徴表示画面を示す図であ
る。
【図8】表形式の特徴表示画面を示す図である。
【図9】グラフ形式の特徴表示画面を示す図である。
【図10】路線図形式の特徴表示画面を示す図である。
【図11】提案管理部による整理案の二次処理の流れを
示す図である。
【図12】二次処理により作成されたダイヤグラムの整
理案を示す図である。
【図13】二次処理により作成された簡易情報を含む整
理案を示す図である。
【図14】二次処理により作成された整理案構造を含む
整理案を示す図である。
【図15】処理選択実行型の提案制御情報記述例(二次
処理情報)を示す図である。
【図16】二次処理選択メニュー表示例を示す図であ
る。
【図17】情報テーブルに階層型処理が存在する場合の
二次処理選択メニュー例を示す図である。
【図18】二次処理により作成された問題発生個所を含
むダイヤグラムを示す図である。
【符号の説明】
1 ダイヤデータ記憶部 2 運行予測部 3 問題検出部 4 問題解決知識ベース 5 整理案作成部 6 整理案記憶部 7 提案管理部 8 提案制御情報部 9 表示装置 10 入力装置 81 情報テーブル 402 特徴表示画面

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列車の運行計画を格納しかつ該列車の運
    行実績を時々刻々蓄積するダイヤデータ記憶部と、該ダ
    イヤデータ記憶部の運行計画と運行実績から現時点以後
    の列車の運行状況を予測する運行予測部と、該運行予測
    部が予測する運行予測から列車運行の乱れを検出する問
    題検出部と、列車運行の乱れを解決するための方針を記
    憶させた知識ベースと、前記問題検出部が検出した列車
    運行の乱れに対して前記知識ベースの方針を用いて運転
    整理案を複数自動作成する整理案作成部を有する列車運
    転整理システムにおいて、前記列車の運行計画のダイヤ
    グラムを作成するダイヤグラム作成手段と、該ダイヤグ
    ラム作成手段により作成されたダイヤグラム上に前記運
    転整理案それぞれについて対象となる列車及び駅にそれ
    ぞれ運転整理案別のマークを付するマーク手段と、マー
    クが付された前記ダイヤグラムを表示する表示手段を設
    けたことを特徴とする列車運転整理システム。
  2. 【請求項2】 列車の運行計画を格納しかつ該列車の運
    行実績を時々刻々蓄積するダイヤデータ記憶部と、該ダ
    イヤデータ記憶部の運行計画と運行実績から現時点以後
    の列車の運行状況を予測する運行予測部と、該運行予測
    部が予測する運行予測から列車運行の乱れを検出する問
    題検出部と、列車運行の乱れを解決するための方針を記
    憶させた知識ベースと、前記問題検出部が検出した列車
    運行の乱れに対して前記知識ベースの方針を用いて運転
    整理案を複数自動作成する整理案作成部を有する列車運
    転整理システムにおいて、前記運転整理案それぞれにつ
    いて解決方針、対象となる列車及び駅の一覧表を作成す
    る一覧表作成手段と、該一覧作成手段により作成された
    一覧表を表示する表示手段とを設けたことを特徴とする
    列車運転整理システム。
  3. 【請求項3】 前記解決方針は列車の順序変更または先
    行列車との時間間隔調整であることを特徴とする請求項
    2記載の列車運転整理システム。
  4. 【請求項4】 列車の運行計画を格納しかつ該列車の運
    行実績を時々刻々蓄積するダイヤデータ記憶部と、該ダ
    イヤデータ記憶部の運行計画と運行実績から現時点以後
    の列車の運行状況を予測する運行予測部と、該運行予測
    部が予測する運行予測から列車運行の乱れを検出する問
    題検出部と、列車運行の乱れを解決するための方針を記
    憶させた知識ベースと、前記問題検出部が検出した列車
    運行の乱れに対して前記知識ベースの方針を用いて運転
    整理案を複数自動作成する整理案作成部を有する列車運
    転整理システムにおいて、各運転整理案を実行した場合
    に運行計画に対する列車の最大遅延時間をそれぞれ算出
    する遅延時間算出手段と、該最大遅延時間を比較するた
    めグラフ化するグラフ化手段と、該グラフ化手段により
    作成されたグラフを表示する表示手段とを設けたことを
    特徴とする列車運転整理システム。
  5. 【請求項5】 列車の運行計画を格納しかつ該列車の運
    行実績を時々刻々蓄積するダイヤデータ記憶部と、該ダ
    イヤデータ記憶部の運行計画と運行実績から現時点以後
    の列車の運行状況を予測する運行予測部と、該運行予測
    部が予測する運行予測から列車運行の乱れを検出する問
    題検出部と、列車運行の乱れを解決するための方針を記
    憶させた知識ベースと、前記問題検出部が検出した列車
    運行の乱れに対して前記知識ベースの方針を用いて運転
    整理案を複数自動作成する整理案作成部を有する列車運
    転整理システムにおいて、前記運転整理案に関わる列車
    及び駅を含めて路線図を作成する路線図作成手段と、該
    路線図作成手段により作成された路線図上に前記運転整
    理案それぞれについて対象となる列車及び駅にそれぞれ
    運転整理案別のマークを付するマーク手段と、マークが
    付された前記路線図を表示する表示手段を設けたことを
    特徴とする列車運転整理システム。
  6. 【請求項6】 列車の運行計画を格納しかつ該列車の運
    行実績を時々刻々蓄積するダイヤデータ記憶部と、該ダ
    イヤデータ記憶部の運行計画と運行実績から現時点以後
    の列車の運行状況を予測する運行予測部と、該運行予測
    部が予測する運行予測から列車運行の乱れを検出する問
    題検出部と、列車運行の乱れを解決するための方針を記
    憶させた知識ベースと、前記問題検出部が検出した列車
    運行の乱れに対して前記知識ベースの方針を用いて運転
    整理案を複数自動作成する整理案作成部を有する列車運
    転整理システムにおいて、前記列車の運行計画のダイヤ
    グラムを作成するダイヤグラム作成手段と、該ダイヤグ
    ラム作成手段により作成されたダイヤグラム上に前記運
    転整理案それぞれについて対象となる列車及び駅にそれ
    ぞれ運転整理案別のマークを付するマーク手段と、マー
    クが付された前記ダイヤグラムを表示する表示手段と、
    該表示手段に表示されたダイヤグラム上の一つのマーク
    を指定して該マークに該当する運転整理案を選択する入
    力手段と、該入力手段をよって選択された前記運転整理
    案の表示形式及び内容を書き込む表示情報テーブルと、
    該表示情報テーブルに書き込まれた事項に従って、選択
    された前記運転整理案を編集し、該編集された運転整理
    案を前記表示手段に前記ダイヤグラムと共に表示させる
    提案管理手段を設けたことを特徴とする列車運転整理シ
    ステム。
  7. 【請求項7】 前記編集された運転整理案は方針、列車
    番号および駅名から構成することを特徴とする請求項6
    記載の列車運転整理システム。
  8. 【請求項8】 前記編集された運転整理案は方針、列車
    番号、駅名および番線から構成することを特徴とする請
    求項6記載の列車運転整理システム。
  9. 【請求項9】 前記編集された運転整理案は方針、列車
    番号、駅名および発着時刻とから構成することを特徴と
    する請求項6記載の列車運転整理システム。
  10. 【請求項10】 列車の運行計画を格納しかつ該列車の
    運行実績を時々刻々蓄積するダイヤデータ記憶部と、該
    ダイヤデータ記憶部の運行計画と運行実績から現時点以
    後の列車の運行状況を予測する運行予測部と、該運行予
    測部が予測する運行予測から列車運行の乱れを検出する
    問題検出部と、列車運行の乱れを解決するための方針を
    記憶させた知識ベースと、前記問題検出部が検出した列
    車運行の乱れに対して前記知識ベースの方針を用いて運
    転整理案を複数自動作成する整理案作成部を有する列車
    運転整理システムにおいて、前記列車の運行計画のダイ
    ヤグラムを作成するダイヤグラム作成手段と、該ダイヤ
    グラム作成手段により作成されたダイヤグラム上に前記
    運転整理案それぞれについて対象となる列車及び駅にそ
    れぞれ運転整理案別のマークを付するマーク手段と、前
    記運転整理案それぞれについて解決方針、対象となる列
    車及び駅の一覧表を作成する一覧表作成手段と、該一覧
    作成手段により作成された一覧表をマークが付された前
    記ダイヤグラムと共に一画面上に表示する表示手段とを
    設けたことを特徴とする列車運転整理システム。
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