JPH05268582A - 補助データ重畳装置 - Google Patents

補助データ重畳装置

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Publication number
JPH05268582A
JPH05268582A JP4092275A JP9227592A JPH05268582A JP H05268582 A JPH05268582 A JP H05268582A JP 4092275 A JP4092275 A JP 4092275A JP 9227592 A JP9227592 A JP 9227592A JP H05268582 A JPH05268582 A JP H05268582A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
auxiliary data
signal
circuit
video signal
digital video
Prior art date
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Pending
Application number
JP4092275A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Hashi
賢二 橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP4092275A priority Critical patent/JPH05268582A/ja
Publication of JPH05268582A publication Critical patent/JPH05268582A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 重畳補助データの消し残しがあってもアナロ
グ同期分離に影響を与えない補助データ重畳装置を提供
する。 【構成】 同期再生回路2は、入力ディジタル映像信号
から同期再生を行い垂直ブランキング期間を検出し、そ
の垂直ブランキング期間内の所定場所、例えば等化パル
ス間を指定するゲート信号及びそのゲート信号の発生期
間内におけるタイミングパルスを発生する。補助データ
変換回路5は、入力補助データ信号に映像信号のペデス
タルレベル(0IRE)よりも大きな値のセットアップ
(20IRE)を付加すると共に、その補助データ信号
を前記タイミングパルスに基づき同期信号レベルよりも
振幅の小さい振幅(20IRE〜40IREの範囲内)
からなる複数ビットのデータ列へ変換する。重畳回路3
は、入力ディジタル映像信号に同期再生回路2が出力す
るゲート信号が指定する期間において補助データ変換回
路5の出力データを重畳し出力端子6から外部へ送出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル映像信号へ
の補助データ重畳装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、放送局では、放送局内だ
けでの使用を目的とした補助データをディジタル映像信
号に重畳して局内の各所に伝送することが行われてい
る。この補助データは、音声信号や局内で使用する各種
の表示情報等であるが、実際の放送に際してはこの補助
データを分離除去しディジタル映像信号のみを電波に乗
せるようにしている。
【0003】即ち、本発明の対象は、このように放送局
内に設置される補助データ重畳装置であり、ディジタル
映像信号に補助データを重畳し伝送する送信部と、伝送
入力されたディジタル映像信号から補助データを分離す
る又は分離と除去とを行う受信部とで構成される。
【0004】ところで、従来の補助データ伝送方式は、
映像信号の同期信号(水平、垂直)の先端部分に補助デ
ータを時分割多重する方式であり、具体例を図2に示し
てある。図2(a)は理解を容易にするためアナログ信
号波形を示すが、黒レベルから下がっている(イ)の部
分がアナログ同期信号であり、ここを拡大して示す図2
(b)に示すように、ディジタル符号で“04”、“0
0”及び全て“1”のデータ“FF”に後続して補助デ
ータ2バイト(“データ1”“データ2”)が設定さ
れ、以後“04”と続く。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の補助デ
ータ伝送方式では、受信部で同期信号から補助データを
分離し同期成形をするが、信号切替等に乱れがあった場
合には受信側での同期先端部分の成形の際に乱れが生
じ、補助データの消し残しを生ずるという問題がある。
【0006】図2に示したように、補助データの重畳部
分は時間的には短いが、補助データのレベルは映像信号
のフルスケールに達する大きなレベルを持つ信号である
ので、消し残しがあった場合にはアナログ同期分離回路
に影響を与え、アナログ同期の乱れを招来する。特に垂
直同期信号の先端部分に多量のデータを重畳した場合に
信号切替等の不連続による補助データの消し残しがある
とアナログ同期の乱れが大きくなるので、改善が望まれ
ている。
【0007】本発明の目的は、補助データの消し残しが
あってもアナログ同期信号に極力乱れを波及させない形
で補助データを重畳でき、分離できる補助データ重畳装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の補助データ重畳装置は次の如き構成を有す
る。即ち、本発明の補助データ重畳装置は、送信部が、
入力するディジタル映像信号から同期再生を行い垂直ブ
ランキング期間内の所定場所を指定するゲート信号及び
そのゲート信号の発生期間内におけるタイミングパルス
を発生する回路と;入力する補助データ信号に映像信号
のペデスタルレベルよりも大きな値のセットアップを付
加すると共に、その補助データ信号を前記タイミングパ
ルスに基づき同期信号レベルよりも振幅の小さい振幅か
らなる複数ビットのデータ列へ変換する回路と; 入力
するディジタル映像信号に前記ゲート信号が指定する期
間において前記変換された補助データ信号を重畳出力す
る回路と; を備え、受信部が、入力するディジタル映
像信号から同期再生を行い補助データ信号が重畳されて
いる場所を示す同期情報を検出する回路と; 入力する
ディジタル映像信号から補助データ信号を前記同期情報
に基づき除去する回路と; 入力するディジタル映像信
号から補助データ信号を前記同期情報に基づき分離抽出
する回路と;を備えることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】次に、前記の如く構成される本発明の補助デー
タ重畳装置の作用を説明する。本発明の補助データ重畳
装置では、補助データ信号をディジタル映像信号にその
垂直ブランキング期間内の所定期間(例えば等化パルス
期間)において重畳する。その際に、補助データ信号に
映像信号のぺデスタルレベルよりも大きな値のセットア
ップを付加すると共に、その補助データ信号を同期信号
レベルよりも振幅の小さい振幅からなる複数ビットのデ
ータ列へ変換したものを用いる。
【0010】つまり、送信部では、補助データ信号は、
最大振幅で変化しアナログ変換に使用するローパスフィ
ルタのオーバーシュートがあってもそれがペデスタルレ
ベル以下とならないようなレベルの範囲のデータとして
伝送するのである。
【0011】従って、受信部において補助データの消し
残りがあっても、それはペデスタルレベル以下のレベ
ル、つまり、同期信号レベルとはならないので、アナロ
グ同期の乱れを生じさせることはない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の一実施例に係る補助データ重畳
装置を示し、送信部(a)と受信部(b)で構成され
る。図1(a)において、入力端子1に印加されるディ
ジタル映像信号は同期再生回路2と重畳回路3とに入力
する。また、入力端子4に印加される補助データ信号は
補助データ変換回路5に入力する。
【0013】同期再生回路2は、入力ディジタル映像信
号から同期再生を行い垂直ブランキング期間を検出し、
その垂直ブランキング期間内の所定場所、例えば等化パ
ルス期間を指定するゲート信号及びそのゲート信号の発
生期間内におけるタイミングパルスを発生する。ゲート
信号は重畳回路3へ、タイミングパルスは補助データ変
換回路5へそれぞれ出力される。
【0014】補助データ変換回路5は、入力補助データ
信号に映像信号のペデスタルレベルよりも大きな値のセ
ットアップを付加すると共に、その補助データ信号を前
記タイミングパルスに基づき同期信号レベルよりも振幅
の小さい振幅からなる複数ビットのデータ列へ変換し、
重畳回路3へ出力する。
【0015】重畳回路3は、入力ディジタル映像信号に
同期再生回路2が出力するゲート信号が指定する期間に
おいて補助データ変換回路5の出力データを重畳し出力
端子6から外部へ送出する。
【0016】以下、本発明の重畳方式を図1(c)を参
照して具体的に説明する。周知のように、映像信号で
は、ペデスタルレベル(0IRE)から−40IREま
での範囲が同期信号範囲で、ペデスタルレベル(0IR
E)から100%白レベル(図示せず)の100IRE
までの範囲が本来の映像信号の範囲であり、8ビットの
伝送路では、−40IREは10進数で4、0IREは
10進数で60、100IREは10進数で255のレ
ベルで、中間の20IREは10進数で88、40IR
Eは10進数で116のレベルである。
【0017】本発明では、ディジタル映像信号の垂直ブ
ランキング期間内の所定場所に補助データ信号を重畳す
る。従って、補助データのレベル範囲はペデスタルレベ
ル以上で100IRE以下であるが、アナログ同期系へ
の影響をなくすため、最大振幅で変化しアナログ変換に
使用するローパスフィルタのオーバーシュートがあって
もそれがペデスタルレベル以下とならないようなレベル
の範囲とする必要がある。そこで、入力補助データ信号
を、例えば20IREのレベルから40IREのレベル
の範囲に相当するデイジタル値に変換して重畳する。
【0018】即ち、補助データ変換回路5は、まず入力
補助データ信号に20IREのレベルのセットアップを
付加する。そして、20IREから40IREまでの範
囲は8ビット伝送の場合10進数で88から116の範
囲であるので、入力補助データ信号を、同期再生回路2
からのタイミングパルスでサンプリングし、1サンプル
当たり4ビットのデータに変換する。そうすれば、88
から116の範囲内の例えば96から111の値を0か
ら15の16通りのデータで表せる。この程度のデータ
変換は比較的容易である。
【0019】図1(c)は、以上の操作により取得した
4ビットデータをディジタル映像信号の垂直ブランキン
グ期間内の等化パルス期間に重畳した場合を示すが、1
0ビット伝送の場合は同様に補助データ信号を6ビット
データとして伝送できる。このようなディジタルデータ
の組み合わせの場合、除去されずD/A変換されローパ
スフィルタによるリンギングが生じてもペデスタルレベ
ル以下の信号が生ずることなく、アナログ同期式同期分
離回路には影響を与えないことは明白である。
【0020】次に、図1(b)において、入力端子11
には以上のようにして補助データ信号が重畳されたディ
ジタル映像信号が印加されるが、これは同期再生回路1
2と補助データ除去回路13と補助データ分離回路14
とに入力する。
【0021】同期再生回路12は、入力ディジタル映像
信号から同期再生を行い補助データ信号が重畳されてい
る場所を示す同期情報を検出し、それを補助データ除去
回路13と補助データ分離回路14とに出力する。
【0022】補助データ除去回路13は、入力ディジタ
ル映像信号から補助データ信号を同期再生回路からの同
期情報に基づき除去し、出力端子15から図外へ送出す
る。このとき、消し残りがあったとしても、ディジタル
データの取り得る値として20IREから40IREと
しているので、この信号がオーバシュートを生じても信
号振幅の15%程度であり、0IREに達しないことは
図1(c)から理解できる。
【0023】また、補助データ分離回路14は、入力デ
ィジタル映像信号から補助データ信号を同期再生回路か
らの同期情報に基づき分離抽出し、出力回路16を介し
た出力端子17から図外へ送出する。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の補助デー
タ重畳装置によれば、補助データ信号をディジタル映像
信号にその垂直ブランキング期間内の所定期間(例えば
等化パルス期間)において重畳する。その際に、補助デ
ータ信号に映像信号のぺデスタルレベルよりも大きな値
のセットアップを付加すると共に、その補助データ信号
を同期信号レベルよりも振幅の小さい振幅からなる複数
ビットのデータ列へ変換したものを用いるようにしたの
で、受信部において補助データの消し残りがあっても、
それはペデスタルレベル以下のレベル、つまり、同期信
号レベルとはならないので、アナログ同期の乱れを生じ
させることはなく、信頼性の高いシステムを構成できる
効果がある。また、従来使用されていなかった等化パル
ス期間等の垂直ブランキング期間内の所定期間を有効利
用できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る補助データ重畳装置の
全体構成図であり、(a)は送信部の構成ブロック図、
(b)は受信部の構成ブロック図、(c)は補助データ
重畳方式の説明図である。
【図2】従来の補助データ重畳方式の説明図である。
【符号の説明】
2 同期再生回路 3 重畳回路 5 補助データ変換回路 12 同期再生回路 13 補助データ除去回路 14 補助データ分離回路 16 出力回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信部が、入力するディジタル映像信号
    から同期再生を行い垂直ブランキング期間内の所定場所
    を指定するゲート信号及びそのゲート信号の発生期間内
    におけるタイミングパルスを発生する回路と; 入力す
    る補助データ信号に映像信号のペデスタルレベルよりも
    大きな値のセットアップを付加すると共に、その補助デ
    ータ信号を前記タイミングパルスに基づき同期信号レベ
    ルよりも振幅の小さい振幅からなる複数ビットのデータ
    列へ変換する回路と; 入力するディジタル映像信号に
    前記ゲート信号が指定する期間において前記変換された
    補助データ信号を重畳出力する回路と; を備え、受信
    部が、入力するディジタル映像信号から同期再生を行い
    補助データ信号が重畳されている場所を示す同期情報を
    検出する回路と; 入力するディジタル映像信号から補
    助データ信号を前記同期情報に基づき除去する回路と;
    入力するディジタル映像信号から補助データ信号を前
    記同期情報に基づき分離抽出する回路と; を備えるこ
    とを特徴とする補助データ重畳装置。
JP4092275A 1992-03-18 1992-03-18 補助データ重畳装置 Pending JPH05268582A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4092275A JPH05268582A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 補助データ重畳装置

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JP4092275A JPH05268582A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 補助データ重畳装置

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Publication Number Publication Date
JPH05268582A true JPH05268582A (ja) 1993-10-15

Family

ID=14049853

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4092275A Pending JPH05268582A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 補助データ重畳装置

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JP (1) JPH05268582A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100330819B1 (ko) * 1993-12-03 2002-08-27 사이언티픽 아틀란타, 인코포레이티드 디지털영상전송시스템

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100330819B1 (ko) * 1993-12-03 2002-08-27 사이언티픽 아틀란타, 인코포레이티드 디지털영상전송시스템

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