JPS62197965A - Ｐｃｍプロセツサ内蔵型ビデオテ−プレコ−ダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、ＰＣＭ（パルス符号変調）によるデジタル録
音あるいは再生が可能なＰＣＭプロセッサを内蔵したビ
デオテープレコーダに関する。

〈従来技術〉 ＰＣＭプロセッサ内蔵型ビデオテープレコーダは、通常
のビデオテープレコーダとしての機能とともに、パルス
符号変調された音声信号をＮＴＳＣ標準テレビジョン信
号に準拠したＥＩＡＪ（日本電子機械工業会）標準フォ
ーマットに変換して磁気テープに記録あるいは該磁気テ
ープから再生するという機能を備えている。本明細書に
おいては、このＥ　Ｉ　ＡＪ（日本電子機械工業会）標
準フォーマットに変換されたＰＣＭ音声信号を、通常の
ビデオ信号と区別するために、疑似ビデオ信号と称する
。

この上うなＰＣＭプロセッサ内蔵型ビデオテープレコー
ダにおいては、通常のビデオ信号の再生時（ビデオモー
ド）には、ビデオ信号のライン相関性を利用してビデオ
信号再生回路のノイズキャンセラー回路によりノイズを
抑圧するとともに、信号の欠落部分（ドロップアウト）
をドロップアウト補償回路によりＩ　Ｈ（１水平走査期
間）前のビデオ信号で補間している。しかしながら、Ｐ
ＣＭ音声信号は、ライン相関性はなく、したがって、疑
似ビデオ信号の再生時（ＰＣＭモード）に、前記ノイズ
キャンセラー回路およびドロップアウト補償回路を動作
させると、ＰＣＭ信号再生回路のデータ誤り検出能力を
低下させてしまうことになる。このため、ＰＣＭモード
では、手動スイッチによりビデオ信号再生回路のノイズ
キャンセラー回路およびドロップアウト補償回路を動作
させないようにしている。

このように従来では、ビデオモードとＰＣＭモードとに
よって手動でノイズキャンセラー回路およびドロップア
ウト補償回路の駆動・停止の切換えを行なっているため
に、操作が面倒である。このため、切換え操作をするこ
となく、例えば、ＰＣＭモードにおいても前記回路を駆
動させたままで再生を行なうといったように機器の性能
を十分に生かしていないことがあるなどの難点がある。

〈発明の目的〉 本発明は、上述の点に鑑みて成されたものであって、ビ
デオモードあるいはＰＣＭモードに応じてビデオ信号再
生回路のノイズキャンセラー回路等の駆動・停止の切換
えを自動的に行えるようにすることを目的とする。

〈発明の構成〉 本発明では、上述の目的を達成するために、パルス符号
変調された音声信号を磁気テープに記録あるいは該磁気
テープから再生する機能を備えるＰＣＭプロセッサ内蔵
型ビデオテープレコーダにおいて、ＰＣＭ信号再生回路
の誤り検出回路の出力に基づいてビデオ信号再生回路の
ノイズキャンセラー回路およびドロップアウト補償回路
の少なくとも一方の駆動・停止の切換えを行なうように
している。

〈実施例〉 以下、図面によって本発明の実施例について詳細に説明
する。図面は本発明の一実施例の概略ブロック図であり
、同図においては、再生系のみを示している。磁気テー
プ１からビデオヘプト２でピックアップされた再生信号
は、ヘッドアンプ３で増幅されてビデオ信号再生回路４
に与えられる。

このビデオ信号再生回路４は、ＦＭ復調回路５、ディエ
ンファシス回路６、ドロップアウト補償回路７およびノ
イズキャンセラー回路８等を備えている。

ヘッドアンプ３からの再生信号は、このビデオ信号再生
回路４において、復調され、さらに、所定の信号処理が
施され、ビデオモードにおいてはビデオ信号が、ＰＣＭ
モードにおいては上述の疑似ビデオ信号が出力される。

９はビデオ信号用の出力端子である。

このビデオ信号再生回路４から゛のビデオ信号あるいは
疑似ビデオ信号は、ＰＣＭ信号再生回路１０に与えられ
る。このＰＣＭ信号再生回路ＩＯは、疑似ビデオ信号か
らデジタル信号を抜き出すデータ誤りを訂正、補正する
回路１３、Ｄ／Ａ変換回路１４およびローパスフィルタ
１５等を備えている。このＰＣＭ信号再生回路ＩＯにお
いて、デジタル信号の抜き取り、誤り検出、訂正・補正
が行なわれ、さらに、アナログ信号に変換されて音声と
して出力端子１６より出力される。

ＰＣＭ信号再生回路ＩＯの誤り検出回路１２の出力は、
データ誤りがない通常は、例えば、ローレベルであり、
データ誤りが検出されたときには、ハイレベルとなる。

上述の疑似ビデオ信号が与えられるＰＣＭモードにおい
ては、このデータ誤りが検出される確率は、１／１０’
〜ｌ／ＩＯ’と極めて小さい。

本発明では、ＰＣＭ信号再生回路ＩＯの誤り検出回路１
２の出力に基づいてビデオ信号再生回路４のドロップア
ウト補償回路７およびノイズキャンセラー回路８の少な
くとら一方の駆動・停止の切換えを行なうために次のよ
うに構成している。

ＰＣＭモードにおいては、上述のように、ＰＣＭ信号再
生回路ｌＯの誤り検出回路Ｉ２の出力がハイレベルとな
る確率は、極めて小さいので、その平均をとれば、ロー
レベルとなる。

一方、ビデオモードにおいては、ＰＣＭ信号再生回路１
０に与えられる信号は、上述の疑似ビデオ信号ではなく
通常のビデオ信号であるために、誤り検出回路１２では
、データ誤りと見なしてその出力はハイレベルとなる。

したがって、誤り検出回路１２の出力の平均をとれば、
ハイレベルとなる。

このように、ＰＣＭ信号再生回路ＩＯの誤り検出回路１
２の出力に基づいてＰＣＭモードであるかビデオモード
であるかを判別できる。そこで、この実施例では、誤り
検出回路１２の出力が与えられる平均値回路１７を設け
、この平均値回路１７の出力がハイレベルあるいはロー
レベルかによってビデオ信号再生回路４のドロップアウ
ト補償回路７およびノイズキャンセラー回路８の駆動・
停止の切換えを行なうようにしている。

すなわち、平均値回路１７の出力がローレベルであると
きにはＰＣＭモードであるとして、ドロップアウト補償
回路７およびノイズキャンセラー回路８を停止し、平均
値回路１７の出力がハイレベルであるときにはビデオモ
ードであるとして、ドロップアウト補償回路７およびノ
イズキャンセラー回路８を駆動するように構成している
。

この平均値回路１７は、例えば、積分回路およびコンパ
レータから構成される。また、他の実施例として、平均
値回路１７に代えて、誤り検出回路１２から与えられる
ハイレベルの信号を計数するカウンタを設け、この計数
値に基づいてモードを判別し、これによって、ドロップ
アウト補償回路７等の駆動・停止の切換えを行なうよう
にしてもよい。

このようにＰＣＭ信号再生回路ＩＯの誤り検出回路１２
の出力に基づいて、いずれのモードかを判別して自動的
にビデオ信号再生回路４のドロップアウト補償回路７お
よびノイズキャンセラー回路８の駆動・停止の切換えを
行なうので、従来のように手動で切換える必要がなくな
り、操作性が向上する。

上述の実施例では、ドロップアウト補償回路７およびノ
イズキャンセラー回路８の両方の回路の駆動・停止の切
換えを行なうようにしたけれども、本発明の他の実施例
としていずれか一方の回路の駆動・停止の切換えを行な
うようにしてもよ、い。

〈発明の効果〉 以上のように本発明によれば、パルス符号変調された音
声信号を磁気テープに記録あるいは該磁気テープから再
生する機能を備えるＰＣＭプロセッサ内蔵型ビデオテー
プレコーダにおいて、ＰＣＭ信号再生回路の誤り検出回
路の出力に基づいてビデオ信号再生回路のノイズキャン
セラー回路およびドロップアウト補償回路の少なくとも
一方の駆動・停止の切換えを行なうようにしているので
、従来のように手動でモードに応じてドロップアウト補
償回路、ノイズキャンセラー回路の駆動・停止の切換え
を行なう必要がなくなり操作性が向上する。さらに、確
実に切換えが行なわれるので、従来のように、例えば、
ＰＣＭモードにおいてら前記ノイズキ！・ンセラー回路
等を駆動させたままで再生を行なうといったようなこと
が防止され、機器の性能を確実に発揮させることが可能
となる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例の概略ブロック図である。 ■・・・磁気テープ、４・・・ビデオ信号再生回路、７
・・・ドロップアウト補償回路、８・・・ノイズキャン
セラー回路、１０・・・ＰＣＭ信号再生回路、１２・・
・誤り検出回路、１７・・・平均値回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）パルス符号変調された音声信号を磁気テープに記
   録あるいは該磁気テープから再生する機能を備えるＰＣ
   Ｍプロセッサ内蔵型ビデオテープレコーダにおいて、 ＦＭ復調回路、ノイズキャンセラー回路およびドロップ
   アウト補償回路等を有し、ビデオヘッドからの再生信号
   が与えられるビデオ信号再生回路と、 データセパレータ回路および誤り検出回路等を有し、前
   記ビデオ信号再生回路の出力が与えられるＰＣＭ信号再
   生回路とを備え、 前記誤り検出回路の出力に基づいて前記ノイズキャンセ
   ラー回路およびドロップアウト補償回路の少なくとも一
   方の駆動・停止の切換えを行なうことを特徴とするＰＣ
   Ｍプロセッサ内蔵型ビデオテープレコーダ。