JPH0526924Y2 - - Google Patents

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JPH0526924Y2
JPH0526924Y2 JP1985096076U JP9607685U JPH0526924Y2 JP H0526924 Y2 JPH0526924 Y2 JP H0526924Y2 JP 1985096076 U JP1985096076 U JP 1985096076U JP 9607685 U JP9607685 U JP 9607685U JP H0526924 Y2 JPH0526924 Y2 JP H0526924Y2
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fixing
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案はモータの刷子用端子、殊にリード線が
半田付け接続される刷子用端子に関するものであ
る。
[背景技術] 刷子片10が設けられている端子1は、従来第
7図に示すように、係止突起19′,19′が設け
られた固定片19とリード線接続用の孔を有する
外部端子片13とからなるものとして形成されて
おり、第8図に示すように、軸受け台2への取り
付けにあたつては、固定片19を圧入して両係止
突起19′,19′を軸受け台2に係止することで
行なわれている。ところで、軸受け台2の材料に
はポリアセタール樹脂やナイロン樹脂のような熱
可塑性樹脂が広く利用されているが、これらの樹
脂の耐熱温度は半田の溶融温度よりも低いため
に、リード線を外部端子片13に半田付け接続す
る際に、軸受け台2における端子1との接触面が
熱変形を起こし、刷子片10にずれや傾きを生じ
させてしまうという問題を有している。この対策
としては、一般に半田付け時間をできるだけ短く
して温度上昇を抑えるという消極的なことが行な
われているが、半田付けするリード線の太さ等が
異なると、半田付け時間の管理も難しくなること
から、抜本的な対策が望まれている。
[考案の目的] 本考案はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは半田付け作業の時間
管理などを行なわなくとも、半田付けの際の熱に
よつて刷子片に位置ずれや傾きを生じさせてしま
うことがないモータの刷子用端子を提供するにあ
る。
[考案の開示] しかして本考案に係る刷子用端子は、軸受け台
に固定される第1の固定片及び第2の固定片と、
両固定片の間に位置してリード線が接続される外
部端子片と、第2の固定片に連なつている刷子片
とからなるとともに、外部端子片から第1の固定
片への伝熱量よりも、外部端子片からの第2の固
定片への伝熱量の方を少なくする伝熱量制御部を
備えて、外部端子片から伝わる半田付けの際の熱
が、第1の固定片と第2の固定片とに分流するよ
うにするとともに、この時、第1の固定片側に多
くの熱が流れるようにしたことに特徴を有するも
のである。ここにおける伝熱量制御部は、熱の流
れる方向と直交する方向の断面積を管理するもの
として形成することができ、具体的には孔や切り
欠きとして設けることができる。
以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述する
と、第1図乃至第4図は一実施例を示すもので、
ここにおける刷子用の端子1は、その軸受け台2
への固定部をU字形屈曲部として設けるととも
に、U字形屈曲部の一側片を第1固定片11、他
の側片を第2固定片12としているものであり、
外部端子片13は第1固定片11からの切り起こ
しによつて第2固定片12に上端が連続するもの
とされている。またこの端子1では、刷子片10
が一体に形成されたものとなつており、第2固定
片12の上部側縁に連なつている。そして、伝熱
量制御部は、第2固定片12の中央にあけられた
矩形状の孔14によつて形成されている。この孔
14は、その両側縁と第2固定片12における両
側縁との間の各幅Dを、外部端子片13が切り起
こされている第1固定片11の2つの片の各幅C
より小さくすることによつて、外部端子片13か
ら刷子片10が連なつた第2固定片12上部に伝
わる伝熱量を、第1固定片11へと伝わる伝熱量
より少なくしているものである。また、ここで
は、外部端子片13の上端と、孔14の下縁との
間の幅Bを、外部端子片13の幅Aより小さくし
ている。外部端子片13から各固定片11,12
へ至る熱の流れを妨げるようにしているものであ
る。
このように形成された端子1の軸受け台2の固
定は、軸受け台2の一面に設けられている凹部2
0に両固定片11,12を納めるとともに、外部
端子片13を凹部20に設けられた貫通孔21に
通し、そして凹所20に隣接して突設されている
フツク22を第2固定片12の上端に係止し、同
じく凹所20に隣接して設けられてフツク22と
相対する壁23に、第1固定片11の外面を弾接
させることで行なう。U字形屈曲部における一側
片として第1固定片11を形成していることを利
用して、第1固定片11に弾性を発揮させ、これ
によつて第1固定片11の軸受け台2への固定を
行なつているものである。
第4図は上記端子1を軸受け台2に取り付けた
モータ全体を示すもので、30は軸受け、31は
ケース、32はマグネツト、33は鉄心、34は
コイル、35はメタルケース、36は軸、37は
スラスト止め、38は絶縁コーテイング、39は
整流子、40は軸受け押さえばねを示している。
第5図及び第6図に他の実施例を示す。刷子片
10を一体に形成していることと、固定部である
U字形屈曲部の一側片を第1固定片11、他の側
片を第2固定片12とし、第2固定片12に刷子
片10が連なるようにしているのは前記実施例と
同じであるが、ここでは第2固定片12からの切
り起こしで外部端子片13を形成して、外部端子
片13の上端が第1固定片11に連なるようにし
ており、また第1固定片11に、伝熱量制御部と
しての孔15を設けている。この孔15は前記実
施例で示した第2固定片12の孔14より小さい
もので、図中A〜Dで示す幅を、前記の場合と同
様に、A>B,C>Dとしている。外部端子片1
3から伝わつてくる熱の流れをまず制限し、つい
で第1固定片11と第2固定片12とに熱が分流
されるにあたつて、第1固定片11の方により多
くの熱が伝わるようにしているわけである。また
本実施例で示すものにおいては、外部端子片13
が第1固定片11に、刷子片10が第2固定片1
1に連なつているのであるから、外部端子片13
にねじれのような機械的ストレスが加わつても、
刷子片10にこの影響は殆どでない。尚、この場
合、軸受け台2における第1固定片11の固定
は、外部端子片13が第1固定片11に連なつて
いることから、前記実施例の場合の壁23に代え
て、フツク24を用いることが好ましい。
[考案の効果] 以上のように本考案においては、外部端子片へ
の半田付けの際の熱は第1固定片と第2固定片と
に分流するとともに、この熱の分流にあたり、伝
熱量制御部が存在することにより、第1固定片に
多く伝わるものの、第2固定片にはあまり伝わら
ないものであり、第1固定片による軸受け台への
固定が熱で不安定となつても、刷子片が連なる第
2固定片の温度上昇は小さくて確実な固定がなさ
れるために、刷子片の位置ずれや傾きといつた事
態を招くことがなく、刷子寿命を向上させること
ができるとともに、ノイズなどの品質性能を確保
することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の斜視図、第2図は軸
受け台に取り付けた状態の断面図、第3図は同上
の正面図、第4図は同上のモータの破断側面図、
第5図は他の実施例の斜視図、第6図は軸受け台
に取り付けた状態の断面図、第7図は従来の斜視
図、第8図は軸受け台に取り付けた状態の断面図
であつて、1は端子、2は軸受け台、10は刷子
片、11は第1固定片、12は第2固定片、13
は外部端子片、14,15は伝熱量制御部として
の孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 軸受け台に固定される第1の固定片及び第2
    の固定片と、両固定片の間に位置してリード線
    が接続される外部端子片と、第2の固定片に連
    なつている刷子片とからなるとともに、外部端
    子片から第1の固定片への伝熱量よりも、外部
    端子片から第2の固定片への伝熱量の方を少な
    くする伝熱量制御部を備えているモータの刷子
    用端子。 (2) 第1の固定片及び第2の固定片は、ばね性を
    有するU字形屈曲部の各側片として形成されて
    いる実用新案登録請求の範囲第1項記載のモー
    タの刷子用端子。
JP1985096076U 1985-06-25 1985-06-25 Expired - Lifetime JPH0526924Y2 (ja)

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JP1985096076U JPH0526924Y2 (ja) 1985-06-25 1985-06-25

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JP1985096076U JPH0526924Y2 (ja) 1985-06-25 1985-06-25

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JPS624858U JPS624858U (ja) 1987-01-13
JPH0526924Y2 true JPH0526924Y2 (ja) 1993-07-08

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ID=30961424

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5144994B2 (ja) * 2007-08-29 2013-02-13 株式会社ショーワ 電動モータ
JP2016052216A (ja) * 2014-09-01 2016-04-11 アスモ株式会社 モータ

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JPS5649257Y2 (ja) * 1975-04-24 1981-11-17
JPS6138372Y2 (ja) * 1978-06-20 1986-11-06

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JPS624858U (ja) 1987-01-13

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