JPH0526917U - ボウルフイーダ - Google Patents
ボウルフイーダInfo
- Publication number
- JPH0526917U JPH0526917U JP8436391U JP8436391U JPH0526917U JP H0526917 U JPH0526917 U JP H0526917U JP 8436391 U JP8436391 U JP 8436391U JP 8436391 U JP8436391 U JP 8436391U JP H0526917 U JPH0526917 U JP H0526917U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electronic component
- posture
- transport path
- guide rail
- work
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】電子部品の表裏面を判別するポジションXに、
所望面の反対面で送られた電子部品を短時間でこのポジ
ションXに戻すことのできるボウルフィーダを提供する
ことを目的とする。 【構成】ボウルフィーダ2の中央底面に部品溜り22か
ら延びる搬送路24の部品取出部25に近い途中のポジ
ションXに、各電子部品1の表裏面を検出するために光
センサ又は磁気センサ等のワーク姿勢検出手段3を設け
ると共に、シリンダ機構41と、該シリンダ機構41に
よって搬送路24から押し出される電子部品1を受ける
反転ガイドレール42と、該反転ガイドレール42を滑
り落ちる電子部品1をポジションYに送り込むガイドレ
ール43とを有する姿勢矯正手段4を配置した構成とす
る。
所望面の反対面で送られた電子部品を短時間でこのポジ
ションXに戻すことのできるボウルフィーダを提供する
ことを目的とする。 【構成】ボウルフィーダ2の中央底面に部品溜り22か
ら延びる搬送路24の部品取出部25に近い途中のポジ
ションXに、各電子部品1の表裏面を検出するために光
センサ又は磁気センサ等のワーク姿勢検出手段3を設け
ると共に、シリンダ機構41と、該シリンダ機構41に
よって搬送路24から押し出される電子部品1を受ける
反転ガイドレール42と、該反転ガイドレール42を滑
り落ちる電子部品1をポジションYに送り込むガイドレ
ール43とを有する姿勢矯正手段4を配置した構成とす
る。
Description
【0001】
本考案は、電子部品を整列させて送り出すボウルフィーダに関する。
【0002】
電子部品を整列供給するためのボウルフィーダは、ボウルの内周壁に沿って螺 旋状にワークの搬送路を設けたもので、フィーダ本体の周方向に振動を与えてワ ークを搬送路に整列させて移動させるようになっている。
【0003】 ボウルフィーダから取り出されるワークの特定面を揃えて供給する必要がある 場合、搬送路の中間部にワークの形状の特徴により表裏面を検出し、所望の方向 に向いていないワークを検出すると、その場で搬送路からエアブローやシリンダ 等によってフィーダ本体内に落下させ、再度搬送路に整列させて送り出すように なっている。
【0004】
しかしながら、不所望な姿勢状態のワークが連続するとボールから取り出され ワークの時間間隔が長くなり、後続する設備の稼働率が低下するといった問題が あった。
【0005】
上記課題を解決するために本考案のボウルフィーダは、ボウルの底面より内周 面に沿って螺旋状に搬送路を形成しボウルに周方向の振動を付与してボウル内に 収容した多数のワークを搬送路上で移動させるボウルフィーダにおいて、上記搬 送路の中間部にワークの姿勢を検出して不所望の姿勢のワークを搬送路上から排 除するワーク姿勢検出手段と、ワーク姿勢検出手段によって搬送路から排除され たワークの姿勢を矯正して搬送路の中間部に戻す姿勢矯正手段とを設けたことを 特徴とする。
【0006】
上記構成のボウルフィーダでは、搬送路の中間部に設けられたワーク姿勢検出 手段によって搬送路上から排除されたワークの姿勢を姿勢矯正手段により矯正し て排除部に近い搬送路中間部に戻す。
【0007】
以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
【0008】 図1は本考案の一実施例に係るボウルフィーダの概略平面図であり、図2は図 1のA−A線に沿った概略断面図である。このボウルフィーダはワーク、例えば 、電子部品1を収容したボウル2に外部の図示していない電磁石等の組み合わせ によって上下及び斜め方向の振動を付与し、該ボール本体2に供給された各電子 部品1に旋回振動を付与すると共に、間欠的に移動させて整列状態で部品取出部 25から取り出すものである。
【0009】 このボウルフィーダによって整列させて送り出される電子部品1としては、例 えば、裏面側に放熱板11を設けてリード12が樹脂面13より導出されたトラ ンジスタやサイリスタ等に適用される。
【0010】 上記ボウルフィーダ2はボール本体21の中央底面に部品溜り22が設けられ ており、該部品溜り22に多数の電子部品1が供給され、この部品溜り22から ボール本体21の側壁23に沿って渦巻状の電子部品1の搬送路24が形成され ている。この搬送路24の部品取出部25に近い途中には、各電子部品1の表裏 面を検出するためのポジションXが設けられ、該ポジションXにワーク姿勢検出 手段3と姿勢矯正手段4とが配置されている。
【0011】 上記ワーク姿勢検出手段3は、例えば、図1及び図2に示すように、ポジショ ンXの上方に配置されるもので、光センサ又は磁気センサ等の電子部品1の放熱 板11と樹脂面13との光の反射率や透磁率の違いを正確に判別できるものが好 適に利用される。
【0012】 上記姿勢矯正手段4は、例えば、ポジションXにおけるボール本体21の側壁 外面側に設けられた支持台5の上方に設けられた電子部品1を内側に押圧するた めの例えば、シリンダ機構41と、該シリンダ機構41によって搬送路24から 押し出される電子部品1を受ける反転ガイドレール42と、該反転ガイドレール 42を滑り落ちる電子部品1を受ける受けガイドレール43とで構成されている 。上記反転ガイドレール42は略90度のねじれ角度をもった滑面を形成してお り、シリンダ機構41によって押し出された電子部品1を両側のガイド42a, 42aによってガイドしながら略90度反転させ、終端部42bの落下口42c から受けガイドレール43に表裏面を反転して落下させるようになっている。ま た、受けガイドレール43には傾斜がつけられており、表裏面を反転させた電子 部品1を滑らせて例えば、ポジションXの直下位置のポジションYに供給するよ うになっている。
【0013】 上記構成のボウルフィーダは次のように動作させる。即ち、ボウルフィーダ2 の部品取出部25から取り出された電子部品1に次工程で機種やロット番号等の 捺印を行う場合、電子部品1の表裏面即ち、放熱板11と樹脂面13とを間違い なく同じ方向に整列させて樹脂面13に捺印する必要がある。そのため、ボウル フィーダ2の部品溜り22に多数の電子部品1を供給すると、図1に示すように 、上下及び斜め方向の振動をボール本体21に付与して各電子部品1に旋回振動 を付与し、間欠的に移動させて搬送路24を整列させる。そして、図2に示すよ うに、ポジションXに送られた電子部品1の上方面をワーク姿勢検出手段3のセ ンサで観察する。このとき、例えば、部品取出部25から電子部品1の樹脂面1 3を上側にして取り出すのであれば、放熱板11が上方に位置して送られた電子 部品1の表裏面を反転させなければならない。
【0014】 ワーク姿勢検出手段3のセンサで電子部品1の放熱板11が上方にあることを 検出すると、シリンダ機構41を駆動させて図3に示すように、電子部品1を搬 送路24から反転ガイドレール42に押し出す。押し出された電子部品1は略9 0度ねじられた反転ガイドレール42に沿って滑り落ち、終端部42bに衝突し て落下口42cから受けガイドレール43に向かって落下する。このとき、反転 ガイドレール42に沿って略90度ねじられた電子部品1は表裏面を反転させて 受けガイドレール43に落とされる。
【0015】 受けガイドレール43に落下した電子部品1はさらに滑り落ち、ポジションX の直下位置のポジションYの搬送路24に放熱板11を下側にして送り込まれる 。そして、この電子部品1はボール本体21の旋回振動により間欠的に搬送路2 4を移動し、ボール本体21の周囲を一回転してポジションXに戻ってくる。そ して、再度ワーク姿勢検出手段3により上方面を観察されるが、樹脂面13が上 側に確実に位置しているので姿勢矯正手段4を動作させることなくそのまま部品 取出部25から取り出される。
【0016】 上記したように、本考案のボウルフィーダでは、ワーク姿勢検出手段3にて所 望面でない表面が検出されると、姿勢矯正手段4の反転ガイドレール42によっ て確実に電子部品1の表裏面を反転させ、受けガイドレール43によってポジシ ョンXに極めて近くの搬送路24上に電子部品1を供給することができる。従っ て、従来のボール本体21の底面の部品溜り22まで電子部品1を落下させてか ら再度ポジションXに戻ってくるまでの時間とを比較すると、本考案ボウルフィ ーダでは、極めて短時間でポジションXに電子部品1を戻すことができる。しか も最初にワーク姿勢検出手段3で所望面と反対面が検出された電子部品1は、そ の表裏面が確実に姿勢矯正手段4によって反転されてポジションXに戻されるの で、再度姿勢矯正手段4が駆動されて反転ガイドレール42に押し出されること はなく、同一の所望面を上側にした状態でそれぞれの電子部品1を部品取出部2 5から取り出すことができる。
【0017】 このように、姿勢矯正手段4によって反転される電子部品1が受けガイドレー ル43によって極めて近くの搬送路24に送り出されると、電子部品1の分量が 少なくなって各電子部品1の間隔が広くなった場合に、部品溜り22からポジシ ョンXにまで送られるまでの待ち時間の短縮が極めて顕著となりコスト低減が図 られる。
【0018】 また、姿勢矯正手段4を、図5に示すように、シリンダ機構41を備え、ポジ ションXの搬送路24に取り付けられて電子部品1の表裏面を回転動作により反 転させる姿勢矯正手段5としてもよい。この姿勢矯正手段5は、例えば、円筒形 ドラム50の中心に支軸51を設け、該支軸51を中心に搬送路24に対してド ラム50を回転自在としたもので、支軸51を挟んで搬送路24側の二ヶ所に切 欠52,52が凹設され、各切欠52,52に送り込まれた電子部品1を搬送路 24に押し戻すための例えば、シリンダ部53,53が内蔵されている。
【0019】 このような、姿勢矯正手段5を用いても、図5に示すように、ポジションXに おいて電子部品1の上面側をワーク姿勢検出手段3のセンサにて観察し、所望面 と反対面であればシリンダ機構41が駆動されて電子部品1がドラム50の切欠 53に押し込み、そして、図6に示すように、このドラム50を支軸51を中心 に180度回転させて電子部品1を反転させてから、シリンダ部53を駆動させ て電子部品1を搬送路24に送り出すことができる。これにより、電子部品1を 極めて近くの搬送路24に確実に反転させて戻すことができ、極めて短時間で各 電子部品1の表裏面を確実に所望面に統一してボール本体21の部品取出部25 から取り出すことができる。
【0020】 尚、上記姿勢矯正手段4,5として反転ガイドレール42や回転式のドラム5 0による反転を示したが、ボール本体21の部品溜り22に電子部品1を落とし 込むことなく近くの搬送路24に確実に反転させて送り戻せれば、他の機械的な 姿勢矯正手段であってもよい。
【0021】
【考案の効果】 以上の説明から明らかなように、本考案のボウルフィーダでは、電子部品の表 裏面を検出し、所望面でない反対面であれば確実に姿勢矯正手段によって近くの 搬送路に戻されるようになり、一旦ボウルフィーダの部品溜りに落としこんでか ら表裏検出手段まで電子部品を整列搬送させるといった従来の時間的ロスが解消 でき、コスト的にも有利になるといった効果を奏する。
【図1】本考案の一実施例に係るボウルフィーダの概略
平面図。
平面図。
【図2】本考案のボウルフィーダの図1のA−A線に沿
った概略断面図。
った概略断面図。
【図3】本考案のボウルフィーダの姿勢矯正手段による
電子部品の反転状態を示す図1のA−A線に沿った概略
断面図。
電子部品の反転状態を示す図1のA−A線に沿った概略
断面図。
【図4】本考案のボウルフィーダの姿勢矯正手段によっ
て電子部品を搬送路への送り込みを示す図1のA−A線
に沿った概略断面図。
て電子部品を搬送路への送り込みを示す図1のA−A線
に沿った概略断面図。
【図5】本考案の他の実施例に係るボウルフィーダの姿
勢矯正手段を示す概略斜視図。
勢矯正手段を示す概略斜視図。
【図6】本考案の他の実施例に係るボウルフィーダの動
作を示す概略斜視図。
作を示す概略斜視図。
1 電子部品(ワーク) 3 ワーク姿勢検出手段 4,5 姿勢矯正手段 24 搬送路
Claims (1)
- 【請求項1】ボウルの底面より内周面に沿って螺旋状に
搬送路を形成しボウルに周方向の振動を付与してボウル
内に収容した多数のワークを搬送路上で移動させるボウ
ルフィーダにおいて、 上記搬送路の中間部にワークの姿勢を検出して不所望の
姿勢のワークを搬送路上から排除するワーク姿勢検出手
段と、ワーク姿勢検出手段によって搬送路から排除され
たワークの姿勢を矯正して搬送路の中間部に戻す姿勢矯
正手段とを設けたことを特徴とするボウルフィーダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8436391U JPH0526917U (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | ボウルフイーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8436391U JPH0526917U (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | ボウルフイーダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0526917U true JPH0526917U (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=13828441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8436391U Pending JPH0526917U (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | ボウルフイーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0526917U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200474333Y1 (ko) * | 2012-11-20 | 2014-09-12 | 한일이화 주식회사 | 도어트림 내장부품 비전 검사장치 |
JP2019112228A (ja) * | 2017-12-21 | 2019-07-11 | ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス | 部品の制御分配システム |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4942052A (ja) * | 1972-08-29 | 1974-04-20 | ||
JPS6029260A (ja) * | 1983-07-25 | 1985-02-14 | Rohm Co Ltd | バ−ツフイ−ダにおける物品の表裏整列機構 |
JPH022317B2 (ja) * | 1984-04-26 | 1990-01-17 | Nippon Electric Co | |
JPH02221014A (ja) * | 1989-02-22 | 1990-09-04 | Taiyo Yuden Co Ltd | パーツフィーダ |
-
1991
- 1991-09-19 JP JP8436391U patent/JPH0526917U/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970401 |