JPH0747017Y2 - Museデコーダ - Google Patents

Museデコーダ

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JPH0747017Y2
JPH0747017Y2 JP1989110154U JP11015489U JPH0747017Y2 JP H0747017 Y2 JPH0747017 Y2 JP H0747017Y2 JP 1989110154 U JP1989110154 U JP 1989110154U JP 11015489 U JP11015489 U JP 11015489U JP H0747017 Y2 JPH0747017 Y2 JP H0747017Y2
Authority
JP
Japan
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signal
muse
dropout
period
circuit
Prior art date
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JP1989110154U
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English (en)
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JPH0348976U (ja
Inventor
秀治 柳瀬
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、MUSEデコーダ、特にMUSEビデオテープレコー
ダ(MUSE-VTR)やMUSEビデオディスクプレーヤ(MUSE-V
DP)で記録再生されたMUSE方式のテレビジョン信号(以
下、単にMUSE信号と称す)が入力されるMUSEデコーダに
関する。
(ロ)従来の技術 MUSE信号は周知のように2フレーム間で相関関係かある
ので、序述のようなMUSE-VTRやMUSE-VDP内でドロップア
ウトが発生したとき、このドロップアウトを補正する目
的で2フレーム遅延したMUSE信号をドロップアウト部分
に挿入することが考えられるが、そのためにはVTRやVDP
内に2フレーム遅延回路を使用した信号置換回路を設け
なければならない。
このため、VTRやVDPでなく、この種の遅延回路を元々備
えているMUSEデコーダ側でドロップアウトを補償するこ
とが考えられており、このようなMUSEデコーダは例えば
特開昭61-56584号公報[H04N5/95]等に示されている。
(ハ)考案が解決しようとする課題 ところで、このような2フレーム前信号の置換によるド
ロップアウト補償は映像信号部について言えることであ
り、2フレーム間に相関関係がない音声信号部について
はこのようなドロップアウト補償は不可能である。しか
し、上記音声信号部はDPCM符号によってコード化され、
しかも、所謂フレーム間インタリーブやビットインタリ
ーブが施されているので、自分自身で或る程度の誤り訂
正機能を備えている。従って、上記音声信号部にドロッ
プアウトが生じても、それが訂正可能な短時間(約19μ
sec程度)以内のものであれば、特に強制的に補正する
必要はない。しかし、それよりも長いドロップアウトに
対しては、前述のように2フレーム前信号の置換による
補正は不可能であり、そのような置換を行なうと却って
音声ノイズとして再生されることになり、極めて不都合
である。また、DPCM音声信号では2フレーム前の信号よ
りも直前の信号と相関関係があるので、ドロップアウト
が生じたときに直前の信号で置換することも考えられる
が、この方法でも長時間のドロップアウトは補正でき
ず、同様の事態が生じる。
そこで、本考案は、MUSE-VTRやMUSE-VDPからのMUSE信号
中の音声信号部にドロップアウトが生じたときの上述の
ような不都合を解消することを目的とするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案では、MUSE信号と共にそのドロップアウト期間に
対応したドロップアウト検出信号が入力されるMUSEデコ
ーダに於いて、上記ドロップアウト検出信号を前記MUSE
信号の音声信号期間のみ抽出するゲート回路と、このゲ
ート回路の出力信号の時間長が訂正可能なドロップアウ
ト時間長よりも大のときに出力を発生するドロップアウ
ト時間検出回路と、その検出出力を得たときに前記MUSE
信号から再生される音声信号に対してミュート動作を行
なうミューティング回路とを備えるようにした。
(ホ)作用 上記構成に依れば、MUSE信号中の音声信号部に訂正不可
能な時間長のドロップアウトが生じると、その再生され
た音声信号に対してミュートがかかり、音声ノイズの発
生が防止される。
(ヘ)実施例 第1図は本考案によるMUSEデコーダの要部の一実施例を
示している。同図に於いて、(1)はMUSE信号の入力端
子であり、この端子にはMUSE-VTRやMUSE-VDPからのMUSE
信号が入力されるが、このMUSE信号にはそのドロップア
ウト期間を示すドロップアウト検出信号(以下、単にDO
T信号と云う)が重畳されている。即ち、上記VTRやVDP
内でその再生MUSE信号中にドロップアウトが生じたとき
は、そのドロップアウト期間中に亘って上記MUSE信号に
この信号よりも十分高域の24MHzの単一正弦波信号が周
波数多重されるのである。
上記DOT信号が重畳されたアナログ信号形式のMUSE信号
は高域遮断周波数8.1MHzのローパスフィルタ(2)によ
って、そのMUSE信号のみが分離されてA/D変換回路
(3)に入力され、デジタル信号に変換される。そし
て、そのA/D変換後のMUSE信号が、映像信号処理部
(4)、音声信号分離回路(5)及び同期検出回路
(6)に入力される。前記音声信号分離回路(5)では
MUSE信号の垂直ブランキング期間に時分割多重されてい
るDPCM音声信号が分離抽出され、そのDPCM信号が次段の
DPCM信号処理回路(7)に於いて3値/2値変換、時間伸
長、デインタリーブ及び誤り訂正等が行われたのち、DP
CMデコード回路(8)に送られる。その際、前記同期検
出回路(6)はMUSE信号中のフレームパルス及び水平同
期信号を検出し、それらの信号を時間基準として前記DP
CM音声信号抽出用のゲートパルスを回路(9)で作成し
て先の音声信号分離回路(5)に与える。
一方、前記DOT信号が重畳されたMUSE信号は24MHzのバン
ドパスフィルタ(10)にも入力され、その24MHzのDOT信
号成分が分離抽出されたのち次段のDOT信号検出回路(1
1)でAM検波されて、ドロップアウト時間長を示すDOT信
号として再生される。そして、このDOT信号は音声信号
期間ゲート回路(12)によって、そのDPCM音声信号期間
に対応する期間のDOT信号(第2図(イ))のみが抽出
され、このDOT信号(イ)がドロップアウト時間検出回
路(13)に送られる。
上記ドロップアウト時間検出回路(13)はDOT信号
(イ)の立上りでトリガされるモノマルチバイブレータ
(14)と、その出力のインバータによる反転出力(第2
図(ロ))をクロックとし、前記DOT信号をデータ入力
及びそのインバータ(16)による反転出力をリセット信
号とするDフリップ・フロップ(17)と、そのQ出力で
トリガされるモノマルチバイブレータ(18)とからなっ
ている。そして、上記マルチバイブレータ(14)の準安
定期間は、第2図(ロ)の如くDPCM音声信号の訂正可能
な時間長約19μsecに設定されている。
したがって、前記DOT信号(イ)が図示の如く19μsecよ
りも長い場合は、Dフリップ・フロップ(17)のQ出力
は第2図(ハ)の如く“ハイ”になり、その立上りでモ
ノマルチバイブレータ(18)がトリガされる。ここで、
このモノマルチバイブレータ(18)の準安定期間は、MU
SE信号中の音声信号期間から次の音声信号期間まで562
ライン分即ち時間にして約16msecあることを考慮して、
第2図(ニ)の如くそれよりも若干長い20msecに設定し
てある。そして、このマルチバイブレータ(18)の出力
(ニ)が、DPCMデコード回路(8)の出力を遮断するミ
ューティング回路(19)のミュート動作信号として与え
られるので、MUSE信号中の1音声信号期間以上の時間長
のドロップアウトが生じても、そのドロップアウトが生
じた音声信号期間及び次の音声信号期間に亘って音声ミ
ュートが行なわれ、ドロップアウトによる音声ノイズの
発生が完全に防止されることになる。
また、第2図(イ)のDOT信号の時間長が19μsec、以下
の場合は、ドロップアウト時間検出回路(13)の出力は
“ロウ”のままであるので、DPCMデコード回路(8)で
再生された音声信号がミューティング回路(19)で遮断
されることなく音声出力端子(20)に導出される。
なお、上記実施例は、MUSE-VTRやMUSE-VDPからのDOT信
号がMUSE信号に重畳されて入力される場合の実施例であ
るが、DOT信号がMUSE信号と独立して入力されるように
してもよいのは勿論である。
(ト)考案の効果 以上の如く本考案のMUSEデコーダに依れば、MUSE-VTRや
MUSE-VDPからのMUSE信号中のDPCM音声信号中に訂正不可
能な時間長のドロップアウトが生じた場合に、そのドロ
ップアウトが音声ノイズとして再生されるのを防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるMUSEデコーダの一実施例の概略構
成を示すブロック図、第2図はその要部の信号波形図で
ある。 (12)……音声信号期間ゲート回路、(13)……ドロッ
プアウト時間検出回路、(19)……ミューティング回
路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】MUSE信号と共にそのドロップアウト期間に
    対応したドロップアウドロップアウト検出信号が入力さ
    れるMUSEデコーダであって、 上記ドロップアウト検出信号を前記MUSE信号の垂直ブラ
    ンキング期間に時分割多重されているDPCM信号の圧縮多
    重期間にのみ抽出するゲート回路と、 このゲート回路の出力発生期間が、DPCM処理回路により
    訂正可能な圧縮多重期間以上であるとき、前記DPCM信号
    の圧縮多重周期相当期間以上の時間幅のミュート信号を
    発生するドロップアウト時間検出回路と、 DPCMデコードされた音声信号を前記ミュート信号により
    ミュートするミューティング回路とを、 それぞれ配して成るMUSEデコーダ。
JP1989110154U 1989-09-20 1989-09-20 Museデコーダ Expired - Lifetime JPH0747017Y2 (ja)

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JPH0348976U JPH0348976U (ja) 1991-05-13
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