JP2627329B2 - 基板搬送装置 - Google Patents

基板搬送装置

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JP2627329B2 JP30834188A JP30834188A JP2627329B2 JP 2627329 B2 JP2627329 B2 JP 2627329B2 JP 30834188 A JP30834188 A JP 30834188A JP 30834188 A JP30834188 A JP 30834188A JP 2627329 B2 JP2627329 B2 JP 2627329B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、プリント基板を搬送するもので、その搬送
途中で位置決め装置により前記基板の位置決めをした後
に所定作業が行なわれた当該基板を下流に搬送する基板
搬送装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来の此種搬送装置は、特開昭61−264791号公報等に
開示されている。
一方プリント基板によっては、多数の電子部品を装着
しなければならない場合があり、この場合コンベアに載
せて装着した後、再度コンベアに載せて装着する必要が
ある。このとき、第14図に示すように全てのプリント基
板(P)上に部品を装着し終えて、アンローダに収納し
た後に、アンローダの基板ストッカ(1)とローダの基
板ストッカ(2)とを交換し、再度プリント基板(P)
を搬送して装着すればよい。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし、前記基板ストッカ(1)と(2)とを変換す
る場合に、その基板ストッカ(1)の向きを反対側にし
なければならないから、プリント基板(P)の位置決め
時の基準側が前回のときと反対になってしまい、部品の
装着精度に悪影響を与えることになる。
このため、使用者は、アンローダの収納箱から、ロー
ダの収納箱に手で直接にか、或いは治具を用いてプリン
ト基板を移し換えて、再びコンベア搬送して電子部品等
を装着していた。
しかし、このように移し換え作業を行なうと、既に装
着した電子部品の位置ずれやときに破損したりすること
があって、品質上大きな問題があった。また当然に移し
換えの作業の手間が掛るという問題があった。
そこで本発明は、再び搬送・装着する際にもプリント
基板の位置決め時の基準側を前回と同じにし、品質上の
問題及び作業の手間が掛るという問題を解決するもので
ある。
また、この反転装置は、種々のサイズのプリント基板
が扱えるようにすべく、自動段取り替えを可能とするこ
とを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 このために本発明は、プリント基板を搬送するもの
で、その搬送途中で位置決め装置により前記基板の位置
決めをした後に所定作業が行なわれた当該基板を下流に
搬送する基板搬送装置に於いて、前記位置決め装置の上
流側に設けられ前記基板の流れ方向の向きを反転させる
反転装置と、前記基板の流れ方向と直交する方向に移動
可能とされた該反転装置の移動の基準点を設定するため
の原点検出センサと、前記反転装置の移動距離を計数す
るカウンタと、複数種の前記基板の幅情報と前記原点検
出センサの位置情報を記憶するメモリと、前記反転装置
を原点検出センサ位置を基準として移動させ前記メモリ
内の位置情報及び幅情報に応じて前記カウンタが所定の
計数をしたときにその移動を停止するように制御する制
御装置とから構成したものである。
(ホ)作 用 制御装置は、反転装置を原点検出センサの位置を基準
として移動させ、メモリに格納された前記原点検出セン
サの位置情報及びプリント基板の幅情報に応じてカウン
タが所定の計数をした場合に、その移動を停止するよう
に制御する。
(ヘ)実施例 以下本発明の一実施例を図に基づき説明する。(11)
は電子部品装着装置の本体で、該本体(11)にはプリン
ト基板(厚膜基板含む)(P)、リードフレーム等を搬
送するコンベア(12)と、該コンベア(12)に於ける上
流側に設けられる反転装置(13)と、該反転装置(13)
の下流側に設けられる一対の位置決め装置(14)(15)
と、4個のウエハーテーブル(16)(17)有してXY方向
への移動及び平面方向で回転可能なウエハー支持台(1
8)(19)と、天板(20)に吊持されてXY方向に移動可
能な装着ヘッド(21)(22)とが設けられている。
前記コンベア(12)は、一対の駆動スプロケット(2
3)(23)、従動スプロケット(24)(24)間に張設さ
れた一対のチェーン(25A)(25B)から成り、該チェー
ン(25A)(25B)上に載置してプリント基板(P)を上
流側から下流側へ搬送する。このときチェーン(25A)
(25B)には所定間隔を存して基板(P)の送り方向の
後端部に係止する係合片(26)が立設され、基板(P)
には両チェーン(25A)(25B)上に載置し且つ各係合片
(26)で係止された状態で上流側から下流側に間欠的に
搬送される。
次にコンベア(12)及び可動シュート(27A)の移動
について述べる。駆動モータ(28)が通電されると、ベ
ルト(30)を介してその駆動が伝達されてインデックス
装置(29)の出力軸が間欠駆動し、その出力軸に取付け
られた出力軸プーリ(31)とプーリ(32)との間に張設
されたベルト(35)によりスプライン軸(34)が間欠回
転するので両プーリ(35A)(35B)(36A)(36B)間に
張設されたベルト(37)(38)により支軸(39)(40)
を介して両駆動スプロケット(23)(23)が間欠回転す
る。これにより両スプロケット(23)(23),(24)
(24)が回転するので、チェーン(25A)(25B)上のプ
リント基板(P)は間欠的に定まった距離搬送されるこ
とになる。
一方可動シュート(27A)の両端に設けられたナット
体(41)(42)にボールネジ体(43)(44)が嵌合し、
駆動モータ(45)によりベルト(46)及びプーリ(47)
(48)を介して該ネジ体(43)(44)が回転すると、可
動シュート(27A)が固定シュート(27B)に対して進退
動することになる。即ち基板(P)の流れ方向と直交す
る方向の幅寸法に対応して、両シュート(27A)(27B)
間の距離を拡げたり狭めたりすることができる。このと
き、可動シュート(27A)はスプライン軸受(49)によ
ってスプライン軸(34)に沿って移動することになる。
反転装置(13)は、前記コンベア(12)に於ける上流
側の前記チェーン(25A)(25B)間の下方位置に配設さ
れ、必要に応じ前記基板(P)の流れ方向の向きを反転
させるものである。該反転装置(13)は、X軸用モータ
(51)、Y軸用モータ(52)によりX方向及びY方向に
移動可能なXテーブル(51A)及びYテーブル(52A)
と、種々のものが取付けられるものであってXテーブル
(51A)上に設けられる取付台(54)とから構成され
る。(55)は取付台(54)に固定され上下杆(56)を上
下動可能に案内するガイド、(57)は前記上下杆(56)
の頂部に設けられてコンベア(12)より上方へ突出可能
な押上体、(58)は前記上下杆(56)の下部に設けられ
たプーリ(59)とモータ(60)の出力軸プーリ(61)間
に張設されたベルト、(62)は一端がシリンダー(63)
の作動杆と回動可能に連結され他端が上下杆(56)の下
端部の支持部(64)間に嵌合され中間部を支点として揺
動可能な揺動部材である。
そして、該反転装置(13)の押上体(57)には、所定
間隔を存して複数の吸引路(65)が形成され、上下杆
(56)には該吸引路(65)に連通する真空通路(66)が
形成され、更に該通路(66)にはロータリジョイント
(67)及びチューブ(68)を介して図示しない真空源に
連通する。
次に一対の基板位置決め装置(14)(15)について説
明するが、両者は同様な構成であるため、一方(15)に
ついてのみ説明する。該位置決め装置(14)(15)は、
基板(P)の送り方向、これと直交する幅方向及び基板
(P)の厚さ方向の各方向の位置決めを行なうものであ
るが、以下基板(P)の送り方向の位置決めのみ説明す
る。
一対の軸受(70)(71)を貫通する軸杆(72)には、
クランプカム(73)が設けられ、該軸杆(72)左端部の
プーリ(74)と位置決めモータ(75)の出力軸プーリ
(76)間にはベルト(77)が張設されている。従ってモ
ータ(75)の通電により軸杆(72)が回転すると、カム
(73)が回転し、カムフォロワー(78)を介して上下部
材(79)が上下動し、これに伴ないカムレバー(80)も
上下動する。
またカムレバー(80)が上動すると、可動クランプ
(81A)はピン(82)を介して外方向に回動し、基準ク
ランプ(81B)もバネ(83)によりピン(84)を介して
外方向に回動し、両クランプ(81A)(81B)は基板
(P)より下方に位置することになる。従って上下部材
(79)端部のカムフォロワー(78)は、クランプカム
(73)に圧接するので、該カム(73)の形状に合わせて
上下部材(79)は上下することになる。
次にウエハー支持台(18)(19)について詳述する
が、両者は同一構造であり支持台(18)についてのみ説
明する。(85)はXYテーブルで、X軸用モータ(86)、
Y軸用モータ(87)により、X軸方向ガイド(88)及び
Y軸方向ガイド(89)に沿って、平面方向に移動可能で
ある。また該XYテーブル(85)上に載置したウエハーテ
ーブル(16)は、θ用モータ(90)により正逆回転可能
である。
従って、突き上げ針装置(91)の上方位置に、所望の
ウエハーシート(92)が位置することになる。ウエハー
テーブル(16)は、4個あるために、少なくとも1種以
上4種以下の例えば夫々大きさが異なるペレットを扱え
ることになる。
次に第1図の本発明に係る制御ブロック図について説
明する。(95)は基板搬送装置を含む電子部品装着装置
の統括的な制御を行なうマイクロ・コンピュータから成
る制御装置としてのCPU、(96)は反転装置(13)の段
取動作や装着動作等に関するプログラムを格納するRO
M、(97)は入力装置(98)により設定される種々のデ
ータを格納するRAM、(99)は前記入力装置(98)の操
作により所定の画面を映し出すCRT、(100)はインター
フェース、(94)は異常表示装置で点灯して使用者にそ
の旨報告する。
(101)は反転装置(13)のX軸用モータ(51)の回
転数を検出するためのパルスカウントフォトセンサで、
該モータ(51)の出力軸に設けられた円板周縁部に形成
された複数の切除部(図示せず)の数をカウントするこ
とによって回転数を検出する。(102)は反転装置(1
3)のXテーブル(51A)の原点検出フォトセンサ、(10
3)は同じくXYテーブル(51A)のオーバーラン検出フォ
トセンサで、共にXテーブル(51A)から突設した遮光
板(110)の存在を検出することによって夫々原点、オ
ーバーランを検出する。(104)は反転装置(13)のY
軸用モータ(52)の回転数を検出するためのパルスカウ
ントフォトセンサで、該モータ(52)の出力軸に設けら
れた円板周縁部に形成された複数の切除部(図示せず)
の数をカウントすることによって回転数を検出する。
(105)はYテーブル(52A)の原点検出フォトセンサ、
(106)は同じくYテーブル(52A)のオーバーラン検出
フォトセンサで、原点検出フォトセンサ(105)はYテ
ーブル(52A)の側方に設けられた遮光板(111)の存在
の有無を検出し、オーバーラン検出フォトセンサ(10
6)は固定シュート(27B)の上部に設けられた取付板
(112)に取付けられた発光素子と下部に設けられた取
付板(113)に取付けられた受光素子とから成り押上板
(57)の存在の有無を検出する。
また(107)は駆動モータ(45)の回転数を検出する
ためのパルスカウントフォトセンサで、円板(114)周
縁部に形成された複数の切除部(図示せず)の数をカウ
ントすることによって回転数を検出する。(108)は可
動シュート(27A)の原点検出センサで、該シュート(2
4A)の側部に突設した遮光板(115)の存在の有無を検
出する。(109)は可動シュート(27A)のオーバーラン
検出フォトセンサで、該センサは可動シュート(27A)
上部に設けられた取付板(116)に取付けられた発光素
子と下部に設けられた取付板(117)に取付けられた受
光素子から成り、前記押上体(57)の存在の有無を検出
する。
尚本実施例では、前記X軸用モータ(51)、Y軸用モ
ータ(52)は、ACモータを用いるが、サーボモータ、パ
ルスモータを用いてもよい。この場合、本実施例でいう
パルスカウントフォトセンサ(101)(104)及び円板は
必要なく、サーボモータを用いる場合には、その内蔵す
るエンコーダを用いればよく、パルスモータを用いる場
合には、CPU(95)のパルス指令に基づいた分だけ回転
させるようにすればよい。
そして、前記入力装置(98)により、CRT(99)に第
5図のような画面を映し出し、タイプデータとして、プ
リント基板名及び該基板(P)のX方向、Y方向のサイ
ズを入力し、前記RAM(97)に格納する。
同様に入力装置(98)により、CRT(99)に第6図の
ような画面を映し出し、自動段取オフセットデータとし
て、位置決めオフセット量、反転装置(13)のX方向、
Y方向のオフセット量、可動シュート(27A)のオフセ
ット量を夫々入力し、前記RAM(97)に格納する。
前記自動段取オフセットデータとは、補正データのこ
とであり、基準点に対する原点位置の距離を表す。即
ち、X方向のオフセットデータは、プリント基板(P)
が上流から搬送されて停止するときの当該基板(P)の
後端位置である基準点と原点位置間の距離であり、Y方
向のオフセットデータは、固定シュート(27B)の内側
端の位置である基準点と原点位置間の距離である。
以上の構成により以下動作について説明する。先ず電
源を投入して、プリント基板(P)を選択するために入
力装置(98)の図示しない画面選択キーを操作して所定
の画面をCRT(99)に映し出し、基板名を入力装置(9
8)を用いて画面上でインプットし、入力終了キーを操
作する。すると、CPU(95)は前記基板名により指定さ
れたプリント基板(P)、例えばSTK−1234に関するサ
イズデータ及びオフセットデータをRAM(97)から読み
込んで、再度該RAM(97)の作業エリアに格納する。こ
こで、allキーとset upキーを同時に押圧すると、シュ
ート、反転装置(13)等の全ての自動段取動作が開始さ
れる。
最初に、前記基板サイズデータ及びオフセットデータ
が所定の範囲内にあるかどうかが、CPU(95)により判
断され、範囲外であれば異常表示装置(94)でその旨表
示する。範囲内であれば、可動シュート(27A)が原点
位置にあるかどうかが、原点検出センサ(108)の出力
状態により判断される。仮に原点になければ、可動シュ
ート(27A)を原点復帰させる。
即ち、駆動モータ(45)によりベルト(46)及び各プ
ーリ(47)(48)を介してボールネジ体(43)(44)を
回転させると、ナット体(41)(42)が可動シュート
(27A)と共に進退動するが、この可動シュート(27A)
はスプライン軸(34)に案内されながら移動することに
なる。このとき、パルスフォトセンサ(107)が円板(1
14)の回転により切除部(図示せず)を検出することに
より、前記基板(P)のY方向のサイズとオフセットデ
ータ値とを加えた値に到達したことを検出すると、前記
駆動モータ(45)への通電を停止する。この状態が可動
シュート(27A)の原点復帰状態であり、第9図に示さ
れる。
次にオーバーランの検出が行なわれ、オーバーランし
ていなければ、再度可動シュート(27A)が原点位置に
あるかが確認され、原点にあれば反転装置(13)のXテ
ーブル(51A)、Yテーブル(52A)が原点位置にあるか
どうかが確認される。
ここで仮に、夫々のテーブル(51A)(52A)が原点位
置になければ、X軸用モータ(51)、Y軸用モータ(5
2)に通電する。そして、原点検出フォトセンサ(10
2),(105)が夫々遮光板(110),(111)を検出する
と、夫々通電を停止する(第10図参照)。この後、X,Y
テーブル(51A),(52A)がオーバーランしているかど
うかが夫々センサ(103),(106)により確認され、オ
ーバーランしていなければ、次に押上体(57)の存在が
センサ(109)により確認され可動シュート(27A)に該
押上体(57)が衝突しているかどうかが確認され、衝突
していなければ再度X,Yテーブル(51A),(52A)が原
点に復帰しているかが確認される。
そして、原点位置にあることが確認されると、前記X,
Y方向のオフセットデータからプリント基板(P)のX,Y
方向のサイズの1/2を引いた値をCPU(95)は算出し、RA
M(97)にX,Yテーブル(51A),(52A)の移動すべき距
離に関するカウントデータを格納する。この後X軸用モ
ータ(51)、Y軸用モータ(52)に通電し、X,Yテーブ
ル(51A),(52A)を移動させる。
このとき、夫々のテーブルのオーバーランがオーバー
ラン検出フォトセンサ(103),(106)により検出さ
れ、夫々のパルスカウントフォトセンサ(101),(10
4)が円板の切除部を検出する毎に前記カウントデータ
の内容を「1」ずつ減算し、カウントデータの内容が
「φ」(ゼロ)になるまで減算し続ける。これにより、
「φ」になると、X,Yテーブル(51A),(52A)の自動
段取が完了し、前記各モータ(51)(52)の通電を停止
する(第11図参照)。これにより、反転装置(13)の押
上体(57)のX,Y方向のセンターとプリント基板(P)
のX,Y方向のセンターとが概ね一致し、反転を確実なも
のとすることができる。
次に、可動シュート(27A)の自動段取動作について
説明する。先ずオフセットデータから基板サイズを引い
た値をCPU(95)は算出し、RAM(97)に可動シュート
(27A)の移動すべき距離に関するカウントデータを格
納する。そして、CPU(95)は駆動モータ(45)が通電
するように命令し、前述の如く、ベルト(46)及び各プ
ーリ(47)(48)を介してボールネジ体(43)(44)を
回転させ、ナット体(41)(42)及び可動シュート(27
A)を移動させる。このとき、オーバーラン検出フォト
センサ(109)が押上体(57)の存在を確認しつつ(仮
に「有」の場合、異常表示装置(94)でその旨を表示す
る)、「無」であればパルスカウントフォトセンサ(10
7)が円板(図示せず)の切除部を検出する毎に前記カ
ウントデータの内容から「1」ずつ減算し、カウントデ
ータの内容が「φ」(ゼロ)になるまで減算し続ける。
これにより「φ」になると、可動シュート(27A)の自
動段取が完了し、前記駆動モータ(45)の通電を停止す
る(第12図参照)。
以上のような段取動作が終了した後、図示しないスタ
ートSWを操作することにより、運転が開始される。
駆動モータ(28)が通電されると、駆動スプロケット
(23)(23)が回転し、従動スプロケット(24)(24)
により、チェーン(25A)(25B)上のプリント基板
(P)は間欠的に搬送される。
そしてチェーン(25A)(25B)により、位置決め装置
(14)の位置に到達したのが検知されると、前記駆動モ
ータ(28)の通電は断たれプリント基板(P)の搬送は
停止する。
すると、位置決めモータ(75)が通電されベルト(7
7)を介して軸杆(72)が回転するので、各カム(73)
も回転し、該カム(73)の形状に合わせてカムフォロワ
ー(78)を介して、各上下部材(79)は上下動すること
になる。これによりプリント基板(P)の送り方向の位
置規制を行なう。
即ち、モータ(75)の通電により回転するクランプカ
ム(73)に合わせて、上下部材(79)が下降すると、可
動クランプ(81A)及び基準クランプ(81B)が夫々回動
してプリント基板(P)の送り方向の位置規制が行なわ
れる。
この位置規制された状態にあるプリント基板(P)
に、ペレットを装着するわけであるが、この装着前にウ
エハーテーブル(16)上の所望ウエハーシート(92)が
ステーション(A)に移動するように、ウエハー支持台
(18)をθ用モート(図示せず)により正逆いずれかに
回転させる。
次にX軸用モータ(86)、Y軸用モータ(87)によ
り、XYテーブル(85)及び支持台(18)を平面方向に移
動させて、突き上げ針装置(91)のガイド体の上方位置
に所望のウエハーシート(92)上のペレットが位置する
ようにする。
そして、装着ヘッド(21)の吸着ノズル体がウエハー
シート(92)上まで降下し、また突き上げ針装置(91)
と相俟ってペレットを吸着する。この吸着後は前記ノズ
ル体は上昇すると共に水平移動し位置決め装置(14)上
のプリント基板(P)にペレットを装着する。該基板
(P)上に全てのペレットが装着されると、位置決め装
置(14)の動作を停止し、該基板(P)をチェーン(25
A)(25B)によって下流に搬送する。
そして、このプリント基板(P)は、図示しないエレ
ベータにより昇降可能な収納箱に逐次収納される。この
収納箱は前述のローダの収納箱と全く同一構造である。
従ってローダの収納箱内のプリント基板(P)の全て
が、装着し終ってアンローダの収納箱内に収納されるこ
とになる。
ここで、プリント基板(P)によっては、多数のペレ
ットを装着しなければならないものがあり、この場合再
度チェーン(25A)(25B)に載せて装着する必要があ
る。この場合、プリント基板(P)が収納されている収
納箱と収納されていない収納箱とを交換し、夫々ロー
ダ、アンローダにセットすればよい。
この場合、プリント基板(P)の位置決めの際の基準
側が反対側となってしまうが、反転装置(13)により平
面方向に於いて反転させればよい。以下プリント基板
(P)を再び搬送して、前述のように位置決めし、所望
のペレットを装着すればよい。
従って、プリント基板(P)の位置決めの際の基準側
が、最初に搬送位置決めしたときと同じ側となるから、
装着精度が向上する。プリント基板(P)上にまで降下
しペレットを装着することができる。然る後装着ヘッド
(21)の吸着ノズル体は上昇すると共に次に装着すべき
ペレットを取りに移動し、同様に逐次装着してゆく。
この装着動作が終了すると、位置決め装置(14)の動
作を解くように、モータ(75)に通電してクランプカム
(73)を回転させカムレバー(80)を上動させ、基準ク
ランプ(81B)及び可動クランプ(81A)を互いに外方に
開いて、モータ(28)に通電してプリント基板(P)を
チェーン(25A)(25B)によって下流に搬送する。
このようにして、装着後のプリント基板(P)は下流
に搬送されて、図示しないエレベータにより昇降可能な
収納箱に逐次収納される。この収納箱は前述のローダの
収納箱と全く同一構造である。従ってローダの収納箱内
のプリント基板(P)の全てが、装着し終ってアンロー
ダの収納箱内に収納されることになる。
ここで、プリント基板(P)によっては、多数のペレ
ットを装着しなければならないものがあり、この場合再
度チェーン(25A)(25B)に載せて装着する必要があ
る。この場合、プリント基板(P)が収納されている収
納箱と収納されていない収納箱とを交換し、夫々ロー
ダ、アンローダにセットすればよい。
この場合、プリント基板(P)の位置決めの際の基準
側が反対側となってしまうが、反転装置(13)により平
面方向に於いて反転させればよい。以下詳述する。
前述のようにローダからチェーン(25A)(25B)上に
基板(P)が載置して、間欠搬送されて、反転装置(1
3)の直上方位置に来たら、搬送の駆動源である駆動モ
ータ(28)の通電を停止してシリンダー(63)を駆動す
る。すると揺動部材(62)が回動しガイド(55)によっ
て上下杆(56)を上動させると共に、図示しない真空源
によりチューブ(68)、上下杆(56)の真空通路(66)
及び押上体(57)の吸引路(65)を介して、押上体(5
7)の上面にプリント基板(P)を吸着しつつ上昇させ
る(第13図参照)。然る後、モータ(60)に通電してプ
ーリ(61),(59)及びベルト(58)を介して平面方向
に於いて180度分押上体(57)を回転させる。
この後前記シリンダー(63)の駆動を停止して、前記
揺動部材(62)を初期状態に戻して押上体(57)を降下
させる。このとき、前記真空源による吸引を解除して大
気圧に戻すから、プリント基板(P)はチェーン(25
A)(25B)上に載置され、再び搬送用の駆動モータ(2
8)に通電して、180度反転されたプリント基板(P)を
再び搬送して、前述のように位置決めし、所望のペレッ
トを装着すればよい。
従って、プリント基板(P)の位置決めの際の基準側
が、最初に搬送位置決めしたときと同じ側となるから、
装着精度が向上する。
また、搬送方向と直交する幅寸法が異なるプリント基
板(P)を流す場合には、前述の如く自動段取動作を行
なえばよい。
尚この自動段取動作は、コンベア幅の自動段取と、反
転装置(13)の自動段取動作は、両者関連して行なった
が、夫々別個に行なうこともできる。即ち反転装置(1
3)の自動段取動作は、反転キーとset upキーを同時に
押圧することにより、またコンベア幅の自動段取動作
は、シュートキーとset upキーを同時に押圧することに
より夫々別個に行なうことができる。
(ト)発明の効果 以上のように本発明は、再び搬送・装着する際にもプ
リント基板の位置決め時の基準側を前回と同じにするこ
とができると共に、種々のサイズのプリント基板も扱え
るような自動段取り替えができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の制御に係わるブロック図、第2図は本
発明装置を適用せる電子部品装着装置の平面図、第3図
は同装着装置の固定シュートの内側から奥行方向を見た
正面図、第4図は同装着装置の搬送部の右側面図、第5
図はプリント基板に関するタイプデータを表わすCRTの
画面、第6図は自動段取オフセットデータを表わすCRT
の画面、第7図はRAMの内容を表わす図、第8図は反転
装置の自動段取動作を示すフローチャート図、第9図乃
至第12図は反転装置及び可動シュートの自動段取動作説
明図、第13図は反転装置の動作説明図、第14図は従来の
プリント基板の搬送ラインを示す図である。 (12)……コンベア、(13)……反転装置、(14)(1
5)……位置決め装置、(25A)(25B)……チェーン、
(51A)……X軸用モータ、(52A)……Y軸用モータ、
(95)……CPU、(97)……RAM、(101)(104)……パ
ルスカウントフォトセンサ、(102)(105)……原点検
出フォトセンサ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プリント基板を搬送するもので、その搬送
    途中で位置決め装置により前記基板の位置決めをした後
    に所定作業が行なわれた当該基板を下流に搬送する基板
    搬送装置に於いて、前記位置決め装置の上流側に設けら
    れ前記基板の流れ方向の向きを反転させる反転装置と、
    前記基板の流れ方向と直交する方向に移動可能とされた
    該反転装置の移動の基準点を設定するための原点検出セ
    ンサと、前記反転装置の移動距離を計数するカウンタ
    と、複数種の前記基板の幅情報と前記原点検出センサの
    位置情報を記憶するメモリと、前記反転装置を原点検出
    センサ位置を基準として移動させ前記メモリ内の位置情
    報及び幅情報に応じて前記カウンタが所定の計数をした
    ときにその移動を停止するように制御する制御装置とか
    ら成る基板搬送装置。
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