JPH05269914A - 積層体 - Google Patents

積層体

Info

Publication number
JPH05269914A
JPH05269914A JP4070849A JP7084992A JPH05269914A JP H05269914 A JPH05269914 A JP H05269914A JP 4070849 A JP4070849 A JP 4070849A JP 7084992 A JP7084992 A JP 7084992A JP H05269914 A JPH05269914 A JP H05269914A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
layer
laminate
metal oxide
thin film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4070849A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2760203B2 (ja
Inventor
Mamoru Sekiguchi
守 関口
Noboru Sasaki
昇 佐々木
Mitsuru Kano
満 加納
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP7084992A priority Critical patent/JP2760203B2/ja
Priority to KR1019930002926A priority patent/KR950014409B1/ko
Publication of JPH05269914A publication Critical patent/JPH05269914A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2760203B2 publication Critical patent/JP2760203B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】金属酸化物薄膜を形成したフィルムをラミネー
ト方法により積層体にすると、酸素遮断性が劣化したと
いう問題を解決する。 【構成】透明プラスチックフィルム1上に450Å〜1
500Åの酸化マグネシウム等からなる金属酸化物薄膜
2、ガラス転移点40℃以上の樹脂からなる透明プライ
マー層3、二液硬化型ウレタン系接着剤層4、ポリオレ
フィン樹脂層5を順次積層する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、酸化マグネシウム等の
金属酸化物薄膜を有する積層体に係わり、特に透明性を
有した酸素及び水蒸気に対する優れたバリアー性積層体
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高分子フィルム上に酸化珪素、酸化アル
ミニウム等の金属酸化物薄膜を真空蒸着法、スパッタリ
ング等の方法で形成することで酸素、水蒸気などのガス
遮断性が付与できることは公知である(U.S.Pa
t.3,442,686、特公昭63−28017号公
報他)。これにより得られた蒸着フィルムは金属酸化物
の特徴を生かして、金属蒸着では得られない、透明性を
有する酸素遮断性の包装材料に一部実用化されつつあ
る。
【0003】しかしながら、酸化珪素系をはじめとする
各種蒸着フィルム自体の酸素遮断性は、ある程度安定し
たものが得られるようになったものの、実用化する際、
接着剤を塗工後他の基材と貼り合わせる、ドライラミネ
ート法、ノンソルベントラミネート法、溶融状態の熱可
塑性高分子樹脂をTダイ等から押出し、成膜するエクス
トルーションラミネート等の公知の方法で積層体を得る
事が必要である。
【0004】このような積層体の形で安定したガス(酸
素,水蒸気)遮断性を得るためには、貼り合わせ時に蒸
着フィルムの受ける張力、基材と金属酸化物の熱膨張の
違いにより生じる否等による薄膜の劣化を防ぐことが必
要である。
【0005】上記ガス遮断性積層体の積層後の劣化程度
は、金属酸化物の種類、積層体構材料の種類、ラミネー
ト方法等により異なる。以上のように積層体の形で安定
したガス遮断性を有する構成、加工方法に問題を残して
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、金属酸化
物蒸着フィルムを公知のラミネート方法により積層体に
することで、酸素遮断性が劣化するという問題があっ
た。
【0007】そこで本発明は、ガス遮断性の劣化のない
金属酸化物フィルム特に、酸化マグネシウム系蒸着フィ
ルムを用いた積層体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、透明プラスチックフィルム上に450Å〜1500
Åの金属酸化物薄膜、ガラス転移点40℃以上の樹脂か
らなる透明プライマー層、二液硬化型ウレタン系接着剤
層、ポリオレフィン樹脂層を順次積層したことを特徴と
する積層体を提供する。
【0009】更に、積層体が透明プライマー層と二液硬
化型ウレタン系接着剤層間に更に印刷層を設けたこと、
金属酸化物薄膜が、酸化マグネシウム薄膜であること、
透明プライマー層が0.5〜3μmの厚みであること、
透明プライマー層がポリエステル樹脂であることも含ま
れる。
【0010】本発明を図面を用いて詳細に説明する。図
1及び図2は本発明に係わる積層体の断面図である。
【0011】本発明に用いる透明プラスチックフィルム
1は、金属酸化物薄膜の支持体として用いられるもので
あれば特に制限はないが、好ましくはポリエチレン、ポ
リプロピレン等のポリオレフィン;ポリエチレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレン
ナフタレートなどのポリエステル;ナイロン6、ナイロ
ン12などのポリアミド;ポリカーボネート;ポリスチ
レン;ポリ塩化ビニル;ポリイミド;ポリエーテルイミ
ド;ポリフェニレンスルフィド;ポリフッ化ビニル等の
合成高分子フィルム等が用いられ、特に二軸方向に任意
に延伸されたポリエチレンテレフタレートフィルムが好
ましく用いられる。
【0012】上記プラスチックフィルムには公知の種々
の添加剤、安定剤、例えば帯電防止剤、紫外線吸収剤、
可塑剤、滑剤などを含むことができる。
【0013】上記プラスチックフィルムの厚さは、実用
的には3〜200μmの範囲で、用途に応じて6〜10
0μmが好ましい。
【0014】本発明に係る金属酸化物薄膜とは、マグネ
シウム;アルミニウム;チタン;亜鉛;コバルト;ニッ
ケル;スズ;ジルコニウム;珪素等の酸化物であって、
透明性を有し、ガス(酸素,水蒸気)遮断性を有するも
のであれば特に限定されるものではないが、水蒸気に対
して特に優れたバリアー性を示す酸化マグネシウム薄膜
が好ましい。
【0015】酸化マグネシウム薄膜2とは、実質上酸化
マグネシウムであって酸化珪素、酸化カルシウム、酸化
鉄等の不純物を2〜5重量%含むものであっても良い。
更に上記酸化マグネシウム薄膜は不活性でなく、空気中
の水蒸気で容易に水酸化物化し、見かけ上水酸化マグネ
シウムとの混合状態となっている。この酸化物と水酸化
物との比は、成膜条件、経時とともに若干変化するが、
ESCA等の分析結果から約40atomic%含まれ
ていると考えられるが、詳細ははっきりしていない。
【0016】更にこの金属酸化物薄膜の膜厚は、透過型
電子顕微鏡(TEM)と蛍光X線分析法(XRF)との
キャリブレーションにより得られ、本発明の膜厚測定法
は、後者の測定方法によるものである。
【0017】この金属酸化物薄膜の形成方法としては、
真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング
法等、公知のものが可能である。特に、真空蒸着法に於
いては、酸化マグネシウム材料を電子線により加熱蒸着
させるいわゆる電子線加熱方法が必要であり、この手段
としては、公知の真空槽内に設けられた電子銃により発
生した電子線を磁場により偏向させ、蒸発材料に照射さ
せるいわゆる偏向型タイプ;真空槽外に備えられた電子
銃により発生した電子線を、上記同様に照射させる大型
電子銃タイプ、いずれのものでもよく、後者は3000
〜8000Å/sの高速蒸発が可能で、生産性を大きく
することができる。
【0018】本発明に係る透明プライマー層3は、金属
酸化物薄膜と二液硬化型ウレタン接着剤層との間に設
け、貼り合わせ後の接着剤硬化に伴う薄膜へのストレス
緩和を付与することが目的とする。特に、金属酸化物薄
膜が450〜1500Åと比較的薄い時には必要不可欠
であることが、鋭意検討した結果明確になった。
【0019】膜厚が450Å以下の時は、貼合により、
接着剤硬化溶剤アタック等による微小体積変化により膜
にクラックが発生し、結果として積層体後の酸素遮断性
が大幅に劣化してしまう。また膜厚が1500Å以上の
時は、折り曲げ等により金属酸化物薄膜にクラックが発
生し、酸素遮断性が悪くなってしまう。
【0020】本発明に係る透明プライマー層は、上記の
理由により特にその組成に限定しないが、ガラス転移点
が40℃以上であることが必要である。
【0021】ガラス転移点が40℃未満であると、後述
するように接着剤層が硬化していく間に該透明プライマ
ー層が寸法変化をしてしまい、上記理由により金属酸化
物薄膜のクラック発生を引き起こし、結果として積層体
後のバリアー性が劣化してしまう。
【0022】一方、ガラス転移点があまり高くなると塗
膜の柔軟性が低下し問題になる。好ましくは、40〜8
0℃である。
【0023】ポリ塩化ビニル系、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体系、ポリビニルブチラール系、ポリメチルメ
タクリル系、ウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド
系、ニトロセルロース系、セルロース誘導体系等から選
ばれる熱可塑性高分子樹脂、メラミン系、尿素系等の耐
熱性の高い熱硬化性高分子樹脂が利用でき、必要に応じ
て硬化剤により架橋体にして用いてもよい。
【0024】更に、ガラス転移点が40℃以上のポリエ
ステルアクリレート、ポリウレタンアクリレート、エポ
キシアクリレート、ポリエチルアクリレート等で代表さ
れる紫外線硬化、及び電子線硬化樹脂等いずれでも用い
られる。
【0025】厚みは特に限定しないが、0.5〜3μm
程度で用いる樹脂の種類により任意に選定でき、その塗
膜硬度、伸び、柔軟性等により一定でない。0.5μm
以下であると均一塗膜が形成されず、かつ、接着剤層の
硬化に伴う体積変化により薄膜へのストレスが加わり、
バリアーの劣化をひきおこす。3μm以上であってもか
まわないが、性能的には変わりない。
【0026】更に本発明の該透明プライマー層は、本発
明に於ける接着剤層の塗膜に比べ、ガラス転移点が高
く、高強(硬)度、低伸度であることが望ましい。透明
プライマー層に接着剤層と同一組成のものが用いること
も可能であるが、接着層に比べ、ガラス転移点が高く、
低伸度で高硬度塗膜であることが必要である。
【0027】次に、本発明に係る二液硬化型ウレタン接
着剤層4は、公知のポリウレタン系接着剤が主で、イソ
シアネート基を末端に有するポリエーテルポリウレタン
ポリイソシアネート、ポリエステルポリウレタンポリイ
ソシアネート等と空気中の水分やフィルム表面に吸着し
ている水との反応で硬化する一液硬化タイプ;末端に水
酸基を有する主剤と、イソシアネート基を有する硬化剤
とからウレタン結合を形成し、硬化する二液硬化タイプ
が用いられる。接着剤の柔軟性、硬度、伸び等は、積層
体後の酸素遮断性劣化に大きく影響を与えるので、主剤
の分子量、構造及び硬化剤の種類の最適選定が必要にな
る。
【0028】本発明に係わる印刷層6は、該透明プライ
マー層上に形成されるもので、ウレタン系、ポリアミド
系、アクリル系、ニトロセルロース系、ゴム系等の従来
から用いられているインキバインダー樹脂に各種顔料、
体質顔料、安定剤等を添加して成るインキ塗膜で、文
字、絵柄が形成されている。
【0029】本発明に係るポリオレフィン樹脂層5と
は、厚み15〜120μmのポリエチレン、ポリプロピ
レン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メタ
クリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸エステル共
重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−ア
クリル酸エステル共重合体、及びそれらの金属架橋体物
等である。
【0030】これらの樹脂層を積層する方法としては、
上記樹脂からなるフィルム状のものを公知のドライラミ
ネート法、ノンソリルベントラミネート法により積層す
る方法、更には、上記樹脂を加熱溶融し、カーテン状に
押出し、ラミネートするいわゆる押出しラミネートする
方法、いずれも公知な方法で積層できる。
【0031】以上のように請求項1の積層体は、金属酸
化物、透明プライマー層、二液硬化型ウレタン系接着剤
層、ポリオレフィン層に順次積層することに特徴があ
り、更に請求項2のごとく印刷層を透明プライマー層上
に形成した介した構成にすることで積層後のガス遮断性
劣化が無くなる。更に付加的に印刷層を設ける際は、金
属酸化物薄膜を形成してない側へ印刷したり、印刷済の
基材を最外層に積層しても一向に問題ない。
【0032】
【実施例】
<実施例1>12μm厚のポリエステルフィルムの片面
に膜厚が1000Åになるように酸化マグネシウム薄膜
を電子線加熱方法による真空蒸着により連続的にコーテ
ィングした。
【0033】基材フィルム: 基材=二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム 厚み=12μm 巾 =500mm 長さ=2000m
【0034】蒸着条件: 加工真空度=7×10-4(Torr) 蒸発速度 =5000Å/s 電子銃条件=加速電圧 30kV−エミッション電流1
A ラインスピード=60m/min
【0035】得られた蒸着フィルムの酸化マグネシウム
膜厚を蛍光X線分析法により測定したところ、980Å
であった。このフィルムの酸素透過率をMOCON社製
のMOCON OXTRAN−10/50Aにより測定
したところ、2ml/m2 ・day・atm(27℃)
で良好なものであった。
【0036】次にこの蒸着フィルムに透明プライマー層
にポリエステル系樹脂をコーティング後、通常のドライ
ラミネート用二液硬化型ウレタン系接着剤を用いて未延
伸ポリプロピレン(CPP)60μmと貼り合わせ積層
体を得た。
【0037】 透明プライマー層:ポリエステルポリオール/トリレンジイソシアネートアダ クトの硬化膜 ガラス転移点 67℃(DSC法による) Mn(1) 3.29*104 / 1.03*103 Mw(1) 4.57*104 / 1.52*103 Mw(1) /Mn(1) 1.39 / 1.48 厚み 1.5μm *注:(1) ポリスチレン換算値
【0038】ラミネート条件: ・ラミネート基材:未延伸ポリプロピレン(cpp.6
0μm、昭和電工製) ・版 :180l−45μ グラビア版 ・接着剤 :二液硬化型ポリエステルウレタン系/
酢酸エチルで希釈 主剤 AD810A 硬化剤 AD810B (東洋モ
ートン社製) ・塗工量 :2.7g/m2 ・乾燥温度 :50−60−70℃ ・ニップ条件 :60°−3kg/cm2 ・ラインスピード:30m/min
【0039】このようにして得られた積層体を50℃に
て4日間放置して接着剤の硬化後、再度、酸素透過率を
測定したところ0.9ml/m2 ・day・atm(2
7℃)で安定しており、良好なものが得られた。
【0040】<比較例1>実施例1と同様で透明プライ
マー層を介せず、直接ドライラミネートによりCPP6
0μmと貼り合わせ積層体を得た。
【0041】<実施例2>透明プライマー層にガラス転
移点45℃の飽和ポリエステル樹脂(エリーテルUE3
210/ユニチカ)1.0μmに用いて、酸化マグネシ
ウムが実測で1000Åのものを直接ドライラミネート
によりCPP60μmと貼り合わせ、積層体を得た。
【0042】<実施例3〜4>実施例1と同様で酸化マ
グネシウム膜厚を500Å、700Åにした。
【0043】<実施例5>実施例1と同様に、ポリエス
テル系透明プライマー層上にエチレン−メタクリル酸共
重合体のイオン架橋物(アイオノマー樹脂:三井デュポ
ンポリケミカル製)をTダイからカーテン状に押出し、
厚みが30μmになるようにラインスピードを調整し、
積層体を得た。
【0044】<比較例2>比較例1と同様に透明プライ
マー層を介せず、直接アイオノマー樹脂を押出しコーテ
ィングし、積層体を得た。
【0045】<比較例3>実施例1と同様で、透明プラ
イマー層にガラス転移点が38℃のポリ酢酸ビニル樹脂
を用い、他は同条件で積層体を得た。
【0046】<実施例6>実施例1と同様に透明プライ
マー層を形成し、次いで該透明プライマー層上にウレタ
ン系インキを用いて4色でグラビア印刷いた。次いで、
実施例1と同条件でCPP60μmとドライラミネート
法により積層した。
【0047】インキ: 一液ウレタン系(LPスーパー
東洋インキ製造社製) 刷順 : 墨 赤 黄 白
【0048】<比較例4>透明プライマー層を介せず、
直接金属酸化物薄膜層上に実施例6と同様に4色印刷を
し、次いでCPP60μmとドライラミネート法により
積層体をえた。以下、表1に実施例の評価結果を示す。
【0049】<比較例5>比較例1同様で酸化マグネシ
アムの膜厚を3000Åとした。
【0050】<実施例7>金属酸化物層に酸化珪素45
0Åを用い、実施例5と同様に積層した。
【0051】<比較例6>透明プライマー層を介せず、
実施例6と同様に積層した。
【0052】
【表1】
【0053】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、透明プラ
スチックフィルム上に設けた金属酸化物薄膜上に寸法安
定性に優れた透明プライマー層を介して、接着層、ポリ
オレフィン樹脂層を順次積層することで、接着剤硬化に
伴う微小体積変化による該薄膜層へのストレスが高弾
性、低伸度透明樹脂層で緩和でき、最終的に金属酸化物
薄膜への寸法変化に伴うストレスが緩和でき、本来、金
属酸化物薄膜のもつ優れた酸素水蒸気遮断性を維持し
た、実用性のある積層体が得られる。
【0054】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1に係わる積層体の断面図であ
る。
【図2】本発明の請求項2に係わる積層体の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 透明プラスチックフィルム 2 金属酸化物薄膜 3 透明プライマー層 4 二液硬化ウレタン系接着剤層 5 ポリオレフィン樹脂層 6 印刷層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明プラスチックフィルム上に450Å〜
    1500Åの金属酸化物薄膜、ガラス転移点40℃以上
    の樹脂からなる透明プライマー層、二液硬化型ウレタン
    系接着剤層、ポリオレフィン樹脂層を順次積層したこと
    を特徴とする積層体。
  2. 【請求項2】透明プライマー層と二液硬化型ウレタン系
    接着剤層の間に更に印刷層を設けたことを特徴とする請
    求項1記載の積層体。
  3. 【請求項3】金属酸化物薄膜が、酸化マグネシウム薄膜
    であることを特徴とする請求項1、2記載の積層体。
  4. 【請求項4】透明プライマー層が0.5〜3μmの厚み
    であることを特徴とする請求項1乃至3記載の積層体。
  5. 【請求項5】透明プライマー層がポリエステル樹脂であ
    ることを特徴とする請求項1乃至4記載の積層体。
JP7084992A 1992-02-28 1992-03-27 積層体 Expired - Fee Related JP2760203B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7084992A JP2760203B2 (ja) 1992-03-27 1992-03-27 積層体
KR1019930002926A KR950014409B1 (ko) 1992-02-28 1993-02-27 내연기관의 밸브구동장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7084992A JP2760203B2 (ja) 1992-03-27 1992-03-27 積層体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05269914A true JPH05269914A (ja) 1993-10-19
JP2760203B2 JP2760203B2 (ja) 1998-05-28

Family

ID=13443431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7084992A Expired - Fee Related JP2760203B2 (ja) 1992-02-28 1992-03-27 積層体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2760203B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0737632U (ja) * 1992-04-14 1995-07-11 東洋インキ製造株式会社 包装用積層体
JPH0858848A (ja) * 1994-08-22 1996-03-05 Toppan Printing Co Ltd 積層体
US5624759A (en) * 1994-01-26 1997-04-29 Caschem, Inc. Urethane adhesive compositions
JP2004042343A (ja) * 2002-07-10 2004-02-12 Toppan Printing Co Ltd 化粧シート及び化粧材
WO2005009731A1 (ja) * 2003-07-29 2005-02-03 Mitsubishi Plastics, Inc. ガスバリア性積層体
JP2008238688A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Dainippon Printing Co Ltd 防湿シートおよび化粧シートおよび化粧板
US7910213B2 (en) 2004-03-25 2011-03-22 Mitsubishi Plastics, Inc. Gas-barrier laminate
JP2012092429A (ja) * 2010-09-29 2012-05-17 Mitsubishi Materials Corp 薄膜形成用の蒸着材及び該薄膜を備える薄膜シート並びに積層シート
JP2017196775A (ja) * 2016-04-26 2017-11-02 大日本印刷株式会社 建材用防湿フィルム
JP2020078944A (ja) * 2020-02-20 2020-05-28 大日本印刷株式会社 建材用防湿フィルム

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0737632U (ja) * 1992-04-14 1995-07-11 東洋インキ製造株式会社 包装用積層体
US5624759A (en) * 1994-01-26 1997-04-29 Caschem, Inc. Urethane adhesive compositions
JPH0858848A (ja) * 1994-08-22 1996-03-05 Toppan Printing Co Ltd 積層体
JP2004042343A (ja) * 2002-07-10 2004-02-12 Toppan Printing Co Ltd 化粧シート及び化粧材
WO2005009731A1 (ja) * 2003-07-29 2005-02-03 Mitsubishi Plastics, Inc. ガスバリア性積層体
EP1650020A4 (en) * 2003-07-29 2010-05-05 Mitsubishi Plastics Inc MULTILAYER BODY PERMEABLE TO GAS
US8092917B2 (en) 2003-07-29 2012-01-10 Mitsubishi Plastics, Inc. Gas-barrier laminate
US7910213B2 (en) 2004-03-25 2011-03-22 Mitsubishi Plastics, Inc. Gas-barrier laminate
JP2008238688A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Dainippon Printing Co Ltd 防湿シートおよび化粧シートおよび化粧板
JP2012092429A (ja) * 2010-09-29 2012-05-17 Mitsubishi Materials Corp 薄膜形成用の蒸着材及び該薄膜を備える薄膜シート並びに積層シート
JP2017196775A (ja) * 2016-04-26 2017-11-02 大日本印刷株式会社 建材用防湿フィルム
JP2020078944A (ja) * 2020-02-20 2020-05-28 大日本印刷株式会社 建材用防湿フィルム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2760203B2 (ja) 1998-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3492258B1 (en) Laminate having oxygen barrier properties and packaging material comprising laminate
KR101066828B1 (ko) 가스 차단성 적층체
US20190300669A1 (en) Gas barrier film
JP2760203B2 (ja) 積層体
JP2010188600A (ja) 高密着透明ガスバリア性フィルム、及び高密着ガスバリア性積層体
EP4039464A1 (en) Barrier laminate and packaging container comprising said barrier laminate
US20190389191A1 (en) Laminated film
JP4701831B2 (ja) ガスバリア性積層フィルム
WO1992005956A1 (en) Laminated film and production thereof
JP3265806B2 (ja) 透明積層体
JP5831025B2 (ja) ガスバリア性フィルム
JPS5819686B2 (ja) 包装用印刷フイルム
JPH08164595A (ja) 透明積層フィルム
JPH1086267A (ja) 被覆フィルム
JP3158554B2 (ja) 蒸着ポリエステルフイルム
JP4548073B2 (ja) ガスバリア性透明積層体
JP3634515B2 (ja) 帯電防止バリアフィルム
JPH09295369A (ja) 複合フィルムおよびその製造方法
JP7421867B2 (ja) 導電積層体の製造方法
JP7380916B2 (ja) 積層フィルム
JP3491461B2 (ja) バリアー性フイルム及びその製造方法
JP3637683B2 (ja) ガスバリア性を有する強密着透明積層体
JP3314541B2 (ja) 積層体
JPH1058622A (ja) 帯電防止バリアフィルム
EP4035892A1 (en) Multilayer body

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080320

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090320

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100320

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100320

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110320

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120320

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees