JPH07163096A - ブラシ組立体 - Google Patents
ブラシ組立体Info
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- JPH07163096A JPH07163096A JP6255485A JP25548594A JPH07163096A JP H07163096 A JPH07163096 A JP H07163096A JP 6255485 A JP6255485 A JP 6255485A JP 25548594 A JP25548594 A JP 25548594A JP H07163096 A JPH07163096 A JP H07163096A
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- Japan
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- brush
- terminal
- ptc
- brush holder
- brush assembly
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K23/00—DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors
- H02K23/02—DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors characterised by arrangement for exciting
- H02K23/18—DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors characterised by arrangement for exciting having displaceable main or auxiliary brushes
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K11/00—Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
- H02K11/20—Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection for measuring, monitoring, testing, protecting or switching
- H02K11/25—Devices for sensing temperature, or actuated thereby
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 正の温度係数の装置(PTC)によって小型
モータを保護するためのモータ用ブラシ組立体を提供す
る。 【構成】 電気モータのためのブラシ組立体(45)は、整
流子にスライド接触される遠位端をもつブラシアーム(3
9)と、ブラシアームを支持するためのブラシホルダ(38)
と、モータ端子(37)と、電気的保護用のPTC(46)とを
備えている。上記ブラシホルダ(38)、PTC(46)及びモ
ータ端子(37)は、弾力性クランプ手段、例えば、弾力性
フィンガ(60)又はスプリングクリップ(70)によって一緒
に保持されるモータ内のスタックアレーを形成する。
モータを保護するためのモータ用ブラシ組立体を提供す
る。 【構成】 電気モータのためのブラシ組立体(45)は、整
流子にスライド接触される遠位端をもつブラシアーム(3
9)と、ブラシアームを支持するためのブラシホルダ(38)
と、モータ端子(37)と、電気的保護用のPTC(46)とを
備えている。上記ブラシホルダ(38)、PTC(46)及びモ
ータ端子(37)は、弾力性クランプ手段、例えば、弾力性
フィンガ(60)又はスプリングクリップ(70)によって一緒
に保持されるモータ内のスタックアレーを形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気モータのブラシ組
立体に係り、より詳細には、小型DCモータに使用する
ための正の係数のサーミスタを組み込んだブラシ組立体
に係る。
立体に係り、より詳細には、小型DCモータに使用する
ための正の係数のサーミスタを組み込んだブラシ組立体
に係る。
【0002】
【従来の技術】例えば、バイメタルスイッチのような機
械的なスイッチ、或いは正の温度係数の装置(PT
C)、特に、セラミック又はポリマ型の正の係数のサー
ミスタのようなソリッドステートスイッチといったスイ
ッチング装置によって過電流及び/又は過剰温度からモ
ータを保護することが知られている。
械的なスイッチ、或いは正の温度係数の装置(PT
C)、特に、セラミック又はポリマ型の正の係数のサー
ミスタのようなソリッドステートスイッチといったスイ
ッチング装置によって過電流及び/又は過剰温度からモ
ータを保護することが知られている。
【0003】PTCをサーマルスイッチ又は電流スイッ
チとして低電圧及び超低電圧のDCモータに使用するこ
とが知られている。これは、作動温度における抵抗値の
急激な上昇、その自己加熱及び自己リセットの品質によ
って理想的なものにされる。これら装置は、モータの外
部に取り付けることができるが、近代的な設計では、モ
ータの外部に不必要な障害物がないことが必要とされ
る。それ故、PTCは、一般に、モータ内、好ましく
は、エンドキャップにおいて、モータ端子とブラシとの
間に電気的に取り付けられるが、ロータ又は他の位置に
取り付けることもできる。モータのサイズが減少するに
つれて、PTCの配置が益々重要となり、種々の設計が
提案されている。例えば、GB2222730A、GB
2244868A及びEP0453575Aを参照され
たい。
チとして低電圧及び超低電圧のDCモータに使用するこ
とが知られている。これは、作動温度における抵抗値の
急激な上昇、その自己加熱及び自己リセットの品質によ
って理想的なものにされる。これら装置は、モータの外
部に取り付けることができるが、近代的な設計では、モ
ータの外部に不必要な障害物がないことが必要とされ
る。それ故、PTCは、一般に、モータ内、好ましく
は、エンドキャップにおいて、モータ端子とブラシとの
間に電気的に取り付けられるが、ロータ又は他の位置に
取り付けることもできる。モータのサイズが減少するに
つれて、PTCの配置が益々重要となり、種々の設計が
提案されている。例えば、GB2222730A、GB
2244868A及びEP0453575Aを参照され
たい。
【0004】EP0453575は、樹脂型のPTCサ
ーミスタを小型のDCモータに使用し、PTCをアーマ
チャ巻線と直列に接続することを開示している。PTC
がモータ端子とブラシアームとの間に配置された実施例
を含む種々の実施例が示されている。PTCは、導電性
の接着樹脂によって端子及びブラシアームに固定される
と考えられる。
ーミスタを小型のDCモータに使用し、PTCをアーマ
チャ巻線と直列に接続することを開示している。PTC
がモータ端子とブラシアームとの間に配置された実施例
を含む種々の実施例が示されている。PTCは、導電性
の接着樹脂によって端子及びブラシアームに固定される
と考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】小型モータのエンドキ
ャップ内に導電性接着剤を使用することは、接着剤のコ
スト、その抵抗レベル、及び組み立て中に接着剤を付与
しそして接着剤が硬化するに要する時間から、回避する
のが望ましい。又、小型モータのエンドキャップ内に接
着剤を使用することを回避し、接着剤の硬化の前にエン
ドキャップを取り扱う間に生じる他の部品の汚染のおそ
れを回避することも望ましい。
ャップ内に導電性接着剤を使用することは、接着剤のコ
スト、その抵抗レベル、及び組み立て中に接着剤を付与
しそして接着剤が硬化するに要する時間から、回避する
のが望ましい。又、小型モータのエンドキャップ内に接
着剤を使用することを回避し、接着剤の硬化の前にエン
ドキャップを取り扱う間に生じる他の部品の汚染のおそ
れを回避することも望ましい。
【0006】又、エンドキャップのスロットを使用し
て、PTCを端子とブラシアームとの間にくさび状に入
れ、電気的接続を形成することは、製造上充分ではな
い。というのは、PTC、特に、樹脂系のPTCは、正
確な又は一貫した厚みを有していないからである。それ
故、スロットをプラスチック材料のエンドキャップに正
確に形成しそして端子及びブラシアームの厚みを正確に
コントロールすることはできるが、端子、PTC及びブ
ラシアームの複合スタックの厚みは正確なものでなく、
又、一貫しておらず、従って、それが緩いと、PTCが
落下したり又は少なくとも端子とブラシアームとの間に
適切な電気的接続が形成されず、逆に、それがきつい
と、PTCがつぶされて、PTCの作動特性にエラーが
生じたり、特性が予想できないものとなったり又は受け
入れられないものとなったりする。
て、PTCを端子とブラシアームとの間にくさび状に入
れ、電気的接続を形成することは、製造上充分ではな
い。というのは、PTC、特に、樹脂系のPTCは、正
確な又は一貫した厚みを有していないからである。それ
故、スロットをプラスチック材料のエンドキャップに正
確に形成しそして端子及びブラシアームの厚みを正確に
コントロールすることはできるが、端子、PTC及びブ
ラシアームの複合スタックの厚みは正確なものでなく、
又、一貫しておらず、従って、それが緩いと、PTCが
落下したり又は少なくとも端子とブラシアームとの間に
適切な電気的接続が形成されず、逆に、それがきつい
と、PTCがつぶされて、PTCの作動特性にエラーが
生じたり、特性が予想できないものとなったり又は受け
入れられないものとなったりする。
【0007】本発明の目的は、PTCによりモータを保
護する簡単な別の方法を提供するか或いは少なくとも大
衆が有用な選択を行えるようにすることである。
護する簡単な別の方法を提供するか或いは少なくとも大
衆が有用な選択を行えるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】これは、ブラシホルダ、
モータ端子及びPTCが、弾力性のクランプ手段によっ
て一緒に保持されるスタックアレーの少なくとも一部分
を形成するようなブラシ組立体を提供することによって
達成される。
モータ端子及びPTCが、弾力性のクランプ手段によっ
て一緒に保持されるスタックアレーの少なくとも一部分
を形成するようなブラシ組立体を提供することによって
達成される。
【0009】従って、本発明は、整流子にスライド接触
するように構成された遠位端を有するブラシアームと、
該ブラシアームを支持するブラシホルダと、モータ端子
と、該モータ端子をブラシホルダに電気的に接続するよ
うに構成されたPTCとを備えた電気モータのためのブ
ラシ組立体であって、ブラシホルダ、モータ端子及びP
TCが、弾力性のクランプ手段によって一緒に保持され
るスタックアレーの少なくとも一部分を形成するような
ブラシ組立体を提供する。
するように構成された遠位端を有するブラシアームと、
該ブラシアームを支持するブラシホルダと、モータ端子
と、該モータ端子をブラシホルダに電気的に接続するよ
うに構成されたPTCとを備えた電気モータのためのブ
ラシ組立体であって、ブラシホルダ、モータ端子及びP
TCが、弾力性のクランプ手段によって一緒に保持され
るスタックアレーの少なくとも一部分を形成するような
ブラシ組立体を提供する。
【0010】ブラシアームの遠位端には、使用中に整流
子に接触するブラシが取り付けられるか、又はこの遠位
端が整流子に直接接触される。後者の場合には、遠位端
は、整流子の接触部をなす形状にされるか又はそのよう
に被覆が施され、或いは良く知られたように整流子接触
部分を各々有する複数のフィンガを形成するように分割
される。
子に接触するブラシが取り付けられるか、又はこの遠位
端が整流子に直接接触される。後者の場合には、遠位端
は、整流子の接触部をなす形状にされるか又はそのよう
に被覆が施され、或いは良く知られたように整流子接触
部分を各々有する複数のフィンガを形成するように分割
される。
【0011】ブラシホルダは、ブラシアームと一体的に
形成できるが、ブラシアームを細長くし、ブラシアーム
の近位端にブラシホルダを溶接又はアップセットリベッ
トによって接続するのが一般的である。
形成できるが、ブラシアームを細長くし、ブラシアーム
の近位端にブラシホルダを溶接又はアップセットリベッ
トによって接続するのが一般的である。
【0012】好ましくは、弾力性のクランプ手段は、ブ
ラシ組立体が取り付けられるエンドキャップと一体的に
形成された弾力性フィンガより成り、これは、スタック
アレーを配置するようにエンドキャップに形成されたく
ぼみと共働し、スタックアレーをフィンガとくぼみの壁
との間にクランプする。
ラシ組立体が取り付けられるエンドキャップと一体的に
形成された弾力性フィンガより成り、これは、スタック
アレーを配置するようにエンドキャップに形成されたく
ぼみと共働し、スタックアレーをフィンガとくぼみの壁
との間にクランプする。
【0013】更に、フィンガの自由端付近にリップが形
成され、このリップは、スタックアレーの少なくとも一
部分を捕らえて、スタックアレーがくぼみから引き抜か
れるのを制止するように構成される。
成され、このリップは、スタックアレーの少なくとも一
部分を捕らえて、スタックアレーがくぼみから引き抜か
れるのを制止するように構成される。
【0014】或いは、弾力性クランプ手段はスプリング
クリップでもよく、これは、導電性でもよいしそうでな
くてもよい。スプリングクリップが非導電性の場合は、
これが端子及びブラシホルダを直接支持し、PTCを端
子とブラシホルダとの間に電気的接触状態でクランプす
る。
クリップでもよく、これは、導電性でもよいしそうでな
くてもよい。スプリングクリップが非導電性の場合は、
これが端子及びブラシホルダを直接支持し、PTCを端
子とブラシホルダとの間に電気的接触状態でクランプす
る。
【0015】スプリングクリップが導電性の場合には、
スタックアレーが絶縁部材を含み、スプリングクリップ
は、この絶縁部材と、端子又はブラシホルダのいずれか
とを支持し、PTCが端子とブラシホルダとの間に配置
されてこれらに電気的に接触されるようにスタックアレ
ーを一緒にクランプする。
スタックアレーが絶縁部材を含み、スプリングクリップ
は、この絶縁部材と、端子又はブラシホルダのいずれか
とを支持し、PTCが端子とブラシホルダとの間に配置
されてこれらに電気的に接触されるようにスタックアレ
ーを一緒にクランプする。
【0016】或いは、スプリングクリップは、端子又は
ブラシホルダのいずれかと一体的に形成され、絶縁部材
又はPTCのいずれかを直接支持して、PTCが端子を
ブラシホルダに電気的に接続するようにスタックアレー
を一緒にクランプする。
ブラシホルダのいずれかと一体的に形成され、絶縁部材
又はPTCのいずれかを直接支持して、PTCが端子を
ブラシホルダに電気的に接続するようにスタックアレー
を一緒にクランプする。
【0017】好ましくは、絶縁部材は、ブラシ組立体が
取り付けられるエンドキャップの内側に形成された壁で
あり、この壁は、端子及びブラシホルダの少なくとも一
方をエンドキャップ内に正確に配置するように構成され
る。
取り付けられるエンドキャップの内側に形成された壁で
あり、この壁は、端子及びブラシホルダの少なくとも一
方をエンドキャップ内に正確に配置するように構成され
る。
【0018】クランプ手段の弾力性は、PTCの厚みの
大きな裕度ずれを容易に受け入れると同時に、PTCと
モータ端子及びブラシホルダとの間に充分な接触圧力が
維持されるよう確保する。エンドキャップに形成された
壁を使用し、この壁の両側にモータ端子とブラシホルダ
が配置されるようにすることにより、端子及びブラシホ
ルダは、PTCの厚みの変化に係わりなくエンドキャッ
プ内に正確に位置設定される。モータ端子は、これが取
り付けられる機器との正しい嵌合を確保するために正確
に配置される必要があるが、ブラシホルダも、正しい位
置で整流子に接触して適切な整流を確保するためにはエ
ンドキャップ内に正確に配置される必要がある。
大きな裕度ずれを容易に受け入れると同時に、PTCと
モータ端子及びブラシホルダとの間に充分な接触圧力が
維持されるよう確保する。エンドキャップに形成された
壁を使用し、この壁の両側にモータ端子とブラシホルダ
が配置されるようにすることにより、端子及びブラシホ
ルダは、PTCの厚みの変化に係わりなくエンドキャッ
プ内に正確に位置設定される。モータ端子は、これが取
り付けられる機器との正しい嵌合を確保するために正確
に配置される必要があるが、ブラシホルダも、正しい位
置で整流子に接触して適切な整流を確保するためにはエ
ンドキャップ内に正確に配置される必要がある。
【0019】ある状況においては、PTCをモータ端子
又はブラシホルダのいずれかに半田付けすることが効果
的である。これは、非常に高い振動があるか又は動きの
激しい用途において付加的な固定性能を与えるだけでな
く、製造中に、PTCを組立ラインへもっていく前に他
の部品に半田付けし、組立ライン上でエンドキャップに
挿入される個別部品の個数を減少することもできる。
又はブラシホルダのいずれかに半田付けすることが効果
的である。これは、非常に高い振動があるか又は動きの
激しい用途において付加的な固定性能を与えるだけでな
く、製造中に、PTCを組立ラインへもっていく前に他
の部品に半田付けし、組立ライン上でエンドキャップに
挿入される個別部品の個数を減少することもできる。
【0020】高い振動又はおそらくは強い腐食を伴う用
途の場合には、端子、ブラシホルダ及びクリップが互い
に接触し及び/又はPTCと接触するところのそれらの
領域をスズメッキ又は半田被覆することが望まれる。P
TCは、通常、その端子にニッケルの表面被膜を有し、
これは、通常、充分な防食を果たす。
途の場合には、端子、ブラシホルダ及びクリップが互い
に接触し及び/又はPTCと接触するところのそれらの
領域をスズメッキ又は半田被覆することが望まれる。P
TCは、通常、その端子にニッケルの表面被膜を有し、
これは、通常、充分な防食を果たす。
【0021】又、本発明は、上記ブラシ組立体を組み込
んだ小型電気モータも提供する。
んだ小型電気モータも提供する。
【0022】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の好まし
い実施例を一例として詳細に説明する。図1は、永久磁
石直流型の小型電気モータを示している。このモータ
は、ロータ31と、深絞りのカン状ケーシング32と、
これを閉じるプラスチック材料のエンドキャップ33と
を有している。ケーシングは、ステータを形成する永久
磁石34と、端壁36に設けられたベアリング35とを
支持する。エンドキャップは、ベアリング35と、2つ
のブラシ組立体25、45とを支持し、各ブラシ組立体
は、モータ端子37(1つしか示されていない)と、ブ
ラシホルダ38と、ブラシリーフ39と、カーボンブラ
シ40とを支持する。ロータは、ベアリング35にジャ
ーナル軸受けされるシャフト41と、整流子42と、シ
ャフトに取り付けられた巻線型アーマチャ43とを備え
ている。このアーマチャ43は、ロータ巻線44が巻か
れるアームを有するスチール積層体のスタックより成
る。巻線44は、整流子42に接続される。電力は、整
流子42に接触するブラシ組立体を介してモータ端子3
7とロータ巻線44との間に伝達される。
い実施例を一例として詳細に説明する。図1は、永久磁
石直流型の小型電気モータを示している。このモータ
は、ロータ31と、深絞りのカン状ケーシング32と、
これを閉じるプラスチック材料のエンドキャップ33と
を有している。ケーシングは、ステータを形成する永久
磁石34と、端壁36に設けられたベアリング35とを
支持する。エンドキャップは、ベアリング35と、2つ
のブラシ組立体25、45とを支持し、各ブラシ組立体
は、モータ端子37(1つしか示されていない)と、ブ
ラシホルダ38と、ブラシリーフ39と、カーボンブラ
シ40とを支持する。ロータは、ベアリング35にジャ
ーナル軸受けされるシャフト41と、整流子42と、シ
ャフトに取り付けられた巻線型アーマチャ43とを備え
ている。このアーマチャ43は、ロータ巻線44が巻か
れるアームを有するスチール積層体のスタックより成
る。巻線44は、整流子42に接続される。電力は、整
流子42に接触するブラシ組立体を介してモータ端子3
7とロータ巻線44との間に伝達される。
【0023】通常、ブラシ組立体は同じものであり、そ
してモータ端子37がブラシ組立体の一体的部分である
のが有用である。ブラシ組立体は、通常、ベリリウム銅
のような導電性の弾力性材料で形成されたブラシリーフ
即ちブラシアーム39を有している。ブラシホルダ38
は、ブラシアームの一端に固定され、ブラシアームを支
持する。ブラシホルダ38は、黄銅のようなより堅牢な
材料で作られる。又、ブラシ組立体は、整流子接触部分
も備え、これは、カーボンブラシ40であるか又はブラ
シアームの遠位端に同様に取り付けられるか、或いは整
流子42に直接接触されるブラシアームの一部分であっ
てもよい。
してモータ端子37がブラシ組立体の一体的部分である
のが有用である。ブラシ組立体は、通常、ベリリウム銅
のような導電性の弾力性材料で形成されたブラシリーフ
即ちブラシアーム39を有している。ブラシホルダ38
は、ブラシアームの一端に固定され、ブラシアームを支
持する。ブラシホルダ38は、黄銅のようなより堅牢な
材料で作られる。又、ブラシ組立体は、整流子接触部分
も備え、これは、カーボンブラシ40であるか又はブラ
シアームの遠位端に同様に取り付けられるか、或いは整
流子42に直接接触されるブラシアームの一部分であっ
てもよい。
【0024】以上に述べた構造は、周知のものである。
しかしながら、図1にモータのエンドキャップは、1つ
の標準的なブラシ組立体25と、PTCを組み込んだ1
つのブラシ組立体とを有している。PTCブラシ組立体
(45)は、説明の目的で、図2及び3に示すものと同
様にのみ示すが、ここに述べる実施例のいずれの形態を
つることもできる。
しかしながら、図1にモータのエンドキャップは、1つ
の標準的なブラシ組立体25と、PTCを組み込んだ1
つのブラシ組立体とを有している。PTCブラシ組立体
(45)は、説明の目的で、図2及び3に示すものと同
様にのみ示すが、ここに述べる実施例のいずれの形態を
つることもできる。
【0025】図2及び3は、ブラシ組立体45をモータ
に取り付け、特に、エンドキャップ33の内面に取り付
ける1つの構成を示している。図2は、エンドキャップ
の内面を示しており、一方、図3は、図2のIII−I
II線に沿った部分断面図であって、ブラシ組立体がエ
ンドキャップにいかに固定されるかを示している。説明
を容易にするために、モータケーシング32の一部分
と、整流子42の一部分が示されている。
に取り付け、特に、エンドキャップ33の内面に取り付
ける1つの構成を示している。図2は、エンドキャップ
の内面を示しており、一方、図3は、図2のIII−I
II線に沿った部分断面図であって、ブラシ組立体がエ
ンドキャップにいかに固定されるかを示している。説明
を容易にするために、モータケーシング32の一部分
と、整流子42の一部分が示されている。
【0026】図2のエンドキャップには、2つのブラシ
組立体が取り付けられる。その一方25は、標準的なブ
ラシ組立体であり、そしてその他方45は、本発明によ
るブラシ組立体である。ブラシ組立体45は、正の係数
のサーミスタ又は同様の装置のような正の温度係数の素
子46を組み込んでおり、これは、一般にPTCと称さ
れる。好ましい素子は、レイケム・コーポレーションに
より「POLYSWITCH」サーキットプロテクタと
いう商標で市販されている導電性ポリマの正の温度係数
の抵抗器である。
組立体が取り付けられる。その一方25は、標準的なブ
ラシ組立体であり、そしてその他方45は、本発明によ
るブラシ組立体である。ブラシ組立体45は、正の係数
のサーミスタ又は同様の装置のような正の温度係数の素
子46を組み込んでおり、これは、一般にPTCと称さ
れる。好ましい素子は、レイケム・コーポレーションに
より「POLYSWITCH」サーキットプロテクタと
いう商標で市販されている導電性ポリマの正の温度係数
の抵抗器である。
【0027】ブラシ組立体45は、図4に明確に示され
ており、明瞭化のために分解して示されている。ブラシ
組立体は、モータ端子37と、ブラシホルダ38と、ブ
ラシアーム39と、PTC46とを備えている。図示さ
れたモータ端子37は、接点部分52から延びた細長い
端子部分51を有する雄型端子である。端子部分は、外
部電源に接触するように設計される。端子部分には、端
子37をエンドキャップ33に保持するためのとげ53
が形成されている。
ており、明瞭化のために分解して示されている。ブラシ
組立体は、モータ端子37と、ブラシホルダ38と、ブ
ラシアーム39と、PTC46とを備えている。図示さ
れたモータ端子37は、接点部分52から延びた細長い
端子部分51を有する雄型端子である。端子部分は、外
部電源に接触するように設計される。端子部分には、端
子37をエンドキャップ33に保持するためのとげ53
が形成されている。
【0028】ブラシホルダ38は、ブラシアーム39の
堅固な支持体即ちベースを形成し、通常は、黄銅又は同
様の材料である。ブラシホルダは、PTC46に接触す
るために、端子の接点部分52と同様の接点部分48を
有する。ブラシアーム39はベリリウム銅のストリップ
であり、その遠位端にはカーボンブラシ40が取り付け
られる。ブラシアームの近位端は、リベット、スポット
溶接又は同様の手順によってブラシホルダ38に固定さ
れる。例示の目的で、アップセットリベット47が示さ
れている。
堅固な支持体即ちベースを形成し、通常は、黄銅又は同
様の材料である。ブラシホルダは、PTC46に接触す
るために、端子の接点部分52と同様の接点部分48を
有する。ブラシアーム39はベリリウム銅のストリップ
であり、その遠位端にはカーボンブラシ40が取り付け
られる。ブラシアームの近位端は、リベット、スポット
溶接又は同様の手順によってブラシホルダ38に固定さ
れる。例示の目的で、アップセットリベット47が示さ
れている。
【0029】従って、PTC46は、端子37とブラシ
ホルダ38との間に物理的及び電気的に配置されて、ス
タックアレーを形成する。このアレーは、弾力性のクラ
ンプ手段によって一緒に保持され、アレーの一体性及び
種々の部品間の接触を維持する。又、PTCは、組立ラ
イン上で組み立てられる個別部品の数を減少するため
に、半田付けやレーザ溶接等によってモータ端子又はブ
ラシホルダのいずれかに永久的に取り付けることもでき
る。PTCは、ブラシアームがブラシホルダに固定され
るときにブラシホルダに取り付けることもできるし、或
いはエンドキャップ組立ラインから離れた位置でモータ
端子が形成されるときにこの端子に取り付けることもで
きる。
ホルダ38との間に物理的及び電気的に配置されて、ス
タックアレーを形成する。このアレーは、弾力性のクラ
ンプ手段によって一緒に保持され、アレーの一体性及び
種々の部品間の接触を維持する。又、PTCは、組立ラ
イン上で組み立てられる個別部品の数を減少するため
に、半田付けやレーザ溶接等によってモータ端子又はブ
ラシホルダのいずれかに永久的に取り付けることもでき
る。PTCは、ブラシアームがブラシホルダに固定され
るときにブラシホルダに取り付けることもできるし、或
いはエンドキャップ組立ラインから離れた位置でモータ
端子が形成されるときにこの端子に取り付けることもで
きる。
【0030】図3に戻ると、ブラシ組立体はエンドキャ
ップに内側から挿入されることが明らかである。ブラシ
組立体は、エンドキャップに形成されたくぼみ54内に
配置される。端子37の端子部分51は、外部から操作
できるようにエンドキャップ33の端子穴55に通され
る。とげ53は、端子穴55の端壁に食い込んで端子の
引き抜きに抵抗する。接点部分52は、端子穴55より
広く、端子37がホルダを通して完全に引き抜かれるの
を防止し、端子37を位置固定する。
ップに内側から挿入されることが明らかである。ブラシ
組立体は、エンドキャップに形成されたくぼみ54内に
配置される。端子37の端子部分51は、外部から操作
できるようにエンドキャップ33の端子穴55に通され
る。とげ53は、端子穴55の端壁に食い込んで端子の
引き抜きに抵抗する。接点部分52は、端子穴55より
広く、端子37がホルダを通して完全に引き抜かれるの
を防止し、端子37を位置固定する。
【0031】PTC46は、端子及びブラシホルダの接
点部分48、52間にサンドイッチされ、PTCにおい
て端子とブラシホルダとの間に電気的接触を確立する。
PTCは、前記したように、端子又はブラシホルダのい
ずれかに永久的に取り付けることができる。
点部分48、52間にサンドイッチされ、PTCにおい
て端子とブラシホルダとの間に電気的接触を確立する。
PTCは、前記したように、端子又はブラシホルダのい
ずれかに永久的に取り付けることができる。
【0032】エンドキャップ33と一体的に弾力性フィ
ンガ60が形成され、くぼみ54の壁の一部分を形成す
る。このフィンガ60は、ブラシホルダ38を支持する
ように構成されて、ブラシ組立体をくぼみ54の反対の
壁に対してクランプし、アレーの部品を電気的に接触さ
せる。このフィンガは、ブラシ組立体をくぼみに挿入す
るときに弾力で変形される。フィンガの弾力性は、PT
Cを含むことによるスタックの厚みのばらつきを容易に
受け入れるものである。フィンガ60には、その外端に
フック61が設けられている。このフックは、少なくと
もブラシホルダの外縁上に延び、くぼみからブラシホル
ダを軸方向に引き抜くのを防止するラッチを形成する。
ンガ60が形成され、くぼみ54の壁の一部分を形成す
る。このフィンガ60は、ブラシホルダ38を支持する
ように構成されて、ブラシ組立体をくぼみ54の反対の
壁に対してクランプし、アレーの部品を電気的に接触さ
せる。このフィンガは、ブラシ組立体をくぼみに挿入す
るときに弾力で変形される。フィンガの弾力性は、PT
Cを含むことによるスタックの厚みのばらつきを容易に
受け入れるものである。フィンガ60には、その外端に
フック61が設けられている。このフックは、少なくと
もブラシホルダの外縁上に延び、くぼみからブラシホル
ダを軸方向に引き抜くのを防止するラッチを形成する。
【0033】図5ないし9は、スプリングクリップ70
又は同様の形式の固定具が端子37をブラシホルダ38
に向けて押しやる一方、それらの間にPTCを電気的に
接続する別のクランプ構成体を示している。図5には、
非導電性のクリップが示されているが、図6のクリップ
は導電性である。図7、8及び9において、クリップ
は、端子又はブラシホルダのいずれかの一体的部分とし
て形成され、図8及び9では、端子とブラシホルダとの
間の電気的接続の重要な部分を形成する。
又は同様の形式の固定具が端子37をブラシホルダ38
に向けて押しやる一方、それらの間にPTCを電気的に
接続する別のクランプ構成体を示している。図5には、
非導電性のクリップが示されているが、図6のクリップ
は導電性である。図7、8及び9において、クリップ
は、端子又はブラシホルダのいずれかの一体的部分とし
て形成され、図8及び9では、端子とブラシホルダとの
間の電気的接続の重要な部分を形成する。
【0034】図5において、端子37、PTC46及び
ブラシホルダ38のスタックアレーは、スプリングクリ
ップ70によって一緒に保持される。端子は、前記と同
様にエンドキャップ33に取り付けられる。スプリング
クリップは、非導電性であるか、さもなくば、PTC4
6の短絡を防止するためにある形態の絶縁を必要とす
る。
ブラシホルダ38のスタックアレーは、スプリングクリ
ップ70によって一緒に保持される。端子は、前記と同
様にエンドキャップ33に取り付けられる。スプリング
クリップは、非導電性であるか、さもなくば、PTC4
6の短絡を防止するためにある形態の絶縁を必要とす
る。
【0035】図6において、クリップ70は導電性でも
よい。というのは、エンドキャップ33と一体的に形成
された壁67の形態の絶縁部材がスタックアレーの一部
分を形成し、クリップをブラシホルダから絶縁するから
である。又、壁67は、ブラシホルダをエンドキャップ
内に正確に位置設定する便利な手段も構成する。壁に
は、クリップ70を位置設定するためのノッチ71が形
成される。
よい。というのは、エンドキャップ33と一体的に形成
された壁67の形態の絶縁部材がスタックアレーの一部
分を形成し、クリップをブラシホルダから絶縁するから
である。又、壁67は、ブラシホルダをエンドキャップ
内に正確に位置設定する便利な手段も構成する。壁に
は、クリップ70を位置設定するためのノッチ71が形
成される。
【0036】図7は、図6と同様の構成を示すが、スプ
リングクリップはモータ端子と一体的に形成され、端子
を挿入すると、クリップも挿入され、端子37の引き抜
きを防止するとげ53は、クリップ70も固定する。
リングクリップはモータ端子と一体的に形成され、端子
を挿入すると、クリップも挿入され、端子37の引き抜
きを防止するとげ53は、クリップ70も固定する。
【0037】図8は、図7に対応する構成であり、スプ
リングクリップ70は、ブラシホルダ38と一体的に形
成される。又、クリップは、絶縁部材67ではなくPT
C46を直接支持する。従って、クリップは、端子とブ
ラシホルダとの間の電流路の重要な部分を形成する。こ
の構成の利点は、端子とブラシホルダが壁67によって
分離され且つそれに直接接触し、従って、PTC46の
厚みのばらつきに係わりなくエンドキャップ内に正確に
位置設定できることである。もちろん、この構成は、個
別のクリップ又は端子と一体的なクリップに使用するこ
ともできる。
リングクリップ70は、ブラシホルダ38と一体的に形
成される。又、クリップは、絶縁部材67ではなくPT
C46を直接支持する。従って、クリップは、端子とブ
ラシホルダとの間の電流路の重要な部分を形成する。こ
の構成の利点は、端子とブラシホルダが壁67によって
分離され且つそれに直接接触し、従って、PTC46の
厚みのばらつきに係わりなくエンドキャップ内に正確に
位置設定できることである。もちろん、この構成は、個
別のクリップ又は端子と一体的なクリップに使用するこ
ともできる。
【0038】図9は、モータ端子37’が雌型である場
合の実施例を示している。雄型の給電端子80は、モー
タ端子37’と給電端子80との間の相互作用を示すた
めにエンドキャップ33に挿入されて仮想線で示されて
いる。
合の実施例を示している。雄型の給電端子80は、モー
タ端子37’と給電端子80との間の相互作用を示すた
めにエンドキャップ33に挿入されて仮想線で示されて
いる。
【0039】この場合も、クリップ70は、端子37’
と一体的に形成され、そしてPTC46を直接支持す
る。スプリングの押しつけにより、PTCはブラシホル
ダに対して支持される。ブラシホルダ38は、絶縁壁6
7を使用することによりエンドキャップ33に正確に位
置設定される。又、壁67は、給電端子80のチャンネ
ル81の片面を形成する。モータ端子37’は接点部分
52’を有し、これは、給電端子80が挿入されたとき
弾力で横方向に変位して給電端子80を支持し、それと
電気的接触を形成するように配置される。
と一体的に形成され、そしてPTC46を直接支持す
る。スプリングの押しつけにより、PTCはブラシホル
ダに対して支持される。ブラシホルダ38は、絶縁壁6
7を使用することによりエンドキャップ33に正確に位
置設定される。又、壁67は、給電端子80のチャンネ
ル81の片面を形成する。モータ端子37’は接点部分
52’を有し、これは、給電端子80が挿入されたとき
弾力で横方向に変位して給電端子80を支持し、それと
電気的接触を形成するように配置される。
【0040】ブラシをもつブラシアームを例示したが、
本発明は、ワイパを使用するブラシ組立体や、整流子に
直接スライド接触されるブラシアームの部分であって多
数のフィンガリーフブラシ構成体を含むものにも等しく
適用できることが明らかであろう。又、雄型端子を主と
して示したが、この構成体は、図9を含むことによって
示したように、雌型端子にも等しく適用できる。
本発明は、ワイパを使用するブラシ組立体や、整流子に
直接スライド接触されるブラシアームの部分であって多
数のフィンガリーフブラシ構成体を含むものにも等しく
適用できることが明らかであろう。又、雄型端子を主と
して示したが、この構成体は、図9を含むことによって
示したように、雌型端子にも等しく適用できる。
【図1】本発明を適用できる小型PMDCモータの分解
斜視図である。
斜視図である。
【図2】本発明によるブラシ組立体が取り付けられたモ
ータエンドキャップを示す図である。
ータエンドキャップを示す図である。
【図3】図2のIII−III線に沿った部分断面図
で、ブラシ組立体とエンドキャップとの接続を示す図で
ある。
で、ブラシ組立体とエンドキャップとの接続を示す図で
ある。
【図4】図2のブラシ組立体の分解図である。
【図5】ブラシ組立体が非導電性クリップを組み込んだ
更に別の実施例を詳細に示す断面図である。
更に別の実施例を詳細に示す断面図である。
【図6】図5と同様であるが、ブラシ組立体が導電性ク
リップを組み込んだ別の実施例を示す断面図である。
リップを組み込んだ別の実施例を示す断面図である。
【図7】図6と同様であるが、導電性クリップがモータ
端子の一部分として形成された場合の図である。
端子の一部分として形成された場合の図である。
【図8】図6と同様であるが、導電性クリップがブラシ
ホルダの一部分として形成された場合の図である。
ホルダの一部分として形成された場合の図である。
【図9】図7と同様であるが、モータ端子が雌型の端子
として構成された場合の図である。
として構成された場合の図である。
25 標準ブラシ組立体 31 ロータ 32 ケーシング 33 エンドキャップ 34 永久磁石 35 ベアリング 37 モータ端子 38 ブラシホルダ 39 ブラシリーフ 40 カーボンブラシ 41 シャフト 42 整流子 43 アーマチャ 45 本発明のブラシ組立体 46 PTC 54 くぼみ 55 端子穴 60 フィンガ 61 フック 67 壁 70 スプリングクリップ
Claims (11)
- 【請求項1】 整流子にスライド接触するように構成さ
れた遠位端を有するブラシアームと、該ブラシアームを
支持するブラシホルダと、モータ端子と、該モータ端子
をブラシホルダに電気的に接続するように構成された正
の温度係数の素子(PTC)とを備えた電気モータのた
めのブラシ組立体において、上記ブラシホルダ、モータ
端子及びPTCが、弾力性のクランプ手段によって一緒
に保持されるスタックアレーの少なくとも一部分を形成
することを特徴とするブラシ組立体。 - 【請求項2】 上記弾力性のクランプ手段は、ブラシ組
立体が取り付けられるエンドキャップと一体的に形成さ
れた弾力性フィンガを備え、これは、スタックアレーが
配置されるようにエンドキャップに形成されたくぼみと
共働して、そのスタックアレーをこのフィンガとくぼみ
の壁との間にクランプする請求項1に記載のブラシ組立
体。 - 【請求項3】 上記フィンガの自由端の付近にリップが
形成され、このリップは、スタックアレーの少なくとも
一部分を捕らえて、くぼみからのスタックアレーの引き
抜きを制止する請求項2に記載のブラシ組立体。 - 【請求項4】 上記弾力性のクランプ手段は、スプリン
グクリップである請求項1に記載のブラシ組立体。 - 【請求項5】 上記スプリングクリップは、非導電性で
あり、上記端子及びブラシホルダを直接支持して、PT
Cを端子とホルダとの間に電気的接触状態でクランプす
る請求項4に記載のブラシ組立体。 - 【請求項6】 上記スタックアレーは絶縁部材を含み、
上記スプリングクリップは、この絶縁部材と、端子及び
ブラシホルダの一方とを支持し、PTCが端子とブラシ
ホルダとの間に配置されてそれらに電気的接触するよう
にスタックアレーを一緒にクランプする請求項4に記載
のブラシ組立体。 - 【請求項7】 上記スタックアレーは絶縁部材を含み、
上記スプリングクリップは、端子及びブラシホルダの一
方と一体的に形成され、そして絶縁部材及びPTCの一
方を直接支持して、PTCが端子をブラシホルダに電気
的に接続するようにスタックアレーを一緒にクランプす
る請求項4に記載のブラシ組立体。 - 【請求項8】 上記絶縁部材は、ブラシ組立体が取り付
けられるエンドキャップに形成された壁であり、この壁
は、端子及びブラシホルダの少なくとも一方をエンドキ
ャップ内に正確に位置設定するように構成される請求項
6又は7に記載のブラシ組立体。 - 【請求項9】 上記PTCは、モータ端子及びブラシホ
ルダの一方に半田付けされる請求項1ないし8のいずれ
かに記載のブラシ組立体。 - 【請求項10】 整流子をもつ巻線型ロータと、 開いた端及び閉じた端をもつカン状のハウジングと、 上記ハウジング内に配置される永久磁石ステータと、 上記ハウジングの開いた端を閉じるエンドキャップと、 上記ハウジング内にロータを回転可能に取り付けるため
に上記ハウジングの閉じた端及び上記エンドキャップに
より支持されるベアリングと、 上記整流子を経て巻線型ロータへ電力を供給するように
エンドキャップに取り付けられた第1及び第2のブラシ
組立体とを備え、各ブラシ組立体は、モータ端子と、ブ
ラシホルダと、ブラシアームと、該ブラシアームに取り
付けられそして整流子にスライド接触されるカーボンブ
ラシとを備え、第1のブラシ組立体は、更に、モータ端
子とブラシホルダとの間に電気的に配置されたPTC
と、ブラシホルダに一体的に形成されたスプリングクリ
ップとを備え、該スプリングクリップは、PTCをブラ
シホルダに向けて押しやるようにPTCを支持しそして
PTCをモータ端子に対してクランプする一方、モータ
端子及びブラシホルダを、エンドキャップと一体的に形
成された絶縁壁の各側にクランプして、ブラシホルダ及
びモータ端子をエンドキャップに対して正確に位置設定
することを特徴とする小型PMDCモータ。 - 【請求項11】 PTCがモータ端子に半田付けされる
請求項10に記載のブラシ組立体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB9321784:2 | 1993-10-22 | ||
GB939321784A GB9321784D0 (en) | 1993-10-22 | 1993-10-22 | Brush assembly |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07163096A true JPH07163096A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=10743943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6255485A Withdrawn JPH07163096A (ja) | 1993-10-22 | 1994-10-20 | ブラシ組立体 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0650243A1 (ja) |
JP (1) | JPH07163096A (ja) |
KR (1) | KR950012984A (ja) |
CN (1) | CN1114794A (ja) |
BR (1) | BR9404179A (ja) |
CZ (1) | CZ261294A3 (ja) |
GB (1) | GB9321784D0 (ja) |
PL (1) | PL305541A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018137847A (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-30 | 日本電産コパル株式会社 | Dcモータ |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3699644B2 (ja) * | 2000-02-10 | 2005-09-28 | アスモ株式会社 | 給電端子内蔵モータ |
WO2016055066A1 (en) * | 2014-10-08 | 2016-04-14 | Vestas Wind Systems A/S | Method and test tool for adjusting brush holders in slip ring systems |
CN106451878A (zh) * | 2016-09-18 | 2017-02-22 | 深圳市创佳兴电子有限公司 | 一种电机 |
FR3098049B1 (fr) * | 2019-06-27 | 2023-02-10 | Valeo Equip Electr Moteur | Palier plastique pour machine électrique tournante |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2458991C3 (de) * | 1973-12-28 | 1980-11-20 | Mabuchi Motor Co., Ltd., Tokio | Bürstenanordnung für einen Miniaturmotor |
US4698614A (en) * | 1986-04-04 | 1987-10-06 | Emerson Electric Co. | PTC thermal protector |
US5010264A (en) * | 1988-09-09 | 1991-04-23 | Mabuchi Motor Co., Ltd. | Miniature motor having positive-coefficient thermistor |
JPH03155353A (ja) * | 1989-11-13 | 1991-07-03 | Nkk Corp | 小型直流モーター |
GB9109194D0 (en) * | 1991-04-29 | 1991-06-19 | Johnson Electric Sa | A thermally protected electric motor |
-
1993
- 1993-10-22 GB GB939321784A patent/GB9321784D0/en active Pending
-
1994
- 1994-10-18 EP EP94307612A patent/EP0650243A1/en not_active Withdrawn
- 1994-10-20 JP JP6255485A patent/JPH07163096A/ja not_active Withdrawn
- 1994-10-20 BR BR9404179A patent/BR9404179A/pt not_active Application Discontinuation
- 1994-10-21 CZ CZ942612A patent/CZ261294A3/cs unknown
- 1994-10-21 PL PL94305541A patent/PL305541A1/xx unknown
- 1994-10-21 KR KR1019940027015A patent/KR950012984A/ko not_active Application Discontinuation
- 1994-10-22 CN CN94119641A patent/CN1114794A/zh active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018137847A (ja) * | 2017-02-20 | 2018-08-30 | 日本電産コパル株式会社 | Dcモータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0650243A1 (en) | 1995-04-26 |
GB9321784D0 (en) | 1993-12-15 |
PL305541A1 (en) | 1995-05-02 |
KR950012984A (ko) | 1995-05-17 |
CZ261294A3 (en) | 1995-05-17 |
CN1114794A (zh) | 1996-01-10 |
BR9404179A (pt) | 1995-06-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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