JPH0526919B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0526919B2
JPH0526919B2 JP27703084A JP27703084A JPH0526919B2 JP H0526919 B2 JPH0526919 B2 JP H0526919B2 JP 27703084 A JP27703084 A JP 27703084A JP 27703084 A JP27703084 A JP 27703084A JP H0526919 B2 JPH0526919 B2 JP H0526919B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
top sheet
core plate
resin
pattern
front side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP27703084A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61151391A (ja
Inventor
Yoshifumi Tanaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP27703084A priority Critical patent/JPS61151391A/ja
Publication of JPS61151391A publication Critical patent/JPS61151391A/ja
Publication of JPH0526919B2 publication Critical patent/JPH0526919B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、表面に凸模様が施された扉板及びそ
の製造方法に関するものである。
〔背景技術〕
扉板に重厚な装飾効果を与えるために、扉板の
表面に凸模様を施すことがなされる。しかしこの
ような凸模様の加工は通常手作業による切削や機
械作業による切削で彫刻の手法によつてなされる
ものであり、加工に手間が掛かると共に凸模様部
分に微細な凹凸が生じて平滑に仕上げることが難
しいものであつた。
〔発明の目的〕
本発明は、上記の点に鑑みて為されたものであ
り、凸模様の加工を切削によることなく簡単にお
こなうことができ、しかも平滑に仕上げることの
できる扉板及びその製造方法を提供することを目
的とするものである。
〔発明の開示〕
しかして本発明に係る扉板は、表面シート2が
芯板1の表側面に沿わせられ且つ芯板1の側端面
から裏面側にかけて貼り付けられており、芯板1
の表側面と表面シート2との間に模様形成部分の
みにおいて樹脂3が充填されてこの樹脂3によつ
て表面シート2には盛り上がつた凸模様4が形成
されて成ることを特徴とするものであり、また本
発明に係る扉板の製造方法は、芯板1の表面側に
芯板1の端部に至る樹脂導入溝5を凹設し、芯板
1の表側面に表面シート2を配設して芯板1の裏
側へ屈曲させた表面シート2の両側端部を芯板1
に貼り付け、模様形成用凹所6を有する成形用型
板7によつて表面シート2を芯板1の表側面に押
え付け、しかるのちに樹脂導入溝5から成形用型
板7の模様形成用凹所6部分において芯板1と表
面シート2との間に樹脂3を充填させ、充填され
る樹脂3で模様形成用凹所6内に表面シート2を
凸曲させて凸模様4を形成させることを特徴とす
るものであり、凸模様4が樹脂3の充填で形成さ
るようにして上記目的を達成するようにしたもの
であつて、以下本発明を実施例により詳述する。
芯板1としては木質板や発泡樹脂板など任意の
材料の板材が用いられ、表側面には端部に至る樹
脂導入溝5が凹設してある。また表面シート2と
しては軟質の樹脂シートなど屈曲が自在なシート
が用いられる。そしてこの表面シート2を芯板1
に貼り付けるものであるが、第2図に示すように
芯板1の表側面との間に隙間が形成される程度に
余裕を与えた状態で表面シート2はその両側端部
を芯板1の両側端面と裏面とに接着剤で接着され
る。また成形用型板7には第3図のように成形面
に模様形成用凹所6が凹設して形成してある。模
様形成用凹所6は例えば四角枠形状などのように
連続する形状で一部が成形用型板7の端部に臨む
ことがないような形状で形成してある。
しかしてこの成形用型板7を第4図に示すよう
に表面シート2を介して芯板1の表側面に重ねて
表面シート2を芯板1の表側面に密接させる。こ
のとき芯板1の樹脂導入溝5の端部は成形用型板
7の模様形成用凹所6の一部に対応している。そ
して芯板1の端部から樹脂導入溝5に発泡ポリウ
レタンなど液状樹脂を注入させると、樹脂3は成
形用型板7で押さえられている部分では芯板1と
表面シート2との間を流れることはできないが、
模様形成用凹所6の部分では表面シート2が押さ
えられていないために、この模様形成用凹所6部
分に沿つて樹脂3は芯板1と表面シート2との間
に充填されることになり、そしてこの樹脂3の充
填によつて表面シート2の一部が模様形成用凹所
6内に沿つて凸曲されて入り込むことになる。従
つて、第1図や第5図に示すように表面シート2
の一部が樹脂3の充填硬化によつて凸曲されて凸
模様4が形成された扉板を得ることができるもの
である。
このようにして、切削加工によることなく樹脂
3の充填によつて扉板に凸模様4を施すことがで
きるものであり、またこの凸模様4は成形用型板
7の模様形成用凹所6内面に沿つて表面シート2
が凸曲変形されることで形成されることになるた
め、表面シート2の平滑な表面によつて微細な凹
凸なく凸模様4の形成をおこなうことができるも
のである。尚、樹脂3として軟質のポリウレタン
などを用いるようにすると、扉板の凸模様4に弾
力性を与えることができることになる。
〔発明の効果〕
上述のように本発明に係る扉板は、表面シート
が芯板の表側面に沿わせられ且つ芯板の側端面か
ら裏面側にかけて貼り付けられており、芯板の表
側面と表面シートとの間に模様形成部分のみにお
いて樹脂が充填されてこの樹脂によつて表面シー
トには盛り上がつた凸模様が形成されたものであ
るので、扉板の凸模様は充填された樹脂による表
面シートの盛り上がりによつて形成されているも
のであり、切削加工によることなく簡単に形成す
ることができ、しかもこの凸模様の表面は表面シ
ートによつて形成されることになつて、空所への
樹脂の充填によつて簡単におこなうことができる
ものであり、切削加工の場合のような微細な凹凸
なく曲面の形成をおこなうことができるものであ
る。また本発明に係る扉板の製造方法は、芯板の
表側面に芯板の端部に至る樹脂導入溝を凹設し、
芯板の表側面に表面シートを配設して芯板の裏側
へ屈曲させた表面シートの両側端部を芯板に貼り
付け、模様形成用凹所を有する成形用型板によつ
て表面シートを芯板の表側面に押さえ付け、しか
るのちに樹脂導入溝から成形用型板の模様形成用
凹所部分において芯板と表面シートとの間に樹脂
を充填させるようにしたものであるから、充填さ
れる樹脂で成形用型板の模様形成用凹所内に表面
シートを凸曲させて凸模様を形成させることがで
き、樹脂を充填させるという作業で簡単に扉板に
凸模様を形成することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る扉板の一部切欠斜視図、
第2図乃至第4図は本発明に係る製造方法の一実
施例における各工程を示す斜視図、第5図は同上
によつて製造された扉板の斜視図である。 1は芯板、2は表面シート、3は樹脂、4は凸
模様、5は樹脂導入溝、6は模様形成用凹所、7
は成形用型板である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 表面シートが芯板の表側面に沿わせられ且つ
    芯板の側端面から裏面側にかけて貼り付けられて
    おり、芯板の表側面と表面シートとの間に模様形
    成部分のみにおいて樹脂が充填されてこの樹脂に
    よつて表面シートには盛り上がつた凸模様が形成
    されて成ることを特徴とする扉板。 2 芯板の表側面に芯板の端部に至る樹脂導入溝
    を凹設し、芯板の表側面に表面シートを配設して
    芯板の裏側へ屈曲させた表面シートの両側端部を
    芯板に貼り付け、模様形成用凹所を有する成形用
    型板によつて表面シートを芯板の表側面に押さえ
    付け、しかるのちに樹脂導入溝から成形用型板の
    模様形成用凹所部分において芯板と表面シートと
    の間に樹脂を充填させ、充填される樹脂で模様形
    成用凹所内に表面シートを凸曲させて凸模様を形
    成させることを特徴とする扉板の製造方法。
JP27703084A 1984-12-24 1984-12-24 扉板及びその製造方法 Granted JPS61151391A (ja)

Priority Applications (1)

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JP27703084A JPS61151391A (ja) 1984-12-24 1984-12-24 扉板及びその製造方法

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JP27703084A JPS61151391A (ja) 1984-12-24 1984-12-24 扉板及びその製造方法

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Publication Number Publication Date
JPS61151391A JPS61151391A (ja) 1986-07-10
JPH0526919B2 true JPH0526919B2 (ja) 1993-04-19

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JPS61151391A (ja) 1986-07-10

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