JPH0745930Y2 - 電子部品の素材揃え装置 - Google Patents

電子部品の素材揃え装置

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JPH0745930Y2
JPH0745930Y2 JP1986115604U JP11560486U JPH0745930Y2 JP H0745930 Y2 JPH0745930 Y2 JP H0745930Y2 JP 1986115604 U JP1986115604 U JP 1986115604U JP 11560486 U JP11560486 U JP 11560486U JP H0745930 Y2 JPH0745930 Y2 JP H0745930Y2
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JP
Japan
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reversing
orientation
arm
take
substrate
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JP1986115604U
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JPS6322705U (ja
Inventor
誠 田渕
勇幸 中川
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、可変抵抗器などの電子部品に組込まれる素材
の表裏および向きを揃えるための装置に関する。
〈従来の技術〉 可変抵抗器の製造に当たっては、第7図に示すように、
外形状が一部切り欠いた円形で一面に銀電極2を備えた
基板1が、同形状の収納部を有するケース24に組込まれ
る。
このように電子部品には、表裏の別および向きが決まっ
た素材を組み込むものがある。
この組込み工程の能率化、自動化のために、基板1等の
素材は、表裏および向きが揃えられた状態で組立工程に
供給されることが望ましい。
従来の可変抵抗器の組立工程では、第8図に示すよう
に、基板形状と同形状の凹部を縦横に形成した振り込み
パレット等の治具25を用い、基板1群の向きを揃える手
段が採用されている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで、上記振り込みパレット25を用いると、基板1
の向きは揃えられるのであるが、表裏の揃えは不可能で
あり、裏返しの基板1は人手で反転する必要があり、作
業性の低いものとなっていた。
本考案は、かかる実情に着目してなされたものであっ
て、高能率で電子部品素材の表裏の揃えおよび向きの揃
えを行える装置を提供しようとしたものである。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するために本考案は、素材の多数を一定
ピッチに配列収納して所定の経路面に沿って間欠移送す
る移送体と、前記移送体上での素材の表裏を判別する表
裏判別手段と、裏返しと判定された素材を表裏判定位置
より移送経路下手側の素材取り出し位置で移送体から取
り出して待機位置まで搬送する素材取り出し手段と、取
り出された裏返し素材を前記素材取り出し位置より移送
経路下手側の反転供給位置で移送体上に反転供給する素
材反転手段と、前記反転供給位置より移送経路下手側に
設けられて素材の向きを検出する向き検出手段と、前記
向き検出手段でその向きが検出された素材を保持してそ
の向きを所定の向きに修正する向き修正手段と、表裏お
よび向きが修正された素材を移送体から搬出する素材搬
出手段とを有しており、かつ、前記素材取り出し手段
は、前記素材取り出し位置と前記待機位置との間を、前
記経路面と略直交する軸心を揺動中心にして揺動する取
り出しアームを備えるとともに、この取り出しアームの
揺動先端側には、移送体から素材を受け取って保持する
第1素材保持部を設けており、前記素材反転手段は、前
記待機位置と前記反転供給位置との間を、前記経路面と
略平行となった軸心を揺動中心にして揺動する反転アー
ムを備えるとともに、この反転アームの揺動先端側に
は、前記第1素材保持部から素材を受け取って前記反転
供給位置まで保持する第2素材保持部を設けて電子部品
の素材揃え装置を構成したものである。
〈作用〉 上記構成によると、パーツフィーダ等によって無作為に
移送体上に配列供給された電子部品素材は、その時点で
は、表裏および向きが揃っていないが、まず裏返しの素
材が一旦、移送体から取り出されて反転手段に供給さ
れ、この反転手段の反転動作により、素材は表向きとな
って再び移送体上に戻される。
すなわち、裏返し素材は、素材取り出し位置に達する
と、取り出しアームの第1素材保持部で保持されたの
ち、取り出しアームの揺動により待機位置まで取り出さ
れる。このとき、取り出しアームは経路面と略直交する
軸心を揺動中心にして揺動するので、裏返し素材は反転
されずにそのままの向きを維持している。そして、待機
位置において、裏返し素材は第1素材保持部から反転ア
ームの第2素材保持部に受け渡されたのち、反転アーム
の揺動により移送体の反転供給位置に戻される。このと
き、反転アームは経路面と略平行となった軸心を揺動中
心にして揺動するので、反転供給位置まで戻された裏返
し素材は反転して表向きとなる。
次に、移送経路の下手の所定位置に至ると、素材はその
向きが検出されるとともに、向き修正手段により所定の
向きに揃えられ、その後、移送径路の終端で表向きで所
定向きの素材が順次取出され、次工程の自動組立装置な
どに供給される。
〈実施例〉 第1図に本考案の一実施例である可変抵抗器の基板揃え
装置の平面が示される。
図において、1は電子部品素材としての可変抵抗器用基
板であり、円形の一部が切欠かれた外形状をもち、表面
の一部にのみ銀電極2が形成されている。この基板1は
振動型のパーツフィーダ3に収納されていて螺旋状のガ
イドレール4に沿って縦列状に順送りされる。
5は素材移送体としてのターンテーブルであり、その外
周近くに一定ピッチで基板収容用の円形の凹部6が設け
られ、凹部6,6間の一ピッチずつ時計回りで間欠回転さ
れるようになっている。
7はターンテーブル5への基板供給アームで、前記ガイ
ドレール4の終端とターンテーブル5の移送始端との間
で揺動自在、かつ揺動終端位置で上下動自在であり、そ
の先端下面には基板支持用の真空吸着部8を備えてい
る。この供給アーム7は、ガイドレール4の終端位置の
上方から下降して基板1を吸着したのち上昇し、ターン
テーブル5の移送始端部A上方から下降し、その位置で
吸着を解除する動作を繰返すことにより、ターンテーブ
ル5の各凹部6内に順次基板1を供給装填する。
9は、素材の表裏判別手段を含む基板認識部であり、前
記ターンテーブル5の移送始端から少し進んだ箇所に設
けられ、第2図に示すように、投光器10aと受光器10bと
によって基板1の存否を検出し、また反射型センサ11で
銀電極2の存否を検出し、基板1が供給されなかった凹
部6の位置、および銀電極2が検出されなかった、つま
り裏返し基板1の位置が記憶される。
12は、前記基板認識部9の移送経路下手に配備された基
板反転機構であり、素材取り出し手段としての取り出し
アーム13と、素材反転手段としての反転アーム14とから
なる。取り出しアーム13は、基板認識部9より移送経路
位置下手側に設定した素材取り出し位置B上と、待機位
置にある反転アーム14の先端との間で揺動するものであ
り、経路面、すなわちターンテーブル面と直交する軸心
を揺動中心としている。また、反転アーム14は、ターン
テーブル面と平行な軸心Pを揺動中心とした反転揺動に
より1ピッチ下手に位置する反転供給位置C上に移行す
るように構成されている。
そして、前記基板認識部9で裏返しと検出された基板1
が前記素材取り出し位置Bに至ると、第3図に示すよう
に、その取り出し位置Bの直下に配備されたプッシャー
15が下方より凹部6内に突入して基板1を突き上げる。
取り出しアーム13の先端下面には真空吸着部(第1素材
保持部)16が備えられており、突き上げられた裏返しの
基板1が吸着保持される。基板1を保持した取り出しア
ーム13が反転アーム14上に移行すると、その吸着が解除
され、基板1は裏返しのままで反転アーム14の先端に設
けた真空吸着部(第2素材保持部)17に保持される。こ
の間にターンテーブル5は1ピッチ進行し、反転アーム
14が基板1を吸着したまま1ピッチ下手の反転供給位置
C上に反転移行されるとともに、その吸着が解除され、
基板1は表向きとなって元の凹部6に供給される。な
お、図示例では、プッシャー15で基板1を突き上げてこ
の基板1を取り出しアーム13に保持させるようにした
が、取り出しアーム13自体を上下動自在とし、その下降
位置で凹部6内の基板1を吸着したのち上昇するように
してもよい。
基板1が表向きの場合は、この基板1が取り出し位置に
至っても、取り出しアーム13は、作動せず、そのまま順
送りが続行される。
18は、前記基板反転機構12の更に移送下手に配備した向
き修正機構であり、第4図に示すように、所定の位置D
にある凹部6の直下に、向き修正手段として、上端に真
空吸着部(第3素材保持部)19を備えたスピンドル20が
上下動並びに回転自在に配備されるとともに、ターンテ
ーブル5上方箇所には、向き検出手段として複数のフォ
トセンサ21が配設された構造となっている。
前記位置Dに達した表向きの基板1は、上昇したスピン
ドル20の上端に吸着保持されてセンサ21群に近接され
る。各センサ21は、第5図に示すように、銀電極2の四
隅のポイントに対応したパターンで配列されており、各
センサ21が前記各ポイントにそれぞれ臨むまでスピンド
ル20が回転制御されたのち、スピンドル20の下降および
吸着解除によって基板1は再び凹部6に戻される。これ
によって、基板1の移送向きが一定(図では基板1の切
欠きがターンテーブル5の中心に向かう向き)に揃えら
れる。
このようにして、表向きで所定の向きに揃えられた基板
1は更に移送されて搬出位置Eに至り、搬出アーム22の
先端に吸着されて取り出されて組み付け機等に送られ
る。この搬出アーム22としては、前記供給アーム7と同
構造のものが用いられる。
〈別実施例〉 (1) 第6図に示すように、基板認識部9および基板
反転機構12を備えた第1ターンテーブル5a、向き修正機
構18を備えた第2ターンテーブル5b、および両テーブル
間の受け渡し用アーム23とで移送体を構成することもで
きる。
(2) 移送体としては、ターンテーブルを用いるほ
か、チェーンコンベア、ベルトコンベア等、直線経路に
沿って移動するものを用いることもできる。
(3) ターンテーブル5の各凹部6に基板1を供給す
る手段としては、基板1を縦列状に流下させて供給する
シュートを用いることもできる。
(4) 各アーム等での基板保持手段としては、吸着方
式の他に、機械的クランク方式等を任意に選択すればよ
い。
(5) 基板1の向きを検出する手段として、イメージ
センサを用いて基準形状に対比させるようにしてもよ
い。
(6) 基板1の向きを検出するに当たっては、銀電極
2により向きを検出せずに、基板1自体の形状により向
きを検出することもできる。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案によれば、表裏が不定で無
方向で供給された素材を、表裏並びに向きを揃えて次工
程に移送することができ、組立に至る作業の高能率化、
無人化、省力化を図ることができるようになった。
さらには、素材を取り出しアームで取り出し、反転アー
ムで反転させて再び移送体に戻すだけであるので、反転
作業を短時間に、しかも確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】 第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示し、第1図は
装置全体の概略平面図、第2図は認識部の側面図、第3
図は反転機構の展開側面図、第4図は向き修正機構の側
面図、第5図は向き認識パターンの説明図である。第6
図は別実施例の概略平面図、第7図は電子部品素材の一
例を示す分解斜視図、第8図は従来の揃え手段である振
り込みパレットの平面図である。 1……基板(電子部品素材)、5……ターンテーブル
(移送体)、9……基板認識部(表裏判別手段)、13…
…基板取り出しアーム(取り出し手段)、14……基板反
転アーム(反転手段)、20……スピンドル(向き修正手
段)、21……フォトセンサ(向き検出手段)、22……搬
出アーム(搬出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−79467(JP,A) 特開 昭59−4001(JP,A) 特公 昭45−21777(JP,B1)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品素材の表裏および向きを揃える装
    置であって、 前記素材の多数を一定ピッチに配列収納して所定の経路
    面に沿って間欠移送する移送体と、 前記移送体上での素材の表裏を判別する表裏判別手段
    と、 裏返しと判定された素材を表裏判定位置より移送経路下
    手側の素材取り出し位置で移送体から取り出して待機位
    置まで搬送する素材取り出し手段と、 取り出された裏返し素材を前記素材取り出し位置より移
    送経路下手側の反転供給位置で移送体上に反転供給する
    素材反転手段と、 前記反転供給位置より移送経路下手側に設けられて素材
    の向きを検出する向き検出手段と、 前記向き検出手段でその向きが検出された素材を保持し
    てその向きを所定の向きに修正する向き修正手段と、 表裏および向きが修正された素材を移送体から搬出する
    素材搬出手段とを有しており、 かつ、前記素材取り出し手段は、前記素材取り出し位置
    と前記待機位置との間を、前記経路面と略直交する軸心
    を揺動中心にして揺動する取り出しアームを備えるとと
    もに、この取り出しアームの揺動先端側には、移送体か
    ら素材を受け取って保持する第1素材保持部を設けてお
    り、 前記素材反転手段は、前記待機位置と前記反転供給位置
    との間を、前記経路面と略平行となった軸心を揺動中心
    にして揺動する反転アームを備えるとともに、この反転
    アームの揺動先端側には、前記第1素材保持部から素材
    を受け取って前記反転供給位置まで保持する第2素材保
    持部を設けていることを特徴とする電子部品の素材揃え
    装置。
  2. 【請求項2】前記移送体が、周部に多数の素材収納部を
    有するターンテーブルである実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載の電子部品の素材揃え装置。
  3. 【請求項3】前記向き修正手段は、移送体上の素材に対
    してその表裏方向に沿って離合自在に設けられるととも
    に前記表裏方向に沿った軸心を有する回転軸を備えてお
    り、かつ、この回転軸の先端に第3素材保持部を設けて
    いることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1また
    は第2項に記載の電子部品の素材揃え装置。
JP1986115604U 1986-07-28 1986-07-28 電子部品の素材揃え装置 Expired - Lifetime JPH0745930Y2 (ja)

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JPS6322705U JPS6322705U (ja) 1988-02-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5479467A (en) * 1977-12-08 1979-06-25 Taiyo Yuden Kk Automatic feeder for electronic parts
JPS594001A (ja) * 1982-06-30 1984-01-10 株式会社東京ウエルズ 角チツプ抵抗のテ−ピング装置

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