JPH05269232A - ゴルフ練習機 - Google Patents

ゴルフ練習機

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Publication number
JPH05269232A
JPH05269232A JP7179492A JP7179492A JPH05269232A JP H05269232 A JPH05269232 A JP H05269232A JP 7179492 A JP7179492 A JP 7179492A JP 7179492 A JP7179492 A JP 7179492A JP H05269232 A JPH05269232 A JP H05269232A
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JP
Japan
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load
stance
subject
ball
right feet
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Application number
JP7179492A
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English (en)
Inventor
Hideji Tamenaga
秀司 為永
Nobuya Morimoto
信矢 森本
Masayuki Kasu
政幸 加洲
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被験者のスタンス状態、例えばオープンスタ
ンス、クローズスタンス、スクエアスタンス等のスタン
ス状態を、的確に判断することができるゴルフ練習機を
提供すること。 【構成】 スイング台1が、被験者の左右の足夫々に対
応する荷重中心を検出できるように各独立に荷重検出セ
ンサDを備えた複数個の荷重測定台10,11からな
り、荷重測定台10,11の荷重検出センサDの検出情
報に基づいて、被験者の左右の足夫々の代表点を結ぶス
タンス方向と予め設定された基準打球飛行方向との交差
角度を検出して、この検出結果を表示するように構成さ
れているゴルフ練習機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クラブを把持して打球
動作する被験者を乗せ、荷重検出センサを備えるスイン
グ台と、前記荷重検出センサの検出情報に基づいて前記
スイング台にかかる荷重又は荷重中心を測定する測定手
段と、その測定手段の測定情報を一定時間毎にサンプリ
ングしてデータを順次記憶する記憶手段と、その記憶手
段の記憶情報に基づいて打球動作中の記憶情報を表示す
る表示手段とが設けられたゴルフ練習機に関する。
【0002】
【従来の技術】かかるゴルフ練習機において、従来で
は、被験者がスイング台上で打球動作を行うとき、左右
の足夫々の荷重及び荷重中心を各独立に荷重センサを備
えた複数個の荷重測定台により測定し、この測定結果に
基づいて、被験者の左右の足の足形、その足形のスイン
グ台上での位置、左右の足夫々の荷重中心軌跡、及び体
全体の荷重中心軌跡を検出し、これらの検出結果を表示
手段に表示させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般にゴルフ練習にお
いて、被験者は自分のスタンス状態がどういう状態なの
か、例えばクローズスタンスなのか、オープンスタンス
なのか、スクエアスタンスなのかを知ることにより、練
習を効果的に行うことができる。しかし、上記従来のゴ
ルフ練習機では、被験者は表示手段上の被験者の左右の
足形又は左右の荷重中心軌跡の表示等を見ただけでは、
被験者のスタンス状態がどういう状態にあるのかを把握
することは困難であった。本発明は、上記実情に鑑みて
為されたものであって、その目的は、被験者のスタンス
状態を、的確に判断することができるゴルフ練習機を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によるゴルフ練習
機は、クラブを把持して打球動作する被験者を乗せ、荷
重検出センサを備えるスイング台と、前記荷重検出セン
サの検出情報に基づいて前記スイング台にかかる荷重又
は荷重中心を測定する測定手段と、その測定手段の測定
情報を一定時間毎にサンプリングしてデータを順次記憶
する記憶手段と、その記憶手段の記憶情報に基づいて打
球動作中の記憶情報を表示する表示手段とが設けられた
ものであって、第1特徴構成は、前記スイング台が、被
験者の左右の足夫々に対応する荷重中心を検出できるよ
うに各独立に荷重検出センサを備えた複数個の荷重測定
台からなり、前記複数個の荷重測定台の荷重検出センサ
の検出情報に基づいて、被験者の左右の足夫々の代表点
を結ぶスタンス方向を検出し、且つ、そのスタンス方向
と予め設定された基準打球飛行方向との平面視での交差
角度を求める交差角度検出手段が設けられ、前記表示手
段が前記交差角度検出手段にて求められた前記交差角度
を表示するように構成されている点にある。第2特徴構
成は、前記交差角度検出手段が、打球動作開始時点以前
における被験者の左右の足夫々の荷重中心の平均値を前
記代表点として求め、それら一対の前記代表点を結ぶ方
向を前記スタンス方向として検出するように構成されて
いる点にある。第3特徴構成は、被験者の左右の足夫々
に対応する前記一対の代表点の間隔を検出する間隔検出
手段が設けられ、前記表示手段が前記間隔検出手段にて
求められた前記間隔を表示するように構成されている点
にある。
【0005】
【作用】第1特徴構成によれば、交差角度検出手段が、
複数個の荷重測定台の荷重検出センサの検出情報に基づ
いて、例えば被験者が打球動作を行ったときの左右の足
夫々に対応する荷重中心の移動軌跡に基づいて、被験者
の左右の足夫々の代表点を結ぶスタンス方向を検出し、
且つ、そのスタンス方向と予め設定された基準打球飛行
方向との平面視での交差角度を検出する。そして、例え
ばグラフィック表示装置などの表示手段に、前記交差角
度検出手段の検出結果が表示される。第2特徴構成によ
れば、前記交差角度検出手段が、被験者が打球動作を行
ったときの左右の足夫々に対応する荷重中心の移動軌跡
に基づいて、打球動作開始時点以前における被験者の左
右の足夫々の荷重中心の平均値を結んだ方向をスタンス
方向として検出する。第3特徴構成によれば、間隔検出
手段が、複数個の荷重測定台の荷重検出センサの検出情
報に基づいて、被験者の左右の足夫々の代表点の間隔を
検出し、そして、例えばグラフィック表示装置などの表
示手段に、前記間隔検出手段の検出結果が表示される。
【0006】
【発明の効果】第1特徴構成によれば、被験者の左右の
足夫々の前記代表点を結ぶスタンス方向の基準打球飛球
方向との交差角度が、つまりスタンス方向の傾き角度
が、具体的な数値にて表示されるため、被験者は自分の
スタンスの状態がオープンスタンス状態なのか、クロー
ズスタンス状態なのか、スクエアスタンス状態なのかを
判断することができ、しかもそれらのスタンス状態の度
合いを的確に掌握することができる。第2特徴構成によ
れば、左右の足の荷重がどんなバランスをした状態、例
えば左足の荷重中心は踵側にあり右足の荷重中心は爪先
側にあるというような状態であっても、的確にスタンス
状態を判断することができる。つまり、左右の足の位置
はスクエアスタンス状態であっても左足の荷重中心は踵
側にあり右足の荷重中心は爪先側にあるというような場
合、スタンス状態はオープンスタンス状態にあると考え
られるが、このようなスタンス状態を、打球動作開始時
点以前における被験者の左右の足夫々の荷重中心の平均
値を結ぶ方向を検出することによって的確に判断するこ
とができる。第3特徴構成によれば、被験者の左右の足
夫々の代表点の間隔が具体的な数値にて表示されるた
め、被験者は自分の左右の足の幅を、的確に判断するこ
とができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明のゴルフ練習機の実施例につい
て図面に基づいて説明する。図1、図2及び図3中、1
はスイング台、2はティースタンド、3は処理装置、4
は表示手段としての表示装置である。本実施例のゴルフ
練習機は、打球動作中に、スイング台1に備えられた荷
重検出センサDの検出データを処理装置3で処理して、
荷重又は荷重中心の時系列データとして一旦記憶してお
き、このデータに基づいて、足形検出手段Fが足形を検
出し、交差角度検出手段Tがスタンスの傾き角度を検出
し、さらに、間隔検出手段Uがスタンスの間隔を検出し
て、打球動作終了後にこれらの検出結果を表示させるも
のであり、以下、各装置毎に説明する。
【0008】スイング台1は、左右の足夫々に対応した
2つの荷重測定台10,11からなり、左足の荷重測定
台10は荷重検出センサDとしての4個のロードセル1
2,13,14,15によって4隅を支持されており、
右足の荷重測定台11は荷重検出センサDとしての4個
のロードセル16,17,18,19によって4隅を支
持されている。スイング台1上ではクラブCを把持した
被験者が打球動作を行う。このとき、スイング台1にか
かる荷重は2つの荷重測定台10,11を支持している
8個のロードセル12,13,14,15,16,1
7,18,19によって分担され、これらの出力から後
述のようにして被験者の荷重及び荷重中心、そしてさら
に、被験者の左右の足夫々に対応する荷重中心が求めら
れる。
【0009】ティースタンド2には球24を載置する載
置具25が装着されている。そして、球24をセットす
る位置のクラブヘッド通路を挟んだ向こう側に球24の
存否を検出して、新たな打球動作を開始する際のリセッ
トスイッチとして機能すると共に打球相当時点を検出す
る反射形光センサ21を備え、又、バックスイング側の
クラブヘッド通過位置に、上記と同様に設置された反射
形光センサからなりクラブCのバックスイング側への移
動を検出するクラブ検出手段22が備えられている。
尚、制御箱26は反射形光センサ21及びクラブ検出手
段22の駆動回路を内蔵している。
【0010】処理装置3は、荷重及び荷重中心を求める
ための演算処理や装置のシーケンス制御等を行う演算処
理手段31、各種データの受渡しを行うI/Oインター
フェース32、荷重及び荷重中心の測定情報を記憶する
記憶手段としての記憶装置33、装置の動作モードを選
択したり各種のコメントを入力する指令手段34、測定
情報等を保存しておく外部記憶装置35等からなってい
る。表示装置4は、グラフィック表示装置41とプロッ
タ42からなり、グラフィック表示装置41には荷重中
心の移動軌跡が、プロッタ42には荷重の時間変化が表
示されるが、両者の表示を切り換えることも可能であ
る。
【0011】次に、荷重及び荷重中心を求める過程につ
いて説明する。クラブCを把持した被験者は、スイング
台1上のほぼ中央に、2つの荷重測定台10,11に左
右の足を夫々乗せる形で立ってスタンスをとる。被験者
が左足を乗せる荷重測定台10を例にとって説明する
と、荷重測定台10の4隅にあるロードセル12,1
3,14,15の出力に対しては荷重変換器100にお
ける零調整により、夫々予め台荷重を相殺してあるか
ら、その出力W1,W2,W3,W4の合計WLが荷重
測定台10上に乗った被験者の左足の荷重になる。すな
わち、 WL=W1+W2+W3+W4 さらにこのとき、荷重のかかる位置と4つのロードセル
12〜15の設置位置との関係によって、夫々のロード
セルの分担出力が異なるのでこれらの出力から荷重測定
台10にかかる荷重の荷重中心を求めることができる。
すなわち、図1中のロードセル12を原点として表現す
る荷重中心の左右方向成分Xと前後方向成分Yは、4個
のロードセル12〜15がX方向の幅がa、Y方向の幅
がbの長方形の荷重測定台10の4隅に配置されている
場合には、 X=(W2+W3)×a/WL Y=(W3+W4)×b/WL から求めることができる。尚、ロードセル12,13,
14,15の配置が長方形の4隅にない場合でも、ロー
ドセルの幾何学的な配置に固有の補正を行うことによっ
て、荷重中心を求めることができる。又、ロードセルは
3個以上配設されておればスイング台1にかかる荷重中
心を求めることができる。被験者が右足を乗せる荷重測
定台11も、荷重測定台10と同じ構成とされており、
上記と同様にして荷重測定台11にかかる荷重の荷重中
心を求めることができる。又、被験者の両足つまり体全
体の荷重及び荷重中心については、荷重測定台11にか
かる荷重をWRとすると、上記左足の場合と同様に、ロ
ードセル16〜19の出力W5〜W8から、 WR=W5+W6+W7+W8 体全体の荷重WTは、 WT=WL+WR で求まり、さらに荷重中心は、被験者の左足に対応する
荷重中心と右足に対応する荷重中心の間の距離をLとす
ると、左右の荷重中心を結ぶ線分上で、左足に対応する
荷重中心から、 WR×L/WT 離れた位置にあり、これを演算にて求めれば良い。
【0012】図3に示す如く、8個のロードセル12〜
15及び16〜19の各出力W1〜W4及びW5〜W8
は測定ブリッジ回路とA/D変換器を備えた荷重変換器
16で、前述の如くスイング台1の重量を補償した後、
一定時間毎にサンプリングされて、デジタル量となる。
そして、I/Oインターフェース32を介して、処理装
置3に順次取り込まれる。被験者の荷重WT、荷重中心
及び左右の足夫々に対応する荷重中心は、処理装置3中
の演算処理手段31により、前述の式に従って求められ
る。そして、求められた荷重及び荷重中心の時系列デー
タは一旦、記憶装置33に記憶される。従って、演算処
理手段31、記憶装置33は制御手段(S)として機能
する。
【0013】次に、足形検出手段Fとして機能する演算
処理手段31が、被験者の足形を検出する過程について
説明する。被験者が2つの荷重測定台10,11に左右
の足夫々を乗せて、スイング台1上に立ち、体を前後方
向に揺動すると、図4に示すように、左右の足夫々で爪
先から踵にかけて左右の足夫々の荷重中心が、移動軌跡
51,52の如く移動する。演算処理手段31は、この
荷重中心値データから最小二乗法又はハフ変換等の直線
近似法にて直線を求め、この直線上で左右の足夫々の荷
重中心データの足前後方向での最大値53,55に対応
する点を図5に示すように爪先側荷重中心相当点H,J
とし、最小値54,56に対応する点を踵側荷重中心相
当点I,Kとして、この荷重中心相当点HとIを結ぶ直
線61及びJとKを結ぶ直線62を求める。さらに、演
算処理手段31は、前記直線61,62の両横側及び前
後側方向に所定の幅を加えた領域を足形63,64とし
て検出し、その足形のスイング台1上での位置を、左右
の足夫々に対応して検出するように構成されている。
尚、具体的に足形63,64は次のようにして求められ
る。図5の如く、上記の直線61,62の長短に応じて
長さが長いほど足幅が広くなるように左右の足幅65を
決定し、直線61,62の左右方向に前記足幅65を設
けて足の左右方向の領域を決定し、前後方向の足幅は左
右方向の足幅65と同様の足幅に設定し、前記荷重中心
相当点H,I,J,Kを中心にして描いた半径が前記足
幅65の円弧にて足の前後方向の領域を決定している。
【0014】又、演算処理手段31は、次のようにして
上記直線61,62を求め、この直線をもとにして上記
の如く足形63,64を検出することもできる。左右の
足夫々の荷重中心データの足前後方向での最大値53,
55を爪先側荷重中心相当点H,Jとし、最小値54、
56を踵側荷重中心相当点I,Kとして、HとIを結ぶ
直線61及びJとKを結ぶ直線62を求める。
【0015】次に、交差角度検出手段Tとして機能する
演算処理手段31が、荷重測定台10,11の荷重検出
センサDの検出情報に基づいて、打球動作開始時点以前
における被験者の左右の足夫々の荷重中心の平均値を代
表点として求め、それら一対の前記代表点を結ぶ方向を
スタンス方向として検出し、そのスタンス方向と予め設
定された基準打球飛行方向との平面視での交差角度θを
検出する過程について説明する。まず、打球動作の開始
時点の検出は、演算処理手段31が、クラブ検出手段2
2が、反射形光センサ21にて検出される打球相当時点
の直前を除き、最後にクラブのバックスング側への移動
を検出したときを打球動作開始時点として検出する。そ
して、図6において、演算処理手段31が、打球動作開
始時点以前における被験者の左右の足夫々の荷重中心点
の平均値73,74を求め、この平均値73,74を結
ぶスタンス線75をスタンス方向として検出する。そし
て、このスタンス線75と上記左足の荷重中心点73を
通る予め設定された基準打球飛行方向に平行な線aとの
平面視での交差角度θを検出する。よって、被験者のス
タンス状態がオープンスタンス状態の場合は上記交差角
度θの値は正であり、クローズスタンス状態の場合は負
となり、スクエアスタンス状態の場合は零近傍の値とな
る。尚、上記基準打球飛行方向の線aは、スイング台1
上にX方向と平行に設けられている。次に、間隔検出手
段Uとして機能する演算処理手段31が、上記の線75
の長さをスタンスの間隔Lとして検出する。
【0016】以下に、この装置の使用状態における動作
について図7のフローチャートに基づいて説明する。図
7のフローチャートにおいて、図示しない電源スイッチ
を投入して装置を起動させた後、指令手段34より装置
の動作モードの設定を行う。動作モードには、足形検出
手段Fにて足形を検出して検出した足形をグラフィック
表示装置41上に表示させる足形表示モードと、足形の
検出及び表示をさせない非表示モードの2つのモードが
ある。動作モードの設定を終了したとき、動作モードが
足形表示モードに設定されていなければ、次の載置具2
5上の球24の有無を検出する位置に進み、足形表示モ
ードに設定されていれば、上記の如く被験者の足形及び
足形のスイング台1上での位置を検出して、グラフィッ
ク表示装置41上に表示して、載置具25上の球24の
有無を検出する位置に進む。反射形光センサ21にて、
載置具25上に球24が置かれているかどうかを検出し
て、球24が載置具25上にない場合、荷重検出センサ
Dの検出データを取り込み、演算処理して体全体の荷重
中心及び左右の足夫々に対応する荷重中心を求め、グラ
フィック表示装置41上に点表示すべく、画面制御を行
う。画面制御を行ったのち指令手段34のモード変更ス
イッチが押されていれば、動作モード設定前に戻り、押
されていなければ球24の有無を検出する位置に戻る。
【0017】球24が載置具25上に載置されている
と、グラフィック表示装置41の画面及び前回の記憶デ
ータをクリアする。その後、荷重検出センサDの検出デ
ータを取り込んで、体全体の荷重及び荷重中心、さらに
左右の足夫々に対応する荷重中心を演算処理によって求
め記憶装置33に記憶する。荷重中心の演算結果は、グ
ラフィック表示装置41に夫々点表示される。その後、
打球動作がまだ終了していなければ、荷重検出センサD
の検出データ取り込み位置に戻る。打球動作が終了して
いれば、すなわち、打球相当時点から設定時間経過して
いれば、図8に示すような体全体の荷重中心の移動軌跡
76及び左右の足夫々に対応する荷重中心の移動軌跡7
1,72を、足形63,64と共にグラフィック表示装
置41に表示し、且つ、交差角度検出手段Tの検出結果
である交差角度θ及び間隔検出手段Uの検出結果である
間隔Lも合わせてグラフィック表示装置41に表示す
る。さらに前記体全体の荷重中心の移動軌跡76上に打
球動作開始時点以前における被験者の体全体の荷重中心
の平均値77を表示し,前記左右の足の荷重中心の移動
軌跡73,74上に打球動作開始時点以前における被験
者の左右の足夫々の荷重中心の平均値73,74を表示
する。そして、図9に示すような体全体荷重の時間変化
のデータをプロッタ42に表示する。この際、打球動作
中のデータが選択的に表示されるが、打球動作の開始時
点の検出は、クラブ検出手段22によって前記の如く検
出され、打球動作の終了時点の検出は、反射形光センサ
21が球24の有無によって検出する打球相当時点から
設定時間経過後を終了時点として検出する。その後、球
24の有無を検出する位置に戻る。
【0018】〔別実施例〕上記実施例では、荷重測定台
を2つとしているが、2つ以上でも良いし、体全体の荷
重及び荷重中心を測定する荷重検出台を別に設けて、前
記荷重検出台10,11と2段重ねに配置しても良い。
上記実施例のグラフィック表示装置41に、足形、体全
体の荷重中心軌跡、左右の足夫々に対応する荷重中心軌
跡、交差角度θ及び間隔Lの検出情報あるいは測定情報
を同時に表示させているが、これらのうちの1つを、あ
るいは適宜組み合わせたものを表示させても良い。上記
実施例の荷重及び荷重中心に関する各測定情報を、処理
装置3中の外部記憶装置35に記憶して測定情報を保存
しておき、必要に応じて読み出して表示装置4に表示さ
せるようにしても良い。
【0019】上記実施例では、被験者の左右の足夫々の
代表点73,74を打球動作開始時点以前における被験
者の左右の足夫々の荷重中心の平均値に設定していた
が、この代表点73,74は、前記足形検出手段Fで検
出した左右の足の爪先側荷重相当点H,Jに設定しても
良いし、左右の足の踵側荷重相当点I,Kに設定しても
良い。又、反射形光センサ21及びクラブ検出手段22
にて検出される打球動作開始時点、トップ時点、又はイ
ンパクト時点等の経過時間での左右の足夫々の荷重中心
を前記一対の代表点としても良い。
【0020】上記実施例の交差角度検出手段Tにおい
て、基準打球飛行方向の線aは、スイング台1上にX方
向と平行に設けられているが、スイング台上に自由な方
向に線を設けて、その線に平行な方向を前記基準打球飛
行方向として設定しても良いし、例えば前方の旗等の打
球目標と球載置点とを結ぶ方向を前記基準打球飛行方向
として設定しておいても良い。又、球載置部前方に光セ
ンサ等の打球方向検出手段を設けて打球方向を検出さ
せ、この検出した打球方向を前記基準打球飛行方向とし
て設定できるように構成しても良い。これによって、被
験者は、用途に合わせて基準打球方向を自由に設定して
やることができ、一層効果的に練習を行うことができ
る。
【0021】上記実施例では、荷重測定台の検出センサ
の検出情報に基づいてスタンス方向の傾き角度θとスタ
ンスの間隔Lを検出しているが、次のように、球とスタ
ンスとの距離、又はスタンス中心点と被験者の左右方向
における球の位置との関係を、荷重測定台の検出センサ
の検出情報に基づいて検出し、これらの検出情報を表示
手段に表示するようにしても良い。図10において、球
とスタンスとの距離は、球の載置点78から基準打球飛
行方向の線aに垂直に線bを引き、この線bとスタンス
線75との交点を点79とし、この点79と球の載置点
78との間隔Mを検出することにより求められる。そし
て、スタンス中心点と被験者の左右方向における球の位
置との関係は、スタンス線75の中心点80と上記点7
9との間隔Nを求め、この間隔Nとスタンス線75の長
さであるスタンスの間隔Lとにより、間隔Nのスタンス
の間隔Lに対する割合Pで求められる。 P=(N/L)×100 (%) 従って、上記間隔Mによって、球と被験者との距離を判
断することができ、上記割合Pによって、球の位置がス
タンス中心点よりどれくらい左足側にあるのか、又はど
れくらい右足側にあるのかを正確に判断することができ
る。
【0022】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したゴルフ練習機の平面図
【図2】本発明を適用したゴルフ練習機の側面図
【図3】ブロック図
【図4】足形検出の説明図
【図5】足形検出の説明図
【図6】スタンス状態検出の説明図
【図7】制御フローチャート
【図8】荷重中心の移動軌跡の表示例
【図9】荷重の時間変化の表示例
【図10】別実施例にかかるスタンス状態検出の説明図
【符号の説明】
1 スイング台 4 表示手段 10,11 荷重測定台 33 記憶手段 34 指令手段 53,55 左右の足夫々の荷重中心データの足前後方
向での最大値 54,56 左右の足夫々の荷重中心データの足前後方
向での最小値 61,62 直線 63,64 足形 C クラブ D 荷重検出センサ L 間隔 S 制御手段 T 交差角度検出手段 U 間隔検出手段 θ 交差角度

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クラブ(C)を把持して打球動作する被
    験者を乗せ、荷重検出センサ(D)を備えるスイング台
    (1)と、前記荷重検出センサ(D)の検出情報に基づ
    いて、打球動作中における前記スイング台(1)にかか
    る荷重又は荷重中心を表示手段(4)に表示させる制御
    手段(S)が設けられたゴルフ練習機であって、 前記スイング台(1)が、被験者の左右の足夫々に対応
    する荷重中心を検出できるように各独立に荷重検出セン
    サ(D)を備えた複数個の荷重測定台(10,11)か
    らなり、 前記複数個の荷重測定台(10,11)の荷重検出セン
    サ(D)の検出情報に基づいて、被験者の左右の足夫々
    の代表点を結ぶスタンス方向を検出し、且つ、そのスタ
    ンス方向と予め設定された基準打球飛行方向との平面視
    での交差角度(θ)を求める交差角度検出手段(T)が
    設けられ、前記表示手段(4)が前記交差角度検出手段
    (T)にて求められた前記交差角度(θ)を表示するよ
    うに構成されているゴルフ練習機。
  2. 【請求項2】 前記交差角度検出手段(T)が、打球動
    作開始時点以前における被験者の左右の足夫々の荷重中
    心の平均値を前記代表点として求め、それら一対の前記
    代表点を結ぶ方向を前記スタンス方向として検出するよ
    うに構成されている請求項1記載のゴルフ練習機。
  3. 【請求項3】 被験者の左右の足夫々に対応する前記一
    対の代表点の間隔を検出する間隔検出手段(U)が設け
    られ、前記表示手段(4)が前記間隔検出手段(U)に
    て求められた前記間隔(L)を表示するように構成され
    ている請求項1又は2記載のゴルフ練習機。
JP7179492A 1992-03-30 1992-03-30 ゴルフ練習機 Pending JPH05269232A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102650053B1 (ko) * 2023-11-06 2024-03-21 주식회사 오투랩 체형 및 근골격 측정 기반의 동작 분석 장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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